JPH0670337A - 文字信号が挿入できる画像信号の記録・再生システム - Google Patents

文字信号が挿入できる画像信号の記録・再生システム

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JPH0670337A
JPH0670337A JP5031833A JP3183393A JPH0670337A JP H0670337 A JPH0670337 A JP H0670337A JP 5031833 A JP5031833 A JP 5031833A JP 3183393 A JP3183393 A JP 3183393A JP H0670337 A JPH0670337 A JP H0670337A
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    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
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    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
    • H04N9/83Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only the recorded chrominance signal occupying a frequency band under the frequency band of the recorded brightness signal

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  • Signal Processing (AREA)
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字信号を挿入できる画像信号の長時間プレ
イモードでの記録・再生の同期を容易にすることを目的
とする。 【構成】 制御デバイス17により制御でき、かつビデオ
レコーダ1の第2再生モードで制御デバイス17により第
1スイッチ位置に設定された第2スイッチングデバイス
93が変調器36の制御入力36bに先行し、該第1スイッチ
位置において1ライン期間の遅延時間を持つ第2遅延デ
バイス94は第2スイッチングデバイス93に直列に配設さ
れ、かつ変調器36の制御入力36bに印加された制御信号
S2は変調器36の制御入力36bに1ライン期間の遅延で伝
達され、かつビデオレコーダ1の他のすべての再生モー
ドで制御デバイス17により第2スイッチ位置に設定さ
れ、該第2スイッチ位置において第2遅延デバイス94は
バイパスされ、かつ制御信号は変調器36の制御入力36b
に遅延なく伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、磁気テープの長手方向に対して
傾斜している隣接トラックで磁気テープに、あるいはそ
れから位相変調されたかあるいは周波数変調された画像
カラー信号を具える画像信号を記録・再生するシステム
に関連し、該画像信号は第1テープ速度により第1記録
モードと第1再生モードで記録・再生でき、かつ第1テ
ープ速度の約数であることが好ましい第2テープ速度に
より第2記録モードと第2再生モードで記録・再生で
き、第1記録モードで記録されたビデオ信号は第1テー
プ速度とは異なる少なくとも1つの別の第1テープ速度
により少なくとも1つの別の第1再生モードで付加的に
再生可能であり、かつ第2記録モードで記録されたビデ
オ信号は第2テープ速度とは異なる少なくとも1つの別
の第2テープ速度により少なくとも1つの別の第2再生
モードで追加的に再生可能であり、位相変調されたかあ
るいは周波数変調された文字カラー信号を具える変調さ
れた文字信号は少なくとも再生画像信号に挿入可能であ
り、このシステムは、元の周波数領域に再生画像カラー
信号を再変換する変換ステージを有し、該変換ステージ
は再変換画像カラー信号を出力に供給するものであり、
かつ変換ステージの出力の後に配設され、かつ位相変調
画像カラー信号の場合には再変換画像カラー信号のバー
スト信号の位相を検出する位相検出ステージとして構成
され、そして周波数変調画像カラー信号の場合には再変
換画像カラー信号の非変調カラー副搬送波信号の周波数
を検出する周波数検出ステージとして構成され、該検出
ステージが出力にライン周波数の半分の検出信号を供給
するものであり、かつ変換ステージの出力の後に配設さ
れ、かつ制御デバイスにより制御可能である第1スイッ
チングデバイスを有し、該第1スイッチングデバイスは
システムの別の第2再生モードの制御デバイスにより第
1スイッチ位置に設定され、その第1スイッチ位置にお
いて1ライン期間の遅延時間を持つシステムの第1遅延
デバイスは第1スイッチングデバイスに直列に配設さ
れ、かつ変換ステージの出力に供給された再変換画像カ
ラー信号はシステムの別の信号処理ステージに1ライン
期間の遅延で伝達され、かつそれはシステムの他のすべ
ての再生モードの制御デバイスにより第2スイッチ位置
に設定され、該第2スイッチ位置において第1遅延デバ
イスはバイパスされ、かつ変換ステージの出力に供給さ
れた再変換画像カラー信号は遅延なしに別の信号処理ス
テージに伝達され、かつ非変調文字信号を発生する文字
発生器と、文字発生器に接続されかつ挿入すべき変調文
字信号に非変調文字信号を変換することを可能にする変
調器とを有し、かつ別の信号処理ステージと変調器に接
続され、かつ再生画像信号に少なくとも変調文字信号を
挿入するよう適応される文字挿入ステージを有し、変調
器はライン周波数の半分の制御信号が印加される制御入
力を具え、再生画像カラー信号と挿入すべき文字カラー
信号が位相変調された画像カラー信号の場合には位相ロ
ックされ、周波数変調画像カラー信号の場合には周波数
ロックされることを遂行するために、該制御信号は検出
ステージの出力に供給されたライン周波数の半分の検出
信号に位相ロックされている。
【0002】
【背景技術】冒頭の記事に規定されたタイプのシステム
は従前の技術から既知である。そのようなシステムで
は、彩色字体(coloured letter )あるいは彩色図形シ
ンボルのようなカラー文字に対応する文字信号はカラー
画像に対応する画像信号に挿入できる。このことは、文
字信号に対応する彩色文字が同じ色でテレビジョン受信
機の表示スクリーン上に常に再生され、すなわち、例え
ば赤色文字に対して、かつすべてのモードで、画像信号
が彩色背景画像として表示される表示スクリーン上の赤
色文字として現れるようにして実行されるべきである。
【0003】画像信号と文字信号がテレビジョン受信機
の表示スクリーン上に再生される場合、背景画像カラー
信号と文字カラー信号の双方の復調の基準は、PALシ
ステムの場合のような位相変調カラー信号の場合には背
景画像カラー信号のバースト信号により、そしてSEC
AMシステムの場合のような周波数変調カラー信号の場
合には背景画像カラー信号の非変調カラー副搬送波によ
り形成される。従って、双方のカラー信号成分が表示ス
クリーン上で同じ色で再生されることを保証するため
に、文字カラー信号のカラー信号成分と背景画像カラー
信号のカラー信号成分は、位相変調カラー信号の場合に
は背景画像カラー信号のバースト信号に対して同じ位相
でなければならず、かつそれらは周波数変調カラー周波
数の場合には背景画像カラー信号の非変調カラー副搬送
波信号に対して同じ周波数でなければならない。従っ
て、文字信号が規定されたカラーで表示スクリーン上に
常に再生されることを保証するために、位相変調カラー
信号の場合には挿入された文字カラー信号は同相にロッ
クされなくてはならず、かつ周波数変調カラー信号の場
合には背景画像カラー信号に周波数でロックされなけれ
ばならない。
【0004】位相変調画像カラー信号により画像信号を
処理する従前のシステムでこのことを達成するために、
位相検出ステージにより形成された検出ステージの出力
に現れるライン周波数の半分の方形検出周波数はライン
周波数の半分の方形制御信号を発生する発生器ステージ
に印加され、検出信号に発生制御信号の位相ロッキング
を与えるように検出信号はこの発生器ステージを制御す
る。このようにして発生されたライン周波数の半分の方
形制御信号は変調器の制御入力に印加される。この方形
制御信号の各正の縁部は、背景画像カラー信号のバース
ト信号の正位相(+45°)と背景画像カラー信号の(R
−Y)成分の正位相に対応し、かつ各負の縁部は、背景
カラー信号のバースト信号の負位相(−45°)と背景画
像カラー信号の(R−Y)の負位相に対応する。変調器
において、文字カラー信号の(R−Y)成分の正位相は
方形制御信号の各正の縁部に割り当てられ、かつ文字カ
ラー信号の(R−Y)成分の負位相は方形制御信号の各
負の縁部に割り当てられる。この様にして、文字カラー
信号の(R−Y)成分の位相は方形制御信号に、このよ
うにしてバースト信号に、かつ背景画像カラー信号の
(R−Y)成分の位相にかたくロックされ、それは上述
の文字カラー信号と背景画像カラー信号の間のかたい位
相ロックに対応している。
【0005】従前のシステムにおいて、方形制御信号は
システムが設定されている再生モードとは無関係に変調
器に印加される。しかし、もしシステムが、低い第2テ
ープ速度とは異なるテープ速度で再生が実行される別の
第2再生モードに設定されるなら、すなわち、いわゆる
長時間記録の多重速度再生(multi-speed reproduction
of a long-play recording )の場合には、このことは
挿入された彩色文字の再生のカラー再生問題となる。と
いうのは、そのような再生モードにおいて、背景画像カ
ラー信号の再生依存時間シフト(reproduction-depende
nt time shift)を補償するために、このカラー信号は1
ライン期間の遅延を有する遅延デバイスを介して印加さ
れなければならず、該デバイスは遅延ラインによるか、
あるいは共役信号(conjugate signal)を形成するステ
ージにより構成でき、その結果として、一方では、バー
スト信号と背景画像カラー信号の(R−Y)成分との
間、他方では、方形カラー信号と文字カラー信号の(R
−Y)成分との間のかたい位相ロツクが失われるであろ
う。長時間記録のいわゆる多重速度再生モードで再生す
べき画像信号にカラー文字信号が挿入される場合、この
ことは所望しない間違ったカラーでテレビジョン受信機
の表示スクリーン上に再生される文字となろう。
【0006】
【発明の開示】本発明の目的は上記の問題を簡単な態様
で解決し、かつ、すべての再生モードで同様に背景画像
カラー信号と文字カラー信号が互いにロックされたまま
であり、それにより挿入カラー文字の安定なカラー再生
を確かにすることを保証することである。この目的で、
本発明は、第1スイッチングデバイスと同様に制御デバ
イスにより制御でき、かつシステムの別の第2再生モー
ドで制御デバイスにより第1スイッチ位置に設定される
第2スイッチングデバイスが変調器の制御入力に先行
し、該第1スイッチ位置において1ライン期間の遅延時
間を持つシステムの第2遅延デバイスは第2スイッチン
グデバイスに直列に配設され、かつ変調器の制御入力に
印加された制御信号は変調器の制御入力に1ライン期間
の遅延で伝達され、かつそれはシステムの他のすべての
再生モードで制御デバイスにより第2スイッチ位置に設
定され、該第2スイッチ位置において第2遅延デバイス
はバイパスされかつ変調器の制御入力に印加された制御
信号は変調器の制御入力に遅延なく伝達されることを特
徴としている。
【0007】この様にして、背景画像カラー信号と文字
カラー信号がすべての再生モードで同様に互いにロック
されたままであることが簡単な手段により達成される。
このことは挿入された彩色文字のカラー再生が本発明に
よるシステムで常に同じままであることを保証してい
る。
【0008】そのようなシステムでは、第2遅延デバイ
スは例えば遅延ラインによって形成してもよい。しか
し、もし検出ステージが、変調器の制御入力に印加され
た制御信号を形成するライン周波数の半分の方形検出信
号を供給するよう適応され、かつ上記の第2スイッチン
グデバイスの第1スイッチ位置で第2スイッチングデバ
イスに直列に配設されている第2遅延デバイスが、ライ
ン周波数の半分の方形制御信号を反転するインバータ回
路により構成されているなら、それは特に有利であると
見いだされている。この実施例は特に簡単かつ安価であ
る。
【0009】そのようなシステムにおいて、もし検出ス
テージが、位相検出ステージの入力に印加された基準信
号の位相に対して再変換画像カラー信号のバースト信号
の位相を検出する位相検出ステージとして構成され、位
相スイッチングステージが、基準信号が印加される入力
の前に配設され、その位相スイッチングステージにより
基準信号の位相が所与の2つの所与の位相角の間にスイ
ッチでき、制御接続が制御デバイスと位相スイッチング
ステージの間に配設され、かつ再生画像信号に文字信号
を挿入する間に第1スイッチングデバイスと第2スイッ
チングデバイスが制御でき、かつその上、制御接続を介
して、位相スイッチングステージが制御デバイスにより
不能(disable )にできるならそれは特に有利であると
見いだされている。
【0010】このように、原理的にライン周波数の半分
の方形制御信号を最小にするよう備えられ、その制御信
号が再生背景画像カラー信号の色相(hue )の不快な変
化を生じる位相スイッチングステージは、この場合にラ
イン周波数の半分の適当な方形制御信号が得られ、それ
が高い信頼性のある態様で変調器を制御するか、あるい
は(所望なら)制御の目的で変調器を高い信頼性のある
態様で処理できることを保証するために、文字信号を挿
入すべき場合に不能となり得る。
【0011】本発明の一実施例を添付図面を参照し、限
定的でない実例によって詳細に説明する。
【0012】
【実施例】PALシステムに従って画像信号を記録・再
生するビデオレコーダ1の回路配列の一部分は図1に示
された回路線図を参照して記述されよう。知られている
ように、PALシステムに従う画像信号は位相変調され
た画像カラー信号を具えている。ビデオレコーダ1にお
いて、これらの画像信号は磁気テープの長手方向に対し
て傾斜し、かつ引き続いてこれらのトラックから再生で
きる隣接トラックで磁気テープ2上に既知の態様で記録
できる。
【0013】画像信号を記録・再生するために、ビデオ
レコーダ1は2つの磁気ヘッド5と6を持つ回転可能な
ドラムセクション4を有するドラム形走査デバイス3を
具えている。磁気ヘッド5と6はテープガイドピンユニ
ット7と8によりドラム形走査デバイス3の円周面の一
部に巻回されている磁気テープ2上の傾斜トラックを走
査する。回転可能なドラムセクション4を駆動するため
にモータ10が備えられ、それは図式的に示された駆動伝
達部9によりこのドラムセクションに接続され、かつサ
ーボ回路11により給電されかつ速度制御されている。そ
の長手方向に磁気テープ2を駆動するために、回転駆動
可能なキャプスタン12が備えられ、それに対して磁気テ
ープ2は画像信号を記録・再生するために圧力ローラ13
により押えられている。キャプスタン12を駆動するため
にモータ15が備えられ、それは図式的に示された駆動伝
達部14によりこのキャプスタン12に接続され、かつ選択
されたモードの動作に従って所望の値にそれを維持する
ようこのモータの速度を制御している。
【0014】ビデオレコーダ1はいくつかの異なる記録
モードと再生モードに設定できる。ユーザーによって選
択された所望の動作モードはビデオレコーダ1の制御デ
バイス17により開始でき、このデバイスの主要部分はマ
イクロプロセッサあるいはマイクロコンピュータであ
る。ここで制御デバイス17の構成は関連していないか
ら、簡単のためにこのデバイスは図1では詳細に示され
ていない。
【0015】ビデオレコーダ1は第1記録モードと第1
再生モードに設定でき、ここでキャプスタン12はいわゆ
る正規テープ速度である第1テープ速度で磁気テープ2
を駆動できる。これら2つのモードはいわゆる標準プレ
イ記録と標準プレイ再生を備えている。さらに、ビデオ
レコーダ1は第2記録モードと第2再生モードに設定で
き、ここでキャプスタン12は正規テープ速度よりも低
い、時間の整数倍、すなわち2倍である第2テープ速度
で磁気テープ2を駆動する。これら2つのモードはいわ
ゆる長時間プレイ記録と長時間プレイ再生を備えてい
る。その上、ビデオレコーダ1は少なくとも1つの別の
再生モードに設定でき、ここで第1記録モードで記録さ
れた画像信号は正規テープ速度から偏移しかつキャプス
タン12により実現された少なくとも別の第1テープ速度
で再生できる。そのような再生モードは標準プレイ記録
の多重速度再生として通常参照されている。ビデオレコ
ーダ1はさらに少なくとも1つの別の第2再生モードに
設定でき、ここで第2記録モードで記録された画像信号
は第2テープ速度から偏移しかつキャプスタン12により
実現された少なくとも別の第2テープ速度で再生でき
る。そのような再生モードは通常長時間プレイ記録の多
重速度再生として参照されている。
【0016】図1に示されたビデオレコーダ1の回路配
列はいわゆる1チップビデオプロセッサIC18を具え、
それはサンヨーから市販されている型番LA-7391 であっ
てもよい。図1は破線によりIC18を図式的に表し、か
つIC18の関連部分のみを示している。
【0017】例えばビデオレコーダ1のチューナにより
供給でき、画像CVBS信号として参照されている記録すべ
き画像信号は現回路配列の入力19に印加される。この入
力19から、画像CVBS信号はIC18の入力20に印加され
る。画像CVBS信号は入力20から、一般にAGC 増幅器とし
て参照された制御増幅器ステージ21から転送される。記
録すべき画像信号はAGC 増幅器21から記録信号処理ステ
ージ22に印加され、それは図1に図式的にのみ示され、
かつ既知の態様で個別フィルタステージによりお互いに
輝度信号とカラーを分離し、その後で輝度信号は周波数
変調を受け、かつカラー信号はより低い周波数に変換さ
れ、引き続いて、得られた信号はIC18の出力23に現れ
る1つの出力信号に再結合される。IC18の出力23か
ら、この出力信号は記録ヘッド増幅器24に印加され、そ
の出力信号は磁気テープ2上に記録するために2つの磁
気ヘッド5と6に印加される。
【0018】AGC 増幅器21により供給された画像信号は
記録/再生スイッチ(recording/play switch )26の第
1入力25にも印加され、今後このスイッチを簡単にRP
(recording/play)スイッチとして参照する。RPスイッ
チ26は制御パス27を介して制御デバイス17により制御で
き、そのパスはIC18の端子28を介し、かつ制御デバイ
ス17の出力29を介して延在している。制御デバイス17
は、画像信号が記録されかつそこでその第1入力25がそ
の出力に接続されている場合に設定される第1スイッチ
位置と、各再生モードに設定されかつその第2入力30が
その出力に接続されている第2スイッチ位置との間にRP
スイッチ26をスイッチできる。RPスイッチ26の出力はI
C18の出力31に接続され、出力31はRPスイッチの出力も
構成している。
【0019】IC18の出力31は、スイッチングデバイス
として構成され、かつ文字発生器37に接続された変調器
36の信号出力35に接続されたその第2入力34を持つ文字
挿入ステージ33の第1入力32に接続されている。文字発
生器37は例えば彩色字形あるいは彩色図形シンボルに対
応する非変調文字信号の発生に役立っている。文字発生
器37により発生できる非変調文字信号は変調器36にいわ
ゆるRGB形式で印加され、それにより非変調文字信号
は挿入すべき適当に変調された文字信号に変換できる。
その信号出力35では、変調器36は、文字輝度信号と文字
カラー信号とを具えかつ入力ステージ33の第2入力32に
印加される文字CVBS信号として参照された文字信号を生
成する。既に述べたように、画像信号、すなわち画像CV
BS信号はIC18の出力31から挿入ステージ33の第1入力
32に印加される。このことはレコーダに接続されたテレ
ビジョン受信機にビデオレコーダを通して画像信号をル
ープする目的の記録モードで実行される。挿入された文
字信号が画像信号と共に磁気テープ2に記録されなくて
はならない場合に、別の文字挿入ステージは現在のビデ
オレコーダ1の回路配列の入力19の前に備えることがで
き、該ステージは変調器36から挿入すべき文字信号を受
信し、かつそれはここでは関連していないから簡単のた
めに示されていない。挿入ステージ33の設定に依存し
て、画像CVBS信号あるいは文字CVBS信号のいずれかは挿
入ステージ33の出力38に転送され、それから関連信号は
図1に示されたビデオレコーダ1の回路配列の出力39に
供給される。出力39から、関連CVBS信号は別の信号処理
ステージに印加され、かつこれらのステージから、CVBS
信号が復調されかつ表示スクリーン上で再生されるテレ
ビジョン受信機に印加される。
【0020】文字挿入ステージ33は、挿入ステージ33の
2つの設定の間の切り替えを制御するために、文字発生
器37の出力41に接続された制御接続40を介して文字発生
器37により制御でき、このようにしてこれらの文字信号
がビデオレコーダ1にも記録されるように、記録の場合
にループスルーとなる画像信号に文字信号の所望の挿入
を達成する。文字発生器37と制御デバイス17の2つの端
子42および43との間の接続44と45は制御情報とデータ情
報の交換に役立つ。現在の場合には、2つの接続44およ
び45のみが示されているが、しかし実際には2つ以上の
これらの接続を備えることができる。これらの接続44お
よび45を介して、制御デバイス17は文字信号が発生しな
ければならない文字発生器37に通知する。
【0021】上に説明したように、記録すべき画像信号
はAGC 増幅器21から記録信号処理ステージ22に印加され
る。図1に図式的に表されたこの記録信号処理ステージ
22について、関連する部分のみが詳細に示されている。
AGC 増幅器21により供給されたCVBS信号は記録信号処理
ステージ22に属していると考えられているバーストゲー
ト46に印加され、そのバーストゲートでバースト信号は
記録すべきCVBS信号から抽出される。位相比較器47は位
相ロックトループ48の一部分を形成し、それにより記録
モードでその水晶50がIC18の2つの端子51および51a
を介して実際の発振器ステージ52に接続されている水晶
発振器49から4.43MHz信号を、記録すべき画像カラー信
号のバースト信号に同相にロックする。記録モードで
は、水晶発振器49は位相比較器47の出力信号により制御
された電圧制御水晶発振器として動作する。その信号が
記録すべき画像カラー信号のバースト信号に同相にロッ
クされ、かついわゆるカラー副搬送波FTを形成する位相
ロックトループ48の発振器回路52により発生された4.43
MHz信号は変調器36の入力36aにIC18の端子51から印
加される。同様に、この4.43MHz信号は記録すべき画像
信号のバースト信号と位相比較するために発振器回路52
の他の出力53を介して位相比較器47に印加される。変調
器36において、カラー副搬送波FTは文字発振器37から受
信された非変調文字信号を変調するめたに使用される。
このように、変調器36において、文字カラー信号は記録
すべき画像カラー信号のバースト信号にロックされるカ
ラー副搬送波により変調される。
【0022】画像カラー信号の(R−Y)成分が交互の
ラインで反転されること注意すべきである。現在の場合
には明らかにPAL変調器として構成されている変調器
36では、(R−Y)成分もまたラインからラインにわた
って反転される。画像信号のカラー信号成分と、同じカ
ラーに対応する文字信号のカラー信号成分が、テレビジ
ョン受信機の表示スクリーン上の同じカラーにより生成
されることを保証するために、画像カラー信号と文字カ
ラー信号の(R−Y)生成は反転あるいは同相で同じ状
態になければならない。
【0023】このことを達成するために、図1に示され
たビテオレコーダ1の回路配列で以下の手段が取られて
いる。よく知られたように、PALシステムに従う画像
カラー信号のバースト位相は交互にラインで±45°の間
にスイッチされる。位相比較器47の出力で、この位相交
代は正の縁部と負の縁部を有するライン周波数の半分の
方形出力信号の形式の検出信号を生成し、ここで正の縁
部は正バースト位相(+45°)に対応し、負の縁部は負
バースト位相(−45°)に対応している。位相比較器47
のこの出力信号は発振器ステージ52に印加されるのみな
らず、IC18の出力54にも印加され、ここでこの信号は
ライン周波数の半分の方形カラー信号S1の形で利用可能
である。この制御信号S1は通常リップル信号として参照
される。いわゆるループフィルタ55はIC18の出力54に
接続される。制御信号S1はループフィルタ55を介してI
C18の出力54からトランジスタステージ56に印加され、
トランジスタステージ56はスイッチング・バッファステ
ージとして構成され、そのトランジスタは連続的に利用
可能な電源+Vに接続され、かつそのベース電圧デバイ
ダは電源+V1に接続することができる。しかし、電源
+V1はビテオレコーダ1が記録モードである場合にの
みベース電圧デバイダに印加される。ライン周波数の半
分の方形制御電圧S1はトランジスタステージ56のエミッ
タ抵抗器から取られ、かつ増幅器ステージ57に印加さ
れ、それから制御電圧S1は変調器36の制御入力36bに印
加される。
【0024】変調器36において、ライン周波数の半分の
方形制御電圧S1は制御の目的に使用される。変調器36に
おいて、文字カラー信号の(R−Y)成分の正位相は正
バースト位相(+45°)と画像カラー信号の(R−Y)
成分の正位相に対応する制御信号S1の正の縁部に割り付
けられる。同様に、変調器36は文字カラー信号の(R−
Y)成分の負位相を負バースト位相(−45°)と画像カ
ラー信号の(R−Y)成分の負位相に対応する制御信号
S1の負の縁部に割り付ける。このようにして、文字カラ
ー信号の(R−Y)位相はバースト信号にロックされ、
従って画像カラー信号の(R−Y)位相にロックされる
ことが達成される。ループスルー画像カラー信号と挿入
すべき文字カラー信号はライン周波数の半分の方形制御
信号S1を変調器36に印加しかつこの信号をこの変調器で
処理することにより簡単に同相にロックされ、その結果
として、画像信号と、同じカラーに対応する文字信号の
カラー信号成分はテレビジョン受信機の表示スクリーン
上に常に同じカラーで再生される。
【0025】その同期に関して、文字発生器37と変調器
36は記録すべき画像信号から分離された同期信号を受信
することに注意すべきである。この目的で、記録すべき
画像信号はAGC 増幅器21から、同期信号(複合同期 CSY
NCとして参照される)がこの画像信号から抽出される同
期分離器58の入力59に印加される。抽出された同期信号
はIC18の出力60を介して文字発生器37の入力37aと変
調器36の入力36cとに印加される。
【0026】以前に記録された画像信号の再生の間に、
磁気ヘッド5と6により磁気テープ2から読み取られた
画像信号は再生ヘッド増幅器61に印加される。再生ヘッ
ド増幅器61から、再生画像信号は第1フィルタステージ
62と第2フィルタステージ63に印加される。第1フィル
タステージ62は、それに印加された再生画像信号から、
IC18の入力64に印加される周波数変調VBS 成分を抽出
する。第2フィルタステージ63はそれに印加されたダウ
ンコンバートされた再生画像信号から、IC18の別の入
力65に印加されるカラー成分、すなわちダウンコンバー
トされた画像カラー信号Fを抽出する。
【0027】入力64は輝度信号を含む印加された周波数
変調信号VBS 信号が復調される復調器ステージ66に接続
されている。復調器ステージ66の復調出力信号は加算ス
テージ67に印加される。加算ステージ67の出力信号はRP
スイッチ26の第2入力30に印加される。RPスイッチ26の
適当な位置において、加算ステージ67の出力信号は再生
文字信号を文字信号に挿入できる文字挿入ステージ33に
転送される。
【0028】復調器ステージ66の出力信号は同期分離器
58の別の入力68に印加され、同期分離器58はこの場合に
磁気テープ2から読み取られた再生画像信号から同期信
号CSYNC を抽出し、かつ同期の目的で、引き続いてこの
同期信号を文字発生器37の入力37aと、変調器36の入力
36cとに供給する。
【0029】IC18の入力65に印加された画像カラー信
号Fは周波数変換回路69で元の高い周波数領域に再変換
される。周波数変換回路69はミキサステージ70により形
成された変換ステージを具え、該ステージはIC18の入
力65の後に配設され、かつその元の周波数にダウンコン
バートされた再生画像カラー信号を再変換するよう適応
されている。再変換画像カラー信号はミキサステージ70
の出力71に接続され、かつ再変換画像カラー信号からバ
ースト信号を抽出するバーストゲート72に接続されてい
る。抽出されたバースト信号は位相検出ステージにより
形成された検出ステージ73に印加される。
【0030】各再生モードにおいて、記録モードで位相
ロックトループ48の電圧制御発振器として使用される水
晶発振器49は自走水晶発振器として動作する。その周波
数が4.43MHzであり、かつ出力53に現れる出力信号は今
後説明するステージ74を介して位相検出ステージ73の入
力75に印加される。位相検出ステージ73はその出力信号
が位相比較器73の入力75に印加される自走水晶発振器49
の出力信号により形成された基準信号の位相に対してバ
ーストゲート72により抽出されたバースト信号の位相を
検出する位相比較器としても構成されている。出力76に
現れる検出信号を形成する位相比較器73の出力信号は、
ライン周波数fH の321 倍に対応する周波数で動作し、
かつその出力信号は周波数を8分割する分周ステージ78
に印加される電圧制御発振器77に印加される。それ故、
分周ステージ78の出力信号は周波数627 kHzを有し、そ
れはライン周波数fH の40 1/8倍に相当する。分周ステ
ージ78の出力の信号はミキサステージ79に印加され、そ
れは自走水晶発振器49の出力53に現れる信号を受信す
る。ミキサステージ79はそれに印加された2つの信号を
混合し、かつ周波数5.06MHzを有する出力信号を供給す
る。この信号は磁気テープ2から再生された627 kHz付
近の周波数で画像カラー信号を受信するミキサステージ
70により形成された変換ステージに印加される。4.43M
Hz付近の周波数でアップコンバートされた画像カラー信
号はミキサステージ70の出力に現れる。この変換された
画像カラー信号はミキサステージ70の出力71からIC18
の出力80に印加される。変換ステージを形成する上記の
ミキサステージ70、バーストゲート72、位相比較器73、
ステージ74、水晶発振器49、電圧制御発振器77、分周ス
テージ78およびミキサステージ79は別の位相ロックトル
ープ81を形成し、それは再生の間に自走水晶発振器49の
出力信号に再生画像カラー信号をロックする。
【0031】周波数変換画像カラー信号は制御デバイス
17により制御できる第1スイッチングデバイス82にIC
18の出力80から転送される。この目的で、制御デバイス
17は制御接続82aを介して第1スイッチングデバイス82
に接続された別の出力83を有している。ビデオレコーダ
1の別の第2再生モードで図1の実線で示された第1ス
イッチ位置に制御接続82aを介して第1スイッチングデ
バイス82を設定するような態様で制御デバイス17は第1
スイッチングデバイス82を制御する。なお、上記の第1
スイッチ位置では1ライン期間の遅延を有するビデオレ
コーダ1の第1遅延デバイス84は第1スイッチングデバ
イス82に直列に配設され、かつミキサステージにより形
成された変換ステージ70の出力71に現れる再変換画像カ
ラー信号は1ライン期間の遅延で加算ステージ67に転送
され、該加算ステージはIC18の別の入力85を介して第
1スイッチングデバイス82の出力86に接続されている。
ビデオレコーダ1の他のすべての再生モードにおいて、
制御デバイス17は制御接続82aを介して図1の破線で示
された第2スイッチ位置に設定する。なお、第2スイッ
チ位置において、第1遅延デバイス84はバイパスされ、
かつ変換ステージ70の出力に現れる再変換画像カラー信
号は遅延なしに加算ステージ67に転送される。加算ステ
ージ67において再変換画像カラー信号は復調器ステージ
66からの復調輝度信号と結合され、その後で加算ステー
ジ67の出力信号はRPスイッチ26と文字挿入ステージ33を
介してテレビジョン受信機に印加できる。第1遅延デバ
イス84はいわゆる1H遅延ラインにより形成されてい
る。しかし、代案として、それはこのステージに印加さ
れた入力信号からの共役信号を導くステージによって形
成することもできる。
【0032】既に述べたように、ステージ74は位相比較
器73の出力76に現れる検出信号を最小にするために、自
走水晶発振器49と、位相検出ステージを形成する位相比
較器73との間に配設されている。このステージ74は自走
発振器49の出力53に現れる4.43MHz信号の位相がライン
で交互に+45°と−45°の間にスイッチされ、従って4.
43MHz信号は再生画像カラー信号から抽出されたバース
ト信号と同じ位相交替を示すような位相スイッチングス
テージとして構成されている。この抽出されたバースト
信号と4.43MHz信号の双方は位相比較器73に印加され
る。位相スイッチングステージ74はこれら2つの信号が
同じ位相交替を示すことを保証するから、位相比較器73
は実際にはいわゆるリップル信号であるライン周波数の
半分の方形検出周波数を供給せず、従ってこの信号は最
小である。その結果として、出力76に現れ、かつ電圧制
御発振器77を制御する位相比較器73からの検出信号は、
再生画像カラー信号の色相の変化を回避するために重要
であるリップル成分を最早や具えていない。これはリッ
プル信号が再生画像カラー信号の色相の不快な変化を生
じるためである。
【0033】IC18は制御接続88を介して制御デバイス
17の別の制御出力89に接続された別の制御入力87を有し
ている。制御デバイス17は制御接続88を介して位相スイ
ッチングステージ74に制御信号を供給でき、その制御信
号により位相スイッチングステージ74はリップル信号を
最小にするために不能にできる。文字信号が再生画像カ
ラー信号に挿入される場合に、各再生モードで位相スイ
ッチングステージ74を不能にするような態様で制御デバ
イス17が構成されている。
【0034】スイッチングステージ74が不能にされた場
合、その出力76がIC18の別の出力90に接続されている
位相比較器ステージ73はライン周波数の半分の明確な方
形検出信号、すなわちリップル信号を供給しよう。現在
の場合、この検出信号は記録モードでIC18の出力54に
現れる制御信号S1と実際上同一の制御信号S2を直接構成
している。IC18の出力90に現れる制御信号S2は以下に
説明される接続91を介して変調器36の制御入力36bに印
加される。接続91はIC18の出力90の後でループフィル
タ92を含んでいる。ループフィルタ92の後で、接続91は
第1スイッチングテバイス82と同様に制御デバイス17に
より制御できる第2スイッチングデバイス93を含んでい
る。ビデオレコーダ1の別の第2再生モードで制御デバ
イス17が図1の実線により示された第1スイッチ位置に
第2スイッチングデバイス93を設定するような態様で制
御デバイス17は制御接続93aを介して第2スイッチング
デバイス93を制御する。なお、第1スイッチ位置におい
て、1ライン期間の遅延を有しているビデオレコーダ1
の第2遅延デバイス94は第2スイッチングデバイス93に
直列に配設され、かつ位相比較器73の出力76に現れる制
御信号S2は第2スイッチングデバイス93の出力95に1ラ
イン期間の遅延で転送され、かつそこから変調器36に転
送される。ビデオレコーダ1の他のすべての再生モード
において、制御デバイス17は制御接続93aを介して図1
の破線で示された第2スイッチ位置に第2スイッチング
デバイス93を設定する。なお、第2スイッチ位置では第
2遅延デバイス94はバイパスされ、かつ位相比較器73の
出力95に現れる制御信号S2は第2スイッチングデバイス
93の出力95に遅延なしに転送され、かつそこから変調器
36に転送される。ライン周波数の半分である遅延すべき
制御信号S2が方形であるから、第2遅延デバイス94はイ
ンバータ回路のように非常に簡単に構成できる。しか
し、それはいわゆる1H遅延ラインにより形成すること
もできる。
【0035】第2スイッチングデバイス93の出力95か
ら、このデバイスにより供給された制御信号S2は、その
トランジスタが定常的に利用可能な電源+Vに接続さ
れ、そのベース分圧器が電源+V2 に接続できるスイッ
チング・バッファステージを形成するトランジスタステ
ージ96に印加される。しかし、電源+V2 はビデオレコ
ーダ1が再生モードに設定された場合にのみトランジス
タステージ96のベース分圧器に供給される。そのエミッ
タ抵抗器がトランジスタステージ56のエミッタ抵抗器に
より形成されているトランジスタステージ96から制御信
号S2は増幅器ステージ57に印加され、かつこのステージ
から変調器36の制御入力36bに印加される。
【0036】変調器36において、各再生モードでIC18
の出力90に現れる制御信号S2は、記録モードでIC18の
出力54に現れる制御信号S1と同様に処理され、従ってす
べての再生モードにおいて、文字カラー信号もまた画像
カラー信号に位相ロックされる。すべての再生状態にお
いて、IC18の出力51に現れる発振器ステージ52の4.43
MHz出力信号もまた変調の目的で変調器36の入力36aに
印加される。
【0037】接続91に第2スイッチングデバイス93を配
設することにより、ビデオレコーダ1の別の第2再生モ
ードで第2遅延デバイス94は別の第2再生モードで第1
遅延デバイスにより遅延された画像カラー信号と同時に
IC18の出力90に現れる制御信号S2を遅延することが達
成される。画像カラー信号と、長時間プレイ記録のいわ
ゆる多重速度再生の間の制御信号S2のこれらの等しい遅
延の結果として、すべての他の再生モードと記録モード
のようなこの動作モードにおいて、その位相が変調器36
のこの制御信号S2により決定される文字カラー信号の
(R−Y)成分の位相は画像カラー信号の(R−Y)成
分の位相に一致する。このように、第2スイッチングデ
バイス93と、それに先立つ第2遅延デバイス94の準備
は、すべての可能な動作モード、すなわち別の第2モー
ドのビデオレコーダ1で、画像カラー信号は、文字信号
がテレビジョン受信機の表示スクリーン上で常に同じ色
で再生されるのと同様に文字カラー信号に常にロックさ
れたままになることを簡単に保証する。このことは文字
再生の間に色の不快な変化が回避されることを保証して
いる。
【0038】上述の典型的な実施例において、再変換画
像カラー信号のバースト信号の位相を検出する位相比較
器により形成された検出ステージはICの周波数変換回
路の位相ロックトループの一部分を形成している。この
ことは位相比較器が二重に使用されるという利点を持っ
ている。しかし、再変換画像カラー信号のバースト信号
の位相の検出に対して、ICの外部に個別位相検出ステ
ージを使用することもまた可能である。さらに、そのよ
うな個別位相検出ステージは非方形の検出信号を供給で
き、かつ例えばバースト信号の各位相変化に基づく位相
変化の方向を示す短い検出パルスを供給できる。上記の
ビデオレコーダはPALシステムによる画像信号を記録
・再生する装置である。しかし、本発明によるステップ
はSECAMシステムによる画像信号を記録・再生する
装置に全く同様な態様で適用できる。後者の装置では、
検出ステージは再変換画像カラー信号の非変調カラー副
搬送波の中心周波数を検出する周波数検出ステージとし
て単に構成され、かつその検出信号が文字信号を変調す
る変調器に直接印加されることが好ましい周波数検出ス
テージから受信されたライン周波数の半分の検出信号に
より、画像カラー信号と文字カラー信号との間のかたい
周波数相互ロックが実現される。SECAMシステムに
よるそのような装置では、周波数変換ステージはミキサ
ステージの代わりに周波数逓倍器により形成できる。と
いうのは、このシステムでは画像カラー信号は周波数変
調されているからである。
【0039】上記の実施例は、輝度信号と、CVBS信号を
形成するために結合されたカラー信号とが共通に処理さ
れるビデオレコーダに関連し、その理由で、変調器によ
りCVBS形式で供給されるCVBS信号として文字信号もまた
挿入されている。しかし、本発明によるステップは例え
ばSVHS装置のように輝度信号とカラー信号が別々に
処理される装置にも使用でき、その場合に変調器は挿入
すべき個別文字輝度信号と挿入すべき個別文字カラー信
号を供給し、それらは2つの別々の文字挿入ステージに
より画像輝度信号および画像カラー信号に別々に挿入さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるステップを使用するビデオ
レコーダの回路配列の関連部分の回路線図を図式的に示
している。
【符号の説明】
1 ビデオレコーダあるいはシステム 2 磁気テープ 3 ドラム形走査デバイス 4 回転可能ドラムセクション 5 磁気ヘッド 6 磁気ヘッド 7 テープガイドピン 8 テープガイドピン 9 駆動伝達部 10 モータ 11 サーボ回路 12 キャプスタン 13 圧力ローラ 14 駆動伝達部 15 モータ 16 サーボ回路 17 制御デバイス 18 IC 19 入力 20 入力 21 AGC 増幅器あるいは制御増幅器ステージ 22 記録信号処理ステージ 23 出力 24 記録ヘッド増幅器 25 第1入力 26 記録/再生スイッチあるいはRPスイッチ 27 制御パス 28 端子 29 出力 30 第2入力 31 出力 32 第1入力 33 文字挿入ステージ 34 第2入力 35 信号出力 36 変調器 36a 入力 36b 制御入力 36c 入力 37 文字発生器 37a 入力 38 出力 39 出力 40 制御接続 41 出力 42 端子 43 端子 44 接続 45 接続 46 バーストゲート 47 位相比較器 48 位相ロックトループ 49 水晶発振器 50 水晶 51 端子 51a 端子 52 発振器ステージ 53 出力 54 出力 55 ループフィルタ 56 トランジスタステージ 57 増幅器ステージ 58 同期分離器 59 入力 60 出力 61 再生ヘッド増幅器 62 第1フィルタステージ 63 第2フィルタステージ 64 入力 65 入力 66 復調器ステージ 67 加算ステージあるいは信号処理ステージ 68 入力 69 周波数変換回路 70 ミキサステージあるいは変換ステージ 71 出力 72 バーストゲート 73 位相検出ステージあるいは位相比較器 74 位相スイッチングステージ 75 入力 76 出力 77 電圧制御発振器 78 分周ステージ 79 ミキサステージ 80 出力 81 位相ロックトループ 82 第1スイッチングデバイス 82a 制御接続 83 出力 84 第1遅延デバイス 85 入力 86 出力 87 制御入力 88 制御接続 89 制御出力 90 出力 91 接続 92 ループフィルタ 93 第2スイッチングデバイス 93a 制御接続 94 第2遅延デバイス 95 出力 96 トランジスタステージ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープの長手方向に対して傾斜して
    いる隣接トラックで磁気テープ(2)に、あるいはそれ
    から位相変調されたかあるいは周波数変調された画像カ
    ラー信号を具える画像信号を記録・再生するシステム
    (1)であって、該画像信号は第1テープ速度により第
    1記録モードと第1再生モードで記録・再生でき、かつ
    第1テープ速度の約数であることが好ましい第2テープ
    速度により第2記録モードと第2再生モードで記録・再
    生でき、第1記録モードで記録されたビデオ信号は第1
    テープ速度とは異なる少なくとも1つの別の第1テープ
    速度により少なくとも1つの別の第1再生モードで追加
    的に再生可能であり、かつ第2記録モードで記録された
    ビデオ信号は第2テープ速度とは異なる少なくとも1つ
    の別の第2テープ速度により少なくとも1つの別の第2
    再生モードで付加的に再生可能であり、位相変調された
    かあるいは周波数変調された文字カラー信号を具える変
    調文字信号は少なくとも再生画像信号に挿入可能であ
    り、 このシステムは、元の周波数領域に再生画像カラー信号
    (F)を再変換する変換ステージ(70)を有し、該変換
    ステージが再変換画像カラー信号を出力(71)に供給す
    るものであり、かつ変換ステージ(70)の出力(71)の
    後に配設され、かつ位相変調画像カラー信号の場合には
    再変換画像カラー信号のバースト信号の位相を検出する
    位相検出ステージとして構成され、そして周波数変調画
    像カラー信号の場合には再変換画像カラー信号の非変調
    カラー副搬送波信号の周波数を検出する周波数検出ステ
    ージとして構成され、該検出ステージが出力(76)にラ
    イン周波数の半分の検出信号を供給するものであり、か
    つ変換ステージ(70)の出力(71)の後に配設され、か
    つ制御デバイス(17)により制御可能である第1スイッ
    チングデバイス(82)を有し、該第1スイッチングデバ
    イスはシステム(1)の別の第2再生モードの制御デバ
    イス(17)により第1スイッチ位置に設定され、その第
    1スイッチ位置において1ライン期間の遅延時間を持つ
    システム(1)の第1遅延デバイス(84)は第1スイッ
    チングデバイス(82)に直列に配設され、かつ変換ステ
    ージ(70)の出力(71)に供給された再変換画像カラー
    信号はシステム(1)の別の信号処理ステージ(67)に
    1ライン期間の遅延で伝達され、かつそれはシステム
    (1)の他のすべての再生モードの制御デバイス(17)
    により第2スイッチ位置に設定され、該第2スイッチ位
    置において第1遅延デバイス(84)はバイパスされ、か
    つ変換ステージ(70)の出力(71)に供給された再変換
    画像カラー信号は遅延なしに別の信号処理ステージ(6
    7)に伝達され、かつ非変調文字信号を発生する文字発
    生器(37)と、文字発生器に接続されかつ挿入すべき変
    調文字信号に非変調文字信号を変換することを可能にす
    る変調器(36)とを有し、かつ別の信号処理ステージ
    (67)と変調器(36)に接続され、かつ再生画像信号に
    少なくとも変調文字信号を挿入するよう適応される文字
    挿入ステージ(33)を有し、変調器(36)はライン周波
    数の半分の制御信号(S2)が印加される制御入力(36
    b)を具え、再生画像カラー信号と挿入すべき文字カラ
    ー信号が、位相変調画像カラー信号の場合には位相ロッ
    クされ、周波数変調画像カラー信号の場合には周波数ロ
    ックされることを遂行するために、該制御信号は検出ス
    テージ(73)の出力(76)に供給されたライン周波数の
    半分の検出信号に位相ロックされるシステムにおいて、 第1スイッチングデバイス(82)と同様に制御デバイス
    (17)により制御でき、かつシステム(1)の別の第2
    再生モードで制御デバイス(17)により第1スイッチ位
    置に設定される第2スイッチングデバイス(93)が変調
    器(36)の制御入力(36b)に先行し、該第1スイッチ
    位置において1ライン期間の遅延時間を持つシステム
    (1)の第2遅延デバイス(94)は第2スイッチングデ
    バイス(93)に直列に配設され、かつ変調器(36)の制
    御入力(36b)に印加された制御信号(S2)は変調器
    (36)の制御入力(36b)に1ライン期間の遅延で伝達
    され、かつそれはシステム(1)の他のすべての再生モ
    ードで制御デバイス(17)により第2スイッチ位置に設
    定され、該第2スイッチ位置において第2遅延デバイス
    (94)はバイパスされ、かつ変調器(36)の制御入力
    (36b)に印加された制御信号は変調器(36)の制御入
    力(36b)に遅延なく伝達されること、 を特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 検出ステージ(73)が、変調器(36)の
    制御入力(36b)に印加された制御信号(S2)を形成す
    るライン周波数の半分の方形検出信号を供給するよう適
    応され、かつ上記の第2スイッチングデバイスの第1ス
    イッチ位置で第2スイッチングデバイス(93)に直列に
    配設されていてる第2遅延デバイスが、ライン周波数の
    半分の方形制御信号(S2)を反転するインバータ回路に
    より構成されることを特徴とする請求項1に記載のシス
    テム。
  3. 【請求項3】 検出ステージ(73)が、位相検出ステー
    ジ(73)の入力(75)に印加された基準信号の位相に対
    して再変換画像カラー信号のバースト信号の位相を検出
    する位相検出ステージとして構成され、位相スイッチン
    グステージ(74)が、基準信号が印加される入力(75)
    の前に配設され、その位相スイッチングステージにより
    基準信号の位相が所与の2つの所与の位相角の間にスイ
    ッチでき、制御接続(88)が制御デバイス(17)と位相
    スイッチングステージ(74)の間に配設され、かつ再生
    画像信号に文字信号を挿入する間に第1スイッチングデ
    バイス(82)と第2スイッチングデバイス(93)が制御
    でき、かつその上、制御接続(88)を介して、位相スイ
    ッチングステージ(74)が制御デバイス(17)により不
    能にできることを特徴とする請求項2に記載のシステ
    ム。
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