JPH03274469A - 波形表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル記憶回路に記憶された波形データの
再生表示に利用する。本発明は記憶された波形データの
時間軸方向の全体の傾向を表示するとともに特定部分を
拡大して表示できる波形表示装置に関する。

〔概要〕

本発明はディジタル記憶回路に記憶された波形データを
横軸を時間軸として表示する波形表示装置において、 画像の中に時間軸のスケール変更点を１以上含むように
し、その変更点の左右で表示波形がそれぞれ図形的に連
続するように表示することにより、画面に表示された波
形データの全体の傾向を表示するとともに、特定部分を
拡大して表示できるようにしたものである。

〔従来の技術〕

従来、ディジタル記憶回路に記憶された波形データはそ
の全体を表示するか、その一部だけを拡大または縮小し
て表示するか、あるいはオシロスコープを用いてデイレ
イ表示していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような従来の方法では、記憶された波形データの全
内容とその一部を拡大して同時に表示することができず
、プリンタを用いて記録する場合には拡大記録のだ袷に
膨大な記録紙を必要とし、またオシロスコープを用いる
場合には第８図に示すデイレイ表示のように一部を拡大
して表示することはできるが全体の波形データを表示す
ることができないので、観測者が全体を把握するに不便
である欠点がある。

本発明はこのような課題を解決するもので、同一画面に
全体の波形データを表示するとともに、特定の部分を拡
大して表示することができる装置を提供することを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、ディジタル記憶回路と、このディジタル記憶
回路に記憶された波形データを読出し横軸を時間軸とす
る画像に表示する表示手段と、この表示手段に操作入力
を与える操作手段とを備え、前記表示手段は前訂揉作入
力にしたがって前記時間軸のスケールを変更して表示す
る手段を含む波形表示装置において、前記表示手段は、
前記画像の中に前記時間軸のスケール変更点を１以上含
むように、かつその変更点の左右で表示波形がそれぞれ
図形的に連続するように表示する手段を含むことを特徴
とする。

前記表示手段には、ＣＲＴ表示手段およびまたはプリン
タ装置を用いる二とができ、前記操作手段からの入力に
したがって移動できるカーソルを前記画像上に発生する
手段と、このカーソル位置で前記時間軸のスケールを変
更させる制御手段とを含むことができる。

〔作用〕

ディジタル記憶回路に記憶された波形データに対し拡大
したい部分のスケール変更点と出力波形に対し拡大する
部分の距離とを設定し、この設定された値により変更点
の左右で表示波形がそれぞれ図形的に連続するように表
示する。

これにより、波形データの波形全体およびその波形の一
部を任意に拡大して一つの出力波形として表示すること
ができる。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図である。

本発明実施例は、電圧および温度を測定する測定装置１
に接続された制御手段２と、制御プログラムおよびその
内容を記憶するＲＯＭ４およびＲＡＭ６と、波形データ
を記憶するディジタル記憶回路５と、このディジタル記
憶回路５に記憶された波形データを読出し横軸を時間軸
とする画像に表示する表示手段を構成するＣＲＴ表示手
段３およびプリンタ装置７と、この表示手段に操作入力
を与える操作手段８とを備え、表示手段には操作入力に
したがって時間軸のスケールを変更して表示する手段を
含み、さらに、表示手段には、画像の中に時間軸のスケ
ール変更点を１以上含むように、かつその変更点の左右
で表示波形がそれぞれ図形的に連続するように表示する
手段と、操作手段８からの入力にしたがって移動できる
カーソルを画像上に発生する手段と、このカーソル位置
で時間軸のスケールを変更させる制御手段とを含む。

次に、このように構成された本発明実施例の動作につい
て説明する。第２図は本発明実施例の動作の流れを示す
流れ図である。

操作手段８からの一部拡大表示指示に従って、測定装置
１からの入力データがディジタルデータに変換されディ
ジタル記憶回路５に記憶された全波形データを表示しく
ステップ２１）、Ｆ作者に対し拡大すべき位置２個所を
指定するように促す（ステップ２２）。

次いで、拡大すべき位Ｍ２個所が入力されたか否かを判
断しくステップ２３）、入力されていない場合はステッ
プ２２に戻り処理を繰り返し、入力されている場合は操
作者に対し拡大する割合の指定を促す（ステップ２４）
。

拡大する割合の指定がなされたか否かを判断しくステッ
プ２５）、なされていない場合はステップ２４に戻り処
理を繰り返し、なされている場合には第３図の再生表示
波形に示すように指定された２個所の間を指定された拡
大割合で表示し、連続して指定された２個所以外を拡大
しないスケールでＣＲＴ表示手段３に表示する（ステッ
プ２６）。

操作者からプリント指示を受けたときには、ＣＲＴ表示
手段３に表示した部分拡大波形データをプリンタ装置７
に出力する（ステップ２７）。

記憶データ再生の条件の決定は、ディジタル記憶回路５
内のデータ位置と再生表示上の位置により任意に指定す
ることができ、この場合ディジタル記憶回路５内でＸ％
のデータを再生表示上でｙ％の位置に出力する形で指定
することにより、Ｘ％のデータの前後で ｙ　　　　１００−ｙ ｘ　　　　１００−ｘ の割合で部分圧縮を行う。

次に、本発明実施例における設定手順について説明する
。第４図は本発明実施例における波形データの同一尺度
での表示例を示す図、第５図は本発明実施例における部
分拡大された表示例を示す図である。

まず、第４図に示すように、カーソルで拡大したい部分
の波形データの位置の一方■および他の一方■を指定す
る。次いで、カーソルで拡大したい距離の一方◎および
他の一方■を指定する。その結果、出力波形は第５図に
示すように表示される。

次に、本発明実施例における拡大図作成手順について説
明する。第６図は本発明実施例における波形データの同
一尺度での拡大したい部分の位置を示す図、第７図は本
発明実施例における部分拡大された位置を示す図である
。

第６図に示すように同−尺度内でａ％の位置を拡大開始
点■、ｂ％の位置を拡大終了点■とし、第７図に示すよ
うに第６図に示す０点を拡大図上でＡ％の位記◎とし、
０点を拡大図上でＢ％の位置とすると、同一尺度上のあ
る点Ｘの拡大図上での位置Ｘは、 ただし、０≦ａ≦１００、ｏ≦ｂ≦１００Ｏ≦Ａ≦１０
０．０≦Ｂ≦１００　とするにより求めることができる
。

〔発胡の効果〕 以上説明したように本発明によれば、ディジタル記憶回
路に記憶された波形データの全体の波形を表示するとと
もに、特定部分を連続した形で拡大して表示することが
できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の構成を示すブロック図。 第２図は本発明実施例の動作の流れを示す流れ図。 第３図は本発明実施例における記憶波形と再生表示波形
との関係を示す図。 第４図は本発明実施例における波形データの同一尺度で
の表示例を示す図。 第５図は本発明実施例における部分拡大された表示例を
示す図。 第６図は本発明実施例における波形データの同一尺度で
の拡大したい部分の位置を示す図。 第７図は本発明実施例における部分拡大された位置を示
す図。 第８図は従来例におけるオシロスコープを用いた場合の
デイレイ表示の例を示す図。 １・・・測定装置、２・・・制御手段、３・・・ＣＲＴ
表示手段、４・・・ＲＯＭ、５・・・ディジタル記憶回
路、６・・・ＲＡＭ、７・・・プリンタ装置、８・・・
操作手段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ディジタル記憶回路と、 このディジタル記憶回路に記憶された波形データを読出
   し横軸を時間軸とする画像に表示する表示手段と、 この表示手段に操作入力を与える操作手段とを備え、 前記表示手段は前記操作入力にしたがって前記時間軸の
   スケールを変更して表示する手段を含む波形表示装置に
   おいて、 前記表示手段は、前記画像の中に前記時間軸のスケール
   変更点を１以上含むように、かつその変更点の左右で表
   示波形がそれぞれ図形的に連続するように表示する手段
   を含む ことを特徴とする波形表示装置。 ２、前記表示手段は、ＣＲＴ表示手段およびまたはプリ
   ンタ装置を含む請求項１記載の波形表示装置。 ３、前記表示手段は、 前記操作手段からの入力にしたがって移動できるカーソ
   ルを前記画像上に発生する手段と、このカーソル位置で
   前記時間軸のスケールを変更させる制御手段と を含む 請求項１記載の波形表示装置。