JPH0545908U - 給電用接続導体 - Google Patents

給電用接続導体

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JPH0545908U
JPH0545908U JP9260191U JP9260191U JPH0545908U JP H0545908 U JPH0545908 U JP H0545908U JP 9260191 U JP9260191 U JP 9260191U JP 9260191 U JP9260191 U JP 9260191U JP H0545908 U JPH0545908 U JP H0545908U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminals
power supply
connection conductor
nut
bolt
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Pending
Application number
JP9260191U
Other languages
English (en)
Inventor
良典 青木
善廣 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH0545908U publication Critical patent/JPH0545908U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、作業性に優れた給電用接続
導体を提供することにある。 【構成】 本考案は、複数の端子14,24と、これら
の端子14,24を連結する可撓性接続導体10とを有
し、端子14,24をボルト,ナットによって電極等の
接続対象に締付,固定することによって、当該接続対象
間を電気的に接続する給電用接続導体において、端子2
4には、ボルトを挿通する取付穴26の一端面にナット
28が当接する座ぐりを30形成し、ナット28を、座
ぐり30にプレスによって圧入して端子24と固着一体
化させている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は給電用接続導体に関し、特にボルト,ナットによって端子を電接面に 接続,固定する給電用接続導体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に給電用接続導体は、母線相互間,母線と電気機器,電気機器相互間の電 気的接続に使用され、ボルトとナットの締め付けによって接続を行う構成となっ ている。
【0003】 図2(A),(B)には、従来の給電用接続導体の構成が示されている。この 給電用接続導体は、薄板状の導体板を複数重合わせて成形される可撓性接続導体 10と、可撓性接続導体10の両端に接続された銅製の端子板12,14とから 構成されている。端子板12にはボルト(図示せず)を挿入する取付穴16が形 成され、取付穴16の一端面にはナット(図示せず)を嵌め込む矩形の溝18が 形成されている。また、端子14にもボルト(図示せず)を挿入する取付穴20 が形成されている。
【0004】 以上のような構成の給電用接続導体において、端子板12を電極に取り付ける 場合には、作業者が給電用接続導体を電極と位置合わせして、手で押さえておく 。そして、溝18にナットを嵌め込んで当該ナットを上から指で押さえた状態で 反対側からボルトを挿入して、スパナで締め付ける。この時、ナットは溝18に 係合して空転しないため、ボルトの締め付けを容易に行うことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の給電用接続導体においては、溝18内にあ るナットを指で押さえた状態で締め付け作業を行うため、作業性が悪いという問 題点があった。すなわち、取付穴16とナットの穴との位置決めに手間が掛かる とともに、ナットを押さえる手にも負担がかかり、ナットが脱落する危険性もあ る。更に、作業者がナットを押さえるための手を入れるスペースが必要となり、 取付場所が制限される。 そこで、端子板12自体にタップを切ることも考えられるが、端子板12は銅 製であるため、使用中にトルク低下が起こり発熱の恐れがある。
【0006】
【考案の目的】
本考案の目的は、作業性に優れた給電用接続導体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、複数の端子と、これらの端子を連結する 導体部とを有し、端子をボルト,ナットによって接続対象に締付,固定すること によって、当該接続対象間を電気的に接続する給電用接続導体において、 複数 の端子の少なくとも1つに、ボルトを挿通する取付穴の一端面にナットが当接す る座ぐりを形成し、 ナットを、座ぐりにプレスによって圧入して端子と固着一体化させている。
【0008】
【作用】
以上のように本考案に係る給電用接続導体は、ナットが端子と一体化している ため、従来のようにボルト締め付け時にナットを指で押さえる必要がなく、その 分の手間が省けるとともに、作業スペースが小さい場合にもボルトの締め付けを 容易且つ確実に行える。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。 図1(A),(B)には、実施例に係る給電用接続導体の構造が示されている 。この給電用接続導体は、薄板状の導体板を複数重合わせて成形される可撓性接 続導体10と、可撓性接続導体10の両端に接続された銅製の端子板14,24 とから構成されている。端子14には、ボルトを挿入する取付穴20が形成され ている。
【0010】 端子板24にはボルト(図示せず)を挿入する取付穴26が形成され、取付穴 26の一端面(電極と接触しない側)のナット28と当接する部分には座ぐり3 0が形成されている。座ぐり30は円形であり、内径はナット28の対角寸法よ り小さく、深さはナット28の高さより浅く成形されている。ナット28は、鋼 またはステンレスからなり、座ぐり30に心合わせした状態でプレスによって圧 入され、端子板24と一体化される。なお、座ぐり30の深さは、必ずしもナッ ト28の高さより浅い必要はない。また、ナット28を座ぐり30に圧入した後 に、かしめ,溶接,ろう付けによって固定しても良い。
【0011】 以上のように構成された給電用接続導体の端子板24を接続(固定)する場合 には、電極と端子板24の位置合わせをした後、ボルトを取付穴26に挿入し、 そのままスパナで締め付ければ良い。
【0012】 なお、本考案は上記実施例に何ら限定されるものではなく、種々の設計変更が 可能である。すなわち、ナットの数やサイズは、給電用接続導体の容量に応じて 変更される。また、両方の端子板にナットを一体化しても良い。また、ナットに 代えてボルトヘッドを端子板に一体化することも可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、複数の端子と、これらの端子を連結する導体 部とを有し、端子をボルト,ナットによって接続対象に締付,固定することによ って、当該接続対象間を電気的に接続する給電用接続導体において、 複数の端子の少なくとも1つに、ボルトを挿通する取付穴の一端面にナットが 当接する座ぐりを形成し、 ナットを、座ぐりにプレスによって圧入して端子と固着一体化させているため 、作業性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る給電用接続導体の構成
を示し、(A)が正面図、(B)が側面図である。
【図2】従来の給電用接続導体の構成を示し、(A)が
正面図、(B)が側面図である。
【符号の説明】
10 可撓性接続導体 14,24 端子板 20,26 取付穴 28 ナット 30 座ぐり

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子と、これらの端子を連結する
    導体部とを有し、前記端子をボルト,ナットによって接
    続対象に締付固定することによって、当該接続対象間を
    電気的に接続する給電用接続導体において、 前記複数の端子の少なくとも1つに、前記ボルトを挿通
    する取付穴の一端面に前記ナットが当接する座ぐりを形
    成し、 前記ナットが、前記座ぐりにプレスによって圧入されて
    前記端子と固着一体化されていることを特徴とする給電
    用接続導体。
  2. 【請求項2】 複数の端子と、これらの端子を連結する
    導体部とを有し、前記端子をボルト,ナットによって接
    続対象に締付固定することによって、当該接続対象間を
    電気的に接続する給電用接続導体において、 前記複数の端子の少なくとも1つに、前記ボルトが挿通
    する取付穴の一端面に前記ボルトのヘッドが当接する座
    ぐりを形成し、 前記ボルトヘッドが、前記座ぐりにプレスによって圧入
    されて前記端子と固着一体化されていることを特徴とす
    る給電用接続導体。
JP9260191U 1991-10-16 1991-10-16 給電用接続導体 Pending JPH0545908U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012118047A1 (ja) * 2011-03-02 2012-09-07 株式会社オートネットワーク技術研究所 バスバー
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JP2020194910A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 ファナック株式会社 ショートバーとプリント基板上のランドとの接続構造、及びモータ駆動装置

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