JP3109877B2 - 光学式情報再生装置 - Google Patents
光学式情報再生装置Info
- Publication number
- JP3109877B2 JP3109877B2 JP03301773A JP30177391A JP3109877B2 JP 3109877 B2 JP3109877 B2 JP 3109877B2 JP 03301773 A JP03301773 A JP 03301773A JP 30177391 A JP30177391 A JP 30177391A JP 3109877 B2 JP3109877 B2 JP 3109877B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- signal
- order
- emitted
- diffracted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 31
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
- G11B7/131—Arrangement of detectors in a multiple array
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/13—Optical detectors therefor
- G11B7/133—Shape of individual detector elements
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/135—Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
- G11B7/1359—Single prisms
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像情報等の信号を記録
媒体に記録し、記録された記録媒体から信号を再生する
光学式情報再生装置に関し、特に、平行平面板を用いて
非点収差を発生する3ビーム方式の光学式情報再生装置
に関する。
媒体に記録し、記録された記録媒体から信号を再生する
光学式情報再生装置に関し、特に、平行平面板を用いて
非点収差を発生する3ビーム方式の光学式情報再生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学式情報再生装置とし
て図4及び図5に示すものがあった。同図において従来
の光学式情報再生装置は、光ディスク100に記録され
た情報を読出すための光ビームを発生する半導体レーザ
等の光源1と、この光源1からの光ビームを3本に分割
させる回折格子2と、分割された3本の光ビームを光デ
ィスク100側に反射すると共にこの光ディスク100
から反射された信号光に非点収差を与えて透過射出する
平行平面板3と、この平行平面板3で反射された3本の
光ビームを光ディスク100の記録面101上に結像さ
せる対物レンズ4と、前記平行平面板3から透過射出さ
れる3本の信号光相互間の間隔を拡大して結像射出する
凹レンズ7と、この凹レンズ7から出射される3本の信
号光を各々受光する光検出部8とを備える構成である。
て図4及び図5に示すものがあった。同図において従来
の光学式情報再生装置は、光ディスク100に記録され
た情報を読出すための光ビームを発生する半導体レーザ
等の光源1と、この光源1からの光ビームを3本に分割
させる回折格子2と、分割された3本の光ビームを光デ
ィスク100側に反射すると共にこの光ディスク100
から反射された信号光に非点収差を与えて透過射出する
平行平面板3と、この平行平面板3で反射された3本の
光ビームを光ディスク100の記録面101上に結像さ
せる対物レンズ4と、前記平行平面板3から透過射出さ
れる3本の信号光相互間の間隔を拡大して結像射出する
凹レンズ7と、この凹レンズ7から出射される3本の信
号光を各々受光する光検出部8とを備える構成である。
【0003】次に、前記構成に基づく従来装置の動作に
ついて説明する。前記光源1で発生される光ビームは回
折格子2により0次、+1次、−1次の3方向に回折さ
れて3本の光ビームとして射出される。この3本の光ビ
ームは平行平面板3の一側面で反射され、対物レンズ4
により光ディスク100の記録面101上に投影結像さ
せる。この光ディスク100上に投影結像された3本の
光ビームが記録面101の反射率の相違により強弱が付
けられて信号光として反射射出される。この信号光は対
物レンズ4を介して平行平面板3に入射され、平行平面
板3により非点収差が与えられて透過射出される。この
透過射出される3本の信号光は前記対物レンズ4の前側
焦平面41上に結像するような入射角で凹レンズ7に入
射され、この凹レンズ7により光検出部8の検出面上に
結像投影される。
ついて説明する。前記光源1で発生される光ビームは回
折格子2により0次、+1次、−1次の3方向に回折さ
れて3本の光ビームとして射出される。この3本の光ビ
ームは平行平面板3の一側面で反射され、対物レンズ4
により光ディスク100の記録面101上に投影結像さ
せる。この光ディスク100上に投影結像された3本の
光ビームが記録面101の反射率の相違により強弱が付
けられて信号光として反射射出される。この信号光は対
物レンズ4を介して平行平面板3に入射され、平行平面
板3により非点収差が与えられて透過射出される。この
透過射出される3本の信号光は前記対物レンズ4の前側
焦平面41上に結像するような入射角で凹レンズ7に入
射され、この凹レンズ7により光検出部8の検出面上に
結像投影される。
【0004】図5に示すように、3本の信号光が本来前
側焦平面41上に各々の狭い間隔L 1 で投影結像される
のに対して、凹レンズ7の倍率に応じた拡散特性により
3本の信号光を各々の広い間隔L2 (L2 >L1 )で光
検出部8の検出面における2つのフォトダイオード(P
D)82、83及び4分割フォトダイオード(4D−P
D)81上に結像投影されることとなる。
側焦平面41上に各々の狭い間隔L 1 で投影結像される
のに対して、凹レンズ7の倍率に応じた拡散特性により
3本の信号光を各々の広い間隔L2 (L2 >L1 )で光
検出部8の検出面における2つのフォトダイオード(P
D)82、83及び4分割フォトダイオード(4D−P
D)81上に結像投影されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学式情報再生
装置は以上のように構成されていたことから、第1従来
技術においては3本の信号光(光ビーム)相互間の間隔
を広げるために凹レンズを光路中に介装しなければなら
ず、またこの凹レンズの倍率に基づき光路長が光路L3
に相当する長さだけ長くなり(図5を参照)、装置自体
を小型化できないという課題を有していた。
装置は以上のように構成されていたことから、第1従来
技術においては3本の信号光(光ビーム)相互間の間隔
を広げるために凹レンズを光路中に介装しなければなら
ず、またこの凹レンズの倍率に基づき光路長が光路L3
に相当する長さだけ長くなり(図5を参照)、装置自体
を小型化できないという課題を有していた。
【0006】このような課題を解消するために凹レンズ
を光路中に介装することなく、平行平面板の一側面から
他側面へ直接透過射出される信号光を光検出部で検出す
ると共に、平行平面板の一側面を透過して他側面で反射
した後再度一側面を透過して射出される信号光を新たに
設けられる他の検出部で検出する構成とすることも考え
られる。この光検出部は3本の信号光の主ビーム(0次
光)を検出してRF信号及びフォーカスエラー信号を出
力する。また、新たに設けられる他の検出部は3本の信
号光の2つの副ビーム(±1次光)を検出してトラッキ
ングエラー信号を出力する。
を光路中に介装することなく、平行平面板の一側面から
他側面へ直接透過射出される信号光を光検出部で検出す
ると共に、平行平面板の一側面を透過して他側面で反射
した後再度一側面を透過して射出される信号光を新たに
設けられる他の検出部で検出する構成とすることも考え
られる。この光検出部は3本の信号光の主ビーム(0次
光)を検出してRF信号及びフォーカスエラー信号を出
力する。また、新たに設けられる他の検出部は3本の信
号光の2つの副ビーム(±1次光)を検出してトラッキ
ングエラー信号を出力する。
【0007】しかしながら、このような光学式情報再生
装置は平行平面板の一側面から射出される3本の信号光
が光源側に射出されることから、一側面から射出される
3本の信号光が再度回折格子に入射して回折されること
となる。このような回折格子の回折作用により、2つの
副ビーム(±1次光)以外に主ビーム(0次光)の回折
光も他の検出部に入射することとなり、トラッキングエ
ラー信号を正常に検出できないという新たな課題を生じ
ることとなる。
装置は平行平面板の一側面から射出される3本の信号光
が光源側に射出されることから、一側面から射出される
3本の信号光が再度回折格子に入射して回折されること
となる。このような回折格子の回折作用により、2つの
副ビーム(±1次光)以外に主ビーム(0次光)の回折
光も他の検出部に入射することとなり、トラッキングエ
ラー信号を正常に検出できないという新たな課題を生じ
ることとなる。
【0008】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、信号光の検出を正確に行なうと共に、装置全
体を小型化できる光学式情報再生装置を提案することを
目的とする。
たもので、信号光の検出を正確に行なうと共に、装置全
体を小型化できる光学式情報再生装置を提案することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光学式情報再生
装置は、記録媒体の記録面に記録された情報を読出すた
めの光ビームを発生させる光源と、前記光源からの光ビ
ームを回折させて回折方向に並んだ0次の主ビームと±
1次の副ビームとに分割する回折格子と、一側外面と他
側外面とが平行な媒体で形成され、前記分割された3本
の光ビームを一側外面で反射して前記記録媒体の記録面
へ入射し、当該入射される3本の光ビームが記録面で反
射されて得られる信号光を一側外面から入射して他側外
面から透過射出すると共に、当該信号光の一部を他側内
面で反射して一側外面へ透過射出する平行平面板と、前
記平行平面板の他側外面から透過射出される3本の信号
光のうち0次の主ビームを受光して信号光を検出する第
1の検出手段と、前記平行平面板の一側外面から透過射
出される3本の信号光が前記回折格子を介して入射さ
れ、当該回折格子により回折された3本の信号光におけ
る回折光のうち+1次の副ビームの−1次光と−1次の
副ビームの+1次光とを各々受光してトラッキングエラ
ー信号を検出する第2の検出手段とを備えるものであ
る。
装置は、記録媒体の記録面に記録された情報を読出すた
めの光ビームを発生させる光源と、前記光源からの光ビ
ームを回折させて回折方向に並んだ0次の主ビームと±
1次の副ビームとに分割する回折格子と、一側外面と他
側外面とが平行な媒体で形成され、前記分割された3本
の光ビームを一側外面で反射して前記記録媒体の記録面
へ入射し、当該入射される3本の光ビームが記録面で反
射されて得られる信号光を一側外面から入射して他側外
面から透過射出すると共に、当該信号光の一部を他側内
面で反射して一側外面へ透過射出する平行平面板と、前
記平行平面板の他側外面から透過射出される3本の信号
光のうち0次の主ビームを受光して信号光を検出する第
1の検出手段と、前記平行平面板の一側外面から透過射
出される3本の信号光が前記回折格子を介して入射さ
れ、当該回折格子により回折された3本の信号光におけ
る回折光のうち+1次の副ビームの−1次光と−1次の
副ビームの+1次光とを各々受光してトラッキングエラ
ー信号を検出する第2の検出手段とを備えるものであ
る。
【0010】
【作用】本発明においては、光源からの光ビームを回折
格子で3本の光ビームに回折して分割射出し、この3本
の光ビームを平行平面板の一側面で反射して対物レンズ
を介して記録媒体に投射し、記録媒体からの3本の信号
光を平行平面板の他側面で一部を透過射出すると共に他
側面で他の信号光を反射して一側面から透過射出し、前
記透過射出された3本の信号光のうち0次の主ビームを
第1の検出手段で受光し、前記3本の信号光のうち+1
次の副ビームの−1次光と−1次の副ビームの+1次光
とを第2の検出手段で各々受光してトラッキングエラー
信号を出力するようにしたので、主ビームの影響を受け
ることなく副ビームを検出できることとなり、トラッキ
ングエラー信号検出のための信号光を正確に検出する。
さらに、第1、第2の各検出手段で各信号光を検出する
ようにしたので、信号光の光路長が短くなり、装置自体
を小型化できる。
格子で3本の光ビームに回折して分割射出し、この3本
の光ビームを平行平面板の一側面で反射して対物レンズ
を介して記録媒体に投射し、記録媒体からの3本の信号
光を平行平面板の他側面で一部を透過射出すると共に他
側面で他の信号光を反射して一側面から透過射出し、前
記透過射出された3本の信号光のうち0次の主ビームを
第1の検出手段で受光し、前記3本の信号光のうち+1
次の副ビームの−1次光と−1次の副ビームの+1次光
とを第2の検出手段で各々受光してトラッキングエラー
信号を出力するようにしたので、主ビームの影響を受け
ることなく副ビームを検出できることとなり、トラッキ
ングエラー信号検出のための信号光を正確に検出する。
さらに、第1、第2の各検出手段で各信号光を検出する
ようにしたので、信号光の光路長が短くなり、装置自体
を小型化できる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図4に基づい
て説明する。前記各図において本実施例に係る光学式情
報再生装置は、前記図4記載の従来装置と同様に光源
1、回折格子2、平行平面板3及び対物レンズ4を共通
して備え、前記平行平面板3が信号光を射出する分光状
態を異にすると共に、当該分光射出された各信号光を受
光検出する第1及び第2の光検出部5、6を備える構成
である。
て説明する。前記各図において本実施例に係る光学式情
報再生装置は、前記図4記載の従来装置と同様に光源
1、回折格子2、平行平面板3及び対物レンズ4を共通
して備え、前記平行平面板3が信号光を射出する分光状
態を異にすると共に、当該分光射出された各信号光を受
光検出する第1及び第2の光検出部5、6を備える構成
である。
【0012】前記平行平面板3は一側面31及び他側面
32とが平行な透明媒体で形成され、前記回折格子2に
より0次、±1次に分割された3本の光ビームを一側面
31で反射して光ディスク100側に入射し、この入射
された3本の光ビームが光ディスク100の記録面10
1で反射されて得られる3本の信号光を一側面31から
入射して他側面32から透過射出すると共に、当該3本
の信号光の一部を他側面32で反射して一側面31から
透過射出する構成である。
32とが平行な透明媒体で形成され、前記回折格子2に
より0次、±1次に分割された3本の光ビームを一側面
31で反射して光ディスク100側に入射し、この入射
された3本の光ビームが光ディスク100の記録面10
1で反射されて得られる3本の信号光を一側面31から
入射して他側面32から透過射出すると共に、当該3本
の信号光の一部を他側面32で反射して一側面31から
透過射出する構成である。
【0013】前記第1の光検出部5は、前記対物レンズ
4の前側焦平面41上であって平行平面板3の他側面3
2に対向する位置に形成される一つの4分割フォトダイ
オード(4D−PD)51を有し、平行平面板3の他側
面32から透過射出される3本の信号光のうち中央の主
ビーム(0次光)の信号光I0 を検出してRF信号及び
フォーカスサーボ制御信号として出力する構成である。
4の前側焦平面41上であって平行平面板3の他側面3
2に対向する位置に形成される一つの4分割フォトダイ
オード(4D−PD)51を有し、平行平面板3の他側
面32から透過射出される3本の信号光のうち中央の主
ビーム(0次光)の信号光I0 を検出してRF信号及び
フォーカスサーボ制御信号として出力する構成である。
【0014】前記第2の光検出部6は、前記対物レンズ
4の前側焦平面41上であって平行平面板3の一側面3
1に対向する位置に形成される二つのフォトダイオード
61、62を備える構成である。この二つのフォトダイ
オード61、62は、前記平行平面板3の一側面31か
ら透過射出される3本の信号光I0 、I+1、I-1が前記
回折格子を介して入力され、この回折格子により回折さ
れた3本の信号光I0 、I+1、I-1のうち信号光I
+1(+1次の副ビーム)の−1次光I+1(-1)と信号光I
-1(−1次の副ビーム)の+1次光I-1(+1)とが各々結
像する位置に配設され、この+1次光I+1(-1)と−1次
光I-1(+1)とを各々受光してトラッキングサーボ制御信
号として出力する構成である。
4の前側焦平面41上であって平行平面板3の一側面3
1に対向する位置に形成される二つのフォトダイオード
61、62を備える構成である。この二つのフォトダイ
オード61、62は、前記平行平面板3の一側面31か
ら透過射出される3本の信号光I0 、I+1、I-1が前記
回折格子を介して入力され、この回折格子により回折さ
れた3本の信号光I0 、I+1、I-1のうち信号光I
+1(+1次の副ビーム)の−1次光I+1(-1)と信号光I
-1(−1次の副ビーム)の+1次光I-1(+1)とが各々結
像する位置に配設され、この+1次光I+1(-1)と−1次
光I-1(+1)とを各々受光してトラッキングサーボ制御信
号として出力する構成である。
【0015】次に、前記構成に基づく本実施例装置の動
作について説明する。まず、光源1から射出される光ビ
ームを回折格子2により0次、±1次の三方向に回折さ
せ、回折方向に直列に並んだ状態で分割し、この分割さ
れる3本の光ビームを平行平面板3の一側面31で光デ
ィスク100側に反射させる。この反射された3本の光
ビームは対物レンズ4の集光結像作用により光ディスク
100の記録面101上に投影結像され、この記録面1
01の反射率の相違により強弱が付けられて3本の信号
光I0 、I+1、I-1として反射される。
作について説明する。まず、光源1から射出される光ビ
ームを回折格子2により0次、±1次の三方向に回折さ
せ、回折方向に直列に並んだ状態で分割し、この分割さ
れる3本の光ビームを平行平面板3の一側面31で光デ
ィスク100側に反射させる。この反射された3本の光
ビームは対物レンズ4の集光結像作用により光ディスク
100の記録面101上に投影結像され、この記録面1
01の反射率の相違により強弱が付けられて3本の信号
光I0 、I+1、I-1として反射される。
【0016】この3本の信号光I0 、I+1、I-1は一部
が平行平面板3を透過射出されて第1の検出部5の4D
−PD51上に投射され、残りの一部が平行平面板3の
他側面32で反射された後一側面31を透過射出されて
第2の検出部6の2つのPD61、62上に投射される
こととなる。
が平行平面板3を透過射出されて第1の検出部5の4D
−PD51上に投射され、残りの一部が平行平面板3の
他側面32で反射された後一側面31を透過射出されて
第2の検出部6の2つのPD61、62上に投射される
こととなる。
【0017】前記4D−PD51及び2つのPD61、
62への3本の信号光I0、I+1、I-1の投射状態は図
2(a)に示すようになる。この3本の信号光I 0 、I
+1 、I -1 のうちの主ビームの信号光I 0 は図2(b)に
示すように4D−PD51で受光され、周知の手段によ
りRF信号及びフォーカスサーボ信号が生成される。
62への3本の信号光I0、I+1、I-1の投射状態は図
2(a)に示すようになる。この3本の信号光I 0 、I
+1 、I -1 のうちの主ビームの信号光I 0 は図2(b)に
示すように4D−PD51で受光され、周知の手段によ
りRF信号及びフォーカスサーボ信号が生成される。
【0018】また、主ビームの信号光I0及び±1次の
副ビームの信号光I+1、I-1は各々再度回折格子2に入
力され、この回折格子2で各信号光I0、I+1、I-1が
回折分光される。この各信号光I0、I+1、I-1が回折
分光されて出射される回折光のうち、±1次の副ビーム
の信号光I+1、I-1に基づく±1次光I+1(-1)、I
-1(+1)のみが図2(c)に示す第2の検出部6の2つの
PD61、62に受光検出されることとなる。
副ビームの信号光I+1、I-1は各々再度回折格子2に入
力され、この回折格子2で各信号光I0、I+1、I-1が
回折分光される。この各信号光I0、I+1、I-1が回折
分光されて出射される回折光のうち、±1次の副ビーム
の信号光I+1、I-1に基づく±1次光I+1(-1)、I
-1(+1)のみが図2(c)に示す第2の検出部6の2つの
PD61、62に受光検出されることとなる。
【0019】この第2検出部6の受光検出状態を図3に
基づいて詳述する。同図において、前記回折格子2に主
ビームの信号光I0及び副ビームの信号光I+1、I-1が
各々入射されると、この各々の入射角に応じた方向に回
折分光される。この回折分光された回折光のうち主ビー
ムの信号光I0の0次光I0(0)が結像する回折方向に
は、副ビームの信号光I+1の+1次光I+1(+1)及び副ビ
ームの信号光I-1の−1次光I-1(-1)が各々回折結像す
る。副ビームの信号光I+1による0次光I+1(0)が結像
する回折方向には、主ビームの信号光I0による−1次
光I0(-1)も回折結像する。また、副ビームの信号光I
-1による0次光I-1(0)が結像する回折方向には、主ビ
ームの信号光I0による+1次光I0(+1)も結像する。こ
のように副ビームの信号光I+1、I-1による各0次光I
+1(0)、I-1(0)が結像する位置には主ビームの信号光I
0による回折光(±1次光)も結像することから、これ
らの影響を受けて正常なトラッキングサーボ信号が検出
できないこととなる。
基づいて詳述する。同図において、前記回折格子2に主
ビームの信号光I0及び副ビームの信号光I+1、I-1が
各々入射されると、この各々の入射角に応じた方向に回
折分光される。この回折分光された回折光のうち主ビー
ムの信号光I0の0次光I0(0)が結像する回折方向に
は、副ビームの信号光I+1の+1次光I+1(+1)及び副ビ
ームの信号光I-1の−1次光I-1(-1)が各々回折結像す
る。副ビームの信号光I+1による0次光I+1(0)が結像
する回折方向には、主ビームの信号光I0による−1次
光I0(-1)も回折結像する。また、副ビームの信号光I
-1による0次光I-1(0)が結像する回折方向には、主ビ
ームの信号光I0による+1次光I0(+1)も結像する。こ
のように副ビームの信号光I+1、I-1による各0次光I
+1(0)、I-1(0)が結像する位置には主ビームの信号光I
0による回折光(±1次光)も結像することから、これ
らの影響を受けて正常なトラッキングサーボ信号が検出
できないこととなる。
【0020】これに対し、副ビームの信号光I+1による
−1次光I+1(-1)及び副ビームの信号光I-1による+1
次光I-1(+1)が各々結像する位置には、主ビームの信号
光I 0 による影響がほとんどない。即ち、主ビームの信
号光I0 による±2次光が同位置に結像されることとな
るが、この回折された±2次光は極めて光輝度が弱く影
響を与えることがないことによる。
−1次光I+1(-1)及び副ビームの信号光I-1による+1
次光I-1(+1)が各々結像する位置には、主ビームの信号
光I 0 による影響がほとんどない。即ち、主ビームの信
号光I0 による±2次光が同位置に結像されることとな
るが、この回折された±2次光は極めて光輝度が弱く影
響を与えることがないことによる。
【0021】なお、前記平行平面板3を平行透明媒体で
形成する構成としたが、平行透明媒体の一側面31に半
透鏡のハーフミラーをコーティングして構成することも
できる。
形成する構成としたが、平行透明媒体の一側面31に半
透鏡のハーフミラーをコーティングして構成することも
できる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
光源からの光ビームを回折格子で3本の光ビームに回折
して分割射出し、この3本の光ビームを平行平面板の一
側面で反射して対物レンズを介して記録媒体に投射し、
記録媒体からの3本の信号光を平行平面板の他側面で一
部を透過射出すると共に他側面で他の信号光を反射して
一側面から透過射出し、前記透過射出された3本の信号
光のうち0次の主ビームを第1の検出手段で受光し、前
記3本の信号光のうち+1次の副ビームの−1次光と−
1次の副ビームの+1次光とを第2の検出手段で各々受
光してトラッキングエラー信号を出力するようにしたの
で、主ビームの影響を受けることなく副ビームを検出で
きることとなり、トラッキングエラー信号検出のための
信号光を正確に検出できるという効果を奏する。さら
に、第1、第2の各検出手段で各信号光を検出するよう
にしたので、信号光の光路長が短くなり、装置自体を小
型化できるという効果を奏する。
光源からの光ビームを回折格子で3本の光ビームに回折
して分割射出し、この3本の光ビームを平行平面板の一
側面で反射して対物レンズを介して記録媒体に投射し、
記録媒体からの3本の信号光を平行平面板の他側面で一
部を透過射出すると共に他側面で他の信号光を反射して
一側面から透過射出し、前記透過射出された3本の信号
光のうち0次の主ビームを第1の検出手段で受光し、前
記3本の信号光のうち+1次の副ビームの−1次光と−
1次の副ビームの+1次光とを第2の検出手段で各々受
光してトラッキングエラー信号を出力するようにしたの
で、主ビームの影響を受けることなく副ビームを検出で
きることとなり、トラッキングエラー信号検出のための
信号光を正確に検出できるという効果を奏する。さら
に、第1、第2の各検出手段で各信号光を検出するよう
にしたので、信号光の光路長が短くなり、装置自体を小
型化できるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係る光学式情報再生装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】図1に記載する実施例装置における信号光の受
光状態説明図である。
光状態説明図である。
【図3】図1に記載する実施例装置における検出部の拡
大図である。
大図である。
【図4】従来の光学式情報再生装置の全体構成図であ
る。
る。
【図5】図4に記載する従来装置の拡大図である。
1…光源 2…回折格子 3…平行平面板 4…対物レンズ 5…第1の検出部 6…第2の検出部 7…凹レンズ 8…光検出部 31…一側面 32…他側面 51…4D−PD 61、61…PD 100…光ディスク 101…記録面 I0 …主ビーム I1 、I2 …副ビーム
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体の記録面に記録された情報を読
出すための光ビームを発生させる光源と、 前記光源からの光ビームを回折させて回折方向に並んだ
0次の主ビームと、±1次の副ビームとに分割する回折
格子と、 一側外面と他側外面とが平行な媒体で形成され、前記分
割された3本の光ビームを一側外面で反射して前記記録
媒体の記録面へ入射し、当該入射される3本の光ビーム
が記録面で反射されて得られる信号光を一側外面から入
射して他側外面から透過射出すると共に、当該信号光の
一部を他側内面で反射して一側外面へ透過射出する平行
平面板と、 前記平行平面板の他側外面から透過射出される3本の信
号光のうち0次の主ビームを受光して信号光を検出する
第1の検出手段と、 前記平行平面板の一側外面から透過射出される3本の信
号光が前記回折格子を介して入射され、当該回折格子に
より回折された3本の信号光における回折光のうち+1
次の副ビームの−1次光と−1次の副ビームの+1次光
とを各々受光してトラッキングエラー信号を検出する第
2の検出手段とを備えることを特徴とする光学式情報再
生装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03301773A JP3109877B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 光学式情報再生装置 |
US07/889,057 US5185731A (en) | 1991-11-18 | 1992-05-27 | Optical data recording and reproducing apparatus including optical detector for detecting light beams reflected by a plane parallel plate and then diffracted by a diffraction grating |
EP19920306959 EP0543481B1 (en) | 1991-11-18 | 1992-07-30 | Optical information-reproducing apparatus using separately located photodetector assemblies |
DE1992617453 DE69217453T2 (de) | 1991-11-18 | 1992-07-30 | Optisches Informationsaufnahmegerät mit abgetrennt-eingeordneten Fotodetektoreinrichtungen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03301773A JP3109877B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 光学式情報再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05144031A JPH05144031A (ja) | 1993-06-11 |
JP3109877B2 true JP3109877B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=17901003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03301773A Expired - Fee Related JP3109877B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 光学式情報再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5185731A (ja) |
JP (1) | JP3109877B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04318333A (ja) * | 1991-04-17 | 1992-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ヘッド装置 |
JP2975466B2 (ja) * | 1991-11-18 | 1999-11-10 | パイオニア株式会社 | 光学式情報再生装置 |
JP3246608B2 (ja) * | 1991-11-18 | 2002-01-15 | パイオニア株式会社 | 光学式情報再生装置 |
KR100230227B1 (ko) * | 1993-04-30 | 1999-11-15 | 윤종용 | 광픽업 |
WO2022058978A1 (en) | 2020-09-21 | 2022-03-24 | Amo Development, Llc | Multi-use beam sampler in laser beam delivery path of ophthalmic laser system |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL7907216A (nl) * | 1979-09-28 | 1981-03-31 | Philips Nv | Optisch fokusfout-detektiestelsel. |
JPH0668849B2 (ja) * | 1985-11-13 | 1994-08-31 | 松下電器産業株式会社 | 光学的再生方法 |
US4817074A (en) * | 1985-12-19 | 1989-03-28 | Nec Corporation | Method and apparatus for detecting the focusing state and positioning accuracy of a light beam directed onto an optical disk tracking guide in an optical recording system |
DE3776945D1 (de) * | 1986-04-18 | 1992-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | Optischer kopf. |
KR900008380B1 (ko) * | 1986-07-01 | 1990-11-17 | 미쓰비시덴기 가부시기 가이샤 | 광학식 헤드장치 |
JPH0827965B2 (ja) * | 1986-08-29 | 1996-03-21 | 株式会社日立製作所 | 光学式再生装置 |
JPH0721866B2 (ja) * | 1986-11-07 | 1995-03-08 | キヤノン株式会社 | 光ヘツド装置 |
JP2710675B2 (ja) * | 1989-10-30 | 1998-02-10 | 株式会社日本コンラックス | 光学情報記録再生用光ヘッド |
-
1991
- 1991-11-18 JP JP03301773A patent/JP3109877B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-05-27 US US07/889,057 patent/US5185731A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5185731A (en) | 1993-02-09 |
JPH05144031A (ja) | 1993-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0758559B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2793067B2 (ja) | 光ヘッド | |
JPH07129980A (ja) | 光ピックアップ | |
JP3193105B2 (ja) | チルトエラー検出装置 | |
JP3109877B2 (ja) | 光学式情報再生装置 | |
JP3246608B2 (ja) | 光学式情報再生装置 | |
JPH01253841A (ja) | ホログラムを用いた受光装置及び光ヘッド装置 | |
JP2975466B2 (ja) | 光学式情報再生装置 | |
EP0543481B1 (en) | Optical information-reproducing apparatus using separately located photodetector assemblies | |
JPH08221789A (ja) | 光情報処理装置 | |
JP3455675B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2616722B2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
JP2838930B2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
JPH0963111A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH0675300B2 (ja) | 光学式ヘッド装置 | |
JP2001076371A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH02193333A (ja) | 光ピックアップ | |
JP3401288B2 (ja) | 光検出ユニット | |
JP4634627B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH0474320A (ja) | 3ビーム方式光学ヘッド | |
JPH04339330A (ja) | 光ヘッド | |
KR100211819B1 (ko) | 광 픽업 장치 | |
JP3294092B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH09161296A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH05128577A (ja) | 光ピツクアツプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |