JPH0669326B2 - 植木鉢栽培用マットを用いた栽培方法 - Google Patents

植木鉢栽培用マットを用いた栽培方法

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JPH0669326B2
JPH0669326B2 JP1187956A JP18795689A JPH0669326B2 JP H0669326 B2 JPH0669326 B2 JP H0669326B2 JP 1187956 A JP1187956 A JP 1187956A JP 18795689 A JP18795689 A JP 18795689A JP H0669326 B2 JPH0669326 B2 JP H0669326B2
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saucer
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進 高木
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サニー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は植木鉢で植物を栽培する方法に関し、詳しく
は、栄要素の補給に関する。
(従来技術とその問題点) 家庭内で植木鉢を育成する場合、栽培知識の少ない家庭
人によって植物が扱われるため、植木の元気がなくなっ
たり、植木を枯らしたりすることが多かった。特に、家
庭に於ては、植木鉢に水を注ぐことはできても、植物に
水以外の栄養素を与える簡易な手段はほとんどなかっ
た。
本発明は、このような問題の解決を目的としてなされた
ものである。
(問題解決の手段) 本発明は、植木鉢栽培用マットを用いた栽培方法に関す
るもので、化学繊維から成るマットに水溶性の栄要素を
含有させ、当該マットを水に浸すことによって栄要素が
導き出される植木鉢栽培用マットを、植木鉢と当該植木
鉢の鉢受皿との間に介在させ、鉢受皿に水を注ぐことに
よって、マットに含有された栄要素を溶かし出し、鉢底
の水抜穴を介して鉢内の土壌に当該水溶液を吸収せしめ
ることを内容とするものである。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図い於て、図中の符合10は栄要素を含有
させたマット、即ち植木鉢栽培用マットである。
マット10は化学繊維11をマット状に形成したものであ
る。
化学繊維11を用いると、型崩れしにくく、又、腐り難い
点で有利である。
実施例では、マット10の型崩れを防いで形態を維持する
ために、同じく化学繊維製の布部材12をマットの上面に
貼着している。
第2図中の符合13は水に溶け易いように粒状化された栄
要素である。
栄要素13は図示の通り、繊維11に織り込まれている。し
かし、この実施例に限らず、上記した布部材12と繊維層
(11)との間に挟み込んでもよい。
又、実施例ではマット10に貫通14孔を適数個穿ってあ
る。
これによって、栄要素の溶け出し効率が高められるし、
貫通孔14の径の大きさや穿つ間隔を調整することによっ
て、溶け出し量をも調整することができる。
更に又、後述するように、このマットを鉢底に敷いて用
いる場合には、鉢の上から注ぎ込まれた水を鉢底の水抜
穴21から排出するための、通水行としても機能する。
第3図の符合10は、化学繊維から成るマットに水溶性の
栄要素を含有させた植木鉢栽培用マットである。
マット10は植木鉢20の鉢底に敷かれている。このように
植木鉢20の鉢底にマット10を敷いておくと、鉢へ水を注
ぐ度に、水でマット10に含有された栄要素13が溶かし出
されて、土壌に浸透して行く。
即ち、植物に水を与える時期に、水と共に栄要素を吸収
させることができる訳である。
第4図は第3の発明の実施例を示す。
図に於て、符合10は、化学繊維から成るマットに水溶性
の栄要素を含有させた植木鉢栽培用マットである。
マット10は、植木鉢20と当該植木鉢20の鉢受皿30との間
に介在させてある。このように、植木鉢20の底と鉢受皿
30との間にマット10を敷いておくと、鉢受皿20に水を注
ぐことによって、マット10に含有された栄要素13を溶か
し出され、鉢受皿20の水は、栄要素13の水溶液となっ
て、植木鉢20の底を浸す。
植木鉢20の底には、通常水抜穴21が穿たれているから、
当該水抜穴21を通じて、鉢内の土壌と当該マット10若し
くは、水溶液31が土壌とが接触し、毛細管作用によっ
て、鉢内の土壌に栄要素が浸透して行く。
即ち、鉢受皿30に水が十分に満されている間、植物は水
と共に栄要素を吸収できる状態におかれることになり、
水やり作業を度々行なう必要がない。
(発明の効果) 本発明にかかる栽培方法は、化学繊維から成るマットに
水溶性の栄要素を含有させた植木鉢栽培用マットを、植
木鉢とその鉢受皿との間に敷いておき、鉢受皿に水を注
ぐだけで、マットに含有された栄要素を鉢受皿に注がれ
た水に溶かし出させることになるから、鉢受皿に水が満
されている間、植木鉢の水抜穴を通じて土壌へ、栄要素
が溶けこんだ水溶液を常時供給することができる。
従って、特有の臭気を放つ肥料を直接手で触ったり、土
壌の上に撒いたりする必要がなく、極めて手軽に鉢植え
植物を育てることができる。
又、鉢受皿の水が少なくなる間は、鉢の上から度々水や
りをする必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、植木鉢栽培用マットの一部切欠斜視図 第2図は、植木鉢栽培用マットの一部拡大断面図 第3図は、植木鉢栽培用マットの使用例を示す説明図、 第4図は、本発明の実施例を示す説明図である。 10……植木鉢栽培用マット 11……化学繊維、12……布部材 13……栄要素、14……貫通孔 20……植木鉢、21……水抜穴 30……鉢受皿、31……水溶液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化学繊維から成るマットに水溶性の栄要素
    を含有させ、当該マットを水に浸すことによって栄要素
    が導き出される植木鉢栽培用マットを、植木鉢と当該植
    木鉢の鉢受皿との間に介在させ、鉢受皿に水を注ぐこと
    によって、マットに含有された栄要素を溶かし出し、鉢
    底の水抜穴を介して鉢内の土壌に当該水溶液を吸収せし
    めることを特徴とする植木鉢栽培用マットを用いた栽培
    方法。
JP1187956A 1989-07-20 1989-07-20 植木鉢栽培用マットを用いた栽培方法 Expired - Lifetime JPH0669326B2 (ja)

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NL1009780C2 (nl) * 1998-07-31 2000-02-01 Peter Hubertus Elisabeth Van D Plantpot.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5632529Y2 (ja) * 1977-08-23 1981-08-03

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