JPS6324782A

JPS6324782A - 色並べ判別回路

Info

Publication number: JPS6324782A
Application number: JP61167601A
Authority: JP
Inventors: Yoshiki Shirochi; 義樹城地; Ichiro Ogawa; 一朗小川
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1986-07-16
Filing date: 1986-07-16
Publication date: 1988-02-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、二つの色差信号を線順次に切り換えて走査線
毎に搬送周波数の異なる搬送波を周波数変調（ＦＭ）し
た搬送色信号を輝度信号に重畳してなるＳＥＣＡＭ方式
のテレビジョン信号の色並べの順序を判別する色並べ判
別回路に関し、例えばＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信
号についてスチル再生等の変速再生を行うヘリカルスキ
ャン型ビデオテープレコーダ等に通用される。

〔発明の概要〕

本発明は、二つの色差信号を線順次に切り換えて走査線
毎に搬送周波数の異なる搬送波を周波数変調（ＦＭ）し
た１絞込色信号を輝度信号に重畳してなるＳＥＣＡＭ方
式のテレビジョン信号につぃて、その水平ブランキング
部分に付加されているバースト信号をＦＭ復調すること
とにより得られる復調出力に含まれる周波数がｆｈ／２
なる信号成分の同期検波出力の位相反転部分を検出する
ことにより、ビデオテープレコーダによる変速再生出力
等に生じる色並べの順序が逆転した部分を確実に検出で
きようにしたものである。

〔従来の技術〕

一般に、ヘリカルスキャン型ビデオテープレコーダ（Ｖ
ＴＲ）では、磁気テープ上の傾斜記録トラックを回転磁
気ヘッドにてトレースすることにより、１トラツク毎に
１フイールドのビデオ信号の記録再生を行うようになっ
ている。

従来より、二つの色差信号（Ｒ−Ｙ）、　　（Ｂ−Ｙ）
を１水平走査期間（ＩＨ）毎に切り換えた線順次の色差
信号にて構成されるＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号
の記録再生を行うＶＴＲ例えばＳＥＣＡＭ方式の８■ｍ
　Ｖ　Ｔ　Ｒでは、上記線順次のの色差信号（Ｒ−Ｙ）
、　　（Ｂ−Ｙ）をそのまま長時間記録（ＬＰ）モード
で記録すると、第５図に（Ｒ−Ｙ）信号の記録状態を実
線にて示し、（Ｂ−Ｙ）信号の記録状態を破線にて示す
ように、磁気テープ５０上の記録トラックパターンの色
並べがとれないので、スチル再生等の変速再生動作時に
再生出力の色順番が反転して正常な再生ができなくなっ
てしまうことが知られている。そこで、ＳＥＣＡＭ方式
のＶＴＲでは、電荷結合素子（ＣＣＤ：Ｃｈａｒｇｅ　
Ｃｏｕｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）やガラス遅延線等にて
形成したＩＨ遅延線を用いてＲＦスイッチングパルスに
同期して色並べ処理を行う色並べ処理回路を記録系に設
けるようにしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上述のＳＥＣＡＭ方式のＶＴＲのように記録
系に色並べ処理回路を設けて、記録時に色並べ処理を行
うようにしたのでは、記録信号を上記色並べ処理回路の
ＣＣＤやガラス遅延線等を通過させることにより画質の
劣化を避けることができない。また、記録系に設ける色
並べ処理回路は、回転磁気ヘッドの数や再生系における
変速再生動作モード等に対応して、その動作タイミング
等を設定しなければならない。

そこで、本発明は、上述の如き従来の問題点に鑑み、Ｓ
ＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号を形成している線順次
のの色差信号（Ｒ−Ｙ）、　　（Ｂ−Ｙ）の順序が反転
したことを検出できるようにして、ＳＥＣＡＭ方式のＶ
ＴＲにおける再生系にて色並べの補償を行い得るように
することを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る色並べ判別回路は、上述の如き問題点を解
決するために、ＳＩＥＣＡＭ方式の入力テレビジョン信
号の無変調キャリア部分を取り出すゲート回路と、上記
ゲート回路を介して供給される上記無変調キャリア部分
をＦＭ復調するＦＭＩ夏調同調回路上記ＦＭ（菫調回路
による復調出力が供給される同期検波回路と、上記入力
テレビジョン信号の水平走査周波数ｆｈに同期したｆｈ
　／２なる周波数の同期検波信号を上記同期検波回路に
供給する信号発生回路と、上記同期検波回路による検波
出力の位相反転部分を検出する検出回路とを備えてなる
ことを特徴としている。

〔作用〕

本発明に係る色並べ判別回路では、入力テレビジョン信
号の無変調キャリア部分のＦＭ復調出力をｆｈ　／２な
る周波数の同期検波信号にて同期検波することにより取
り出される周波数がｆｈ　／２なる信号成分の位相反転
部分を検出することによって、ＳＥＣＡＭ方式の入力テ
レビジョン信号の色並べ判別を行う。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について、図面に従い詳細に説
明する。

第１図のブロック図に示す実施例は、変速再生機能付き
のＰＡＬ／ＳＥＣＡＭ用ビデオテープレコーダのクロマ
信号処理回路に本発明を適用したものであり、図示しな
い再生系にて再生されるＰＡＬ方式あるいはＳＥＣＡＭ
方式のテレビジョン信号の複合同期信号（Ｓ　ｙｎｃ）
が第１の信号入力端子１０に供給され、再生クロマ信号
（Ｃｐｂ）が第２の信号入力端子２０に供給される。な
お、この実施例では、図示しない再生糸において第２図
のタイミングチャートに示すように期間（Ｔａ）中にＰ
ＡＬ方式のテレビジ３７１１号が再生され、続く期間（
Ｔｂ）中にＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号が再生さ
れ、さらに期間（Ｔｃ）中にＰＡＬ方式のテレビジョン
信号が再生されて、上記再生系から上記第２の信号入力
端子２０に各方式の再生クロマ信号（Ｃｐｂ）が供給さ
れるものとする。

上記複合同期信号（Ｓ　ｙｎｃ）は、上記第１の信号入
力端子１０からサンプル・ホールド（Ｓ／Ｈ）回路１１
に供給されている。上記Ｓ／８回路１１は、後述する電
圧制御型可変発振（Ｖ　ＣＯ）回路１３の発振出力がサ
ンプリングパルスとして供給されており、上記複合同期
信号（Ｓ　ｙｎｃ）の水平同期信号（ＨＤ）部分をサン
プル・ホールドして、そのサンプル・ホールド出力をル
ープフィルタ１２を介して制御電圧として上記７００回
路１３に供給して、該■Ｃｏ回路１３から上記水平同期
信号（ＨＤ）に位相固定した水平走査周波数（ｆ　ｈ）
の発振出力を得るＰＬＬ回路を構成している。そして、
上記ｖＣＯ回路１３にて得られる水平走査周波数＜ｒｈ
）の発振出力を分周器１４により１／２分周することに
より、上記水平同期信号（ＨＤ）の周波数すなわち水平
走査周波数（ｆｈ　”）に同期した第２図に示す如き矩
形波状のｆｈ　／２なる周波数の同期検波信号（Ｓｙｄ
）を形成している。

この実施例において、上記同期検波信号（Ｓｙｄ）は、
！＆述する同期検波回路３０に供給されている。

また、上記再生クロマ信号（Ｃｐｂ）が供給される第２
の信号入力端子２０は、■水平走査期間（ＩＨ）に等し
い遅延量を有する遅延回路２１を介してスイッチ回路２
２の第１の固定端子２２ａに接続されているとともに、
上記スイッチ回路２２の第２の固定端子２２ｂとバース
トゲート回路２４接続されている。上記スイッチ回路２
２は、その制御入力端子２２ｄに後述するレベル弁別回
路４２から供給される制御信号に応じて上記各固定端子
２２ａ、２２ｂを選択する可動端子２２ｃが信号出力端
子２３に接続されている。

上記パーストゲート回路２４は、上記第２の信号入力端
子２０から供給される再生クロマ信号（Ｃｐｂ）の無変
調キャリア部分すなわちバースト信号を取り出して、約
５ＭＨｚ程度まで直線的にＦＭ復調可能なインジェクシ
ョンＯ８ＣタイプのＦＭ復調回路２５に上記バースト信
号を供給している。

上記Ｆ　Ｍ　ｆ夏ｉ周回路２５では、上記パーストゲー
ト回路２４から供給されるバースト信号をＦＭｉ夏調同
調回路２５ＦＭＭｉ［することにより、第２図のタイミ
ングチャートに示すように、ＰＡＬ方式の期間（Ｔａ）
、　　（Ｔｃ）中には信号レベルの一定なＦＭ復調出力
がＩ　Ｈ毎に得られ、また、ＳＥＣＡＭ方式の期間（Ｔ
ｂ）中には信号レベルが１１−１毎に繰り返し変化する
ＦＭ復調出力が１４られる。

そして、上記ＦＭ復調回路による復調出力は積分型ロー
パスフィルタ（ＬＰＦ）２６を介してサンプル・ホール
ド（Ｓ／Ｈ）回路２７に供給され、このＳ／Ｈ回路２７
にてサンプル・ホールドされる。

上記Ｓ／８回路２７は、ＩＨ毎に上記ＦＭ復調出力のピ
ークレベル部分をサンプル・ホールドする。上記Ｓ／ト
（回路２７によるサンプル・ホールド出力は、コンデン
サ２８にて直流カット・シて交流増幅器２９に供給され
、この交流増幅器２９にて所定信号レベルまで増幅して
、同期検波回路３０に供給されている。

上記同期検波回路３０は、上記交流増幅器２９の出力に
ついて、上述の分周器１４から供給される同期検波信号
（Ｓ　ｙｄ）にて同期検波を行う。上記同期検波回路３
０では、第２図に示すように、信号レベルの一定なＰＡ
Ｌ方式の期間（Ｔａ）。

（Ｔｃ）中には上記同期検波信号（Ｓ　ｙｄ）の信号成
分が出力され、また、ＩＨ毎に信号レベルが繰り返し変
化するＳＥＣＡＭ方式の期間（”Ｆｂ）中には信号レベ
ルの一定な同期検波出力が得られる。

従って、上記同期検波回路３０による同期検波出力の信
号レベルが所定レベルになっていることを第１のレベル
弁別回路３３にて検出することによって、上記第２の信
号入力端子２０に供給された再生クロマ信号（Ｃｐｂ）
がＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号のものであること
を検出することができる。

なお、この実施例では、図示しない再生系においてスチ
ル再生等の変速再生動作を行い上記ＳＥＣＡＭ方式の期
間（Ｔｂ）中の（ｔｏ）なるタイミングで再生出力に色
並べ反転が生じている状態を第２図のタイミングチャー
トに示してあり、上記色並べの反転によって上記バース
ト信号のＦＭ復調出力に含まれるｆｈ　／２なる周波数
の信号成分の位相が反転して上記同期検波出力の極性も
反転している。

この実施例において、上記同期検波回路３０による検波
出力は、極性反転（ＩＮＶ）回路３１とローパスフィル
タ（ＬＰＦ）３２を介して第１のレベル弁別回路３３に
供給されるとともに、ローパスフィルタ４１を介して第
２の信号レベル弁別回路４２に供給されている。

上記第１のレベル弁別回路３３は、上記同期検波回路３
０から上記極性反転回路３１を介して供給される同期検
波出力を上記ローパスフィルタ３２にて平滑化した信号
レベルが所定レベル（Ｌａ）以上あること検出するレベ
ル弁別動作を行うことにより得られる弁別出力をＳＥＣ
ＡＭ方式のテレビジョン信号の判別出力信号として信号
出力端子３４から出力するとともに、上記弁別出力をフ
リップフロップ回路４３のリセット端子に供給している
。上記信号出力端子３４から出力される判別出力信号は
、ＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号の信号処理系のオ
ートカラーキラー回路の動作解除制御等に使用される。

また、上記第２のレベル弁別回路４２は、上記ローパス
フィルタ４１にて平滑化される上記同期検波回路３０に
よる検波出力の信号レベルが所定レベル（Ｌｂ）以上あ
ること検出するレベル弁別動作を行うことにより、上記
ＳＥＣＡＭ方式の再生クロマ信号（Ｃｐｂ）に色並べ反
転を生じて、上記同期検波出力の極性が反転している期
間（Ｔｂ。

）を検出し、その弁別出力を上記極性反転回路３１の制
御入力端子に供給して、上記ローパスフィルタ３２に供
給する同期検波出力の極性を揃えるように上記極性反転
回路３１を行っている。また、上記第２のレベル弁別回
路４２による弁別出力すなわち色並べ反転検出出力信号
は、フリップフロップ回路４３のトリガ端子に供給され
ており、その立ち上がりエツジすなわち上記第２の信号
入力端子２０に供給されるＳＥＣＡＭ方式の再生クロマ
信号（Ｃｐｂ）に色並べ反転を生じる毎に上記フリップ
フロップ回路４３をトリガするようになでいる。そして
、上記フリップフロップ回路４３の肯定出力パルスを制
御信号として上述のスイッチ回路２２の制御入力端子２
２ｄに供給して該スイッチ回路２２の動作制御を行うこ
とにより、上記色並べ反転を補償した再生クロマ信号（
Ｃｐｂ’）を信号出力端子２３から出力するようにしで
ある。

なお、上述の第１の実施例では、ＳＥＣＡＭ方式のテレ
ビジョン信号の判別と色並べ反転の検出とに共通の同期
検波回路３０を用いるようにしたが、第３図に示す第２
の実施例のように、上記信号判別と色並べ反転検出との
個別の同期検波回路３０Ａ、３０Ｂを用いるようにして
も良い。

この第３の実施例では、第２のレベル弁別回路４２によ
る弁別出力すなわち色並べ検出出力信号の立ち上がりエ
ツジにてトリガされるフリップフロップ回路４３を設け
て、このフリップフロップ回路４３の肯定出力を制御信
号としてスイッチ回路２２の動作制御を行い、上記スイ
ッチ回路２２を介して入力再生クロマ信号（Ｃｐｂ）を
パーストゲート回路２４に供給するようにしである。ま
た、信号判別用の同期検波回路３０Δの出力側に極性反
転回路３１を設ける代わりに、上記同期検波回路３０Ａ
に供給する同期検波信号（Ｓ　ｙｄ）を位相反転回路６
１にて位相反転するようにして、上記位相反転回路６１
の動作制御を第２のレベル弁別回路４２による弁別出力
すなわち色並べ反転検出出力信号にて行うようになって
いる。

上述の如き構成の第２の実施例では、図示しない再生系
において変速再生動作を行い、例えば第４図のタイミン
グチャートに示すように（ｊｐ）。

（ｔｑ）のタイミングで色並べ反転が発生するような再
生クロマ信号（Ｃｐｂ）が第２の端子２０に供給された
とすると、上記再生クロマ信号（Ｃｐｂ）に重畳されて
いるバースト信号のＦＭｆＪｊｊｌ出力を第２の同期検
波回路３０Ｂによりｆｈ　／２なる周波数の同期検波信
号にて同期検波することにより取り出される周波数がｆ
ｈ　／２なる信号成分の位相反転部分が第２のレベル弁
別回路４２にて検出され、その弁別出力の立ち上がりエ
ツジにてトリガされるフリップフロップ回路４３から上
記色並べが反転している期間を示す肯定出力が得られる
。そして、上記フリップフロップ回路４３の肯定出力を
制御信号として動作制御されるスイッチ回路２２を介し
て色並べ反転を補償した再生クロマ信号（Ｃｐｂ’）か
らパーストゲート回路２４にて取り出されるバースト信
号のＦ　Ｍ　４１　Ｅ’Ａ出力について、第１の同期検
波回路３０Ａによって周波数がｆｈ　／２の信号成分を
同期検波し、その信号レベルが所定レベル以上あること
を第１のレベル弁別回路３３にて検出することにより、
上記第２の信号入力端子２０に供給された再生クロマ信
号（Ｃｐｂ）がＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号のも
のであることを示す判別出力信号を上記第１のレベル弁
別回路３３より出力する。

なお、第４図のタイミングチャートには、色並べが反転
したままの状態を破線にて示し、上記スイッチ回路２２
にて上記色並べ反転を補償した実際の状態を実線にて示
しである。

〔発明の効果〕

上述の実施例の説明から明らかなように、本発明に係る
色並べ判別回路では、入力テレビジョン信号の無変調キ
ャリア部分のＦＭ復調出力をｆｈ／２なる周波数の同期
検波信号にて同期検波することにより取り出される周波
数が［ｈ／２なる信号成分の位相反転部分をネ★出する
ことによって、ＳＥＣＡＭ方式のテレビジョン信号を形
成している線順次のの色差信号（Ｒ−Ｙ）、　　（Ｂ−
Ｙ）の順序が反転したことを検出するでき、ＳＥＣＡＭ
方式のＶＴＲにおける再生系にて色並ぺの補償を行い得
るようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る色並べ判別回路の第１の実施例を
示すブロック図であり、第２図は上記第一１の実施例の
動作を示す波形図であり、第３図は本発ツ農こ係る信号
判別回路の第２の実施例を示すブロック図であり、第４
図は上記第２の実施例の動作を示す波形図である。第５図は従来のＳＥＣＡＭ方式のＶＴＲによる記録フォ
ーマントの一例を示す模式図である。１０．２０・・・信号入力端子ｌＬ１２・・・サンプル・ホールド回路１３・・・ＶＣ
Ｏ１４・・・分周回路２４・・・パーストゲート回路２５′・・・ＦＭ復調回路３０．３０Ｂ・・・同期検波回路４２・・・レベル弁別回路

Claims

【特許請求の範囲】ＳＥＣＡＭ方式の入力テレビジョン信号の無変調キャリ
ア部分を取り出すゲート回路と、上記ゲート回路を介して供給される上記無変調キャリア
部分をＦＭ復調するＦＭ復調回路と、上記ＦＭ復調回路
による復調出力が供給される同期検波回路と、上記入力テレビジョン信号の水平走査周波数ｆｈに同期
したｆｈ／２なる周波数の同期検波信号を上記同期検波
回路に供給する信号発生回路と、上記同期検波回路によ
る検波出力の位相反転部分を検出する検出回路とを備え
、入力テレビジョン信号の無変調キャリア部分のＦＭ復調
出力をｆｈ／２なる周波数の同期検波信号にて同期検波
することにより取り出される周波数がｆｈ／２なる信号
成分の位相反転部分を検出することによって、ＳＥＣＡ
Ｍ方式の入力テレビジョン信号の色並べ判別を行うよう
にしたことを特徴とする色並べ判別回路。