JPH0670697A - ペットフードおよびその製造方法 - Google Patents

ペットフードおよびその製造方法

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JPH0670697A
JPH0670697A JP4248949A JP24894992A JPH0670697A JP H0670697 A JPH0670697 A JP H0670697A JP 4248949 A JP4248949 A JP 4248949A JP 24894992 A JP24894992 A JP 24894992A JP H0670697 A JPH0670697 A JP H0670697A
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pet food
food
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powder
solid
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JP4248949A
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Shigetoshi Saida
林俊 斎田
Yasuo Kawahara
康雄 川原
Koichiro Ikeda
光一郎 池田
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Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 表面に酸性物質を粉末状または顆粒状で付着
せしめた固形状ペットフード、該固形状ペットフードを
酸性物質の粉末または顆粒を直接または結合剤を介して
固形状ペットフードの表面に付着させて製造する方法。 【効果】 本発明の固形状ペットフードはペット類によ
る嗜好性が高くペット類に好んで食される。また本発明
の固形状ペットフードでは酸性物質を粉末状又は顆粒状
のままペットフードの表面に付着させているため酸性物
質がペットフードの内部にまで浸透せず、酸性物質の酸
味やその他の食味をそのままペットフードの表面に出現
させることができ、且つ水を使用していないのでペット
フードの水分含量を元の低いままに保つことができ、ペ
ットフードの保存性や保形性を低下させず長期間安定に
保つことができ、更に表面に付着させた酸性物質の腐敗
防止作用により腐敗を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペットフードおよびそ
の製造方法に関する。詳細には、猫などのペット類によ
る嗜好性の極めて高い固形状ペットフードおよびその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】市販のペットフードには、水分含量の多
い(通常約50重量%以上;以下単に%で表す)モイス
トタイプと、水分含量が約5〜40%と低いドライタイ
プまたはセミモイストタイプがある。そのうちで、ドラ
イタイプまたはセミモイストタイプのペットフードは、
一般に粒状、ペレット状、フレーク状、ステック状、ド
ーナツ状、星形などの固形状の形態で生産、販売されて
いるが、取り扱い易さ、保存性の良さなどの点から近年
その需要がますます増加している。しかしながら、水分
含量の低いドライタイプまたはセミモイストタイプの固
形状ペットフードは、缶詰などのモイストタイプのペッ
トフード、生肉、魚などのペットフードに比べて、嗜好
性が低く、ペット類に与えても充分に摂取されない場合
が多い。特に、猫は食物の好き嫌いが激しく、嫌いな食
物は多少飢えても食べない傾向がある。
【0003】一方、キャットフードの嗜好性を高めるた
めに、多量のリン酸と少量のクエン酸とからなる酸混合
物水溶液を固形状キャットフードの表面に塗布すること
が従来提案されている。
【0004】しかし、上記従来のキャットフードの場合
は、酸混合物の水溶液を用いているため、酸が固形状キ
ャットフードの表面にのみに止まらず内部にまで浸透す
る。その結果、折角酸混合物の酸味を所定のものに調節
して用いても、固形状キャットフード表面を所定の酸味
に保つことがむつかしく、しかももととなるキャットフ
ード(以下キャットフードベースという)の配合や組成
などにより固形状キャットフード表面の酸味が大きく左
右されがちである。しかもこの従来の固形状キャットフ
ードでは、表面に塗布された酸混合物水溶液中の水分を
除去せずにそのままキャットフードに保有させるのでキ
ャットフードの水分含量が高くなってしまい、腐敗し易
く、貯蔵性が低下する。しかも、酸混合物の水溶液を塗
布する固形状キャットフード自体の水分含量が多い場合
には、水分含量の増加によってその保形性が低下し、崩
壊し易くなる。
【0005】
【発明の内容】上記のような状況下に、本発明者らは、
猫などのペット類による嗜好性が高く、且つ貯蔵性や保
形性に優れた固形状ペットフードを得ること、更にはそ
のような固形状ペットフードをもととなるペットフード
(以下ペットフードベースという)の配合組成などにあ
まり影響を受けることなく、簡単に且つ円滑に製造でき
る方法を開発することを目的としてて研究を行ってき
た。その結果、本発明者らは、酸性物質を粉末状または
顆粒状のまま固形状ペットフード表面に付着せしめると
上記の目的を達成できることを見出した。更に、その際
に該酸性物質の粉末または顆粒を得るには、pH3〜6
に調整した酸性液を乾燥処理すればよいことを見出して
本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、固形状ペットフード
において該ペットフード表面に酸性物質を粉末状または
顆粒状で付着せしめたことを特徴とするペットフードで
ある。更に、本発明は、pH3〜6の酸性液を調製し、
これを乾燥して粉末状または顆粒状の酸性物質を形成
し、次いで該酸性物質の粉末または顆粒を直接または結
合剤を介して固形状ペットフードの表面に付着せしめる
ことを特徴とするペットフードの製造方法である。
【0007】本発明でいう「ペットフード」とは、猫、
犬などのペット類に給与されるフードをいう。そして、
本発明の固形状ペットフードは、流通、保存、ペット類
への給与時などの取扱い時に、大きな変形や崩れなどを
生ずることなく、その表面に酸性物質を粉末状または顆
粒状で付着保持できるものであればいずれでもよく、そ
の形状や大きさは特に限定されない。例えば、ペレット
状、粒状、スティク状、ドーナツ状、星形などの所望の
大きさの固形状を呈していればよく、しかもドライタイ
プ、セミモイストタイプのいずれでもよい。
【0008】また、本発明の固形状ペットフードに使用
される原料の配合割合、製造方法なども特に限定され
ず、対象とするペットの種類などに応じて、適宜選択す
ることができ、例えばトウモロコシ、小麦粉、肉粉、魚
粉、大豆粕、ビタミン類、ミネラル類、香辛料、調味料
などを使用して、従来から知られている方法(例えば押
出法など)により製造することができる。
【0009】そして、本発明の固形状ペットフードは、
その表面に酸性物質を粉末状または顆粒状で付着せしめ
ることが必要であり、付着せしめた酸性物質により酸味
が効果的にペットフードに付与される。ここで、本発明
における粉末状または顆粒状の酸性物質を形成するため
の酸としては、例えばクエン酸、酢酸、コハク酸、リン
ゴ酸などの有機酸、リン酸、塩酸などの無機酸およびこ
れらの酸の酸性を呈する塩を挙げることができる。これ
らの酸または酸性塩は、1種類のみを使用してもまたは
2種以上を組み合わせて使用してもよい。この際、pH
3〜6に調整した上記酸の水溶液を噴霧乾燥、凍結乾燥
などの適当な乾燥手段により粉末状または顆粒状にすれ
ばよい。
【0010】固形状ペットフードの表面に付着させる粉
末状または顆粒状の酸性物質の粒径は、それを付着させ
るペットフードの種類、大きさ、形状などに応じて色々
変えることができるが、固形状ペットフード表面への付
着のし易さ、食感などの点から、平均粒径が約5〜50
0μm程度にしておくのが望ましい。
【0011】本発明の固形状ペットフードでは、固形状
ペットフードの表面全体が酸性物質の粉末または顆粒で
覆われているのが望ましいが、必ずしも固形状ペットフ
ードの表面積の100%が酸性物質の粉末または顆粒で
覆われていなくてもよく、該表面の50%以上、好まし
くは70%以上が覆われていればよい。
【0012】本発明では更に食塩、砂糖などの調味料、
魚介類や肉類のエキスなどの旨味成分、香辛料、ミネラ
ル、ビタミンなどの栄養補強成分、増量剤などの他の成
分の一つまたは二つ以上を上記酸性物質に加えて粉末状
または顆粒状としたものを用いることができる。
【0013】上記したエキスは、魚介類や肉類を熱水中
に浸漬処理して得られる成分であって、そこには各種ア
ミノ酸、低級ペプチド、クレアチンなどのグアニジン化
合物、ヌクレオチド、プリン塩基、コリン、尿素などの
窒素化合物の外に、グルコース、グリコーゲンなどの化
合物、カリウムなどの無機物などの成分が多量に含まれ
ており、ペットの種類、ペットの嗜好性などに応じて、
例えば、カツオエキス、マグロエキス、貝エキスなどの
魚介類のエキス、肉エキス、レバーダイジェストなどか
ら適宜選択するのがよい。
【0014】また、酸性物質の固形状ペットフード表面
への付着量は、ペットの種類、ペットの嗜好性、ペット
フードベースの配合組成などに応じて変化調節すること
ができる。例えば、上記した有機酸または無機酸の粉末
または顆粒を固形状キャットフードの表面に付着させる
場合は、固形状キャットフード100g当たりの付着量
が約0.05〜0.3g程度になるようにするとよい。
【0015】また、酸性物質と共に食塩などの調味料お
よび魚介類や肉類のエキスなどの旨味成分を含むものを
使用する場合は、乾物換算で酸約1〜10重量部(以下
単に部という)、食塩などの調味料約1〜20部および
エキスなどの旨味成分約50〜80部を使用してpH3
〜6の酸性液を調製し、この酸性液を噴霧乾燥、凍結乾
燥などによって乾燥してそれらの成分が密に混合した粉
末状または顆粒状の酸性物質を形成し、それを固形状ペ
ットフードの表面に付着させるようにすると、固形状ペ
ットフードの表面に酸味と共に旨味や塩味も付与され、
ペット類による嗜好性が一層向上する。その場合の粉末
状または顆粒状の酸性物質の固形状ペットフード表面へ
の付着量は特に限定されないが、通常固形状ペットフー
ド100g当たり約0.05〜0.3g程度とするのが
よい。
【0016】固形状ペットフードの表面に酸性物質など
を付着させる方法は特に限定されないが、具体的な方法
の例としては、固形状ペットフードに酸性物質の粉末
または顆粒を加え、両者を転動、揺動、撹拌などの任意
の手段で混合して固形状ペットフードの表面に酸性物質
を付着させる方法、固形状ペットフードに酸性物質の
粉末または顆粒と共に結合剤(例えば油脂類など)を加
えて上記の場合と同様にして混合して固形状ペットフ
ードの表面に酸性物質を付着させる方法、固形状ペッ
トフードの表面に予め結合剤(油脂類など)を施した
後、酸性物質の粉末または顆粒を加えて結合剤の層を介
して酸性物質を固形状ペットフードの表面に付着させる
方法などを挙げることができる。
【0017】固形状ペットフードがセミモイストタイプ
の場合は、結合剤を使用しない上記の方法によっても
表面に酸性物質の粉末または顆粒を円滑に付着させるこ
とができるが、結合剤を使用する上記またはの方法
或いはその他の方法を採用することもできる。また、固
形状ペットフードが水分の極めて少ないドライタイプの
場合は、結合剤を使用する上記またはの方法が適し
ている。
【0018】
【実施例】以下に実施例などにより本発明を具体的に説
明するが、本発明はそれにより限定されない。
【0019】《参考例 1》[キャットフードベースの
製造] トウモロコシ粉200kg、小麦粉300kg、大豆粕
150kg、肉粉100kg、魚粉100kg、米糠3
0kg、動物性油脂20kg、ビタミンミックス20k
gおよびミネラルミックス20kgをミキサーにいれて
よく撹拌混合した。次に、押出機に100kg/hrの
割合で供給し、水を14リットル/hrおよび水蒸気を
16.5kg/hrの割合で供給し、温度143℃で棒
状に押出し膨化させ、これを切断、乾燥して、直径約5
mm、長さ12mmのペレット状キャットフードベース
を製造した。
【0020】《実施例 1》 (1) 上記の参考例1で製造したペレット状キャット
フードベース780gに50℃に加熱溶融した牛脂20
gを加えて混合して、キャットフードベースの表面に牛
脂被覆層を形成させた。 (2) 上記(1)で得た牛脂被覆層を有するペレット
状キャットフードベース980gに、75%リン酸水溶
液27部(リン酸として20部)とクエン酸10部から
なる噴霧乾燥物20gを加えて混合して、キャットフー
ドベースの表面に牛脂被覆層を介してリン酸とクエン酸
を粉末状のまま付着せしめた本発明のキャットフードを
製造した。
【0021】《比較例 1》 (1) 水50mlにリン酸20gおよびクエン酸5g
を加えてリン酸−クエン酸混合水溶液を形成した後、こ
の酸水溶液上記の参考例1で製造したペレット状キャッ
トフードベース760gに添加混合して、ペレット状キ
ャットフードベースに酸の塗布層を形成させた。
【0022】《フード摂取試験1》 (1)上記参考例1のペレット状キャットフードベー
ス、実施例1で製造した本発明のキャットフードおよび
比較例1で製造したキャットフードの各々を別々の容器
に入れて、猫48匹に1日自由に摂取させたところ、各
々のキャットフードの摂取量は下記の表1に示すとおり
であった。
【0023】
【表1】 キャットフード摂取量 参考例1のキャットフードベース 256g( 6.5%) 実施例1のキャットフード 2670g( 63.8%) 比較例1のキャットフード 986g( 25.2%) 合 計 3912g( 100 %)
【0024】上記表1の結果から、本発明のキャットフ
ードは、酸を表面に付着させてない参考例1のキャット
フードベースおよび酸水溶液を表面に塗布している比較
例1のキャットフードに比べて、猫による嗜好性が極め
て高く、猫が好んで摂取することがわかる。
【0025】《実施例 2》 (1) クエン酸濃度5%、食塩濃度5%およびカツオ
内臓エキスパウダー含量90%のpH4.5の水溶液を
調製し、この水溶液を噴霧乾燥してクエン酸、食塩およ
びカツオ内臓エキスからなる酸含有顆粒(平均粒径10
0μm)を得た。 (2) 上記の参考例1で製造したペレット状キャット
フードベース760gの表面に50℃に加熱溶融した牛
脂20gを噴霧して均一に塗布した後、上記(1)で製造
した酸含有顆粒40gを均一にまぶして表面に顆粒状の
まま付着させて本発明のキャットフードを製造した。 (3) 上記参考例1のペレット状キャットフードベー
スおよびこの実施例2で製造した本発明のキャットフー
ドの各々を別々の容器に入れて、猫48匹に1日自由に
摂取させたところ、各キャットフードの摂取量は下記の
表2に示すとおりであった。
【0026】
【表2】 キャットフード摂取量 参考例1のキャットフードベース 522g( 14.3%) 実施例2のキャットフード 3129g( 85.7%) 合 計 3651g( 100 %)
【0027】
【発明の効果】表面に酸性物質を粉末状または顆粒状で
付着させた本発明の固形状ペットフードは、ペット類に
よる嗜好性が高く、ペット類に好んで食される。そし
て、本発明の固形状ペットフードでは、酸性物質を粉末
状または顆粒状のまま固形状ペットフードの表面に付着
させているので、酸性物質が固形状ペットフードの内部
にまで浸透せず、酸性物質の酸味やその他の食味をその
まま固形状ペットフードの表面に出現させることができ
る。更に、本発明では酸性物質を水を使用することなく
粉末状または顆粒状のまま固形状ペットフードの表面に
付着させているので、固形状ペットフードの水分含量を
元の低いままの状態に保つことができ、固形状ペットフ
ードの保存性や保形性が低下せず、安定に長期間保つこ
とができる。そして、本発明の固形状ペットフードでは
腐敗防止作用を有する酸性物質が表面に付着しているの
で、一層腐敗しにくくなり、より長期の保存が可能であ
る。
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】 市販のペットフードには、水分含量の
多い(通常約50重量%以上;以下単に%で表す)モイ
ストタイプと、水分含量が約5〜40%と低いドライタ
イプまたはセミモイストタイプがある。そのうちで、ド
ライタイプまたはセミモイストタイプのペットフード
は、一般に粒状、ペレット状、フレーク状、スティック
、ドーナツ状、星形などの固形状の形態で生産、販売
されているが、取り扱い易さ、保存性の良さなどの点か
ら近年その需要がますます増加している。しかしなが
ら、水分含量の低いドライタイプまたはセミモイストタ
イプの固形状ペットフードは、缶詰などのモイストタイ
プのペットフード、生肉、魚などのペットフードに比べ
て、嗜好性が低く、ペット類に与えても充分に摂取され
ない場合が多い。特に、猫は食物の好き嫌いが激しく、
嫌いな食物は多少飢えても食べない傾向がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明の内容】 上記のような状況下に、本発明者ら
は、猫などのペット類による嗜好性が高く、且つ貯蔵性
や保形性に優れた固形状ペットフードを得ること、更に
はそのような固形状ペットフードをもととなるペットフ
ード(以下ペットフードベースという)の配合組成など
にあまり影響を受けることなく、簡単に且つ円滑に製造
できる方法を開発することを目的として研究を行ってき
た。その結果、本発明者らは、酸性物質を粉末状または
顆粒状のまま固形状ペットフード表面に付着せしめると
上記の目的を達成できることを見出した。更に、その際
に該酸性物質の粉末または顆粒を得るには、pH3〜6
に調整した酸性液を乾燥処理すればよいことを見出して
本発明を完成した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明でいう「ペットフード」とは、
猫、犬などのペット類に給与されるフードをいう。そし
て、本発明の固形状ペットフードは、流通、保存、ペッ
ト類への給与時などの取扱い時に、大きな変形や崩れな
どを生ずることなく、その表面に酸性物質を粉末状また
は顆粒状で付着保持できるものであればいずれでもよ
く、その形状や大きさは特に限定されない。例えば、ペ
レット状、粒状、スティック状、ドーナツ状、星形など
の所望の大きさの固形状を呈していればよく、しかもド
ライタイプ、セミモイストタイプのいずれでもよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】《比較例 1》(1) 水50mlにリン
酸20gおよびクエン酸5gを加えてリン酸−クエン酸
混合水溶液を形成した後、この酸水溶液上記の参考例
1で製造したペレット状キャットフードベース760g
に添加混合して、ペレット状キャットフードベースに酸
の塗布層を形成させた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】
【表1】 キャットフード摂取量 参考例1のキャットフードベース 256g( 6.5%) 実施例1のキャットフード 2670g( 68.3%) 比較例1のキャットフード 986g( 25.2%) 合 計 3912g(100.0%)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固形状ペットフードにおいて該ペットフ
    ード表面に酸性物質を粉末状または顆粒状で付着せしめ
    たことを特徴とするペットフード。
  2. 【請求項2】 粉末状または顆粒状の酸性物質を、直接
    または結合剤を介して固形状ペットフード表面に付着せ
    しめた請求項1のペットフード。
  3. 【請求項3】 粉末状または顆粒状の酸性物質が、pH
    3〜6の酸性液を乾燥して得られたものである請求項1
    または2のペットフード。
  4. 【請求項4】 pH3〜6の酸性液を調製し、これを乾
    燥して粉末状または顆粒状の酸性物質を形成し、次いで
    該酸性物質の粉末または顆粒を直接または結合剤を介し
    て固形状ペットフードの表面に付着せしめることを特徴
    とするペットフードの製造方法。
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