JPH0668507U - 磁力嵌着ホック - Google Patents
磁力嵌着ホックInfo
- Publication number
- JPH0668507U JPH0668507U JP2075093U JP2075093U JPH0668507U JP H0668507 U JPH0668507 U JP H0668507U JP 2075093 U JP2075093 U JP 2075093U JP 2075093 U JP2075093 U JP 2075093U JP H0668507 U JPH0668507 U JP H0668507U
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- JP
- Japan
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- convex
- hook
- concave
- clothes
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】要介護者や幼児の衣類、肌着、おむつ等の留め
具において脱着簡単で皮膚に優しいホックを提供する。 【構成】凸ホックはその外周部に適当数の衣類への縫着
穴を穿設なし、中央部には任意の大きさ形状を有する永
久磁石を形成している凸部6を凸設なしたものとし、凹
ホックは凸ホック同様その外周部には衣類への縫着穴を
穿設なし、中央部には前記凸ホックの凸部と当接なすと
ころに前記凸部と嵌合可能な大きさ、形状の凹部を凹設
したものである。
具において脱着簡単で皮膚に優しいホックを提供する。 【構成】凸ホックはその外周部に適当数の衣類への縫着
穴を穿設なし、中央部には任意の大きさ形状を有する永
久磁石を形成している凸部6を凸設なしたものとし、凹
ホックは凸ホック同様その外周部には衣類への縫着穴を
穿設なし、中央部には前記凸ホックの凸部と当接なすと
ころに前記凸部と嵌合可能な大きさ、形状の凹部を凹設
したものである。
Description
【0001】
要介護者用または幼児用の衣類、おむつ等において、脱着の簡便さを特に要求 される部分に、従来のマジックテープ等に代わり、簡単に脱着できてしかも皮膚 に優しいホックを広く提供せんとするものである。
【0002】
従来、物と物の簡易脱着を図る為に磁石を用いた物は扉その他数多く存在する ところであるが、これ等はいづれも平板的な磁着を利用していたものにすぎず、 横への引張力に対抗する為磁力嵌着を図る構造の物は皆無であるし、また衣類に おける合わせ目の着脱に磁力嵌着ホックを提供するという思想も過去において皆 無であった。
【0003】
従来寝間着等の衣類や、おむつ等の合わせ目を留める用具としては、一方の布 に穴を穿設し、他方の布には平板な固体を形成したいわゆるボタンに縫着用小穴 を数個穿設して縫着してあるのが一般である為、手の働きが不自由な要介護者等 は独力でボタンの着け脱しができないとか、できても非常に時間がかゝる等解決 を要する課題が山積していたのである。 この為最近はマジックテープがボタンの代わりに用いられるようになり,この課 題は一応解決したかにみえたが、マジックテープのトゲトゲが出ている雄側の素 材が固すぎることと、手の不自由な要介護者では雄側と雌側を完全に合致して留 められない為に、どうしても両者間にずれが生じることの2点が原因となって次 の課題が生じているのである。即ちマジックテープのずれた部分が要介護者の肌 に直接当たることがしばしば生じるのである。要介護者の皮膚は常人のそれより も遥かに弱っているために雄側の固いマジックテープに当たると痛みを訴えたり 、傷を作ったりすることが非常に多く、解決すべき課題は依然として残されてい たのである。 またマジックテープは毛糸の下着や毛布等と結合し易いため、さらっと開くこと ができずあちこちにひっかゝる為に介護者が脱着させるのに苦労するという課題 も生じているのである。 またマジックテープの一般的欠点としては洗濯機の中で他の衣類にひっついて団 子を作り易いし、糸くづがつきやすい為働きが段々悪くなるということがあり、 いづれも早急な解決課題となっている。
【0004】
上記の課題を解決する為帯磁体を素材とする公知のホックにおいて凸ホックが 衣類に当接する衣類との当接部の外周部適当な位置に、適当数のホック縫着用穴 を衣類との反対部まで貫通するように穿設なし、前記衣類との反対部の中央部に は任意の形状、大きさを有する永久磁石を形成した凸部を凸設しておく。 凹ホックが衣類に当接する衣類との当接部の外周囲適当位置に適当数のホック縫 着用穴を衣類との反対部まで貫通するように穿設なし、前記衣類との反対部が前 記凸部に当接する位置には、前記凸部に対し嵌着可能な形状、大きさを形成した 凹部を凹設なしたることを特徴とする磁力嵌着ホックによって前項の課題を解決 したのである。
【0005】
手の働きの弱っている要介護者でも、本案ホックの凸側と凹側とを近づけてい けば磁力によって両者は引き合いすっぽりと凸側が凹穴内にはまり込み簡単に嵌 合できることになった。 磁石は縦の引張力にはそれなりの抵抗力をもっているが、横への引張力に弱いの で凸凹両者を嵌入させることによってこの弱点をカバーしている。
【0006】
図1は0007に示す実施例の凸ホックの斜視図である。 図2は0007に示す実施例の凹ホックの斜視図である。 図3は図面1をAA’線にて矢印の方向に切った断面図である。 図4は図面2をBB’線にて矢印の方向に切った断面図である。
【0007】
公知のホックにおいて、鉄等の帯磁体素材により形成された凸ホック(1)が 衣類(2)に縫着等された時、衣類(2)に当接する衣類との当接部(3)の外 周部の適当な位置に、適当数のホック縫着用穴(4)を、凸ホック(1)が衣類 (2)に当接している面の反対側の面即ち衣類との反対部(5)に至るまで貫通 するように穿設しておく、そして前記衣類との反対部(5)の中央部には任意の 形状、大きさを有する永久磁石を形成している凸部(6)を凸設なしておく。同 じく鉄等の帯磁体素材により形成された凹ホック(7)は衣類(2’)に縫着さ れた時衣類に当接する衣類との当接部(8)の外周適当位置に適当数のホック縫 着用穴(9)を凸ホック(1)の時と同様に衣類との反対部(10)まで貫通す るように穿設なし、前記衣類との反対部(10)が前記凸部(6)に当接する位 置には、前記凸部(6)に対し嵌着可能な形状、大きさを形成した凹部(11) を凹設なしたることを特徴とする磁力嵌着ホックである。
【0008】
【考案の効果】 凸凹の両ホックが近づくだけで、磁力によって引き合い、こっぽりとはまり 込むので手の働きが不自由な要介護者でも寝間着やおむつの合わせ目を簡単に留 めることができるし、脱がすこともできる。 凸凹の両ホックがこっぽりとはまり込む為、マジックテープのように両者の 間にズレを生じることがなくなった。その効果として皮膚に直接ホックが当たり 痛みを感じさせることがなくなった。 マジックテープの雄側はトゲが多い為他の下着や毛布に係着し、手の不自由 な要介護者では脱着作業が困難であったが、本案は周囲の繊維にいくら触れても 係着することがなくなって、楽々と脱着作業ができることになった。 マジックテープは洗濯機の中で他の衣類に引っついて団子をこしらえ易いし 、糸屑がトゲに附着して段々に係着力が弱まる欠点があったが、本案はそれ等の 欠点を全部クリアしたにもかかわらず、マジックテープと同様の利便性を備えて いる。 磁石は縦方向の剥離力にはそれなりの抵抗力を示すが、横方向にズリ動かす 力には弱い、本案は凸ホックと凹ホックを嵌合させる構造である為磁石の利便性 を100パーセントひきだしながらも、その欠点を完全に除去している。
【図1】0007に示す実施例の凸ホックの斜視図であ
る。
る。
【図2】0007に示す実施例の凹ホックの斜視図であ
る。
る。
【図3】図1をAA’線にて矢印の方向に切った断面図
である。
である。
【図4】図2をBB’線にて矢印の方向に切った断面図
である。
である。
1……凸ホック 2……衣類 3……衣類との当接部 4……ホック縫着用穴 5……衣類との反対部 6……凸部 7……凹ホック 8……衣類との当接部 9……ホック縫着用穴 10……衣類との反対部 11……凹部 2’……衣類
Claims (2)
- 【請求項1】 帯磁体を素材とする公知のホックにおい
て、凸ホック(1)が衣類(2)に当接する衣類との当
接部(3)の外周部適当な位置に、適当数のホック縫着
用穴(4)を衣類との反対部(5)まで貫通するように
穿設なし、前記衣類との反対部(5)の中央部には任意
の形状、大きさを有する永久磁石を形成した凸部(6)
を凸設しておく。凹ホック(7)が衣類(2’)に当接
する衣類との当接部(8)の外周適当位置に適当数のホ
ック縫着用穴(9)を衣類との反対部(10)まで貫通
するように穿設なし、前記衣類との反対部(10)が前
記凸部(6)に当接する位置には、前記凸部(6)に対
し嵌着可能な形状、大きさを形成した凹部(11)を凹
設なしたることを特徴とする磁力嵌着ホックである。 - 【請求項2】 凸ホック(1)の凸部(6)の表面上に
任意の形状、大きさを有する凸(凹)型滑り止め(1
1)を凸(凹)設なし、前記凸(凹)型滑り止め(1
1)に当接する凹ホック(7)の当接面には、前記凸
(凹)型滑り止め(11)に対し、相互に嵌合可能な同
一形状、大きさを有する凹(凸)状滑り止め(12)を
凹(凸)設なしたることを特徴とする請求項1記載の磁
力嵌着ホックである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2075093U JPH0668507U (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 磁力嵌着ホック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2075093U JPH0668507U (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 磁力嵌着ホック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668507U true JPH0668507U (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=12035872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2075093U Pending JPH0668507U (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | 磁力嵌着ホック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668507U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100447611B1 (ko) * | 2001-12-05 | 2004-09-07 | 주식회사 엘지생활건강 | 고착수단에 자성물질을 적용한 유아용 기저귀 |
-
1993
- 1993-03-16 JP JP2075093U patent/JPH0668507U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100447611B1 (ko) * | 2001-12-05 | 2004-09-07 | 주식회사 엘지생활건강 | 고착수단에 자성물질을 적용한 유아용 기저귀 |
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