JPH08334531A - 信号情報表示方法 - Google Patents

信号情報表示方法

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Publication number
JPH08334531A
JPH08334531A JP7166986A JP16698695A JPH08334531A JP H08334531 A JPH08334531 A JP H08334531A JP 7166986 A JP7166986 A JP 7166986A JP 16698695 A JP16698695 A JP 16698695A JP H08334531 A JPH08334531 A JP H08334531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
waveform data
data
waveform
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7166986A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kawashima
清 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Japan Ltd
Original Assignee
Sony Tektronix Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Tektronix Corp filed Critical Sony Tektronix Corp
Priority to JP7166986A priority Critical patent/JPH08334531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】大容量の波形データの全体に亘り、時間経過に
対して信号波形の変化傾向を簡単にかつ直感的に把握可
能な信号情報表示方法を提供すること。 【構成】アナログ入力信号をデジタル波形データに変換
し、該デジタル波形データを記憶し、該デジタル波形デ
ータを演算処理し、この演算処理結果をスクリーン上に
表示する信号情報表示方法であって、上記デジタル波形
データを複数の時間区分に分割し、上記複数の時間区分
毎にデータ点の存在頻度を求め、これらのデータ点の存
在頻度に基づいて、上記複数の時間区分に夫々対応する
複数の表示区分内の表示点の表示属性(輝度、濃度、
色、パターン等)を変化させて識別表示することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル・オシロスコ
ープに好適な信号情報表示方法に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】デジタル
・オシロスコープは、アナログ入力信号をデジタル波形
データに変換してメモリに記憶し、このデジタル波形デ
ータに基づいて入力信号の波形を表示する代表的な装置
である。メモリの大容量化に伴い、大量の波形データ
(例えば4Mポイントの波形データ)を記憶できるよう
になったが、表示スクリーンに表示できる波形データ点
の数は高々1000個(1Kポイント)程度に過ぎな
い。このような大容量波形データを限られた表示スクリ
ーン上に表示する際に、全体の波形データの記憶領域を
複数の区間に分割し、各区間毎に最小値及び最大値を求
め、これらの最小値及び最大値を表示する方法がある。
しかし、この方法では、各区間の最大値及び最小値のみ
の情報しか用いないので、その間の領域がべた塗り表示
となるだけで、波形データの全体の傾向が時間経過に伴
って変化する様子等の情報を表示することができない。
このような情報の必要性は、特にメモリの大容量化に伴
って生じたものであり、長い期間に亘って取り込んだ波
形データが時間経過に伴ってどのように変化する傾向が
あるかを全体的にかつ簡単に把握できることが望まし
い。
【0003】本発明の目的は、大容量の波形データの全
体に亘り、時間経過に対して信号波形の変化傾向を簡単
にかつ直感的に把握可能な信号情報表示方法を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明は、アナログ入力信
号をデジタル波形データに変換し、該デジタル波形デー
タを記憶し、該デジタル波形データを演算処理し、この
演算処理結果をスクリーン上に表示する信号情報表示方
法であって、上記デジタル波形データを複数の時間区分
に分割し、上記複数の時間区分毎にデータ点の存在頻度
を求め、該データ点の存在頻度に基づいて、上記複数の
時間区分に夫々対応する複数の表示区分内の表示点を識
別表示することを特徴とする。
【0005】また、本発明は、上記複数の表示区分内の
表示点を、夫々対応する上記複数の時間区分の上記デー
タ点の存在頻度に応じて輝度、濃度、色又はパターンを
変化させて識別表示することを特徴とする。
【0006】更に、上記複数の時間区分は、夫々等しい
数のデータ点を含むことを特徴とする。上記複数の表示
区分は、各々が1つの画素列で構成される。
【0007】更に、上記複数の表示区分は、各々が少な
くとも1つの画素列を含むことを特徴とする
【0008】
【実施例】図2は、本発明の信号情報表示方法を適用す
るのに好適なデジタル・オシロスコープの構成を示すブ
ロック図である。入力端子10に印加されたアナログ入
力信号は、減衰器及び増幅器等を含む入力回路12で適
当な振幅の信号に調整され、ADC(アナログ・デジタ
ル変換器)14によりデジタル波形データに変換され、
このデジタル波形データは、順次波形メモリ16に記憶
される。波形メモリ16内のデジタル波形データは、必
要に応じてバス18を介してμP(マイクロ・プロセッ
サ)20の制御によりシステムメモリ22に転送され、
所定の演算処理を受ける。この演算処理後のデータ又は
波形メモリ16から直接読み出された波形データが表示
回路24の中の表示メモリ(図示せず)に転送され、C
RT(陰極線管)やLCD(液晶表示装置)のような表
示器26のスクリーン上に波形表示又はその他情報表示
として表示される。オペレータは、操作パネル28を介
してこのデジタル・オシロスコープの動作を制御する。
表示器は、白黒表示でもカラー表示でも良いが、少なく
とも多階調で輝度又は濃度を表示できるものであること
が必要であり、できればカラー表示器が望ましい。
【0009】図1は、本発明に係る信号情報表示方法の
一実施例を示す模式図である。本発明によれば、波形メ
モリ16に記憶されたデジタル波形データを複数の時間
区分に分割する。例えば、1M(10の6乗)ポイント
の波形データをメモリに記憶している場合には、1K
(10の3乗)ポイントずつ1000等分する。波形デ
ータは取込時点毎に経時的に記憶されているので、各時
間区分は、全体の波形データの取込時間の1000分の
1の時間内に取り込まれたデータを含んでいる。これら
の1000個の時間区分のうち2つの時間区分30及び
32を模式的に示している。正弦波の波形データ34が
記憶されており、各時間区分毎に1000(1K)ポイ
ントのデータ点で構成されている。これらの時間区分内
の夫々の波形データ点の電圧レベルの存在頻度をμP2
0が計算する。各時間区分の波形データ点の存在頻度に
基づいて、表示器26の表示スクリーン36上の対応す
る表示区分内に輝度、濃度、色、パターン等の表示属性
を変化させて識別表示する。図1において、波形メモリ
16内の時間区分30のデータ点の存在頻度情報に基づ
いてスクリーン上の表示区分38に識別表示される。同
様に、時間区分32の波形データに基づくデータ点の頻
度情報に基づいて表示区分40にデータ点の存在頻度を
識別表示する。これらの表示区分を表示スクリーン36
の全体に連続的に表示すれば、波形メモリ16内の全て
の波形データに基づくデータ点の存在頻度情報が時間的
に圧縮された状態で表示されることになる。この表示状
態の様子を模式的に斜線領域で示している。図1の表示
例の場合、波形メモリ16に記憶されている波形が正弦
波のデータなので、正弦波の山と谷の付近の部分42が
存在頻度が高く、それらの間の部分44の領域はデータ
点の存在頻度が比較的低くなっていることが認識でき
る。また、正弦波信号の領域から外れた部分46では何
も表示されず、波形データ点が存在しない領域であるこ
とが認識できる。このように、データ点の存在頻度を表
示点の輝度、濃度、色、パターン等の表示属性を変化さ
せて識別表示することにより、波形メモリ16に記憶さ
れた大量の波形データの全体に亘るデータ点の存在分布
傾向が把握できる。このような情報は、従来の装置や表
示方法では認識が不可能であった。
【0010】表示スクリーン36上の複数の表示区分
は、少なくとも1本の画素列を含んでいる。図1では、
表示スクリーン36を1000本の画素列で構成してい
るので、1000個の時間区分のデータ点の頻度情報を
夫々1000本の画素列に1対1に対応させて表示する
ようにしている。しかし、時間区分の数と表示スクリー
ンに表示できる画素列の数に応じて、2本又はそれ以上
の数の画素列で1つの時間区分のデータ点の頻度情報を
表示するようにしても良い。
【0011】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明は、上述の実施例のみに限定されるものではな
く、本発明の要旨から逸脱することなく、種々の変形及
び修正を加え得ることは当業者には明らかである。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、波形メモリ内の大量の
波形データの全体に亘る存在頻度情報が1画面分に圧縮
されて一目瞭然に表示できるので、視覚的に波形データ
のデータ点の時間経過に対する存在傾向を容易に把握す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための模式図であ
る。
【図2】本発明を利用するのに好適なデジタル・オシロ
スコープの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
30 時間区分 32 時間区分 34 デジタル波形データ 36 表示スクリーン 38 表示区分 40 表示区分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をデジタル波形データ
    に変換し、該デジタル波形データを記憶し、該デジタル
    波形データを演算処理し、この演算処理結果をスクリー
    ン上に表示する信号情報表示方法であって、 上記デジタル波形データを複数の時間区分に分割し、 上記複数の時間区分毎にデータ点の存在頻度を求め、 該データ点の存在頻度に基づいて、上記複数の時間区分
    に夫々対応する複数の表示区分内の表示点を識別表示す
    ることを特徴とする信号情報表示方法。
  2. 【請求項2】 上記複数の表示区分内の表示点を、夫々
    対応する上記複数の時間区分の上記データ点の存在頻度
    に応じて輝度、濃度、色又はパターンを変化させて識別
    表示することを特徴とする請求項1記載の信号情報表示
    方法。
  3. 【請求項3】 上記複数の時間区分は、夫々等しい数の
    データ点を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の
    信号情報表示方法。
  4. 【請求項4】 上記複数の表示区分は、各々が少なくと
    も1つの画素列を含むことを特徴とする請求項1、2又
    は3記載の信号情報表示方法。
JP7166986A 1995-06-08 1995-06-08 信号情報表示方法 Pending JPH08334531A (ja)

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JP7166986A JPH08334531A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 信号情報表示方法

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JP7166986A JPH08334531A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 信号情報表示方法

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JPH08334531A true JPH08334531A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15841287

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JP7166986A Pending JPH08334531A (ja) 1995-06-08 1995-06-08 信号情報表示方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170661A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Iwatsu Test Instruments Corp 波形表示装置

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