JPH0668501A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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Publication number
JPH0668501A
JPH0668501A JP22408392A JP22408392A JPH0668501A JP H0668501 A JPH0668501 A JP H0668501A JP 22408392 A JP22408392 A JP 22408392A JP 22408392 A JP22408392 A JP 22408392A JP H0668501 A JPH0668501 A JP H0668501A
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JP
Japan
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objective lens
driving device
lens holder
magnetic
base
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Application number
JP22408392A
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English (en)
Inventor
Toshiya Matosaki
俊哉 的崎
Toru Yoshihara
徹 吉原
Keiji Nakamura
恵司 中村
Satoshi Shibata
智 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学式記録再生装置を小形薄型に構成できる
対物レンズ駆動装置を得る。 【構成】 フォーカスベース102を円盤状の磁性体と
し、外径に適合する円または円弧を有する穴をベース1
00に設け、この穴に挿入し固定する。フォーカシング
用ヨーク105a、105bとフォーカシング用マグネ
ット104a、104bの幅はフォーカシング用コイル
119の外径寸法以下とし、フォーカスベース102の
円筒状突起に対し対称に固定する。トラッキング用コイ
ル121a、121bはレンズホルダ115に一部分を
埋設させる。レンズホルダ115に、軸受け118に対
し対物レンズの反対側のディスク側の面に段差を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の記録再
生を行う光学式記録再生装置に関するもので、特に対物
レンズ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図13は従来の対物レンズ駆動装
置を示す図であり、図9は従来の対物レンズ駆動装置を
示す斜視図、図10は従来の対物レンズ駆動装置を示す
分解斜視図、図11は従来の対物レンズ駆動装置を示す
平面図、図12は図11におけるA−A線断面図、図1
3は図11におけるB−B線断面図である。
【0003】図9〜図13において、100はベースで
あり、光源(図示せず)より出射された光ビーム101
が側面から入射可能な様に光束通過用穴100aを側面
に有している。102はフォーカスベースであり、摩擦
係数が小さなフッ素樹脂がコーティングされた支持軸1
03の下端部を保持している。104a、104bは上
下方向に着磁されたフォーカシング用マグネットであ
り、フォーカシング用ヨーク105a、105bと共に
上記フォーカスベース102の接着固定されており、上
記フォーカスベース102は固定ネジ106a、106
bによりベース100に固定されている。
【0004】107a、107bは左右方向に2極着磁
されたトラッキング用マグネット、108は側面から入
射する上記光ビーム101を鉛直上方に反射する打ち上
げミラーであり、各々ベース100に対して接着固定さ
れている。109は駆動電流印加用FPC、110はフ
ォトインタラプタ、111はフォトインタラプタ用FP
C、112はフォトインタラプタ固定用プレートであ
り、上記駆動電流印加用FPC109及び上記フォトイ
ンタラオプタ110は各々ネジ113、114によりベ
ース100に対し固定されている。
【0005】115は軽量で高剛性なプラスチック材等
で形成されたレンズホルダであり、突出したフィン部1
15aが上記フォトインタラプタ110のギャップ部内
に配置される様にレンズホルダ115に設けられてい
る。116は対物レンズ、117はバランスウエイトで
ある。
【0006】118は上記レンズホルダ115に対して
上記対物レンズ116の光軸と平行な軸を有する様に固
定された軸受けであり、上記支持軸103に対して嵌合
されている。119は上記レンズホルダ115に対して
上記軸受け118と同軸をなすように固定されたフォー
カシング用コイルであり、上記フォーカスベース102
と上記フォーカシング用ヨーク105a、105bで形
成された磁気ギャップ中に配置される用に構成してい
る。120はレンズホルダ115に固定された可動部F
PCであり、上記レンズホルダ115の両側面に接着固
定されたトラッキング用コイル121a、121b間を
接続すると共に、上記フォーカシング用コイル119及
び上記トラッキング用コイル121a、121bに対し
てリード線122a〜122dを通じて駆動電流を供給
する中継基板の機能を有している。
【0007】以上、115〜122dは可動部123を
構成している。
【0008】124a、124bはダンパであり、上記
レンズホルダ115に設けられた突起部125a、12
5bと、上記ベース100に設けられたピン部126a
〜126dに各々固定され、上記可動部123を上記支
持軸103に対して摺動及び回動自在に支持する。12
7はカバーであり、ベース100に対し固定されてい
る。
【0009】次に動作について説明する。光スポット
(図示せず)のフォーカスずれを補正する場合は、フォ
ーカシング用コイル119に所望の電流を印加し、上記
フォーカシング用マグネット104a、104bが発生
する磁界との相互作用により得られる電磁力により可動
部123ひいては対物レンズ116を図中矢印C方向に
制御し、フォーカシング方向の制御を行なう。また、光
スポット(図示せず)のトラックずれを補正する場合
は、トラッキング用コイル121a、121bに所望の
電流を印加し、上記トラッキング用マグネット107
a、107bが発生する磁界との相互作用により得られ
る電磁力により、支持軸103を中心として可動部12
3を電磁力により図中矢印D方向に回動させ、対物レン
ズ116のトラッキング方向の制御を行なう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に構成された従来の対物レンズ駆動装置を搭載した光
学式記録再生装置は、小形化、薄型化する上で限界があ
った。
【0011】対物レンズと支持軸を結ぶ線に対して垂直
な方向で記録再生用ディスク(以下、単にディスクとい
う)の内周側の幅を縮小できれば、対物レンズ駆動装置
をさらにディスクの内周側に寄せることができる。すな
わち、ディスクの最内周半径を小さくでき、情報の記録
エリアをディスクの内周側に拡大できるため、ディスク
を小径化できる。また、上記の垂直な方向でディスクの
外周側の幅を縮小できれば、対物レンズ駆動装置のトラ
バースエリアを削減でき、ひいては、光学式記録再生装
置の外形寸法を縮小できる。特にカートリッジ付ディス
クを用いる装置の場合、カートリッジ外形寸法を装置の
小形化の限界目標とする要求が強く、上記の様な対物レ
ンズ駆動装置の幅の縮小は小形化の重要なポイントのひ
とつである。
【0012】しかし、図11に示す様に、従来の対物レ
ンズ駆動装置においては、フォーカスベース102をベ
ース100に固定するネジ106a、106bの雌ネジ
部が必要で、これ以上の幅の縮小はできないといった問
題点があった。
【0013】また、光学式記録再生装置を薄く構成する
ためには、対物レンズ駆動装置の薄型化のほかに、ディ
スクと対物レンズ駆動装置との距離を縮める方法がある
が、カートリッジ付ディスクの場合、カートリッジの窓
の大きさに制限されて距離を縮めることができないとい
った問題点があった。
【0014】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、小形薄型に構成できる対物レンズ駆動装
置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る対物レンズ
駆動装置は、光源と、光学素子と、光検出器とを有する
光学式記録再生装置で、対物レンズと、前記対物レンズ
が取り付けられ、前記対物レンズの光軸と平行で離れた
旋回軸のまわりに旋回可能で、かつ前記旋回軸にそって
移動可能なレンズ保持体と、前記レンズ保持体の前記動
作を可能とする支持手段と、前記レンズ保持体が前記旋
回軸のまわりに旋回可能とする第1の駆動手段と、前記
旋回軸にそって移動可能とする第2の駆動手段とを有す
る対物レンズ駆動装置において、前記第2の駆動手段と
して、円筒状の突起をもつ円盤状の磁性体と、前記円盤
の上に上下方向に着磁した磁石と、磁性板を積層し、前
記円筒状の突起と前記磁性板との間の空間に磁界を発生
させる磁気回路を有するものである。
【0016】また、前記第2の駆動手段として、前記磁
石およびその上に積層する前記磁性板を、それぞれ前記
円筒状の突起に対し対称に配置し、前記磁石および前記
磁性板の幅が、前記第2の駆動手段のコイルの外径寸法
以下の大きさで構成した前記磁気回路を有するものであ
る。
【0017】また、前記光源と前記光学素子と前記光検
出器とを保持する光学系の保持体に、前記円盤状の磁性
体の外径に適合する円あるいは円弧を有する穴を設け、
前記円盤状の磁性体を前記穴に挿入し位置決めしてなる
ものである。
【0018】また、前記第1の駆動手段としてのコイル
を、前記旋回軸を通り前記対物レンズの光軸と前記旋回
軸がなす方向と垂直な方向に、前記第1の駆動手段のコ
イルを前記レンズ保持体の両側面に配置し、かつコイル
の一部を前記レンズ保持体に埋設するものである。
【0019】さらに、前記レンズ保持体において、前記
旋回軸に対し、前記対物レンズが設けられている側の反
対側の面に段差を設け、前記対物レンズ駆動装置として
前記対物レンズ付近のみ突出させるものである。
【0020】
【作用】本発明においては、フォーカスベースを円盤状
の磁性体で構成し、ベースにフォーカスベースの外径に
適合する円または円弧を有する穴を設け、前記穴にフォ
ーカスベースを挿入し接着固定することによって、従来
のフォーカスベースをベースに固定するネジを不要と
し、同時にベースの雌ネジ部が不要になり、対物レンズ
と支持軸を結ぶ線に対して垂直な方向の幅を縮小でき
る。
【0021】また、フォーカスベースの外径とベースの
挿入穴は両者が適合する円または円弧で構成されている
ので、挿入するだけで精度のよい位置決めが容易にで
き、ひいては、対物レンズの位置決めが容易に精度よく
できる。
【0022】また、フォーカスベースの上に積層するマ
グネットおよびフォーカシング用ヨークを、フォーカス
ベースの円筒状の突起に対して対称に配置し、マグネッ
トとフォーカシング用ヨークの幅をフォーカシング用コ
イルの外径寸法以下とすることにより、打ち上げミラー
を支持軸に最も近づけることができ、ひいては、対物レ
ンズの支持軸に対する回転半径を縮小でき、対物レンズ
駆動装置の構造全体を小形化できる。
【0023】トラッキング用コイルをレンズホルダに一
部埋設したことにより、対物レンズと支持軸を結ぶ線に
対して垂直な方向の幅を縮小でき、上記作用と同等の効
果が得られる。
【0024】レンズホルダに段差をつけ対物レンズ付近
のみを突出した構造とすることにより、カートリッジの
窓の大きさに制限されずに対物レンズ駆動装置をディス
クに近づけることができる。
【0025】以上の結果、ディスクの最内周半径を小さ
くでき小径化ができる。また、光学式記録再生装置の外
形寸法を縮小できる。
【0026】また、特にカートリッジ付ディスクを用い
る装置の場合、カートリッジ外形寸法を小形化の限界目
標とする要求が強いが、上記の様な対物レンズ駆動装置
の幅の縮小により装置の外形寸法を限界目標に近づける
ことができる。
【0027】さらに、特にカートリッジ付ディスクを用
いる装置の場合、上記のようにディスクに対物レンズ駆
動装置を接近させることにより、光学式記録再生装置の
厚みを薄くできる。
【0028】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1における対物レンズ
駆動装置の斜視図、図2は本発明の実施例1における対
物レンズ駆動装置の分解斜視図、図3は本発明の実施例
1における対物レンズ駆動装置の平面図、図4は図3に
おけるA−A線断面図、図5は図3におけるB−B線断
面図である。
【0029】図1〜図5において、100はベース、1
01は光ビーム、102はフォーカスベースであり、摩
擦係数が小さなフッ素樹脂がコーティングされた支持軸
103の下端部を保持している。104a、104bは
上下方向に着磁されたフォーカシング用マグネットであ
り、フォーカシング用ヨーク105a、105bと共に
上記フォーカスベース102の接着固定されており、さ
らに上記フォーカスベース102はベース100に接着
固定されている。
【0030】107a、107bは左右方向に2極着磁
されたトラッキング用マグネット、108は側面から入
射する上記光ビーム101を鉛直上方に反射する打ち上
げミラーであり、各々ベース100に対して接着固定さ
れている。
【0031】115は軽量で高剛性なプラスチック材等
で形成されたレンズホルダ、116は対物レンズであ
る。
【0032】118は上記レンズホルダ115に対して
上記対物レンズ116の光軸と平行な軸を有する様に固
定された軸受けであり、上記支持軸103に対して嵌合
されている。上記レンズホルダにおいて、上記対物レン
ズ116と上記軸受けにたいして反対側に段差があり、
上記対物レンズ116付近のみ突出した構造になってい
る。119は上記レンズホルダ115に対して上記軸受
け118と同軸をなすように固定されたフォーカシング
用コイルであり、上記フォーカスベース102と上記フ
ォーカシング用ヨーク105a、105bで形成された
磁気ギャップ中に配置される用に構成されている。12
0はレンズホルダ115に固定された可動部FPCであ
り、上記レンズホルダ115の両側面に接着固定された
トラッキング用コイル121a、121b間を接続する
と共に、上記フォーカシング用コイル119及び上記ト
ラッキング用コイル121a、121bに対してリード
線(図示せず)を通じて駆動電流を供給する中継基板の
機能を有している。
【0033】以上、115〜121bは可動部123を
構成している。
【0034】124a、124bはダンパであり、上記
レンズホルダ115に設けられた突起部125a、12
5bと、上記ベース100に設けられたピン部126a
〜126dに各々固定され、上記可動部123を上記支
持軸103に対して摺動及び回動自在に支持する。12
7はカバーであり、ベース100に対し固定されてい
る。
【0035】次に動作について説明する。光スポット
(図示せず)のフォーカスずれを補正する場合は、フォ
ーカシング用コイル119に所望の電流を印加し、上記
フォーカシング用マグネット104a、104bが発生
する磁界との相互作用により得られる電磁力により可動
部123ひいては対物レンズ116を図中矢印C方向に
駆動制御し、フォーカシング方向の制御を行なう。ま
た、光スポット(図示せず)のトラックずれを補正する
場合は、トラッキング用コイル121a、121bに所
望の電流を印加し、上記トラッキング用マグネット10
7a、107bが発生する磁界との相互作用により得ら
れる電磁力により、支持軸103を中心として可動部1
23を電磁力により図中矢印D方向に回動させ、対物レ
ンズ116のトラッキング方向の制御を行なう。
【0036】実施例2.図6は本発明の他の実施例を示
す図であり、上記実施例1ではフォーカスベース102
に上下方向に着磁したフォーカシング用マグネット10
4a、104bとフォーカシング用ヨーク105a、1
05bを積層したが、図6のようにフォーカスベース1
02の円筒状の突起方向に半径放射方向または平行に着
磁したフォーカシング用マグネット104a、104b
を配し、背面にフォーカスベース102から連続する部
分を密着させ、フォーカスベース102の円筒状突起と
の間に必要な磁界を発生させたものである。
【0037】実施例3.図7は本発明の他の実施例を示
す図であり、上記実施例1ではフォーカスベース102
にフォーカシング用マグネット104a、104b、フ
ォーカシング用ヨーク105a、105bを各々接着固
定したが、位置決めと固定強度を容易に得るために、図
7のようにフォーカシング用マグネット104a、10
4bに貫通穴を設け、フォーカスベース102とフォー
カシング用ヨーク105a、105bとともに、ネジ2
01a、201bで固定したものである。
【0038】実施例4.図8は本発明の他の実施例を示
す図であり、上記実施例1ではフォーカスベース102
にフォーカシングようマグネット104a、104b、
フォーカシング用ヨーク105a、105bを各々接着
固定したが、図8のようにフォーカシング用マグネット
104a、104bに表と裏で異なる形状の凹穴を設
け、フォーカスベース102とフォーカシング用ヨーク
105a、105bには上記凹穴の形状に適合する凸部
を設け、接着固定における位置決めを容易にするととも
に、マグネットの取付方向の間違いによる極性違いを防
止し、さらに固定強度を得るようにしたものである。も
ちろん上記凹凸を逆にしても同じ効果が得られることは
言うまでもない。
【0039】実施例5.上記実施例1ではフォーカスベ
ース102とベース100とを接着固定としたが、小形
化の目的を満足する範囲で、円盤状のフォーカスベース
102をベース100に適当な部分でネジ固定してもよ
い。また、ネジ固定および接着固定の両手段を併用して
もよい。
【0040】実施例6.上記実施例1ではレンズホルダ
115にトラッキング用コイル121a、121bを一
部埋設したが、トラッキング用コイル121a、121
bを完全に埋設してもよい。
【0041】実施例7.上記実施例1ではレンズホルダ
115に軸受け118を固定して構成したが、例えばレ
ンズホルダ115を構成する高剛性プラスチック材等で
軸受け穴部を同時成形して構成できることは言うまでも
ない。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フォー
カスベースを円盤状の磁性体で構成し、ベースにフォー
カスベースの外径に適合する円弧を有する穴を設けフォ
ーカスベースを位置決めすることにより、対物レンズと
支持軸を結ぶ線に対して垂直な方向の幅を縮小できる。
【0043】また、フォーカスベースの上に積層するマ
グネットおよびヨークを、フォーカスベースの円筒状突
起に対称に配置しその幅をフォーカシング用コイルの外
径寸法以下とすることにより、打ち上げミラーを支持軸
に最も近づけることができ、ひいては、対物レンズの支
持軸に対する回転半径を縮小でき、対物レンズ駆動装置
の構造全体を小形化できる。
【0044】また、トラッキング用コイルをレンズホル
ダに一部埋設したことにより、対物レンズと支持軸を結
ぶ線に対して垂直な方向の幅を縮小でき、対物レンズと
支持軸を結ぶ線に対して垂直な方向の幅を縮小できる。
【0045】さらに、レンズホルダにおいて、軸受けに
対して対物レンズと反対側のディスクに対する面に段差
を設け、対物レンズ付近のみを突出させることにより、
カートリッジの窓に制限されず対物レンズ駆動装置をデ
ィスクに接近でき、光学式記録再生装置の厚みを薄くで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による対物レンズ駆動装置の
斜視図である。
【図2】本発明の実施例1による対物レンズ駆動装置の
分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例1による対物レンズ駆動装置の
平面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】図3におけるB−B線断面図である。
【図6】本発明の実施例2による対物レンズ駆動装置の
フォーカシング用磁気回路を示す図である。
【図7】本発明の実施例3による対物レンズ駆動装置の
フォーカシング用磁気回路を示す図である。
【図8】本発明の実施例4による対物レンズ駆動装置の
フォーカシング用磁気回路を示す図である。
【図9】従来の対物レンズ駆動装置を示す斜視図であ
る。
【図10】従来の対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図
である。
【図11】従来の対物レンズ駆動装置を示す平面図であ
る。
【図12】図11におけるA−A線断面図である。
【図13】図11におけるB−B線断面図である。
【符号の説明】
100 ベース 102 フォーカスベース 103 支持軸 104a、104b フォーカシング用マグネット 105a、105b フォーカシング用ヨーク 107a、107b トラッキング用マグネット 115 レンズホルダ 116 対物レンズ 118 軸受け 119 フォーカシング用コイル 121a、121b トラッキング用コイル 123 可動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 智 京都府長岡京市馬場図所1番地 三菱電機 株式会社電子商品開発研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光学素子と、光検出器とを有す
    る光学式記録再生装置で、対物レンズと、前記対物レン
    ズが取り付けられ、前記対物レンズの光軸と平行で離れ
    た旋回軸のまわりに旋回可能で、かつ前記旋回軸にそっ
    て移動可能なレンズ保持体と、前記レンズ保持体の前記
    動作を可能とする支持手段と、前記レンズ保持体が前記
    旋回軸のまわりに旋回可能とする第1の駆動手段と、前
    記旋回軸にそって移動可能とする第2の駆動手段とを有
    する対物レンズ駆動装置において、前記第2の駆動手段
    として、円筒状の突起をもつ円盤状の磁性体と、前記円
    盤の上に上下方向に着磁した磁石と、磁性板を積層し、
    前記円筒状の突起と前記磁性板との間の空間に磁界を発
    生させる磁気回路を有することを特徴とする対物レンズ
    駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の駆動手段として、前記磁石お
    よびその上に積層する前記磁性板を、それぞれ前記円筒
    状の突起に対し対称に配置し、前記磁石および前記磁性
    板の幅が、前記第2の駆動手段のコイルの外径寸法以下
    の大きさで構成した前記磁気回路を有することを特徴と
    する請求項第1項記載の対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記光源と前記光学素子と前記光検出器
    とを保持する光学系の保持体に、前記円盤状の磁性体の
    外径に適合する円あるいは円弧を有する穴を設け、前記
    円盤状の磁性体を前記穴に挿入し位置決めすることを特
    徴とする請求項第1項および第2項記載の磁気回路の位
    置決め方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の駆動手段としてのコイルを、
    前記旋回軸を通り前記対物レンズの光軸と前記旋回軸が
    なす方向と垂直な方向に、前記第1の駆動手段のコイル
    を前記レンズ保持体の両側面に配置し、かつコイルの一
    部を前記レンズ保持体に埋設することを特徴とする請求
    項第1項および第2項記載の対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記レンズ保持体において、前記旋回軸
    に対し、前記対物レンズが設けられている側の反対側の
    面に段差を設け、前記対物レンズ駆動装置として前記対
    物レンズ付近のみ突出させることを特徴とする請求項第
    1項および第2項記載の対物レンズ駆動装置。
JP22408392A 1992-08-24 1992-08-24 対物レンズ駆動装置 Pending JPH0668501A (ja)

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JP (1) JPH0668501A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154333A (ja) * 1985-12-27 1987-07-09 Mitsubishi Electric Corp 対物レンズ駆動装置
JPS63112831A (ja) * 1986-10-28 1988-05-17 Canon Inc 光学系駆動装置
JPH02195522A (ja) * 1989-01-23 1990-08-02 Mitsubishi Electric Corp 対物レンズ駆動装置
JPH0479036A (ja) * 1990-07-20 1992-03-12 Nec Corp 回転式光ピックアップ
JPH0561818B2 (ja) * 1987-07-20 1993-09-07 Yamatake Honeywell Co Ltd

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