JPH0671226U - 車両用空調装置の冷媒監視装置 - Google Patents

車両用空調装置の冷媒監視装置

Info

Publication number
JPH0671226U
JPH0671226U JP1977093U JP1977093U JPH0671226U JP H0671226 U JPH0671226 U JP H0671226U JP 1977093 U JP1977093 U JP 1977093U JP 1977093 U JP1977093 U JP 1977093U JP H0671226 U JPH0671226 U JP H0671226U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sight glass
vehicle
see
refrigerant
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1977093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605347Y2 (ja
Inventor
浩二 渋木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bosch Corp filed Critical Bosch Corp
Priority to JP1993019770U priority Critical patent/JP2605347Y2/ja
Publication of JPH0671226U publication Critical patent/JPH0671226U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605347Y2 publication Critical patent/JP2605347Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイトグラスの透視面への塵埃の付着を抑
え、また、透視面を覗き易くした車両用空調装置の冷媒
監視装置を提供する。 【構成】 車室内に配置されたユニットケース5と車床
9との間にサイトグラス6を設けてサイトグラス6を外
気に触れない位置に取りつける。サイトグラス6の透視
面6bを乗席空間12に臨ませると共に乗席空間12に
サイトグラス6を覆うカバー13を設置し、このカバー
13の透視面6bと対峙する部位にグロメット15が脱
着可能な孔14を設ける。サイトグラス6は外気中にさ
らされることがなくなり、カバー13のグロメット15
を外せば透視面6bを覗くことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両に搭載される冷房サイクルの冷媒監視装置、より詳しくは、 冷房サイクルに設けられるサイトグラスの配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
冷房サイクル内の冷媒状態を監視するためのサイトグラスは、従来、例えば実 開平1─152817号公報に示されるように、サイトグラスを配管途中に独立 に、あるいは、リキッドタンクに一体に設けてこのサイトグラスをダンパに内装 し、ダンパの透視面に対応する位置に覗き窓を設けるようにしたものが知られて いる(第1従来例)。
【0003】 また、実開昭56─57113号公報には、サイトグラスの透視面を車両のフ ロントグリルの開口部に臨ませる構成が示され(第2従来例)、また、実開昭5 3─37153号公報には、車体の床下にサイトグラスを一体に設けたリキッド タンクを設け、サイトグラスの透視面と対峙する車体の床にドレインホースを挿 通するための孔を設け、透視面の覗き孔をこの挿通孔で兼用させる技術が示され ている(第3従来例)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、第1乃至第3のいずれの従来技術においても、サイトグラスは 車室外にあり、透視面に塵埃が付着しやすく、冷房サイクル内の冷媒状態を視認 しずらくなる事態が考えられる。特に第2従来例においては、透視面を覗くため に、車体の床に敷設されるカーペットを取り除くと共にドレインホースを挿通孔 から引き抜かなければならず、また、第3従来例においては、フロントグリル越 しに透視面を見なければならないので、必ずしも見やすいとは言えない。
【0005】 そこで、この考案においは、サイトグラスの透視面への塵埃の付着を抑え、ま た、透視面を覗き易くした車両用空調装置の冷媒監視装置を提供することを課題 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
しかして、この考案の要旨とするところは、車両用空調装置の冷媒循環サイク ルの一部に冷媒状態を透視可能なサイトグラスを設けてこのサイトグラスを空調 装置の車室内に配置されたユニットケースと車床との間に配置し、前記サイトグ ラスの透視面を乗席空間に臨ませると共に前記乗席空間に前記サイトグラスを覆 うカバーを設置し、このカバーの前記透視面と対峙する部位にグロメットが脱着 可能な孔を形成したことにある。
【0007】
【作用】
したがって、サイトグラスは乗席空間に配置されているので、外気中の塵埃が 付着しにくくなり、また、サイトグラスはこれを覆うカバーで保護されることに なる。しかも、サイトグラスの透視面は乗席空間に臨んでこれに対峙するカバー の部位にはグロメットを脱着可能な孔が形成されているいるので、孔に取りつけ られているグロメットを取り外せば孔から透視面を覗き込むことができ、そのた め、上記課題を達成することができるものである。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
【0009】 図1及び図2において、ワンボックスカーやトラック等のキャビンの下にエン ジンがあるキャップオーバートラック車1が示され、インスツールメントカバー 2内に空調装置のエバポレータ3および膨張弁4を収納したユニットケース5が 配置されている。このエバポレータ3は、コンプレッサ、コンデンサ、リキッド タンク、サイトグラス6、及び膨張弁4を順次配管接続して冷媒循環サイクルを 構成しているもので、ユニットケース5の上流側に図示しない送風機が設けられ 、この送風機から送られてくる空気を冷却するようになっている。
【0010】 このエバポレータ3とコンプレッサとを接続する配管7および膨張弁4とリキ ッドタンクとを接続する配管8は、下方に延びて車床9に形成されている引出孔 10からここに取り付けられている配管用グロメット11を介して車室外に引き 出されている。
【0011】 エバポレータ3とコンプレッサとを接続する配管7は、エバポレータ3で蒸発 気化した膨張冷媒をコンプレッサに導くために幾分径が大きく形成されており、 エバポレータ3の出入口に接続する接続パイプ7a、コンプレッサに通じる接続 パイプ7b、およびこれら接続パイプ間を中継する中継パイプ7cを有し、この 中継パイプ7cを前記配管用グロメット11に挿通させている。
【0012】 これに対して、膨張弁4とリキッドタンクとを接続する配管8は、コンデンサ で凝縮液化された冷媒がリキッドタンクで気液分離されて送られてくるので幾分 径が小さく形成されており、ユニットケース5内の膨張弁4と接続する接続パイ プ8a、リキッドタンクに通じる接続パイプ8b、およびこれら接続パイプ間を 中継する中継パイプ8cを有し、この中継パイプ8cを配管用グロメット11に 挿通させている。
【0013】 そして、中継パイプ8cの途中には、配管内の冷媒状態を目視するためのサイ トグラス6が設けられている。このサイトグラス6は、サイトグラス本体6aの 覗き穴に透明部材を固着してなる周知のもので、車室側のユニットケース5と車 床9との間に配置されており、このサイトグラス6の透明部材が固着された透視 面6bは、乗席空間12に臨むよう車両後方に向けられている。そして、サイト グラス6の乗席空間側には、配管7,8およびこのサイトグラス6を保護するた めのカバー13が設けられている。
【0014】 カバー13は、インスツールメントカバー2と別体に形成された例えば合成樹 脂等で成形されている板状のもので、サイトグラス6の透視面6bと対峙する部 位に孔14が形成され、閉塞用グロメット15がこの孔14に着脱自在に取りつ けられている。尚、このカバー13は、図3に示すように、インスツールメント カバー2を下方に延設して一体に設ける構成としてもよい。
【0015】 上記構成において、冷媒状態の監視をしない通常時においては、カバー13の 孔14に閉塞用グロメット15を取り付けておき、冷媒状態をチェックする際に は閉塞用グロメット15を取り外し、頭を車床まで下げて孔14から覗き込む。 サイトグラス6の透視面6bは乗席空間12に臨んでおり、しかも孔14と対峙 する近傍の位置にあるので、覗き込めば透視面6aを介して配管内の冷媒状態が 一目して分かる。また、サイトグラス6自体は、車室内に配置されていることか ら、外気中の塵埃にさらされることがなくなり、また、カバー13で覆われてい るから土足等の接触を防げると共に乗席からの粉塵が直接透視面6bに付着する こともなくなり、透視面6bが汚れにくくなる。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、車室内に配置されたユニットケースと 車床との間にサイトグラスを設けてサイトグラスを外気に触れない位置に取りつ けたので、外気中の塵埃の付着を抑えることができ、視認性を良くすることがで きるものである。また、サイトグラスは、その透視面を乗席空間に臨ませると共 に、これを覆うカバーにグロメットが脱着可能な孔を形成してこの孔から透視面 を覗けれるようにしたので、透視面が覗き易くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る車両用空調装置の冷媒監視装置
を敷設した車両を示す概略図である。
【図2】冷媒監視装置を示す図1における要部の拡大図
である。
【図3】冷媒監視装置の他の実施例を示す要部の拡大図
である。
【符号の説明】
5 ユニットケース 6 サイトグラス 6b 透視面 9 車床 12 乗席空間 13 カバー 14 孔 15 閉塞要グロメット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用空調装置の冷媒循環サイクルの一
    部に冷媒状態を透視可能なサイトグラスを設けてこのサ
    イトグラスを空調装置の車室内に配置されたユニットケ
    ースと車床との間に配置し、前記サイトグラスの透視面
    を乗席空間に臨ませると共に前記乗席空間に前記サイト
    グラスを覆うカバーを設置し、このカバーの前記透視面
    と対峙する部位にグロメットが脱着可能な孔を設けたこ
    とを特徴とする車両用空調装置の冷媒監視装置。
JP1993019770U 1993-03-25 1993-03-25 車両用空調装置の冷媒監視装置 Expired - Lifetime JP2605347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019770U JP2605347Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 車両用空調装置の冷媒監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993019770U JP2605347Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 車両用空調装置の冷媒監視装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671226U true JPH0671226U (ja) 1994-10-04
JP2605347Y2 JP2605347Y2 (ja) 2000-07-10

Family

ID=12008574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993019770U Expired - Lifetime JP2605347Y2 (ja) 1993-03-25 1993-03-25 車両用空調装置の冷媒監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2605347Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038744A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd キャブおよび作業機械
KR20200127925A (ko) * 2018-10-18 2020-11-11 (주)네스트아이앤씨 미세먼지 제거를 위한 버스 에어컨용 전기집진 공기 청정기의 개폐 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337153U (ja) * 1976-09-07 1978-04-01
JPH01152817U (ja) * 1988-04-13 1989-10-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337153U (ja) * 1976-09-07 1978-04-01
JPH01152817U (ja) * 1988-04-13 1989-10-20

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007038744A (ja) * 2005-08-01 2007-02-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd キャブおよび作業機械
KR20200127925A (ko) * 2018-10-18 2020-11-11 (주)네스트아이앤씨 미세먼지 제거를 위한 버스 에어컨용 전기집진 공기 청정기의 개폐 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2605347Y2 (ja) 2000-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2500516C (en) Cover for an air conditioning system and methods
EP0684152A1 (en) Air filter mounting structure in air conditioning device
JP2008126800A (ja) 自動車用空調装置
JP2007112219A (ja) 車両用屋上装着型空調装置
EP1297978A3 (en) Vehicle air conditioning air duct system
JP5797721B2 (ja) 車両用空調装置
JPH0671226U (ja) 車両用空調装置の冷媒監視装置
US6865903B2 (en) Arrangement structure for protecting a drain hose of a vehicular air conditioning case
KR102428764B1 (ko) 차량용 공조장치
JP4099361B2 (ja) 車両用空調装置
US6782708B1 (en) Air conditioner coil access door kit and method of installation
JPS61150815A (ja) 自動車用空気調和装置
US11186145B2 (en) Cabin air filter tray
JP2603355Y2 (ja) 自動車用空調フィルター取付構造
JPH0532037U (ja) クーラユニツトにおける凝縮水排出装置
JPH1178982A (ja) ダッシュパネルのシール構造
JP3269335B2 (ja) 車両空調用クーリングユニット
JP3975714B2 (ja) 自動車用空調装置
JP6975399B2 (ja) ベンチレーショングリル
JPH0513607Y2 (ja)
JPH0442175Y2 (ja)
JPH0554015U (ja) 産業車両のエアコン装置
JPS6144899Y2 (ja)
JPH04118317A (ja) 自動車の空調ユニット配設構造
JPH0649552U (ja) 小型ブルドーザの空調装置