JPH0668849B2 - 光学的再生方法 - Google Patents

光学的再生方法

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JPH0668849B2
JPH0668849B2 JP60254121A JP25412185A JPH0668849B2 JP H0668849 B2 JPH0668849 B2 JP H0668849B2 JP 60254121 A JP60254121 A JP 60254121A JP 25412185 A JP25412185 A JP 25412185A JP H0668849 B2 JPH0668849 B2 JP H0668849B2
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JP
Japan
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light
reflected
glass plate
diffracted light
parallel glass
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JP60254121A
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道芳 永島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク上にレーザービームを絞り、記録
された信号を再生する方法に関するものである。
従来の技術 光ディスクの記録再生信号の周波数特性を改善する方法
は特願昭60−23869号で提案されている。これは、光デ
ィスクからの反射光のうち、トラック接線方向の+1次
または−1次回折光と0次回折光とを強制的に干渉させ
る方法である。
第2図に光ディスクに情報を記録再生する光学系を示
す。半導体レーザー1からのレーザービームはコリメー
トレンズ2で平行光にされ、二つのプリズムより成るビ
ーム拡大器3で略円形にビーム整形される。そのレーザ
ービームは偏光ビームスプリッタ4、4分の1波長板5
を通って対物レンズ6により光ディスクの記録面7に絞
られる。矢印lはトラック接線方向である。
反射光のうち、対物レンズ6に戻らない反射光はレンズ
8で集められ平行光になり、プリズム9で対物レンズ6
の光軸に平行となる。即ち、凸レンズとプリズムとで対
物レンズ外の反射光を可干渉性(コヒーレンス)を維持
して導いている。対物レンズ6内外の反射光は4分の1
波長板5を通り、偏光ビームスプリッタ4で反射されて
入射光と分離される。対物レンズ6を通ってきた反射光
の一部はミラー10で反射されて、ハーフミラー11で対物
レンズ外を通ってきた反射光と干渉して、光検出器Fお
よびGで受光される。対物レンズ6を通ってきた反射光
の残りの部分はレンズ12およびミラー13により光検出器
K上に絞られ、焦点制御に用いられる。光検出器Fおよ
びGは同じ形状で、2分割されており、再生信号とトラ
ッキング制御に用いられる。対物レンズ6、レンズ8お
よびプリズム9は同じ筒に納められ、同時に焦点制御、
トラッキング制御が行なわれる。
ディスクの回転数を上げて、高い周波数の信号を記録再
生することを考える場合、拡大プリズム3を用いずに、
半導体レーザーの伝達効率を高める必要がある。この場
合、対物レンズ6上のレーザービームは第3図(a)の
14に示すように楕円形で、ディスク上のスポットも第3
図(b)の15に示すように楕円である。それでも線密度
を低下させずに、高い周波数の信号を再生できる例を第
4図に示す。第2図とは異なり、対物レンズ6内の異な
る反射回折光の+1次または−1次回折光と0次回折光
とを干渉させる。第2図と同様の部分については同一番
号を付す。
第4図において、偏光ビームスプリッタ4で反射され、
入射光路から分離された反射光のうち、半部の部分(半
円形)は、レンズ12およびミラー13により2分割された
光検出器K上に絞られて焦点制御に用いられる。光検出
器Kでの受光信号は信号再生にも用いられる。残りの反
射光(やはり半円形)については、第5図に示した対物
レンズ6の出射瞳面上の領域Sと領域Tの光が、3つの
ミラー18,19,20を用いてハーフミラー21上で干渉させら
れる。その光は光検出器F及びG(第2図と同じ)で受
光され、トラッキング制御および信号再生に用いられ
る。この第4図では線密度を維持したまま、半導体レー
ザーの伝達効率を高めて、光ディスクの回転数を大きく
して、高い周波数信号を記録再生できる。
発明が解決しようとする問題点 従来例では、+1次または−1次回折光と、0次回折光
とを干渉させるのに、マッハ・ツェンダー型に類似した
干渉計を用いており、この光学系の組立には熟練を要
し、特に近赤外の半導体レーザーでは極めて困難であ
る。
本発明は上記干渉を簡単に起こさせることのできる光学
的再生方法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、ディスクからの
反射光路中に、表面がハーフミラーでかつ裏面が殆ど全
反射の平行ガラス板を設置し、反射光のうちの+1次ま
たは−1次回折光と、0次回折光とを干渉させるもので
ある。
作用 上記構成により、平行ガラス板の表面で反射光の数10%
が反射され、表面を透過した残りの光は屈折し、裏面で
殆ど反射され、再び表面を透過し、表面だけで反射した
光とは軸が平行に少しずれたビームとなり、それらが互
いに干渉するが、その時、平行ガラス板の厚さを選定し
て、+1次または−1次回折光と、0次回折光とを干渉
させることができるようになる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、第4図と異なるところは平行ガラス板23を
用いた点であり、第4図と同一の構成要素については同
一番号を付し説明を略す。偏光ビームスプリッタ4で反
射され、ミラー22で反射されたビームは平行ガラス板23
の表面25で数10%反射されてビームaとなる。平行ガラ
ス板23の表面24を透過した光は屈折し、裏面25で95%以
上反射され、再び表面を透過してビームbとなる。ビー
ムaとビームbの軸は平行に少しずれて、互いに干渉し
合い、レンズ26を通して光検出器Fで受光される。第6
図に光検出器F上のビーム形状を示す。第5図の領域S
とTが互いに干渉する領域W(ハッチング)が生じてい
るのが理解される。
平行ガラス板(屈折率1.5)の厚さをt、反射光の入射
角θを45°とすれば、ビームaとbの軸が平行にずれる
間隔は0.76tである。対物レンズ6から返ってくる反射
ビームの半径を2mmとすれば、第6図のような干渉を起
こすには平行ガラス板の厚さは約1.3mmであればよい。
平行ガラス板の表面制度はレーザー波長の6分の1以
下、平行度は30秒以下であることが望ましい。平行ガラ
ス板の表面24の反射率を37%、裏面25の反射率を95%以
上とすれば、ビームaとbの強度はほぼ等しくなる。
第2図の場合にも、同様に平行ガラス板を用いて、対物
レンズ6の内と外の回折光を干渉させることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、反射光路中に平行ガラス
板を設置して、+1次または−1次回折光と、0次回折
光とを簡単に干渉させて、高い周波数信号を再生できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の干渉法の一実施例を説明する構成図、
第2図は従来の干渉法を説明する構成図、第3図(a)
(b)はディスクの回転数を上げて高い周波数の信号を
記録再生するために、第2図で拡大プリズムを用いない
時の対物レンズ上の入射ビームおよびディスク上のスポ
ットを示す図、第4図は第3図(b)のようなスポット
の時でも線密度を低下させずに周波数の信号を再生でき
る例を示す構成図、第5図は第4図の場合の干渉領域の
説明図、第6図は本発明の干渉領域の説明図である。 1…半導体レーザー、2…コリメータレンズ、4…偏光
ビームスプリッタ、5…4分の1波長板、6…対物レン
ズ、7…ディスク記録面、22…ミラー、23…平行ガラス
板、24…表面、25…裏面、(K)(L)…光検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザービームを光ディスク上に絞って、
    光ディスク上に記録された信号を再生する方法であっ
    て、前記光ディスクからの反射光路中に平行ガラス板を
    設置し、前記平行ガラス板の表面はハーフミラーとし、
    裏面は全反射ミラーとして、その反射面が反射光の光軸
    に対して約45度傾斜する配置とし、光ディスク上の信号
    記録面により回折された反射回折光のうちの+1次また
    は−1次回折光と、0次回折光とを干渉させ、干渉した
    光を受光して信号再生する光学的再生方法。
JP60254121A 1985-11-13 1985-11-13 光学的再生方法 Expired - Lifetime JPH0668849B2 (ja)

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JPS62114131A JPS62114131A (ja) 1987-05-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2645025B2 (ja) * 1987-09-04 1997-08-25 株式会社日立製作所 光記録再生方法
JP3246608B2 (ja) * 1991-11-18 2002-01-15 パイオニア株式会社 光学式情報再生装置
JP3109877B2 (ja) * 1991-11-18 2000-11-20 パイオニア株式会社 光学式情報再生装置

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JPS62114131A (ja) 1987-05-25

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