JPH05165655A - ソフトウェアの実行時間測定装置 - Google Patents

ソフトウェアの実行時間測定装置

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JPH05165655A
JPH05165655A JP3331646A JP33164691A JPH05165655A JP H05165655 A JPH05165655 A JP H05165655A JP 3331646 A JP3331646 A JP 3331646A JP 33164691 A JP33164691 A JP 33164691A JP H05165655 A JPH05165655 A JP H05165655A
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JP
Japan
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execution
counter
software
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JP3331646A
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Takashi Hayashi
孝士 林
Ikuyoshi Hiroshima
郁芳 廣島
Hiroo Kikuchihara
博夫 菊地原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUに負荷をかけずμ秒オーダーの正確な
タスクの実行時間を測定できるソフトウェアの実行時間
測定装置を得る。 【構成】 ハードウェアカウンタ13を備えると共に、
スケジューラ6内に、タスクスイッチの発生時に実行が
開始されるタスクのカウンタ値をハードウェアカウンタ
13へ書き込む機能17と、ハードウェアカウンタ13
のカウント値を読み込み、実行が停止されるタスクのデ
ータエリアへ書き込む機能16を備えたことにより、C
PU1に負荷をかけずにタスクの実行時間を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算機のオペレーテ
ィングシステムにおけるソフトウェアの実行時間を測定
するためのソフトウェアの実行時間測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えばUNIXオペレーティング
システムに代表されるようなオペレーティングシステム
(以下OSと略す)の実行環境として用いられているハ
ードウェア構成とメモリ内部のソフトウェア構成を示す
図である。図において、1は中央処理装置(以下CPU
と略す)、2はメモリ、3はCPU1に対して一定の周
期で割り込みをかける定周期割り込み発生装置で、シス
テムクロックに使用される。
【0003】4はOS、5は割り込み回数加算回路で、
割り込み信号によりTICK(OS内の時間の刻みを表
す単位で、割り込みの間隔を1TICKと呼ぶ)を加算
する回路である。6はタスクのスイッチング処理を行う
スケジューラで、OS4内で動作する。
【0004】7は処理を行うタスクA、8はタスクAの
ロジック本体であるアプリケーションソフトウェア(以
下アプリケーションと略す)、9はタスクAのアプリケ
ーションのデータを記憶するデータエリアである。ま
た、10は処理を行うタスクB、11はタスクBのロジ
ック本体であるアプリケーション、12はタスクBのア
プリケーションのデータを記憶するデータエリアであ
り、タスクAとタスクBはメモリ2の中のOS4内で動
作する。
【0005】次に割り込み回数加算回路5の動作につい
て図9のフローチャートに従って説明する。アプリケー
ションの実行中に定周期割り込み発生装置3からの定周
期割り込みが発生すると(ステップST1、以下単にS
Tn(n=1,2,・・・・)で略記する)、CPU1
の実行がOS内の割り込み処理ルーチンに移る(ステッ
プST2)。そして、現在実行中のタスクを検索し(S
T3)、実行中のタスクのTICK値をインクリメント
し(ST4)、割り込み処理ルーチンから抜ける(ST
5)。以上に示す動作で実行中のタスクのTICK値を
変更する。
【0006】次にタスクの実行時間の測定方法について
図10のフローチャートに従って説明する。この例では
タスクAの実行時間が測定される。タスクAが起動され
ると(ST11)、タスクAのTICK値を格納するデ
ータエリア9を0クリアし(ST12)、タスクAのア
プリケーションの実行を開始する(ST13)。そし
て、定周期割り込み発生装置3からの定周期割り込みが
発生すると(ST14)、割り込み処理ルーチンでタス
クAのTICK値がインクリメントされ(ST15)、
タスクAの実行に戻り、アプリケーションの実行を再開
する(ST16)。
【0007】また、その後、タスクAからタスクBへの
タスクスイッチが発生すると(ST17)、タスクBが
起動し(ST18)、タスクBのアプリケーションの実
行を開始する(ST19)。そして、また、定周期割り
込みが発生すると(ST20)、割り込み処理ルーチン
でタスクBのTICK値がインクリメントされ(ST2
1)、タスクBの実行に戻り、タスクBのアプリケーシ
ョンの実行が再開され、終了する(S22)。
【0008】さらに、タスクBからタスクBへのタスク
スイッチが発生すると(ST23)、タスクAが実行さ
れ、その後アプリケーションの処理が終了する(ST2
4)。アプリケーションの実行終了後、TICK値を読
み込み(ST25)、読み込んだTICK値にTICK
の周期を乗算することにより、タスクAの実行時間を得
る(ST26)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウェアの
実行時間測定装置は以上のように構成されているので、
割り込み処理で各タスクのTICK値をインクリメント
していたため、TICKの刻み周期が例えば10ms〜
20msと大きく、1ms〜10ms以内に実行が終了
するタスクの実行時間については計測できなく、この場
合、測定精度としてはTICKの刻み周期に従うことに
なり、10ms〜20msしかない。また、定周期割り
込み処理中にTICK値のインクリメントを行うため、
CPU1の処理に一定の負荷がかかる。さらに、アプリ
ケーションの中に時間測定のプログラムを置く必要があ
り、使い勝手が悪いなどの問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、CPUに負荷がかからず、
μ秒オーダーの正確なタスクの実行時間の測定を行うこ
とができるソフトウェアの実行時間測定装置を得ること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るソフトウ
ェアの実行時間測定装置は、ハードウェアカウンタを備
えると共に、スケジューラ内に、タスクスイッチの発生
時に実行が開始されるタスクのカウンタ値を上記カウン
タへ書き込む機能と、上記カウンタのカウント値を読み
込み、実行が停止されるタスクのデータエリアへ書き込
む機能を備えたものである。
【0012】また、上記各タスクのデータエリアに処理
時間目標値データエリアをそれぞれ設けると共に、上記
スケジューラの中に各タスクの処理時間目標値とタスク
の実行時間のカウント値を比較して異常検出を行うタス
ク実行時間監視回路を設けたものである。
【0013】さらに、上記スケジューラ内に、アイドル
タスクの実行時間を測定し、中央処理装置に対して定周
期割り込み装置から送出される割り込み信号に基づいて
一定時間内のアイドルタスクの実行割合を算出すること
により中央処理装置の負荷計算を行う負荷計算回路を設
けたものである。
【0014】
【作用】この発明に係るソフトウェアの実行時間測定装
置は、タスクスイッチの発生時に、カウンタのカウント
値を読み込み、実行が停止されるタスクのデータエリア
へ格納し、実行が開始されるタスクのデータエリアより
実行時間測定用のカウント値を読み込み、カウンタへ書
き込むことにより、データエリアにタスクの実行時間が
格納される。
【0015】また、タスク実行時間監視回路により、カ
ウンタのカウント値と各タスク毎に設定される処理時間
目標値が比較され、タスクの実行時間異常の監視が行わ
れ、異常時にはプログラム停止に導びかれる。
【0016】さらに、負荷計算回路により、割り込み信
号に基づき一定時間内のアイドルタスクの実行割合が算
出されて、中央処理装置の負荷計算が行われる。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図1に基づいて
説明する。図8に示す従来例と同一部分は同一符号を付
して示す図1において、新たな構成として、13はハー
ドウェアカウンタ(以下カウンタと略す)、14はタス
クAの実行時間をセーブするカウントデータエリア、1
5はタスクBの実行時間をセーブするカウントデータエ
リアで、各カウントデータエリア14,15はデータエ
リア9、12の中にそれぞれ割り付けられる。
【0018】また、16はカウンタ13のカウント値を
読み込み、カウントデータエリア14もしくは15へ書
き込むカウンタ読み込み機能、17はカウントデータエ
リア14もしくは15のデータ(カウント値)を読み込
み、カウンタ13へ書き込むカウンタ書き込み機能であ
り、カウンタ書き込み機能16とカウンタ読み込み機能
17はスケジューラ6の中で動作する。
【0019】次に、図1の構成において、タスクスイッ
チの発生に基づきタスクAからタスクBにタスクが切り
換わる動作を、図2のフローチャートを用いて説明す
る。タスクAの実行中(ST31)、タスクスイッチが
発生すると(ST32)、スケジューラ6の処理が開始
される。
【0020】まず、カウンタ読み込み機能16によりカ
ウンタ13のカウント値を読み込み(ST33)、その
カウント値をタスクAのカウントデータエリア14へ格
納する(ST34)。そして、タスクBのカウントデー
タエリア15の値(カウント値)を読み込み(ST3
5)、そのカウント値をカウンタ13へセットする(S
T36)。
【0021】スケジューラ6の処理を終え、タスクの切
り換えが完了し、タスクBの実行が開始される(ST3
7)。以上の動作で、カウントデータエリア14にタス
クAの実行時間が格納される。なお、上記実施例ではカ
ウント値をタスクのデータエリアに格納するように述べ
たが、OS4の変数エリアに格納してもよい。
【0022】実施例2.上記実施例1ではアプリケーシ
ョンソフトウェアの実行時間測定について述べたもので
あるが、図3に示すように、タスクA,Bのデータエリ
ア9,12の中にタスクの処理時間目標値データエリア
18,19をそれぞれ設置すると共に、スケジューラ6
の中にタスクの実行時間を監視するタスク実行時間監視
回路20を設けることで、各タスクの実行時間の異常検
出が可能となる。
【0023】次に、図3に示す実施例2の構成におい
て、タスクスイッチの発生に基づきタスクAからタスク
Bへタスクが切り換わる動作を、図4のフローチャート
を用いて説明する。タスクAの実行中(ST41)、タ
スクスイッチが発生すると(ST42)、スケジューラ
6の処理が開始され、カウンタ読み込み機能16により
カウンタ13のカウント値が読み込まれる(ST4
3)。タスク実行時間監視回路20は、タスクAの処理
時間目標値をデータエリア9中の処理時間目標値データ
エリア18から読み込み(ST44)、その処理時間目
標値と上記カウンタ値を比較し(ST45)、カウンタ
値が異常な値かどうか判断する(ST46)。
【0024】判断の結果、正常であったならば、カウン
ト値をタスクAのカウントデータエリア14へ書き込む
と共に(ST47)、タスクBのカウントデータエリア
15の値(カウント値)を読み込み、そのカウント値を
カウンタ13へセットする(ST48,S49)。
【0025】ここで、上記ステップST46において、
判断結果が異常であった場合には、プログラム停止の異
常処理が行われる(ST50)。以上でスケジューラの
処理を終え、タスクの切り換えが完了し、タスクBの実
行が開始される(ST51)。すなわち、上述した動作
例ではタスクスイッチ毎にタスクの実行時間異常の監視
が行われている。なお、上記実施例では、異常処理とし
てプログラム停止を行う例を記述したが、異常を外部に
表示する装置を付け、異常時間監視装置としてもよい。
【0026】実施例3.上記実施例1と2ではアプリケ
ーションソフトウェアの実行時間を測定する例について
述べたが、図5に示すように、アイドルタスク(アプリ
ケーションタスクが実行されていない時に実行される優
先順位の低いタスク)21の実行時間を測定し、定周期
割り込み装置3からの割り込み信号を利用したCPU1
の一定時間内のアイドルタスク21の実行割合を算出す
るCPU負荷計算回路22を設置することで、CPU1
の負荷計算が可能となる。なお、23はアイドルタスク
21の処理を行うアプリケーションソフトウェア、24
はアイドルタスクのデータエリア、25はアイドルタス
クの実行時間を格納するカウントデータエリアで、デー
タエリア24の中に置かれる。
【0027】次に上記実施例の動作について説明する。
今、例えば、1秒間に1回の割合でCPU1の負荷を測
定する場合に、定周期割り込み発生装置3からの定周期
割り込みの間隔(TICK値)が10msに1回の割合
で発生するとすれば、割り込み100回に1回の割合で
CPU1の負荷を計算する。
【0028】図6のフローチャートに示すように、定周
期割り込みが発生すると(ST61)、割り込み処理ル
ーチンを呼び出し(ST62)、割り込み回数加算回路
5のカウント値Nをインクリメントする(ST63)。
そして、上記カウント値Nが99より大きいかどうか判
断する(ST64)。Nが99より大きければアイドル
タスク21のカウントデータエリア25のタスクのカウ
ント値を読み込み(ST65)、CPU1の負荷を計算
する(ST66)。負荷の計算後、上記カウント値Nを
0クリアし(ST67)、割り込み処理を抜ける(ST
68)。また、上記ステップST64においてNが99
以下であれば何もせず割り込み処理を抜ける。
【0029】ここで、CPU1の負荷の計算方法を図7
のタイムチャートに示す。定周期割り込みが100回発
生する間のアイドルタスク21のカウンタ値が4×10
5 カウントであった場合、カウンタ13の1カウントが
1μ秒であれば、アイドルタスク21の実行時間は0.
4秒となる。また、サンプリング時間=100TICK
=1秒であるから、下式より、 CPU負荷=(サンプリング時間−アイドルタスクの実
行時間)/サンプリング時間 =(1−0.4)/1 =0.6 よって、CPU1の負荷は60%である。
【0030】なお、図5において、CPU負荷計算回路
22をOS4の中に置いているが、割り込み処理を行う
ことができれば、メモリ2の中のどこでもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ハー
ドウェアカウンタを用いてアプリケーションソフトウェ
アの実行時間を測定するようにしたので、精度の高い
(μ秒オーダー)実行時間の測定ができ、実行時間の短
いソフトウェアの実行時間の測定も可能である。また、
アプリケーションソフトウェアの中に実行時間測定のプ
ログラムを置く必要がなくなり、さらに、定周期割り込
みを使用せずに実行時間の測定を行うので、定周期割り
込みを発生できない環境でもカウンタさえあればソフト
ウェアの実行時間の測定が可能である。
【0032】また、タスク実行時間監視回路により、カ
ウンタのカウント値と各タスク毎に設定される処理時間
目標値を比較することにより、タスクの実行時間異異常
を監視することができ、異常時にはプログラム停止に導
びくことが可能である。
【0033】さらに、負荷計算回路により、割り込み信
号に基づき一定時間内のアイドルタスクの実行割合を算
出することにより、正確な中央処理装置の負荷計算が行
われるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】この発明の実施例2を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施例2の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】この発明の実施例3を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例3の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】この発明の実施例3の動作を示すタイムチャー
ト図である。
【図8】従来のソフトウェア実行時間を測定するシステ
ムを示すブロック図である。
【図9】従来のソフトウェア実行時間を測定するための
割り込み処理のフローチャートである。
【図10】従来のソフトウェア実行時間を計測する実施
例のフローチャートである。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 メモリ 3 定周期割り込み装置 4 オペレーションシステム 5 割り込み回数加算回路 6 スケジューラ 7 タスクA 8 アプリケーションソフトウェア 9 データエリア 10 タスクB 11 アプリケーションソフトウェア 12 データエリア 13 ハードウェアカウンタ 14 カウントデータエリア 15 カウントデータエリア 16 カウンタ読み込み機能 17 カウンタ書き込み機能 18 タスクAの処理時間目標値 19 タスクBの処理時間目標値 20 タスク実行時間監視回路 21 アイドルタスク 22 CPU負荷計算回路 23 アプリケーションソフトウェア 24 データエリア 26 カウントデータエリア
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】さらに、タスクBからタスクAへのタスク
スイッチが発生すると(ST23)、タスクAが実行さ
れ、その後アプリケーションの処理が終了する(ST2
4)。アプリケーションの実行終了後、TICK値を読
み込み(ST25)、読み込んだTICK値にTICK
の周期を乗算することにより、タスクAの実行時間を得
る(ST26)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウェアの
実行時間測定装置は以上のように構成されているので、
割り込み処理で各タスクのTICK値をインクリメント
していたため、TICKの刻み周期が例えば10ms〜
20msと大きく、1ms〜10ms以内で実行が終了
するタスクの実行時間については計測できず、測定精度
もTICKの刻み周期に従うことになり、10ms〜2
0msしかない。また、定周期割り込み処理中にTIC
K値のインクリメントを行うため、CPU1の処理に一
定の負荷がかかる。さらに、アプリケーションの中に時
間測定のプログラムを置く必要があり、使い勝手が悪い
などの問題点があった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例3.上記実施例1と2ではアプリケ
ーションソフトウェアの実行時間を測定する例について
述べたが、図5に示すように、アイドルタスク(アプリ
ケーションタスクが実行されていない時に実行される優
先順位の低いタスク)21の実行時間を測定し、定周期
割り込み装置3からの割り込み信号を利用したCPU1
の一定時間内のアイドルタスク21の実行割合を算出す
るCPU負荷計算回路22を設置することで、CPU1
の負荷計算が可能となる。なお、23はアイドルタスク
21の処理を行うソフトウェア、24はアイドルタスク
のデータエリア、25はアイドルタスクの実行時間を格
納するカウントデータエリアで、データエリア24の中
に置かれる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、タスク実行時間監視回路により、カ
ウンタのカウント値と各タスク毎に設定される処理時間
目標値を比較することにより、タスクの実行時間異常
監視することができ、異常時にはプログラム停止に導び
くことが可能である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 中央処理装置(CPU) 2 メモリ 3 定周期割り込み装置 4 オペレーションシステム 5 割り込み回数加算回路 6 スケジューラ 7 タスクA 8 アプリケーションソフトウェア 9 データエリア 10 タスクB 11 アプリケーションソフトウェア 12 データエリア 13 ハードウェアカウンタ 14 カウントデータエリア 15 カウントデータエリア 16 カウンタ読み込み機能 17 カウンタ書き込み機能 18 タスクAの処理時間目標値 19 タスクBの処理時間目標値 20 タスク実行時間監視回路 21 アイドルタスク 22 CPU負荷計算回路 23 フトウェア 24 データエリア25 カウントデータエリア
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリ内部のオペレーティングシステム
    内に異なるタスクのスイッチング処理を行うスケジュー
    ラを設け、このスケジューラによるタスクスイッチの制
    御に基づき実行される各タスクのアプリケーションソフ
    トウェアの実行時間を測定するソフトウェアの実行時間
    測定装置において、ハードウェアカウンタを備えると共
    に、タスクスイッチの発生時に実行が開示されるタスク
    のカウント値を上記ハードウェアカウンタへ書き込む機
    能と、該ハードウェアカウンタのカウント値を読み込
    み、実行が停止されるタスクのデータエリアへ書き込む
    機能とを上記スケジューラ内に設けたことを特徴とする
    ソフトウェアの実行時間測定装置。
  2. 【請求項2】 上記各タスクのデータエリアに処理時間
    目標値データエリアをそれぞれ設けると共に、上記スケ
    ジューラの中に各タスクの処理時間目標値とタスクの実
    行時間のカウント値を比較して異常検出を行うタスク実
    行時間監視回路を設けたことを特徴とする請求項第1項
    記載のソフトウェアの実行時間測定装置。
  3. 【請求項3】 上記スケジューラ内に、アイドルタスク
    の実行時間を測定し、中央処理装置に対して定周期割り
    込み装置から送出される割り込み信号に基づいて一定時
    間内のアイドルタスクの実行割合を算出することにより
    中央処理装置の負荷計算を行う負荷計算回路を設けたこ
    とを特徴とする請求項第1項または第2項記載のソフト
    ウェアの実行時間測定装置。
JP3331646A 1991-12-16 1991-12-16 ソフトウェアの実行時間測定装置 Pending JPH05165655A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6930960B2 (en) 2002-03-27 2005-08-16 Hitachi, Ltd. Execution time measurement device in a control unit and an execution time measurement method
JP2006134170A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報処理装置、プログラム、及び管理方法
JP2008305238A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Denso Corp 計測装置

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