JPH0520771B2 - - Google Patents

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JPH0520771B2
JPH0520771B2 JP62320022A JP32002287A JPH0520771B2 JP H0520771 B2 JPH0520771 B2 JP H0520771B2 JP 62320022 A JP62320022 A JP 62320022A JP 32002287 A JP32002287 A JP 32002287A JP H0520771 B2 JPH0520771 B2 JP H0520771B2
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JP
Japan
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waveform
operator
screen
value
mpu
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JP62320022A
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English (en)
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JPS63163622A (ja
Inventor
Rarii Tooruman Jeemuzu
Jiin Shaabetsuku Terii
Jan Kuramuritsuchi Bebaaria
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Tektronix Inc
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Tektronix Inc
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Publication date
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Application filed by Tektronix Inc filed Critical Tektronix Inc
Publication of JPS63163622A publication Critical patent/JPS63163622A/ja
Publication of JPH0520771B2 publication Critical patent/JPH0520771B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数の波形をスクリーン上に同時に
表示し、オペレータが選択した波形に対して種々
の動作を実行し得るオシロスコープの如き波形表
示装置に好適な波形の選択方法に関する。
[従来技術] デジタル・オシロスコープの多くはスクリーン
上に複数の波形を同時に表示することが可能で、
各波形は異なる入力信号を時間の関数として表示
する。このようなオシロスコープでは、オペレー
タはスクリーン上の波形の垂直位置、トリガレベ
ル、色、及び輝度等の種々の表示属性を調整選択
することが出来る。各波形には複数の表示属性が
あり、且つ多数の波形が同時に表示されるかも知
れないので、各波形の表示属性を調整するつまみ
やスイツチ等をフロントパネル上に別々に設ける
ことは実用的ではない。従来のオシロスコープの
中には、各表示属性を制御するつまみやスイツチ
を前面パネル上に別々に設けたり、多数の表示波
形からオペレータ(操作者)が特定の波形を選択
出来るように1組の押ボタン群を設けているもの
がある。この場合、特定の波形の表示属性を変更
するには、オペレータは波形選択用つまみや押ボ
タンにより先ず波形を選択しなければならない。
一旦波形が選択された後に、オペレータの表示属
性制御用のつまみや押ボタンの調整に応じて選択
された波形の表示属性を変更する。
他のオシロスコープでは、スクリーン上に波形
選択用のメニユー(選択項目)を表示し、オペレ
ータがその選択メニユーから波形を選択出来るよ
うにすることにより、波形選択用つまみや押ボタ
ン等の必要性を低減しているものもある。このよ
うなメニユー操作のオシロスコープでは、オペレ
ータは通常スクリーン付近に設けられた1組のメ
ニユー選択押ボタンから特定のボタンを押して波
形を選択出来る。これらメニユー選択用押ボタン
は他のメニユーが表示されたときには他の目的に
使用し得るが、それでもなお波形選択に押ボタン
が必要である。メニユー操作のオシロスコープの
中には、オペレータのスクリーンへの接触に感応
し、スクリーン上の接触座標を指示する入力デー
タを機器に供給するタツチスクリーン装置を有す
るものもある。このようなタツチスクリーン制御
機器では、オペレータはスクリーンに表示された
選択メニユーに直接触れるだけでメニユーの選択
が出来るのでメニユー選択用の押ボタンの必要性
を解消することが出来る。
デジタル・オシロスコープの中には、オペレー
タが選択した波形に関する種々の測定をして表示
するものがある。例えば、オペレータが調整した
1本のカーソルの指示する選択波形上の任意の点
の値を測定し、そのデータを表示したり、オペレ
ータが調整した1対のカーソルが指示する波形上
の2点間の最小値と最大値を測定したり、或いは
オペレータが設定した選択波形上の一部分を水平
方向に拡大表示したり出来る。オペレータが選択
した波形の種々の測定がこのように自動的に実行
されるようにすることにより、各表示波形の測定
パラメータを別々に調整する為に押ボタンや制御
つまみ等の入力装置を別々に設ける必要がなくな
る。
従つて、オペレータが表示波形を任意に選択出
来るようにし、その選択波形の波形表示属性や波
形測定パラメータを種々の押ボタンやつまみ等の
入力装置を操作して調整し、オシロスコープの動
作を制御するようにすれば、各波形の調整用にこ
のような入力装置を別々に設ける必要がないの
で、入力装置の数を低減することが出来る。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このような入力装置を使用して波形表
示属性や波形測定パラメータを調整する前に、オ
ペレータは先ず波形を選択しなければならないの
で、オシロスコープの動作を制御する為にオペレ
ータが知るべき事及び行うべき事が一層複雑にな
る。例えば、メニユー操作の機器では、オペレー
タは先ずオシロスコープに波形選択メニユーを表
示させなければならず、一旦表示されたメニユー
の中から波形を選択しなければならない。その
後、オペレータは波形を選択するとスクリーンに
表示された選択メニユーを消去しなければならな
い。このように操作手順が増加するので、オペレ
ータが波形表示属性や波形測定パラメータを変更
するのに要する時間も増加してしまう。また、操
作手順が追加されると、オペレータの誤操作の頻
度も増加してしまう。なぜなら、オシロスコープ
のスクリーンに表示されている波形の順序をオペ
レータが勝手に変更してしまうと、どの波形が特
定の波形選択メニユーに対応するのかを容易に判
断出来なくなるからである。
従つて、オペレータが波形の選択データをオシ
ロスコープに入力する際に、容易に理解でき、し
かも簡単に操作可能なシステムの実現が望まれて
いた。
本発明の目的は、オペレータが波形の選択デー
タをオシロスコープの如きコンピユータ制御の波
形表示装置に入力する為の新規な波形選択方法を
提供することである。
[問題点を解決する為の手段及び作用] 本発明は複数の波形をスクリーン上に同時に表
示可能で、オペレータが選択した特定の波形に関
して、表示属性の変更や種々の測定等を実行可能
なマイクロコンピユータ(MPU)制御のオシロ
スコープの如き波形表示装置の波形選択方法に関
する。本発明によれば、オペレータはスクリーン
上に表示された波形の一部に触れるだけで特定の
波形が選択可能なオシロスコープの為のシステム
を提供している。スクリーン上の表示波形に直接
触れて行う波形選択は、人為的に波形に対応する
押ボタンを押したり、波形に対応する制御つまみ
を設定したり、波形に対応するメニユーを選択し
たりする波形選択方法よりも極めて迅速且つ直観
的に選択出来るので、誤操作をする確率も大幅に
低減する。特定の押ボタン、つまみ、又はメニユ
ーを使用して波形を選択する従来の方法では、オ
ペレータが留意すべき手順が増加するので、波形
の選択に要する時間が長くなる上に誤操作の確率
も増加する。
本発明によれば、従来のタツチスクリーン構成
により水平方向及び垂直方向の光線群がオシロス
コープのスクリーン上に形成され、各光線の交点
を囲む長方形の区域である「接触区域」にスクリ
ーン全体が分割されている。オペレータが指で光
線を遮断すると、タツチスクリーンはいつどの接
触区域が接触されたかを示す入力データをオシロ
スコープ内のMPUに供給する。MPUは各波形表
示を制御する為に記憶された波形データからオペ
レータが最後に接触した接触区域内を表示波形の
どれかが通過しているか否かを判断する。もし、
特定の波形の一部でもその接触区域内を通過して
いれば、MPUはその特定の波形をオペレータが
選択したと判断してオシロスコープのその後の動
作を制御する。
代表的なデジタル・オシロスコープでは、各波
形は複数の画素で構成された線としてスクリーン
に表示される。スクリーン上における各画素の垂
直位置は、入力信号を周期的にデジタル変換(デ
ジタイズ)して得た波形データ列の1つ1つのデ
ータによつて決まる。本発明によれば、波形の少
なくとも1画素が接触区域内にあつたとき、或い
は波形の水平及び垂直方向に連続する2個の画素
が接触区域の境界線をどこかで挟んでいるとき、
MPUはその特定の波形が接触区域を通過してい
ると判断する。後者の場合が特に重要なのは、接
触区域が矩形波の急激に変化する前縁か後縁付近
にあつて、波形を構成する画素が接触区域内に事
実上見えなくても、連続する2個の画素が接触区
域の境界線を挟んで存在する場合である。
[実施例] 本発明はMPU制御のデジタル・オシロスコー
プのスクリーンに表示された複数の波形から1波
形をオペレータが選択する為の方法及び装置に関
する。第2図はコンピユータ制御のデジタル・オ
シロスコープ10の前面を示しており、本体シヤ
ーシ12、該本体シヤーシに固定されたフロント
パネル14、制御つまみ16、スクリーン17、
フロントパネル上の押ボタン18、及び3本のプ
ラグイン20,22,24を含んでいる。各プラ
グインはフロントパネル14上の対応するスロツ
トを介して本体シヤーシ12に挿入される小型の
抜き取り可能なシヤーシを有し、オシロスコープ
10のハードウエアのサブシステムを構成してい
る。これらプラグインのハードウエア・サブシス
テムは本体シヤーシ12の後方の結線部を介して
垂直チヤンネル増幅器、トリガ回路及び他の回路
などと相互接続している。各プラグインは固有の
フロントパネルを有し、各フロントパネル上には
押ボタン、制御つまみ、入力ジヤツク等を追加す
ることができる。スクリーン17はオシロスコー
プの出力した波形、メニユー、データ及び他の図
形や文字等を表示し、タツチスクリーン19はス
クリーン17の周囲の辺に配置された光源及び光
検出器の列を含み、オペレータの指が接触したス
クリーン上の位置を指示する入力データをオシロ
スコープ10に供給する。タツチスクリーン19
の有用な応用例として、例えばオペレータは指で
スクリーンに表示されたメニユーに触れるだけで
オシロスコープの種々の動作を変更することが出
来る。このタツチスクリーンの詳細については後
述する。
第3図は、第2図のオシロスコープ10のハー
ドウエアを示すブロツク図である。被測定装置か
らの信号はプラグイン20,22,24の入力ジ
ヤツクを介してオシロスコープ10に入力し、プ
ラグインの前段処理後、波形及びトリガ入力とし
てデジタイザ30に供給される。デジタイザ30
は選択された入力信号をデジタル変換して、連続
入力信号サンプルの値を表す波形データ列を出力
し、これらの波形データ列はメモリ管理装置
(MMU)34を介して波形メモリ32に送られ
て記憶される。MMU34は波形メモリ32への
複数のアクセス要求を調停する装置である。
MMU34については、1986年9月26日出願の米
国特許出願第912024号(特願昭62−242386号に対
応)の明細書に詳細に記載されている。MMU3
4を介して表示コントローラ36が、波形メモリ
32内の波形データ列を取り込んでオシロスコー
プ表示のビツトマツプを生成し、これを表示メモ
リ38に格納する。表示コントローラ36は周期
的にビツトマツプ情報を表示メモリ38から取り
込み、その情報を表示ドライバ40に送つて、オ
シロスコープ10のスクリーン上にビツトマツプ
情報に応じた表示を出力する。
MPU44は制御線、データ線、及びアドレス
線を含むコンピユータ・バス45及びMMU34
を介して波形メモリ32のデータの読み出し及び
書き込みを行う。MPU44は好適にはインテル
社製80286型プロセツサを含み、更に、高速演算
動作のためにインテル社製80287型コプロセツサ
及び高速入出力動作のためにインテル社製82258
型直接メモリアクセス(DMA)コントローラを
内蔵していても良い。MPU44は読み出し専用
メモリ(ROM)46に記憶されているソフトウ
エア(又はフアームウエア)の制御により動作
し、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)48
には一時的にデータを格納する。ROM46及び
RAM48はバス45を介してアクセスされる。
MPU44はプログラムに従つて、例えばプラグ
イン20,22,24、デジタイザ30、表示コ
ントローラ36等の動作状態の制御などの多くの
機能を果たす。プラグイン20,22,24とバ
ス45を適当な手段で接続している入出力インタ
ーフエース(I/F)50を介してMPU44は
各プラグインに制御信号を供給する。MPU44
は更にデジタイザ30の動作モードを制御し得
る。即ち、MPU44からバス45及びMMU3
4を介して送られた指令(コマンド)が波形メモ
リ32に記憶され、その後、デジタイザ30が波
形メモリ32からその指令を読み出すのである。
また、MPU44はMMU34に指令を送り、波
形メモリに記憶されたどの波形データ列を表示コ
ントローラ36に送り表示させるかを決める。更
に、MPU44はスクリーン17上のメニユー、
図形及びデータ表示も制御するためにMMU34
に指令を送り、波形メモリ32内の表示制御デー
タの表示コントローラ36への転送を制御する。
オシロスコープ10の本体フロントパネル上の
つまみ16、押ボタン18からの入力信号、各プ
ラグインのフロントパネル上のつまみ、押ボタ
ン、スイツチからの入力信号、及びタツチスクリ
ーン19からの入力信号は夫々入出力I/F50
に検出され、各入力信号に応じたメツセージが
MPU44に送られる。これらのメツセージに応
じてMPU44は選択した動作モードに応じたオ
シロスコープの種々のサブシステムを構成する。
第3図のハードウエア構成では、つまみ16の回
転に対するオシロスコープ10の応答動作は回路
の接続状態とは関係なくソフトウエアによつて決
まる。従つて、つまみ16のどちらか一方の回転
に対する応答動作を変更することが出来るので、
各つまみによつてオシロスコープの複数の動作を
調整する事が出来る。各つまみにある時点で割り
当てられた特定の制御機能はオシロスコープのそ
の時点の動作状態に応じて決まるので、各つまみ
の制御機能はオシロスコープの動作状態が変わる
と変更される。
オシロスコープの動作状態は、例えばオペレー
タが前面パネルの押ボタンを押したり、タツチス
クリーンにより表示メニユーの選択をした場合の
ような入力信号に応じて変化し、オシロスコープ
の新しい動作状態に適した機能がつまみに自動的
に割り当てられる。例えば、オペレータが選択し
た波形上のカーソルに指示された点の値をオシロ
スコープが測定し、その測定データをスクリーン
上に表示するかも知れない。オペレータが適当な
メニユー選択をすると、オシロスコープの動作状
態が設定され、、つまみ16の一方にカーソル位
置の調整機能が割り当てられると、オペレータは
そのつまみによりカーソル位置を変更出来る。他
の動作状態にして、つまみ16を用いてオペレー
タが選択した波形の表示属性を調整しても良い。
例えばオペレータが選択した波形のトリガ遅延制
御パラメータの値を設定したり、或いはその波形
の垂直位置、垂直寸法或いは水平時間軸の制御パ
ラメータの値を設定したり出来る。
2個のつまみ16を用いて例えば表示波形の垂
直寸法(即ち、ボルト/目盛の設定)及び垂直位
置を調整する場合には、オペレータはスクリーン
上に表示された波形から1つの波形を選択しなけ
ればならないという事に留意されたい。オペレー
タは波形を選択し、つまみを動かして表示波形の
中のどの波形を調整するのかをオシロスコープに
伝える。従来のオシロスコープの中には種々の方
法でオペレータが波形の選択を出来るようにした
ものがある。例えば、各波形に対応した前面パネ
ル上の押ボタンを押したり、或いはスクリーンに
表示された波形選択メニユーから所望の波形に対
応するメニユーを選択したり出来る。しかし、本
発明によれば、オペレータはスクリーン上に表示
された波形の一部に単に触れるだけで特定の波形
を選択することが出来る。このような波形選択方
法は、特定の押ボタンやメニユーにより特定の波
形を選択する為の余分な手順にオペレータが留意
しなければならない従来の選択方法よりも一般に
より迅速且つ直観的に選択でき、誤操作の確率も
低減する。即ち、留意すべき余分な手順のある従
来の方法では、オシロスコープの調整操作に時間
がかかる上に誤操作の確率も増加する。
第4図は、タツチスクリーン19と、MPU4
4と、タツチスクリーンの入出力のための入出力
I/F50の一部分を示すブロツク図である。タ
ツチスクリーン19は11個のLEDをスクリーン
17の上辺に沿つて横1列に配置し、22個の
LEDをスクリーンの左辺に沿つて縦1列に配置
している。これらのLED51は、スクリーン1
7の直前に11×22の光線格子を発生させる。33個
の光検出器52はスクリーン17の右辺及び底辺
に並べて配置され、各光検出器は、対応する各
LEDからの光線がスクリーン上を通過して直接
対辺上に達したときにその光線を検出することが
出来る。オペレータがスクリーンに触れると、指
が光検出器の検出する光線を1本以上遮り、各光
検出器52は対応するLED51からの光線を検
出しているかどうかを示す状態出力信号を発生す
る。
入出力I/F50に内蔵されている走査回路5
3は好適にはインテル社製8279型プログラマブ
ル・キーボード・I/F装置を含み、「検出マト
リクス」モードで動作する。走査回路53は、3
ビツトの計数出力(S0−S2)を発生し、この計
数出力がデコーダ54にデコードされてその時点
の計数出力値に応じて、8本のデコーダ出力線の
1本を高論理状態にする。8本のデコーダ出力線
の中の5本がバツフア群55に入力し、バツフア
群55の各出力は、11個が水平に、22個が垂直に
配置された33個のLED51の8個までの別々の
LED群を駆動する。光検出器52の各出力信号
は8個のバツフア群56の1個に入力し、バツフ
ア群56の出力(R0−R7)が走査回路53に入
力される。
走査動作中には、走査回路53は計数出力
(S0−S2)の値を周期的に増加している。この計
数出力値が増加すると、デコーダ54は8本の出
力線の中の1本を順次高状態にし、これにより、
バツフア群55の対応するバツフアの出力が最大
8個までのLED群を駆動する。駆動されたLED
から発生された光線をオペレータが遮断しなけれ
ば、光線を検出した各光検出器はバツフア群56
の1個のバツフアの入力を高状態に駆動するの
で、そのバツフアの出力が高状態になる。オペレ
ータの指が1本の光線を遮断すると、光検出器5
2の1個の出力が低状態に変化し、その状態変化
がバツフア群56の出力線(R0−R7)の1本の
状態を変化させる。走査回路53に内蔵されてい
る8×8ビツトのメモリは計数出力(S0−S2)
の8個の異なる値に応じて戻された最大8個まで
の信号(R0−R7)の各状態を格納する。計数出
力値は限界値111に達すると、000にリセツ
トされ、再び計数を開始する。各計数出力値に対
して取り込まれた新しいデータ(R0−R7)は以
前の計数サイクル中に同じ計数出力値に対して取
り込まれた以前のデータを置換する。従つて、走
査回路53の内部メモリの64ビツトの中の33個の
各データは、最後の走査サイクル中に33個の光検
出器52の中の対応する1個の光検出器が光線を
検出したか否かを示している。内部メモリ内の残
りの31個のデータビツトはタツチスクリーンの出
力信号の状態を示すためには用いられない。走査
回路53には、現在の計数出力(S0−S2)の値
に応じて生じた入力信号(R0−R7)の現在の状
態と、計数出力値が前回に同じ値であつたときに
内部メモリに記憶されたデータの状態とを比較す
る手段も内蔵されている。走査回路53は入力信
号(R0−R7)の少なくとも1個の状態が変化し
たと判断すると、前回記憶されたデータを新しい
データに置換し、MPU44に割り込み信号
(INT)を送つてから走査動作を一時停止する。
MPU44は割り込み信号を受け取ると、8ビツ
トデータバス57を介して走査回路の内部メモリ
から64ビツトのデータを総て読み出す。MPU4
4はこれらのデータから、オペレータがタツチス
クリーンのどこに触れたかを判断する。MPU4
4は走査回路からデータを取り込んで処理する
と、割り込み終了指令を走査回路53に送り、走
査動作を再開させる。
MPU44から走査回路53に供給される他の
信号は、走査回路の動作タイミングに用いられる
クロツク信号(CLK)、走査動作を初期化するリ
セツト信号(RESET)、走査回路内のデータバ
ス・I/F回路をデータ送受信可能にするチツプ
セレクト信号(CS)、バス57のデータの流れを
制御する読み出し信号(RD*)及び書き込み信
号(WR*)(*の印はアクテイブ・ローの信号
を意味する。)、及びバス57を介して走査回路5
3に送られた信号がデータなのか指令なのかを示
すMPU44のアドレス線A0の信号がある。
MPU44がスクリーン上のオペレータによる
接触位置を判断する分解能はタツチスクリーン1
9に使用されている水平及び垂直方向の光線の数
によつて決まる。1本の垂直光線と1本の水平光
線がオペレータの指で遮断されると、MPU44
は例えば2本の光線の交点を囲む長方形の領域で
ある特定の「接触区域」58の中に指があると判
断することが出来る。従つて、各光線の交点によ
り各接触区域の中心が決まり、スクリーン17は
複数の接触区域により格子状に分割されている。
タツチスクリーンからの入力データを処理する
MPU44の動作は、タツチスクリーン割り込み
ルーチンと、クロツク信号割り込みルーチンによ
つて制御される。タツチスクリーン割り込みルー
チンの動作は、タツチスクリーンの出力データの
変化に応じて走査回路53がMPU44に割り込
みをしたときに開始される。タツチスクリーン割
り込みルーチンが実行されると、MPU44は走
査回路53に記憶されているタツチスクリーンデ
ータを読み出し、そのデータに応じてパラメータ
の値をオペレータの接触位置の座標を示す値か、
或いはオペレータがスクリーンへの接触を止めた
ことを示す値のどちらか一方の値に設定する。ク
ロツク信号割り込みルーチンの動作は、第3図の
クロツク49が割り込み信号を(好適には20ms
の周期で)出力している限り、周期的に開始され
る。クロツク信号割り込みルーチンが実行される
と、タツチスクリーン割り込みルーチンの期間中
に設定されたパラメータが示す現在の接触区域の
座標が、予め定めた数のクロツク信号が割り込む
期間中に同じ値のままであるかどうかをMPU4
4が判断し、もし、そうであれば指令がコマンド
キユーの中に格納される。この指令はオペレータ
が接触した接触区域の座標情報か、或いはオペレ
ータがスクリーンへの接触を止めたことを示す情
報を含んでいる。このコマンドキユーの中の指令
により呼び出されたルーチンをMPU44が実行
して、種々の方法で行われるスクリーンの接触、
或いは接触の中断に応答する。スクリーンへの接
触が有効であると見なされる為には、予め定めた
数のクロツク信号が割り込む期間中タツチスクリ
ーンの入力データが一定値のままでなければなら
ないので、オペレータの指が間欠的に光線を遮断
したとしても、その際の一連のタツチスクリーン
入力データを表す指令がキユーに格納される確率
は最小になる。この割り込みルーチンに関して
は、1986年12月8日出願の米国特許出願第939645
号の明細書に記載されている。
オペレータが特定の接触区域に接触したと
MPU44が判断すると、MPU44はスクリーン
に表示されたメニユーの中にその接触区域が含ま
れているかどうかを確認する。もし、その接触区
域が選択メニユーの中に含まれていれば、MPU
44はオペレータの選択に従つてオシロスコープ
の動作状態を変更する。もし、オペレータが触れ
た接触区域が表示されたメニユーの領域以外にあ
るとMPU44が判断すると、MPU44は波形メ
モリ32の中のデータから表示波形のたとえ一部
でもその接触区域内を通過しているか否かを検査
する。もし、特定の波形の一部がその接触区域内
を通過していれば、MPU44はオペレータがそ
の特定の波形を選択したと判断して、その後その
波形の選択動作を実行する。
第1A図乃至第1C図は、表示波形の何れかが
オペレータの接触した接触区域内を通過している
か否かを判断する為にMPU44が実行するサブ
ルーチンの流れ図である。このサブルーチンが呼
び出されるのは、オペレータがスクリーンに触れ
たとMPU44が判断し、且つその接触区域がス
クリーン上に表示されているメニユーの領域内に
存在しないと判断した後である。オペレータが触
れた接触区域は2個のパラメータ(xtouch及び
ytouch)によつて指定される。xtouch及び
ytouchは夫々接触域の水平(X)座標及び垂直(Y)座
標を表す。オペレータが接触区域に触れた後
MPU44はxtouch及びytouchの値を測定し、そ
のデータをメモリに記憶する。
開始後ブロツク60で、「axis search(座標軸
探索)」フラグが「invalid(無効)」状態に設定さ
れ、その後ブロツク62でytouchの値を検査し
てオペレータが触れた接触区域がスクリーン上の
波形表示領域内に存在することを確認する。その
接触区域が波形表示領域内にあれば、ブロツク6
4でaxis searchフラグが「valid(有効)」状態に
設定され、2個のパラメータ(ydata upper及び
ydata lower)の値が計算される。この2個のパ
ラメータ(ydata upper及びydata lower)は
夫々長方形の接触区域の上辺と底辺の垂直位置を
示し、これらの値は接触区域の中心の垂直座標を
表すytouchの値と接触区域の既知の垂直方向の
長さから計算される。
ブロツク64の後、或いはブロツク62で接触
区域が波形表示領域内にないと判断されると、ブ
ロツク66でwave onフラグを無効状態に設定
し、その後ブロツク68でaxis searchフラグが
まだ無効状態であるかを検査する。もしaxis
searchフラグが無効状態ならば、それは接触区域
が波形表示領域内に存在しないことを意味し、こ
のサブルーチンは終了する。しかし、axis
searchフラグが有効状態ならば、ブロツク69で
計数パラメータIが0に設定される。本発明の実
施例では、オシロスコープ10は0乃至7までの
番号を付した8個までの異なる波形を同時に表示
可能であり、パラメータIは各波形の参照番号を
示す。各波形の表示に関する種々の情報は第3図
のRAM48に記憶されており、ブロツク70で
もしIの値が7以下であれば、ブロツク74で
MPU44はRAM48内の波形表示情報を検査
し、Iに相当する波形(WFM())が実際に表
示されているかどうか判断する。もし表示されて
いなければ、ブロツク72でIの値が1増加さ
れ、ブロツク70でIの値がまだ7以下なら、
MPU44は再びRAM48の波形表示情報を検
査して次の波形が表示されているか確認する。
ブロツク70,74及び72のループ処理は、
ブロツク74で波形が表示されていると判断され
るまで、或いはブロツク70でIの値が8に達す
るまで継続する。Iが8に達すると、波形が表示
されていないことになり、接触区域内を波形が通
過していないので、ブロツク70の後でこのサブ
ルーチンは終了する。しかし、ブロツク74で波
形が表示されていると判断されると、ブロツク7
6でMPU44はxtouchの値から2個のパラメー
タ(xdata left及びxdata right)の値を計算す
る。これらのパラメータ(xdata left及びxdata
right)は夫々接触区域の左辺及び右辺間に表示
された波形の一部の最初の画素及び最後の画素に
対応する波形メモリ32の中の波形データを示し
ている。xdata leftパラメータの値は、1波形全
体を表す波形データの数をスクリーンの全幅の接
触区域の数より1少ない数(即ち、波形表示領域
の接触区域の数)で割り算し、その結果に
xtouch―1を乗算して求められる。また、
xtouch rightパラメータの値は、波形を表す波形
データの数をスクリーンの全幅の接触区域の数よ
り1少ない数で割り算し、その結果にxtouchの
値を乗算して求められる。
ブロツク80でMPU44は、xdata leftが
xdata rightより小さいかどうか判断する。これ
は波形データの数が0でない限り常に「真」であ
る。もし波形データの数が0ならば、、その波形
I(WFM())のデータは記憶されていないので
Iに相当する波形は表示されていないことにな
る。その場合には、接触区域を波形Iが通過して
いないので、処理はブロツク82に戻りIが1増
加されて次の波形の検査を開始する。xdata left
がxdata rightより小さいと、ブロツク82で整
数型変数Jがxdata leftの値に設定される。この
Jの値は、波形Iの全波形データの中でJ番目の
位置を示している。その後MPU44は、波形I
が選択された接触区域を通過しているかどうか判
断する為に一連の3つのテストを実行する。
第1テストのブロツク84では、J番目の位置
にある波形データの値(wavedata(J))がydata
lowerとydata upperとの間にあるかどうかが判
断される。もしそうであれば、波形IのJ番目の
波形データがその接触区域の上辺と底辺の間に表
示されていることを意味する。波形IのJ番目の
水平位置の画素は接触区域の左辺と右辺の間の位
置にあることが分かつているので、そのJ番目の
画素が接触区域の境界線の中に確実に存在し、オ
ペレータがその波形Iを選択したことになる。こ
の場合、MPU44はブロツク90でパラメータ
(wave on)の値をIに設定し、波形Iが選択さ
れたことを指示する。
波形IのJ番目の画素が接触区域内にない場合
には、第2テストのブロツク86でMPU44は、
wavedata(J)がydata lowerより小さく、且つ
wavedata(J+1)の値(即ち、J+1番目の波
形データの値)がydata lowerの値より大きいか
どうか判断する。この第2テストが必要なのは、
例えば波形Iが急峻に立ち上がる矩形波であつ
て、且つ接触区域がその前縁の上にあるような場
合である。この場合には、J番目の画素は接触区
域の底辺のすぐ下にあり、J+1番目の画素は接
触区域の底辺のすぐ上にあるかも知れない。この
ブロツク86が肯定されると、ブロツク90で波
形Iは選択されwave onパラメータがIに設定
される。第2テストが否定されると、第3テスト
のブロツク88が実行される。ここでは、
wavedata(J)がydata upperより大きく、且つ
wavedata(J+1)がydata upperより小さいか
どうかが判断される。この条件が満たされるの
は、接触区域が矩形波の立ち下がり縁にあつて、
波形のJ番目の画素は接触区域の上辺のすぐ上に
あり、J+1番目の画素は接触区域の上辺のすぐ
下にあるような場合である。この場合にも、ブロ
ツク90でwave onパラメータはIに設定され
る。
wavedata(J)及びwavedata(J+1)の値がブ
ロツク84,86,88の3つのテストで総て否
定されるか、或いはブロツク90でwave onの
値がIに設定されると、Jの値はブロツク91で
1増加される。ブロツク92でJの値がxdata
right−1を超えていないと判断されると、増加
されたJの値を用いたJ及びJ+1番目の新しい
位置の波形データに関し、3つのテスト、即ちブ
ロツク84,86,88が繰り返される。このよ
うに、xdata leftとxdata right−1の間にある
Jの総ての値についてこれらのテストが実行され
ると、ブロツク94でwave onの値が波形の選
択されていないことを示す無効状態にまだ設定さ
れているか否かが判断される。もし無効状態のま
まならばオシロスコープは波形選択に関する動作
変更を何もしないでこのサブルーチンを終了す
る。しかし、wave onが0から7までの値に設
定され、波形の選択が指示されると、ブロツク9
6でサブルーチン(select wfm(wave on)が呼
び出される。このサブルーチンを実行して、
wave onの値によつて指示された波形表示の輝
度を強調し、以前に選択されて強調されていた波
形の輝度を減衰することにより、新しい波形が選
択されたことをオペレータに知らせる。また、こ
の選択波形サブルーチンによりオシロスコープの
動作状態が変更されるので、選択された波形に関
して実行されるオシロスコープの動作は、結局、
wave onパラメータの値によつて指定された波
形に対して確実に実行される。この選択波形サブ
ルーチンによつて実行される動作として、例え
ば、第2図のフロントパネル上のつまみ16の動
作に応答するサブルーチンのように、選択された
波形に対して動作する他の複数のサブルーチンが
アクセス可能な1個以上の汎用変数の値を設定す
ることなども可能である。
第1A乃至1C図に基づくルーチンを実行し、
MPU44はブロツク74で各波形が表示されて
いるかどうかを検査する。この波形の検査は、I
(波形の参照変数)の値がブロツク69で0に初
期化されているので波形の参照番号順に行われ
る。表示波形が見つかるとMPU44はその波形
が接触圧域内を通過しているかどうかを確認し、
もし通過していればその波形を選択してルーチン
を終了する。オペレータが触れた接触区域内に複
数の波形が通過している場合も起こり得るが、そ
の場合には常に波形の参照番号Iの値が最小の波
形が選択される。
しかし、2つ以上の波形が接触区域内を通過し
ている場合、その接触区域に接触する毎に選択さ
れる波形が変更されると都合が良いと思われる使
用者がいるかも知れない。例えば、3個の波形
2,4及び7が総て同じ接触区域内を通過してい
る場合、最初にその接触区域が接触されると波形
2が選択され、次にその接触区域が接触されると
波形4が選択され、その接触区域の3回目の接触
によつて波形7が選択され、4回目の接触では再
び波形2が選択されるようにすると好都合である
かも知れない。第1A乃至1C図の流れ図のアル
ゴリズムを変更して、このような代わりの動作モ
ードを実現するには、第1B図の流れ図の一部を
変更するだけで良い。
第5図は、第1B図と置換可能な本発明による
他の実施例を示す流れ図である。第5図のブロツ
ク100は第1B図のブロツク68と同じであ
り、axis searchフラグが無効でなければ、ブロ
ツク101で整数Iがwave on+1の値に設定
される。wave onの値は最後に選択された波形
の参照番号である。ブロツク102でIの値が7
を超えていれば、ブロツク103でIは0に設定
され、もし、ブロツク102でIが7以下の場合
或いはブロツク103でIが0に設定された場合
には、MPU44はブロツク104でIの値が
wave onの値に等しいかどうかを確認する。も
し、Iの値がwave onに等しくなければ、MPU
44はブロツク105で波形I(WFM(I))が表
示されているかどうかを確認する。波形Iが表示
されていれば、第1B図のブロツク76からの処
理と同様にブロツク107から処理が開始され、
波形Iがオペレータの接触した接触区域を通過し
ているかどうかをMPU44が検査し、通過して
いればその波形Iが選択される。もし、ブロツク
105で波形Iが表示されていないと判断される
か、或いは波形Iが表示されていてもその波形が
接触区域を通過していないと判断された場合(第
1C図のブロツク80で否定された場合)には、
ブロツク106でIの値が1増加され、処理はブ
ロツク102に戻される。接触区域を通過してい
る表示波形が見付かるまで、或いはブロツク10
4でIの値がwave onの値に等しいと判断され
るまでこのプログラムの処理は進行する。wave
onの値はその時点で既に選択されている波形の
参照番号であるので、ブロツク104でIの値が
wave onに等しくなると、オペレータが接触し
た接触区域を通過している他の波形がなく、
wave onの値で指定された波形が選択されたま
まであるので、このルーチンは終了する。第5図
のルーチンでは、表示波形の探索はwave on+
1の値の波形から開始され、第1B図のように波
形0から開始するのではないので、オペレータが
複数の波形の通過している接触区域に触れる毎に
異なる波形が選択される。
上述のように、本発明の接触による波形選択方
法を用いたMPU制御のデジタル・オシロスコー
プでは、オペレータはスクリーン上に表示された
波形の任意部分に接触する事により特定の波形を
選択することが出来る。この波形選択方法は、押
ボタンや選択メニユーを用いる従来の方法よりも
迅速且つ直観的に波形選択することが出来るうえ
に、誤操作の確率を低減し得る。オシロスコープ
に内蔵されたMPUはタツチスクリーンからの入
力データからオペレータが触れた接触区域を判断
し、各波形の表示データから表示波形のどこか一
部がその接触区域内を通過しているかどうかを判
断する。もし、特定の波形のどこか一部でもその
接触区域内を通過していれば、MPUはその特定
の波形をオペレータが選択した波形と判断してそ
の後のオシロスコープの動作を実行する。
以上本発明の好適実施例について説明したが、
本発明はここに説明した実施例のみに限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱する事なく必
要に応じて種々の変形及び変更を実施し得る事は
当業者には明らかである。例えば、多数の波形か
ら1つの波形を選択するだけでなく、特定の波形
の一部分を選択して制御する場合等にも応用し得
ることは明白である。
[発明の効果] 本発明によれば、以下のような種々の効果が得
られる。
(a) スクリーン上に表示された波形の一部分に直
接触れるだけで所望の波形を選択出来るので、
従来の押しボタンや選択メニユーを用いる場合
より遥かに直観的で容易且つ迅速な選択が可能
であり、誤操作の確率も低減出来る。
(b) スクリーン上の指示位置を囲む特定の接触区
域内を通過する波形を選択するだけなので、指
示位置と波形との距離を計算する必要はなく、
迅速な選択動作が可能である。
(c) 複数の表示波形の中でどの波形が最後に選択
されたかを判断し、特定の接触区域を通過して
いる波形の中で最後に選択された波形以外の1
波形を選択出来るので、複数の波形が極めて近
接表示されている為にそのままでは1波形の選
択が困難な場合でも波形の表示位置を変更した
りすることなく簡単に所望の波形を選択でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図乃至第1C図は本発明による波形選択
方法の処理手順を示す一実施例の流れ図、第2図
は本発明を利用するのに好適なデジタル・オシロ
スコープ10の前面図、第3図は第2図のオシロ
スコープのハードウエア構成を示すブロツク図、
第4図は第3図のタツチスクリーン19、MPU
44、及び入出力インターフエース50の一部を
示すブロツク図、第5図は第1B図と置換可能な
本発明による波形選択方法の一部の処理手順を示
す他の実施例の流れ図である。 10はオシロスコープ、14はフロントパネ
ル、16は制御つまみ、17はスクリーン、19
はタツチスクリーン、44はマイクロコンピユー
タ、53は操作回路、58は接触区域である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スクリーン上に複数の波形を同時に表示可能
    で、該複数の波形の中から選択された1つの波形
    に関して少なくとも1動作を実行する波形表示装
    置の波形選択方法であつて、 上記スクリーンの波形表示領域部分への物体の
    接近又は接触を検出し、 上記スクリーンの波形表示領域を区分した複数
    の接触区域の中から上記物体の指示位置を囲む特
    定の接触区域を求め、 上記複数の波形の中のどの波形が最後に選択さ
    れたかを判断し、 この最後に選択された波形以外の波形が上記特
    定の接触区域を通過している時に上記最後に選択
    された波形以外の波形の中の1波形を選択し、 上記特定の接触区域内に上記最後に選択された
    波形以外の波形が全く通過していない場合に上記
    最後に選択された波形を再度選択することを特徴
    とする波形表示装置の波形選択方法。
JP62320022A 1986-12-19 1987-12-17 波形表示装置の波形選択方法 Granted JPS63163622A (ja)

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US944,304 1986-12-19

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