JPH0669800A - A/dコンバータ - Google Patents

A/dコンバータ

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JPH0669800A
JPH0669800A JP4221459A JP22145992A JPH0669800A JP H0669800 A JPH0669800 A JP H0669800A JP 4221459 A JP4221459 A JP 4221459A JP 22145992 A JP22145992 A JP 22145992A JP H0669800 A JPH0669800 A JP H0669800A
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circuit
unit
comparison circuit
comparison
converter
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JP4221459A
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Katsuyoshi Yamamoto
克義 山本
Toshitaka Mizuguchi
寿孝 水口
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/20Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits
    • H03M1/202Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits by interpolation
    • H03M1/203Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits by interpolation using an analogue interpolation circuit
    • H03M1/204Increasing resolution using an n bit system to obtain n + m bits by interpolation using an analogue interpolation circuit in which one or more virtual intermediate reference signals are generated between adjacent original reference signals, e.g. by connecting pre-amplifier outputs to multiple comparators
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/34Analogue value compared with reference values
    • H03M1/36Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type
    • H03M1/361Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type
    • H03M1/362Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider
    • H03M1/365Analogue value compared with reference values simultaneously only, i.e. parallel type having a separate comparator and reference value for each quantisation level, i.e. full flash converter type the reference values being generated by a resistive voltage divider the voltage divider being a single resistor string

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、A/Dコンバータの改善に関し、
アナログ信号と基準電圧とを比較する比較回路の構成を
工夫して、低分解能の差動対トランジスタ回路を組み合
わせた場合であっても、高分解能のA/D変換をするこ
とを目的とする。 【構成】 n個の基準電圧Vn〔n=2N-1 ,N=1,
2,3…〕に基づいてアナログ信号VINを標本化するn
個の単位比較回路Un,〔n=1,2,3,i,j…2
N-1 〕と、n個の単位比較回路Unの中の隣接する2つ
の単位比較回路Ui,Ujから出力された2つの中間信
号を比較する2n−1個の単位中間比較回路Mk〔k=
2n−1〕と、単位比較回路Unと単位中間比較回路M
kとの論理出力値を符号化するエンコーダ11とを具備
することを含み構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔目 次〕 産業上の利用分野 従来の技術(図10) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜3) 作用 実施例 (1)第1の実施例の説明(図4〜6) (2)第2の実施例の説明(図7) (3)第3の実施例の説明(図8) (4)第4の実施例の説明(図9) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、A/Dコンバータに関
するものであり、更に詳しく言えば、アナログ信号をデ
ジタル信号に変換をする高分解能のA/Dコンバータの
回路構成に関するものである。
【0003】近年、半導体装置の高集積,高密度化及び
ユーザの使用態様により、各種オーディオ装置,画像処
理装置のデジタル化による高画質,高音質再生等におい
て、9ビット以上の高分解能のA/Dコンバータの要求
がある。
【0004】例えば、Nビット全並列比較型のA/Dコ
ンバータによれば、複数の基準抵抗,コンパレータ,論
理回路,エンコーダ等から構成され、その基準電圧に基
づいてアナログ信号が標本化→量子化→符号化される。
【0005】このため、9ビット以上のA/Dコンバー
タを構成しようとした場合に、アナログ信号と基準電圧
とを比較する複数のコンパレータの全てを9ビット分解
能以上としなければならず、敢えて低分解能の差動対ト
ランジスタ回路を組み合わせてA/Dコンバータを構成
すると、その変換精度誤差を±0.5 〔LSB 〕以下にする
ことができない。
【0006】そこで、アナログ信号と基準電圧とを比較
する比較回路の構成を工夫して、低分解能の差動対トラ
ンジスタ回路を組み合わせた場合であっても、高分解能
のA/D変換をすることができる回路が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図10は、従来例に係るA/Dコンバータ
の構成図を示している。例えば、9ビット全並列比較型
のA/Dコンバータは、図10において、2N -2=510 個
の基準抵抗R1〜R510 ,2N -1=511 個のコンパレー
タC1〜C511 ,2N -1=511個の二入力論理積回路A
1〜A511 ,エンコーダ1及び出力バファ2から成る。
【0008】当該A/Dコンバータの機能は、基準電圧
源VRT,VRBに接続された基準抵抗R1〜R510 により
511 個の基準電圧V1 〜V511 が発生されると、例え
ば、第1のコンパレータC1では、所定クロック信号に
基づいてアナログ信号VINと基準電圧V1 とが比較さ
れ、その比較結果信号が第1の二入力論理積回路A1に
出力され、また、第2のコンパレータC2により比較さ
れたアナログ信号VINと基準電圧V2 との比較結果信号
が第1,第2の二入力論理積回路A1,A2に出力され
る。
【0009】さらに、第3のコンパレータC3では、所
定クロック信号に基づいてアナログ信号VINと基準電圧
V3 とが比較され、その比較結果信号が第2,第3の二
入力論理積回路A2,A3に出力される。
【0010】以下同様に、第510 のコンパレータC510
により、アナログ信号VINと基準電圧V510 とが比較さ
れ、その比較結果信号が第509 , 第510 の二入力論理積
回路A509 , A510 に出力され、また、第511 のコンパ
レータC2により比較されたアナログ信号VINと基準電
圧V511 との比較結果信号が第510 ,第511 の二入力論
理積回路A510 ,A511 に出力される。
【0011】これにより、第1〜第511 の二入力論理積
回路A1〜A511 の論理出力値に基づいてエンコーダ1
では9ビットのデジタル出力信号VOUT が発生され、そ
れが出力バッファ2により増幅出力される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例の9
ビット全並列比較型のA/Dコンバータによれば、図10
において、510 個の基準抵抗R1〜R510 ,511 個のコ
ンパレータC1〜C511,511 個の二入力論理積回路A
1〜A511 ,エンコーダ1及び出力バファ2から構成さ
れ、基準電圧V1〜V511 に基づいてアナログ信号VIN
が標本化→量子化→符号化される。
【0013】このため、9ビット以上のA/Dコンバー
タを構成しようとした場合に、アナログ信号VINと基準
電圧V1 〜V511 とを比較する511 個のコンパレータC
1〜C511 の全てを9ビット分解能以上としなければな
らない。これは、コンパレータC1〜C511 のオフセッ
ト電圧がA/Dコンバータの精度特性を決定することに
よる。
【0014】例えば、9ビット全並列比較型のA/Dコ
ンバータでは、アナログ/デジタル変換範囲を2〔V〕
とすると、アナログ信号VINの標本化に係る1ステップ
電圧(1〔LSB 〕)が約4〔mV〕となり、その変換精
度誤差を±0.5 〔LSB 〕以下にするためには、コンパレ
ータC1〜C511 のオフセット電圧を2〔mV〕以下に
抑えなければならない。
【0015】このことは、該コンパレータC1〜C511
を構成する個々の差動対トランジスタの変換精度に依存
され、例えば、該トランジスタのベース・エミッタ電位
VBEのバラツキを極めて小さくすることであり、高精度
のバイポーラトランジスタ回路が要求される。
【0016】なお、従来例の構成方法により、敢えて低
分解能の差動対トランジスタ回路を組み合わせてA/D
コンバータを構成すると、その変換精度誤差を±0.5
〔LSB〕以下にすることができず、その信頼性の低下を
招く。これにより、該トランジスタの製造バラツキの許
容範囲が縮小される結果,その生産歩留りが低下をす
る。
【0017】また、基準電圧V1〜V511 を発生する51
0 個の基準抵抗R1〜R510 がコンパレータC1〜C51
1 の入力部分に接続される結果、その入力容量が大きく
なり、当該A/D変換の高速動作の妨げとなるという問
題がある。
【0018】本発明は、かかる従来例の問題点に鑑み創
作されたものであり、アナログ信号と基準電圧とを比較
する比較回路の構成を工夫して、低分解能の差動対トラ
ンジスタ回路を組み合わせた場合であっても、高分解能
のA/D変換をすることが可能となるA/Dコンバータ
の提供を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1〜3は、本発明に係
るA/Dコンバータの原理図(その1〜3)を示してい
る。
【0020】本発明の第1のA/Dコンバータは、図1
に示すようにn個の基準電圧Vn〔n=2N-1 ,N=
1,2,3…〕に基づいてアナログ信号VINを標本化す
るn個の単位比較回路Un,〔n=1,2,3,i,j
…2N-1 〕と、前記n個の単位比較回路Unの中の隣接
する2つの単位比較回路Ui,Ujから出力された2つ
の中間信号を比較するk個の単位中間比較回路Mk〔k
=n±1〕と、前記単位比較回路Unと単位中間比較回
路Mkとの論理出力値を符号化するエンコーダ11とを
具備することを特徴とする。
【0021】なお、本発明の第1のA/Dコンバータに
おいて、前記1つの単位比較回路Unは、図2(a)に
示すように差動増幅回路12,比較回路13及び論理回
路14から成り、前記差動増幅回路12の第1,第2の
出力部out1,out2が比較回路13の第1,第2の入
力部in1,in2に接続され、前記比較回路13の出力部
outが論理回路14の第1の入力部in1に接続され、前
記差動増幅回路12の第1の入力部in1にアナログ信号
VINが入力され、該差動増幅回路12の第2の入力部in
2に基準電圧Vnが供給されることを特徴とする。
【0022】また、本発明の第1のA/Dコンバータに
おいて、前記単位中間比較回路Mkは図2(b)に示す
ように比較回路15及び論理回路16から成り、前記比
較回路15の第1の入力部in1が前記単位比較回路Ui
の差動増幅回路12の第2の出力部out2と該単位比較
回路Uiの比較回路13の第2の入力部in2との接続点
に接続され、前記単位中間比較回路Mkの比較回路15
の第2の入力部in2が前記単位比較回路Ujの差動増幅
回路12の第1の出力部out1と該単位比較回路Unの
比較回路13の第1の入力部in1との接続点に接続さ
れ、前記比較回路15の出力部outが論理回路16の第
1の入力部in1と、前記単位比較回路Uiの論理回路1
4の第2の入力部in2に接続されることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の第2のA/Dコンバータ
は図3(a)に示すように第1のA/Dコンバータにお
いて、前記アナログ信号VINを信号処理するサンプル/
ホールド回路17が接続されることを特徴とする。
【0024】また、本発明の第3のA/Dコンバータは
図3(b)に示すように第1のA/Dコンバータにおい
て、前記単位比較回路Unの差動増幅回路12が比較回
路13の前段に、1以上直列に接続されることを特徴と
する。
【0025】さらに、本発明の第4のA/Dコンバータ
は第1のA/Dコンバータにおいて、前記単位比較回路
Unが二以上の中間信号を出力する複数の比較回路13
から成り、前記前記単位中間比較回路が二以上の上位中
間信号と二以上の下位中間信号とに基づいて3以上の比
較結果信号を出力する複数の比較回路15から成ること
を特徴とする。
【0026】なお、本発明の第1〜第4のA/Dコンバ
ータにおいて、前記単位比較回路Unの差動増幅回路1
2や比較回路13及び前記単位中間比較回路Mkの比較
回路15が図3(c)に示すように差動対トランジスタ
T1,T2,バイアス素子R1,R2及び定電流源Io
から成ることを特徴とし、上記目的を達成する。
【0027】
【作 用】本発明の第1のA/Dコンバータによれば、
図1,2に示すように、差動増幅回路12,比較回路1
3及び論理回路14から成るn個の単位比較回路Un
と、比較回路15及び論理回路16から成るk個の単位
中間比較回路Mkと、該単位比較回路Unと単位中間比
較回路Mkとの論理出力値を符号化するエンコーダ11
から構成される。
【0028】例えば、アナログ信号VINが第1〜第nの
単位比較回路U1〜Unに供給されると、第1の単位比
較回路U1の差動増幅回路12により、基準電圧V1 と
アナログ信号VINとの相反性の電位差が利得(ゲイン)
G倍された中間信号,例えば、その非反転信号が該比較
回路U1の比較回路13に出力され、その反転信号が第
1の単位中間比較回路M1の比較回路15に出力され
る。
【0029】また、第2の単位比較回路U2の差動増幅
回路12により、基準電圧V2とアナログ信号VINとの
相反性の電位差が利得(ゲイン)G倍された中間信号,
例えば、その非反転信号が該比較回路U2の比較回路1
3に出力され、その反転信号が第2の単位中間比較回路
M2の比較回路15に出力される。これにより、第1の
単位比較回路U1の比較回路13と第1の単位中間比較
回路M1の比較回路15との比較結果信号が第1の単位
比較回路U1の論理回路14により量子化され、第1の
単位中間比較回路M1の比較回路15と第2の単位比較
回路U2の比較回路13との比較結果信号が第1の単位
中間比較回路M1の論理回路16により量子化される。
【0030】さらに、第3の単位比較回路U3の差動増
幅回路12により、基準電圧V3とアナログ信号VINと
の相反性の電位差が利得(ゲイン)G倍された中間信
号,例えば、その非反転信号が該比較回路U3の比較回
路13に出力され、その反転信号が第3の単位中間比較
回路M3の比較回路15に出力される。これにより、第
2の単位比較回路U2の比較回路13と第2の単位中間
比較回路M2の比較回路15との比較結果信号が第2の
単位比較回路U2の論理回路14により量子化され、第
2の単位中間比較回路M2の比較回路15と第3の単位
比較回路U3の比較回路13との比較結果信号が第2の
単位中間比較回路M2の論理回路16により量子化され
る。
【0031】以下同様に、第nの単位比較回路Unの差
動増幅回路12により、基準電圧Vnとアナログ信号V
INとの相反性の電位差が利得(ゲイン)G倍された中間
信号,例えば、その反転信号が該比較回路Unの比較回
路13に出力され、その反転信号が第kの単位中間比較
回路Mkの比較回路15に出力される。これにより、第
nの単位比較回路Unの比較回路13と第kの単位中間
比較回路Mkの比較回路15との比較結果信号が第nの
単位比較回路Unの論理回路14により量子化され、第
kの単位中間比較回路Mkの比較回路15と第nの単位
比較回路Unの比較回路13との比較結果信号が第kの
単位中間比較回路Mkの論理回路16により量子化され
る。
【0032】これにより、n個の単位比較回路Un〜U
nの論理回路14やk個の単位中間比較回路M1〜Mk
の論理回路16で量子化されたn+k個の論理出力信号
がエンコーダ11により符号化され、Nビットのデジタ
ル出力信号DOUT が得られる。
【0033】このため、Nビット以上のA/Dコンバー
タを構成しようとした場合に、アナログ信号VINと基準
電圧V1 〜Vnとを比較する単位比較回路Unの比較回
路13や単位中間比較回路Mkの比較回路13の全てを
Nビット分解能以上とすることなく、比較回路13,1
5をN−1ビットの分解能に緩和することが可能とな
る。
【0034】例えば、N=9ビット全並列比較型のA/
Dコンバータを構成しようとした場合であって、アナロ
グ/デジタル変換範囲を2〔V〕とすると、アナログ信
号VINの標本化に係る1ステップ電圧(1〔LSB 〕)が
従来例では約4〔mV〕となるが、本発明によれば該1
ステップ電圧(1〔LSB 〕)が差動増幅回路12の利得
(ゲイン)G倍された4G〔mV〕とすることができ
る。
【0035】これにより、その変換精度誤差を±0.5
〔LSB 〕以下に確保する場合にも、そのA/Dコンバー
タの精度特性を落とすことなく、比較回路13,15の
オフセット電圧を4G/2〔mV〕に緩和することがで
きる。
【0036】このことで、単位比較回路Unの差動増幅
回路12や比較回路13,15及び単位中間比較回路M
kの比較回路15を構成する個々の差動対トランジスタ
の変換精度を従来例のような9ビット分解能の水準を必
要とせず、例えば、図3(c)に示すような差動対トラ
ンジスタT1,T2と、バイアス素子R1,R2及び定
電流源Ioから構成した場合であっても、該トランジス
タのベース・エミッタ電位VBEのバラツキをある程度緩
和することができる。
【0037】これにより、低分解能の差動対トランジス
タ回路を組み合わせてA/Dコンバータを構成すること
ができることから、該トランジスタの製造バラツキの許
容範囲が緩和される結果,その生産歩留りの向上が図ら
れる。
【0038】また、n個の基準電圧V1〜Vnについて
も、従来例の基準抵抗R1〜R2nの約半分の基準抵抗R
1〜Rnを差動増幅器12の入力部分に接続すれば良
く、その入力容量が従来例に比べて約1/2になり、当
該A/D変換の高速動作を図ることが可能となる。
【0039】さらに、本発明の第2のA/Dコンバータ
によれば、図3(a)に示すように第1のA/Dコンバ
ータにおいて、アナログ信号VINを信号処理するサンプ
ル/ホールド回路17が接続される。
【0040】このため、サンプル/ホールド回路17に
より,例えば、アナログ信号VINが階段状に波形整形さ
れ、その階段状のアナログ信号VINが第1〜第nの単位
比較回路U1〜Unに供給される。これにより、第1の
A/Dコンバータと同様に、n個の単位比較回路Un〜
Unの論理回路14やk個の単位中間比較回路M1〜M
kの論理回路16で量子化されたn+k個の論理出力信
号がエンコーダ11により符号化され、Nビットのデジ
タル出力信号DOUT が得られる。
【0041】これにより、第1のA/Dコンバータに比
べて高精度のアナログ/デジタル変換処理を行うことが
可能となる。また、本発明の第3のA/Dコンバータに
よれば、図3(b)に示すように第1のA/Dコンバー
タにおいて、単位比較回路Unの差動増幅回路12が比
較回路13,15の前段に、1以上直列に接続される。
【0042】例えば、単位比較回路Unの比較回路13
の前段に2個の差動増幅回路12が直列に接続される
と、そのゲインGが増加することから、アナログ信号V
INの標本化に係る1ステップ電圧(1〔LSB 〕)を差動
増幅回路12の2段分のゲインG倍に依存する電圧値と
することができる。
【0043】このため、その変換精度誤差を±0.5 〔LS
B 〕以下に確保する場合にも、そのA/Dコンバータの
精度特性を落とすことなく、比較回路13,15のオフ
セット電圧を更に緩和することができる。
【0044】これにより、単位比較回路Unの差動増幅
回路12や比較回路13及び単位中間比較回路Mkの比
較回路15を構成する個々の差動対トランジスタの変換
精度の水準により、9ビット以上の分解能を有するA/
Dコンバータを構成することが可能となる。
【0045】さらに、本発明の第4のA/Dコンバータ
によれば、第1のA/Dコンバータにおいて、単位比較
回路Unが二以上の中間信号を出力する複数の比較回路
13から成り、単位中間比較回路Mkが二以上の上位中
間信号と二以上の下位中間信号とに基づいて3以上の比
較結果信号を出力する複数の比較回路15から成る。
【0046】このため、単位比較回路Unの1段目を7
ビットの分解能の比較回路13により構成し、また、該
単位比較回路Unの2段目や単位中間比較回路Mkの初
段を8ビットの分解能の比較回路13,15により構成
し、さらに、該単位比較回路Unの3段目や単位中間比
較回路Mkの次段を9ビットの分解能の比較回路13,
15により構成することができ、そのゲインGが増加す
ることから、アナログ信号VINの標本化に係る1ステッ
プ電圧(1〔LSB 〕)を比較回路13,15の複数段分
のゲインG倍に依存する電圧値とすることができる。
【0047】このことで、その変換精度誤差を±0.5
〔LSB 〕以下に確保する場合にも、そのA/Dコンバー
タの精度特性を落とすことなく、比較回路13,15の
オフセット電圧を更に緩和することができる。
【0048】これにより、単位比較回路Unの比較回路
13及び単位中間比較回路Mkの比較回路15を構成す
る個々の差動対トランジスタの変換精度の水準により、
9ビット以上の分解能を有するA/Dコンバータを構成
することが可能となる。
【0049】
【実施例】次に、図を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明をする。図4〜9は、本発明の実施例に係るA
/Dコンバータを説明する図である。
【0050】(1)第1の実施例の説明 図4は、本発明の第1の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図であり、図5は、各実施例に係る差動バッファ
及びコンパレータの構成図であり、図6はそのA/Dコ
ンバータの動作説明図をそれぞれ示している。
【0051】例えば、N=9ビット全並列比較型のA/
Dコンバータは図4において、第1〜第256 の単位比較
回路U1〜U256 ,第1〜第255 の単位中間比較回路M
1〜M255 ,エンコーダ21及び出力バッファ22から
成る。
【0052】すなわち、第1〜第256 の単位比較回路U
1〜U256 はn個の単位比較回路Un,〔n=2N-1
の一実施例であり、n=256 個の基準電圧V1〜V256
に基づいてアナログ信号VINを標本化する回路である。
なお、256 個の基準電圧V1〜V256 は基準電圧源VR
T,VRBに直列接続された254 個の基準抵抗R1〜R254
により発生される。
【0053】また、第1の単位比較回路U1は差動増幅
回路12の一例となる差動バッファS1,比較回路13
の一例となるコンパレータC1,論理回路14の一例と
なる二入力論理積回路A1から成る。また、差動バッフ
ァS1の非反転,反転出力部(+),(−)がコンパレ
ータC1の非反転,反転入力部(+),(−)に接続さ
れ、差動バッファS1の非反転入力部(+)にアナログ
信号VINが入力され、該差動バッファS1の反転入力部
(−)に基準電圧V1が供給される。また、コンパレー
タC1の出力部outが二入力論理積回路A1の第1の入
力部in1に接続され、該論理積回路A1の第2の入力部
in1が第1の単位中間比較回路M1のコンパレータC2
に出力部outに接続される。
【0054】さらに、第1〜第255 の単位中間比較回路
M1〜M255 はk=n−1個の単位中間比較回路Mk
〔k=n±1〕の一実施例であり、256 個の単位比較回
路U1〜U256 の中で隣接する2つの単位比較回路U
1,U2やU2,U3…から出力された2つの中間信号
を比較する回路である。
【0055】また、第1の単位中間比較回路M1は比較
回路15の一例となるコンパレータC2及び論理回路1
6の一例となる二入力論理積回路A2から成る。また、
コンパレータC2の反転入力部(−)は単位比較回路U
1の差動増幅回路12の反転出力部(−)と該単位比較
回路U1のコンパレータC1の反転入力部(−)との接
続点aに接続され、単位中間比較回路M1のコンパレー
タC2の非反転入力部(+)が単位比較回路U2の差動
増幅回路12の非反転出力部(+)と該単位比較回路U
2のコンパレータC3の非反転入力部(+)との接続点
bに接続される。さらに、コンパレータC2の出力部o
utが二入力論理積回路A2の第1の入力部in1と、単位
比較回路U1の論理回路14の第2の入力部in2に接続
される。
【0056】なお、単位比較回路U1の差動バッファS
1は図5(a)に示すように、電源線VCCと接地線GND
との間に接続された差動対トランジスタT1,T2の一
例となるnpn型のバイポーラトランジスタQ1,Q
2,バイアス素子R1,R2の一例となる抵抗素子R
1,R2及び定電流源Io1から成る。また、該トランジ
スタQ1のベースBが非反転入力部(+)に延在され、
該トランジスタQ2のベースBが反転入力部(−)に延
在され、その両トランジスタQ1,Q2の各コレクタC
から相反性の電位差信号Q,Qバー(上線を省略する)
が出力される。
【0057】また、単位比較回路U1のコンパレータC
1及び単位中間比較回路M1のコンパレータC2は、図
5(b)に示すように、電源線VCCと接地線GNDとの間
に接続された差動対トランジスタT1,T2の他の一例
となるnpn型バイポーラトランジスタQ3,Q4,バ
イアス素子R1,R2の他の一例となる抵抗素子R3,
R4及び定電流源Io2から成る。また、該トランジスタ
Q3のベースBが非反転入力部(+)に延在され、該ト
ランジスタQ4のベースBが反転入力部(−)に延在さ
れ、例えば、該トランジスタQ4のベースBが反転入力
部(−)に延在され、例えば、該トランジスタQ3のコ
レクタCから比較結果信号が出力される。
【0058】なお、第2の単位比較回路U2は差動バッ
ファS2,コンパレータC3,二入力論理積回路A3か
ら成り、第2の単位中間比較回路M2はコンパレータC
4及び二入力論理積回路A4から成る。以下同様にし
て、第3〜第256 の単位比較回路U3〜U256 が差動バ
ッファS3〜S256 と奇数番号のコンパレータC,二入
力論理積回路Aから成り、第3〜第255 の単位中間比較
回路M2〜M255 が偶数番号のコンパレータC,二入力
論理積回路Aから成る。
【0059】このようにして、本発明の第1の実施例に
係るA/Dコンバータによれば、図4,5に示すよう
に、差動バッファS1〜S256 ,奇数番号のコンパレー
タC及び二入力論理積回路Aから成る256 個の単位比較
回路U1〜U256 と、偶数番号のコンパレータC及び論
理回路16から成る255 個の単位中間比較回路M1〜M
255 と、該単位比較回路U1〜U256 と単位中間比較回
路M1〜M255 との論理出力値を符号化するエンコーダ
22から構成される。
【0060】このため、アナログ信号VINが第1〜第25
6 の単位比較回路U1〜U256 に供給されると、第1の
単位比較回路U1の差動バッファS1により、基準電圧
V1とアナログ信号VINとの相反性の電位差が利得(ゲ
イン)G倍された中間信号Q,Qバー信号が,例えば、
その中間信号Qが該比較回路U1のコンパレータC1に
出力され、そのQバー信号が第1の単位中間比較回路M
1のコンパレータC2に出力される。
【0061】また、第2の単位比較回路U2の差動バッ
ファS2により、基準電圧V2とアナログ信号VINとの
相反性の電位差が利得(ゲイン)G倍された中間信号
Q,Qバー,例えば、その中間信号Qが該比較回路U2
のコンパレータC3に出力され、そのQバー信号が第2
の単位中間比較回路M2のコンパレータC4に出力され
る。
【0062】これにより、第1の単位比較回路U1のコ
ンパレータC1と第1の単位中間比較回路M1のコンパ
レータC2との比較結果信号が第1の単位比較回路U1
の二入力論理積回路A1により量子化され、第1の単位
中間比較回路M1のコンパレータC2と第2の単位比較
回路U2のコンパレータC3との比較結果信号が第1の
単位中間比較回路M1の二入力論理積回路A2により量
子化される。
【0063】さらに、第3の単位比較回路U3の差動バ
ッファS3により、基準電圧V3とアナログ信号VINと
の相反性の電位差が利得(ゲイン)G倍された中間信号
Q,Qバー,例えば、その中間信号Qが該比較回路U3
のコンパレータC5に出力され、そのQバー信号が第3
の単位中間比較回路M3のコンパレータC6に出力され
る。
【0064】これにより、第2の単位比較回路U2のコ
ンパレータC4と第2の単位中間比較回路M2のコンパ
レータC6との比較結果信号が第2の単位比較回路U2
の二入力論理積回路A1により量子化され、第2の単位
中間比較回路M2のコンパレータC4と第3の単位比較
回路U3のコンパレータC5との比較結果信号が第2の
単位中間比較回路M2の二入力論理積回路A4により量
子化される。
【0065】以下同様に、第256 の単位比較回路U256
の差動バッファS256 により、基準電圧V256 とアナロ
グ信号VINとの相反性の電位差が利得(ゲイン)G倍さ
れた中間信号Q,Qバー,例えば、その中間信号Qが該
比較回路U256 のコンパレータC1に出力され、そのQ
バー信号が第kの単位中間比較回路Mkのコンパレータ
C511 に出力される。
【0066】これにより、第256 の単位比較回路U256
のコンパレータC511 と第255 の単位中間比較回路M25
5 のコンパレータC510 との比較結果信号が第255 の単
位中間比較回路M255 の二入力論理積回路A510 により
量子化され、第256 の単位比較回路U256 のコンパレー
タC511 の出力結果信号が第256 の単位比較回路U256
の二入力論理積回路A511 により量子化される。
【0067】このため、256 個の単位比較回路U256 〜
U256 や255 個の単位中間比較回路M255 の二入力論理
積回路A1〜A511 で量子化された511 個の論理出力信
号がエンコーダ22により符号化され、9ビットのデジ
タル出力信号DOUT が得られる。
【0068】これにより、9ビット以上のA/Dコンバ
ータを構成する場合であっても、アナログ信号VINと基
準電圧V1 〜V256 とを比較する単位比較回路U1〜U
256の奇数番号のコンパレータCや単位中間比較回路M
1〜M255 の偶数番号のコンパレータCの全てを9ビッ
ト分解能以上とすることなく、それらを8ビットの分解
能に緩和することが可能となる。
【0069】すなわち、9ビット全並列比較型のA/D
コンバータを本発明の方法により構成した場合であっ
て、アナログ/デジタル変換範囲を2〔V〕とすると、
アナログ信号VINの標本化に係る1ステップ電圧(1
〔LSB 〕)が従来例では約4〔mV〕となるが、本発明
によれば図6に示すように、差動バッファSnのゲイン
Gを,例えば、G=5とすると、1ステップ電圧(1
〔LSB 〕)をその5倍された20〔mV〕とすることが
できる。
【0070】なお、図6はn番目の差動バッファSnの
基準電圧Vnと、その中間信号Qn,Qnバー(上線を
省略する)につき、8ビットの切り換わり点と9ビット
の切り換わり点との関係を示している。また、図6にお
いて、8ビットの切り換えにつき、1ステップ電圧(1
〔LSB 〕)を8〔mV〕とし、その8ビットの切り換わ
り点を○印に示し、9ビットの切り換えにつき、1ステ
ップ電圧(1〔LSB 〕)を20〔mV〕とし、その9ビ
ットの切り換わり点を□印に示している。
【0071】これにより、その変換精度誤差を±0.5
〔LSB 〕以下に確保する場合にも、そのA/Dコンバー
タの精度特性を落とすことなく、単位比較回路U1〜U
256 の奇数番号のコンパレータCや単位中間比較回路M
1〜M255 の偶数番号のコンパレータCのオフセット電
圧を10〔mV〕に緩和することができる。
【0072】このことで、コンパレータCのオフセット
電圧の許容範囲を大幅に拡大することが可能となり、低
分解能の差動対トランジスタ回路を組み合わせてA/D
コンバータを構成することができることから、該トラン
ジスタの製造バラツキの許容範囲が緩和される結果,そ
の生産歩留りの向上が図られる。
【0073】また、256 個の基準電圧V1〜V256 につ
いても、従来例の基準抵抗R1〜R511 の約半分の基準
抵抗R1〜R254 を差動バッファS1等の入力部分に接
続すれば良く、その入力容量が従来例に比べて約1/2
になり、当該A/D変換の高速動作を図ることが可能と
なる。
【0074】これにより、差動バッファやコンパレータ
を構成する差動対トランジスタQ1〜Q4について、従
来例のように9ビット分解能水準を要求することなく、
高精度のA/Dコンバータを製造することが可能とな
る。また、その低コスト化を図ることができる。
【0075】(2)第2の実施例の説明 図7は、本発明の第2の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。なお、図7(a)において、第1の実
施例と異なるのは第2の実施例では、アナログ信号VIN
を信号処理するサンプル/ホールド回路17が接続され
るものである。
【0076】すなわち、サンプル/ホールド回路17は
第1〜第256 の単位比較回路U1〜U256 の前段に設け
られ、差動バッファSに供給されるアナログ信号VINの
波形整形をする。例えば、サンプル/ホールド回路17
は図7(b)に示すように、スイッチング素子SW1〜SW
3及び容量素子Cc1〜Cc3から成る。また、スイッチン
グ素子SW1〜SW3は,例えば、n型の電界効果トランジ
スタから成り、そのゲートGを選択することにより、ア
ナログ信号VINが階段状に整形される。なお、その他の
構成は第1の実施例と同様であるため、その説明を省略
する。
【0077】このようにして、本発明の第2の実施例に
係るA/Dコンバータによれば、図7に示すように、第
1の実施例に係るA/Dコンバータにおいて、アナログ
信号VINを波形整形するサンプル/ホールド回路17が
接続される。
【0078】このため、サンプル/ホールド回路17に
より,例えば、階段状に波形整形されたアナログ信号V
INが第1〜第256 の単位比較回路U1〜U256 に供給さ
れる。これにより、第1のA/Dコンバータと同様に、
256 個の単位比較回路U256〜U256 や255 個の単位中
間比較回路M255 の二入力論理積回路A1〜A511 で量
子化された511 個の論理出力信号がエンコーダ22によ
り符号化され、9ビットのデジタル出力信号DOUT が得
られる。
【0079】なお、第1のA/Dコンバータに比べて高
精度のアナログ/デジタル変換処理を行うことが可能と
なる。 (3)第3の実施例の説明 図8は、本発明の第3の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。なお、図8において、第1,第2の実
施例と異なるのは第3の実施例では、第1〜第256 の単
位比較回路U1〜 U256 に、差動バッファが2段直列
に接続されるものである。
【0080】例えば、第1の単位比較回路U1は差動増
幅回路12の一例となる差動バッファS1,S2と、コ
ンパレータC1,二入力論理積回路A1から成る。ま
た、差動バッファS1の非反転,反転出力部(+),
(−)が差動バッファS2の非反転,反転入力部
(+),(−)に接続され、差動バッファS2の非反
転,反転出力部(+),(−)がコンパレータC1の非
反転,反転入力部(+),(−)に接続され、差動バッ
ファS1の非反転入力部(+)にアナログ信号VINが入
力され、該差動バッファS1の反転入力部(−)に基準
電圧V1が供給される。なお、その他の構成は第1,第
2の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0081】このようにして、本発明の第3の実施例に
係るA/Dコンバータによれば、図8に示すように、第
1〜第256 の単位比較回路U1〜U256 において、各奇
数番号のコンパレータの前段に差動バッファS1,S2
やS3,S4…S511 ,S512 が直列に接続される。
【0082】このため、2個の差動バッファS1,S2
が直列に接続されることにより、各単位比較回路U256
のコンパレータC1の前段の信号ゲインが増加すること
から、アナログ信号VINの標本化に係る1ステップ電圧
(1〔LSB 〕)を2段分のゲインG倍に依存する電圧値
とすることができる。
【0083】これにより、その変換精度誤差を±0.5
〔LSB 〕以下に確保する場合にも、そのA/Dコンバー
タの精度特性を落とすことなく、単位比較回路U1〜U
256 の奇数番号のコンパレータCや単位中間比較回路M
1〜M255 の偶数番号のコンパレータCのオフセット電
圧を大幅に緩和することができる。
【0084】(4)第4の実施例の説明 図9は、本発明の第4の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。なお、図9において、第1,第2及び
第3の実施例と異なるのは第4の実施例では、n=127
となる第1〜第127 の単位比較回路U1〜U127 に、コ
ンパレータCi,Bjが2段直列に接続され、k=n+
1となる第1〜第128 の単位中間比較回路M1〜M128
にコンパレータCi,Bjが4個づつ設けられるもので
ある。
【0085】例えば、第1の単位中間比較回路M1は4
つのコンパレータC1,B1〜B3と、3つの二入力論
理積回路A1〜A3から成る。また、少なくとも、コン
パレータC1の非反転入力部(+)が第1の単位比較回
路U1のコンパレータD1の非反転出力部(+)に接続
され、コンパレータC1の非反転,反転出力部(+),
(−)が次段のコンパレータB1〜B3のそれぞれ非反
転,反転入力部(+),(−)に接続され、各コンパレ
ータB1〜B3の出力部が3つの二入力論理積回路A1
〜A3の一方の入力部に接続される。また、コンパレー
タB2,B3の出力部が二入力論理積回路A1,A2の
他方の入力部に接続される。
【0086】さらに、第1の単位比較回路U1は3つの
コンパレータD1,C2,B4と、1つの二入力論理積
回路A4から成る。また、少なくとも、コンパレータD
1の非反転,反転出力部(+),(−)がコンパレータ
C2の非反転,反転入力部(+),(−)に接続され、
該コンパレータC2の非反転,反転出力部(+),
(−)がコンパレータB4の非反転,反転入力部
(+),(−)に接続される。
【0087】なお、コンパレータD1の非反転出力部
(+)が第1の単位中間比較回路M1のコンパレータC
1の非反転入力部(+)に接続され、コンパレータC2
の非反転,反転入力部(+)に接続され、該コンパレー
タC2の非反転出力部(+)が第1の単位中間比較回路
M1のコンパレータC1の非反転入力部(+)に接続さ
れる。さらに、コンパレータB4の出力部が第1の単位
中間比較回路M1の二入力論理積回路A3の他方の入力
部に接続される。また、コンパレータD1の非反転入力
部(+)にアナログ信号VINが入力され、該コンパレー
タD1の反転入力部(−)に基準電圧V1が供給され
る。
【0088】同様に、第2の単位中間比較回路M2は4
つのコンパレータC3,B5〜B7と、3つの二入力論
理積回路A5〜A7から成る。また、少なくとも、コン
パレータC3の非反転入力部(+)が第1の単位比較回
路U1のコンパレータD1の反転入力部(−)に接続さ
れ、コンパレータC3の非反転,反転出力部(+),
(−)が次段のコンパレータB5〜B7のそれぞれ非反
転,反転入力部(+),(−)に接続され、各コンパレ
ータB5〜B7の出力部が3つの二入力論理積回路A5
〜A7の一方の入力部に接続される。また、コンパレー
タB6,B7の出力部が二入力論理積回路A5,A6の
他方の入力部に接続される。
【0089】以下同様にして、第128 の単位中間比較回
路M128 は4つのコンパレータC255 ,B509 〜B511
と、3つの二入力論理積回路A509 〜A511 から成る。
また、少なくとも、コンパレータC255 の非反転入力部
(+)が第127 の単位比較回路U127 のコンパレータD
127 の反転入力部(−)に接続され、コンパレータC25
5 の非反転,反転出力部(+),(−)が次段のコンパ
レータB509 〜B511のそれぞれ非反転,反転入力部
(+),(−)に接続され、各コンパレータB509 〜B
511 の出力部が3つの二入力論理積回路A509 〜A511
の一方の入力部に接続される。また、コンパレータB51
0 ,B511 の出力部が二入力論理積回路A509 ,A510
の他方の入力部に接続される。
【0090】なお、その他の構成は第1,第2及び第3
の実施例と同様であるため、その説明を省略する。この
ようにして、本発明の第4の実施例に係るA/Dコンバ
ータによれば、図9に示すように、第1〜第127 の単位
比較回路U1〜U127 が2つの相補性の中間信号を出力
する3つのコンパレータDn,Ci,Bjと1つの二入
力論理積回路Akから成り、第1〜第128 の単位中間比
較回路M1〜M128 が2つの相補性の上位中間信号と2
つの相補性の下位中間信号とに基づいて3つの比較結果
信号を出力する3つのコンパレータCi,Bjと3つの
二入力論理積回路Akから成る。
【0091】このため、第1〜第127 の単位比較回路U
1〜U127 の1段目を7ビットの分解能のコンパレータ
Cnにより構成し、また、該単位比較回路U1〜U127
の2段目や第1〜第128 の単位中間比較回路M1〜M12
8 の初段を8ビットの分解能のコンパレータCiにより
構成し、さらに、該単位比較回路U1〜U127 の3段目
や単位中間比較回路のM1〜M128 の次段を9ビットの
分解能のコンパレータBjにより構成することができ、
そのゲインGが増加することから、アナログ信号VINの
標本化に係る1ステップ電圧(1〔LSB 〕)をコンパレ
ータDn,Ci,Bjの2〜3段分のゲインG倍に依存
する電圧値とすることができる。
【0092】このことから、その変換精度誤差を±0.5
〔LSB 〕以下に確保する場合にも、そのA/Dコンバー
タの精度特性を落とすことなく、コンパレータDn,C
i,Bjのオフセット電圧を更に緩和することができ
る。
【0093】これにより、単位比較回路U1〜U127 及
び単位中間比較回路M1〜M128 を構成する個々の差動
対トランジスタの変換精度の水準により、9ビット以上
の分解能を有するA/Dコンバータを構成することが可
能となる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1のA
/Dコンバータによれば、差動増幅回路,比較回路及び
論理回路から成るn個の単位比較回路と、比較回路及び
論理回路から成るk個の単位中間比較回路と、該単位比
較回路と単位中間比較回路との論理出力値を符号化する
エンコーダから構成される。
【0095】このため、Nビット以上のA/Dコンバー
タを構成しようとした場合に、アナログ信号と基準電圧
とを比較する単位比較回路や単位中間比較回路の全てを
Nビット分解能以上とすることなく、それをN−1ビッ
トの分解能に緩和することが可能となる。
【0096】このことで、低分解能の差動対トランジス
タ回路を組み合わせてA/Dコンバータを構成すること
ができることから、該トランジスタの製造バラツキの許
容範囲が緩和される結果,その生産歩留りの向上が図ら
れる。
【0097】また、従来例の基準抵抗の約半分の基準抵
抗を差動増幅器の入力部分に接続すれば良く、その入力
容量が従来例に比べて約1/2になり、当該A/D変換
の高速動作を図ることが可能となる。
【0098】さらに、本発明の第2のA/Dコンバータ
によれば、第1のA/Dコンバータにおいて、アナログ
信号を信号処理するサンプル/ホールド回路が接続され
る。このため、波形整形されたアナログ信号が単位比較
回路に供給されることにより、第1のA/Dコンバータ
と同様に高精度のアナログ/デジタル変換処理を行うこ
とが可能となる。
【0099】また、本発明の第3のA/Dコンバータに
よれば、単位比較回路の差動増幅回路が比較回路の前段
に、1以上直列に接続される。このため、当該A/Dコ
ンバータの精度特性を落とすことなく、各比較回路のオ
フセット電圧を更に緩和され、その変換精度誤差±0.5
〔LSB 〕以下を確保することができる。
【0100】さらに、本発明の第4のA/Dコンバータ
によれば、第1のA/Dコンバータにおいて、単位比較
回路が二以上の中間信号を出力する複数の比較回路から
成り、単位中間比較回路が二以上の上位中間信号と二以
上の下位中間信号とに基づいて3以上の比較結果信号を
出力する複数の比較回路から成る。
【0101】このため、分解能の低い比較回路を複数段
設けることで、そのゲインが増加することから、高分解
能のA/Dコンバータを構成することができる。これに
より、各種オーディオ装置,画像処理装置等に適用可能
な9ビット以上の高分解能のA/Dコンバータの提供に
寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るA/Dコンバータの原理図(その
1)である。
【図2】本発明に係るA/Dコンバータの原理図(その
2)である。
【図3】本発明に係るA/Dコンバータの原理図(その
3)である。
【図4】本発明の第1の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。
【図5】本発明の各実施例に係る差動バッファ及びコン
パレータの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例に係るA/Dコンバータ
の動作説明図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。
【図8】本発明の第3の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。
【図9】本発明の第4の実施例に係るA/Dコンバータ
の構成図である。
【図10】従来例に係るA/Dコンバータの構成図であ
る。
【符号の説明】
11…エンコーダ、 Un〔n=2N-1 〕,Ui,Uj…単位比較回路、 Mk〔k=n±1 〕…単位中間比較回路、 12…差動増幅回路、 13,15…比較回路、 14,16…論理回路、 17…サンプル/ホールド回路、 T1,T2…差動対トランジスタ、 R1,R2…バイアス素子、 Io…定電圧源、 Vn〔n=2N-1 〕…基準電圧、 VIN…アナログ信号、 DOUT …デジタル出力信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個の基準電圧(Vn〔n=2N-1 ,N
    =1,2,3…〕)に基づいてアナログ信号(VIN)を
    標本化するn個の単位比較回路(Un,〔n=1,2,
    3,i,j…2N-1 〕)と、前記n個の単位比較回路
    (Un)の中の隣接する2つの単位比較回路(Ui,U
    j)から出力された2つの中間信号を比較するk個の単
    位中間比較回路(Mk〔k=n±1〕)と、前記単位比
    較回路(Un)と単位中間比較回路(Mk)との論理出
    力値を符号化するエンコーダ(11)とを具備すること
    を特徴とするA/Dコンバータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記1つの単位比較回路(Un)は、差動増幅回路
    (12),比較回路(13)及び論理回路(14)から
    成り、前記差動増幅回路(12)の第1,第2の出力部
    (out1,out2)が比較回路(13)の第1,第2の
    入力部(in1,in2)に接続され、前記比較回路(1
    3)の出力部(out)が論理回路(14)の第1の入力
    部(in1)に接続され、前記差動増幅回路(12)の第
    1の入力部(in1)にアナログ信号(VIN)が入力さ
    れ、該差動増幅回路(12)の第2の入力部(in2)に
    基準電圧(Vn)が供給されることを特徴とするA/D
    コンバータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記単位中間比較回路(Mk)は比較回路(15)
    及び論理回路(16)から成り、前記比較回路(15)
    の第1の入力部(in1)が前記単位比較回路(Ui)の
    差動増幅回路(12)の第2の出力部(out2)と該単
    位比較回路(Ui)の比較回路(13)の第2の入力部
    (in2)との接続点に接続され、前記単位中間比較回路
    (Mk)の比較回路(15)の第2の入力部(in2)が
    前記単位比較回路(Uj)の差動増幅回路(12)の第
    1の出力部(out1)と該単位比較回路(Un)の比較
    回路(13)の第1の入力部(in1)との接続点に接続
    され、前記比較回路(15)の出力部(out)が論理回
    路(16)の第1の入力部(in1)と、前記単位比較回
    路(Ui)の論理回路(14)の第2の入力部(in2)
    に接続されることを特徴とするA/Dコンバータ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記アナログ信号(VIN)を信号処理するサンプル
    /ホールド回路(17)が接続されることを特徴とする
    A/Dコンバータ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記単位比較回路(Un)の差動増幅回路(12)
    が比較回路(13)の前段に、1以上直列に接続される
    ことを特徴とするA/Dコンバータ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記単位比較回路(Un)が二以上の中間信号を出
    力する複数の比較回路(13)から成り、前記前記単位
    中間比較回路(Mk)が二以上の上位中間信号と二以上
    の下位中間信号とに基づいて3以上の比較結果信号を出
    力する複数の比較回路(15)から成ることを特徴とす
    るA/Dコンバータ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記単位比較回路(Un)の差動増幅回路(12)
    や比較回路(13)及び前記単位中間比較回路(Mk)
    の比較回路(15)が差動対トランジスタ(T1,T
    2),バイアス素子(R1,R2)及び定電流源(I
    o)から成ることを特徴とするA/Dコンバータ。
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