JPH06717Y2 - ユニオンソケットの揺動及び伸縮ジヨイント装置 - Google Patents

ユニオンソケットの揺動及び伸縮ジヨイント装置

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JPH06717Y2
JPH06717Y2 JP1811389U JP1811389U JPH06717Y2 JP H06717 Y2 JPH06717 Y2 JP H06717Y2 JP 1811389 U JP1811389 U JP 1811389U JP 1811389 U JP1811389 U JP 1811389U JP H06717 Y2 JPH06717 Y2 JP H06717Y2
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engaging
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union
engagement
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JP1811389U
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Inventor
宣一 前田
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前田バルブ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はユニオンソケットの揺動及び伸縮を可能にした
ジョイント装置に係り、水道水圧力ではユニオンソケッ
トが伸縮移動せず、水道水圧力より強い圧力を伸縮方向
に加えると圧力を加えた方向のみに移動し、該移動方向
と逆方向には依然移動しないように構成したものであ
る。
(従来の技術) 実公昭61−14791号公報に開示しているように、ユニオ
ンソケットとボールスリーブとの滑合面に対応させた周
方向の溝に1個のリング外周と内周とを嵌め、水道水圧
力より大きな伸縮方向の圧力をユニオンソケットに加え
て只一個のリングを破断する構成にした伸縮性の揺動ジ
ョイントが開示されている。前記はユニオンソケットに
伸縮方向の圧力を加えないで水道管路中に接続すると、
その後に水道水圧力が加わっても該ユニオンソケットが
移動しないようにしたものであるが、配管の都合により
ユニオンソケットを強い圧力で伸縮いずれかの方向に移
動させてボールスリーブからの突出長さを調節するとリ
ングが破断される。しかるに該リングは一個のみである
から伸縮のどの方向に移動してもリングを破断すれば他
の方向にも移動が可能になる。しかしユニオンソケット
の移動による長さの調節は伸または縮の一方向のみでよ
く、しかもなるべく伸縮調節を施さぬ方が好ましい。と
云うのはユニオンソケットを伸縮しないでも揺動及び伸
縮ができると配管工事後に土中に埋め戻したとき水道圧
力程度の土圧が掛かるとユニオンソケット及び該ソケッ
トに連結した配管に揺動と伸縮とを生じこれが水漏れの
原因になり兼ねないから、できる丈伸縮移動を生じさせ
ないで使用した方が良いからである。しかしながら前記
の公知のものはリングが一個しかないから破断により一
方に移動自由にすれば他方にも移動自由にならざるを得
ないことになる。
(本考案が解決しようとする問題点) 以上に記載したようにボールスリーブとユニオンソケッ
トを一個のリングにより連結する構成にするときの欠点
を解決することを課題とし、本考案の目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記に述べた目的に合致させたもので、係合段
3を奥部に備えるジョイントケース2を設け、伸縮可能
なユニオンソケット11を中心孔8に通したボールスリ
ーブ6を前記ジョイントケース2の内周に接触させて揺
動可能に設け、ユニオンソケット11の係合段と対向す
る内端に設けた係合鍔12を摺動自由に通す大径孔10
をボールスリーブ6の中心孔8の内方部に形成し、その
大径孔10の壁面に、係合鍔12の内方端面に接する第
1係合片21を嵌め込む第1周溝13と係合鍔12の外
方端面に接する第2係合片22を嵌め込む第2周溝14
とを設け、係合鍔12を第1、第2係合片21、22の
間に挟んでユニオンソケット11を摺動不能に係止する
と共に、水道水圧力より大きな圧力でユニオンソケット
11を伸縮方向に移動して、その移動方向の第1係合片
21若しくは第2係合片22を破断し、該移動方向と逆
方向の係合片に破断を生じさせないことを特徴とするユ
ニオンソケットの揺動及び伸縮ジョイント装置に関し、
前記の問題点を解決したものである。
(実施例) 添付図面は本考案の実施例を示し、1は銅系金属鋳物か
らなる管であって膨径によって係合段3を奥部に備える
ジョイントケース2を設け、該ケース2とエンドリング
4とに亘って設けた凹球面5にボールスリーブ6の球形
面7を揺動可能に嵌め、該スリーブ6のOリング9を設
けて中心孔8にユニオンソケット11を伸縮方向への摺
動自由に通す。ボールスリーブ6の中心孔8の内方部に
は係合段3に対応させて設けたユニオンソケット11の
内方端の係合鍔12を摺動自由に通す大径孔10を形成
し、その大径孔10の孔壁に係合鍔12の内方端面に係
合する一部が欠けたリング形の第1係合片21の外周を
嵌める第1周溝13を設け、さらに係合鍔12の外方端
面に係合する第2係合片22(第1係合片21と同じ形
状)の外周を嵌める第2周溝14を設け、第1、第2係
合片21、22の間に係合鍔12を挟んでユニオンソケ
ット11をボールスリーブ6に対して摺動不能に係止す
ると共に、水道水圧力より大きな圧力をユニオンソケッ
ト11に伸縮何れかの方向に加えて移動方向の第1係合
片21若しくは第2係合片22を破断して摺動移動さ
せ、該摺動移動方向と逆方向の係合片22または21に
破壊を生じさせないようにする(第2図は第1係合片2
1を破断した状態を示す)。
(作用) 本考案は、係合段3を奥部に備えるジョイントケース2
のボールスリーブ6と、該スリーブ6の中心孔8に伸縮
可能に通したユニオンソケット11とは揺動可能である
が、ユニオンソケット11は係合鍔12を前記中心孔8
の内方部の大径孔10の孔壁に嵌めた第1係合片21と
第2係合片22により挟んで水道水圧力より強い伸縮の
圧力が加わるまで移動不能に係止するものであるから、
伸縮を必要としないで配管に使用して土中に埋める等を
しても、土圧によりみだりに伸縮することはなく、配管
工事のためユニオンソケット11に伸または縮の方向に
水道水圧力より強い圧力を加わえた時だけにその圧力が
係合鍔12により加わった第1係合片21若しくは第2
係合片22を破断して摺動移動し、前記の圧力が加わら
ない係合片22または21を破壊することはなく、従っ
て土中に埋める等しても係合片21、22の双方をみだ
りに破断しない。
(効果) 本考案は、前記により明らかなように、ボールスリーブ
6の中心孔8に伸縮移動自由に通したユニオンソケット
11の内端の係合鍔12を、ボールスリーブ6の中心孔
8の内側に設けた本考案のみに特有な大径孔10の孔壁
に嵌めて中心方向に突出した第1係合片21と第2係合
片22により挟んで、配管工事に伸縮を必要としないの
にみだりに伸縮して配管後に水洩れの原因になり易い伸
縮ができないようにするとともに、ユニオンソケット1
1を伸縮させるとしても一方向でよいから、伸または縮
を行わない方向の係合片22若しくは21を共に破断し
ないようにするため、二枚の係合片21、22を前記の
大径孔10の孔壁側の第1周溝13と第2周溝14とに
設ける特異の構成になるもので、揺動及び伸縮ジョイン
ト装置の機能に適応させた構成にすることができると共
に、係合鍔12をジョイントケース2の係合段3に突当
てないで、ジョイントケース2を可及的に短くするため
ボールスリーブ6の中心孔8の内方の一部に設けた大径
孔10を係合鍔12の移動孔とする構成を有効にできる
等の効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図はユニオン
ソケット11の係合鍔12を第1、第2係合片21、2
2により摺動移動不能に係止した態様の側面図、第2図
は一方の係合片を破断してユニオンソケット11を摺動
移動した態様の側面図、第3図は第1図A〜A線断面図
である。 1→管 2→ジョイントケース 3→係合段 5→凹球面 6→ボールスリーブ 8→中心孔 10→大径孔 11→ユニオンソケット 12→係合鍔 13→第1周溝 14→第2周溝 21→第1係合片 22→第2係合片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】係合段を奥部に備えるジョイントケースを
    設け、伸縮可能なユニオンソケットを中心孔に通したボ
    ールスリーブを前記ジョイントケースの内周に接触させ
    て揺動可能に設け、ユニオンソケットの前記係合段と対
    向する内端に設けた係合鍔を摺動自由に通す大径孔をボ
    ールスリーブの中心孔より内方に形成し、その大径孔の
    壁面に係合鍔の内側に接する第1係合片を嵌め込む第1
    周溝と係合鍔の外側に接する第2係合片を嵌め込む第2
    周溝とを設け、係合鍔を第1、第2係合片の間に挟んで
    ユニオンソケットを摺動不能に係止すると共に、水道水
    圧力より大きな圧力でユニオンソケットを伸縮方向の一
    方向に移動して移動方向の第1係合片若しくは第2係合
    片を破断し、該移動方向と逆方向の係合片に破断を生じ
    させないことを特徴とするユニオンソケットの揺動及び
    伸縮ジョイント装置。
JP1811389U 1989-02-18 1989-02-18 ユニオンソケットの揺動及び伸縮ジヨイント装置 Expired - Lifetime JPH06717Y2 (ja)

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JPH02109097U JPH02109097U (ja) 1990-08-30
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