JPH0668096U - 調律器 - Google Patents

調律器

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JPH0668096U
JPH0668096U JP007866U JP786693U JPH0668096U JP H0668096 U JPH0668096 U JP H0668096U JP 007866 U JP007866 U JP 007866U JP 786693 U JP786693 U JP 786693U JP H0668096 U JPH0668096 U JP H0668096U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 楽音を入力し、この楽音の周波数を基準周波
数に設定することができるリファレンスキャリブレーシ
ョン機能を具備した調律器において、リファレンスキャ
リブレーション動作が終了したことを知らせる機能を付
加した調律器を提供する。 【構成】 リファレンスキャリブレーション機能を具備
した調律器において、リファレンスキャリブレーション
起動スイッチ12をオンに操作することにより起動さ
れ、基準ピッチ定数メモリ9から読出す初期ピッチ定数
を一定時間固定する初期ピッチ固定手段13と、この初
期ピッチ固定手段13の動作を一定時間後に解除し、基
本周期抽出手段で抽出した周期データを基準ピッチ定数
メモリ9に与え、入力中の音の周波数を基準周波数とし
て正規化手段に設定する解除手段14と、ピッチ表示手
段7及び周波数表示手段11の状態を点滅制御するリフ
ァレンスキャリブレーション表示制御手段とによって構
成した調律器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は楽器の調律に用いる調律器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に従来の調律器の概要を示す。図中1はマイクロホン、2はこのマイクロ ホン1でとらえた音の信号を増幅する増幅器を示す。増幅器2で増幅した楽音信 号は基本波抽出手段3に入力され、楽音信号に含まれる信号の中の最も周期が長 い信号を抽出する。つまりこの最も周期が長い信号の周期が基本周期として抽出 される。
【0003】 基本周期抽出手段4で抽出した基本周期を正規化手段4で正規化し、正規化し た基本周期をピッチ誤差検出手段5に与え、ピッチ誤差検出手段5からピッチ誤 差値(セント値)を得る。このピッチ誤差値を表示制御手段6に与え、ピッチ表 示手段7により入力した音のピッチ誤差値(セント値)を表示する。 ここで正規化手段4の機能について説明する。調律器には従来より基準となる 例えば音名Aの音の周波数を438Hzに採るか、440Hzに採るか、或は4 42Hz,444Hzに採るかを選択できる機能を具備している。図中8はどの 周波数を選択するかを入力するための基準ピッチ選択スイッチ群、9は選択され た周波数に対応した基準ピッチ定数を出力する基準ピッチ定数メモリを示す。こ の基準ピッチメモリ9には基準周波数を438Hzに採った場合の基準ピッチ定 数、基準周波数を440Hzに採った場合の基準ピッチ定数、基準周波数を44 2Hzに採った場合の基準ピッチ定数、基準周波数を444Hzに採った場合の 基準ピッチ定数が記憶されており、選択スイッチ群8で周波数を指定することに より、その指定した周波数の基準ピッチ定数が読出され、この基準ピッチ定数が 正規化手段4に与えられ、基本周期抽出手段3で抽出した基本周期を正規化する 。つまり基本周期を基準ピッチ定数によって除算することにより正規化し、基準 周波数を438〜444Hzのどの周波数を選択してもピッチ誤差値(セント値 )は各基準周波数を0セントとし、±50セントの表示が合致するようにしてい る。11は周波数表示手段を示し、現在どの周波数が基準周波数に選択されてい るかを表示する。尚基準周期抽出手段3、正規化手段4、ピッチ誤差検出手段5 、表示制御手段6、基準ピッチ定数メモリ9はマイクロコンピュータCPUによ って構成することができる。
【0004】 以上は手動によって基準周波数を選択する構成を説明したが、入力された音の 周波数を基準ピッチに設定することができる機能を具備している調律器がある。 この機能はリファレンスキャリブレーションと呼ばれている。12はこのリファ レンスキャリブレーションを実行するためのリファレンスキャリブレーション起 動スイッチを示す。マイクロホン1に楽音を与えている状態でこのリファレンス キャリブレーション起動スイッチ12をオン操作すると、リファレンスキャリブ レーションプログラムが起動されてリファレンスキャリブレーションモードとな る。このモードでは基本周期抽出手段3から基準ピッチメモリ9に基本周期デー タを与える系路が設けられ、基本周期抽出手段3から与えた基本周期データに対 応した基準ピッチ定数が基準ピッチ定数メモリ9から読出される。この基準ピッ チ定数が正規化手段4に設定され、リファレンスキャリブレーション動作が終了 する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のリファレンスキャリブレーション動作において、リファレンスキャリブ レーションにより確かに入力している音の周波数が基準周波数に設定されたこと を表示する手段がなかった。このため利用者はリファレンスキャリブレーション モードにおいて入力した音を再度入力し、表示が0セントを指示することにより 入力した音が基準周波数に設定されたことを確認している。このため使用感が悪 い欠点がある。
【0006】 この考案の目的はリファレンスキャリブレーション終了時点で調律器の基準周 波数が入力した音の周波数に設定されたことを表示することができる調律器を提 供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案では楽音を入力している状態において、リファレンスキャリブレーシ ョン起動スイッチを操作することにより、入力中の音の周波数を基準周波数に設 定することができるリファレンスキャリブレーション機能を具備した調律器にお いて、 リファレンスキャリブレーション起動スイッチを操作した直後に、入力中の音 のセント値(基準周波数を440Hzとした場合のセント値)を表示させる初期 ピッチ固定手段と、セント値表示後に初期ピッチ固定手段の動作を解除して0セ ントを表示させる解除手段と、リファレンスキャリブレーションによって設定さ れた周波数を表示する周波数表示手段とを設けた構造としたものである。
【0008】 この考案の構造によれば、先ず入力した音のセント値が表示され、次に0セン トが表示され、最後に設定された周波数が表示される。また必要に応じて周波数 表示を行なう発光素子を点滅させることができる。この一連の動きによって確か にリファレンスキャリブレーションが実行されたことを確認することができる。 よって使用感のよい調律器を提供することができる。
【0009】
【実施例】
図1にこの考案による調律器の構成を示す。この考案ではリファレンスキャリ ブレーション起動スイッチ12がオンに操作されることにより起動される初期ピ ッチ固定手段13と、所定時間後にこの初期ピッチ固定手段13の動作を解除し て基本周期抽出手段3で抽出した基本周期データを基準ピッチメモリ9に与える 解除手段14と、リファレンスキャリブレーションによって設定された周波数を 表示する周波数表示手段7とを設けた構造とするものである。
【0010】 初期ピッチ固定手段13はリファレンスキャリブレーション起動スイッチ12 がオンに操作されることにより基準ピッチ定数メモリ9から一般に基準周波数と してよく使われる440Hzの基準ピッチ定数を読出す動作を実行する。基準ピ ッチ定数メモリ9から読出された440Hzの基準ピッチ定数は正規化手段4に 与えられ、マイクロホン1から入力される音の基本周期を440Hzの周期で正 規化する。この正規化されたデータはピッチ誤差検出手段5でピッチ誤差、つま りセント値に変換され、表示制御手段6を通じてピッチ表示手段7に440Hz を基準ピッチとする入力中の音のセント値を表示する。図2A及び図3Aはその 状態を示す。図は入力中の音を442Hzとした場合を示す。図2は発光素子を 用いた表示器の場合を示し、図3は機械式メータを用いた表示器の場合を示す。
【0011】 リファレンスキャリブレーション表示制御手段15はセント値を表示した状態 でピッチ表示手段7の表示を点滅させる(図2B)か、又は機械式メータの場合 はセント表示状態を図3Bに示すように例えば1秒間静止させる。解除手段14 はリファレンスキャリブレーション表示制御手段15の制御終了後は、初期ピッ チ固定手段13の動作を解除し、基本周期抽出手段3で抽出した基本周期データ を基準ピッチ定数メモリ9に与える。この結果、基準ピッチ定数メモリ9は基本 周期データにより、その基本周期データに対応した442Hzの基準ピッチ定数 を読出し、その基準ピッチ定数を正規化手段4に与える。従って正規化手段4は 442Hzの周波数の音の基本周期データを同じ周波数442Hzの基準ピッチ 定数で正規化するから、ピッチ誤差検出手段5は0セントを誤差値として出力す る。従ってピッチ表示手段7は図2C又は図3Cに示すように、指示値を漸次0 セント位置に移動させ最終的には図2D又は図3Dに示すように0セントの位置 を指示する。ここで発光素子による表示手段の場合、表示制御手段15はピッチ 表示手段7の表示を図2Eに示すように点滅させる。これと共に表示制御手段1 5は周波数表示手段11を制御し、基本周期抽出手段3で抽出した基本周期から 、入力した音の周波数を周波数表示手段11に表示(図2F又は図3E)させ、 更にその表示を点滅させる。
【0012】 上述した一連の表示動作を確認することにより、リファレンスキャリブレーシ ョンが実行されたこと、及び基準周波数がこの例では442Hzの周波数に設定 されたかを知ることができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によればリファレンスキャリブレーションが確 かに実行されたことを知ることができる。また、リファレンスキャリブレーショ ンに用いた音の周波数(設定された基準周波数)を知ることができるから、各種 の楽器の音を調律することを容易に行なうことができる利点も得られ、使用感の よい調律器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すブロック図。
【図2】この考案の動作を説明するための図。
【図3】この考案の動作を説明するための図。
【図4】従来の技術を説明するためのブロック図。
【符号の説明】
1 マイクロホン 2 増幅器 3 基本周期抽出手段 4 正規化手段 5 ピッチ誤差検出手段 6 表示制御手段 7 ピッチ表示手段 8 基準ピッチ選択スイッチ群 9 基準ピッチ定数メモリ 11 周波数表示手段 12 リファレンスキャリブレーション起動スイッチ 13 初期ピッチ固定手段 14 解除手段 15 リファレンスキャリブレーション表示制御手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.楽音信号を入力している状態におい
    て、リファレンスキャリブレーション起動スイッチを操
    作することにより、入力中の音の周波数を基準周波数に
    設定することができるリファレンスキャリブレーション
    機能を具備した調律器において、 B.上記リファレンスキャリブレーション起動スイッチ
    を操作した直後に入力中の音のセント値を表示させる初
    期ピッチ固定手段と、 C.セント値表示後に上記初期ピッチ固定手段の動作を
    解除し、基本周期抽出手段で抽出した基本周期データを
    基準ピッチ定数メモリに与え、基準ピッチメモリから現
    に入力している音の周波数に該当する基準ピッチ定数を
    読出し、この基準ピッチ定数を正規化手段に設定し、ピ
    ッチ表示手段に0セントを表示させる解除手段と、 D.リファレンスキャリブレーションによって設定され
    た周波数を表示する周波数表示手段とを設けたことを特
    徴とする調律器。
JP1993007866U 1993-03-01 1993-03-01 調律器 Expired - Fee Related JP2585234Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000066667A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Korg Inc 調律器
JP2007108315A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Yamaha Corp 調律器及びそのプログラム

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4534946B2 (ja) * 2005-10-12 2010-09-01 ヤマハ株式会社 調律器及びそのプログラム

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