JPH03274468A - 波形表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル記憶回路に記憶された波形データの
表示に利用する。本発明は多量に測定された波形データ
を分割した画面として表示させる波形表示装置に関する
。

〔概要〕

本発明はディジタル記憶回路に記憶された波形データを
横軸を時間軸として表示する波形表示装置において、 表示画面上の時間軸に３以上の分割点を表示し、この分
割点で分割された時間軸毎にその時間軸を並列に配置し
て波形データを表示することにより、時間軸の分解能を
低下させずに複数の波形データを一つの画面に表示して
比較できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

近年測定器は大容量のメモリを備えるようになり、−度
に測定できるデータ点数が増加しているが、−度に表示
できるデータ数には限りがあり、１画面に多量の測定デ
ータを表示するにはスクロールするか、時間軸を圧縮す
るかの方法がとられていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような従来の方法のうちスクロールする方法では、
連続するデータの前後関係がわかりにくく、また時間軸
を圧縮する方法では、時間軸方向の分解能が低下する問
題がある。

本発明はこのような課題を解決するもので、複数に分割
した表示画面に測定データを並列的に表示することがで
きる装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、ディジタル記憶回路と、このディジタル記憶
回路に記憶された波形データを読出し横軸を時間軸とす
る画像に表示する表示手段と、この表示手段に操作入力
を与える操作手段とを備えた波形表示装置において、前
記表示手段は、前記操作入力にしたがって表示画面上の
時間軸に３以上の分割点を表示させる手段と、この分割
点で分割された時間軸毎にその時間軸を並列的に配置し
て当該波形データを表示する手段とを備えたことを特徴
とする。

前記分割点で分割された時間軸のスケールは、分割前に
表示された時間軸のスケールより拡大されたスケールで
あり、前記分割された時間軸の表゛示をハードコピー上
に表示する手段を含むことが望ましい。

〔作用〕

操作手段からの操作入力にしたがってディジクル記憶回
路に記憶された波形データを読出し、表示画面上の時間
軸に３以上の分割点を表示し、この分割点で分割された
時間軸毎にその時間軸を並列的に配置して読出した波形
データを表示する。

分割点は操作により任意に設定できる。

これにより、時間軸の分解能を低下させることなく複数
の波形データを同一の表示画面に表示することができる
。そのために波形データの時間的な前後の動向が把握し
易くなり、目的とする事象を容易に見つけ出すことがで
きる。

また、表示波形が繰り返し波形であるときに、繰り返し
点に分割点を設定して、複数回の繰り返しを比較して観
測することができる。

さらに、分割点で分割された時間軸のスケールは、分割
前に表示された時間軸のスケールより拡大されたスケー
ルにすることができ、分割された時間軸の表示をハード
コピー上に表示することができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、入力波形処理手段５に接続され、プロ
グラム手段１１とメモリ１２とを有する制御手段１と、
ディジタル記憶回路２と、このディジタル記憶回路２に
記憶された波形データを読出し横軸を時間軸とする画像
に表示する表示手段３と、この表示手段３に操作入力を
与える操作手段４とを備え、表示手段３には、操作入力
にしたがって表示画面上の時間軸に３以上の分割点を表
示させる手段と、この分割点で分割された時間軸毎にそ
の時間軸を並列的に配置して当該波形データを一時格納
するワーク画面記憶手段と、記憶され波形データを表示
画面に表示する手段とを備え、分割点で分割された時間
軸のスケールは、分割前に表示された時間軸のスケール
より拡大されたスケールであり、分割された時間軸の表
示をハードコピー上に表示する手段を含む。

次に、このように構成された本発明実施例の動作につい
て説明する。

第２図は本発明実施例の動作の流れを示す流れ図、第３
図は本発明実施例の表示手段に拡大されたスケールによ
り表示された画面の例を示す図、第４図はディジタル記
憶回路に記憶された波形データを示す図である。

波形データはプログラム手段１１のプログラムに従って
制御手段１により人力波形処理手段５からディジクル記
憶回路２に記憶される。この課程には端子６に人力する
アナログ信号のレベル変換、アナログディジタル変換そ
の他が含まれるが、本発明には直接関係ないので、詳し
い説明は省略する。

操作手段４から操作人力がなされると、ディジタル記憶
回路２に記憶された全ての波形データを表示しくステッ
プ２０）、操作者に対して分割点の入力を促す（ステッ
プ２１）。操作者から分割点の入力がなされたか否かを
判断しくステップ２２）、なされていない場合はステッ
プ２１に戻り、入力されている場合は操作者に対して表
示開始点と表示終了点の人力を促す（ステップ２３）。

次いで、操作者から表示開始点および表示終了点が入力
されたか否かを判断しくステップ２４）、人力されてい
なければステップ２３に戻り、入力されている場合には
ディジタル記憶回路２から全波形データの１／４を取り
出しくステップ２５）　、Ｗ作手段４からの表示指示に
従って取り出した波形データをワーク画面記憶手段に一
時格納する（ステップ２６）。

波形データ格納後、次の１／４の分割画面の表示開始お
よび表示終了点を設定しくステップ２７）、波形データ
の表示開始点が４／４になったか否かを判断して（ステ
ップ２８）　、４／４にならない場合にはステップ２５
に戻り同様の処理を繰り返し、４／４になった場合には
ワーク画面記憶手段−に−時格納された波形データを表
示画面に切り替え表示する（ステップ２９）。

このようにディジクル記憶回路２に蓄積された波形デー
タを取り出して時間軸方向に分割し、分割したブロック
毎に並列的に表示させることができる。

この分割して表示された画面、例えば第３図に示す表示
開始点から表示終了点が１〜１００．１０１〜２００．
２０１〜３００．３０１〜４００の各画面は第４図に示
すように全体で連続した画面であり、カーソルは画面を
連続して移動し、拡大または縮小は画面全体で連動して
行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、時間軸の分解能を
低下させることなく、ディジクル記憶回路に記憶された
波形データを複数同一画面上に表示することができ、こ
れにより波形データの時間的な前後関係の動向が把握し
易くなり、目的の事象を容易に見つけ出すことができる
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例の動作の流れを示す流れ図。 第３図は本発明実施例における表示画面の例を示す図。 第４図はディジタル記憶回路に記憶された連続した波形
データを示す図。 １・・・制御手段、２・・・ディジタル記憶回路、３・
・表示手段、４・・・操作手段、５・・・入力波形処理
手段、６・・・端子、１１・・・プログラム手段、１２
・・・メモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディジタル記憶回路と、 このディジタル記憶回路に記憶された波形データを読出
   し横軸を時間軸とする画像に表示する表示手段と、 この表示手段に操作入力を与える操作手段とを備えた波
   形表示装置において、 前記表示手段は、 前記操作入力にしたがって表示画面上の時間軸に３以上
   の分割点を表示させる手段と、 この分割点で分割された時間軸毎にその時間軸を並列的
   に配置して当該波形データを表示する手段と を備えたことを特徴とする波形表示装置。 ２、前記分割点で分割された時間軸のスケールは、分割
   前に表示された時間軸のスケールより拡大されたスケー
   ルである請求項１記載の波形表示装置。 ３、前記分割された時間軸の表示をハードコピー上に表
   示する手段を含む請求項１記載の波形表示装置。