JP2529622Y2 - 橋梁添架用管の管継手構造 - Google Patents

橋梁添架用管の管継手構造

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JP2529622Y2
JP2529622Y2 JP1450291U JP1450291U JP2529622Y2 JP 2529622 Y2 JP2529622 Y2 JP 2529622Y2 JP 1450291 U JP1450291 U JP 1450291U JP 1450291 U JP1450291 U JP 1450291U JP 2529622 Y2 JP2529622 Y2 JP 2529622Y2
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利行 岩本
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、橋梁添架型水管橋等に
用いられる橋梁添架用管の管継手構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管路が河川を横断する方法として
管路の専用橋を構築し、この専用橋に添架配管するもの
があり、中径管および大径管では良く用いられている。
そして、従来は管の一端に形成された受口部に他の管の
挿口部を挿入することにより、順次に管を接続して配管
していた。
【0003】また、一般に橋梁などはその形態が周囲の
景観に沿うように美観的に優れたものであることが望ま
れるので、専用橋に添架する管路にも美観的な配慮が要
求される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の管路は
受口部が管半径方向に膨れた形状をなす管を順次に接続
して形成されており、管路が継手部において瘤のように
膨れるので美観的に劣ったものとなる問題があった。
【0005】本考案は上記課題を解決するもので、管路
の外面形状が直線的にスマートなものとなる橋梁添架用
管の管継手構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の橋梁添架用管の管継手構造は、一方の管の一
側端部に胴部と同外径に形成された挿口部と、他方の管
の一側端部に形成されて前記挿口部に内嵌合する受口部
と、この受口部の外周に形成された第1環状溝と、この
第1環状溝に装着されて挿口部の内周面および第1環状
溝の一方の側壁面に圧接するゴム輪と、前記第1環状溝
に遊嵌して配置され、ゴム輪を第1環状溝の一方の側壁
面との間で押圧する方向に往復移動自在に設けられた押
し輪と、押し輪と第1環状溝の他方の側壁面の間に介装
されて押し輪をゴム輪に向けて押圧する押しボルトと、
前記受口部に形成された第2環状溝と、この第2環状溝
に配置された管半径方向に拡縮自在なロックリングと、
第2環状溝の底部に管半径方向に挿通して設けられ、ロ
ックリングを拡径して挿口部の内周面に押圧するセット
ボルトと、挿口部の内周面に前記ロックリングより挿口
部の先端側に位置して設けられ、ロックリングに管軸心
方向において係止される環状の挿口突部と、受口部の奥
端と挿口部の先端との間に形成される間隙を覆って双方
の管に外嵌合する止水カバーとを備えた構成としたもの
である。
【0007】
【作用】上記構成により、押しボルトによって付勢され
た押し輪はゴム輪を第1環状溝の一方の側壁面との間で
押圧し、押し輪に付勢されたゴム輪は挿口部の内周面に
圧接して挿口部と受口部の間を止水する。そして、双方
の管に抜き出し力が作用すると、挿口突部がロックリン
グに係止されて双方の管を相互に抜け止めする。また、
止水カバーは外部から受口部と挿口部の間隙に対する雨
水などの流入を阻止する。
【0008】そして、止水カバーが挿口部の先端と受口
部の奥端の間に形成される間隙を覆うことによって管路
外周面の不連続性が解消され、一方の管の挿口部と他方
の管の受口部に続く胴部が同径となることにより、管路
の外見形状が直線的なものとなって美観が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、一方の管1の一側端部には胴部
2と同外径の挿口部3が形成されており、他方の管4の
一側端部には胴部5より小径の受口部6が挿口部3に内
嵌合可能に形成されている。また、受口部6の外周には
奥端側に位置して第1環状溝7が形成されており、第1
環状溝7には挿口部3の内周面および第1環状溝7の一
方の側壁面7aに圧接するゴム輪8が装着されている。
【0010】そして、前記第1環状溝7に遊嵌して押し
輪9が配置されており、押し輪9はゴム輪8を第1環状
溝7の一方の側壁面7aとの間で押圧する方向に往復移
動自在に設けられている。また、押し輪9と第1環状溝
7の他方の側壁面7bの間には押しボルト10が介装さ
れており、押しボルト10は押し輪9をゴム輪8に向け
て押圧するものである。
【0011】さらに、受口部6には第2環状溝11が形
成されており、第2環状溝11には管半径方向に拡縮自
在なロックリング12が配置されている。また、第2環
状溝11の底部には管半径方向に挿通してセットボルト
13が設けられており、セットボルト13はロックリン
グ12を拡径して挿口部3の内周面に押圧するものであ
る。
【0012】そして、挿口部3の内周面にはロックリン
グ12より挿口部3の先端側に位置して挿口突部14が
設けられており、挿口突部14はロックリング12に管
軸心方向において係止される。さらに、受口部6の奥端
と挿口部3の先端との間に形成される間隙を覆う止水カ
バー15が双方の管1,4に外嵌合して設けられてい
る。
【0013】以下、上記構成における作用を説明する。
挿口部3を受口部6に嵌合し、挿口部3の先端がゴム輪
8を通過する位置まで受口部6に挿口部3を挿入する。
そして、ゴム輪8が挿口部3の内周面に当接する状態で
押しボルト10を伸長して押し輪9を付勢する。このと
き、ゴム輪8は押し輪9と第1環状溝7の一方の側壁面
7aとの間で押圧されて挿口部3の内周面に圧接し、挿
口部3と受口部6の間を止水する。この状態で、挿口部
3を受口部6の奥端近傍まで挿入する。
【0014】そして、セットボルト13によりロックリ
ング12を拡径させ、ロックリング12を挿口部3の内
周面に押圧する。さらに、止水カバー15を双方の管
1,4に外嵌合して設け、受口部6の奥端と挿口部3の
先端との間に形成される間隙を覆う。
【0015】この状態で、双方の管1,4に抜き出し力
が作用すると、挿口突部14がロックリング12に係止
されて双方の管1,4を相互に抜け止めする。また、止
水カバー15は外部から受口部6と挿口部3の間隙に対
する雨水などの流入を阻止する。
【0016】さらに、止水カバー15が挿口部3の先端
と受口部6の奥端の間に形成される間隙を覆うことによ
って管路外周面の不連続性が解消され、一方の管1の挿
口部3と他方の管4の受口部6に続く胴部5が同径とな
ることにより、管路の外見形状が直線的なものとなって
美観が向上する。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、止水
カバーが挿口部の先端と受口部の奥端の間に形成される
間隙を覆うことによって管路外周面の不連続性が解消さ
れ、一方の管の挿口部と他方の管の受口部に続く胴部が
同径となることにより、管路の外見形状が直線的なもの
となって美観が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す管継手構造の縦断面図
である。
【符号の説明】
1,2 管 3 挿口部 6 受口部 8 ゴム輪 12 ロックリング 15 止水カバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の管の一側端部に胴部と同外径に形
    成された挿口部と、他方の管の一側端部に形成されて前
    記挿口部に内嵌合する受口部と、この受口部の外周に形
    成された第1環状溝と、この第1環状溝に装着されて挿
    口部の内周面および第1環状溝の一方の側壁面に圧接す
    るゴム輪と、前記第1環状溝に遊嵌して配置され、ゴム
    輪を第1環状溝の一方の側壁面との間で押圧する方向に
    往復移動自在に設けられた押し輪と、押し輪と第1環状
    溝の他方の側壁面の間に介装されて押し輪をゴム輪に向
    けて押圧する押しボルトと、前記受口部に形成された第
    2環状溝と、この第2環状溝に配置された管半径方向に
    拡縮自在なロックリングと、第2環状溝の底部に管半径
    方向に挿通して設けられ、ロックリングを拡径して挿口
    部の内周面に押圧するセットボルトと、挿口部の内周面
    に前記ロックリングより挿口部の先端側に位置して設け
    られ、ロックリングに管軸心方向において係止される環
    状の挿口突部と、受口部の奥端と挿口部の先端との間に
    形成される間隙を覆って双方の管に外嵌合する止水カバ
    ーとを備えたことを特徴とする橋梁添架用管の管継手構
    造。
JP1450291U 1991-03-14 1991-03-14 橋梁添架用管の管継手構造 Expired - Fee Related JP2529622Y2 (ja)

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