JPH0671807A - 耐食性に優れたプレコート鋼板 - Google Patents
耐食性に優れたプレコート鋼板Info
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- JPH0671807A JPH0671807A JP22712292A JP22712292A JPH0671807A JP H0671807 A JPH0671807 A JP H0671807A JP 22712292 A JP22712292 A JP 22712292A JP 22712292 A JP22712292 A JP 22712292A JP H0671807 A JPH0671807 A JP H0671807A
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- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐食性の向上および無公害化を両立させたプレ
コート鋼板の提供。 【構成】亜鉛系めっき鋼板の上にFe系めっきを有し、
その上に化成処理層を介して樹脂成分としてリン酸変性
エポキシ樹脂および基体樹脂を含む樹脂とリン酸塩系防
錆顔料とシリカとを含有する下塗り層を有し、さらにそ
の上に上塗り層を有することを特徴とする耐食性に優れ
たプレコート鋼板。
コート鋼板の提供。 【構成】亜鉛系めっき鋼板の上にFe系めっきを有し、
その上に化成処理層を介して樹脂成分としてリン酸変性
エポキシ樹脂および基体樹脂を含む樹脂とリン酸塩系防
錆顔料とシリカとを含有する下塗り層を有し、さらにそ
の上に上塗り層を有することを特徴とする耐食性に優れ
たプレコート鋼板。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家電、建材等に使用さ
れ、耐食性に優れ、かつ有害な防錆顔料を含まないプレ
コート鋼板に関する。
れ、耐食性に優れ、かつ有害な防錆顔料を含まないプレ
コート鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境問題、人手不足、コストダウ
ン等の理由から家電、建材分野で従来の加工後の塗装
(以下、ポストコートと称す)から、加工前の塗装すな
わちプレコート化が急速に普及し始めている。プレコー
ト化にあたっての要求性能としては加工性、耐キズ付性
等の1次物性と共に耐食性も極めて重要な性能である。
ン等の理由から家電、建材分野で従来の加工後の塗装
(以下、ポストコートと称す)から、加工前の塗装すな
わちプレコート化が急速に普及し始めている。プレコー
ト化にあたっての要求性能としては加工性、耐キズ付性
等の1次物性と共に耐食性も極めて重要な性能である。
【0003】特に、プレコート鋼板では、平板部の耐食
性はもちろんのこと、加工部および端面の耐食性が重要
であるため、最近では使用環境が甘い一部の用途で冷延
鋼板が原板として使用されている以外はほとんどの場
合、亜鉛めっきあるいは亜鉛系合金めっきが使用されて
いる。また、下塗り塗料としてはCr系顔料が耐食性に
優れることから、ほとんどのプレコート鋼板の下塗りに
使用されている。
性はもちろんのこと、加工部および端面の耐食性が重要
であるため、最近では使用環境が甘い一部の用途で冷延
鋼板が原板として使用されている以外はほとんどの場
合、亜鉛めっきあるいは亜鉛系合金めっきが使用されて
いる。また、下塗り塗料としてはCr系顔料が耐食性に
優れることから、ほとんどのプレコート鋼板の下塗りに
使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、特に家電分野で
のプレコート化が著しくなってきており、従来、あまり
使用されなかった製品、あるいは部位にも使用されるこ
とが多くなってきた。その結果、その端面あるいは加工
部が食品に触れるような可能性も多くなり、下塗り中の
Cr顔料の防食機構がCrの溶出であることを考える
と、溶出したCrの影響が懸念されるようになってき
た。これに対し、従来から無公害顔料として、モリブデ
ン酸塩、リン酸塩、メタホウ酸バリウムなどが報告され
ているが、これらを含有する下塗り塗料を亜鉛めっきに
施しても耐食性の向上は充分とは言えず、ほとんど使用
するには到っていないのが現状である。
のプレコート化が著しくなってきており、従来、あまり
使用されなかった製品、あるいは部位にも使用されるこ
とが多くなってきた。その結果、その端面あるいは加工
部が食品に触れるような可能性も多くなり、下塗り中の
Cr顔料の防食機構がCrの溶出であることを考える
と、溶出したCrの影響が懸念されるようになってき
た。これに対し、従来から無公害顔料として、モリブデ
ン酸塩、リン酸塩、メタホウ酸バリウムなどが報告され
ているが、これらを含有する下塗り塗料を亜鉛めっきに
施しても耐食性の向上は充分とは言えず、ほとんど使用
するには到っていないのが現状である。
【0005】したがって、本発明は、前記問題点すなわ
ち、耐食性の向上および無公害化を両立させたプレコー
ト鋼板の提供を目的とする。
ち、耐食性の向上および無公害化を両立させたプレコー
ト鋼板の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】さて、発明者らは、上に
述べたような従来技術の問題点を解決すべく、鋭意研究
を重ねた結果、リン酸塩系顔料中のリン酸イオンが鉄と
強い錯化力を有し、不動態皮膜を形成するということ、
シリカが塗膜の水分透過を抑制する点およびリン酸変性
したエポキシ樹脂が鉄面と極めて強い結合を形成する点
に着目し、亜鉛または亜鉛系合金めっき鋼板の上層に鉄
系めっきを施し、その上にリン酸変性エポキシ樹脂にリ
ン酸塩系顔料、およびシリカを添加した下塗りを施すと
いう基本的な着想により、問題を解決するに至った。
述べたような従来技術の問題点を解決すべく、鋭意研究
を重ねた結果、リン酸塩系顔料中のリン酸イオンが鉄と
強い錯化力を有し、不動態皮膜を形成するということ、
シリカが塗膜の水分透過を抑制する点およびリン酸変性
したエポキシ樹脂が鉄面と極めて強い結合を形成する点
に着目し、亜鉛または亜鉛系合金めっき鋼板の上層に鉄
系めっきを施し、その上にリン酸変性エポキシ樹脂にリ
ン酸塩系顔料、およびシリカを添加した下塗りを施すと
いう基本的な着想により、問題を解決するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、亜鉛系めっき鋼板の
上にFe系めっきを有し、その上に化成処理層を介して
樹脂成分としてリン酸変性エポキシ樹脂および基体樹脂
を含む樹脂とリン酸塩系防錆顔料とシリカとを含有する
下塗り層を有し、さらにその上に上塗り層を有すること
を特徴とする耐食性に優れたプレコート鋼板を提供する
ものである。
上にFe系めっきを有し、その上に化成処理層を介して
樹脂成分としてリン酸変性エポキシ樹脂および基体樹脂
を含む樹脂とリン酸塩系防錆顔料とシリカとを含有する
下塗り層を有し、さらにその上に上塗り層を有すること
を特徴とする耐食性に優れたプレコート鋼板を提供する
ものである。
【0008】以下、本発明についてさらに詳細に説明す
る。本発明は、亜鉛系めっき鋼板を出発素材として、そ
の上層に鉄系めっき、たとえば、Feめっき、Fe−P
めっき、Fe−Znめっき等を施し、さらに化成処理後
に、樹脂成分としてリン酸変性エポキシ樹脂を含みかつ
リン酸塩系防錆顔料およびシリカを含む下塗り層および
さらにその上に上塗り層を有する無公害かつ耐食性に優
れたプレコート鋼板を提供するものである。
る。本発明は、亜鉛系めっき鋼板を出発素材として、そ
の上層に鉄系めっき、たとえば、Feめっき、Fe−P
めっき、Fe−Znめっき等を施し、さらに化成処理後
に、樹脂成分としてリン酸変性エポキシ樹脂を含みかつ
リン酸塩系防錆顔料およびシリカを含む下塗り層および
さらにその上に上塗り層を有する無公害かつ耐食性に優
れたプレコート鋼板を提供するものである。
【0009】さらに、各構成要素について詳細に述べ
る。出発素材である亜鉛系めっき鋼板としては、亜鉛め
っき鋼板、Zn−Ni合金めっき鋼板、Zn−Fe合金
めっき鋼板、亜鉛−マンガン合金めっき鋼板、亜鉛−ア
ルミ合金めっき鋼板、亜鉛−コバルト−クロム合金めっ
き鋼板等を用いることができる。これらのめっきは適用
する金属に適する被覆方法、例えば、溶融めっき、電気
めっき、拡散めっき、溶射、蒸着等が適用できる。
る。出発素材である亜鉛系めっき鋼板としては、亜鉛め
っき鋼板、Zn−Ni合金めっき鋼板、Zn−Fe合金
めっき鋼板、亜鉛−マンガン合金めっき鋼板、亜鉛−ア
ルミ合金めっき鋼板、亜鉛−コバルト−クロム合金めっ
き鋼板等を用いることができる。これらのめっきは適用
する金属に適する被覆方法、例えば、溶融めっき、電気
めっき、拡散めっき、溶射、蒸着等が適用できる。
【0010】めっき量は、10〜150g/m2が耐食性、
加工性の点から適当であり、30〜90g/m2がさらに好
適である。めっき量が10g/m2未満では耐食性が不充分
であり、150g/m2超では加工性が悪く、プレコート鋼
板には適さない。
加工性の点から適当であり、30〜90g/m2がさらに好
適である。めっき量が10g/m2未満では耐食性が不充分
であり、150g/m2超では加工性が悪く、プレコート鋼
板には適さない。
【0011】この亜鉛系めっき層上に鉄含有率80%以
上の鉄系めっき(鉄めっきを含む)を2〜8g/m2、好ま
しくは4〜6g/m2を施す。鉄系めっきとしてはFeめっ
きのほかFe−Zn、Fe−P、Fe−Sb、Fe−B
iめっき等が挙げられる。この場合、鉄系めっき中の鉄
含有率が重要であり、80wt%以上が必要である。鉄
含有率が80%未満では、下塗り層中のリン酸塩系顔料
と鉄とのキレート化、およびリン酸変性エポキシ樹脂と
鉄系めっき面との密着性がいずれも不充分となり、充分
な耐食性が得られない。
上の鉄系めっき(鉄めっきを含む)を2〜8g/m2、好ま
しくは4〜6g/m2を施す。鉄系めっきとしてはFeめっ
きのほかFe−Zn、Fe−P、Fe−Sb、Fe−B
iめっき等が挙げられる。この場合、鉄系めっき中の鉄
含有率が重要であり、80wt%以上が必要である。鉄
含有率が80%未満では、下塗り層中のリン酸塩系顔料
と鉄とのキレート化、およびリン酸変性エポキシ樹脂と
鉄系めっき面との密着性がいずれも不充分となり、充分
な耐食性が得られない。
【0012】一方、鉄系めっきの付着量は2〜8g/m2が
適当である。2g/m2未満では、リン酸塩系防錆顔料との
充分なキレート化およびリン酸変性エポキシ樹脂と鉄面
の密着性が不充分となり耐食性が低下し、8g/m2を超え
ると、リン酸塩系防錆顔料とのキレート化およびリン酸
変性エポキシ樹脂と鉄面との密着性は充分となるものの
亜鉛系めっきと鉄系めっきの間の層間密着が悪く、加工
時塗膜ハクリが生じやすい。
適当である。2g/m2未満では、リン酸塩系防錆顔料との
充分なキレート化およびリン酸変性エポキシ樹脂と鉄面
の密着性が不充分となり耐食性が低下し、8g/m2を超え
ると、リン酸塩系防錆顔料とのキレート化およびリン酸
変性エポキシ樹脂と鉄面との密着性は充分となるものの
亜鉛系めっきと鉄系めっきの間の層間密着が悪く、加工
時塗膜ハクリが生じやすい。
【0013】鉄系めっき層を形成する方法としては、電
気めっき法が比較的容易である。例えば、FeSO4・7H20
248g/L、KCl 10g/L、(NH4)2SO4 11
8g/L、クエン酸 0.5g/Lからなる浴を用い、
鋼材を陰極として通電することによりFeめっきが形成
される。電気めっき法以外に物理的または化学的蒸着
法、溶射法等も利用できる。
気めっき法が比較的容易である。例えば、FeSO4・7H20
248g/L、KCl 10g/L、(NH4)2SO4 11
8g/L、クエン酸 0.5g/Lからなる浴を用い、
鋼材を陰極として通電することによりFeめっきが形成
される。電気めっき法以外に物理的または化学的蒸着
法、溶射法等も利用できる。
【0014】次に得られたFe系めっき層と、下塗り層
との密着性向上の目的で、化成処理を施す。化成処理と
しては、リン酸亜鉛、リン酸鉄等、常用のものが用いら
れる。
との密着性向上の目的で、化成処理を施す。化成処理と
しては、リン酸亜鉛、リン酸鉄等、常用のものが用いら
れる。
【0015】上記化成処理後続いて本発明で重要な要素
であるリン酸変性エポキシ樹脂を含む樹脂成分に、リン
酸塩系防錆顔料およびシリカを添加した下塗り層を施
す。
であるリン酸変性エポキシ樹脂を含む樹脂成分に、リン
酸塩系防錆顔料およびシリカを添加した下塗り層を施
す。
【0016】リン酸変性エポキシ樹脂を含む樹脂成分と
はポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ変性ポリ
エステル等の基体樹脂に、リン酸変性エポキシ樹脂を混
合したものであり、その混合比は、リン酸変性エポキシ
樹脂/基体樹脂=1/9〜3/7(重量比)が好まし
い。重量比が1/9より小さければ、鉄めっき面との密
着性が悪く充分な耐食性が得られず、3/7より大きけ
れば、塗料の安定性が悪く実用的でない。なお、本重量
比は、固形分比すなわち、乾燥後の塗膜中の重量比を示
す。また、基体樹脂はリン酸変性エポキシ樹脂以外の前
記樹脂または前記樹脂の混合物を示し、基体樹脂重量に
は硬化剤重量を含まない。
はポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ変性ポリ
エステル等の基体樹脂に、リン酸変性エポキシ樹脂を混
合したものであり、その混合比は、リン酸変性エポキシ
樹脂/基体樹脂=1/9〜3/7(重量比)が好まし
い。重量比が1/9より小さければ、鉄めっき面との密
着性が悪く充分な耐食性が得られず、3/7より大きけ
れば、塗料の安定性が悪く実用的でない。なお、本重量
比は、固形分比すなわち、乾燥後の塗膜中の重量比を示
す。また、基体樹脂はリン酸変性エポキシ樹脂以外の前
記樹脂または前記樹脂の混合物を示し、基体樹脂重量に
は硬化剤重量を含まない。
【0017】ここで言うリン酸変性エポキシ樹脂とは、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂のエポキシ環にオルト
リン酸(H3PO4) を付加したものであり、用いられるビス
フェノールA型エポキシ樹脂のエポキシ当量としては1
000〜5000が好ましい。エポキシ当量が1000
未満では、下塗り層の加工性が低下し、プレコート鋼板
としては適切でなく、またエポキシ当量が5000を超
えては、付加するリン酸の量が少なくなり、下塗り層の
鉄面との密着性が不充分となり、耐食性が低下する。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂のエポキシ環にオルト
リン酸(H3PO4) を付加したものであり、用いられるビス
フェノールA型エポキシ樹脂のエポキシ当量としては1
000〜5000が好ましい。エポキシ当量が1000
未満では、下塗り層の加工性が低下し、プレコート鋼板
としては適切でなく、またエポキシ当量が5000を超
えては、付加するリン酸の量が少なくなり、下塗り層の
鉄面との密着性が不充分となり、耐食性が低下する。
【0018】これらの樹脂には必要に応じて硬化剤、硬
化触媒を用いてもよく、その場合、硬化剤としてはメラ
ミン、ベンゾグアナミン、ブロックイソシアネート、尿
素等が用いられ、硬化触媒としては、パラトルエンスル
ホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、メタンスルホン
酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸等が用いられる。
化触媒を用いてもよく、その場合、硬化剤としてはメラ
ミン、ベンゾグアナミン、ブロックイソシアネート、尿
素等が用いられ、硬化触媒としては、パラトルエンスル
ホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、メタンスルホン
酸、ジノニルナフタレンジスルホン酸等が用いられる。
【0019】下塗り層に含まれるリン酸塩系防錆顔料の
量としては樹脂(リン酸変性エポキシ+基体樹脂+硬化
剤)100重量部に対し、10〜100重量部が適当で
ある。10重量部未満では充分な耐食性が得られず、1
00重量部超では、耐食性の向上が、それ以上見られ
ず、また加工性の低下が見られ、好ましくない。
量としては樹脂(リン酸変性エポキシ+基体樹脂+硬化
剤)100重量部に対し、10〜100重量部が適当で
ある。10重量部未満では充分な耐食性が得られず、1
00重量部超では、耐食性の向上が、それ以上見られ
ず、また加工性の低下が見られ、好ましくない。
【0020】使用されるリン酸塩系防錆顔料としては、
リン酸亜鉛、リン酸カルシウム、リン酸アルミニウム等
が挙げられる。これらリン酸塩の防錆力は一般にオルト
リン酸塩よりもポリリン酸塩の方が大きく、特にトリポ
リリン酸以上のポリリン酸の塩が有効である。そしてポ
リリン酸塩の場合、防錆効果は縮合度が高いもの程大き
く、鉄イオンに対する各種リン酸塩の錯化能力はトリポ
リリン酸塩で最高になり、ここで生成した鉄錯体はさら
に鉄素地表面で不働体被膜を形成して、大きな防錆力を
示すことになる。
リン酸亜鉛、リン酸カルシウム、リン酸アルミニウム等
が挙げられる。これらリン酸塩の防錆力は一般にオルト
リン酸塩よりもポリリン酸塩の方が大きく、特にトリポ
リリン酸以上のポリリン酸の塩が有効である。そしてポ
リリン酸塩の場合、防錆効果は縮合度が高いもの程大き
く、鉄イオンに対する各種リン酸塩の錯化能力はトリポ
リリン酸塩で最高になり、ここで生成した鉄錯体はさら
に鉄素地表面で不働体被膜を形成して、大きな防錆力を
示すことになる。
【0021】また、さらに耐食性を向上させるために、
下塗り塗膜にはシリカを添加する。その量は、樹脂(リ
ン酸変性エポキシ樹脂+基体樹脂+硬化剤)100重量
部に対し、10〜50重量部が適当である。10重量部
未満では充分な耐食性が得られず、50重量部超ではゆ
ず肌、ピンホール等の外観不良が生じ、これは上塗り塗
装後も解消されず好ましくない。
下塗り塗膜にはシリカを添加する。その量は、樹脂(リ
ン酸変性エポキシ樹脂+基体樹脂+硬化剤)100重量
部に対し、10〜50重量部が適当である。10重量部
未満では充分な耐食性が得られず、50重量部超ではゆ
ず肌、ピンホール等の外観不良が生じ、これは上塗り塗
装後も解消されず好ましくない。
【0022】使用されるシリカとしては、湿式シリカ、
コロイダルシリカ、ヒュームドシリカいずれを用いても
良いが、特に湿式シリカが効果的である。リン酸塩系顔
料とシリカの総計は樹脂(リン酸変性エポキシ樹脂+基
体樹脂+硬化剤)100重量部に対し、120重量部以
下でなければならない。これは120重量部を超える
と、加工性が低下するからである。
コロイダルシリカ、ヒュームドシリカいずれを用いても
良いが、特に湿式シリカが効果的である。リン酸塩系顔
料とシリカの総計は樹脂(リン酸変性エポキシ樹脂+基
体樹脂+硬化剤)100重量部に対し、120重量部以
下でなければならない。これは120重量部を超える
と、加工性が低下するからである。
【0023】この下塗り層の膜厚としては1μm〜15
μmが適当であるが、特に3〜10μmが好適である。
1μm未満では充分な耐食性が得られず、15μm超で
は耐食性は充分なものの加工性が低下し適当でない。
μmが適当であるが、特に3〜10μmが好適である。
1μm未満では充分な耐食性が得られず、15μm超で
は耐食性は充分なものの加工性が低下し適当でない。
【0024】この下塗り層の上にさらに上塗り層を形成
するが、膜厚としては10〜30μmが適当である。1
0μm未満では、塗料のいんぺい性が不足し、安定した
色が出ず、30μm超では経済的に不利なだけでなく加
工性も不足する。上塗りに使用される樹脂は特に限定さ
れないが、加工性等を考慮した場合、ポリエステル樹脂
が好ましい。
するが、膜厚としては10〜30μmが適当である。1
0μm未満では、塗料のいんぺい性が不足し、安定した
色が出ず、30μm超では経済的に不利なだけでなく加
工性も不足する。上塗りに使用される樹脂は特に限定さ
れないが、加工性等を考慮した場合、ポリエステル樹脂
が好ましい。
【0025】これらの上塗り塗料には必要に応じて、硬
化剤、たとえば、メラミン、ベンゾグアナミン、尿素樹
脂、ブロックイソシアナート等が添加され、またこの他
に、着色顔料等を添加することができる。上塗りおよび
下塗りの塗装方法としては、例えばナチュラルロールコ
ート、リバースロールコート、カーテンフローコート、
スプレーコート等、通常の方法で行うことができる。
化剤、たとえば、メラミン、ベンゾグアナミン、尿素樹
脂、ブロックイソシアナート等が添加され、またこの他
に、着色顔料等を添加することができる。上塗りおよび
下塗りの塗装方法としては、例えばナチュラルロールコ
ート、リバースロールコート、カーテンフローコート、
スプレーコート等、通常の方法で行うことができる。
【0026】上塗り層および下塗り層の硬化方法として
は、熱、電子線、紫外線、赤外線、超遠赤外線のいずれ
でも良い。
は、熱、電子線、紫外線、赤外線、超遠赤外線のいずれ
でも良い。
【0027】
【実施例】以下、本発明の高耐食性表面処理鋼板の好適
実施例および従来鋼板との性能比較例につき具体的に説
明する。
実施例および従来鋼板との性能比較例につき具体的に説
明する。
【0028】(実施例1)0.5mm厚の冷延鋼板を脱
脂、酸洗処理した後に、下記の条件(A)および(B)
に従い付着量20g/m2の電気亜鉛めっきを施し、引き続
き5g/m2の電気鉄めっきを施した。 (A)電気亜鉛めっき条件 (1)めっき浴組成 硫酸亜鉛 450g/L 硫酸アルミニウム 40g/L 硫酸ソーダ 35g/L (2)めっき浴温度 55℃ (3)めっきpH 3.5 (4)電流密度 20 A/dm2 (5)対極 亜鉛 (B)電気鉄めっき条件 (1)めっき浴組成 硫酸第1鉄アンモニウム 300g/L (2)めっき浴温度 55℃ (3)めっきpH 3.5 (4)電流密度 10 A/dm2 (5)対極 鉄 次に得られた2層めっき鋼板を化成処理し、その上に下
記組成の下塗り塗膜を乾燥膜厚で5μm形成させ、さら
にその上に上塗り層を乾燥膜厚で20μm形成させた。 下塗り塗膜の組成 ポリエステル樹脂 : 80重量部 リン酸変性エポキシ樹脂* : 10重量部 *リン酸変性前のエポキシ当量=2000 メラミン樹脂 : 10重量部 リン酸Zn : 50重量部 シリカ(湿式) : 30重量部 パラトルエンスルホン酸 : 1重量部 このようにして得られた塗装鋼板の耐食性、加工性の結
果を表2に示す。さらに上記と同様の手法で得られた種
々の塗装鋼板のめっき組成、塗料組成を表1またそれら
の塗膜性能の評価結果を表2に示した。
脂、酸洗処理した後に、下記の条件(A)および(B)
に従い付着量20g/m2の電気亜鉛めっきを施し、引き続
き5g/m2の電気鉄めっきを施した。 (A)電気亜鉛めっき条件 (1)めっき浴組成 硫酸亜鉛 450g/L 硫酸アルミニウム 40g/L 硫酸ソーダ 35g/L (2)めっき浴温度 55℃ (3)めっきpH 3.5 (4)電流密度 20 A/dm2 (5)対極 亜鉛 (B)電気鉄めっき条件 (1)めっき浴組成 硫酸第1鉄アンモニウム 300g/L (2)めっき浴温度 55℃ (3)めっきpH 3.5 (4)電流密度 10 A/dm2 (5)対極 鉄 次に得られた2層めっき鋼板を化成処理し、その上に下
記組成の下塗り塗膜を乾燥膜厚で5μm形成させ、さら
にその上に上塗り層を乾燥膜厚で20μm形成させた。 下塗り塗膜の組成 ポリエステル樹脂 : 80重量部 リン酸変性エポキシ樹脂* : 10重量部 *リン酸変性前のエポキシ当量=2000 メラミン樹脂 : 10重量部 リン酸Zn : 50重量部 シリカ(湿式) : 30重量部 パラトルエンスルホン酸 : 1重量部 このようにして得られた塗装鋼板の耐食性、加工性の結
果を表2に示す。さらに上記と同様の手法で得られた種
々の塗装鋼板のめっき組成、塗料組成を表1またそれら
の塗膜性能の評価結果を表2に示した。
【0029】なお、塗装鋼板の耐食性、加工性、加工後
密着性、塗装外観および塗料安定性の評価方法は次の通
りである。 (耐食性)素地鋼板に達するクロスカットを描いて塗膜
に傷を付けた後、塩水噴霧試験を240時間行ない、ク
ロスカット部からの塗膜の最大ハクリ巾で評価した。評
価は以下の基準をもとに3段階評価した。 ○ …… 片側フクレ巾1mm以下 △ …… 片側フクレ巾1〜5mm × …… 片側フクレ巾5mm以上
密着性、塗装外観および塗料安定性の評価方法は次の通
りである。 (耐食性)素地鋼板に達するクロスカットを描いて塗膜
に傷を付けた後、塩水噴霧試験を240時間行ない、ク
ロスカット部からの塗膜の最大ハクリ巾で評価した。評
価は以下の基準をもとに3段階評価した。 ○ …… 片側フクレ巾1mm以下 △ …… 片側フクレ巾1〜5mm × …… 片側フクレ巾5mm以上
【0030】(加工性)0.5mm厚のスペーサーをは
さんで180°折り曲げ加工を行なった後加工部を30
倍ルーペで観察した。評価はスペーサーの枚数を変化さ
せ、クラックが生じない時点でのスペーサーの枚数で表
示した。表示方法はスペーサーがない時はOT、1枚の
時は1Tのようにした。
さんで180°折り曲げ加工を行なった後加工部を30
倍ルーペで観察した。評価はスペーサーの枚数を変化さ
せ、クラックが生じない時点でのスペーサーの枚数で表
示した。表示方法はスペーサーがない時はOT、1枚の
時は1Tのようにした。
【0031】(加工後密着性)上記方法により加工後、
加工部をセロテープ剥離し、そのハクリ面積を測定して
3段階評価した。 ○ …… ハクリ面積5%以下 △ …… ハクリ面積5〜10% × …… ハクリ面積10%以上
加工部をセロテープ剥離し、そのハクリ面積を測定して
3段階評価した。 ○ …… ハクリ面積5%以下 △ …… ハクリ面積5〜10% × …… ハクリ面積10%以上
【0032】(塗膜外観)塗膜外観を目視により判定し
た。 ○ …… ユズ肌なし × …… ユズ肌あり
た。 ○ …… ユズ肌なし × …… ユズ肌あり
【0033】(塗料安定性)下塗り塗料を50℃で2週
間エージング後の塗料粘度の上昇で評価。 ○ …… 粘度変化なし × …… 粘度上昇あり
間エージング後の塗料粘度の上昇で評価。 ○ …… 粘度変化なし × …… 粘度上昇あり
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】
【表5】
【0039】
【発明の効果】本発明はZnめっき鋼板またはZn系合
金めっき鋼板の上層に特定のFe系めっきを施し、化成
処理後、リン酸変性エポキシ樹脂を含む樹脂にリン酸塩
系顔料およびシリカを添加した下塗り層を設け、さらに
上塗り層を施すことにより耐食性に優れた塗装鋼板が得
られる。この耐食性はリン酸変性エポキシがFeめっき
面と極めて強い密着性をもつこと、リン酸塩と上層鉄め
っきとのキレート生成にする鉄めっき面の不動態化およ
びシリカ添加による水分透過の抑制等により達成され
る。本発明の鋼板は、最近特に食品が接触する家電製
品、たとえば、電子レンジ、冷蔵庫、オーブントースタ
ー等に有用であり、従来多く使用されているクロム系顔
料に比較し安全性に関し非常に有利となる。
金めっき鋼板の上層に特定のFe系めっきを施し、化成
処理後、リン酸変性エポキシ樹脂を含む樹脂にリン酸塩
系顔料およびシリカを添加した下塗り層を設け、さらに
上塗り層を施すことにより耐食性に優れた塗装鋼板が得
られる。この耐食性はリン酸変性エポキシがFeめっき
面と極めて強い密着性をもつこと、リン酸塩と上層鉄め
っきとのキレート生成にする鉄めっき面の不動態化およ
びシリカ添加による水分透過の抑制等により達成され
る。本発明の鋼板は、最近特に食品が接触する家電製
品、たとえば、電子レンジ、冷蔵庫、オーブントースタ
ー等に有用であり、従来多く使用されているクロム系顔
料に比較し安全性に関し非常に有利となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C25D 3/20 3/22
Claims (2)
- 【請求項1】亜鉛系めっき鋼板の上にFe系めっきを有
し、その上に化成処理層を介して樹脂成分としてリン酸
変性エポキシ樹脂および基体樹脂を含む樹脂とリン酸塩
系防錆顔料とシリカとを含有する下塗り層を有し、さら
にその上に上塗り層を有することを特徴とする耐食性に
優れたプレコート鋼板。 - 【請求項2】前記Fe系めっき付着量が2〜8g/m2であ
り、前記下塗り層における前記リン酸変性エポキシ樹脂
と基体樹脂との重量比が1/9以上であり、前記シリカ
の含有量がリン酸変性エポキシ樹脂を含む樹脂100重
量部に対し10〜50重量部である請求項1に記載の耐
食性に優れたプレコート鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22712292A JPH0671807A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 耐食性に優れたプレコート鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22712292A JPH0671807A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 耐食性に優れたプレコート鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671807A true JPH0671807A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16855828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22712292A Withdrawn JPH0671807A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 耐食性に優れたプレコート鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671807A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002144474A (ja) * | 2000-11-16 | 2002-05-21 | Nisshin Steel Co Ltd | 白色系メタリック調塗装金属板 |
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JP2007296459A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Kansai Paint Co Ltd | 多彩模様塗膜形成方法、多彩模様塗装物品及び多彩模様塗装物品の補修塗装方法 |
US7345101B2 (en) | 2002-11-06 | 2008-03-18 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Aqueous composition of reaction product of epoxy and phosphorus materials with curing agent |
JP2020157650A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 日鉄日新製鋼株式会社 | 塗装金属板およびその製造方法 |
CN112522704A (zh) * | 2020-11-27 | 2021-03-19 | 安徽吉利电气设备有限公司 | 一种不锈钢户外动力柜防腐蚀方法 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP22712292A patent/JPH0671807A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
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US7476444B2 (en) | 2002-11-06 | 2009-01-13 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Layer of reaction product of epoxy and phosphorus materials and curing agent on substrate |
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