JPH067175B2 - 時間計測装置 - Google Patents
時間計測装置Info
- Publication number
- JPH067175B2 JPH067175B2 JP61036708A JP3670886A JPH067175B2 JP H067175 B2 JPH067175 B2 JP H067175B2 JP 61036708 A JP61036708 A JP 61036708A JP 3670886 A JP3670886 A JP 3670886A JP H067175 B2 JPH067175 B2 JP H067175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- microcomputer
- counter
- reset
- time
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロコンピュータのリセット端子を利用
した時計計測装置に関する。
した時計計測装置に関する。
〔従来の技術〕 エンジン回転検出信号のように周期を変化させる信号の
変化タイミングをマイクロコンピュータで計測するシス
テムでは、(1)一定時間毎に入力信号の状態をチェック
して変化したタイミングを測る方式か、(2)入力信号で
割込みを発生させてタイミングを測る方式が一般的であ
る。
変化タイミングをマイクロコンピュータで計測するシス
テムでは、(1)一定時間毎に入力信号の状態をチェック
して変化したタイミングを測る方式か、(2)入力信号で
割込みを発生させてタイミングを測る方式が一般的であ
る。
ところが、(1)の方式ではチェックする周期で時間の最
小値が決まるので、あまり精度が上らない。また、(2)
の方式は割込み機能を持つか、時間計測に割込みを使用
可能なマイクロコンピュータに限られる。さらに、(1)
(2)の方式共にフェイルセイフを考慮したシステムでは
マイクロコンピュータの暴走検出機構が必要になり、し
かも該機構に対し一定時間毎に正常動作していることを
示す信号を出力する必要がある。
小値が決まるので、あまり精度が上らない。また、(2)
の方式は割込み機能を持つか、時間計測に割込みを使用
可能なマイクロコンピュータに限られる。さらに、(1)
(2)の方式共にフェイルセイフを考慮したシステムでは
マイクロコンピュータの暴走検出機構が必要になり、し
かも該機構に対し一定時間毎に正常動作していることを
示す信号を出力する必要がある。
本発明は、マイクロコンピュータのリセット端子を利用
することで上記の各点を改善しようとするものである。
することで上記の各点を改善しようとするものである。
本発明は、時間計測専用のプログラムを有するマイクロ
コンピュータと、そのリセット端子に、被計測信号の変
化点を検出して一定時間リセットに必要なレベルを与え
前記マイクロコンピュータをリセットする回路と、該マ
イクロコンピュータ内のソフトカウンタを前記リセット
の解除直後から始動させて次のリセット時に該カウンタ
の計数値を所定の設定値と比較する手段と、その比較効
果に応じた信号を外部に出力する手段とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
コンピュータと、そのリセット端子に、被計測信号の変
化点を検出して一定時間リセットに必要なレベルを与え
前記マイクロコンピュータをリセットする回路と、該マ
イクロコンピュータ内のソフトカウンタを前記リセット
の解除直後から始動させて次のリセット時に該カウンタ
の計数値を所定の設定値と比較する手段と、その比較効
果に応じた信号を外部に出力する手段とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
マイクロコンピュータのリセット端子はプログラムを再
スタートさせたりレジスタ類をクリアする機能があるの
で通常は使用しないが、本発明では逆にここを活用して
入力信号の変化点でリセットをかけて時間計測専用のプ
ログラムをその都度再スタートさせる。このプログラム
はソフトカウンタを含み、リセット解除時にその計数値
を一定値と比較する。そして、その大小に応じた出力を
生ずるので、入力信号の周期が該一定値以下か以上かを
該出力から判別できる。
スタートさせたりレジスタ類をクリアする機能があるの
で通常は使用しないが、本発明では逆にここを活用して
入力信号の変化点でリセットをかけて時間計測専用のプ
ログラムをその都度再スタートさせる。このプログラム
はソフトカウンタを含み、リセット解除時にその計数値
を一定値と比較する。そして、その大小に応じた出力を
生ずるので、入力信号の周期が該一定値以下か以上かを
該出力から判別できる。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す説明図で、第
1図はブロック図、第2図はフローチャート、第3図は
タイムチャートである。第1図において、1は入力信号
の変化点を検出する微分器、2は該変化点からリセット
に必要な一定時間Tだけマイクロコンピュータ3のリセ
ット端子▲▼をL(ロー)レベルに保つワン
ショット回路である。このワンショット回路2はパワー
ON時に微分器1とは独立に1パルス出力する機能もあ
る。マイクロコンピュータ3は時間計測専用のプログラ
ムを有するが、その他はタイマも割込み機能もない低レ
ベルのものでよい。
1図はブロック図、第2図はフローチャート、第3図は
タイムチャートである。第1図において、1は入力信号
の変化点を検出する微分器、2は該変化点からリセット
に必要な一定時間Tだけマイクロコンピュータ3のリセ
ット端子▲▼をL(ロー)レベルに保つワン
ショット回路である。このワンショット回路2はパワー
ON時に微分器1とは独立に1パルス出力する機能もあ
る。マイクロコンピュータ3は時間計測専用のプログラ
ムを有するが、その他はタイマも割込み機能もない低レ
ベルのものでよい。
第2図はマイクロコンピュータ3のフローチャートで、
リセット解除でスタートする。カウンタはソフトカウン
タで、リセット時には自動的にクリアされない構造とす
る(アキュムレータ、レジスタ類は不可、メモリは
可)。このカウンタの計数値は所定の設定値と比較され
る。この比較結果が計数値大である入力信号の周期が長
いということになり、このときは出力1を出す。例え
ば、降坂時に燃料カットしてエンジンブレーキを効かせ
るシステムでは、エンジン回転が低い段階では燃料カッ
トの必要がないので、入力信号をエンジン回転信号とす
ればその周期が長いとき(低回転時)の出力1は燃料供
給弁を開(供給)にしておくレベル(例えばL)とす
る。
リセット解除でスタートする。カウンタはソフトカウン
タで、リセット時には自動的にクリアされない構造とす
る(アキュムレータ、レジスタ類は不可、メモリは
可)。このカウンタの計数値は所定の設定値と比較され
る。この比較結果が計数値大である入力信号の周期が長
いということになり、このときは出力1を出す。例え
ば、降坂時に燃料カットしてエンジンブレーキを効かせ
るシステムでは、エンジン回転が低い段階では燃料カッ
トの必要がないので、入力信号をエンジン回転信号とす
ればその周期が長いとき(低回転時)の出力1は燃料供
給弁を開(供給)にしておくレベル(例えばL)とす
る。
これに対し、比較結果が計数値小であれば入力信号の周
期が短かい(高回転)ということになる。このときは出
力2を例えばH(ハイ)レベルにして上記の燃料供給弁
を閉(カット)にさせる。
期が短かい(高回転)ということになる。このときは出
力2を例えばH(ハイ)レベルにして上記の燃料供給弁
を閉(カット)にさせる。
一方、パワーのONリセット時又はカウンタのデータ破
壊時は入力不定とみなして出力3を出す。この出力3は
例えば出力1と同レベルで、燃料供給弁を開としておく
ものである。カウンタのデータ破壊は、カウンタとして
使うメモリ領域とは別のメモリ領域にカウンタの計数値
Aを反転したパターンを書込み、それぞれをA+1と
−1に同時に変化させながらA+=−1になるか否
かを判定することで検出できる。パワーONリセットも
同様のペアーフラグにより判定できる。
壊時は入力不定とみなして出力3を出す。この出力3は
例えば出力1と同レベルで、燃料供給弁を開としておく
ものである。カウンタのデータ破壊は、カウンタとして
使うメモリ領域とは別のメモリ領域にカウンタの計数値
Aを反転したパターンを書込み、それぞれをA+1と
−1に同時に変化させながらA+=−1になるか否
かを判定することで検出できる。パワーONリセットも
同様のペアーフラグにより判定できる。
出力1〜3のいずれかを出したらカウンタをクリアし、
その後はインクリメント(+1)カウンタと反転パター
ンを持つメモリも同時にデクリメント(−1)する。そ
して、オーバーフローしたら出力4を出す。このカウン
タがオーバーフローするというのは、長時間リセットが
かからないほど入力信号に変化がない(超低回転)とい
うことなので、出力4は出力1と同レベルにする。
その後はインクリメント(+1)カウンタと反転パター
ンを持つメモリも同時にデクリメント(−1)する。そ
して、オーバーフローしたら出力4を出す。このカウン
タがオーバーフローするというのは、長時間リセットが
かからないほど入力信号に変化がない(超低回転)とい
うことなので、出力4は出力1と同レベルにする。
尚、出力1,2を弁の開閉制御に使用し、出力3,4は
警告灯表示に使用してもよい。何故ならば出力4はエン
ジン回転センサからのハーネスが切断されたような場合
に生ずるからである。カウンタのクリアは必ずしも0に
する必要はない。例えば、リセット解除からクリアまで
に必要な時間tとリセット時間Tを加算した値をセット
してもよい。このようにするとこのカウンタで測定でき
る最小値は(T+t)、最大値はカウンタがオーバーフ
ローするまでの時間、分解能はカウンタを+1する時間
でそれぞれ決まる。
警告灯表示に使用してもよい。何故ならば出力4はエン
ジン回転センサからのハーネスが切断されたような場合
に生ずるからである。カウンタのクリアは必ずしも0に
する必要はない。例えば、リセット解除からクリアまで
に必要な時間tとリセット時間Tを加算した値をセット
してもよい。このようにするとこのカウンタで測定でき
る最小値は(T+t)、最大値はカウンタがオーバーフ
ローするまでの時間、分解能はカウンタを+1する時間
でそれぞれ決まる。
以上述べたように本発明によれば、(1)タイヤや割込み
機能のない低レベルのマイクロコンピュータでも利用で
きる、(2)リセット端子を使用するので他の端子を1つ
多く使用でき、(3)プログラムが暴走しても次の入力信
号でリセットされるので暴走検出機構が不要である、等
の利点がある。
機能のない低レベルのマイクロコンピュータでも利用で
きる、(2)リセット端子を使用するので他の端子を1つ
多く使用でき、(3)プログラムが暴走しても次の入力信
号でリセットされるので暴走検出機構が不要である、等
の利点がある。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すブロック図、
フローチャートおよびタイムチャートである。 図中、1は微分器、2はワンショット回路、3はマイク
ロコンピュータ、▲▼はリセット端子であ
る。
フローチャートおよびタイムチャートである。 図中、1は微分器、2はワンショット回路、3はマイク
ロコンピュータ、▲▼はリセット端子であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】時間計測専用のプログラムを有するマイク
ロコンピュータと、そのリセット端子に、被計測信号の
変化点を検出して一定時間リセットに必要なレベルを与
え前記マイクロコンピュータをリセットする回路と、該
マイクロコンピュータ内のソフトカウンタを前記リセッ
トの解除直後から始動させて次のリセット時に該カウン
タの計数値を所定の設定値と比較する手段と、その比較
結果に応じた信号を外部に出力する手段とを備えてなる
ことを特徴とする時間計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036708A JPH067175B2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 時間計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61036708A JPH067175B2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 時間計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62194486A JPS62194486A (ja) | 1987-08-26 |
JPH067175B2 true JPH067175B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=12477268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61036708A Expired - Lifetime JPH067175B2 (ja) | 1986-02-21 | 1986-02-21 | 時間計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067175B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11567549B2 (en) * | 2019-05-31 | 2023-01-31 | Texas Instruments Incorporated | Reset circuit for battery management system |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4954072A (ja) * | 1972-09-26 | 1974-05-25 | ||
JPS5294847U (ja) * | 1976-01-12 | 1977-07-15 |
-
1986
- 1986-02-21 JP JP61036708A patent/JPH067175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11567549B2 (en) * | 2019-05-31 | 2023-01-31 | Texas Instruments Incorporated | Reset circuit for battery management system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62194486A (ja) | 1987-08-26 |
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