JPH0667752A - デジタル信号処理装置における信号タイミング制御方法及び装置 - Google Patents

デジタル信号処理装置における信号タイミング制御方法及び装置

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JPH0667752A
JPH0667752A JP5060092A JP6009293A JPH0667752A JP H0667752 A JPH0667752 A JP H0667752A JP 5060092 A JP5060092 A JP 5060092A JP 6009293 A JP6009293 A JP 6009293A JP H0667752 A JPH0667752 A JP H0667752A
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timing
signal
signal processing
unit
delay
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JP5060092A
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O F Morgan
エフ モーガン オー
Michael Polatnick
ポラトニック マイケル
Andrew Leary
ラーリー アンドリュー
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Sony Corp of America
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 デジタル信号処理装置の各信号処理ユニット
14に、その信号処理回路26の信号タイミングを制御
する同一のプログラミング・インタフェースをもつプロ
グラマブル・タイミング遅延ユニット28を設ける。ま
た、プログラマブル・タイミング遅延ユニットに信号タ
イミング制御入力を与えるため、デジタル信号処理装置
に中央タイミング・ユニットを設ける。信号路の構成、
すなわち信号処理ユニットによって信号が処理される順
序を制御するためルーティング・スイッチャをデジタル
信号処理装置に設ける。 【効果】 各信号処理ユニットにタイミング制御、遅延
等化、タイミング導出の回路を設ける負担がなくなる。
各信号処理ユニットのタイミングずれを任意の信号路に
対し容易に再計算できるので、再構成の柔軟性が改善さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル信号処理装置
の分野、特に、縦続接続された信号処理ユニットを有す
るデジタル信号処理装置に関する。もっと具体的にいえ
ば、本発明は、上記縦続接続された信号処理ユニットに
対する信号タイミングの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号処理装置においては、縦続
接続(カスケード)された或る数のデジタル信号処理ユ
ニットにより、直列(順次)的にデジタル信号を処理す
ることが多い。デジタル信号が処理を受けるに従って、
各デジタル信号処理ユニット内で或る程度のタイミング
遅延が生じるのが普通である。その遅延は、該ユニット
の構造又は動作により、固有であることもあり、予めプ
ログラムされることもある。外部基準信号に対し予め定
めた固定タイミングで最終出力を発生するためには、信
号処理ユニットにおける信号タイミングを統合した方法
で早め(進め)なければならない。従来の各信号処理ユ
ニットは、タイミング制御、遅延等化及びタイミング発
生のための自分の回路をもち、その信号路は予め定めら
れている。
【0003】大抵、各信号処理ユニットは、その信号発
生器のタイミングを制御する「ゲンロック(Genlo
ck)」回路をもっている。「ゲンロック」回路は、外
部基準信号を用いて、処理されている信号を早めたタイ
ミングで再発生し、信号の処理及び伝達における遅延を
補償するものである。各信号処理ユニットはまた一般
に、信号遅延等化のため自己の局部メモリをもってい
る。基準信号が種々のタイミング成分の複合基準信号で
あるデジタル信号処理装置、例えばビデオ装置(基準信
号は通常水平、垂直及びフレームのタイミングの複合信
号である。)では、各信号処理ユニットはまた一般に、
種々のタイミング成分を取出すため自己の同期分離回路
をもっている。
【0004】これらの従来方法は、各信号処理ユニット
にタイミング制御、遅延等化及びタイミング導出のため
の自分の回路を設けなければならないので、余り費用効
率がよくない。特に、複合基準信号からタイミング成分
を取出す信号処理ユニットを1つ以上もつことは、複合
基準信号から正確で信頼性のあるタイミング成分を取出
すのが極めて複雑であるので、非常に高くつく。
【0005】また、これらのデジタル信号処理装置は大
抵、信号路を再構成する際の柔軟性が乏しい。個々の信
号処理ユニットに一定の遅延を付加した場合にのみ、再
構成が可能である。そのときでさえ、再構成は、ビデオ
装置におけるフレーム遅延のような簡単な遅延を伴う変
更に限られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、デジタル信号処理装置のカスケードされた信号
処理ユニットの各々がタイミング制御、遅延等化及びタ
イミング発生のための自己回路を全くもたない場合にお
ける、信号処理ユニットの信号タイミングを制御する方
法を得ることである。更に、信号路を再構成する際の柔
軟性を改善することも、本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による方
法及び装置は、基準信号に対して予め定めた一定のタイ
ミングで出力信号を発生するデジタル信号処理装置、特
にデジタル・ビデオ及びオーディオ装置に用いて好適な
ものである。
【0008】本発明の具体的構成では、デジタル信号処
理装置の各信号処理ユニットに、その信号処理回路の信
号タイミングを制御する同一のプログラミング・インタ
フェースをもつプログラマブル・タイミング遅延ユニッ
トを設ける。また、デジタル信号処理装置に中央タイミ
ング・ユニットを設けて、上記プログラマブル・タイミ
ング遅延ユニットに信号タイミング制御入力を与える。
更に、デジタル信号処理装置にルーティング(転送経路
選択)スイッチャを設け、信号路の構成、すなわちデジ
タル信号処理装置の信号処理ユニットの全部又は一部に
よって信号を処理する順序を制御する。
【0009】上述の好適な具体例では、各プログラマブ
ル・タイミング遅延ユニットは、複数のタイミングずれ
(オフセット、偏差)遅延レジスタ及びカウンタの対並
びに各々が複合基準信号の各タイミング成分に対応する
複数の処理遅延レジスタを有する。プログラマブル・タ
イミング遅延ユニットの各タイミングずれ遅延レジスタ
及びカウンタの対は、対応する信号処理回路に対するタ
イミング成分の信号タイミングを早め且つ制御する。プ
ログラマブル・タイミング遅延ユニットの各処理遅延レ
ジスタは、信号処理ユニットのタイプに応じて、中央タ
イミング・ユニット又は信号処理回路のために、対応す
る信号処理回路のタイミング成分の処理遅延を記憶す
る。
【0010】また、信号処理ユニットが、複合基準信号
に対し既知のタイミングでデジタル信号処理装置に与え
られる信号を同期させるための、2つのポートをもつメ
モリ(2ポート・メモリ)及び同期分離回路を有する信
号同期器である場合、プログラマブル・タイミング遅延
ユニットは更に、処理遅延レジスタに対応する複数の処
理遅延カウンタと、各々が複合基準信号の各タイミング
成分に対応する複数の出力カウンタとを有する。タイミ
ングずれレジスタ及びカウンタの対は、2ポート・メモ
リに適正に早めたタイミングで書込むライト・アドレス
を与える。処理遅延レジスタ及びカウンタの対は、上記
出力カウンタと協働して、2ポート・メモリを適正に早
めたタイミングで読出すリード・アドレスを与える。
【0011】更に、信号処理ユニットが、複合基準信号
に対し未知のタイミングでデジタル信号処理装置に与え
られる信号を同期させるための、2ポート・メモリ及び
同期分離回路を有する入力同期器である場合、好適な具
体例では、プログラマブル・タイミング遅延ユニットは
更に、各々が複合基準信号の各タイミング成分に対応す
る複数の入力カウンタを有する。この入力カウンタは、
2ポート・メモリに適正に早めたタイミングで書込むラ
イト・アドレスを与え、タイミングずれレジスタ及びカ
ウンタの対は、2ポート・メモリを適正に早めたタイミ
ングで読出すリード・アドレスを与える。なお、入力カ
ウンタは、タイミングずれレジスタ及びカウンタの対と
協働して、中央タイミング・ユニットのために上記(処
理)遅延レジスタに処理遅延を記憶させる。
【0012】上述の好適な具体例では、中央タイミング
・ユニットは、基準信号検出器及び配分器の対、並びに
タイミングずれ発生ユニットを有する。タイミングずれ
発生ユニットは、プロセッサ及び入力装置をもつ。基準
信号検出器及び配分器の対は、複合基準信号を分解し、
分解した基準信号をクロックパルスと共にプログラマブ
ル・タイミング遅延ユニットに配分する。プロセッサ
は、各信号処理ユニットの各タイミング成分のタイミン
グずれ(オフセット)を計算し、計算したタイミングず
れを対応するプログラマブル・タイミング遅延ユニット
に与える。また、信号路に信号同期器がある場合、プロ
セッサは、まず信号同期器の処理遅延を計算し、それか
らタイミングずれを計算してこれを個々の信号処理ユニ
ットに与える。同様に、信号路に入力同期器がある場
合、プロセッサは、まず装置の全遅延を計算し、それか
らタイミングずれを計算してこれを個々の信号処理ユニ
ットに与える。
【0013】上述により、個々の信号処理ユニットにタ
イミング制御、遅延等化及びタイミング導出用の回路を
設ける負担がなくなる。更に、個々の信号処理ユニット
に対するタイミングずれは、どんな信号路に対しても容
易に再計算できるので、デジタル信号処理装置における
再構成の柔軟性が改善される。
【0014】
【実施例】図1は、本発明デジタル信号処理装置の全体
構成を示すブロック図である。同図において、10はデ
ジタル信号処理装置を全体として示し、本装置は、デジ
タル入力信号20を処理し、外部基準信号24に対して
予め定めた一定のタイミングでデジタル出力信号22を
発生するものである。デジタル信号処理装置10は、信
号ルーティング(転送経路選択)スイッチャ12、複数
の信号処理ユニット(SPU(1)〜SPU(n))1
4a〜14★、タイミング制御信号インタフェース16
及び中央タイミング・ユニット18を有する。信号処理
ユニット14a〜14★は、信号ルーティング・スイッ
チャ12及びタイミング制御信号インタフェース16と
結合される。タイミング制御信号インタフェース16は
また、中央タイミング・ユニット18と結合される。デ
ジタル信号処理装置10は、本発明の教示を取入れた部
分を除けば、デジタルビデオ装置やデジタルオーディオ
装置のような広範囲の周知のデジタル信号処理装置を表
している。
【0015】入力信号20は、1つ以上の信号処理ユニ
ット14a〜14★により順次伝達され処理され、基準
信号24に対して所要のタイミングで出力信号22が発
生する。信号処理ユニット14a〜14★の数及び順序
は、信号ルーティング・スイッチャ12により制御され
る。各信号処理ユニット14a〜14★内の信号タイミ
ングは、中央タイミング・ユニット18からタイミング
制御信号インタフェース16を介して受信されるタイミ
ング制御入力に従って制御される。タイミング制御入力
は、受信する外部基準信号24、信号路、及び各信号処
理ユニット14a〜14★内の処理遅延に基いて中央タ
イミング・ユニット18により与えられる。各要素1
2,14a〜14★、16及び18が協働して、基準信
号24に対して所要のタイミングで出力信号22を発生
する様子を、これより詳細に述べる。
【0016】説明の便宜上、外部基準信号は、複数のタ
イミング成分を含む複合基準信号であると仮定する。例
えば、デジタル信号処理装置がデジタルビデオ装置であ
れば、複合外部基準信号24は、水平タイミング成分、
垂直タイミング成分及びフレーム・タイミング成分を含
むことになる。
【0017】再び図1において、信号ルーティング・ス
イッチャ12により構成される信号路は、中央タイミン
グ・ユニット18に分かっているか或いは分かるように
されている。図1に示した例では、信号ルーティング・
スイッチャ12は中央タイミング・ユニットに接続され
ておらず、信号路は外部の情報源により中央タイミング
・ユニットに与えられている。他の例において、信号ル
ーティング・スイッチャ12を中央タイミング・ユニッ
ト18に結合して、信号路を直接中央タイミング・ユニ
ットに与えるようにしてもよい。更に他の例において、
信号ルーティング・スイッチャ12を中央タイミング・
ユニット18に結合し、該ユニット18によりその動作
を制御するようにしてもよい。いずれにせよ、信号ルー
ティング・スイッチャ12は、広範囲の公知のルーティ
ング・スイッチャを表すもので、これ以上の説明は省略
する。
【0018】図2は、図1の装置の要部を示すブロック
図である。同図において、14は、図1の信号処理ユニ
ットの1つを表す。信号処理ユニット14は、信号処理
回路26及びプログラマブル・タイミング遅延ユニット
28を有する。信号処理回路26は、信号ルーティング
・スイッチャとプログラマブル・タイミング遅延ユニッ
ト28とに結合される。プログラマブル・タイミング遅
延ユニット28はまた、タイミング制御信号インタフェ
ース16に結合される。組込まれたプログラマブル・タ
イミング遅延ユニット28を除けば、信号処理ユニット
14は、信号同期器及び入力同期器を含む広範囲の周知
の信号処理ユニットを表すものである。信号同期器は、
入力信号が外部基準信号に対して既知のタイミングでデ
ジタル信号処理装置に与えられる場合に、使用される。
入力同期器は、入力信号が、外部基準信号に対して未知
のタイミングでデジタル信号処理装置に与えられ且つ自
己の同期パルスをもつ場合に、使用される。
【0019】信号処理回路26は、信号ルーティング・
スイッチャから入力信号を受信し、受信した信号を処理
し、処理した信号を信号ルーティング・スイッチャに戻
す。信号処理回路26内の信号タイミングは、プログラ
マブル・タイミング遅延ユニット28によって制御され
る。プログラマブル・タイミング遅延ユニット28は、
中央タイミング・ユニットからタイミング制御信号イン
タフェース16を経て受信されるタイミング制御入力に
従って、信号処理回路26の信号タイミングを制御す
る。
【0020】信号処理回路26の与えられた特定の機能
及び構成は、装置の種類によって決まる。信号処理回路
26は、信号同期器及び入力同期器を含む周知の信号処
理ユニットの広範囲の信号処理回路を表す。信号処理ユ
ニット14が信号同期器か又は入力同期器である2つの
場合を除き、信号処理回路26についてこれ以上説明し
ない。信号処理回路26の2つの特別な場合、1つは信
号同期器の場合、1つは入力同期器の場合については、
それぞれあとで図4及び図5を参照して説明する。
【0021】プログラマブル・タイミング遅延ユニット
28が中央タイミング・ユニットからタイミング制御信
号インタフェース16を介して受けるタイミング制御入
力は、基準信号30、クロックパルス31及び少なくと
も1つのタイミングずれ32を含む。プログラマブル・
タイミング遅延ユニット28は、基準信号30、クロッ
クパルス31及びタイミングずれ32を用いて信号処理
回路26内の信号タイミングを進め且つ制御する。ま
た、プログラマブル・タイミング遅延ユニット28は、
信号処理ユニット14のタイプに応じて中央タイミング
・ユニット又は信号処理回路26に処理遅延34を与え
るため、選択的に使用される。
【0022】プログラマブル・タイミング遅延ユニット
28が受信する基準信号30は、上述したタイミング成
分をもつ分解された基準信号である。プログラマブル・
タイミング遅延ユニット28が受信するタイミングずれ
32は、各タイミング成分に対して1つのタイミングず
れを含んでいる。すなわち、水平・垂直及びフレームの
タイミング成分をもつビデオ装置の複合基準信号の場
合、タイミングずれは、対応する水平・垂直及びフレー
ムのタイミングずれを含む。
【0023】信号処理ユニット例えば14におけるプロ
グラマブル・タイミング遅延ユニット例えば28は同一
ではないが、それらは類似であって、すべて同じプログ
ラミング・インタフェースを有する。ただし、同じプロ
グラミング・インタフェースをもつプログラマブル・タ
イミング遅延ユニット例えば28がなくても、本発明は
実施可能であることを理解されたい。プログラマブル・
タイミング遅延ユニット28を次に、図3〜5を参照し
て説明する。中央タイミング・ユニット及びタイミング
ずれ決定方法については、あとで図6〜9を参照して述
べる。
【0024】図2に示すように、タイミング制御信号イ
ンタフェース16は、基準インタフェース36及びデー
タ・インタフェース38を有する。これら両インタフェ
ースは、プログラマブル・タイミング遅延ユニット28
を中央タイミング・ユニットに結合する。基準インタフ
ェース36は、分解された基準信号(REF)30及び
クロックパルス31を中央タイミング・ユニットからプ
ログラマブル・タイミング遅延ユニット28に転送す
る。データ・インタフェース38は、タイミングずれ3
2を中央タイミング・ユニットからプログラマブル・タ
イミング遅延ユニット28に、また処理遅延34を中央
タイミング・ユニット及びプログラマブル・タイミング
遅延ユニット28間で転送する。これら2つのインタフ
ェース36及び38は、広範囲の周知の通信インタフェ
ースを表すもので、これ以上の説明は省略する。また、
本発明は、同じインタフェースで基準信号及びクロック
パルス、又はタイミングずれ及び処理遅延を転送しなく
ても実施できるものである。
【0025】図3〜5は、2つのタイミング成分をもつ
複合基準信号に関する出力信号を発生するデジタル信号
処理装置の信号処理ユニットのためのプログラマブル・
タイミング遅延ユニットの種々の構成例を示す。図3
は、大抵の信号処理ユニットに使用できる基本的なプロ
グラマブル・タイミング遅延ユニットを示す。図4及び
5は、それぞれ信号同期器と入力同期器と共に使用され
る2つの変形プログラマブル・タイミング遅延ユニット
を示す。これらのプログラマブル・タイミング遅延ユニ
ットは、ただ1つのタイミング成分をもつ簡単な基準信
号、又は2より多いタイミング成分をもつ一層複雑な複
合基準信号に対して変形できることも理解されたい。
【0026】図3に示すプログラマブル・タイミング遅
延ユニット28は、ずれレジスタ及びカウンタの2つの
対40a及び42a,40b及び42bと、2つの(処
理)遅延レジスタ44a及び44bとを有する。ずれカ
ウンタ42a及び42bは、信号処理回路、ずれレジス
タ40a及び40b、並びに基準インタフェース36と
結合される。ずれレジスタ40a及び40bはまた、デ
ータ・インタフェース38に結合される。遅延レジスタ
44a及び44bは、信号処理回路とデータ・インタフ
ェース38に結合される。
【0027】ずれレジスタ及びカウンタの対40a及び
42a,40b及び42bは、適正に進めたタイミング
で信号処理回路にタイミング制御を与える。ずれレジス
タ及びカウンタの対40a及び42aは第1のタイミン
グ成分(TC1)を、ずれレジスタ及びカウンタの対4
0b及び42bは第2のタイミング成分(TC2)を処
理する。ずれレジスタ40a及び40bは、それぞれ第
1及び第2タイミング成分に対して中央タイミング・ユ
ニットから与えられるタイミングずれを記憶する。対応
するずれカウンタ42a及び42bは、第1及び第2タ
イミング成分に対応するロードパルスを検出すると、記
憶された第1及び第2タイミングずれをロードし(取込
み)、それぞれのタイミング成分に対する最大カウント
(MAX)までカウントする。そのタイミング成分の最
大カウントに達すると、ずれカウンタ42a及び42b
は、そのタイミング成分に対するけた上げ出力を信号処
理回路向けに発生し、再びゼロからカウントを始める。
【0028】例えば、水平及び垂直タイミング成分をも
つ複合信号に関連して出力信号を発生するビデオ装置の
場合、一方のずれレジスタは水平(タイミング)ずれ
を、他方のずれレジスタは垂直ずれを記憶する。対応す
る水平及び垂直ずれカウンタは、水平及び垂直タイミン
グ成分のそれぞれに対するロードパルスを検出すると、
記憶された水平及び垂直ずれをロードし、それぞれのタ
イミング成分の最大カウントまでカウントする。水平及
び垂直タイミング成分の最大カウントに達すると、対応
する水平又は垂直ずれカウンタは、水平及び垂直成分に
対するけた上げ出力を信号処理回路向けに発生し、再び
ゼロからカウントを始める。
【0029】(処理)遅延レジスタ44a及び44b
は、それぞれ第1及び第2のタイミング成分に対し、中
央タイミング・ユニット又は信号処理回路のいずれかに
より与えられる信号処理ユニットの処理遅延を記憶す
る。遅延レジスタ44aは第1タイミング成分に、遅延
レジスタ44bは第2タイミング成分に対するものであ
る。処理遅延が中央タイミング・ユニット又は信号処理
回路のどちらにより与えられるかは、信号処理ユニット
のタイプによって決まる。前述のように、処理遅延は、
中央タイミング・ユニットによる基準信号及び信号路と
共に、信号処理ユニットに対するタイミングずれを決め
るのに用いる。信号処理回路による処理遅延を使用する
かどうかは、装置の種類によって決まる。
【0030】図4は、信号同期器のために改変したプロ
グラマブル・タイミング遅延ユニット28′を示すブロ
ック図である。信号同期器のための信号処理回路は、2
ポート・メモリ50を有する。プログラマブル・タイミ
ング遅延ユニット28′は、ずれレジスタ及びカウンタ
の2つの対40a′及び42a′、40b′及び42
b′と、遅延レジスタ及びカウンタの2つの対44a′
及び46a、44b′及び46bと、2つの出力カウン
タ48a及び48bとを有する。ずれカウンタ42a′
及び42b′は、2ポート・メモリ50、ずれレジスタ
40a′及び40b′、並びに基準インタフェース36
と結合している。ずれレジスタ40a′及び40b′は
また、データ・インタフェース38と結合している。出
力カウンタ48a及び48bは、2ポート・メモリ5
0、遅延カウンタ46a及び46b、並びに基準インタ
フェース36と結合する。遅延カウンタ46a及び46
bはまた、遅延レジスタ44a′及び44b′、並びに
基準インタフェース36と結合する。遅延レジスタ44
a′及び44b′はまた、データ・インタフェース38
とも結合する。
【0031】ずれレジスタ及びカウンタの対40a′及
び42a′,40b′及び42b′は、適正に早めたタ
イミングで2ポート・メモリ50に書込むためのライト
(書込み)アドレスを与える。ずれレジスタ及びカウン
タの対40a′及び42a′、40b′及び42b′
は、基本的プログラマブル・タイミング遅延ユニットに
対して前に述べたのと同様な動作をする。
【0032】遅延レジスタ44a′及び44b′は、中
央タイミング・ユニットにより与えられた信号同期器の
処理遅延を記憶する。また、遅延レジスタ44a′及び
44b′は、対応する遅延カウンタ46a及び46b、
並びに対応する出力カウンタ48a及び48bと協働し
て、適正に進めたタイミングで2ポート・メモリ50に
対するリード(読出し)アドレスを与える。同様に、遅
延カウンタ46a及び出力カウンタ48aは第1タイミ
ング成分を処理し、遅延カウンタ46b及び出力カウン
タ48bは第2タイミング成分を処理する。対応する遅
延カウンタ46a及び46bは、第1及び第2タイミン
グ成分にそれぞれ対応するロードパルスを検出すると、
記憶された第1及び第2の処理遅延をロードし、ゼロに
向かって逆カウントする。ゼロに達すると、遅延カウン
タ46a又は46bは、対応する出力カウンタ48a又
は48b向けにそのタイミング成分に対するけた上げ出
力を発生し、再びそれぞれのタイミング成分の最大カウ
ントから逆カウントを始める。対応する出力カウンタ4
8a及び48bは、これに対応する遅延カウンタ46a
及び46bからけた上げ出力を受けると、それぞれのタ
イミング成分の最大までカウントする。そのタイミング
成分の最大に達すると、出力カウンタ48a又は48b
は、再びゼロからカウントを始める。出力カウンタ48
a及び48bは、2ポート・メモリ50にリード・アド
レスを与える。
【0033】例えば、水平及び垂直タイミング成分をも
つ複合信号に関連して出力信号を発生するビデオ装置の
場合、一方の遅延レジスタは、中央タイミング・ユニッ
トにより与えられる水平処理遅延を記憶し、他方の遅延
レジスタは、中央タイミング・ユニットにより与えられ
る垂直処理遅延を記憶する。対応する水平及び垂直遅延
カウンタは、水平及び垂直タイミング成分のそれぞれに
対するロードパルスを検出すると、記憶された水平及び
垂直の処理遅延をロードし、ゼロに向かって逆カウント
する。水平又は垂直タイミング成分に対しゼロに達する
と、対応する水平及び垂直遅延カウンタは、水平又は垂
直出力カウンタ向けに水平又は垂直タイミング成分に対
するけた上げ出力を発生し、再び水平及び垂直タイミン
グ成分の最大カウントから逆カウントを始める。対応す
る水平及び垂直出力カウンタは、それぞれ対応する水平
及び垂直遅延カウンタからけた上げ出力を受けると、水
平及び垂直タイミング成分に対しゼロからそれぞれの最
大までカウントする。水平及び垂直タイミング成分の最
大に達すると、対応する水平及び垂直出力カウンタは、
再びゼロからカウントを始める。
【0034】図5は、入力同期器のために改変したプロ
グラマブル・タイミング遅延ユニット28″を示す。入
力同期器に対する信号処理回路は、2ポート・メモリ5
0′及び同期分離回路52を有する。プログラマブル・
タイミング遅延ユニット28″は、ずれレジスタ及びカ
ウンタの対40a″及び42a″、40b″及び42
b″と、2つの遅延レジスタ44a″及び44b″と、
2つの入力カウンタ54a及び54bとを有する。ずれ
カウンタ42a″及び42b″は、2ポート・メモリ5
0′、遅延レジスタ44a″及び44b″、ずれレジス
タ40a″及び40b″、及び基準インタフェース36
に結合される。ずれレジスタ40a″及び40b″はま
た、データ・インタフェース38に結合される。入力カ
ウンタ54a及び54bは、2ポート・メモリ50′、
遅延レジスタ44a″及び44b″、同期分離回路52
及び基準インタフェース36と結合される。遅延レジス
タ44a″及び44b″はまた、データ・インタフェー
ス38と結合される。
【0035】ずれレジスタ及びカウンタの対40a″及
び42a″、40b″及び42b″は、適正に進めたタ
イミングで2ポート・メモリ50′を読出すリード・ア
ドレスを与える。ずれレジスタ及びカウンタの対40
a″及び42a″、40b″及び42b″は、基本的プ
ログラマブル・タイミング遅延ユニットに対して前に述
べたと同様な動作をする。また、ずれカウンタ42a″
及び42b″のけた上げ(CY)出力は、遅延レジスタ
44a″及び44b″に与えられる。
【0036】遅延レジスタ44a″及び44b″は、入
力同期器の同期分離回路52により与えられる入力から
導出される入力同期器の処理遅延を記憶する。遅延レジ
スタ44a″及び44b″は、それぞれ対応するずれカ
ウンタ42a″及び42b″からのけた上げ出力を検出
すると、対応する入力カウンタ54a及び54bの出力
を記憶する。入力カウンタ54aは第1タイミング成分
を、入力カウンタ54bは第2タイミング成分を処理す
る。また、入力カウンタ54a及び54bは、2ポート
・メモリ50′に対するライト・アドレスを与える。入
力カウンタ54a及び54bは、それぞれのタイミング
成分に対応するロードパルスを検出すると、各タイミン
グ成分の最大までカウントする。
【0037】例えば、水平及び垂直タイミング成分をも
つ複合信号に関連した出力信号を発生するビデオ装置の
場合、対応する水平及び垂直入力カウンタは、水平及び
垂直タイミング成分に対するロードパルスを検出する
と、ゼロから水平及び垂直タイミング成分の最大までそ
れぞれカウントする。水平及び垂直タイミング成分の最
大に達すると、対応する水平及び垂直入力カウンタは、
2ポート・メモリ及び水平又は垂直遅延レジスタ向けに
水平又は垂直タイミング成分に対するけた上げ出力を発
生し、再びゼロからカウントを始める。
【0038】図6は、本発明に用いる中央タイミング・
ユニットの例を示すブロック図である。図示の中央タイ
ミング・ユニット18は、基準信号検出器56、分解基
準信号配分器58及びタイミングずれ発生ユニット60
を有する。分解基準信号配分器58は、基準信号検出器
56及び基準(信号)インタフェース36に結合する。
タイミングずれ発生ユニット60は、データ・インタフ
ェース38と結合する。
【0039】基準信号検出器56は、外部基準信号を検
出し、外部基準信号を処理してタイミング成分を取出
し、分解した基準信号を分解基準信号配分器58に出力
する。これに応じて、分解基準信号配分器58は、基準
インタフェース36を介して信号処理ユニットに分解し
た基準信号及びクロックパルスを配分する。基準信号検
出器56及び分解基準信号配分器58は、広範囲の複合
基準信号検出器及び配分器を表すもので、これ以上の説
明は省略する。
【0040】タイミングずれ発生ユニット60は、基準
信号の種々のタイミング成分のタイミングずれ(オフセ
ット、偏差)を発生する。タイミングずれ発生ユニット
60は、基準信号、信号処理ユニットの種々のタイミン
グ成分の信号路及び処理遅延に基いて種々のタイミング
成分のタイミングずれを発生する。また、信号路が信号
同期器又は入力同期器を含む場合、タイミングずれ発生
ユニット60は更に、信号処理ユニットに対する種々の
タイミング成分のタイミングずれを決定する前に、信号
同期器又は入力同期器の種々のタイミング成分の処理遅
延を決定する。
【0041】タイミングずれ発生ユニット60は、入出
力(I/O)回路62、中央処理ユニット(CPU)6
4、メモリ66及び入出力装置68を有する。CPU6
4は、I/O回路62及びメモリ66と結合される。I
/O回路62はまた、入力装置68及びデータ・インタ
フェース38と結合される。種々のタイミング成分に対
するタイミングずれを決めるのに用いる方法を別にすれ
ば、タイミングずれ発生ユニット60は広範囲の周知の
汎用コンピュータを表すもので、これ以上説明しない。
【0042】図7〜9に、本発明によるタイミングずれ
決定方法を示す。デジタル信号処理装置の個々の信号処
理ユニットをPx とする。ただし、xは、或る特定の信
号処理ユニットのアドレスを表し、順序付けられていな
い。与えられた構成に対して選択及び順序付けされた信
号処理ユニットをPi とする。ただし、iは、信号路に
おける信号処理ユニットのインデックスで、1〜nの範
囲内にある。ここに、1及びnは、それぞれ信号路にお
ける最後及び最初の信号処理ユニットを表す。信号路に
おける信号処理ユニットの順にアドレスをマッピングす
るための翻訳は、xi となる。
【0043】また、各Pi は内部処理遅延di を有す
る。ただし、di は、信号処理ユニットの構成又は処理
により固有であったり、或いは信号同期器の場合のよう
にプログラム可能であったりする。プログラム可能の場
合、di はdi p及びdi fを含む。ただし、di pは
プログラム可能部分であり、di fは一定部分である。
i fは、通常小であると考えられている。デジタルビ
デオ装置の場合、di はピクセル(画素)単位で測定さ
れる。
【0044】また、信号処理ユニットPi の全タイミン
グ成分に対する全タイミングずれをti とすると、ti
は全Pj に対するdj を合計することにより導出でき
る。ただし、jはiより小か又はiに等しい。全タイミ
ングずれと種々のタイミング成分のタイミングずれとの
関係は、装置の種類によって決まる。本発明を用いるビ
デオ装置の場合、全タイミングずれti はピクセルで測
定され、全タイミングずれti は、水平軸のhi ピクセ
ルの水平タイミング成分と、垂直軸のvi ラインの垂直
タイミング成分と、フレーム軸のfi フレームのフレー
ム・タイミング成分とに次式により変換される。
【0045】hi =ti mod hmaxi =(ti div hmax )mod vmaxi =(ti div vmax )mod fmax ただし、hmax ,vmax 及びfmax は、NTSCでは
858,525及び2、PALでは 864,625
及び4、SMPTE240Mでは2200,1125及
び1である。
【0046】fmax は、NTSC,PAL及びSMPT
E240Mの場合それぞれ2,4及び1に等しい。これ
らは、上記方式に対する天然色フレーム符号化列であ
る。更に、fi は、ビデオ装置によっては存在しないこ
とが分かるであろう。
【0047】図7は、信号同期器や入力同期器をもたな
い信号路に対し、タイミングずれを発生するのにタイミ
ングずれ発生ユニットが使用する方法の例を示す流れ図
である。前述のように、信号処理ユニットに対するタイ
ミングずれti は、jをiより小又はiに等しいとした
とき、全連続信号処理ユニット、すなわちPj に対する
処理遅延dj を合計することにより導出できる。
【0048】タイミングずれ発生ユニットは、最後の信
号処理ユニット(i=1)(ブロック72)でスタート
し、ti をゼロに設定し(ブロック73)、自身の処理
遅延及び、もしあれば、後続の全信号処理ユニットの処
理遅延を最後から最初まで累積する(ブロック74〜8
0)。ti を決定すると、タイミングずれ発生ユニット
は、前述のようにしてhi 及びvi を計算し(ブロック
81a)、計算したh i 及びvi をPxi に送信する
(ブロック81b)。タイミングずれ発生ユニットは、
初期化ステップ(ブロック73)、反復処理(ブロック
74〜80)及び発生後ステップ(ブロック81a,8
1b)を先行する各信号処理ユニットに対し最後から最
初まで繰返す(ブロック82及び84)。後続の信号処
理ユニットの処理遅延の累積は、他の方法で行ってもよ
い。
【0049】図8は、信号同期器をもつ信号路に対する
タイミングずれを発生するのにタイミングずれ発生ユニ
ットが使用する方法の例を示す流れ図である。最初、タ
イミングずれ発生ユニットは、外部既知源から、例えば
入力装置を介して使用者から全装置遅延Tsを受ける
(ブロック92)。タイミングずれ発生ユニットはそれ
から、信号同期器の処理遅延(プログラム可能分+一定
分)ds をゼロと仮定し、信号路における他の全信号処
理ユニットに対する処理遅延を累積することにより、最
小全装置遅延T0 を計算する(ブロック94)。T0
計算すると、タイミングずれ発生ユニットは、Tsから
0 を減算することにより信号同期器の処理遅延(プロ
グラム可能分+一定分)ds を導出する(ブロック9
6)。タイミングずれ発生ユニットはそれから、信号同
期器又は入力同期器がない信号路について前述したよう
に、信号路における全信号処理ユニットに対するタイミ
ングずれを発生する(ブロック98)。
【0050】図9は、入力同期器をもつ信号路に対する
タイミングずれを発生するのにタイミングずれ発生ユニ
ットが使用する方法の例を示す流れ図である。始めに、
タイミングずれ発生ユニットは、入力同期器(これは、
通常信号路の最初の信号処理ユニットである。)の処理
遅延ds を決定する(ブロック102)。タイミングず
れ発生ユニットは、入力同期器のプログラマブル・タイ
ミング遅延ユニットの遅延レジスタから読出す種々のタ
イミング成分の処理遅延に基いて、入力同期器の処理遅
延ds を決定する。同様に、タイミングずれ発生ユニッ
トはそれから、入力同期器の処理遅延(プログラム可能
分+一定分)ds をゼロと仮定し、信号路における他の
全信号処理ユニットに対する処理遅延を累積することに
より、最小全装置遅延T0 を計算する(ブロック10
4)。T0 を計算すると、タイミングずれ発生ユニット
は、入力同期器の処理遅延ds をT0 に加えることによ
り、全装置遅延TS を計算する(ブロック106)。タ
イミングずれ発生ユニットはそれから、信号同期器や入
力同期器をもたない信号路について前述したように、信
号路における全信号処理ユニットに対するタイミングず
れを発生する(ブロック108)。
【0051】図10及び11はそれぞれ、外部基準信号
に対して所要のタイミングで出力信号を発生する特定の
信号路に対する、入力信号の伝達及び処理を示すブロッ
ク図及びタイミング図である。図10は、6つの順序付
けられた信号処理ユニット(SPU(a)〜SPU
(f))14a′〜14f′を有するデジタル信号処理
装置10′の構成例を示す。前述のように、入力信号2
0は、信号処理ユニット14a′〜14f′により、タ
イミング制御信号インタフェース16を介して中央タイ
ミング・ユニット18により与えられるタイミング制御
入力に従って伝達され処理される。これらの信号処理ユ
ニット14a′〜14f′の順序を明らかにするため
に、信号が1つの信号処理ユニットから次の信号処理ユ
ニットに伝達されているように図示したが、実際は信号
が前述の信号ルーティング・スイッチャを経て伝達され
ることに注意されたい。
【0052】図11は、図10に示したデジタル信号処
理装置の特定の信号路構成における、デジタル信号の伝
達及び処理並びに複合基準信号の配分を示す波形図であ
る。同図に、外部基準(REF)信号24aに対し所定
の固定タイミングで信号の行先きに到達する出力信号2
2bを示す。所望の結果を達成するため、ケーブル遅延
された外部基準信号24bは、中央タイミング・ユニッ
トにより、発生されたタイミングずれt6 〜t1 と共に
6つの信号処理ユニットにそれぞれ配分され、これによ
りプログラマブル・タイミング遅延ユニットは、信号処
理ユニットの信号タイミングを早め(再発生された基準
信号24c〜24hで示す。)、入力信号をそれぞれT
6 〜T1 に対応して処理し始める(処理される入力信号
20a〜20fで示す。)。配分された基準信号24b
と共に与えられたタイミングずれt6 〜t1 は、最初の
出力信号22a及び最後の出力信号22b間のタイミン
グ差により表されるように、最後の信号処理ユニット及
び究極の信号の行先き間のケーブル遅延をも考慮してい
る。
【0053】以上、本発明の好適な実施例を説明した
が、本発明は、これらの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲内において種々の変形、変更をしう
るものである。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、各信号処理ユニットに
それぞれタイミング制御、遅延等化及びタイミング導出
用の回路を設ける負担を免れることができる。また、ど
んな信号路に対しても各信号処理ユニットのタイミング
ずれを再計算できるので、デジタル信号処理装置の再構
成の柔軟性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明デジタル信号処理装置の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の装置の要部を示すブロック図である。
【図3】図2のプログラマブル・タイミング遅延ユニッ
トの基本例を示すブロック図である。
【図4】図3のプログラマブル・タイミング遅延ユニッ
トの変形例を示すブロック図である。
【図5】図3のプログラマブル・タイミング遅延ユニッ
トの他の変形例を示すブロック図である。
【図6】本発明に用いる中央タイミング・ユニットの例
を示すブロック図である。
【図7】信号同期器及び入力同期器をもたない信号路に
対するタイミングずれ発生方法の例を示す流れ図であ
る。
【図8】信号同期器をもつ信号路に対するタイミングず
れ発生方法の例を示す流れ図である。
【図9】入力同期器をもつ信号路に対するタイミングず
れ発生方法の例を示す流れ図である。
【図10】図1の装置の特定の信号路の構成例を示すブ
ロック図である。
【図11】図10の特定信号路に対する処理動作を示す
波形図である。
【符号の説明】
10,10′ デジタル信号処理装置 14 信号処理ユニット 26 信号処理回路 28 プログラマブル・タイミング遅延ユニット (40a,42a),(40b,42b),(40
a′,42a′),(40b′,42b′),(40
a″,42a″),(40b″,42b″) ずれレジ
スタ及びカウンタの対 44a,44b 遅延レジスタ 50,50′ 2ポート・メモリ 48a,48b 出力カウンタ (44a′,46a),(44b′,46b) 遅延レ
ジスタ及びカウンタの対 52 同期分離回路 54a,54b 入力カウンタ 18 中央タイミング・ユニット (56,58) 基準信号検出器及び配分器の対 60 タイミングずれ発生ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル ポラトニック アメリカ合衆国 94620 カリフォルニア 州 オークランド ピー・オー・ボックス 20026 (72)発明者 アンドリュー ラーリー アメリカ合衆国 94303 カリフォルニア 州 パロ アルト,ロス ロード 3180

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号処理回路をもつデジタル信号処理装
    置の信号処理ユニットにおいて、上記信号処理回路の信
    号タイミングを早め且つ制御する方法であって、 a)少なくとも1つのタイミング成分をもつ基準信号
    と、複数のクロックパルスと、上記少なくとも1つのタ
    イミング成分の各々に対して1つのタイミングずれをも
    つ、少なくとも1つのタイミングずれを受信し、 b)受信した上記基準信号、上記クロックパルス及び上
    記少なくとも1つのタイミングずれを用いて、上記タイ
    ミング成分の各々に対して複数の第1出力をもつ、上記
    信号処理回路向けの少なくとも複数の第1出力を発生す
    るステップを含む信号タイミング制御方法。
  2. 【請求項2】 更に、 c)上記少なくとも1つのタイミング成分の各々に対し
    て1つの処理遅延値を有し、上記信号処理回路により生
    じる処理遅延を指示し、上記信号処理回路用に記憶され
    る、少なくとも1つの処理遅延値を記憶させるステップ
    を含む請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 上記信号処理ユニットが2ポート・メモ
    リをもつ信号同期器である場合、更に c)上記タイミング成分の各々に対して1つの処理遅延
    値を有する、少なくとも1つの処理遅延値を受信し、 d)上記基準信号、上記クロックパルス及び上記少なく
    とも1つの処理遅延を用いて、上記タイミング成分の各
    々に対して複数の第2出力をもつ、少なくとも複数の第
    2出力を発生し、 e)上記クロックパルス、上記少なくとも複数の第2出
    力を用いて、上記少なくとも1つのタイミング成分に対
    して複数の第3出力をもち、上記2ポート・メモリを適
    正に早めたタイミングで読出すリード・アドレスを構成
    すると共に、上記2ポート・メモリに適正に早めたタイ
    ミングで書込むライト・アドレスを構成する、上記2ポ
    ート・メモリに対する少なくとも複数の第3出力を発生
    するステップを含む請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 上記信号処理ユニットが2ポート・メモ
    リ及び同期分離回路をもつ入力同期器である場合、更に c)上記同期分離回路より、上記タイミング成分の各々
    に対して1つの入力パルスをもつ、少なくとも1つの入
    力パルスを受信し、 d)上記クロックパルス及び上記少なくとも1つの入力
    パルスを用いて、上記タイミング成分の各々に対して複
    数の第2出力をもち、上記2ポート・メモリに適正に早
    めたタイミングで書込むライト・アドレスを構成すると
    共に、上記2ポート・メモリを適正に早めたタイミング
    で読出すリード・アドレスを構成する、上記2ポート・
    メモリに対する少なくとも複数の第2出力を発生するス
    テップを含む請求項1の方法。
  5. 【請求項5】 更に、 e)上記少なくとも複数の第1出力が発生されると、上
    記タイミング成分の各々に対して1つの処理遅延値をも
    ち、上記2ポート・メモリ及び上記同期分離回路により
    生じる処理遅延を指示し、上記2ポート・メモリ及び上
    記同期分離回路に記憶される少なくとも1つの処理遅延
    値を構成する、少なくとも複数の第2出力を記憶させる
    ステップを含む請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 信号処理回路をもつデジタル信号処理装
    置の信号処理ユニットにおいて、上記信号処理回路の信
    号タイミングを早め且つ制御するためのプログラマブル
    ・タイミング遅延ユニットであって、 a)基準信号、複数のクロックパルス及び少なくとも1
    つのタイミングずれを受信し、これに応じ、これら受信
    した基準信号、クロックパルス及び少なくとも1つのタ
    イミングずれを用いて上記信号処理回路に対する少なく
    とも複数の出力を発生するための、上記信号処理回路に
    結合された少なくとも1つのずれレジスタ及びカウンタ
    の対を具え、 上記基準信号は少なくとも1つのタイミング成分を有
    し、上記少なくとも1つのずれレジスタ及びカウンタの
    対は、上記少なくとも1つのタイミング成分の各々に対
    して1つのレジスタ及びカウンタの対を有するプログラ
    マブル・タイミング遅延ユニット。
  7. 【請求項7】 更に、 b)少なくとも1つの処理遅延値を記憶するため上記信
    号処理回路に結合され、上記少なくとも1つのタイミン
    グ成分の各々に対して1つの遅延レジスタをもつ、少な
    くとも1つの遅延レジスタを具え、 上記少なくとも1つの処理遅延値は、上記信号処理回路
    により生じる処理遅延を指示し、上記信号処理回路用に
    記憶されるものである請求項6のプログラマブル・タイ
    ミング遅延ユニット。
  8. 【請求項8】 上記信号処理ユニットが2ポート・メモ
    リ及び上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットを
    もつ信号同期器である場合、上記プログラマブル・タイ
    ミング遅延ユニットは更に、 b)上記クロックパルス及び少なくとも複数のけた上げ
    入力を受信し、これに応答して上記2ポート・メモリに
    対し少なくとも複数のけた上げ出力を発生するため上記
    2ポート・メモリに結合された少なくとも1つの出力カ
    ウンタであって、上記少なくとも1つのタイミング成分
    の各々に対して1つの出力カウンタを有し、上記少なく
    とも1つの出力カウンタにより発生される少なくとも複
    数のけた上げ出力は、上記2ポート・メモリを適正に早
    めたタイミングで読出すリード・アドレスを構成するも
    のである、少なくとも1つの出力カウンタと、 c)少なくとも1つの遅延値、上記基準信号及び上記ク
    ロックパルスを受信し、これに応答して上記少なくとも
    1つの出力カウンタに対し上記少なくとも1つのけた上
    げ入力を発生するため、上記少なくとも1つの出力カウ
    ンタに結合された少なくとも1つの遅延レジスタ及びカ
    ウンタの対であって、上記少なくとも1つのタイミング
    成分の各々に対し1つの遅延レジスタ及びカウンタの対
    を有し、上記少なくとも1つのずれレジスタ及びカウン
    タの対により発生される上記少なくとも複数のけた上げ
    出力は、上記2ポート・メモリに適正に早めたタイミン
    グで書込むライト・アドレスを構成するものである、少
    なくとも1つの遅延レジスタ及びカウンタの対とを具え
    る請求項6のプログラマブル・タイミング遅延ユニッ
    ト。
  9. 【請求項9】 上記信号処理ユニットが2ポート・メモ
    リ、同期分離回路及びプログラマブル・タイミング遅延
    ユニットをもつ入力同期器である場合、上記プログラマ
    ブル・タイミング遅延ユニットは更に、 b)上記同期分離回路からの少なくとも1つの入力パル
    ス、上記クロックパルスを受信し、これに応答して上記
    2ポート・メモリに対する少なくとも複数の出力を発生
    するため、上記2ポート・メモリ及び上記同期分離回路
    に結合され、上記タイミング成分の各々に対して1つの
    入力カウンタをもつ少なくとも1つの入力カウンタを具
    え、 上記少なくとも1つのずれレジスタ及びカウンタの対に
    より発生される上記少なくとも複数の出力は、上記2ポ
    ート・メモリに適正に早めたタイミングで書込むライト
    ・アドレスを構成するものである請求項6のプログラマ
    ブル・タイミング遅延ユニット。
  10. 【請求項10】 更に、 c)上記少なくとも1つのずれレジスタ及びカウンタの
    対により発生される上記少なくとも複数のけた上げ出力
    を受信する時、上記少なくとも1つの入力カウンタによ
    り発生される上記少なくとも複数の出力を記憶するため
    に、上記少なくとも1つのずれレジスタ及びカウンタの
    対に結合された少なくとも1つの遅延レジスタであっ
    て、上記タイミング成分の各々に対して1つの遅延レジ
    スタをもつ少なくとも1つの遅延レジスタを具え、 上記少なくとも1つの入力カウンタにより発生され記憶
    される上記少なくとも複数の出力は、上記2ポート・メ
    モリ及び上記同期分離回路により生じる処理遅延を指示
    し、上記2ポート・メモリ及び上記同期分離回路により
    記憶されている少なくとも1つの処理遅延値を構成する
    請求項9のプログラマブル・タイミング遅延ユニット。
  11. 【請求項11】 カスケードされた複数の信号処理ユニ
    ットを有し、これら信号処理ユニットの各々が信号処理
    回路及びプログラマブル・タイミング遅延ユニットをも
    つデジタル信号処理装置において、タイミング制御入力
    を上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットに与
    え、外部基準信号に対し予め定めた固定タイミングで出
    力信号を発生するように上記信号処理回路の信号タイミ
    ングを制御する方法であって、 a)上記外部基準信号を受信し、 b)上記外部基準信号を複数のクロックパルスと共に、
    上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットに配分
    し、 c)上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットの各
    々に対しタイミングずれを発生し、 d)上記発生したタイミングずれを上記プログラマブル
    ・タイミング遅延ユニットに配分するステップを含む信
    号タイミング制御方法。
  12. 【請求項12】 上記外部基準信号は複数のタイミング
    成分を含む複合基準信号であり、 上記ステップb)は更に、上記複合基準信号を上記プロ
    グラマブル・タイミング遅延ユニットに配分する前に、
    該複合基準信号をそのタイミング成分に分解する過程を
    含み、 上記ステップc)は、上記プログラマブル・タイミング
    遅延ユニットの各々に対し上記タイミング成分の各々の
    タイミングずれを発生する過程を含み、 上記ステップd)は、上記タイミング成分の上記発生さ
    れたタイミングずれを上記プログラマブル・タイミング
    遅延ユニットに配分する過程を含む請求項11の信号タ
    イミング制御方法。
  13. 【請求項13】 カスケードされた複数の信号処理ユニ
    ットを有し、これら信号処理ユニットの各々が信号処理
    回路及びプログラマブル・タイミング遅延ユニットをも
    つデジタル信号処理装置において、タイミング制御入力
    を上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットに与
    え、外部基準信号に対し予め定めた固定タイミングで出
    力信号を発生するように上記信号処理回路の信号タイミ
    ングを制御する中央タイミング・ユニットであって、 a)上記外部基準信号を受信し、該外部基準信号を複数
    のクロックパルスと共に上記プログラマブル・タイミン
    グ遅延ユニットに配分するための、基準信号検出器及び
    配分器の対と、 b)上記プログラマブル・タイミング基準ユニットの各
    々に対するタイミングずれを発生するためのプロセッサ
    を含み、上記プログラマブル・タイミング遅延ユニット
    に結合されたタイミングずれ発生ユニットとを具えた中
    央タイミング・ユニット。
  14. 【請求項14】 上記外部基準信号は複数のタイミング
    成分を含む複合基準信号であり、 上記基準信号検出器及び配分器の対は、上記複合基準信
    号を上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットに配
    分する前に該複合基準信号をそのタイミング成分に分解
    し、 上記タイミングずれ発生ユニットは、上記プログラマブ
    ル・タイミング遅延ユニットの各々に対し上記タイミン
    グ成分の各々のタイミングずれを発生し、 上記タイミングずれ発生ユニットは更に、上記タイミン
    グ成分の上記発生されたタイミングずれを配分する請求
    項13の中央タイミング・ユニット。
  15. 【請求項15】 カスケードされた複数の信号処理ユニ
    ットを有するデジタル信号処理装置において、外部基準
    信号に対して予め定めた固定タイミングで出力信号を発
    生するために上記カスケードされた信号処理ユニットの
    信号タイミングを制御する方法であって、 a)上記外部基準信号を中央タイミング・ユニットによ
    り受信し、 b)上記外部基準信号を上記中央タイミング・ユニット
    からの複数のクロックパルスと共に上記カスケードされ
    た信号処理ユニットに配分し、 c)上記カスケードされた信号処理ユニットの各々に対
    して上記中央タイミング・ユニットによりタイミングず
    れを発生し、 d)上記中央タイミング・ユニットからの上記発生され
    たタイミングずれを上記カスケードされた信号処理ユニ
    ットに配分し、 e)上記配分された基準信号、クロックパルス及びタイ
    ミングずれを用いて、上記カスケードされた信号処理ユ
    ニットの信号タイミングを早め且つ制御するステップを
    含む信号タイミング制御方法。
  16. 【請求項16】 上記外部基準信号は複数のタイミング
    成分を含む複合基準信号であり、 上記ステップb)は更に、上記複合基準信号を上記中央
    タイミング・ユニットから上記カスケードされた信号処
    理回路に配分する前に、該複合基準信号をそのタイミン
    グ成分に分解する過程を含み、 上記ステップc)は、上記カスケードされた信号処理ユ
    ニットの各々に対して上記タイミング成分の各々のタイ
    ミングずれを発生する過程を含み、 上記ステップd)は、上記タイミング成分の上記発生さ
    れたタイミングずれを上記カスケードされた信号処理装
    置に配分する過程を含み、 上記ステップe)は、上記タイミング成分の上記配分さ
    れたタイミングずれを使用する過程を含む請求項15の
    信号タイミング制御方法。
  17. 【請求項17】 カスケードされた複数の信号処理ユニ
    ットを有するデジタル信号処理装置において、外部基準
    信号に対して予め定めた固定タイミングで出力信号を発
    生するために上記カスケードされた信号処理ユニットの
    信号タイミングを制御する装置であって、 a)上記カスケードされた信号処理ユニットの各々に対
    して1つのプログラマブル・タイミング遅延ユニットが
    あり、上記カスケードされた信号処理ユニットの信号処
    理回路の信号タイミングを早め且つ制御する複数のプロ
    グラマブル・タイミング遅延ユニットと、 b)上記外部基準信号を受信し、該外部基準信号をクロ
    ックパルスと共に上記プログラマブル・タイミング遅延
    ユニットに配分するための基準信号検出器及び配分器の
    対と、上記信号処理ユニットの上記信号処理回路に対す
    るタイミングずれを発生し、該発生されたタイミングず
    れを上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットに配
    分するためのタイミングずれ発生ユニットとを有し、上
    記プログラマブル・タイミング遅延ユニットに結合され
    た中央タイミング・ユニットとを具え、 上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットは、上記
    配分された基準信号クロックパルス及びタイミングずれ
    を用いて、上記カスケードされた信号処理ユニットの上
    記信号処理回路の信号タイミングを早め且つ制御するも
    のである信号タイミング制御装置。
  18. 【請求項18】 上記外部基準信号は複数のタイミング
    成分を含む複合基準信号であり、 上記基準信号検出器及び配分器の対は、上記複合基準信
    号を上記中央タイミング・ユニットから上記カスケード
    された信号処理ユニットに配分する前に、該複合基準信
    号をそのタイミング成分に分解し、 上記タイミングずれ発生ユニットは、上記カスケードさ
    れた信号処理ユニットの各々に対して上記タイミング成
    分の各々のタイミングずれを発生し、該発生した上記タ
    イミング成分のタイミングずれを上記カスケードされた
    信号処理ユニットに配分し、 上記プログラマブル・タイミング遅延ユニットは、上記
    タイミング成分の上記配分されたタイミングずれを使用
    するものである請求項17の信号タイミング制御装置。
  19. 【請求項19】 出力信号を、配分された基準信号、ク
    ロックパルス及びタイミングずれを用いて所要のタイミ
    ングで発生するデジタル信号処理装置であって、 a)入力信号を処理し、外部基準信号に対して予め定め
    た固定タイミングで出力信号を発生するための複数のカ
    スケードされた信号処理ユニットと、 b)上記外部基準信号を検出し、該検出された外部基準
    信号をクロックパルスと共に上記カスケードされた信号
    処理ユニットに配分し、これら各信号処理ユニットに対
    するタイミングずれを発生し、これら各信号ユニットに
    対して発生されたタイミングずれを配分するために、上
    記カスケードされた信号処理ユニットに結合された中央
    タイミング・ユニットとを具えたデジタル信号処理装
    置。
  20. 【請求項20】 上記カスケードされた信号処理ユニッ
    トの各々は、 a1)上記入力信号を処理し、出力信号を所要のタイミ
    ングで発生する信号処理回路と、 a2)上記基準信号、上記クロックパルス及び上記タイ
    ミングずれを受信し、これらの受信した基準信号、クロ
    ックパルス及びタイミングずれを用いて上記信号処理回
    路の信号タイミングを早め且つ制御するため、上記信号
    処理回路及び上記中央タイミング・ユニットに結合され
    たプログラマブル・タイミング遅延ユニットとを有する
    請求項19のデジタル信号処理装置。
  21. 【請求項21】 上記中央タイミング・ユニットは、 b1)外部基準信号を検出し、該検出した外部基準信号
    をクロックパルスと共に上記プログラマブル・タイミン
    グ遅延ユニットに配分するため、上記プログラマブル・
    タイミング遅延ユニットに結合された基準信号検出器及
    び配分器の対と、 b2)上記タイミングずれを発生し、該発生したタイミ
    ングずれを上記プログラマブル・タイミング遅延ユニッ
    トに配分するため、上記プログラマブル・タイミング遅
    延ユニットに結合されたタイミングずれ発生ユニットと
    を有する請求項19のデジタル信号処理装置。
JP5060092A 1992-03-24 1993-03-19 デジタル信号処理装置における信号タイミング制御方法及び装置 Pending JPH0667752A (ja)

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