JPH0668069B2 - カーボン含有成形体の製造方法 - Google Patents
カーボン含有成形体の製造方法Info
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- JPH0668069B2 JPH0668069B2 JP62143419A JP14341987A JPH0668069B2 JP H0668069 B2 JPH0668069 B2 JP H0668069B2 JP 62143419 A JP62143419 A JP 62143419A JP 14341987 A JP14341987 A JP 14341987A JP H0668069 B2 JPH0668069 B2 JP H0668069B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/02—Elements
- C08K3/04—Carbon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L69/00—Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は押出法または射出成形法による a) 熱可塑性ポリカーボネート40〜85重量%、 b) 熱可塑性ポリアルキレンテレフタレート35〜5重
量%、および c) カーボンブラツクとグラフアイト35〜10重量%、
好ましくは30〜15重量% を含有する、カーボンブラツクとグラフアイトの重量比
が5:1〜1:3、好ましくは、3:2〜2:3の範囲にあり、成分
a)+b)+c)の重量%の合計がすべての場合に100
重量%である。
量%、および c) カーボンブラツクとグラフアイト35〜10重量%、
好ましくは30〜15重量% を含有する、カーボンブラツクとグラフアイトの重量比
が5:1〜1:3、好ましくは、3:2〜2:3の範囲にあり、成分
a)+b)+c)の重量%の合計がすべての場合に100
重量%である。
カーボン含有成形体の製造方法に関する。
本発明による成形体にはたとえば押出キヤストシートお
よびあらゆる種類の射出成形品が含まれる。それらは導
電度までの静電防止挙動、大きな剛性、破断時の引張強
さおよび加熱時の寸法安定性を特徴とする。したがって
本発明による成形製品は、たとえば電子測定器または電
子構造部品、とくに静電荷の蓄積が危険であるもの、た
とえばコンピユーター、テレビ受像機などの包装に適す
る。
よびあらゆる種類の射出成形品が含まれる。それらは導
電度までの静電防止挙動、大きな剛性、破断時の引張強
さおよび加熱時の寸法安定性を特徴とする。したがって
本発明による成形製品は、たとえば電子測定器または電
子構造部品、とくに静電荷の蓄積が危険であるもの、た
とえばコンピユーター、テレビ受像機などの包装に適す
る。
本発明はカーボン含有成形体の製造方法において、熱可
塑性ポリカーボネートをカーボンブラツクおよびグラフ
アイトとよく混合し、熱可塑性ポリアルキレンテレフタ
レートの添加後全混合物を目的の成形品を製造するため
押出しまたは射出成形する方法に関する。
塑性ポリカーボネートをカーボンブラツクおよびグラフ
アイトとよく混合し、熱可塑性ポリアルキレンテレフタ
レートの添加後全混合物を目的の成形品を製造するため
押出しまたは射出成形する方法に関する。
米国特許第3,218,372号により、ポリカーボネートとポ
リアルキレンテレフタレートとの混合物は公知である。
これらの混合物から、フイルムを得ることができる(米
国特許第3,218,372号の第4欄、第9行)。カーボンブ
ラツクまたはグラフアイトの添加は述べられていない。
リアルキレンテレフタレートとの混合物は公知である。
これらの混合物から、フイルムを得ることができる(米
国特許第3,218,372号の第4欄、第9行)。カーボンブ
ラツクまたはグラフアイトの添加は述べられていない。
日本特許第932,197号によると、ポリカーボネート50重
量部またはそれ以上とポリブチレンテレフタレート50重
量部またはそれ以下の混合物は公知である。カーボンブ
ラツク、TiO2、ガラス繊維などのような充てん剤および
ほかの染色顔料を加えてもよい。フイルムの製造は述べ
られていない。
量部またはそれ以上とポリブチレンテレフタレート50重
量部またはそれ以下の混合物は公知である。カーボンブ
ラツク、TiO2、ガラス繊維などのような充てん剤および
ほかの染色顔料を加えてもよい。フイルムの製造は述べ
られていない。
日本特許出願第47−121,683号により、ビスフエノール
Aから製造されたポリカーボネート100重量部およびポ
リテトラメチレンテレフタレート10〜70重量部からなる
混合物からのフイルムが特許請求されている。顔料、染
料または、たとえば安定剤、充てん剤などのような無機
もしくは有機の添加剤を加えてもよい。カーボンブラツ
クまたはグラフアイトは充てん剤としても顔料としても
述べられていない。
Aから製造されたポリカーボネート100重量部およびポ
リテトラメチレンテレフタレート10〜70重量部からなる
混合物からのフイルムが特許請求されている。顔料、染
料または、たとえば安定剤、充てん剤などのような無機
もしくは有機の添加剤を加えてもよい。カーボンブラツ
クまたはグラフアイトは充てん剤としても顔料としても
述べられていない。
本発明に対して用いられる熱可塑性ポリカーボネートは
ジフエノール、とくにジヒドロキシジアリールアルカン
とホスゲンまたは炭酸のジエステルとの反対によって得
られる重縮合物であってよい。用いられるジヒドロキシ
ジアリールアルカンは未置換の化合物であっても、ある
いはアリール基が水酸基に対してo−および/またはm
−位にメチル基またはハロゲン原子を有する化合物であ
ってもよい。枝分れ鎖ポリカーボネートもまた適当であ
る。
ジフエノール、とくにジヒドロキシジアリールアルカン
とホスゲンまたは炭酸のジエステルとの反対によって得
られる重縮合物であってよい。用いられるジヒドロキシ
ジアリールアルカンは未置換の化合物であっても、ある
いはアリール基が水酸基に対してo−および/またはm
−位にメチル基またはハロゲン原子を有する化合物であ
ってもよい。枝分れ鎖ポリカーボネートもまた適当であ
る。
ここで用いられる熱可塑性ポリカーボネートはCH2Cl2中
25℃において濃度0.5g/100mlにおける相対粘度の測定
によって求めた、22,000〜50,000、好ましくは28,000〜
40,000の範囲の平均分子量wを有する。
25℃において濃度0.5g/100mlにおける相対粘度の測定
によって求めた、22,000〜50,000、好ましくは28,000〜
40,000の範囲の平均分子量wを有する。
次のものが適当なジフエノールの例である。ヒドロキノ
ン、レゾルシノール、4,4′−ジヒドロキシジフエニ
ル、たとえばC1〜C8アルキレンビスフエノールまたはC2
〜C8アルキリデンビスフエノールのようなビス(ヒドロ
キシフエニル)アルカン、たとえばC5〜C15シクロアル
キレンビスフエノールまたはC5〜C15シクロアルキリデ
ンビスフエノールのようなビス−(ヒドロキシフエニ
ル)−シクロアルカンならびにビス−(ヒドロキシフエ
ニル)スルフイド、エーテル、ケトン、スルホキシドお
よびスルホン、またα,α′−ビス−(ヒドロキシフエ
ニル)−ジイソプロピルベンゼンおよび核をアルキル化
またはハロゲン化した対応する化合物。ビス−(4−ヒ
ドロキシフエニル)−プロパン−(2,2)(ビスフエノ
ールA)、ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフ
エニル)−プロパン−(2,2)(テトラクロロビスフエ
ノールA)、ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フエニル−プロパン−(2,2)(テトラブロモビスフエ
ノールA)、ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
フエニル)−プロパン(2,2)(テトラメチルビスフエ
ノールA)、ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シク
ロヘキサン−(1,1)(ビスフエノールZ)に、ならび
にたとえばα,α′−ビス−(4−ヒドロキシフエニ
ル)−p−ジイソプロピルベンゼンのような三核ビスフ
エノールにもとずくポリカーボネートを用いるのが好ま
しい。
ン、レゾルシノール、4,4′−ジヒドロキシジフエニ
ル、たとえばC1〜C8アルキレンビスフエノールまたはC2
〜C8アルキリデンビスフエノールのようなビス(ヒドロ
キシフエニル)アルカン、たとえばC5〜C15シクロアル
キレンビスフエノールまたはC5〜C15シクロアルキリデ
ンビスフエノールのようなビス−(ヒドロキシフエニ
ル)−シクロアルカンならびにビス−(ヒドロキシフエ
ニル)スルフイド、エーテル、ケトン、スルホキシドお
よびスルホン、またα,α′−ビス−(ヒドロキシフエ
ニル)−ジイソプロピルベンゼンおよび核をアルキル化
またはハロゲン化した対応する化合物。ビス−(4−ヒ
ドロキシフエニル)−プロパン−(2,2)(ビスフエノ
ールA)、ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフ
エニル)−プロパン−(2,2)(テトラクロロビスフエ
ノールA)、ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモ
フエニル−プロパン−(2,2)(テトラブロモビスフエ
ノールA)、ビス−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル
フエニル)−プロパン(2,2)(テトラメチルビスフエ
ノールA)、ビス−(4−ヒドロキシフエニル)−シク
ロヘキサン−(1,1)(ビスフエノールZ)に、ならび
にたとえばα,α′−ビス−(4−ヒドロキシフエニ
ル)−p−ジイソプロピルベンゼンのような三核ビスフ
エノールにもとずくポリカーボネートを用いるのが好ま
しい。
ポリカーボネートの合成に対して適当なその他のジフエ
ノールは米国特許第2,970,131号、第2,991,273号、第2,
999,835号、第2,999,846号、第3,028,365号、第3,062,7
81号、第3,148,172号、第3,271,367号および第3,275,60
1号に記載されている。
ノールは米国特許第2,970,131号、第2,991,273号、第2,
999,835号、第2,999,846号、第3,028,365号、第3,062,7
81号、第3,148,172号、第3,271,367号および第3,275,60
1号に記載されている。
芳香族ポリカーボネートは公知の方法で少量の、好まし
くは0.05〜2.0モル%(ジフエノールの量に対して)の
三官能性またはより高い官能性の化合物、とくに3もし
くは3以上のフエノール性水酸基を含んでいる化合物を
組み入れることによって枝分れさせてもよい。
くは0.05〜2.0モル%(ジフエノールの量に対して)の
三官能性またはより高い官能性の化合物、とくに3もし
くは3以上のフエノール性水酸基を含んでいる化合物を
組み入れることによって枝分れさせてもよい。
この種のポリカーボネートはたとえばドイツ特許出願公
開第1,570,533号および第1,595,762号、英国特許第1,07
9,821号、米国特許Re27,682号およびドイツ特許第2,50
0,092号に記載されている。
開第1,570,533号および第1,595,762号、英国特許第1,07
9,821号、米国特許Re27,682号およびドイツ特許第2,50
0,092号に記載されている。
次のものが3個もしくは3個以上のフエノール酸水酸基
を含んでいる適当な化合物のいくつかの例である。2,4
−ビス−(ヒドロキシフエニル−イソプロピル)−フエ
ノール、2,6−ビス−(2′−ヒドロキシ−5′−メチ
ルベンジル)−4−メチルフエノール、2−(4−ヒド
ロキシフエニル)−2−(2,4−ジヒドロキシフエニ
ル)−プロパンおよび1,4−ビス(4,4″−ジヒドロキシ
トリフエニルメチル)−ベンゼン。
を含んでいる適当な化合物のいくつかの例である。2,4
−ビス−(ヒドロキシフエニル−イソプロピル)−フエ
ノール、2,6−ビス−(2′−ヒドロキシ−5′−メチ
ルベンジル)−4−メチルフエノール、2−(4−ヒド
ロキシフエニル)−2−(2,4−ジヒドロキシフエニ
ル)−プロパンおよび1,4−ビス(4,4″−ジヒドロキシ
トリフエニルメチル)−ベンゼン。
次のものが三官能性化合物のそのほかの例である。2,4
−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、塩化シアヌル
および3,3−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエニ
ル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドール(イサチ
ン−ビス−クレゾール)。
−ジヒドロキシ安息香酸、トリメシン酸、塩化シアヌル
および3,3−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエニ
ル)−2−オキソ−2,3−ジヒドロインドール(イサチ
ン−ビス−クレゾール)。
本発明の意味の範囲内で熱可塑性ポリアルキレンテレフ
タレートは、テレフタル酸と脂肪族ジオール、好ましく
はブタン−1,4−ジオール、エタンジオールおよびシク
ロヘキサン−1,4−ジメタノールの群からのもの、とく
にブタン−1,4−ジオールのポリエステルである。
タレートは、テレフタル酸と脂肪族ジオール、好ましく
はブタン−1,4−ジオール、エタンジオールおよびシク
ロヘキサン−1,4−ジメタノールの群からのもの、とく
にブタン−1,4−ジオールのポリエステルである。
上記のグリコール群に加えて、上記のテレフタレートは
3〜12個の炭素原子を含んでいるほかの脂肪族ジオール
または6〜21個の炭素原子を含んでいるシクロ脂肪族ジ
オール、たとえばプロパン−1,3−ジオール、ネオペン
チルグリコール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン
−1,6−ジオール、3−メチルペンタン、2,4−ジオー
ル、2−メチルペンタン、2,4−ジオールおよび2,2,4−
トリメチルペンタン−1,3−ジオールの残基を30モル%
まで含んでもよい。
3〜12個の炭素原子を含んでいるほかの脂肪族ジオール
または6〜21個の炭素原子を含んでいるシクロ脂肪族ジ
オール、たとえばプロパン−1,3−ジオール、ネオペン
チルグリコール、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン
−1,6−ジオール、3−メチルペンタン、2,4−ジオー
ル、2−メチルペンタン、2,4−ジオールおよび2,2,4−
トリメチルペンタン−1,3−ジオールの残基を30モル%
まで含んでもよい。
テレフタル酸エステルに加えて、本製品は15モル%まで
のほかのジカルボン酸、たとえばイソフタル酸、アジピ
ン酸、コハク酸、セバシン酸、ナフタレン−2,6−ジカ
ルボン酸、ジフエニルカルボン酸、アゼライン酸または
シクロヘキサンジ酢酸の残基を含んでよい。ポリアルキ
レングリコールテレフタレントは公知の方法によって、
たとえばジアルキルテレフタレートと対応するジオール
からエステル交換によって合成してもよい(たとえば米
国特許第2,647,885号、第2,643,989号、第2,534,028
号、第2,578,660号、第2,742,494号および第2,901,466
号参照)。テレフタル酸の低級アルキルエステル、好ま
しくはジメチルエステルは、過剰のジオールと反応させ
てもよい出発物質として、テレフタル酸のビスヒドロキ
シアルキルエステルへのエステル交換に対する適当な触
媒の存在で用いてもよい。この方法において、温度は14
0℃から210〜220℃に上げられ、遊離したアルコールは
留去される。次に縮合は210〜180℃の温度で行い、その
間圧力は過剰のジオールを留去するように1トール以下
に段階的に低下する。
のほかのジカルボン酸、たとえばイソフタル酸、アジピ
ン酸、コハク酸、セバシン酸、ナフタレン−2,6−ジカ
ルボン酸、ジフエニルカルボン酸、アゼライン酸または
シクロヘキサンジ酢酸の残基を含んでよい。ポリアルキ
レングリコールテレフタレントは公知の方法によって、
たとえばジアルキルテレフタレートと対応するジオール
からエステル交換によって合成してもよい(たとえば米
国特許第2,647,885号、第2,643,989号、第2,534,028
号、第2,578,660号、第2,742,494号および第2,901,466
号参照)。テレフタル酸の低級アルキルエステル、好ま
しくはジメチルエステルは、過剰のジオールと反応させ
てもよい出発物質として、テレフタル酸のビスヒドロキ
シアルキルエステルへのエステル交換に対する適当な触
媒の存在で用いてもよい。この方法において、温度は14
0℃から210〜220℃に上げられ、遊離したアルコールは
留去される。次に縮合は210〜180℃の温度で行い、その
間圧力は過剰のジオールを留去するように1トール以下
に段階的に低下する。
テレフタレートの分子量wは30,000〜80,000の範囲に
あり、テレフタル酸とイソフタル酸の共ポリエステルの
分子量wもまた30,000〜80,000の範囲にある。wは
フエノール/o−ジクロロベンゼン(1:1)中で25℃に
おいて5%溶液を用いて固有粘度(極限粘度数、0に外
挿した還元比粘度の値)I.V.を測定することによって求
めるか、測定に対して用いられる溶液の濃度によって割
った比粘度であるRSV値(還元比粘度)から求めてもよ
い。RSV値はフエノール/テトラクロロエタン(60/4
0)中の23%溶液について20℃で求める。I.V.値は一般
に0.85〜1.25の範囲にある。
あり、テレフタル酸とイソフタル酸の共ポリエステルの
分子量wもまた30,000〜80,000の範囲にある。wは
フエノール/o−ジクロロベンゼン(1:1)中で25℃に
おいて5%溶液を用いて固有粘度(極限粘度数、0に外
挿した還元比粘度の値)I.V.を測定することによって求
めるか、測定に対して用いられる溶液の濃度によって割
った比粘度であるRSV値(還元比粘度)から求めてもよ
い。RSV値はフエノール/テトラクロロエタン(60/4
0)中の23%溶液について20℃で求める。I.V.値は一般
に0.85〜1.25の範囲にある。
30,000〜60,000の範囲のw値を有するポリブチレンテ
レフタレートがとくに好ましい脂肪族熱可塑性ポリエス
テルである。
レフタレートがとくに好ましい脂肪族熱可塑性ポリエス
テルである。
本発明の目的に対して用いられるカーボンブラツクは、
一般に電子顕微鏡によって求めた、200nm以下の平均一
次粒子径、好ましくは100nm以下の、そしてとくに50nm
以下の平均一次粒子径を有するガスブラツク、フアーネ
スブラツクまたはフレームブラツクであつてよい。
一般に電子顕微鏡によって求めた、200nm以下の平均一
次粒子径、好ましくは100nm以下の、そしてとくに50nm
以下の平均一次粒子径を有するガスブラツク、フアーネ
スブラツクまたはフレームブラツクであつてよい。
本発明の目的に対して用いられるグラフアイトは、たと
えば電極グラフアイトとして5mmまでの粒子を有する、
広い範囲の粒子径で入手できるグラフアイト粉末または
グラフアイトダストであってよいが、一般に用いられる
グラフアイト粉末は1mmまで、好ましくは0.5mmまでの平
均粒子径を有する。
えば電極グラフアイトとして5mmまでの粒子を有する、
広い範囲の粒子径で入手できるグラフアイト粉末または
グラフアイトダストであってよいが、一般に用いられる
グラフアイト粉末は1mmまで、好ましくは0.5mmまでの平
均粒子径を有する。
用いられるカーボンブラツクは、非常に小さい一次粒子
径ばかりでなく、大きな外部および内部表面積、すなわ
ち高い多孔性、したがって窒素吸着に対して得られるBE
T表面積および高いジブチルフタレート(DBP)吸着値を
有する、いわゆる電導度カーボンブラックが好ましい。
それに加えて、それらは高度に構造化している。すなわ
ちそれらは個々の粒子がアグロメレーションまたは凝集
してより大きな構造、たとえば鎖の形を作る強い傾向を
有する。カーボンブラツクのBET表面積は一般に20m2/
gより大きく、DBP吸着は一般にカーボンブラツク100g
あたり40ml以上である。
径ばかりでなく、大きな外部および内部表面積、すなわ
ち高い多孔性、したがって窒素吸着に対して得られるBE
T表面積および高いジブチルフタレート(DBP)吸着値を
有する、いわゆる電導度カーボンブラックが好ましい。
それに加えて、それらは高度に構造化している。すなわ
ちそれらは個々の粒子がアグロメレーションまたは凝集
してより大きな構造、たとえば鎖の形を作る強い傾向を
有する。カーボンブラツクのBET表面積は一般に20m2/
gより大きく、DBP吸着は一般にカーボンブラツク100g
あたり40ml以上である。
50m2/g以上のBET表面積、80ml/100g以上のDBP吸着量
および50nm以下の平均一次粒子径を有する電導度カーボ
ンブラツクがとくに適する。この種の電気伝導性カーボ
ンブラツクは著しい構造と高い電気伝導性を有する特殊
グレードのカーボンブラツクとして入手できる。
および50nm以下の平均一次粒子径を有する電導度カーボ
ンブラツクがとくに適する。この種の電気伝導性カーボ
ンブラツクは著しい構造と高い電気伝導性を有する特殊
グレードのカーボンブラツクとして入手できる。
カーボブラツクおよびグラフアイトの熱可塑性ポリカー
ボネートとの混合はたとえば当該技術において用いられ
る通常の粉末混合法によって行ってよい。すなわちポリ
カーボネート粉末はカーボンブラツクおよびグラフアイ
トと室温でよく混合し、次に約250〜約300℃で押出機を
通して押出し、粒を形成させることができる。あるい
は、ポリカーボネートは成分の計量した量を適当な混和
機に通し、得られた混合物を直接粒状化することによっ
てカーボンブラックおよびグラフアイトと混合してもよ
い。この方法に対する温度はまた約250〜300℃に維持す
るが、粒状化は脱ガス装置によって作り出される真空で
行わねばならない。
ボネートとの混合はたとえば当該技術において用いられ
る通常の粉末混合法によって行ってよい。すなわちポリ
カーボネート粉末はカーボンブラツクおよびグラフアイ
トと室温でよく混合し、次に約250〜約300℃で押出機を
通して押出し、粒を形成させることができる。あるい
は、ポリカーボネートは成分の計量した量を適当な混和
機に通し、得られた混合物を直接粒状化することによっ
てカーボンブラックおよびグラフアイトと混合してもよ
い。この方法に対する温度はまた約250〜300℃に維持す
るが、粒状化は脱ガス装置によって作り出される真空で
行わねばならない。
上記のように粒の形で得られるポリカーボネート、カー
ボンブラツクおよびグラフアイトの混合物は一般に熱可
塑性ポリアルキレンテレフタレートとともに通常の脱ガ
ス押出機で押出し、たとえば押出シート、異形品、プレ
ートまたは吹込製品のような押出成形部品を作る。押出
プロセスは一般に約220〜280℃の範囲の温度で行う。
ボンブラツクおよびグラフアイトの混合物は一般に熱可
塑性ポリアルキレンテレフタレートとともに通常の脱ガ
ス押出機で押出し、たとえば押出シート、異形品、プレ
ートまたは吹込製品のような押出成形部品を作る。押出
プロセスは一般に約220〜280℃の範囲の温度で行う。
熱可塑性ポリアルキレンテレフタレートおよび適宜ほか
の熱可塑性ポリカーボネートと上記のポリカーボネー
ト、カーボンブラツクおよびグラフアイトの粒の射出成
形は一般に通常の射出成形装置で約270℃〜約300℃の範
囲の温度で行う。全混合物は好ましくは成分a)+b)
+c)の全重量に対して少なくとも15重量%の熱可塑性
ポリアルキレンテレフタレートを含まねばならない。
の熱可塑性ポリカーボネートと上記のポリカーボネー
ト、カーボンブラツクおよびグラフアイトの粒の射出成
形は一般に通常の射出成形装置で約270℃〜約300℃の範
囲の温度で行う。全混合物は好ましくは成分a)+b)
+c)の全重量に対して少なくとも15重量%の熱可塑性
ポリアルキレンテレフタレートを含まねばならない。
したがって、本発明はまた、それらが a) 熱可塑性ポリカーボネート40〜75重量%、 b) 熱可塑性ポリアルキレンテレフタレート35〜15重
量%、および c) カーボンブラツクとグラフアイト35〜10重量%、
好ましくは30〜15重量% を含み、カーボンブラツク対グラフアイトの重量比が5:
1〜1:3、好ましくは3:2〜2:3の範囲にあるべきであり、
重量%の合計が100であることを特徴とする、射出成形
法によるカーボン含有成形体の製造方法に関する。
量%、および c) カーボンブラツクとグラフアイト35〜10重量%、
好ましくは30〜15重量% を含み、カーボンブラツク対グラフアイトの重量比が5:
1〜1:3、好ましくは3:2〜2:3の範囲にあるべきであり、
重量%の合計が100であることを特徴とする、射出成形
法によるカーボン含有成形体の製造方法に関する。
熱可塑性ポリカーボネートと熱可塑性ポリアルキレンテ
レフタレートの混合物ならびにそれらから製造した成形
品とシートは公知である(たとえばヨーロッパ特許出願
公開第0,120,394号(LeA22,232−EP)、ヨーロツパ特許
出願公開第0,143,352号(LeA22,591−EP)およびヨーロ
ッパ特許出願公開第0,016,225号(LeA21,855−EP)およ
びこれらのヨーロツパ特許出願公開中におよびそれらに
対して引用されている文献を参照)。
レフタレートの混合物ならびにそれらから製造した成形
品とシートは公知である(たとえばヨーロッパ特許出願
公開第0,120,394号(LeA22,232−EP)、ヨーロツパ特許
出願公開第0,143,352号(LeA22,591−EP)およびヨーロ
ッパ特許出願公開第0,016,225号(LeA21,855−EP)およ
びこれらのヨーロツパ特許出願公開中におよびそれらに
対して引用されている文献を参照)。
カーボンブラツクまたはグラフアイトを含んでいるポリ
カーボネートは公知である(たとえばヨーロツパ特許出
願公開第0,143,352号(LeA22,591)およびヨーロツパ特
許出願公開第0,141,310号(LaA22,590)およびこれらの
ヨーロツパ特許出願公開中におよびそれらに対して引用
されている文献を参照)。
カーボネートは公知である(たとえばヨーロツパ特許出
願公開第0,143,352号(LeA22,591)およびヨーロツパ特
許出願公開第0,141,310号(LaA22,590)およびこれらの
ヨーロツパ特許出願公開中におよびそれらに対して引用
されている文献を参照)。
ポリエーテルエステルエラストマー中のカーボンブラツ
クおよびグラフアイトの組合わされた使用はヨーロツパ
特許出願公開第0,032,375号に記載されている。
クおよびグラフアイトの組合わされた使用はヨーロツパ
特許出願公開第0,032,375号に記載されている。
熱可塑性ポリカーボネートおよび熱可塑性ポリアルキレ
ンテレフタレートに対して用いられる熱、水分および空
気に対する公知の安定剤は熱可塑性ポリカーボネートお
よび熱可塑性ポリアルキレンテレフタレートに加えても
よい。
ンテレフタレートに対して用いられる熱、水分および空
気に対する公知の安定剤は熱可塑性ポリカーボネートお
よび熱可塑性ポリアルキレンテレフタレートに加えても
よい。
実施例 基本配合物の調製法 トリス−(2−エチルオキセタニル−2)−メチルホス
フイン0.07重量%で安定化したビスフエノールA/ポリ
カーボネート粒ηrel 1300、および電導性カーボンブ
ラツク(カーボンブラツクは非常に小さい一次粒子径お
よび大きな外部と内部の表面積、すなわち高い多孔性、
したがってN2吸着に対する大きなBET表面積および高い
ジブチルフタレート(DBP)吸着値を持ち、それらは高
度に製造化されねばならない。すなわちそれらはより大
きな構造、たとえば鎖を形成する個々の粒子のアグロメ
レーシヨンへの強い傾向を示さねばならず、そしてカー
ボンブラツクのBET表面積は一般に20m2/gより大き
く、DBP吸着値はカーボンブラツク100gあたり40ml以上
でなければならない)およびグラフアイト粉末(グラフ
アイト粉末は1mmまで、好ましくはそしてとくに0.5mmま
での平均粒子径を持たねばならない)から、基本配合物
は配合押出機でポリカーボネート、カーボンブラツクお
よびグラフアイトの割り当てられた導入による脱ガス条
件下で調製する。
フイン0.07重量%で安定化したビスフエノールA/ポリ
カーボネート粒ηrel 1300、および電導性カーボンブ
ラツク(カーボンブラツクは非常に小さい一次粒子径お
よび大きな外部と内部の表面積、すなわち高い多孔性、
したがってN2吸着に対する大きなBET表面積および高い
ジブチルフタレート(DBP)吸着値を持ち、それらは高
度に製造化されねばならない。すなわちそれらはより大
きな構造、たとえば鎖を形成する個々の粒子のアグロメ
レーシヨンへの強い傾向を示さねばならず、そしてカー
ボンブラツクのBET表面積は一般に20m2/gより大き
く、DBP吸着値はカーボンブラツク100gあたり40ml以上
でなければならない)およびグラフアイト粉末(グラフ
アイト粉末は1mmまで、好ましくはそしてとくに0.5mmま
での平均粒子径を持たねばならない)から、基本配合物
は配合押出機でポリカーボネート、カーボンブラツクお
よびグラフアイトの割り当てられた導入による脱ガス条
件下で調製する。
配合押出機の溶融領域における温度は280℃である。
以後基本配合物1.1および基本配合物2.1と呼ぶ、この方
法から得られる粒はシートの押出または射出成形のため
に用いられる。
法から得られる粒はシートの押出または射出成形のため
に用いられる。
1.帯電防止押出シートの製造 1.1 ポリカーボネート 80重量% カーボンブラツク 12重量% グラフアイト 8重量% からの上記の基本配合物の調製 1.2 シートの製造に対する粒状化混合物の調製に対し
て、ポリブチレンテレフタレートをこの基本配合物に5:
1の割合で適当な混合装置(タンブラーミキサーまたは
コニカルスクリユーミキサー)で充分な混合の後で加
え、シートをこの粒混合物から直接押出す。押出温度は
ポリブチレンテレフタレートの添加のため230〜260℃の
範囲でなければならない。続く平滑化装置(シート押出
のためのアプリケーターローラー)の温度はシート内で
結晶化を避けるために60℃またはそれ以下に保たねばな
らない。得られるシートは次の組成を有する。
て、ポリブチレンテレフタレートをこの基本配合物に5:
1の割合で適当な混合装置(タンブラーミキサーまたは
コニカルスクリユーミキサー)で充分な混合の後で加
え、シートをこの粒混合物から直接押出す。押出温度は
ポリブチレンテレフタレートの添加のため230〜260℃の
範囲でなければならない。続く平滑化装置(シート押出
のためのアプリケーターローラー)の温度はシート内で
結晶化を避けるために60℃またはそれ以下に保たねばな
らない。得られるシートは次の組成を有する。
ポリカーボネート 66.66重量% ポリブチレンテレフタレート 16.66重量% 導電性カーボンブラツク 9.99重量% グラフアイト 6.69重量% A. 1.2の力学的特性 試 験 単位 試験規定 破断時の引張強度 Mpa ISO/R527 66 引裂き時の伸び % DIN53455 6 降伏時の引張応力 MPa DIN53455 69 密度 g/cm2 1.28 B.1.2の電気的性質 比表面抵抗 ρS 104ohm 比体積抵抗 ρD 102ohm・cm 2.導電性押出シートの製造 導電性シートの製造に対する出発物質は基本配合物に対
して与えられた製造法によって製造された基本配合物で
ある。混合物中のポリカーボネート、カーボンブラツク
およびグラフアイトの割合は次の組成に調節された。
して与えられた製造法によって製造された基本配合物で
ある。混合物中のポリカーボネート、カーボンブラツク
およびグラフアイトの割合は次の組成に調節された。
2.1 ポリカーボネート 70重量% 導電性カーボンブラツク 18重量% グフアイト 12重量% からの基本配合物の製造 2.2 押出シートの製造に対して、基本配合物 2.1の80重量%をポリブチレンテレフタレート20重量%
と混合し、混合物を1.2で述べたシートに押出す。得ら
れたシートは次の組成を有する。
と混合し、混合物を1.2で述べたシートに押出す。得ら
れたシートは次の組成を有する。
ポリカーボネート 56.00重量% ポリブチレンテレフタレート 20.00重量% 電導性カーボンブラツク 14.40重量% グラフアイト 9.60重量% 3.静電防止射出成形用配合物の製造 静電防止射出成形用配合物の製造に対して用いられる出
発物質は要求される静電防止性に依存して、ポリブチレ
ンテレフタレート20重量%または30重量%と混合した2
つの基本配合物1.1および2.1である。加工温度:260℃〜
280℃。
発物質は要求される静電防止性に依存して、ポリブチレ
ンテレフタレート20重量%または30重量%と混合した2
つの基本配合物1.1および2.1である。加工温度:260℃〜
280℃。
3.1 基本配合物1.1からの射出成形用配合物の組成 ポリカーボネート 64.00重量% ポリブチレンテレフタレート 20.00重量% 電導性カーボンブラツク 9.60重量% グラフアイト 6.40重量% 3.2 基本配合物2.1から得られた射出成形用配合物の組
成 ポリカーボネート 49.00重量% ポリブチレンテレフタレート 30.00重量% 電導性カーボンブラツク 12.60重量% グラフアイト 8.40重量% 比較例 上記1.1に記載した基本化合物をあらかじめ調製するこ
となく、上記1.2に記載した組成に従って、 ポリカーボネート 66.66重量% ポリブチレンテレフタレート 16.66重量% 電導性カーボンブラツク 9.99重量% グラフアイト 6.69重量% を同時に混合して、上記の組成を有する比較配合物を調
製した。
成 ポリカーボネート 49.00重量% ポリブチレンテレフタレート 30.00重量% 電導性カーボンブラツク 12.60重量% グラフアイト 8.40重量% 比較例 上記1.1に記載した基本化合物をあらかじめ調製するこ
となく、上記1.2に記載した組成に従って、 ポリカーボネート 66.66重量% ポリブチレンテレフタレート 16.66重量% 電導性カーボンブラツク 9.99重量% グラフアイト 6.69重量% を同時に混合して、上記の組成を有する比較配合物を調
製した。
この比較配合物を用いて1.2と同様の押出物を調製しよ
うとしたが、熱可塑性材料の劣化のため、粒状化しうる
押出物をつくることができなかった。ただ標準試験用棒
状物をつくることができた。
うとしたが、熱可塑性材料の劣化のため、粒状化しうる
押出物をつくることができなかった。ただ標準試験用棒
状物をつくることができた。
その力学的特性を下に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 67:00 69:00 105:16 (72)発明者 クラウス・ブルクハルト ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエルト 1・ハーゼンハイデ12 (72)発明者 ベルンハルト・シユルテ ドイツ連邦共和国デー4150クレーフエルト 1・ドツペルフエルトシユトラーセ 15 (56)参考文献 特開 昭59−71358(JP,A) 特開 昭59−96142(JP,A) 特開 昭60−51747(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性ポリカーボネートを、カーボンブ
ラツクおよびグラフアイトと混合し、生成した混合物を
粒状化し、次いで熱可塑性ポリアルキレンテレフタレー
トを加え、粒状物を押出または射出成形して所望の成形
体とすることを特徴とする押出または射出成形による、 a)熱可塑性ポリカーボネート40重量%〜85重量%、 b)熱可塑性ポリアルキレンテレフタレート35重量%〜
5重量%、および c)カーボンブラツクおよびグラフアイト35重量%〜10
重量% を含有し、カーボンブラツクとグラフアイトの重量比が
5:1〜1:3の範囲にあり、成分a)+b)+c)の重量%
の合計が100重量%である、カーボン含有成形体の製造
方法。 - 【請求項2】熱可塑性ポリカーボネートをカーボンブラ
ツクおよびグラフアイトと混合し、生成した混合物を粒
状化し、次いで熱可塑性ポリアルキレンテレフタレート
を加え、粒状物を射出成形して所望の成形体とすること
を特徴とする射出成形による、 a)熱可塑性ポリカーボネート40重量%〜75重量%、 b)熱可塑性ポリアルキレンテレフタレート35重量%〜
15重量%、および c)カーボンブラツクおよびグラフアイト35重量%〜10
重量% を含有し、カーボンブラツクとグラフアイトの重量比が
5:1〜1:3の範囲にあり、成分a)+b)+c)の重量%
の合計が100重量%である、特許請求の範囲第1項記載
のカーボン含有成形体の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3619094.2 | 1986-06-10 | ||
DE19863619094 DE3619094A1 (de) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | Kohlenstoff-haltige formkoerper |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62297353A JPS62297353A (ja) | 1987-12-24 |
JPH0668069B2 true JPH0668069B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=6302439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62143419A Expired - Lifetime JPH0668069B2 (ja) | 1986-06-10 | 1987-06-10 | カーボン含有成形体の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4876033A (ja) |
EP (1) | EP0249101B1 (ja) |
JP (1) | JPH0668069B2 (ja) |
DE (2) | DE3619094A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPH0714744B2 (ja) * | 1988-12-15 | 1995-02-22 | 旭有機材工業株式会社 | 集積回路用トレー |
US5200264A (en) * | 1989-09-05 | 1993-04-06 | Advanced Products, Inc. | Thermoset polymer thick film compositions and their use as electrical circuitry |
US5049313A (en) * | 1989-09-05 | 1991-09-17 | Advanced Products Inc. | Thermoset polymer thick film compositions and their use as electrical circuitry |
DE4024021A1 (de) * | 1990-07-28 | 1992-01-30 | Ringsdorff Werke Gmbh | Kohlenstoffhaltiges gleitstueck |
US5273685A (en) * | 1991-02-22 | 1993-12-28 | Mitsubishi Gas Chemical Co., Inc. | Thermoplastic resin composition |
DE4208644C2 (de) * | 1992-03-18 | 1994-11-03 | Bayer Ag | Antistatische Polycarbonat-Extrusionsfolien |
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CA2393397C (en) | 1999-12-02 | 2009-05-05 | Cabot Corporation | Carbon blacks useful in wire and cable compounds |
US6988305B1 (en) | 1999-12-17 | 2006-01-24 | Magna International Of America, Inc. | Method and apparatus for blow molding large reinforced plastic parts |
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US7309727B2 (en) | 2003-09-29 | 2007-12-18 | General Electric Company | Conductive thermoplastic compositions, methods of manufacture and articles derived from such compositions |
US7462656B2 (en) | 2005-02-15 | 2008-12-09 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Electrically conductive compositions and method of manufacture thereof |
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FR3029005B1 (fr) * | 2014-11-26 | 2018-01-19 | Nexans | Element de protection retractable a chaud |
WO2017159164A1 (ja) | 2016-03-17 | 2017-09-21 | 住化ポリカーボネート株式会社 | ポリカーボネート樹脂組成物、成形体及びキャリアテープ |
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JPS5971358A (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-23 | Seiko Epson Corp | 樹脂組成物 |
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-
1986
- 1986-06-10 DE DE19863619094 patent/DE3619094A1/de not_active Withdrawn
-
1987
- 1987-05-29 EP EP87107784A patent/EP0249101B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-05-29 DE DE8787107784T patent/DE3775624D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-10 JP JP62143419A patent/JPH0668069B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-04-25 US US07/185,606 patent/US4876033A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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EP0249101B1 (de) | 1992-01-02 |
EP0249101A3 (en) | 1988-08-31 |
DE3619094A1 (de) | 1987-12-17 |
JPS62297353A (ja) | 1987-12-24 |
DE3775624D1 (de) | 1992-02-13 |
EP0249101A2 (de) | 1987-12-16 |
US4876033A (en) | 1989-10-24 |
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