JPH0668519B2 - 最大値検出表示装置 - Google Patents

最大値検出表示装置

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JPH0668519B2
JPH0668519B2 JP6875886A JP6875886A JPH0668519B2 JP H0668519 B2 JPH0668519 B2 JP H0668519B2 JP 6875886 A JP6875886 A JP 6875886A JP 6875886 A JP6875886 A JP 6875886A JP H0668519 B2 JPH0668519 B2 JP H0668519B2
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data
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cycle
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JP6875886A
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JPS62226066A (ja
Inventor
正人 吉田
Original Assignee
日立電子株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、時刻推移に応ずるエネルギーの変化状況、ま
たは、周波数変移に応ずる周周数成分の変化状況を曲線
として表示する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
時刻推移,周波数変化等の連続的な変化に応じ、雑音,
振動等のエネルギー変化,周波数成分等をデータとして
曲線状に表示する場合、一般にFFT(Fast Fourier Trans
form.)アナライザが用いられており、近来は、マイクロ
プロセツサを含むマイクロコンピユータにより、与えら
れた測定信号を一定周期により反復して抽出すると共
に、各周期毎に処理を行ない、このデータを表示状況と
対応してビデオメモリ(以下、VM)と称するメモリ中へ
格納し、このVMの内容を読出して表示回路へ与え、ブラ
ウン管(以下、CRT)等により曲線として表示するもの
となつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来においては、各周期毎のエネルギー分布状
況または周波数成分分布状況が逐次更新して表示される
のみであり、これらの分布状況中、最も高い最大値を有
するものを検出して表示することができず、最も高い最
大値を求めるには、連続観測に基づく人為的な判断によ
るほかなく、これが困難かつ不正確となる問題を生じて
いる。
この対策としては、やや大規模なコンピユータを用い、
各周期毎のデータをすべてメモリへ格納しておき、これ
ら相互間の比較処理を行ない、最も高い最大値を有する
ものを選択して表示する手法が存在するものの、装置が
高価となり、一般的に用いるには不適当となる問題を生
ずる。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手段により
構成するものとなつている。
すなわち、上述の表示装置において、表示状況と対応し
て各1周期分のデータを各個に格納する第1および第2
のメモリと、これら各メモリ中のデータにおける各最大
値を比較し低い最大値のメモリへ現周期のデータを内容
更新のうえ格納する手段と、各メモリ中のデータにおけ
る各最大値を比較し高い最大値を有するデータの格納さ
れたメモリを判断する手段と、この判断に応じて高い最
大値を有するデータの格納されたメモリからの読出しデ
ータを表示回路へ送出する選択手段とを備えたものであ
る。
〔作用〕
したがつて、第1および第2のメモリには、低い最大値
のデータが逐次クリアされて現周期のデータが格納され
るものとなり、結果として過去から現在に至るまでの各
周期毎のデータ中、高い方の最大値を有するデータが各
メモリ中へ保持され、これらの中から更に高い最大値を
有するデータが選択されたうえ、CRT等により表示され
るものとなる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本発明の詳細を説明す
る。
第1図はブロツク図であり、騒音,振動等を検出した測
定信号Smがアナログ・デイジタル変換器(以下、ADC)
1を介し、デイジタル信号となつて主マイクロコンピユ
ータ(以下、μCP)2へ与えられている一方、副μCP
3,表示制御回路(以下、CNT)4,第1および第2のV
M5,6およびアドレスデコーダ(以下、DEC)7が周辺
に配され、これらがデータバス8およびアドレスバス9
により接続されており、CNT4によつて表示回路(以
下、DPC)10が制御されると共に、VM5,6からの読
出しデータはシフトレジスタ等の並直列変換器(以下、
PSC)11,12により直列データとなり、ORゲート1
3を介してDPC10へ与えられ、これに応じてDPC10が
CRT14を駆動し、所定の表示を行なうものとなつてい
る。
また、μCP3にはキーボード(以下、KB)15が接続さ
れており、これの操作に応じてμCP3が表示上の各種制
御を行なつている。
ここにおいて、μCP2はADC1の出力データを逐次処理
し、DEC7を介してVM5,6に対するアドレス指定を行
なうと共に、処理したデータをVM5または6へCRT14
による表示状況と対応させて格納し、これを一定周期に
よりVM5,6に対し交互に反復するものとなつている
が、各周期毎のデータをμCP2中のメモリへ少なくとも
3周期分格納し、これらに基づき、VM5と6とへ格納し
たデータにおける最大値を比較し、低い最大値の格納さ
れたVMに対して現周期のデータを内容更新のうえ格納す
るものとして書込み信号Wを送出すると共に、VM5と6
とのデータにおける各最大値を比較し、高い最大値の格
納されたVMを判断のうえ、これと対応するPSC11また
は12に対してイネーブル信号ENを送出し、高い最大値
を有するデータの格納されたVMから読出し信号Rにより
読出したデータを選択し、DPC10へ送出するものとな
つている。
また、CNT4は、文字信号発生器を内蔵しており、文字
信号をDPC10へ送出すると共に、DEC7を介してVM5,
6へアドレス指定信号を与え、これによつて読出したVM
5,6の内容に応じ、CRT14により、変数を横軸とし
データの値を縦軸としてデータを曲線により表示する制
御を反復している。
なお、μCP2は、時刻の推移に応ずる入力データの値を
一定周期により抽出し、エネルギー分布として表示する
処理と、特定時点の入力データをFFT処理し、周波数変
移に生ずる周波数成分を求め、周波数成分分布として表
示する処理とを行なえるものとなつており、μCP3を介
するKB15の操作に応じていずれかを実行するものにな
つていると共に、μCP2中のメモリには、前述のとおり
少なくとも3周期分のデータが格納され、これらの中2
周期分はVM5,6と同様に内容が逐次更新され、他の1
周期分としては現周期のデータが逐次更新のうえ格納さ
れるものとなつている。
このため、エネルギー分布表示処理においては、第2図
に示すとおり、時刻tを横軸とし、エネルギーの値dBを
縦軸とする曲線が一定周期の範囲において表示され、周
波数成分分布処理によれば、第3図のとおり、周波数
を横軸とし、周波数成分の値dBと縦軸とする曲線が一定
周期の範囲において表示される。
また、第2図の場合、VM5,6には上述の操作により、
以前の最大値Peよりも高い最大値Peを有するデータが格
納されていると共に、更に、VM5,6中の各データから
高い方の最大値Peを有するものがイネーブル信号ENによ
り選択され、このデータによる表示がなされているた
め、過去から現在に至る各周期毎のデータ中、最も高い
最大値Peを含むデータの曲線が表示される。
したがつて、第2図の表示を所定期間行なわせ、最大値
Peの時点tpをKB15の操作により指定し、かつ、第3図
の表示への切替指令を与えれば、これに応じてμCP2が
自己のメモリ中から時点tpデータを読み出し、FFT処理
を行ない、第3図の表示を行なうため、時点tpの周波数
成分分布が表示され、これによつて、最大エネルギーを
生ずる時点の周波数スペクトラムが明らかとなり、これ
の最大値p およびこのときの周波数に基づき、騒
音,雑音,振動等の原因または性質を解析することがで
きる。
ただし、測定信号Smがデイジタル信号により与えられる
場合はADC1を省略できると共に、場合によつてはμCP
3を省略し、これの機能をμCP2へ一体化してもよく、
VM5,6として大容量のものを共通に用い、これのエリ
アを分割のうえ使用しても同様であり、イネーブル信号
ENによりPSC11,12を制御せず、セレクタ等によりV
M5,6の読出しデータを選択してもよい。
また、VM5,6のデータを比較するには、最大値を比較
するほか、各々の合計値または平均値を求め、これらを
比較に用いてもほぼ同様である等、種々の変形が自在で
ある。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれば、最も
高い最大値を有するデータの曲線が自動的に表示され、
これらの最大値と対応する周波数スペクトラムを求める
等の処理が容易となり、FFTアナライザ等の各種表示装
置において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図はブロツク図、第2
図はエネルギー分布の表示状況を示す図、第3図は周波
数成分分布の表示状況を示す図である。 2……μCP(マイクロコンピユータ)、4……CNT(表
示制御回路)、5,6……VM(ビデオメモリ)、7……
DEC(アドレスデコーダ)、10……DPC(表示回路)、
11,12……PSC(並直列変換器)、13……ORゲー
ト、14……CRT(ブラウン管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的な変数に応じて値の変化するデータ
    を一定周期により反復して抽出し、曲線として表示する
    表示装置において、表示状況と対応して各1周期分の前
    記データを各個に格納する第1および第2のメモリと、
    これら各メモリ中のデータにおける各最大値を比較し低
    い最大値のメモリへ現周期のデータを内容更新のうえ格
    納する手段と、前記各メモリ中のデータにおける各最大
    値を比較し高い最大値を有するデータの格納されたメモ
    リを判断する手段と、該判断に応じて前記高い最大値を
    有するデータの格納されたメモリからの読出しデータを
    表示回路へ送出する選択手段とを備えたことを特徴とす
    る最大値検出表示装置。
JP6875886A 1986-03-28 1986-03-28 最大値検出表示装置 Expired - Lifetime JPH0668519B2 (ja)

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JP6875886A JPH0668519B2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28 最大値検出表示装置

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JPS62226066A JPS62226066A (ja) 1987-10-05
JPH0668519B2 true JPH0668519B2 (ja) 1994-08-31

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US20080270440A1 (en) * 2005-11-04 2008-10-30 Tektronix, Inc. Data Compression for Producing Spectrum Traces

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