JPH0669485B2 - シルクフィブロイン含有成形物 - Google Patents

シルクフィブロイン含有成形物

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JPH0669485B2
JPH0669485B2 JP63263774A JP26377488A JPH0669485B2 JP H0669485 B2 JPH0669485 B2 JP H0669485B2 JP 63263774 A JP63263774 A JP 63263774A JP 26377488 A JP26377488 A JP 26377488A JP H0669485 B2 JPH0669485 B2 JP H0669485B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、蚕より得られる絹の蛋白質繊維を構成する
物質であるシルクフィブロインを含有する成形物、例え
ば医学分野や生化学的分野で使用される種々の材料とし
て利用される形成物に関する。
従来の技術 絹は古来より織物用として汎用される動物性繊維である
が、近年、絹自体に物理的および生化学的特性に着目し
て医用材料や生化学的材料に応用する研究が盛んに行わ
れている。
蚕のまゆを構成する1本の絹繊維は蛋白質繊維を構成す
る物質である2本のフィブロイン(Fibroin)とその表
面を包む膠(にかわ)質のセリシン(Sericin)とから
構成されており、所謂絹糸はまゆ糸および生糸から精錬
によりセリシンを除去したものであるが、この絹糸のフ
ィブロインつまりシルクフィブロインは塩化カルシウム
や臭化リチウムの如き中性塩の水溶液に溶解して透析す
ることによってシルクフィブロイン水溶液とすることが
可能であり、この水溶液より適当な手段で膜ないしフィ
ルムを形成できる。そして、シルクフィブロイン自体は
酵素固定能を有すると共に、上記の膜やフィルムの形態
で酸素透過性が高く、かつ選択的イオン透過性および吸
収性を示すことが知られており、また従来より絹糸は手
術用の縫合糸に使用されていることから示唆されるよう
に無毒性である上に生体に対する適合性に優れている。
従って、シルクフィブロインは、上記特性を利用した種
々の医用材料や生化学的材料、例えば酵素固定膜、透析
膜、人工血管、人工皮膚、人工角膜、コンタクトレン
ズ、医薬カプセル等の材料として期待されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、シルクフィブロインを膜ないしフィルム
形態とした場合、元の絹糸のような柔軟性、伸縮性を示
さず、非常に脆く機械的強度に劣るものとなり、薄い膜
になると取扱い中に曲げると容易に折れ、破損すると共
に流延法による成膜では基体から膜を剥離すること自体
が困難になるという問題があり、このような柔軟性の欠
如として脆弱性が前記の医用材料や生化学的材料として
の実用化を阻む最大の要因となっている。また膨潤体が
水中熱の変化で寸法が変化し安定性に欠ける。
この発明は、かゝる事情に照らし、柔軟性と使用に耐え
うる強度を持ちかつシルクフィブロインの特性を利用し
た種々の医用材料や生化学的材料などに好適に使用で
き、水中熱に対する寸法安定性を持つシルクフィブロイ
ン含有成形物を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 この発明者等は、上記目的を達成するために鋭意研究を
重ねた結果、シルクフィブロインと特定の合成高分子物
質との混合物からなる成形物とすることにより、シルク
フィブロイン本来の物理的および生化学的特性が損なわ
れることなく良好な柔軟性と強度が付与され、膜ないし
フィルム形態としての用途にも充分に供し得る材料とな
ることを究明し、この発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、シルクフィブロインと、シンジ
タクトのダイアド含量が45%以上であるポリビニルアル
コールとの分子レベルの混合物からなるシルクフィブロ
イン含有成形物に係る。
そして、この発明においては、上記成形物が膜状ないし
フィルム状である構成を好適態様としている。
発明の細部構成と作用 成形物を構成する一方の成分であるしシルクフィブロイ
ンは一般に水溶液として得られ、他方の成分であるポリ
ビニルアルコール(以下、PVAと略称する)も水溶性で
あり、しかも両成分の親和性がよいから、両成分を水溶
液同士で容易に均一混合でき、この混合水溶液を適当な
成形手段を介して乾燥硬化させることにより、得られる
成形物は上記両成分が分子レベルで混合したプレンドポ
リマー形態となる。
しかして、PVAは、シルクフィブロインとの混合系にお
いて海島状のミクロ相分離構造を形成し、これによって
上記成形物に良好な柔軟性を付与する機能を有するが、
そのポリマー分子の主鎖を構成する水酸基と水素が結合
していることから、ヘテロタクト、アオソタクト、シン
ジオタクトの立体異性が存在しており、この立体規則性
の程度によって成形物の性状に差異が生じる。すなわ
ち、トリフルオロ酢酸ビニルから誘導されるようなシン
ジオタクトのダイアド含量の高いPVA(以下、s-PVAと略
する)を用いた成形物では、最も一般的な酢酸ビニルか
ら誘導されるヘテロタクトの多いアタクチックなPVA
(以下、a-PVAと略称する)を用いた成形物よりも耐水
性が高く強度的にも優れるという利点がある。
そして、特にこの発明のようにシンジオタクトのダイア
ド含量が45%以上の範囲にあるs-PVAを用いた成形物
は、親水性ではあるが、80℃あるいはそれ以上の温度ま
で水に対して安定で殆ど溶出せず、膨潤度が水の温度に
依存せず一定となることから、寸法安定性が要求される
用途や温度により活性変動を嫌う用途にも優れた適性を
示す。なお、シンジオタクトのダイアド含量が60%より
高いs−PVAは、水溶液が非常にゲル化し易いため、取
扱いおよびシルクフィブロインとの混合操作上で使用し
にくいが、ゲル化はPVAの濃度に依存するので低濃度と
すれば使用できる。
これに対し、a-PVAを用いた成形物では、成形物のa−P
VA比率が高くなるほど、また接触する水の温度が高いほ
ど溶出し易くなるため、この溶出抑制のために熱処理、
ホルマール化、凍結・解凍サイクル処理等を施す必要が
あり、特に消毒等のために熱水中に浸漬するような用途
ではホルマール化を不可避となるが、その場合には成形
物中に残存するホルマールによる生体への悪影響が問題
となる。
なお、s-PVAの重合度は500以上が好ましい。
シルクフィブロインの原料としては、良質のまゆ、生
糸、絹糸に限らず、これらの屑物、使用済みの不用とな
った絹糸や絹製衣地を使用できるほか、蚕体内にある絹
糸腺内の液状絹も使用可能である。
この発明の成形物を製造するには、シルクフィブロイン
を、セリシンが含まれる原料ではこれを周知手段で除去
した上で、塩化カルシウムの濃厚水溶液(通常40〜50%
濃度)あるいは臭化リチウムの飽和水溶液の如く中性塩
の水溶液に溶解させ、この溶液をセロファン膜等の半透
膜にて透析して塩を除去し、得られたシルクフィブロイ
ン水溶液とS-PVAの水溶液とを混合し、この混合液を用
いて所望の成形物形態に応じた適宜の手段で成形し、要
すれば不溶化を確実にするために100〜230℃の熱処理も
しくは低級アルコール中への浸漬等を行えばよい。な
お、上記両水溶液の混合は、低濃度の水溶液を使うか、
ゲル化を避けるために50℃以上で行うことが好ましい。
なお、PVAの水溶液をかき混ぜると析出する性質がある
ので、かき混ぜには十分注意する必要がある。しかし室
温付近でも溶液調製直後であればゲル化する前に混合可
能である。
膜ないしフィルム形態の成形物を得るには、通常、上記
混合液をガラス板等の平板面上に流延し、溶媒である水
を蒸発させて成膜し、この膜ないしフィルムを上記平板
面上から剥離する所謂キャスト法が採用される。なお、
この場合、平板面上にシリコーンオイル等の水揮発性液
剤を離型剤として予め塗工しておけば、剥離が容易とな
る。また平板面上に予め非水性高分子膜を形成してお
き、この膜に混合液を流して成膜し、両方の膜を平板面
から一体に剥離したのちに相互に分離するようにしても
よい。このようなキャスト法では一般に厚さ5μm以上
の膜ないしフィルムを作製できるが、1μm以下の超薄
膜でもシャボン玉法や枠法(例えば、s-PVAの単独膜に
ついての特許:特開昭60-144305号に開示された方法)
によって作製可能である。
シルクフィブロインとs-PVAとの混合割合は、前者/後
者の重量比で2/8〜8/2程度とするのがよく、シルクフィ
ブロインの比率が少なすぎるとその特性が充分に発現せ
ず、逆にs-PVAの比率が少なすぎると成形物の柔軟性お
よび強度が不足して所期の目的を達成できなくなる。
かくして得られた成形物は、柔軟性に優れ、機械的強度
も大きく、膜ないしフィルム形態でも強靱で破断しにく
ゝかなりの伸び性も有しており、しかもシルクフィブロ
イン本来の酵素固定能、酸素透過性、選択的イオン透過
性および吸着性を有し、また良好な生体適合性を示すと
共にPH2〜11の範囲で安定であり、かつ耐光性にも優れ
てシルクフィブロイン単独成形物のような黄変を生じに
くいという種々の利点を有している。また、この成形物
は、水で膨潤するが、その膨潤度は水の温度に依存せず
一定となることから、寸法安定性が要求される用途や温
度による活性変動を嫌う用途にも優れた適性を示す。
従って、膜ないしフィルム形態の成形物として酵素固定
膜、透析膜の如き選択的イオン透過膜、各種分離膜、ソ
フトコンタクトレンズ材料、人工血管、人工皮膚、人工
角膜の如き生体適合性膜、医薬カプセル等の医用および
生化学的分野を始めとする種々の材料に利用でき、また
ビーズ状や種々の形態の成形物、さらには粉体として使
用する場合の原料となる成形物として脱塩処理剤、廃液
処理剤、生化学反応用担体等への応用も期待できる。
実施例 以下、この発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1 家蚕のまゆを原料として、マルセール石鹸でセリシンを
除去し、得られた乾燥絹糸0.42gを9.3モル濃度の臭化リ
チウム水溶液中に浸漬して湯浴を用いて溶解させた後、
遠心分離し、得られた溶液をセロファンチューブにて2
日間透析して臭化リチウムを除去し、濃度1.39g/dlのシ
ルクフィブロイン水溶液を調製した。次に、この水溶液
に、トリフルオロ酢酸ビニルから誘導されたs−PVA
(重合度2720、シンジオタクトのダイアド含量55%)を
水と共にオートクレーブ中で約130℃に加熱して得られ
た濃度1.49g/dlのs−PVA水溶液を、シルクフィブロイ
ン/PVAの重量比(固形分換算)が1/1となるように室温
下で混合し、得られた混合液をガラス板の予めシリコー
ンオイルが塗工されている表面に乾燥膜厚が10μm程度
になるように流延して成膜し、この乾燥後の膜をガラス
板から剥離してシルクフィブロイン−PVA混合膜を作製
した。
実施例2 ガラス板上への流延を乾燥膜厚が30μm程度になるよう
に設定した以外は、実施例1と同様にしてシルクフィブ
ロイン−PVA混合膜を作製した。
実施例3 シルクフィブロイン/PVAの重量比を1/2とした以外は、
実施例2と同様にしてシルクフィブロイン−PVA混合膜
を作製した。
比較例 シルクフィブロインの水溶液のみを用いて実施例2と同
様にしてシルクフィブロイン単独膜を作製した。なお、
実施例1に対応した薄いシルクフィブロイン単独膜の作
製を同様に試みたが、ガラス板からの剥離時に破れて満
足な膜は得られなかった。
以上の実施例1〜3および比較例で得られた各4枚の膜
につき、膜厚を測定すると共に、それぞれヤング率、破
断強度、伸度および耐光性(25℃、7日間の日光曝露)
を試験したところ、下表の結果が得られた。なお、表中
の数値はいずれも4枚の膜の測定値の平均であり、伸度
は破断時の値を示す。またヤング率は、後述する応力−
ひずみ特性の試験結果より下記式によって算出した値で
ある。
また、上記各実施例および比較例で得られた膜をそれぞ
れ20mm×2mmの大きさに切断して試料片とし、各試料片
の両端をコ字形の支持板紙の両側辺部に接着した後、こ
の支持板紙の基辺部を切断し、これを薄膜フィルム用引
張り試験機(伸光通信社製の商品名TOM/5型引っ張り試
験機)にセットし、支持板紙の両断片間距離が10mm/分
の割合で拡大する条件によって各試料片の応力−ひずみ
特性を測定した。その結果を第1図に示す。なお、図中
の曲線A1は実施例1、A2は実施例2、A3は実施例3、B
は比較例のそれぞれ試料片に対応している。
上表および第1図の結果から、この発明に係るシルクフ
ィブロイン−PVA混合膜は、シルクフィブロイン単独膜
に比較して、柔軟性が高くかつ非常に強靱である上、耐
光性にも優れることが判る。
一方、実施例3におけるメタノール処理を施す前の混合
膜について、そのNaClの透過性を導電率測定によって調
べた。その結果を略同膜厚のs-PVA単独膜による同透過
性と共に第2図に示す。図中の曲線Cは実施例3の混合
膜、曲線Dはs-PVA単独膜のそれぞれ特性を示す。
この第2図の結果から、シルクフィブロイン−PVA混合
膜はs-PVA単独膜よりも高い電解質透過性を示し、透析
膜や各種分離膜として優れていることが判る。
発明の効果 この発明のシルクフィブロイン含有成形物は、シルクフ
ィブロインと特定のポリビニルアルコールとの混合物か
らなるため、柔軟性および強度に優れ、耐水性も良好で
あり、かつシルクフィブロイン本来の物理的および生化
学的特性、例えば酵素固定能、酸素透過性、選択的イオ
ン透過性および吸収性等を具備し、また生体適合性も良
好であり、医用材料や生化学的材料を始めとして上記特
性を利用した種々の材料に好適に使用できる。
加えて、この成形物は、膨潤度が水の温度に依存せずに
一定となることから、寸法安定性が要求される用途や温
度による活性変動を嫌う用途にも優れた適性を示すとい
う利点がある。
また、成形物が膜状ないしフィルム状であるものでは、
この発明による柔軟性および強度の改善効果が最大限に
発揮されるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例1〜3および比較例の成形物
の応力−ひずみ特性図、第2図は実施例3および参考例
の成形物の電解質透過特性図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 89/00 LSE 7415−4J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シルクフィブロインと、シンジオタクトの
    ダイアド含量が45%以上であるポリビニルアルコールと
    の分子レベルの混合物からなるシルクフィブロイン含有
    成形物。
  2. 【請求項2】膜状ないしフィルム状に形成された請求項
    (1)記載のシルクフィブロイン含有成形物。
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