JPH0669835B2 - 油種判定機能付給油装置の制御方法 - Google Patents
油種判定機能付給油装置の制御方法Info
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- JPH0669835B2 JPH0669835B2 JP63191550A JP19155088A JPH0669835B2 JP H0669835 B2 JPH0669835 B2 JP H0669835B2 JP 63191550 A JP63191550 A JP 63191550A JP 19155088 A JP19155088 A JP 19155088A JP H0669835 B2 JPH0669835 B2 JP H0669835B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は給油所等において使用され、自動車へガソリン
や軽油といった燃料油を供給する装置に関するものであ
る。
や軽油といった燃料油を供給する装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 給油所には複数の油種、たとえばガソリンと軽油を供給
する装置が並んで、あるいは同一敷地内に離れて設置さ
れている。しかしながら給油装置の外観が同じであるた
めに間違えて停車することがあり、そのためにガソリン
車へ軽油を、あるいは軽油車へガソリンを給油する事故
が度々発生しており、どちらの場合にしても自動車の燃
料タンクや送油管内の油を抜き取らなければならず、多
額の出費や手間を必要とする。
する装置が並んで、あるいは同一敷地内に離れて設置さ
れている。しかしながら給油装置の外観が同じであるた
めに間違えて停車することがあり、そのためにガソリン
車へ軽油を、あるいは軽油車へガソリンを給油する事故
が度々発生しており、どちらの場合にしても自動車の燃
料タンクや送油管内の油を抜き取らなければならず、多
額の出費や手間を必要とする。
そこで自動車の油種を判定する方法として特開昭61−95
245にみられる比誘電率や光の透過度を利用するものが
提案されている。
245にみられる比誘電率や光の透過度を利用するものが
提案されている。
一方、ガスセンサーを利用して燃料ガスの存在を検出
(油種の判定はできない)し給油装置を制御するものが
実公昭51−2332に示されている。
(油種の判定はできない)し給油装置を制御するものが
実公昭51−2332に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 油種の判定方法として比誘電率や光の透過度を利用した
ものはそのセンサー部が油まで届く必要があって現実的
ではなく、ガスセンサーを利用してガスの含有成分の濃
度から油種を判定する方が現実的である。
ものはそのセンサー部が油まで届く必要があって現実的
ではなく、ガスセンサーを利用してガスの含有成分の濃
度から油種を判定する方が現実的である。
しかしながらガスセンサーは長時間高濃度ガスに曝露さ
れると性能が低下する。また油に浸ると故障するのでそ
のものを油に浸かる位置に設けることはできず、サンプ
リングガスのみをガスセンサーへ導く方が妥当である。
れると性能が低下する。また油に浸ると故障するのでそ
のものを油に浸かる位置に設けることはできず、サンプ
リングガスのみをガスセンサーへ導く方が妥当である。
この方式を採用しても油種の判定が終了したときにはガ
スセンサーやガスをサンプリングするガス送気路にはサ
ンプリングしたガスが残留しているので次回判定時に悪
影響を及ぼし、判定を誤らせる恐れがある他、タンク内
の油や自ら吐出する油のはね返り等がガスのサンプリン
グ用開口部に付着して悪影響を及ぼす恐れもある。
スセンサーやガスをサンプリングするガス送気路にはサ
ンプリングしたガスが残留しているので次回判定時に悪
影響を及ぼし、判定を誤らせる恐れがある他、タンク内
の油や自ら吐出する油のはね返り等がガスのサンプリン
グ用開口部に付着して悪影響を及ぼす恐れもある。
(ニ) 問題点を解決するための手段および作用 そこでセンサーへのガスの無駄な曝露時間を短くしたり
残留したサンプリングガスを排除する必要が生じ、それ
を実施するための手段および作用は、油を汲み出すポン
プ,汲み出した油を計量する流量計と,流量計の下流側
流路に接続されたホースおよびノズルとからなる油供給
路と、前記ホースよりも上流側の位置に設けられガスセ
ンサーを備えたガスセンサーユニットと、一方端がガス
センサーユニットに接続され、他方端が前記ノズルの吐
出管先端付近におけるノズル順方向上面側で開口したガ
ス送気路と、ガスセンサーユニットへ空気を供給する空
気供給路とを基本構成とし、前記ガス送気路を介してノ
ズル先端部付近のガスを吸引し、ガスセンサーユニット
へ送って油種を判定するサンプリング工程と、前記ガス
送気路およびガスセンサーへ前記空気供給路を介して空
気をのみ送り込むクリーニング工程が存し、油種判定
時,ポンプモーターの付勢時,流速調節弁の開弁時,ノ
ズルの非給油時位置からの移動時を起点とした定時間経
過時,ノズルの給油口への挿着から定時間経過時,ノズ
ルが供油時姿勢に至ってから定時間経過時,給油開始
時,給油値の定値到達時,給油停止時,油面検出時,ノ
ズルの給油時位置からの移動時,ノズルの非給油時位置
への復帰時のいずれかの時点に至ったとき発生される各
信号のいずれかを基に前記サンプリング工程を終了さ
せ、あるいはクリーニング工程へ移行させ、次回給油へ
の残留ガスによる影響を断つとともに、ガスのサンプリ
ング用開口部の位置を工夫したのでノズル順方向姿勢で
使用されているとき自ら吐出する油やタンク内の油の影
響を受け難くなる。
残留したサンプリングガスを排除する必要が生じ、それ
を実施するための手段および作用は、油を汲み出すポン
プ,汲み出した油を計量する流量計と,流量計の下流側
流路に接続されたホースおよびノズルとからなる油供給
路と、前記ホースよりも上流側の位置に設けられガスセ
ンサーを備えたガスセンサーユニットと、一方端がガス
センサーユニットに接続され、他方端が前記ノズルの吐
出管先端付近におけるノズル順方向上面側で開口したガ
ス送気路と、ガスセンサーユニットへ空気を供給する空
気供給路とを基本構成とし、前記ガス送気路を介してノ
ズル先端部付近のガスを吸引し、ガスセンサーユニット
へ送って油種を判定するサンプリング工程と、前記ガス
送気路およびガスセンサーへ前記空気供給路を介して空
気をのみ送り込むクリーニング工程が存し、油種判定
時,ポンプモーターの付勢時,流速調節弁の開弁時,ノ
ズルの非給油時位置からの移動時を起点とした定時間経
過時,ノズルの給油口への挿着から定時間経過時,ノズ
ルが供油時姿勢に至ってから定時間経過時,給油開始
時,給油値の定値到達時,給油停止時,油面検出時,ノ
ズルの給油時位置からの移動時,ノズルの非給油時位置
への復帰時のいずれかの時点に至ったとき発生される各
信号のいずれかを基に前記サンプリング工程を終了さ
せ、あるいはクリーニング工程へ移行させ、次回給油へ
の残留ガスによる影響を断つとともに、ガスのサンプリ
ング用開口部の位置を工夫したのでノズル順方向姿勢で
使用されているとき自ら吐出する油やタンク内の油の影
響を受け難くなる。
(ホ) 実施例 第1図において(1)は給油装置で、先端にノズル
(2)を接続したホース(3)が導出され、上方中央に
は給油量表示器(4)が、下半部前面には複数の螢光灯
(5)で内照され、透光性の発光面(6)を有するパネ
ル(7)が配設されている。
(2)を接続したホース(3)が導出され、上方中央に
は給油量表示器(4)が、下半部前面には複数の螢光灯
(5)で内照され、透光性の発光面(6)を有するパネ
ル(7)が配設されている。
第2A,第2B図において、(8)はポンプでポンプモータ
ー(9)によって駆動されて図示しないタンクから送油
管(10)を介して油を汲み上げ流量計(11)へ送る。
ー(9)によって駆動されて図示しないタンクから送油
管(10)を介して油を汲み上げ流量計(11)へ送る。
(12)は連絡管で、ホース(3)の基部(13)と流量計
(11)とを繋いている。(14)は流量パルス発信器で流
量計(11)が単位油量(たとえば1/100リットル)を計
量する毎に1個の流量パルス信号aを出力する。
(11)とを繋いている。(14)は流量パルス発信器で流
量計(11)が単位油量(たとえば1/100リットル)を計
量する毎に1個の流量パルス信号aを出力する。
(15)はノズルケースで、ノズル(2)を不使用時に収
納する場所(ノズルの非給油時待機位置)。
納する場所(ノズルの非給油時待機位置)。
(16)はノズル検知スイッチで、その出力信号であるノ
ズル信号bはノズル(2)がノズルケース(15)に掛け
止められているとロー状態となり、外されているとハイ
状態となる。
ズル信号bはノズル(2)がノズルケース(15)に掛け
止められているとロー状態となり、外されているとハイ
状態となる。
(17)はガスセンサーユニットで加圧空気が送られてく
る空気供給路(18)と、一方端がノズル(2)の吐出管
(90)の先端付近で図示するようなノズル順方向状態で
吐出管(90)の上面側に開口端(19)を有するガス送気
路(20)の他方端と、ノズルケース(15)内で大気に開
口する排気路(21)が接続されている。
る空気供給路(18)と、一方端がノズル(2)の吐出管
(90)の先端付近で図示するようなノズル順方向状態で
吐出管(90)の上面側に開口端(19)を有するガス送気
路(20)の他方端と、ノズルケース(15)内で大気に開
口する排気路(21)が接続されている。
第2A図における(22)は送気元弁で、給油装置(1)の
遠方に設置された図示しないコンプレッサー当の加圧空
気発生源から送られてくる加圧空気の供給をコントロー
ルする。
遠方に設置された図示しないコンプレッサー当の加圧空
気発生源から送られてくる加圧空気の供給をコントロー
ルする。
第2B図における(23)はギャー式,ベーン式あるいはネ
ジ式の可逆式の送排気ポンプ、(24)は引火防止用のフ
レームアレスター、(25)は後述する電気回路を収納し
た制御部である。
ジ式の可逆式の送排気ポンプ、(24)は引火防止用のフ
レームアレスター、(25)は後述する電気回路を収納し
た制御部である。
第3A,3B,3D,3E,3F,3G図はそれぞれ第2A図に示した給油
装置(1)に有用なガスセンサーユニットの構成例を示
す。
装置(1)に有用なガスセンサーユニットの構成例を示
す。
次に第3A〜3G図について説明を加えるが、各図において
同一機能部分については重複した説明を省略し、名称や
記号も同じものを流用する。
同一機能部分については重複した説明を省略し、名称や
記号も同じものを流用する。
第3A図において、(26)は送気切替弁で、ソレノイド
(27)を利用した三方口方式のものが採用されている。
(27)を利用した三方口方式のものが採用されている。
(28)はエジェクターのベンチュリー部で、(29)は検
知対象成分の濃度を検出して対応するセンサー信号cを
出力するガスセンサー、(30)と(31)は共に分岐路で
ある。
知対象成分の濃度を検出して対応するセンサー信号cを
出力するガスセンサー、(30)と(31)は共に分岐路で
ある。
なお、ガスセンサー(29)は図示した如く給油時のノズ
ル(2)やホース(3)の操作性を損なわないようにノ
ズル(2)やホース(3)以外の場所いい替えるとホー
ス(3)よりも上流側の位置に設けられている。
ル(2)やホース(3)の操作性を損なわないようにノ
ズル(2)やホース(3)以外の場所いい替えるとホー
ス(3)よりも上流側の位置に設けられている。
ノズル(2)が給油口へ挿着され、ソレノイド(27)が
付勢されているときに空気供給路(18)を介して送られ
てきた加圧空気がベンチュリー部(28)を通過し、この
とき分岐路(30)内が負圧となりガス送気路(20)を介
して開口端(19)からガスを吸い込みこのガスがベンチ
ュリー部(28)で加圧空気と混合希釈されてガスセンサ
ー(29)へ至るサンプリング工程となる。
付勢されているときに空気供給路(18)を介して送られ
てきた加圧空気がベンチュリー部(28)を通過し、この
とき分岐路(30)内が負圧となりガス送気路(20)を介
して開口端(19)からガスを吸い込みこのガスがベンチ
ュリー部(28)で加圧空気と混合希釈されてガスセンサ
ー(29)へ至るサンプリング工程となる。
一方ソレノイド(27)が消勢されると分岐路(30)に代
って分岐路(31)がガス送気路(20)と繋がり、よって
ガス送気路(20)とガスセンサー(29)へは加圧空気の
みが送られて送気路(20)とガスセンサー(29)に残留
したガスが排除されるクリーニング工程となる。
って分岐路(31)がガス送気路(20)と繋がり、よって
ガス送気路(20)とガスセンサー(29)へは加圧空気の
みが送られて送気路(20)とガスセンサー(29)に残留
したガスが排除されるクリーニング工程となる。
第3B図において、ガスセンサー(29)がガス送気路(2
0)に挿設されているのでソレノイド(27)が付勢され
ると開口端(19)から吸引されたガスは希釈されること
のないままガス送気路(20)を通ってガスセンサー(2
9)へ至り、その後分岐路(30),ベンチュリー部(2
8)を通って排気路(21)から大気へ放出されるサンプ
リング工程となる。
0)に挿設されているのでソレノイド(27)が付勢され
ると開口端(19)から吸引されたガスは希釈されること
のないままガス送気路(20)を通ってガスセンサー(2
9)へ至り、その後分岐路(30),ベンチュリー部(2
8)を通って排気路(21)から大気へ放出されるサンプ
リング工程となる。
一方ソレノイド(27)が消勢されると分岐路(31)を通
ってガスセンサー(29),ガス送気路(20)へ加圧空気
のみが送られるのでクリーニング工程となる。
ってガスセンサー(29),ガス送気路(20)へ加圧空気
のみが送られるのでクリーニング工程となる。
第3C図において、ソレノイド(27)が付勢されるとガス
送気路(20)を介してガスが吸引され、ベンチュリー部
(28)で加圧空気と混合希釈されてガスセンサー(29)
へ送られるサンプリング工程となる。
送気路(20)を介してガスが吸引され、ベンチュリー部
(28)で加圧空気と混合希釈されてガスセンサー(29)
へ送られるサンプリング工程となる。
一方、ソレノイド(27)が消勢されると分岐路(32)を
介してガス送気路(20)へ直接加圧空気が送られガスセ
ンサー(29)へも分岐路(32)からベンチュリー部(2
8)を通って加圧空気のみが送られるクリーニング工程
となる。
介してガス送気路(20)へ直接加圧空気が送られガスセ
ンサー(29)へも分岐路(32)からベンチュリー部(2
8)を通って加圧空気のみが送られるクリーニング工程
となる。
第3D図において、ガスセンサー(29)がガス送気路(2
0)に挿設されているのでソレノイド(27)が付勢され
ると開口端(19)から吸引されたガスは希釈されること
のないままガスセンサー(29)へ至り、その後ベンチュ
リー部(28)を通って排気路(21)から大気へ放出され
るサンプリング工程となる。
0)に挿設されているのでソレノイド(27)が付勢され
ると開口端(19)から吸引されたガスは希釈されること
のないままガスセンサー(29)へ至り、その後ベンチュ
リー部(28)を通って排気路(21)から大気へ放出され
るサンプリング工程となる。
一方、ソレノイド(27)が消勢されると分岐路(32)を
通ってガスセンサー(29),ガス送気路(20)へ加圧空
気のみが送られるのでクリーニング工程となる。
通ってガスセンサー(29),ガス送気路(20)へ加圧空
気のみが送られるのでクリーニング工程となる。
第3E図において、送気切替弁(26)にはソレノイド(2
7)を利用した二方口方式のものが採用され、ソレノイ
ド(27)が付勢されると送気切替弁(26)内の流路が閉
止されて分岐路(33)とガス送気路(20)との間の連通
が絶たれてガスセンサー(29)にはガス送気路(20)を
介して吸引されたガスが送られるサンプリング工程とな
る。
7)を利用した二方口方式のものが採用され、ソレノイ
ド(27)が付勢されると送気切替弁(26)内の流路が閉
止されて分岐路(33)とガス送気路(20)との間の連通
が絶たれてガスセンサー(29)にはガス送気路(20)を
介して吸引されたガスが送られるサンプリング工程とな
る。
一方、ソレノイド(27)が消勢されると分岐路(33)を
通して流入する加圧空気によって分岐路(34)内の負圧
が打ち消され、さらに加圧空気はガスセンサー(29),
ガス送気路(20)へも送られてクリーニング工程とな
る。
通して流入する加圧空気によって分岐路(34)内の負圧
が打ち消され、さらに加圧空気はガスセンサー(29),
ガス送気路(20)へも送られてクリーニング工程とな
る。
第3F図において、ソレノイド(27)が付勢されると送気
切替弁(26)内の流路が開きベンチュリー部(28)と排
気路(21)とが連通してガス送気路(20),ガスセンサ
ー(29),分岐路(34),ベンチュリー部(28)の順に
ガスが流れ、排気路(21)から放出されるサンプリング
工程となる。
切替弁(26)内の流路が開きベンチュリー部(28)と排
気路(21)とが連通してガス送気路(20),ガスセンサ
ー(29),分岐路(34),ベンチュリー部(28)の順に
ガスが流れ、排気路(21)から放出されるサンプリング
工程となる。
一方、ソレノイド(27)が消勢されるとベンチュリー部
(28)と排気路(21)との連通が絶たれ、加圧空気は分
岐路(34),ガスセンサー(29),ガス送気路(20)を
のみ通って流れるクリーニング工程となる。
(28)と排気路(21)との連通が絶たれ、加圧空気は分
岐路(34),ガスセンサー(29),ガス送気路(20)を
のみ通って流れるクリーニング工程となる。
第3G図において、ソレノイド(27)が付勢されると送気
切替弁(26)内の流路が閉じられて分岐路(33)とガス
送気路(20)との連通が断たれ分岐路(34)が負圧とな
り、ガスはガス送気路(20)から分岐路(34)へと流れ
てベンチュリー部(28)で加圧空気と混合希釈されガス
センサー(29)を通って排気路(21)から排出されるサ
ンプリング工程となる。
切替弁(26)内の流路が閉じられて分岐路(33)とガス
送気路(20)との連通が断たれ分岐路(34)が負圧とな
り、ガスはガス送気路(20)から分岐路(34)へと流れ
てベンチュリー部(28)で加圧空気と混合希釈されガス
センサー(29)を通って排気路(21)から排出されるサ
ンプリング工程となる。
一方、ソレノイド(27)が消勢されると分岐路(33)と
ガス送気路(20)とが連通されて加圧空気がガス送気路
(20)へ流入し、ガスセンサー(29)へも加圧空気のみ
送られるクリーニング工程となる。
ガス送気路(20)とが連通されて加圧空気がガス送気路
(20)へ流入し、ガスセンサー(29)へも加圧空気のみ
送られるクリーニング工程となる。
第3H図は第2B図に示した給油装置(1)に有用なガスセ
ンサーユニット(7)の例を示し、この場合送排風ポン
プ(23)を正転させるとガス送気路(20)の開口端(1
9)から吸引したガスセンサー(29),空気供給路(1
8),送排風ポンプ(23)へと流れフレームアレスター
(24)から大気へ排出されるサンプリング工程となり、
送排風ポンプ(23)を逆転させるとフレームアレスター
(24)を介して吸い込んだ空気をガスセンサー(29),
ガス送気路(20)へと送るクリーニング工程となる。
ンサーユニット(7)の例を示し、この場合送排風ポン
プ(23)を正転させるとガス送気路(20)の開口端(1
9)から吸引したガスセンサー(29),空気供給路(1
8),送排風ポンプ(23)へと流れフレームアレスター
(24)から大気へ排出されるサンプリング工程となり、
送排風ポンプ(23)を逆転させるとフレームアレスター
(24)を介して吸い込んだ空気をガスセンサー(29),
ガス送気路(20)へと送るクリーニング工程となる。
第4図は各種センサーをノズル(2)あるいはその近傍
に設置した状態を示したもので、各センサー毎に以下説
明を加える。
に設置した状態を示したもので、各センサー毎に以下説
明を加える。
(33)は明度センサーで、フォトトランジスタ,CDS,セ
レン等の光を検出して電気信号を発する素子で作られて
おり、ノズル(2)の自動車の給油口やノズルケース
(15)への挿着あるいは脱却の検出に使用される。
レン等の光を検出して電気信号を発する素子で作られて
おり、ノズル(2)の自動車の給油口やノズルケース
(15)への挿着あるいは脱却の検出に使用される。
(34)は液面センサーで、発光ダイオードとフォトトラ
ンジスタとを組合せた光式のものが最も有効で、油面の
上昇で発光ダイオードから放射された光の油による散乱
に帰因するフォトトランジスタへの入射光の減少をとら
えて検知信号を出力する。他には油と空気との誘電率の
違いを利用して油の上昇を知る静電容量式や発熱させた
低抗体が油の上昇で温度低下を生ずる現象を電気的にと
らえたサーミスター式のものも有効である。
ンジスタとを組合せた光式のものが最も有効で、油面の
上昇で発光ダイオードから放射された光の油による散乱
に帰因するフォトトランジスタへの入射光の減少をとら
えて検知信号を出力する。他には油と空気との誘電率の
違いを利用して油の上昇を知る静電容量式や発熱させた
低抗体が油の上昇で温度低下を生ずる現象を電気的にと
らえたサーミスター式のものも有効である。
(35)は吐出管(90)の長手方向に沿って配設された給
油口検知センサーで、対向離間して設けた一対の電極が
給油口への挿着によって互いに接触し、スイッチング出
力を発生する押圧センサーや、対向離間して設けられた
電極間距離が給油口への挿着によって変化し、これを静
電容量値の変化としてとらえて検知信号を出力する静電
容量式センサー式や、吐出管(90)そのもののひずみを
とらえて給油口への挿着を検知するひずみセンサー等が
利用される。
油口検知センサーで、対向離間して設けた一対の電極が
給油口への挿着によって互いに接触し、スイッチング出
力を発生する押圧センサーや、対向離間して設けられた
電極間距離が給油口への挿着によって変化し、これを静
電容量値の変化としてとらえて検知信号を出力する静電
容量式センサー式や、吐出管(90)そのもののひずみを
とらえて給油口への挿着を検知するひずみセンサー等が
利用される。
(36)は振動センサーで、ピエゾ素子や圧電素子によっ
て微振動を発生させてその振巾を検出し給油口への挿着
をこの振巾の変化で検出するもので、ノズル(2)の他
ノズル(2)の近傍たとえば継手(37)に設置して使用
できる。
て微振動を発生させてその振巾を検出し給油口への挿着
をこの振巾の変化で検出するもので、ノズル(2)の他
ノズル(2)の近傍たとえば継手(37)に設置して使用
できる。
(38)は加速度センサーで、ピエゾプラスチックフィル
ムを振動子として利用したダイアフラム式のものは三次
元方向共感度が優れており、ノズルの移動,停止に対し
て適確な検知を行なえる。
ムを振動子として利用したダイアフラム式のものは三次
元方向共感度が優れており、ノズルの移動,停止に対し
て適確な検知を行なえる。
(39)は傾斜センサーで、複数の水銀スイッチをそれぞ
れ傾きを変えて設置することにより第4図のような給油
時の姿勢や、ノズル(2)をノズルケース(15)へ戻し
た姿勢(吐出管(90)が上方を向く)を検知することが
できるもので、実開昭63−64700に示されたノズルの姿
勢検出手段を採用することもできる。
れ傾きを変えて設置することにより第4図のような給油
時の姿勢や、ノズル(2)をノズルケース(15)へ戻し
た姿勢(吐出管(90)が上方を向く)を検知することが
できるもので、実開昭63−64700に示されたノズルの姿
勢検出手段を採用することもできる。
(40)はノズル開閉弁検知センサーで、ノズル(2)に
内蔵された流路開閉弁(図示略)の動きやその弁を動作
させる流速調節用操作子(41)の位置をマグネットとリ
ードスイッチとの組合せの他近接スイッチを使用して検
知することができる。あるいは可変抵抗器やボテンショ
メーターを操作子(41)の変位に連動させてその出力値
の変化を読み取ることから操作子(41)の位置すなわち
開閉弁の状態を検出することもできる。
内蔵された流路開閉弁(図示略)の動きやその弁を動作
させる流速調節用操作子(41)の位置をマグネットとリ
ードスイッチとの組合せの他近接スイッチを使用して検
知することができる。あるいは可変抵抗器やボテンショ
メーターを操作子(41)の変位に連動させてその出力値
の変化を読み取ることから操作子(41)の位置すなわち
開閉弁の状態を検出することもできる。
過去の技術例としては実公昭37−13664や特開昭51−108
313に示されたものがあり、後述する請求項11),18)に
おいて実施例として示す流速調節用操作子(41)による
流路開閉弁の給油制御とは実公昭37−13664に示された
ように流速調節操作子の変位を利用したポンプモータ
(9)の制御による給油制御をも含むものである。
313に示されたものがあり、後述する請求項11),18)に
おいて実施例として示す流速調節用操作子(41)による
流路開閉弁の給油制御とは実公昭37−13664に示された
ように流速調節操作子の変位を利用したポンプモータ
(9)の制御による給油制御をも含むものである。
第5図は可燃性成分を検出するガスセンサー(29)がガ
ソリンガスを検出したときの出力値を示したもので、ガ
スを検出し始めるとその出力値は急激に上昇し、すぐさ
まガソリンガスであるか否かの判定基準となる比較値を
超えてしまう。しかし軽油ガスの場合には2点鎖線で示
すように出力値が比較値まで達することはない。
ソリンガスを検出したときの出力値を示したもので、ガ
スを検出し始めるとその出力値は急激に上昇し、すぐさ
まガソリンガスであるか否かの判定基準となる比較値を
超えてしまう。しかし軽油ガスの場合には2点鎖線で示
すように出力値が比較値まで達することはない。
また、クリーニング工程へ移行するとガスを検出してい
ない元の状態まですみやかに戻る。
ない元の状態まですみやかに戻る。
このガスセンサー(29)は半導体方式や接触燃焼方式の
ものが安価であるが、赤外線方式のようにガス中の特定
成分の検出を行なうものであっても良く、これらセンサ
ーは市販品で済ませることができる。
ものが安価であるが、赤外線方式のようにガス中の特定
成分の検出を行なうものであっても良く、これらセンサ
ーは市販品で済ませることができる。
以下請求項毎に図面をもとに説明を加えるが既に説明し
たものと同一機能部分については同一記号を付して重複
説明は省略することとする。
たものと同一機能部分については同一記号を付して重複
説明は省略することとする。
請求項1),2),3),23)の発明について第2A,3A,5,6A,
6B図をもとにガソリン用の装置について説明すると、 (42)は計数回路で流量パルス信号発信器(14)から出
力される流量パルス信号aの数を計数することにより給
油量を計算し、その計算結果を給油量信号dとして表示
器(4)へ与えて給油量を表示させ、ノズル信号bのロ
ー状態からハイ状態への変化(すなわちノズル(2)の
ノズルケース(15)からの取り外し)によって前回給油
にかかわる計算結果が帰零される。
6B図をもとにガソリン用の装置について説明すると、 (42)は計数回路で流量パルス信号発信器(14)から出
力される流量パルス信号aの数を計数することにより給
油量を計算し、その計算結果を給油量信号dとして表示
器(4)へ与えて給油量を表示させ、ノズル信号bのロ
ー状態からハイ状態への変化(すなわちノズル(2)の
ノズルケース(15)からの取り外し)によって前回給油
にかかわる計算結果が帰零される。
(43)は送気元弁制御回路で、ノズル検知スイッチ(1
6)からのノズル信号bがハイ状態の間すなわちノズル
(2)がノズルケース(15)から外されている間開弁信
号hを出力して送気元弁(22)を開かせて加圧空気を空
気供給路(18)を介してガスセンサーユニット(17)へ
送りノズル信号bがL状態となると開弁信号hの出力を
停止して送気元弁(22)を閉じさせる。
6)からのノズル信号bがハイ状態の間すなわちノズル
(2)がノズルケース(15)から外されている間開弁信
号hを出力して送気元弁(22)を開かせて加圧空気を空
気供給路(18)を介してガスセンサーユニット(17)へ
送りノズル信号bがL状態となると開弁信号hの出力を
停止して送気元弁(22)を閉じさせる。
(44)は比較値設定回路で、第5図のガソリンであるこ
との判定基準となる比較値が設定され、その設定値を示
す比較値信号eを出力している。
との判定基準となる比較値が設定され、その設定値を示
す比較値信号eを出力している。
(45)は判定回路で、ガスセンサー(29)から出力され
るセンサー信号cの値と比較値信号eの値とを比較し、
前者の値が後者の値を超えるとガソリン車であると判定
し給油許可信号f(ワンパルス)を出力する。
るセンサー信号cの値と比較値信号eの値とを比較し、
前者の値が後者の値を超えるとガソリン車であると判定
し給油許可信号f(ワンパルス)を出力する。
(46)はポンプモーター制御回路で、ノズル信号bがハ
イ状態でありしかも給油許可信号fが入力されることを
条件にポンプ付勢信号iを出力してポンプモーター
(9)を付勢させ、ノズル信号bがロー状態になるとポ
ンプ付勢信号iの出力を停止してポンプモーター(9)
を消勢させる。
イ状態でありしかも給油許可信号fが入力されることを
条件にポンプ付勢信号iを出力してポンプモーター
(9)を付勢させ、ノズル信号bがロー状態になるとポ
ンプ付勢信号iの出力を停止してポンプモーター(9)
を消勢させる。
(47)は送気切替弁制御回路で、ノズル信号bのハイ状
態への移行でソレノイド付勢信号jを出力してソレノイ
ド(27)へ与えて送気切替弁(26)の内蔵弁(図示略)
を切替させる。一方、給油許可信号fの入力でソレノイ
ド付勢信号jを消失させる。
態への移行でソレノイド付勢信号jを出力してソレノイ
ド(27)へ与えて送気切替弁(26)の内蔵弁(図示略)
を切替させる。一方、給油許可信号fの入力でソレノイ
ド付勢信号jを消失させる。
以上の構成において、給油開始前にはソレノイド(27)
が付勢されていないので分岐路(31)がガス送気路(2
0)と繋っており、送気元弁(22)も閉じている。
が付勢されていないので分岐路(31)がガス送気路(2
0)と繋っており、送気元弁(22)も閉じている。
来客があってノズル(2)をノズルケース(15)から取
り外すとノズル信号bがロー状態からハイ状態へと移行
するので計数回路(42)の計数値が帰零され、一方送気
元弁制御回路(43)は開弁信号hを出力して送気元弁を
開かせて加圧空気を空気供給路(18)を介してセンサー
ユニット(17)へ送る。
り外すとノズル信号bがロー状態からハイ状態へと移行
するので計数回路(42)の計数値が帰零され、一方送気
元弁制御回路(43)は開弁信号hを出力して送気元弁を
開かせて加圧空気を空気供給路(18)を介してセンサー
ユニット(17)へ送る。
なお、このとき送気切替弁制御回路(47)はソレノイド
付勢信号jを出力するので送気元弁(22)を介して分岐
路(30)とガス送気路(20)とが繋がり、ベンチュリー
部(28)を通過する加圧空気によって分岐路(30)内が
負圧となり、ガス送気路(20)の開口部(19)を介して
の吸引が始まる。(サンプリング工程の開始) ノズル(2)の吐出管(90)を自動車の給油口へ挿着す
ると開口端(19)から自動車の燃料タンク内のガスが吸
引されてガス送気路(20),送気切替弁(26),分岐路
(30)の順に流れてベンチュリー部(28)で空気供給路
(18)から供給される加圧空気によって希釈されてガス
センサー(29)へ送られる。
付勢信号jを出力するので送気元弁(22)を介して分岐
路(30)とガス送気路(20)とが繋がり、ベンチュリー
部(28)を通過する加圧空気によって分岐路(30)内が
負圧となり、ガス送気路(20)の開口部(19)を介して
の吸引が始まる。(サンプリング工程の開始) ノズル(2)の吐出管(90)を自動車の給油口へ挿着す
ると開口端(19)から自動車の燃料タンク内のガスが吸
引されてガス送気路(20),送気切替弁(26),分岐路
(30)の順に流れてベンチュリー部(28)で空気供給路
(18)から供給される加圧空気によって希釈されてガス
センサー(29)へ送られる。
このときガスが希釈される比率はあらかじめ判っている
ので比較値設定回路(44)内には希釈後の値が比較値と
して設定されている。(第3B図のようにガスの希釈が行
なわれないままガスセンサー(29)へガスが至る場合は
希釈されない値が設定されている) 判定回路(45)ではセンサー信号cの値と比較信号eの
値とを比較して前者の値が後者の値を超えるとガソリン
に間違い無しと判断して給油許可信号fを出力してポン
プモーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター
(9)を付勢させ、一方送気切替弁制御回路(47)にソ
レノイド付勢信号jの出力を停止させて送気切替弁(2
6)を切替させ分岐路(31)とガス送気路(20)とを連
通させる。
ので比較値設定回路(44)内には希釈後の値が比較値と
して設定されている。(第3B図のようにガスの希釈が行
なわれないままガスセンサー(29)へガスが至る場合は
希釈されない値が設定されている) 判定回路(45)ではセンサー信号cの値と比較信号eの
値とを比較して前者の値が後者の値を超えるとガソリン
に間違い無しと判断して給油許可信号fを出力してポン
プモーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター
(9)を付勢させ、一方送気切替弁制御回路(47)にソ
レノイド付勢信号jの出力を停止させて送気切替弁(2
6)を切替させ分岐路(31)とガス送気路(20)とを連
通させる。
分岐路(31)とガス送気路(20)とが繋がるとガス送気
路(20)の開口端(19)からのガスの吸引は停止され分
岐路(31)からガスの混入しない加圧空気が直接流入し
てガス送気路(20)を通って開口端(19)から排出され
るガス送気路(20)のクリーニング工程と、ガスの混入
しない加圧空気のみがガスセンサー(29)へ送られて排
気路(21)から排出されるガスセンサー(29)のクリー
ニング工程とが行なわれることになる。
路(20)の開口端(19)からのガスの吸引は停止され分
岐路(31)からガスの混入しない加圧空気が直接流入し
てガス送気路(20)を通って開口端(19)から排出され
るガス送気路(20)のクリーニング工程と、ガスの混入
しない加圧空気のみがガスセンサー(29)へ送られて排
気路(21)から排出されるガスセンサー(29)のクリー
ニング工程とが行なわれることになる。
なお、自動車の燃料タンク内の油がガソリンでないとき
は何時までたっても給油許可信号fは出力されず給油不
能の状態が続くことになる。
は何時までたっても給油許可信号fは出力されず給油不
能の状態が続くことになる。
このクリーニング工程のまま給油が行なわれ表示器
(4)には流量計(11)が計量した量に見合った給油量
の表示が行なわれる。
(4)には流量計(11)が計量した量に見合った給油量
の表示が行なわれる。
所望の給油が終了してノズル(2)をケース(15)へ戻
すとポンプ付勢信号iの出力が停止されてポンプモータ
ー(9)が消勢され、開弁信号hの出力も停止されて送
気元弁が閉じられガスセンサーユニット(17)への加圧
空気の供給が断たれる。(クリーニング工程の終了) 請求項4の説明について第2A,3A,5,6A,6B図をもとにガ
ソリン用装置について説明すると、送気切替弁制御回路
(47)はノズル信号bのハイ状態への移行でソレノイド
付勢信号jを出力し、ポンプ付勢信号iの入力(破線)
でソレノイド付勢信号jの出力を停止させるようになっ
ている。
すとポンプ付勢信号iの出力が停止されてポンプモータ
ー(9)が消勢され、開弁信号hの出力も停止されて送
気元弁が閉じられガスセンサーユニット(17)への加圧
空気の供給が断たれる。(クリーニング工程の終了) 請求項4の説明について第2A,3A,5,6A,6B図をもとにガ
ソリン用装置について説明すると、送気切替弁制御回路
(47)はノズル信号bのハイ状態への移行でソレノイド
付勢信号jを出力し、ポンプ付勢信号iの入力(破線)
でソレノイド付勢信号jの出力を停止させるようになっ
ている。
すなわち請求項3)の発明との違いはソレノイド付勢信
号j出力停止が給油許可信号fの発生(請求項3)の発
明の場合)によらずポンプ付勢信号iの発生(請求項
4)の発明の場合)による点のみである。
号j出力停止が給油許可信号fの発生(請求項3)の発
明の場合)によらずポンプ付勢信号iの発生(請求項
4)の発明の場合)による点のみである。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)をノズルケース(15)から取
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零と送気元弁(2
2)の開弁が行なわれさらに送気切替弁(26)の切替
(分岐路(30)とガス送気路(20)との連通)が行なわ
れてサンプリング工程が始まる。
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零と送気元弁(2
2)の開弁が行なわれさらに送気切替弁(26)の切替
(分岐路(30)とガス送気路(20)との連通)が行なわ
れてサンプリング工程が始まる。
ノズル(2)の吐出管(90)を自動車の給油口へ挿着し
てガスが吸引され自動車の燃料タンク内のガスがガソリ
ンであると判定されると判定回路(45)から出力される
給油許可信号fの発生によってポンプモーター制御回路
(46)からポンプ付勢信号iが出力されてポンプモータ
ー(9)の付勢が行なわれ、同時にポンプ付勢信号iが
送気切替弁制御回路(47)に作用してソレノイド付勢信
号jの出力を停止させサンプリング工程の終了(クリー
ニング工程の開始)を行なわせる。
てガスが吸引され自動車の燃料タンク内のガスがガソリ
ンであると判定されると判定回路(45)から出力される
給油許可信号fの発生によってポンプモーター制御回路
(46)からポンプ付勢信号iが出力されてポンプモータ
ー(9)の付勢が行なわれ、同時にポンプ付勢信号iが
送気切替弁制御回路(47)に作用してソレノイド付勢信
号jの出力を停止させサンプリング工程の終了(クリー
ニング工程の開始)を行なわせる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢,送気元弁
(22)の閉止(クリーニング工程の終了)が行なわれ
る。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢,送気元弁
(22)の閉止(クリーニング工程の終了)が行なわれ
る。
請求項5)の説明について第2A,3A,5,7A,7B図をもとに
ガソリン用装置について説明すると、(48)は流速調節
弁で油供給路の一部である連絡管(12)に挿設され、弁
が開かれると流量計(11)とノズル(2)とが連通さ
れ、閉じられると連通が断たれる。
ガソリン用装置について説明すると、(48)は流速調節
弁で油供給路の一部である連絡管(12)に挿設され、弁
が開かれると流量計(11)とノズル(2)とが連通さ
れ、閉じられると連通が断たれる。
(49)は流速調節弁制御回路で、ノズル信号bがハイ状
態であることを条件に給油許可信号fが入力されると開
弁信号kを出力して流速調節弁(48)を開き、同時に送
気切替弁制御回路(47)から出力中のソレノイド付勢信
号jの出力を停止させる。
態であることを条件に給油許可信号fが入力されると開
弁信号kを出力して流速調節弁(48)を開き、同時に送
気切替弁制御回路(47)から出力中のソレノイド付勢信
号jの出力を停止させる。
(50)はポンプモーター制御回路で、ノズル信号bがハ
イ状態の間ポンプ付勢信号iを出力し、ロー状態になる
とポンプ付勢信号iの出力を停止する。
イ状態の間ポンプ付勢信号iを出力し、ロー状態になる
とポンプ付勢信号iの出力を停止する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)をノズルケース(15)から取
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零と、送気元弁
(22)の開弁と、ポンプモーター(9)の付勢が行なわ
れさらに送気切替弁(26)の切替(分岐路(30)とガス
送気路(20)とが連通する)が行なわれてサンプリング
工程が始まる。
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零と、送気元弁
(22)の開弁と、ポンプモーター(9)の付勢が行なわ
れさらに送気切替弁(26)の切替(分岐路(30)とガス
送気路(20)とが連通する)が行なわれてサンプリング
工程が始まる。
ノズル(2)の吐出管(90)を自動車の給油口へ挿着し
て、ガスが吸引され自動車の燃料タンク内のガスがガソ
リンガスであると判断したとき判定回路(45)から出力
される給油許可信号fの発生によって流速調節弁制御回
路(49)から開弁信号kが出力されて流速調節弁(48)
が開かれる。
て、ガスが吸引され自動車の燃料タンク内のガスがガソ
リンガスであると判断したとき判定回路(45)から出力
される給油許可信号fの発生によって流速調節弁制御回
路(49)から開弁信号kが出力されて流速調節弁(48)
が開かれる。
それと同時に開弁信号kが送気切替弁制御回路(47)へ
作用してソレノイド付勢信号jの出力を停止させサンプ
リング工程の終了(クリーニング工程の開始)を行なわ
せる。
作用してソレノイド付勢信号jの出力を停止させサンプ
リング工程の終了(クリーニング工程の開始)を行なわ
せる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢,流速調節
弁(48)の閉止,送気元弁(22)の閉止(クリーニング
工程の終了)が行なわれる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢,流速調節
弁(48)の閉止,送気元弁(22)の閉止(クリーニング
工程の終了)が行なわれる。
請求項6)の発明について第2A,3A,5,8A,8B図をもとに
ガソリン用装置について説明すると、 (51)はクロック信号発振回路で、クロック信号mcを出
力し続けている。(52)はクリーニング時間設定回路
で、ノズル(2)がノズルケース(15)から取り外され
て自動車の給油口へセットするのに通常要する時間(こ
こでは一応3秒間とするが、作業上問題の生じない範囲
で永くしても良い)が設定され、この設定時間を示すク
リーニング時間信号tを出力し続けている。
ガソリン用装置について説明すると、 (51)はクロック信号発振回路で、クロック信号mcを出
力し続けている。(52)はクリーニング時間設定回路
で、ノズル(2)がノズルケース(15)から取り外され
て自動車の給油口へセットするのに通常要する時間(こ
こでは一応3秒間とするが、作業上問題の生じない範囲
で永くしても良い)が設定され、この設定時間を示すク
リーニング時間信号tを出力し続けている。
(53)は送気切替弁制御回路でノズル信号bのハイ状態
への移行をきっかけとしてクロック信号mcを計数するこ
とにより計時し、この計時値をクリーニング時間信号t
の値と比較して前者の値が後者の値を超えるとソレノイ
ド付勢信号jを出力してサンプリング工程を開始させ
る。すなわち、ノズル信号bのハイ状態への移行からク
リーニング時間が経過するまでの間クリーニング工程と
し、クリーニング時間の終了でサンプリング工程へ移行
することになる。
への移行をきっかけとしてクロック信号mcを計数するこ
とにより計時し、この計時値をクリーニング時間信号t
の値と比較して前者の値が後者の値を超えるとソレノイ
ド付勢信号jを出力してサンプリング工程を開始させ
る。すなわち、ノズル信号bのハイ状態への移行からク
リーニング時間が経過するまでの間クリーニング工程と
し、クリーニング時間の終了でサンプリング工程へ移行
することになる。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)をノズルケース(15)から取
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁が行なわれてクリーニング工程
が開始される。
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁が行なわれてクリーニング工程
が開始される。
この後、ノズル(2)の吐出管(90)を自動車の給油口
へ挿着するが、ノズル(2)のノズルケース(15)から
の取り外し時点からクリーニング時間が経過するまでは
このクリーニング工程が維持され、クリーニング時間の
経過が終了すると送気切替弁制御回路(53)からソレノ
イド付勢信号jが出力されてサンプリング工程に移行す
る。
へ挿着するが、ノズル(2)のノズルケース(15)から
の取り外し時点からクリーニング時間が経過するまでは
このクリーニング工程が維持され、クリーニング時間の
経過が終了すると送気切替弁制御回路(53)からソレノ
イド付勢信号jが出力されてサンプリング工程に移行す
る。
そして、センサー信号cの値が比較値信号eの値を超え
ると判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプ
モーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)
を付勢させ給油可能な状態とする。
ると判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプ
モーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)
を付勢させ給油可能な状態とする。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれる。
なお、ここでは送気元弁が閉じられるまでの間サンプリ
ング工程が行なわれ続けるが、破線で示したように判定
信号fあるいはポンプ付勢信号iを送気元弁制御回路
(43)へ与えてどちらかの信号の発生で開弁信号hの発
生を停止させ、サンプリング工程を終了させることも可
能である。
ング工程が行なわれ続けるが、破線で示したように判定
信号fあるいはポンプ付勢信号iを送気元弁制御回路
(43)へ与えてどちらかの信号の発生で開弁信号hの発
生を停止させ、サンプリング工程を終了させることも可
能である。
請求項7)の発明について、第2A,3A,5,9A,9Bをもとに
ガソリン用装置について説明すると、 (33)は移動検知センサーの一種である明度センサー
で、感知した外光の明るさすなわち明度に応じた明度信
号mを出力し、第4図に示される吐出管(90)の先端部
に設置され、おもに吐出管(90)が自動車の給油口に挿
着されたか否かあるいは給油口から外れ落ちたか否かの
検知に利用されているが、ここではノズル(2)がノズ
ルケース(15)に戻されている状態(暗い)から取り外
された状態(明るい)への移行を検知判定するのに利用
している。
ガソリン用装置について説明すると、 (33)は移動検知センサーの一種である明度センサー
で、感知した外光の明るさすなわち明度に応じた明度信
号mを出力し、第4図に示される吐出管(90)の先端部
に設置され、おもに吐出管(90)が自動車の給油口に挿
着されたか否かあるいは給油口から外れ落ちたか否かの
検知に利用されているが、ここではノズル(2)がノズ
ルケース(15)に戻されている状態(暗い)から取り外
された状態(明るい)への移行を検知判定するのに利用
している。
(54)は基準明度設定回路で、ノズル(2)に設置した
明度センサー(33)がノズルケース(15)に収められて
いるときと取り出して外光を感知したときとの明るさの
違いの最小値が基準明度として設定されこの設定値を基
準明度信号nとして出力している。
明度センサー(33)がノズルケース(15)に収められて
いるときと取り出して外光を感知したときとの明るさの
違いの最小値が基準明度として設定されこの設定値を基
準明度信号nとして出力している。
(55)は判定回路で、明度信号mの値が明るくなる方向
で基準明度信号nの値を超える変化をしたとき移動判定
信号p(ワンパルス)を出力する。
で基準明度信号nの値を超える変化をしたとき移動判定
信号p(ワンパルス)を出力する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)をノズルケース(15)から取
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁が行なわれてクリーニング工程
が開始される。
り外すと計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁が行なわれてクリーニング工程
が開始される。
このとき明度センサー(33)は明るさの変化を感知し明
度信号mが変化をする。
度信号mが変化をする。
判定回路(55)は明度信号mの値と基準明度信号nの値
とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズル
(2)がノズルケース(15)から取り外されたと判定し
て移動判定信号pを出力して送気切替弁制御回路(53)
へ与える。
とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズル
(2)がノズルケース(15)から取り外されたと判定し
て移動判定信号pを出力して送気切替弁制御回路(53)
へ与える。
送気切替弁制御回路(53)では移動判定信号pが入力さ
れるとクロック信号mcを計数することにより計時し、そ
の計時値がクリーニング時間信号tの値を超えるとソレ
ノイド付勢信号jを出力して送気切替弁(26)を切替さ
せサンプリング工程へ移行(クリーニング工程の終了)
させる。
れるとクロック信号mcを計数することにより計時し、そ
の計時値がクリーニング時間信号tの値を超えるとソレ
ノイド付勢信号jを出力して送気切替弁(26)を切替さ
せサンプリング工程へ移行(クリーニング工程の終了)
させる。
そして油種の判定が行なわれてセンサー信号cの値が比
較値信号eの値を超えると判定回路(45)は給油許可信
号fを出力してポンプモーター制御回路(46)へ与えて
ポンプモーター(9)を付勢させ給油可能な状態とす
る。
較値信号eの値を超えると判定回路(45)は給油許可信
号fを出力してポンプモーター制御回路(46)へ与えて
ポンプモーター(9)を付勢させ給油可能な状態とす
る。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
なお、ここでは移動検知センサーとして明度センサー
(33)を採用した場合について説明したが他のセンサー
たとえば第4図に示された振動センサー(36),加速度
センサー(38),傾斜センサー(39)であっても良い。
(33)を採用した場合について説明したが他のセンサー
たとえば第4図に示された振動センサー(36),加速度
センサー(38),傾斜センサー(39)であっても良い。
明度センサー(33)に代えて振動センサー(36)を採用
する場合にはノズル(2)がノズルケース(15)に収納
されている(仮固定されている)時の振巾から外された
ときの振巾の変化の最小値をあらかじめ設定しておき、
振動センサー(36)の出力値の変化と比較させることに
より移動の判定を行なわせることができる。
する場合にはノズル(2)がノズルケース(15)に収納
されている(仮固定されている)時の振巾から外された
ときの振巾の変化の最小値をあらかじめ設定しておき、
振動センサー(36)の出力値の変化と比較させることに
より移動の判定を行なわせることができる。
この場合第9A図は明度センサー(33)に代えて振動セン
サー(36)を、基準明度設定回路(54)に代えて基準振
巾変化値設定回路を設ければ良い。
サー(36)を、基準明度設定回路(54)に代えて基準振
巾変化値設定回路を設ければ良い。
明度センサー(33)に代えて加速度センサー(38)を採
用する場合にはノズル(2)がノズルケース(15)から
移動されたときに発生する加速度の最小値を基準加速度
値としてあらかじめ設定しておき、加速度センサー(3
8)の出力値の変化と比較させることにより移動の判定
を行なわせることができる。
用する場合にはノズル(2)がノズルケース(15)から
移動されたときに発生する加速度の最小値を基準加速度
値としてあらかじめ設定しておき、加速度センサー(3
8)の出力値の変化と比較させることにより移動の判定
を行なわせることができる。
この場合第9A図は外光センサー(33)に代えて加速度セ
ンサー(38)を、基準明度設定回路(54)に代えて基準
加速度値設定回路を設ければ良い。
ンサー(38)を、基準明度設定回路(54)に代えて基準
加速度値設定回路を設ければ良い。
明度センサー(33)に代えて傾斜センサー(39)を採用
する場合にはノズル(2)がノズルケース(15)に収納
されているときの傾斜角度を基準傾斜角度としてあらか
じめ設定しておき、傾斜角度センサー(39)の出力値と
基準傾斜角度とを比較させ、前者の値が後者の値の範囲
を逸脱することにより移動の判定を行なわせることがで
きる。
する場合にはノズル(2)がノズルケース(15)に収納
されているときの傾斜角度を基準傾斜角度としてあらか
じめ設定しておき、傾斜角度センサー(39)の出力値と
基準傾斜角度とを比較させ、前者の値が後者の値の範囲
を逸脱することにより移動の判定を行なわせることがで
きる。
この場合第9A図は明度センサー(33)に代えて傾斜セン
サー(39)を基準明度設定回路(54)に代えて基準傾斜
角度設定回路を設ければ良い。
サー(39)を基準明度設定回路(54)に代えて基準傾斜
角度設定回路を設ければ良い。
請求項8)の発明について第2A,3A,5,10A,10B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 (33)は給油口検知センサーの一種である明度センサー
で、感知した外光の明るさすなわち明度に応じた明度信
号mを出力し、第4図に示される吐出管(90)の先端部
に設置されている。
にガソリン用装置について説明すると、 (33)は給油口検知センサーの一種である明度センサー
で、感知した外光の明るさすなわち明度に応じた明度信
号mを出力し、第4図に示される吐出管(90)の先端部
に設置されている。
(56)は基準明度設定回路で、ノズル(2)に設置した
明度センサー(33)が給油口へ挿着される前と後との明
度差の最小値が基準明度として設定されこの設定値を基
準明度信号nとして出力している。
明度センサー(33)が給油口へ挿着される前と後との明
度差の最小値が基準明度として設定されこの設定値を基
準明度信号nとして出力している。
(57)はサンプリング時間設定回路で、ノズル(2)の
給油口への挿着からガスを吸引してガソリンガスである
か否かを判定するのに十分な時間(たとえば3秒間)が
サンプリング時間として設定され、この値がサンプリン
グ時間信号rとして出力されている。
給油口への挿着からガスを吸引してガソリンガスである
か否かを判定するのに十分な時間(たとえば3秒間)が
サンプリング時間として設定され、この値がサンプリン
グ時間信号rとして出力されている。
(58)は判定回路で、明度信号mの値が暗くなる方向で
基準明度信号nの値を超えて変化したとき給油口判定信
号s(ワンパルス)を出力する。
基準明度信号nの値を超えて変化したとき給油口判定信
号s(ワンパルス)を出力する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)
からのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプ
リング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)
からのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプ
リング工程が開始される。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると明暗センサー(33)
は明るさすなわち明度の変化を感知し明度信号mが変化
をする。
は明るさすなわち明度の変化を感知し明度信号mが変化
をする。
特定回路(58)は明度信号mの変化の値と基準明度信号
nの値とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズ
ル(2)が給油口へ挿着されたと判定し、給油口判定信
号sを出力して送気切替弁制御回路(53)え与える。
nの値とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズ
ル(2)が給油口へ挿着されたと判定し、給油口判定信
号sを出力して送気切替弁制御回路(53)え与える。
送気切替弁制御回路(53)では給油口判定信号sが入力
されるとクロック信号mcを計数することにより計時を始
め、その計時値がサンプリング時間信号rの値を超える
までソレノイド付勢信号jを出力させつづけ、サンプリ
ング時間信号rの時間が経過するとソレノイド付勢信号
jの出力を停止させて送気切替弁(26)を切替させてク
リーニング工程へ移行(サンプリング工程の終了)を行
なわせる。
されるとクロック信号mcを計数することにより計時を始
め、その計時値がサンプリング時間信号rの値を超える
までソレノイド付勢信号jを出力させつづけ、サンプリ
ング時間信号rの時間が経過するとソレノイド付勢信号
jの出力を停止させて送気切替弁(26)を切替させてク
リーニング工程へ移行(サンプリング工程の終了)を行
なわせる。
一方、センサー信号cの値が比較値信号eの値を超える
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモ
ーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を
付勢させ給油可能な状態とする。
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモ
ーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を
付勢させ給油可能な状態とする。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
なおここでは給油口検知センサーとして明度センサー
(33)を採用した場合について説明したが他のセンサー
たとえば第4図に他の給油口検知センサー(35)として
紹介した押圧センサー,静電容量センサー,ひずみセン
サーの他振動センサー(36)を採用することもできる。
(33)を採用した場合について説明したが他のセンサー
たとえば第4図に他の給油口検知センサー(35)として
紹介した押圧センサー,静電容量センサー,ひずみセン
サーの他振動センサー(36)を採用することもできる。
まず明暗センサー(33)に代えて押圧センサーを採用す
る場合にはノズル(2)の吐出管(90)が給油口の縁に
係着されているときに押圧センサーが出力する信号値を
基準押圧値としてあらかじめ設定しておき、押圧センサ
ーの出力信号がこの基準押圧値に至ることにより給油口
への挿着の検出を行なわせることができる。
る場合にはノズル(2)の吐出管(90)が給油口の縁に
係着されているときに押圧センサーが出力する信号値を
基準押圧値としてあらかじめ設定しておき、押圧センサ
ーの出力信号がこの基準押圧値に至ることにより給油口
への挿着の検出を行なわせることができる。
この場合第10A図は明度センサー(33)に代えて押圧セ
ンサーを、基準明度設定回路(56)に代えて基準押圧値
設定回路を設ければ良い。
ンサーを、基準明度設定回路(56)に代えて基準押圧値
設定回路を設ければ良い。
明度センサー(33)に代えて静電容量センサーを採用す
る場合には、ノズル(2)の吐出管(90)が給油口の縁
に係着されているときに静電容量センサーが出力する信
号値のうち最小値を基準静電容量値としてあらかじめ設
定しておき、静電容量センサーの出力信号が基準静電容
量値を超えることにより給油口への挿着の検出を行なわ
せることができる。
る場合には、ノズル(2)の吐出管(90)が給油口の縁
に係着されているときに静電容量センサーが出力する信
号値のうち最小値を基準静電容量値としてあらかじめ設
定しておき、静電容量センサーの出力信号が基準静電容
量値を超えることにより給油口への挿着の検出を行なわ
せることができる。
この場合第10A図は明度センサー(33)に代えて静電容
量センサーを、基準明度設定回路(56)に代えて基準静
電容量値設定回路を設ければ良い。
量センサーを、基準明度設定回路(56)に代えて基準静
電容量値設定回路を設ければ良い。
明度センサー(33)に代えてひずみセンサーを採用する
場合にはノズル(2)の吐出管(90)が給油口の縁に係
着されているときに吐出管(90)のたわみを検出してひ
ずみセンサーが出力する信号値のうち最小値を基準ひず
み値としてあらかじめ設定しておき、ひずみセンサーの
出力信号がこの基準ひずみ値を超えることにより給油口
への挿着の検出を行なわせることができる。
場合にはノズル(2)の吐出管(90)が給油口の縁に係
着されているときに吐出管(90)のたわみを検出してひ
ずみセンサーが出力する信号値のうち最小値を基準ひず
み値としてあらかじめ設定しておき、ひずみセンサーの
出力信号がこの基準ひずみ値を超えることにより給油口
への挿着の検出を行なわせることができる。
この場合、第10A図は明度センサー(33)に代えてひず
みセンサーを、基準明度設定回路(56)に代えて基準ひ
ずみ値設定回路を設ければ良い。
みセンサーを、基準明度設定回路(56)に代えて基準ひ
ずみ値設定回路を設ければ良い。
明度センサーに代えて振動センサー(36)を採用する場
合にはノズル(2)が手に持たれた状態と、給油口の縁
に吐出管(90)が係着されているときとの間に生ずる振
巾の変化の最小値を基準振巾変化値としてあらかじめ設
定しておき、振動センサー(36)の出力信号の変化がこ
の基準振巾変化値を超えることにより給油口への挿着の
検出を行なわせることができる。
合にはノズル(2)が手に持たれた状態と、給油口の縁
に吐出管(90)が係着されているときとの間に生ずる振
巾の変化の最小値を基準振巾変化値としてあらかじめ設
定しておき、振動センサー(36)の出力信号の変化がこ
の基準振巾変化値を超えることにより給油口への挿着の
検出を行なわせることができる。
この場合、第10A図は明度センサー(33)に代えて振動
センサー(36)を、基準明度設定回路(56)に代えて基
準振巾変化設定回路を設ければ良い。
センサー(36)を、基準明度設定回路(56)に代えて基
準振巾変化設定回路を設ければ良い。
請求項9)の発明について第2A,3A,5,11A,11B図をもと
にガソリン装置について説明すると、 移動停止検知センサーとして使用されている加速度セン
サー(38)はノズル(2)の移動速度に応じた出力を示
し、静止しているとき、すなわちノズル(2)が自動車
の給油口へ挿着されているときはその出力である加速度
信号uの値が零となり判定回路(59)はこの加速度信号
uの値が零になったときノズル(2)が給油口へ挿着さ
れて移動が停止したと判断して移動停止判定信号v(ワ
ンパルス)を出力する。
にガソリン装置について説明すると、 移動停止検知センサーとして使用されている加速度セン
サー(38)はノズル(2)の移動速度に応じた出力を示
し、静止しているとき、すなわちノズル(2)が自動車
の給油口へ挿着されているときはその出力である加速度
信号uの値が零となり判定回路(59)はこの加速度信号
uの値が零になったときノズル(2)が給油口へ挿着さ
れて移動が停止したと判断して移動停止判定信号v(ワ
ンパルス)を出力する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると、ノズル(2)が静
止されることになるので加速度センサー(38)から出力
される加速度信号uの値が零になり、これをもって判定
回路(59)が移動停止判定信号vを出力して送気切替弁
制御回路(53)へ与える。
止されることになるので加速度センサー(38)から出力
される加速度信号uの値が零になり、これをもって判定
回路(59)が移動停止判定信号vを出力して送気切替弁
制御回路(53)へ与える。
送気切替弁制御回路(53)では移動停止判定信号vが入
力されるとクロック信号mcを計数することにより計時を
始め、その計時値がサンプリング時間信号rの値を超え
るまでソレノイド付勢信号jを出力させつづけてサンプ
リング時間信号rの時間が経過するとソレノイド付勢信
号jの出力を停止させて送気切替弁(26)を切替させク
リーニング工程へ移行(サンプリング工程の終了)させ
る。
力されるとクロック信号mcを計数することにより計時を
始め、その計時値がサンプリング時間信号rの値を超え
るまでソレノイド付勢信号jを出力させつづけてサンプ
リング時間信号rの時間が経過するとソレノイド付勢信
号jの出力を停止させて送気切替弁(26)を切替させク
リーニング工程へ移行(サンプリング工程の終了)させ
る。
一方、センサー信号cの値が比較値信号eの値を超える
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモ
ーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を
付勢させ給油可能な状態とする。
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモ
ーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を
付勢させ給油可能な状態とする。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
請求項10)の発明について第2A,3A,5,12A,12B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 ノズル(2)の姿勢検知センサーとして傾斜センサー
(39)が採用されており、傾斜センサー(39)はノズル
(2)が給油時の姿勢に至ったとき傾斜信号wを出力す
る。
にガソリン用装置について説明すると、 ノズル(2)の姿勢検知センサーとして傾斜センサー
(39)が採用されており、傾斜センサー(39)はノズル
(2)が給油時の姿勢に至ったとき傾斜信号wを出力す
る。
(60)は判定回路で、傾斜信号wが一定時間(たとえば
1秒間)安定して入力され続けるとノズル(2)が給油
口へ挿着されたと判定して給油姿勢信号x(ワンパル
ス)を出力する。
1秒間)安定して入力され続けるとノズル(2)が給油
口へ挿着されたと判定して給油姿勢信号x(ワンパル
ス)を出力する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)
からのソレノイド付勢信号jの出力によってサンプリン
グ工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)
からのソレノイド付勢信号jの出力によってサンプリン
グ工程が開始される。
ノズル(2)を給油口へ挿着して吐出管(90)を下方へ
向けた給油時の姿勢になると傾斜センサー(39)から傾
斜信号wが出力される。すると判定回路(60)は傾斜信
号wが安定して出力されていることを確認してのちノズ
ル(2)が給油口へ挿着されたと判定し、給油姿勢信号
xを送気切替弁制御回路(53)へ与える。
向けた給油時の姿勢になると傾斜センサー(39)から傾
斜信号wが出力される。すると判定回路(60)は傾斜信
号wが安定して出力されていることを確認してのちノズ
ル(2)が給油口へ挿着されたと判定し、給油姿勢信号
xを送気切替弁制御回路(53)へ与える。
送気切替弁制御回路(53)では給油姿勢信号xが入力さ
れるとクロック信号mcを計数することにより計時を始
め、その計時値がサンプリング時間信号rの値を超える
までソレノイド付勢信号jを出力させつづけてその後ク
リーニング工程へ移行(サンプリング工程の終了)させ
る。
れるとクロック信号mcを計数することにより計時を始
め、その計時値がサンプリング時間信号rの値を超える
までソレノイド付勢信号jを出力させつづけてその後ク
リーニング工程へ移行(サンプリング工程の終了)させ
る。
一方、センサー信号cの値が比較値信号eの値を超える
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモ
ーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を
付勢させ、給油可能な状態とする。
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモ
ーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を
付勢させ、給油可能な状態とする。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
請求項11)の発明について第2A,3A,5,13A,13B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 ノズル開閉弁検知センサー(40)はノズル(2)の図示
しない流路開閉弁や、この流路開閉弁を開閉操作する流
速調節用操作子(41)といった流路開閉弁と共動する部
分に関連して設けられており、流路開閉弁が開かれると
開弁信号yを出力する。
にガソリン用装置について説明すると、 ノズル開閉弁検知センサー(40)はノズル(2)の図示
しない流路開閉弁や、この流路開閉弁を開閉操作する流
速調節用操作子(41)といった流路開閉弁と共動する部
分に関連して設けられており、流路開閉弁が開かれると
開弁信号yを出力する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)
からのソレノイド付勢信号jの出力によってサンプリン
グ工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(53)
からのソレノイド付勢信号jの出力によってサンプリン
グ工程が開始される。
ノズル(2)を給油口へ挿着し流速調節用操作子(41)
を操作して開弁操作を行なうと、ノズル開閉弁検知セン
サー(40)から開弁信号yが出力される。
を操作して開弁操作を行なうと、ノズル開閉弁検知セン
サー(40)から開弁信号yが出力される。
送気切替弁制御回路(53)では開弁信号yが入力される
とクロック信号mcを計数することにより計時を始め、そ
の計時値がサンプリング時間信号rの値を超えるまでソ
レノイド付勢信号jを出力させつづけてサンプリング時
間信号rの時間が経過するとソレノイド付勢信号jの出
力を停止させて送気切替弁(26)を切替させクリーニン
グ工程へ移行(サンプリング工程の終了)させる。
とクロック信号mcを計数することにより計時を始め、そ
の計時値がサンプリング時間信号rの値を超えるまでソ
レノイド付勢信号jを出力させつづけてサンプリング時
間信号rの時間が経過するとソレノイド付勢信号jの出
力を停止させて送気切替弁(26)を切替させクリーニン
グ工程へ移行(サンプリング工程の終了)させる。
請求項12)の発明について第2A,3A,5,14A,14B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 (61)は送気切替弁制御回路で、ノズル(2)がノズル
ケース(15)から外されてノズル検知スイッチ(16)か
ら出力されるノズル信号bがハイ状態に移行するとソレ
ノイド付勢信号jを出力し、給油が始まってあらかじめ
定めた数の流量パルス信号aが入力されるとソレノイド
付勢信号jの出力を停止する。
にガソリン用装置について説明すると、 (61)は送気切替弁制御回路で、ノズル(2)がノズル
ケース(15)から外されてノズル検知スイッチ(16)か
ら出力されるノズル信号bがハイ状態に移行するとソレ
ノイド付勢信号jを出力し、給油が始まってあらかじめ
定めた数の流量パルス信号aが入力されるとソレノイド
付勢信号jの出力を停止する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(61)
からのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプ
リング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(61)
からのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプ
リング工程が開始される。
次にノズル(2)を給油口へ挿着し、流速調節用操作子
(41)を開弁操作しておく。
(41)を開弁操作しておく。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると自動車の燃料タンク
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモータ制
御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)が付勢させ
る。
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモータ制
御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)が付勢させ
る。
ポンプモーター(9)が付勢されるとこのとき既に開弁
操作が行なわれているのでノズル(2)から油が吐出さ
れ、この吐出量に見合った数の流量パルス信号aが流量
パルス発信器(14)から出力される。
操作が行なわれているのでノズル(2)から油が吐出さ
れ、この吐出量に見合った数の流量パルス信号aが流量
パルス発信器(14)から出力される。
送気切替弁制御回路(61)を前記したように流量パルス
信号aが入力されると、既に給油が始まっており、よっ
てガスのサンプリングの必要無しと判定してソレノイド
付勢信号jの出力を停止し、サンプリング工程を終了さ
せてクリーニング工程へと移行させる。
信号aが入力されると、既に給油が始まっており、よっ
てガスのサンプリングの必要無しと判定してソレノイド
付勢信号jの出力を停止し、サンプリング工程を終了さ
せてクリーニング工程へと移行させる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることとなる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることとなる。
請求項13)の発明について第2A,3A,5,15A,15B,25図をも
とにガソリン用装置について説明すると、(62)は流れ
検知センサーで、たとえば第25図に示すように本体(6
3)にはポンプ(8)に繋がる流入管(64)と流量計(1
1)に繋がる流出管(65)とが接続され、流入管(64)
を閉塞する方向にスプリング(66)で付勢された検知板
(67)と一方端がこの検知板(67)に植設され他方端が
本体(63)を貫通して検知スイッチ(68)に臨む位置ま
で延長された検知棒(69)とから構成され、流入管(6
4)から油が流入すると検知板(67)がスプリング(6
6)の付勢に抗して図で右方へ変位され、検知棒(69)
が検知スイッチ(68)を押すことになる。
とにガソリン用装置について説明すると、(62)は流れ
検知センサーで、たとえば第25図に示すように本体(6
3)にはポンプ(8)に繋がる流入管(64)と流量計(1
1)に繋がる流出管(65)とが接続され、流入管(64)
を閉塞する方向にスプリング(66)で付勢された検知板
(67)と一方端がこの検知板(67)に植設され他方端が
本体(63)を貫通して検知スイッチ(68)に臨む位置ま
で延長された検知棒(69)とから構成され、流入管(6
4)から油が流入すると検知板(67)がスプリング(6
6)の付勢に抗して図で右方へ変位され、検知棒(69)
が検知スイッチ(68)を押すことになる。
すると検知スイッチ(68)は流れ検知信号zを出力す
る。
る。
(70)は送気切替弁制御回路で、ノズル(2)がノズル
ケース(15)から外されてノズル検知スイッチ(16)か
ら出力されるノズル信号bがハイ状態へ移行するとソレ
ノイド付勢信号jを出力し、流れ検知信号zの入力でソ
レノイド付勢信号jの出力を停止する。
ケース(15)から外されてノズル検知スイッチ(16)か
ら出力されるノズル信号bがハイ状態へ移行するとソレ
ノイド付勢信号jを出力し、流れ検知信号zの入力でソ
レノイド付勢信号jの出力を停止する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
次にノズル(2)を給油口へ挿着し、流速調節用操作子
(41)を開弁操作しておく。
(41)を開弁操作しておく。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると自動車の燃料タンク
内のガスが吸引されてガスセンサーへ送られるのでセン
サー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よってこ
のガスがガソリンであると判定されると判定回路(45)
は給油許可信号fを出力してポンプモーター制御回路
(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢させる。
内のガスが吸引されてガスセンサーへ送られるのでセン
サー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よってこ
のガスがガソリンであると判定されると判定回路(45)
は給油許可信号fを出力してポンプモーター制御回路
(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢させる。
ポンプモーター(9)が付勢されるとこのとき既にノズ
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出される。
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出される。
すると流れ検知センサー(62)の流入管(64)から流出
管(65)へ向けて油が流れ、検知板(67)がスプリング
(66)に抗して変位されるので流れ検知信号zが発生さ
れる。
管(65)へ向けて油が流れ、検知板(67)がスプリング
(66)に抗して変位されるので流れ検知信号zが発生さ
れる。
送気切替弁制御回路(70)は前記したように流れ検知信
号zが入力されると既に給油が始まっており、よってガ
スのサンプリングの必要無しと判定してソレノイド付勢
信号jの出力を停止しサンプリング工程を終了させてク
リーニング工程へと移行させる。
号zが入力されると既に給油が始まっており、よってガ
スのサンプリングの必要無しと判定してソレノイド付勢
信号jの出力を停止しサンプリング工程を終了させてク
リーニング工程へと移行させる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
請求項14)の発明について第2A,3A,5,16A,16B,26図をも
とにガソリン用装置について説明すると、 (71)は圧力検知センサーで、第26図に示すようにダイ
アフラム(73)によって二室に分画された一方側の室
(74)が、両端がポンプ(8)と流量計(11)とに繋が
る送油管(72)と連通し、他方側の室(75)が大気と連
通するよう形成され、室(75)には油の圧力に抗する方
向にダイアフラム(73)を付勢するスプリング(76)と
ダイアフラム(73)の変形を検出する検知スイッチ(6
8)とが収められている。
とにガソリン用装置について説明すると、 (71)は圧力検知センサーで、第26図に示すようにダイ
アフラム(73)によって二室に分画された一方側の室
(74)が、両端がポンプ(8)と流量計(11)とに繋が
る送油管(72)と連通し、他方側の室(75)が大気と連
通するよう形成され、室(75)には油の圧力に抗する方
向にダイアフラム(73)を付勢するスプリング(76)と
ダイアフラム(73)の変形を検出する検知スイッチ(6
8)とが収められている。
検知スイッチ(68)は油の圧力が作用してダイアフラム
(73)がスプリング(76)の付勢に抗して変形されたこ
とを検出して圧力検知信号gを出力する。以下説明を続
けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力とが行なわれてサンプ
リング工程が開始される。
(73)がスプリング(76)の付勢に抗して変形されたこ
とを検出して圧力検知信号gを出力する。以下説明を続
けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力とが行なわれてサンプ
リング工程が開始される。
次にノズル(2)を給油口へ挿着し、流速調節用操作子
(41)を開弁操作しておく。
(41)を開弁操作しておく。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると自動車の燃料タンク
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
ポンプモーター(9)が付勢されるとこのとき既にノズ
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出される。
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出される。
一方、圧力検知センサー(71)では油の圧力がダイアフ
ラム(73)に作用してスプリングの付勢に抗してダイア
フラム(73)を変形させる。
ラム(73)に作用してスプリングの付勢に抗してダイア
フラム(73)を変形させる。
すると圧力検知センサー(71)(すなわち検知スイッチ
(68))から圧力検知信号gが発生されることになる。
(68))から圧力検知信号gが発生されることになる。
送気切替弁(70)は圧力検知信号gが入力されると既に
給油が始まっており、よってガスのサンプリングの必要
無しと判定してソレノイド付勢信号jの出力を停止し、
サンプリング工程を終了させてクリーニング工程へと移
行させる。
給油が始まっており、よってガスのサンプリングの必要
無しと判定してソレノイド付勢信号jの出力を停止し、
サンプリング工程を終了させてクリーニング工程へと移
行させる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
なお、ここではポンプ(8)の始動による押圧力の変化
を検出しているが、ノズル(2)の流速調節用操作子
(41)の操作により開閉弁が開かれたときや閉止された
ときに生じる圧力の変化または図示しないプリセット給
油時におけるプリセット閉止弁の半閉あるいは全閉やポ
ンプモーターの減速あるいは停止により生じる油の圧力
の変化を検出するようにしても良い。
を検出しているが、ノズル(2)の流速調節用操作子
(41)の操作により開閉弁が開かれたときや閉止された
ときに生じる圧力の変化または図示しないプリセット給
油時におけるプリセット閉止弁の半閉あるいは全閉やポ
ンプモーターの減速あるいは停止により生じる油の圧力
の変化を検出するようにしても良い。
請求項15)の発明について第2A,3A,5,17A,17B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 (77)は給油値設定回路で、通常1回の給油時に行なわ
れる最低量の給油量より小さな値(たとえば0.5リット
ル)が設定され、その設定値を示す設定値信号gが出力
されている。
にガソリン用装置について説明すると、 (77)は給油値設定回路で、通常1回の給油時に行なわ
れる最低量の給油量より小さな値(たとえば0.5リット
ル)が設定され、その設定値を示す設定値信号gが出力
されている。
(78)は給油値判定回路で、計数回路(42)の出力信号
である給油量信号dと設定値信号qの値とを比較し、前
者の値が後者の値を超えると給油値判定信号la(ワンパ
ルス)を発生して送気切替弁制御回路(70)へ与える。
である給油量信号dと設定値信号qの値とを比較し、前
者の値が後者の値を超えると給油値判定信号la(ワンパ
ルス)を発生して送気切替弁制御回路(70)へ与える。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
次にノズル(2)を給油口へ挿着し、流速調節用操作子
(41)を開弁操作しておく。
(41)を開弁操作しておく。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると自動車の燃料タンク
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
ポンプモーター(9)が付勢されるとこのとき既にノズ
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出され給油が開始される。
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出され給油が開始される。
そして計数回路(42)の計数値すなわち給油量信号dの
値が設定値信号qの値を超えると給油値判定回路(78)
は給油値判定信号laを出力して送気切替弁制御回路(7
0)へ与える。
値が設定値信号qの値を超えると給油値判定回路(78)
は給油値判定信号laを出力して送気切替弁制御回路(7
0)へ与える。
送気切替弁制御回路(70)では給油値判定信号laが入力
されると既に給油が始まっており、よってガスのサンプ
リングの必要無しと判定してソレノイド付勢信号jの出
力を停止し、サンプリング工程を終了させてクリーニン
グ工程へと移行させる。
されると既に給油が始まっており、よってガスのサンプ
リングの必要無しと判定してソレノイド付勢信号jの出
力を停止し、サンプリング工程を終了させてクリーニン
グ工程へと移行させる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
なお、サンプリング工程の終了については給油量信号d
の値に限られるものではない。たとえば第17A図に示し
たように金額表示付の機種に関しては給油金額が一定値
を超えるとサンプリング工程を終了させてクリーニング
工程を開始させれば良い。
の値に限られるものではない。たとえば第17A図に示し
たように金額表示付の機種に関しては給油金額が一定値
を超えるとサンプリング工程を終了させてクリーニング
工程を開始させれば良い。
この場合の構成を詳しく述べると、単価設定回路(87)
にはあらかじめ給油単価が設定されており、流量パルス
信号a(1/100リットルパルス)1個当りの単価が単価
信号lsとして出力されている。
にはあらかじめ給油単価が設定されており、流量パルス
信号a(1/100リットルパルス)1個当りの単価が単価
信号lsとして出力されている。
演算回路(88)はノズル信号bのハイ状態への移行で帰
零され、流量パルス信号aが入力される毎に単価信号ls
の値を積算して給油金額を演算し、演算結果を演算値信
号lrとして出力し金額表示器(89)へ表示させることに
なる。すなわち給油値設定回路(77)に100円が設定さ
れていると演算値信号lrの値が100円を超えたとき給油
値判定回路(78)が給油値判定信号laを出力し、送気切
替弁(26)を切替させてサンプリング工程を終了させる
ことになる。
零され、流量パルス信号aが入力される毎に単価信号ls
の値を積算して給油金額を演算し、演算結果を演算値信
号lrとして出力し金額表示器(89)へ表示させることに
なる。すなわち給油値設定回路(77)に100円が設定さ
れていると演算値信号lrの値が100円を超えたとき給油
値判定回路(78)が給油値判定信号laを出力し、送気切
替弁(26)を切替させてサンプリング工程を終了させる
ことになる。
請求項16)の発明について第2A,3A,5,18A,18B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 (79)はパルス周期変化判定回路で、流量パルス信号発
信器(14)から出力される流量パルス信号aの発生周期
を監視し、発生周期が長くなると、すなわち給油速度が
遅くなったと判定すると判定信号lbを出力する。
にガソリン用装置について説明すると、 (79)はパルス周期変化判定回路で、流量パルス信号発
信器(14)から出力される流量パルス信号aの発生周期
を監視し、発生周期が長くなると、すなわち給油速度が
遅くなったと判定すると判定信号lbを出力する。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
次にノズル(2)を給油口へ挿着し、流速調節用操作子
(41)を開弁操作しておく。
(41)を開弁操作しておく。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると自動車の燃料タンク
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
ポンプモーター(9)が付勢されるとこのとき既にノズ
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出され給油が開始される。
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出され給油が開始される。
そして満たん近くなって流速調節用操作子の操作等が行
なわれて給油速度が遅くなると流量パルス信号aの出力
周期が長くなるのでパルス変化判定回路はこの現象をと
らえて判定信号lbを出力し送気切替弁制御回路(70)へ
与える。
なわれて給油速度が遅くなると流量パルス信号aの出力
周期が長くなるのでパルス変化判定回路はこの現象をと
らえて判定信号lbを出力し送気切替弁制御回路(70)へ
与える。
送気切替弁制御回路(70)では判定信号lbが入力される
とそれまで出力していたソレノイド付勢信号jを消失さ
せて送気切替弁(26)を切替させ、サンプリング工程か
らクリーニング工程へと移行させる。
とそれまで出力していたソレノイド付勢信号jを消失さ
せて送気切替弁(26)を切替させ、サンプリング工程か
らクリーニング工程へと移行させる。
所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
なお、ここでは油流速の低下による流量パルス信号aの
発生周期の変化を対象としているがこれに限らずポンプ
モーター(9)の付勢開始時にそれまで発生されなかっ
た流量パルス信号aの発生が開始されたときも発生周期
が短かくなる方向に変化することになり、その他給油停
止時の極端な変化も流量パルス信号aの発生周期の変化
として含むものである。
発生周期の変化を対象としているがこれに限らずポンプ
モーター(9)の付勢開始時にそれまで発生されなかっ
た流量パルス信号aの発生が開始されたときも発生周期
が短かくなる方向に変化することになり、その他給油停
止時の極端な変化も流量パルス信号aの発生周期の変化
として含むものである。
請求項17)の発明について第2A,3A,5,19A,19Bをもとに
ガソリン用装置について説明すると、 液面センサー(34)は一般的には自動車の燃料タンク内
の油面あるいは泡が上昇してきたときこれを検出して給
油速度のコントロールを行なう用途に利用されており、
油面あるいは泡を検知するとセンサー信号lcを出力す
る。
ガソリン用装置について説明すると、 液面センサー(34)は一般的には自動車の燃料タンク内
の油面あるいは泡が上昇してきたときこれを検出して給
油速度のコントロールを行なう用途に利用されており、
油面あるいは泡を検知するとセンサー信号lcを出力す
る。
(80)は比較値設定回路で、液面センサー(34)が油面
あるいは泡の上昇を検知したときのその出力信号に相当
する値の比較値信号ldが出力されている。
あるいは泡の上昇を検知したときのその出力信号に相当
する値の比較値信号ldが出力されている。
(81)は液面判定回路で、センサー信号lcと比較値信号
ldとを比較し両者が一致すると液面判定信号leを出力す
る。
ldとを比較し両者が一致すると液面判定信号leを出力す
る。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁と送気切替弁制御回路(70)か
らのソレノイド付勢信号jの出力が行なわれてサンプリ
ング工程が開始される。
次にノズル(2)を給油口へ挿着し、流速調節用操作子
(41)を開弁操作しておく。
(41)を開弁操作しておく。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると自動車の燃料タンク
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
内のガスが吸引されてガスセンサー(29)へ送られるの
でセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超えて、よ
ってこのガスがガソリンガスであると判定されると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せる。
ポンプモーター(9)が付勢されるとこのとき既にノズ
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出され給油が開始される。
ル(2)の開弁操作が行なわれているのでノズル(2)
から油が吐出され給油が開始される。
そして、給油作業が進み、自動車の燃料タンクが満たん
近くになって液面センサーが液面あるいは泡の上昇を検
知してセンサー信号lcを出力すると液面判定回路(81)
はセンサー信号lcと比較値信号ldとの一致を判定のうえ
液面判定信号leを出力する。
近くになって液面センサーが液面あるいは泡の上昇を検
知してセンサー信号lcを出力すると液面判定回路(81)
はセンサー信号lcと比較値信号ldとの一致を判定のうえ
液面判定信号leを出力する。
送気切替弁制御回路(70)は液面判定信号leが入力され
ると給油作業が終りに近ずいたとしてそれまで出力し続
けていたソレノイド付勢信号jを消失させて送気切替弁
(26)を切替させサンプリング工程からクリーニング工
程へと移行させる。
ると給油作業が終りに近ずいたとしてそれまで出力し続
けていたソレノイド付勢信号jを消失させて送気切替弁
(26)を切替させサンプリング工程からクリーニング工
程へと移行させる。
その後、給油が終了してノズル(2)をノズルケース
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気元弁
(22)の閉止が行なわれることになる。
請求項18)の発明について第2A,3A,5,20A,20B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 ノズル開閉弁検知センサー(40)は請求項11)の発明の
説明でも示したように流路開閉弁と共動する部分に関連
して設けられており流路開閉弁が閉じられると閉弁信号
lfを出力する。
にガソリン用装置について説明すると、 ノズル開閉弁検知センサー(40)は請求項11)の発明の
説明でも示したように流路開閉弁と共動する部分に関連
して設けられており流路開閉弁が閉じられると閉弁信号
lfを出力する。
(82)はクリーニング時間設定回路で、ガスセンサー
(29)とガス送気路(20)をクリーニングするのに必要
な時間が設定されており、その設定時間を示すクリーニ
ング時間信号lhを出力している。
(29)とガス送気路(20)をクリーニングするのに必要
な時間が設定されており、その設定時間を示すクリーニ
ング時間信号lhを出力している。
(83)は送気元弁制御回路で、ノズル(2)がノズルケ
ース(15)から外されてノズル信号bがハイ状態となる
と開弁信号hを出力して送気元弁(22)を開弁させると
ともに給油が終了して閉弁信号lfが入力されるとクロッ
ク信号mcを計数することにより計時を始め、その計時値
がクリーニング時間信号lhの値を超えるとクリーニング
は終了したと判断して開弁信号hを消失させ送気元弁を
閉じる。
ース(15)から外されてノズル信号bがハイ状態となる
と開弁信号hを出力して送気元弁(22)を開弁させると
ともに給油が終了して閉弁信号lfが入力されるとクロッ
ク信号mcを計数することにより計時を始め、その計時値
がクリーニング時間信号lhの値を超えるとクリーニング
は終了したと判断して開弁信号hを消失させ送気元弁を
閉じる。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に開弁信号hの発生による送気元弁(22)の開弁と送気
切替弁制御回路(70)からソレノイド付勢信号jの出力
によってサンプリング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に開弁信号hの発生による送気元弁(22)の開弁と送気
切替弁制御回路(70)からソレノイド付勢信号jの出力
によってサンプリング工程が開始される。
その後ノズル(2)が自動車の給油口へ挿着されそして
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
流速調整用操作子(41)を開弁操作して給油を行ない、
所望量の給油が終了後流速調節用操作子(41)を閉弁操
作するとノズル開閉弁検知センサー40)から閉弁信号lf
が出力されて送気切替弁制御回路(70)と送気元弁制御
回路(83)へ与えられる。
所望量の給油が終了後流速調節用操作子(41)を閉弁操
作するとノズル開閉弁検知センサー40)から閉弁信号lf
が出力されて送気切替弁制御回路(70)と送気元弁制御
回路(83)へ与えられる。
送気切替弁制御回路(70)では閉弁信号lfが入力される
とソレノイド付勢信号jを消失させてサンプリング工程
からクリーニング工程へと移行させる。
とソレノイド付勢信号jを消失させてサンプリング工程
からクリーニング工程へと移行させる。
一方、送気元弁制御回路(83)では閉弁信号lfが入力さ
れると計時を始め、その計時値がクリーニング時間信号
lhの値を超えるとクリーニング作業は終了したと判断し
て開弁信号hを消失させ送気元弁(22)を閉じさせる。
れると計時を始め、その計時値がクリーニング時間信号
lhの値を超えるとクリーニング作業は終了したと判断し
て開弁信号hを消失させ送気元弁(22)を閉じさせる。
なお、クリーニング工程はノズル(2)のノズルケース
(15)への収納すなわちノズル信号bのロー状態への変
化に関係なく行なわれる。
(15)への収納すなわちノズル信号bのロー状態への変
化に関係なく行なわれる。
請求項19)の発明を第2A,3A,5,21A,21B図をもとにガソ
リン用装置について説明すると、 ここでは移動検知センサーとして明度センサー(33)が
採用されており、請求項8)の発明の場合と同様に基準
明度設定回路(56)はノズル(2)に設置した明度セン
サー(33)が給油口内に挿入される前と後との明度差の
最小値が基準明度として設定され、この設定値を明度信
号nとして出力している。
リン用装置について説明すると、 ここでは移動検知センサーとして明度センサー(33)が
採用されており、請求項8)の発明の場合と同様に基準
明度設定回路(56)はノズル(2)に設置した明度セン
サー(33)が給油口内に挿入される前と後との明度差の
最小値が基準明度として設定され、この設定値を明度信
号nとして出力している。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に開弁信号hの発生による送気元弁(22)の開弁と送気
切替弁制御回路(70)からソレのイド付勢信号jの出力
によってサンプリング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に開弁信号hの発生による送気元弁(22)の開弁と送気
切替弁制御回路(70)からソレのイド付勢信号jの出力
によってサンプリング工程が開始される。
その後ノズル(2)が自動車の給油口へ挿着されそして
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
その後所望量の給油が完了し、ノズル(2)を自動車の
給油口から外すと、明度センサー(33)は明るさすなわ
ち明度の変化を関知し明度信号mが変化する。
給油口から外すと、明度センサー(33)は明るさすなわ
ち明度の変化を関知し明度信号mが変化する。
判定回路(58)は明度信号mの変化の値と基準明度信号
nの値とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズ
ル(2)が給油口から外されたことを判定して給油口判
定信号sを出力して送気切替弁制御回路(70)へ与え
る。
nの値とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズ
ル(2)が給油口から外されたことを判定して給油口判
定信号sを出力して送気切替弁制御回路(70)へ与え
る。
送気切替弁制御回路(70)では給油口判定信号sが入力
されるとソレノイド付勢信号jを消失させて送気切替弁
(26)を切替させ、サンプリング工程の終了(クリーニ
ング工程の開始)を行なわせる。
されるとソレノイド付勢信号jを消失させて送気切替弁
(26)を切替させ、サンプリング工程の終了(クリーニ
ング工程の開始)を行なわせる。
一方、供給口判定信号sは送気切替弁制御回路(83)に
も与えられ、送気切替弁制御回路(83)では給油口判定
信号sが入力されると計時を始め、その計時値がクリー
ニング時間信号lhの値を超えるとクリーニング作業は終
了したと判断して開弁信号hを消失させ送気元弁(22)
を閉じさせる。
も与えられ、送気切替弁制御回路(83)では給油口判定
信号sが入力されると計時を始め、その計時値がクリー
ニング時間信号lhの値を超えるとクリーニング作業は終
了したと判断して開弁信号hを消失させ送気元弁(22)
を閉じさせる。
なお、このクリーニング工程はノズル(2)のノズルケ
ース(15)への収納すなわちノズル信号bのロー状態へ
の変化に関係なく行なわれる。
ース(15)への収納すなわちノズル信号bのロー状態へ
の変化に関係なく行なわれる。
またここでは移動検知センサーとして明度センサー(3
3)を採用したが、第4図に示した他のセンサーたとえ
ば振動センサー(36),加速度センサー(38),傾斜セ
ンサー(39)を採用することもできる。
3)を採用したが、第4図に示した他のセンサーたとえ
ば振動センサー(36),加速度センサー(38),傾斜セ
ンサー(39)を採用することもできる。
まず明度センサー(33)に代えて振動センサー(36)を
採用する場合にはノズル(2)が給油口へ挿着されてい
る(仮固定されている)時の振巾から給油口から外され
て手で持たれている時の振巾への変化の最小値を基準振
動変化値としてあらかじめ設定しておき、振動センサー
(36)の出力値の変化と比較されることにより給油口か
ら外されたことすなわち移動されたことを検知させるこ
とができる。
採用する場合にはノズル(2)が給油口へ挿着されてい
る(仮固定されている)時の振巾から給油口から外され
て手で持たれている時の振巾への変化の最小値を基準振
動変化値としてあらかじめ設定しておき、振動センサー
(36)の出力値の変化と比較されることにより給油口か
ら外されたことすなわち移動されたことを検知させるこ
とができる。
この場合第21A図は明度センサー(33)に代えて振動セ
ンサー(36)を、基準明度設定回路(56)に代えて基準
振動変化値設定回路を設ければ良い。
ンサー(36)を、基準明度設定回路(56)に代えて基準
振動変化値設定回路を設ければ良い。
明度センサー(33)に代えて加速度センサー(38)を採
用する場合にはノズル(2)が給油口へ挿入され(静止
され)ている状態から取り外される状態への変化時に生
じる加速度の最小値を基準加速度値としてあらかじめ設
定しておき、加速度センサー(38)の出力値の変化と比
較させることにより給油口から外されたこと、すなわち
移動されたことを検知させることができる。
用する場合にはノズル(2)が給油口へ挿入され(静止
され)ている状態から取り外される状態への変化時に生
じる加速度の最小値を基準加速度値としてあらかじめ設
定しておき、加速度センサー(38)の出力値の変化と比
較させることにより給油口から外されたこと、すなわち
移動されたことを検知させることができる。
この場合第21A図は明度センサー(33)に代えて加速度
センサー(38)を、基準明度設定回路(56)に代えて基
準加速度設定回路を設ければ良い。
センサー(38)を、基準明度設定回路(56)に代えて基
準加速度設定回路を設ければ良い。
明度センサー(33)に代えて傾斜センサー(39)を採用
する場合にはノズル(2)が給油口へ挿入されている時
の基準姿勢(傾斜状態)からの変化の最小値を基準傾斜
値としてあらかじめ設定しておき傾斜センサー(39)の
出力値の変化と比較させることによりノズル(2)が給
油口から外されたことすなわち移動されたことを検知さ
せることができる。
する場合にはノズル(2)が給油口へ挿入されている時
の基準姿勢(傾斜状態)からの変化の最小値を基準傾斜
値としてあらかじめ設定しておき傾斜センサー(39)の
出力値の変化と比較させることによりノズル(2)が給
油口から外されたことすなわち移動されたことを検知さ
せることができる。
この場合第21A図は明度センサー(33)に代えて傾斜セ
ンサー(39)を、基準明度設定回路(56)に代えて基準
傾斜値設定回路を設ければ良い。
ンサー(39)を、基準明度設定回路(56)に代えて基準
傾斜値設定回路を設ければ良い。
さらに、移動検知センサーとして既に給油口検知センサ
ー(35)として紹介した押圧センサー,静電容量センサ
ー,ひずみセンサーも前記各センサーと同様に採用でき
る。
ー(35)として紹介した押圧センサー,静電容量センサ
ー,ひずみセンサーも前記各センサーと同様に採用でき
る。
請求項20)の発明について第2A,3A,5,22A,22B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 (84)は送気切替弁制御回路でノズル検知信号bがハイ
状態にある間のみ、すなわちノズル(2)がノズルケー
ス(15)から外されている間のみソレノイド付勢信号j
を出力している。
にガソリン用装置について説明すると、 (84)は送気切替弁制御回路でノズル検知信号bがハイ
状態にある間のみ、すなわちノズル(2)がノズルケー
ス(15)から外されている間のみソレノイド付勢信号j
を出力している。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると、ノズル信号bがハイ状態へ移行し計数回路
(42)の計数値の帰零が行なわれさらに開弁信号hの発
生による送気元弁(22)の開弁と、送気切替弁制御回路
(84)からソレノイド付勢信号jが出力されてサンプリ
ング工程が開始される。
されると、ノズル信号bがハイ状態へ移行し計数回路
(42)の計数値の帰零が行なわれさらに開弁信号hの発
生による送気元弁(22)の開弁と、送気切替弁制御回路
(84)からソレノイド付勢信号jが出力されてサンプリ
ング工程が開始される。
その後ノズル(2)が自動車の給油口へ挿着されそして
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
流速調節用操作子(41)を開弁操作して給油を行なう所
望量の給油終了後ノズル(2)をノズルケース(15)へ
戻すとノズル信号bがロー状態へ移行する。
望量の給油終了後ノズル(2)をノズルケース(15)へ
戻すとノズル信号bがロー状態へ移行する。
送気切替弁制御回路(84)はノズル信号bのロー状態へ
の移行をもってソレノイド付勢信号jを消失させて送気
切替弁(26)を切替させ、サンプリング工程の終了(ク
リーニング工程の開始)が行なわれる。
の移行をもってソレノイド付勢信号jを消失させて送気
切替弁(26)を切替させ、サンプリング工程の終了(ク
リーニング工程の開始)が行なわれる。
一方、送気元弁制御回路(83)はノズル信号bのロー状
態への移行で計時を開始し、その計時値がクリーニング
時間信号lhの値を超えるとクリーニング作業は終了した
と判断して開弁信号hを消失させ送気元弁(22)を閉じ
させる。
態への移行で計時を開始し、その計時値がクリーニング
時間信号lhの値を超えるとクリーニング作業は終了した
と判断して開弁信号hを消失させ送気元弁(22)を閉じ
させる。
請求項21)の発明について第2A,3A,5,23A,23B図をもと
にガソリン用装置について説明すると、 ここでは移動検知センサーとして明度センサー(33)が
採用されており、請求項8)の発明の場合と同様に基準
明度設定回路(56)はノズル(2)に設置した明度セン
サー(33)がノズルケース(15)へ戻される前と後との
明度差の最小値が基準明度として設定され、この設定値
を基準明度信号nとして出力している。
にガソリン用装置について説明すると、 ここでは移動検知センサーとして明度センサー(33)が
採用されており、請求項8)の発明の場合と同様に基準
明度設定回路(56)はノズル(2)に設置した明度セン
サー(33)がノズルケース(15)へ戻される前と後との
明度差の最小値が基準明度として設定され、この設定値
を基準明度信号nとして出力している。
(85)は判定回路で、ノズル信号bがハイ状態へ移行し
た後で一旦流量パルス信号aが出力されたあと流量パル
ス信号aの発生が停止されていることを条件に、すなわ
ち給油が行なわれた後停止されていることを条件に明度
センサー(33)が明るい状態から暗くなる方向の状態へ
の変化として明度信号mが変化したことを受けて基準明
度信号nと比較し、前者の変化値が後者の値を超えると
ノズル(2)がノズルケース(15)へ収納すべく移動さ
れたと判断して収納判定信号li(ワンパルス)を出力す
る。
た後で一旦流量パルス信号aが出力されたあと流量パル
ス信号aの発生が停止されていることを条件に、すなわ
ち給油が行なわれた後停止されていることを条件に明度
センサー(33)が明るい状態から暗くなる方向の状態へ
の変化として明度信号mが変化したことを受けて基準明
度信号nと比較し、前者の変化値が後者の値を超えると
ノズル(2)がノズルケース(15)へ収納すべく移動さ
れたと判断して収納判定信号li(ワンパルス)を出力す
る。
以下説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに開弁信号hの発生による送気元弁(22)の開弁と送
気切替弁制御回路(70)からソレノイド付勢信号jが出
力されてサンプリング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに開弁信号hの発生による送気元弁(22)の開弁と送
気切替弁制御回路(70)からソレノイド付勢信号jが出
力されてサンプリング工程が開始される。
その後ノズル(2)が自動車の給油口へ挿着されそして
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
センサー信号cの値が比較値信号eの値を超えると判定
回路(45)は給油許可信号fを出力してポンプモーター
制御回路(46)へ与えてポンプモーター(9)を付勢さ
せ給油可能な状態とする。
流速調節用操作子(41)を開弁操作して給油を行ない所
望量の給油終了後ノズル(2)をノズルケース(15)へ
戻すとノズル信号bがロー状態へ移行してポンプモータ
ー(9)が消勢される。
望量の給油終了後ノズル(2)をノズルケース(15)へ
戻すとノズル信号bがロー状態へ移行してポンプモータ
ー(9)が消勢される。
ノズル(2)をノズルケース(15)へ戻したとき明度セ
ンサー(33)から出力されている明度信号mの変化は基
準明度信号nの値を超えるので判定回路(85)は給油が
終了してノズル(2)がノズルケース(15)へ戻された
と判断して収納判定信号liを出力し送気切替弁制御回路
(70)へ与える。
ンサー(33)から出力されている明度信号mの変化は基
準明度信号nの値を超えるので判定回路(85)は給油が
終了してノズル(2)がノズルケース(15)へ戻された
と判断して収納判定信号liを出力し送気切替弁制御回路
(70)へ与える。
送気切替弁制御回路(70)では収納判定信号liが入力さ
れるとそれまで出力していたソレノイド付勢信号jを消
失させて送気切替弁26を切替させ、サンプリング工程を
終了(クリーニング工程を開始)させる。
れるとそれまで出力していたソレノイド付勢信号jを消
失させて送気切替弁26を切替させ、サンプリング工程を
終了(クリーニング工程を開始)させる。
一方、送気元弁制御回路(83)はソレノイド付勢信号j
の消失をもとに計時を始め、計時値がクリーニング時間
信号lhの値を超えるとクリーニング作業は終了したもの
と判断して開弁信号hの出力を停止し、クリーニング工
程を終了させる。
の消失をもとに計時を始め、計時値がクリーニング時間
信号lhの値を超えるとクリーニング作業は終了したもの
と判断して開弁信号hの出力を停止し、クリーニング工
程を終了させる。
なおここでノズル(2)がノズルケース(15)へ戻され
た動作をノズル(2)が自動車の給油口へ挿着された動
作と間違わないようにノズル信号がハイ状態に移行して
から給油が行なわれ、その後給油が停止されたときに制
限をしているが、計数回路(42)の計数が零でない値で
あるときといった制限に置き替えることもできる。
た動作をノズル(2)が自動車の給油口へ挿着された動
作と間違わないようにノズル信号がハイ状態に移行して
から給油が行なわれ、その後給油が停止されたときに制
限をしているが、計数回路(42)の計数が零でない値で
あるときといった制限に置き替えることもできる。
請求項22)の発明につき第2A,3A,5,24A,24B図をもとに
ガソリン用装置について説明すると、 (33)は給油口検知センサーの一種である明度センサー
で、関知した外光の明るさすなわち明度に応じた明度信
号(検知信号)mを出力し、第4図に示される吐出管
(90)の先端部に設置されている。
ガソリン用装置について説明すると、 (33)は給油口検知センサーの一種である明度センサー
で、関知した外光の明るさすなわち明度に応じた明度信
号(検知信号)mを出力し、第4図に示される吐出管
(90)の先端部に設置されている。
(56)は基準明度設定回路で、ノズル(2)に設置した
明度センサー(33)が給油口へ挿入される前と後との明
度差の最小値が基準明度として設定されこの設定値を基
準明度信号nとして出力している。
明度センサー(33)が給油口へ挿入される前と後との明
度差の最小値が基準明度として設定されこの設定値を基
準明度信号nとして出力している。
(58)は判定回路で、明度信号mの値が暗くなる方向で
基準明度信号nの値を超えて変化したとき給油口判定信
号s(ワンパルス)を出力する。
基準明度信号nの値を超えて変化したとき給油口判定信
号s(ワンパルス)を出力する。
以下、説明を続けると、 来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁が行なわれてクリーニング工程
が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれさら
に送気元弁(22)の開弁が行なわれてクリーニング工程
が開始される。
ノズル(2)を給油口へ挿着すると明度センサー(33)
は明るさすなわち明度の変化を感知し、明度信号mが変
化する。
は明るさすなわち明度の変化を感知し、明度信号mが変
化する。
判定回路(58)は明度信号mの変化の値と基準明度信号
nの値とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズ
ル(2)が給油口へ挿着されたと判断して給油口判定信
号sを出力して送気切替弁制御回路(47)へ与える。
nの値とを比較し、前者の値が後者の値を超えるとノズ
ル(2)が給油口へ挿着されたと判断して給油口判定信
号sを出力して送気切替弁制御回路(47)へ与える。
送気切替弁制御回路(47)では給油口判定信号sが入力
されるとソレノイド付勢信号jを出力して送気切替弁
(26)を切替させ、サンプリング工程へ移行させる。
(クリーニング工程の終了) その後判定回路(45)でセンサー信号cの値と比較値信
号eの値との比較が行なわれ、前者の値が後者の値を超
えると判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポン
プモーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター
(9)を付勢させ、給油可能な状態とする。
されるとソレノイド付勢信号jを出力して送気切替弁
(26)を切替させ、サンプリング工程へ移行させる。
(クリーニング工程の終了) その後判定回路(45)でセンサー信号cの値と比較値信
号eの値との比較が行なわれ、前者の値が後者の値を超
えると判定回路(45)は給油許可信号fを出力してポン
プモーター制御回路(46)へ与えてポンプモーター
(9)を付勢させ、給油可能な状態とする。
同時に給油許可信号fは送気切替弁制御回路(47)へも
与えられ、これによって送気切替弁制御回路(47)はソ
レノイド付勢信号jの出力を停止して送気切替弁(26)
を再切替させてクリーニング工程へ移行させる。(サン
プリング工程の終了) その後所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケ
ース(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気
元弁(22)の閉止が行なわれることになる。
与えられ、これによって送気切替弁制御回路(47)はソ
レノイド付勢信号jの出力を停止して送気切替弁(26)
を再切替させてクリーニング工程へ移行させる。(サン
プリング工程の終了) その後所望量の給油が終了してノズル(2)をノズルケ
ース(15)へ戻すとポンプモーター(9)の消勢と送気
元弁(22)の閉止が行なわれることになる。
なお、ここでは給油口センサーとして明度センサー(3
3)を採用したが請求項8)の発明の場合と同じで明度
センサー(33)に代えて押圧センサー,静電容量センサ
ー,ひずみセンサー,振動センサー等を採用することが
できる。
3)を採用したが請求項8)の発明の場合と同じで明度
センサー(33)に代えて押圧センサー,静電容量センサ
ー,ひずみセンサー,振動センサー等を採用することが
できる。
以上説明した請求項1)〜23)の発明についてガスセン
サーユニット(17)は第3A図の構成のものに限らず第3B
〜3G図のものにそのまま置き替えて採用することができ
る。
サーユニット(17)は第3A図の構成のものに限らず第3B
〜3G図のものにそのまま置き替えて採用することができ
る。
一方、ガスセンサーユニット(17)に第3H図のものを採
用するには第2B図に示した構成の給油装置との組合せが
適しており、その場合の電気回路及び各部の動作を請求
項1),2),3)の発明をもとに第27A,27B図について説
明すると(86)は送排風ポンプ制御回路で、ノズル信号
bがロー状態からハイ状態へ移行すると正転信号lmを出
力して送排風ポンプ(23)を正転させてガス送気路(2
0)の開口端(19)からガスを吸い込ませるサンプリン
グ工程をを行なわせ、給油許可信号fが入力されると正
転信号lmに代えて逆転信号lnを出力して送排風ポンプ
(23)を逆転させクリーニング工程を行なわせ、さらに
ノズル信号bのロー状態への移行で逆転信号lnを消失さ
せて送排風ポンプ(23)を停止させる。
用するには第2B図に示した構成の給油装置との組合せが
適しており、その場合の電気回路及び各部の動作を請求
項1),2),3)の発明をもとに第27A,27B図について説
明すると(86)は送排風ポンプ制御回路で、ノズル信号
bがロー状態からハイ状態へ移行すると正転信号lmを出
力して送排風ポンプ(23)を正転させてガス送気路(2
0)の開口端(19)からガスを吸い込ませるサンプリン
グ工程をを行なわせ、給油許可信号fが入力されると正
転信号lmに代えて逆転信号lnを出力して送排風ポンプ
(23)を逆転させクリーニング工程を行なわせ、さらに
ノズル信号bのロー状態への移行で逆転信号lnを消失さ
せて送排風ポンプ(23)を停止させる。
以下、ガソリン用装置について第2B,3H,5,27A,27B図を
もとに説明を続ける。
もとに説明を続ける。
来客があってノズル(2)がノズルケース(15)から外
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送排風ポンプ制御回路(86)から出力される正転信
号lmによって送排風ポンプ(23)が正転始動されガスの
サンプリング工程が開始される。
されると計数回路(42)の計数値の帰零が行なわれ、さ
らに送排風ポンプ制御回路(86)から出力される正転信
号lmによって送排風ポンプ(23)が正転始動されガスの
サンプリング工程が開始される。
ガス送気路(20)の開口端(19)から吸引されたガスは
ガスセンサー(29)へ至りさらに空気供給路(18),送
排風ポンプ(23)を通ってフレームアレスター(24)か
ら大気へ排出される。
ガスセンサー(29)へ至りさらに空気供給路(18),送
排風ポンプ(23)を通ってフレームアレスター(24)か
ら大気へ排出される。
そしてセンサー信号cの値が比較値信号eの値を超える
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力することにな
る。
と判定回路(45)は給油許可信号fを出力することにな
る。
ポンプモーター制御回路(46)は給油許可信号fが与え
られるとポンプ付勢信号iを出力してポンプモーター
(9)を付勢して給油可能な状態とし送排風ポンプ制御
回路(86)は給油許可信号fが与えられるとそれまで出
力していた正転信号lmに代えて逆転信号lnを送排風ポン
プ(23)へ出力する。
られるとポンプ付勢信号iを出力してポンプモーター
(9)を付勢して給油可能な状態とし送排風ポンプ制御
回路(86)は給油許可信号fが与えられるとそれまで出
力していた正転信号lmに代えて逆転信号lnを送排風ポン
プ(23)へ出力する。
送排風ポンプ(23)は逆転信号lnによって逆転付勢さ
れ、今度はフレームアレスター(24)から空気を吸い込
み、この空気は送排風ポンプ(23),空気供給路(1
8),ガスセンサーユニット(17),ガス送気路(20)
の順に送られガスセンサー(29)とガス送気路(20)の
クリーニング工程へと移行する。
れ、今度はフレームアレスター(24)から空気を吸い込
み、この空気は送排風ポンプ(23),空気供給路(1
8),ガスセンサーユニット(17),ガス送気路(20)
の順に送られガスセンサー(29)とガス送気路(20)の
クリーニング工程へと移行する。
その後所望量の給油が行なわれてノズル(2)をノズル
ケース(15)へ戻すとノズル信号bがロー状態へと移行
するのでポンプモーター(9)と送排風ポンプ(23)の
消勢が行なわれる。
ケース(15)へ戻すとノズル信号bがロー状態へと移行
するのでポンプモーター(9)と送排風ポンプ(23)の
消勢が行なわれる。
以上説明した場合と同じように請求項4)〜23)の発明
についても第3H図に示すガスセンサーユニット(17)と
第2B図に示す送排風ポンプ(23)との組合せを採用でき
ることは言うまでもない。
についても第3H図に示すガスセンサーユニット(17)と
第2B図に示す送排風ポンプ(23)との組合せを採用でき
ることは言うまでもない。
また、本実施例ではガソリン用の装置を対象として説明
しているが、ガスの種類の判定方法さえ変更すれば軽油
や灯油用の装置であっても本願発明を採用できる。
しているが、ガスの種類の判定方法さえ変更すれば軽油
や灯油用の装置であっても本願発明を採用できる。
(ヘ) 効 果 油種を判定するための手段としてガスセンサーを採用す
る場合にあたってガスのサンプリング工程の次に必らず
クリーニング工程を設けてガスの混入しない空気によっ
てガスセンサーとガス送気路とを清浄化するので、前回
のサンプリング時の残留ガスによる影響すなわち誤判定
が皆無となり、サンプリング工程からクリーニング工程
への移行あるいはクリーニング工程からサンプリング工
程への移行も既に示した各給油動作のうちからシステム
上最も有効なものを採用でき、安心して使用できる油種
判定システム構築を可能とする。
る場合にあたってガスのサンプリング工程の次に必らず
クリーニング工程を設けてガスの混入しない空気によっ
てガスセンサーとガス送気路とを清浄化するので、前回
のサンプリング時の残留ガスによる影響すなわち誤判定
が皆無となり、サンプリング工程からクリーニング工程
への移行あるいはクリーニング工程からサンプリング工
程への移行も既に示した各給油動作のうちからシステム
上最も有効なものを採用でき、安心して使用できる油種
判定システム構築を可能とする。
第1図は給油装置の外観を示した図、第2A,2B図はそれ
ぞれ給油装置の構造を示すとともに加圧空気発生源が異
なる場合を示した図、第3A〜3H図はそれぞれガスセンサ
ーユニットの異なる構成を示した図、第4図は色々なセ
ンサーがノズルに設置された状態を示す図、第5図はガ
スセンサーがガソリンガスを検知したときの出力値の変
化を示す図、 第6A,6B図はそれぞれ請求項1),2),3),23),4)の発
明における電気回路と動作の流れを示す図、第7A,7B図
は請求項5)の発明における電気回路と動作の流れを示
す図、第8A,8B図は請求項6)の発明における電気回路
と動作の流れを示す図、第9A,9B図は請求項7)の発明
における電気回路と動作の流れを示す図、第10A,10B図
は請求項8)の発明における電気回路と動作の流れを示
す図、第11A,11B図は請求項9)の発明における電気回
路と動作の流れを示す図、第12A,12B図は請求項10)の
発明における電気回路と動作の流れを示す図、第13A,13
B図は請求項11)の発明における電気回路と動作の流れ
を示す図、第14A,14B図は請求項12)の発明における電
気回路と動作の流れを示す図、第15A,15B図は請求項1
3)の発明における電気回路と動作の流れを示す図、第1
6A,16B図は請求項14)の発明における電気回路と動作の
流れを示す図、第17A,17B図は請求項15)の発明におけ
る電気回路と動作の流れを示す図、第18A,18B図は請求
項16)の発明における電気回路と動作の流れを示す図第
19A,19B図は請求項17)の発明における電気回路と動作
の流れを示す図、第20A,20B図は請求項18)の発明にお
ける電気回路と動作の流れを示す図、第21A,21B図は請
求項19)の発明における電気回路と動作の流れを示す
図、第22A,22B図は請求項20)の発明における電気回路
と動作の流れを示す図、第23A,23B図は請求項21)の発
明における電気回路と動作の流れを示す図、第24A,24B
図は請求項22)の発明における電気回路と動作の流れを
示す図、第25図は流れ検知センサーの構成を示す図、第
26図は圧力センサーの構成を示す図、第27A,27Bは請求
項1),2),3),23)の発明における電気回路と動作の
流れを他の実施例として示す図である。 (1)……給油装置、(2)……ノズル、(3)……ホ
ース (5)……螢光灯、(6)……発光面、(7)……パネ
ル (8)……ポンプ、(11)……流量計、(12)……連絡
管 (15)……ノズルケース、(17)……ガスセンサーユニ
ット (18)……空気供給路、(20)……ガス送気路 (21)……排気路、(24)……フレームアレスター (33)……明度センサー、(34)……液面センサー (35)……給油口検知センサー、(36)……振動センサ
ー (37)……継手、(38)……加速度センサー (39)……傾斜センサー、(40)……開閉弁センサー (90)……吐出管
ぞれ給油装置の構造を示すとともに加圧空気発生源が異
なる場合を示した図、第3A〜3H図はそれぞれガスセンサ
ーユニットの異なる構成を示した図、第4図は色々なセ
ンサーがノズルに設置された状態を示す図、第5図はガ
スセンサーがガソリンガスを検知したときの出力値の変
化を示す図、 第6A,6B図はそれぞれ請求項1),2),3),23),4)の発
明における電気回路と動作の流れを示す図、第7A,7B図
は請求項5)の発明における電気回路と動作の流れを示
す図、第8A,8B図は請求項6)の発明における電気回路
と動作の流れを示す図、第9A,9B図は請求項7)の発明
における電気回路と動作の流れを示す図、第10A,10B図
は請求項8)の発明における電気回路と動作の流れを示
す図、第11A,11B図は請求項9)の発明における電気回
路と動作の流れを示す図、第12A,12B図は請求項10)の
発明における電気回路と動作の流れを示す図、第13A,13
B図は請求項11)の発明における電気回路と動作の流れ
を示す図、第14A,14B図は請求項12)の発明における電
気回路と動作の流れを示す図、第15A,15B図は請求項1
3)の発明における電気回路と動作の流れを示す図、第1
6A,16B図は請求項14)の発明における電気回路と動作の
流れを示す図、第17A,17B図は請求項15)の発明におけ
る電気回路と動作の流れを示す図、第18A,18B図は請求
項16)の発明における電気回路と動作の流れを示す図第
19A,19B図は請求項17)の発明における電気回路と動作
の流れを示す図、第20A,20B図は請求項18)の発明にお
ける電気回路と動作の流れを示す図、第21A,21B図は請
求項19)の発明における電気回路と動作の流れを示す
図、第22A,22B図は請求項20)の発明における電気回路
と動作の流れを示す図、第23A,23B図は請求項21)の発
明における電気回路と動作の流れを示す図、第24A,24B
図は請求項22)の発明における電気回路と動作の流れを
示す図、第25図は流れ検知センサーの構成を示す図、第
26図は圧力センサーの構成を示す図、第27A,27Bは請求
項1),2),3),23)の発明における電気回路と動作の
流れを他の実施例として示す図である。 (1)……給油装置、(2)……ノズル、(3)……ホ
ース (5)……螢光灯、(6)……発光面、(7)……パネ
ル (8)……ポンプ、(11)……流量計、(12)……連絡
管 (15)……ノズルケース、(17)……ガスセンサーユニ
ット (18)……空気供給路、(20)……ガス送気路 (21)……排気路、(24)……フレームアレスター (33)……明度センサー、(34)……液面センサー (35)……給油口検知センサー、(36)……振動センサ
ー (37)……継手、(38)……加速度センサー (39)……傾斜センサー、(40)……開閉弁センサー (90)……吐出管
Claims (23)
- 【請求項1】油を汲み出すポンプと、汲み出した油を計
量する流量計と、流量計の下流側流路に接続されたホー
ス及びノズルとからなる油供給手段と前記ホースよりも
上流側の位置に設けられガスセンサーを備えたガスセン
サーユニットと、一方端がガスセンサーユニットに接続
され、他方端が前記ノズルの吐出管先端付近におけるノ
ズル順方向上面側で開口したガス送気路と、加圧空気発
生手段と、加圧空気をガスセンサーユニットへ送る空気
供給路と、負圧空気発生手段とを備え、前記負圧空気発
生手段で発生させた負圧を前記ガス送気路へ導くことで
ノズル先端付近のガスを吸引させて前記ガスセンサーへ
送り油種を判定させるサンプリング工程と、前記加圧空
気発生手段からの前記ガスを含まない加圧空気を前記ガ
ス送気路へ送り込むガス送気路のクリーニング工程とを
含む油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項2】油を汲み出すポンプと、汲み出した油を計
量する流量計と、流量計の下流側流路に接続されたホー
スおよびノズルとからなる油供給手段と前記ホースより
も上流側の位置に設けられガスセンサーを備えたガスセ
ンサーユニットと、一方端がガスセンサーユニットに接
続され、他方端が前記ノズルの吐出管先端付近における
ノズル順方向上面側で開口したガス送気路と、加圧空気
発生手段と、加圧空気をガスセンサーユニットへ送る空
気供給路と、負圧空気発生手段とを備え、前記負圧空気
発生手段で発生させた負圧を前記ガス送気路へ導くこと
でノズル先端付近のガスを吸引させて前記ガスセンサー
へ送り油種を判定させるサンプリング工程と、前記加圧
空気発生手段からの前記ガスを含まない加圧空気を前記
ガスセンサーへ導くガスセンサーのクリーニング工程と
を含む油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項3】前記ガスセンサーの出力値をもとに油種を
判定し、油種間違いがなければ給油許可信号を出力する
判定回路を備え、この給油許可信号の発生をもとに前記
サンプリング工程を終了させる請求項1)あるいは請求
項2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項4】前記ガスセンサーの出力値をもとに油種を
判定し、油種間違いがなければ給油許可信号を出力する
判定回路と、前記ポンプの駆動用のポンプモーターと、
ポンプモーターを制御するポンプモータ制御回路とを備
え、前記給油許可信号が発生されたときに前記ポンプモ
ーター制御回路から出力されるポンプ付勢信号の発生を
もとに前記サンプリング工程を終了させる請求項1)あ
るいは請求項2)に記載の油種判定機能付給油装置の制
御方法。 - 【請求項5】前記油供給手段の送油路に挿設された流速
調節弁と、前記ガスセンサーの出力値をもとに油種を判
定し油種間違いがなければ給油許可信号を出力する判定
回路と、前記流速調節弁を制御する流速調節弁制御回路
とを備え、前記給油許可信号が発生されたときに前記流
速調節弁制御回路から出力される開弁信号の発生をもと
に前記サンプリング工程を終了させる請求項1)あるい
は請求項2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方
法。 - 【請求項6】前記ノズルの非給油時待機位置での存在・
不存在を検出して対応するノズル検知信号を出力するノ
ズル検知スイッチと、ノズルが非給油時待機位置から給
油位置へ移動されるのに通常要する時間にほぼ等しい時
間がクリーニング時間として設定されたクリーニング時
間設定回路とを備え、前記ノズル検知スイッチがノズル
の不存在を検出してから前記クリーニング時間が経過す
るまでの間を前記クリーニング工程とし、クリーニング
時間の終了をもってサンプリング工程へ移行させる請求
項1)あるいは請求項2)に記載の油種判定機能付給油
装置の制御方法。 - 【請求項7】前記ノズルないしはノズルの近傍に設けら
れノズルの非給油時待機位置からの移動を検出する移動
検知センサーと、ノズルが非給油時待機位置から給油時
位置へ移動されるのに通常要する時間にほぼ等しい時間
がクリーニング時間として設定されたクリーニング時間
設定回路とを備え、前記移動検知センサーがノズルの非
給油時待機位置からの移動を検出してから前記クリーニ
ング時間が経過するまでの間前記クリーニング工程と
し、クリーニング時間の終了をもって前記サンプリング
工程へ移行させる請求項1)あるいは請求項2)に記載
の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項8】前記ノズルに設けられ、ノズルの給油口へ
の挿着を検出する給油口検知センサーと、ノズルが給油
口へ挿着されてから油種を判定するのに必要な時間がサ
ンプリング時間として設定されたサンプリング時間設定
回路とを備え、少なくとも前記給油口検知センサーがノ
ズルの給油口への挿着を検出してから前記サンプリング
時間が計時開始される請求項1)あるいは請求項2)に
記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項9】前記ノズルないしはノズル近傍に設けられ
ノズルが非給油時待機位置から移動されて給油口へ挿着
されることによりこの移動が停止したことを検出する移
動停止検知センサーと、ノズルが給油口へ挿着されてか
ら油種を判定するのに必要な時間がサンプリング時間と
して設定されたサンプリング時間設定回路とを備え、前
記移動停止検知センサーがノズルの移動停止を検出した
とき前記サンプリング時間が計時開始される請求項1)
あるいは請求項2)に記載の油種判定機能付給油装置の
制御方法。 - 【請求項10】前記ノズルないしはノズルの近傍に設け
られノズルの姿勢を検出する姿勢検知センサーと、ノズ
ルが給油口へ挿着されてから油種を判定するのに必要な
時間がサンプリング時間として設定されたサンプリング
時間設定回路とを備え、前記姿勢検知センサーがノズル
が給油時の姿勢に至ったことを検出したとき前記サンプ
リング時間が計時開始される請求項1)あるいは請求項
2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項11】前記ノズルに設けられた流速調節用操作
子とこの流速調節用操作子の給油を許容する位置への変
移を検出するセンサーと、ノズルが給油口へ挿着されて
から油種を判定するのに必要な時間がサンプリング時間
として設定されたサンプリング時間設定回路とを備え、
前記流速調節用操作子の給油を許容する位置への変位が
検出されたとき前記サンプリング時間が計時開始される
請求項1)あるいは請求項2)に記載の油種判定機能付
給油装置の制御方法。 - 【請求項12】前記流量計が計量した油量に相当する数
の流量パルス信号を出力する流量パルス発信器を備え、
この流量パルス信号の発生をもとに前記クリーニング工
程を開始させる請求項1)あるいは請求項2)に記載の
油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項13】前記油供給手段の送油路に、送油路内の
流れを検出する流れ検知センサーを設置し、この流れ検
知センサーによる油の流れ発生の検出をもとに前記クリ
ーニング工程を開始させる請求項1)あるいは請求項
2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項14】前記油供給手段の送油路に送油路内の圧
力の変化を検出する圧力検知センサーを設置し、この圧
力検知センサーによる油圧力の変化の検出をもとに前記
クリーニング工程を開始させる請求項1)あるいは請求
項2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項15】所定の給油量あるいは給油金額である給
油値があらかじめ設定された給油値設定回路と、前記流
量計の計量動作をもとに給油値を演算する手段と、前記
あらかじめ設定された給油値と当該給油にかかわる給油
値とを比較し、前者給油値を後者給油値が超えたとき給
油値判定信号を出力する給油値判定回路を備え、前記給
油値判定信号の発生をもとに前記クリーニング工程を開
始させる請求項1)あるいは請求項2)に記載の油種判
定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項16】前記流量計が計量した油量に相当する数
の流量パルス信号を出力する流量パルス信号発信器と、
流量パルス信号の発生周期を監視してその発生周期に変
化が生じたと判定したとき判定信号を発生するパルス周
期変化判定回路とを備え前記判定信号の発生をもとに前
記クリーニング工程を開始させる請求項1)あるいは請
求項2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項17】前記ノズルに設けられ、液面あるいは泡
の上昇を検出して対応するセンサー信号を出力する液面
センサーと、センサー信号を監視して液面あるいは泡を
検知したと判断したときに液面判定信号を出力する液面
判定回路とを備え、前記液面判定信号の発生をもとに前
記クリーニング工程を開始させる請求項1)あるいは請
求項2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項18】前記ノズルに設けられた流速調節用操作
子が給油を許容しない位置へ変位されたとき閉弁信号を
出力するノズル開閉弁検知センサーを備え、前記閉弁信
号の発生をもとに前記クリーニング工程を開始させる請
求項1)あるいは請求項2)に記載の油種判定機能付給
油装置の制御方法。 - 【請求項19】前記ノズルないしはノズルの近傍に設け
られノズルが給油時位置から移動されたときに対応する
移動検知信号を出力する移動検知センサーと、移動検知
信号を監視してノズルの給油時位置からの移動が行なわ
れたと判断したとき給油口判定信号を出力する判定回路
とを備え、前記給油口判定信号の発生をもとに前記クリ
ーニング工程を開始させる請求項1)あるいは請求項
2)に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項20】前記ノズルの非給油時待機位置での存在
・不存在を検出して対応するノズル信号を出力するノズ
ル検知スイッチを備え、ノズルの非給油時待機位置での
存在を示すノズル信号の発生をもとに前記クリーニング
工程を開始させる請求項1)あるいは請求項2)に記載
の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項21】前記ノズルないしはノズルの近傍に設け
られ、ノズルが非給油時待機位置へ移動されたときに対
応する移動検知信号を出力する移動検知センサーと、移
動検知信号を監視してノズルが非給油時待機位置へ移動
されたと判断したとき収納判定信号を出力する判定回路
とを備え、前記収納判定信号の発生をもとに前記クリー
ニング工程を開始させる請求項1)あるいは請求項2)
に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項22】前記ノズルに設けられ、ノズルの給油口
への挿着を検出して対応する検知信号を出力する給油口
検知センサーと、検知信号の変化からノズルの給油口へ
の挿着を判定して給油口判定信号を出力する判定回路と
を備え、前記給油口判定信号の発生をもとにサンプリン
グ工程を開始させる請求項1)あるいは請求項2)に記
載の油種判定機能付給油装置の制御方法。 - 【請求項23】サンプリング工程の終了をもってクリー
ニング工程を開始させる請求項1)あるいは請求項2)
に記載の油種判定機能付給油装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191550A JPH0669835B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 油種判定機能付給油装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63191550A JPH0669835B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 油種判定機能付給油装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02109897A JPH02109897A (ja) | 1990-04-23 |
JPH0669835B2 true JPH0669835B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=16276542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63191550A Expired - Fee Related JPH0669835B2 (ja) | 1988-07-29 | 1988-07-29 | 油種判定機能付給油装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669835B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2855958B2 (ja) * | 1992-04-13 | 1999-02-10 | 株式会社タツノ・メカトロニクス | 油種判別機能を備えた給油装置 |
-
1988
- 1988-07-29 JP JP63191550A patent/JPH0669835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02109897A (ja) | 1990-04-23 |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |