JPH066822U - Atトランスミッション機構 - Google Patents

Atトランスミッション機構

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Publication number
JPH066822U
JPH066822U JP11325191U JP11325191U JPH066822U JP H066822 U JPH066822 U JP H066822U JP 11325191 U JP11325191 U JP 11325191U JP 11325191 U JP11325191 U JP 11325191U JP H066822 U JPH066822 U JP H066822U
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JP
Japan
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range
neutral
runaway
change lever
reverse
Prior art date
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Pending
Application number
JP11325191U
Other languages
English (en)
Inventor
雅義 丹羽
Original Assignee
雅義 丹羽
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Filing date
Publication date
Application filed by 雅義 丹羽 filed Critical 雅義 丹羽
Priority to JP11325191U priority Critical patent/JPH066822U/ja
Publication of JPH066822U publication Critical patent/JPH066822U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATトランスミッションのシフトパターンを
変えることで、AT車(オートマチック車)の悲惨な暴
走事故を安全に防止可能とする。 【構成】 ATトランスミッションのシフトパターン
を、ニュートラル(中立)Nポジションを最後部位に配
設したパーキング(駐車)P,リバース(後退)R,ロ
ーレンジ(1速)L,セカンド(2速)2,ドライブ
(通常走行)D,ニュートラル(中立)Nにして機構を
構成して成ることを特徴としている。 【効果】 暴走した車を止めるためにチェンジレバー2
をNレンジに入れる操作が引き操作であると共に暴走に
よる慣性力もチェンジレバー2を後方へ引き下げる作用
を助勢するもので、チェンジレバー2のNレンジへのシ
フトを極めて容易安定ならしめ、暴走車の緊急停止に寄
与できて悲惨な暴走事故の防止に貢献できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はAT車(オートマチック車)の悲惨な暴走事故を防止するためのAT トランスミッション機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ATはどのメーカーを取り上げても仕様はほぼ同じである。軽自動車などに組 み込まれたATを除くと、最近は前からパーキング(駐車)P,リバース(後退 )R,ニュートラル(中立)N,ドライブ(通常走行)D,セカンド(2速)2 ,ローレンジ(1速)Lといった操作レバーの移動パターンが組まれている。( 図1参照)。ほかにATを操作する上で必要なチェンジレバー2のロックボタン 3、さらにオーバードライブのオン,オフを操作するスイッチやポジション確認 用のマークなども共通している。
【0003】 AT車は、どんな車でもPレンジまたはNレンジ以外にエンジンはかからない ように設定されている。従ってエンジンをかける場合は、その都度Nレンジまた はPレンジにシフトレバーを戻すことになる。
【0004】 まず駐車状態からエンジンを始動するにはサイドブレーキを引き、Pレンジに シフトしたまま、フットブレーキを踏んでおいてエンジンを始動させて、発進の 準備にかかる。Pレンジにシフトすることを除けば、後はマニアルミッション車 の時と全く同じである。こうすることで、AT車ならではのクリーピング現象に よる急発進が避けられるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし最近では、AT車の急発進や始動暴走によるショッキングな事故が大き な問題となっている。
【0006】 例えば特に寒冷時でチョークが効いた状態になっている時やそれからエアコン などの電装品のスイッチを入れている時は、アイドリング回転が上がっているか ら、クリーピング現象で車がDレンジに入れたとたんに急発進することがある。
【0007】 また始動暴走の場合では、エンジンをかけた始動の際にアイドリング不調でエ ンジンが急に高速回転になってチェンジレバーをDレンジにシフトすると同時に エンジンが大きな音をたてて車が動き出してどんどんスピードを上げて、やがて は制御できないほどのスピードになるものである。そしてこれらの暴走事故は突 発的なため対処が難しいなどの危険性をはらんでいる。
【0008】 すなわち、このようなチェンジレバーがDレンジまたは2レンジやLレンジで 車が急暴走した時に、この車を止めるにはチェンジレバーをNレンジかPレンジ に入れるか或いはエンジンスイッチを切るしかないものである。
【0009】 しかしてこのような場合、とっさにチェンジレバーをDレンジからNレンジま たはPレンジに入れることを試みることが多いものと思われる。しかしながらD レンジにシフトされているチェンジレバー2を前方へ押し上げて前方ポジション のNレンジまたはPレンジに入れることはドライバーが動転して平静を欠いてい るだけにたいへん操作が難しく、加うるにとりわけ加速度の大なる急発進によっ てドライバーが大きな慣性力を受けるだけにきわめて難しく、多くの場合、慣性 力でドライバーの体が後方へ強く引かれるため、Dレンジのチェンジレバーを逆 に後方へ引き下げる作用をもたらすことになり、チェンジレバーを2レンジか、 Lレンジに入れることになるもので、結局車を止めることはできずショッキング な大惨事を招くものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するためになされたものであって次のように構成し てある。
【0011】 すなわちこの考案のATトランスミッション機構は、ATトランスミッション のシフトパターンを、ニュートラル(中立)Nポジションを最後部位に配設した パーキング(駐車)P,リバース(後退)R,ローレンジ(1速)L,セカンド (2速)2,ドライブ(通常走行)D,ニュートラル(中立)Nにして機構を構 成して成ることを特徴とするものである。
【0012】 次にこの考案を以下実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。
【0013】
【実施例】
図2において1は、チェンジレバー2のシフトベースである。さてこの考案で は、ATトランスミッションのシフトパターンを、従来の図1に示すシフトパタ ーンと違って、図2に示すようにニュートラル(中立)Nポジションを最後部位 に配設したパーキング(駐車)P,リバース(後退)R,ローレンジ(1速)L ,セカンド(2速)2,ドライブ(通常走行)D,ニュートラル(中立)Nにし てトランスミッション機構を構成して成るものである。なお4は各レンジの表示 パネルである。またチェンジレバー2のロックボタン3は、レバー握りの右側に 取り付けられていてN→D→Nの通常の走行と停止を繰り返す時以外に、親指で 押してP,R,2,Lに入れる。つまりチェンジレバー2は、このボタンを押し てからでないとP,R,2,Lには入らないようにしている。
【0014】 そこで今、図2の状態から車を発進させる場合には、先ずチェンジ(シフト) レバー2を、LローレンジからPレンジに戻し、このPレンジでサイドブレーキ を引き、フットブレーキを踏んでおいてエンジンをかける。それからスタートは 、先ずDレンジにシフト入れしてそのシフト位置を確認してサイドブレーキを下 げ、右足をフットブレーキから離してアクセルを静かに踏み込んでスタートする ものである。
【0015】 しかして叙上のようで、車が順調に始動発進して走行してくれれば問題はない が、チェンジレバーがDレンジまたは2レンジやLレンジで車が急暴走した時に はチェンジレバーを直ちにNレンジかPレンジに入れて緊急に車を止めなくては ならないが、従来はこの操作がたいへんにむつかしくて確実な適正操作が安定し て行えず、始動暴走などによって悲惨な事故を招くものであった。
【0016】
【考案の効果】
この考案のATトランスミッション機構は、ATトランスミッションのシフト パターンを、ニュートラル(中立)Nポジションを最後部位に配設したパーキン グ(駐車)P,リバース(後退)R,ローレンジ(1速)L,セカンド(2速) 2,ドライブ(通常走行)D,ニュートラル(中立)Nにして機構を構成したか ら、暴走した車を止めるためにチェンジ(シフト)レバー2をNレンジに入れる 操作が引き操作であると共に暴走による慣性力もチェンジレバー2を後方へ引き 下げる作用を助勢するものであり、チェンジレバー2のNレンジへのシフトを極 めて容易安定ならしめ、暴走車の緊急停止に寄与できて悲惨な暴走事故の防止に 著しく貢献できる卓抜した効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のATトランスミッション機構の要部斜視
図である。
【図2】本考案のATトランスミッション機構の要部斜
視図である。
【図3】本考案機構の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 シフトベース 2 チェンジレバー 3 ロックボタン 4 表示パネル P パーキング(駐車) R リバース(後退) N ニュートラル(中立) D ドライブ(走行) 2 セカンド(2速) L ローレンジ(1速)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ATトランスミッションのシフトパターンを、ニュート
    ラル(中立)Nポジションを最後部位に配設したパーキ
    ング(駐車)P,リバース(後退)R,ローレンジ(1
    速)L,セカンド(2速)2,ドライブ(通常走行)
    D,ニュートラル(中立)Nにして機構を構成して成る
    ことを特徴とするATトランスミッション機構。
JP11325191U 1991-12-27 1991-12-27 Atトランスミッション機構 Pending JPH066822U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11325191U JPH066822U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 Atトランスミッション機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11325191U JPH066822U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 Atトランスミッション機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066822U true JPH066822U (ja) 1994-01-28

Family

ID=14607415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11325191U Pending JPH066822U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 Atトランスミッション機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH066822U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57195358U (ja) * 1981-06-04 1982-12-10

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211728B2 (ja) * 1982-02-04 1990-03-15 Nippon Denso Co

Patent Citations (1)

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JPH0211728B2 (ja) * 1982-02-04 1990-03-15 Nippon Denso Co

Cited By (1)

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