JPH0667723B2 - エア−ブレ−キ装置 - Google Patents

エア−ブレ−キ装置

Info

Publication number
JPH0667723B2
JPH0667723B2 JP15792286A JP15792286A JPH0667723B2 JP H0667723 B2 JPH0667723 B2 JP H0667723B2 JP 15792286 A JP15792286 A JP 15792286A JP 15792286 A JP15792286 A JP 15792286A JP H0667723 B2 JPH0667723 B2 JP H0667723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
brake
pressure
outlet
inlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15792286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6313853A (ja
Inventor
孝治 高橋
Original Assignee
株式会社ナブコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナブコ filed Critical 株式会社ナブコ
Priority to JP15792286A priority Critical patent/JPH0667723B2/ja
Publication of JPS6313853A publication Critical patent/JPS6313853A/ja
Publication of JPH0667723B2 publication Critical patent/JPH0667723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Systems And Boosters (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両等に設けられ、圧縮空気を圧力源とす
るエアーブレーキ装置に関する。
〔従来の技術〕
圧縮空気を使用するシステムにおいては、空気圧縮装置
から直接圧縮空気を給気される圧縮空気貯槽に管路を接
続し、この管路を通して各装置に専用のレザーバに圧縮
空気を給気するのが通例であり、かつ、この管路に、上
記専用のレザーバに給気する圧力を規定する制限弁を設
けるのが通例である。
従つて、エアーブレーキ回路においても、回路圧の最高
圧力はブレーキ専用レザーバの最高蓄積圧力になり、か
つ、この最高圧力は、ブレーキ回路でブレーキバルブを
最大限作動させて得るブレーキ力に応じて設定される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、ブレーキ専用レザーバに貯える圧縮空気の圧
力を低圧にすると、低圧にすればするほど、このレザー
バからブレーキバルブを通して空圧作動装置を有するブ
レーキ回路に給気する際、ブレーキ回路が最高圧または
給気されるべき圧力に達するまでにより長い時間がかか
り、ブレーキの迅速性を阻害することとなる。
従つて、ブレーキ回路に供給されるべき最高圧力が比較
的低い圧力であるからといつて、ブレーキ専用レザーバ
に低い圧力を給気するように制限することは行うことは
できない。
このため、ブレーキ回路への最高給気圧を制限する制限
弁を、ブレーキ専用レザーバとブレーキ作動装置との間
に配置することが考えられるが、この制限弁を単に設置
するのでは、給排性を阻害し、上記問題を充分に解決し
得ない。
すなわち、制限弁を下流圧力によつて作動するものと
し、これをブレーキ専用レザーバとブレーキバルブとの
間に設けると、ブレーキバルブへ常時圧縮空気が供給さ
れるので、ブレーキバルブへの供給圧力が供給すべき最
高圧に達すると制限弁が閉弁してしまい、その後、ブレ
ーキバルブを動作させると、制限弁とブレーキバルブと
の間の圧力が低下して制限弁が開弁し始めて、多量の圧
縮空気が制限弁およびブレーキバルブを通して給気され
るので、ブレーキ動作初期に給気が遅れ、他方、ブレー
キバルブとブレーキ作動装置との間に設けると、給気は
制限なく行われるものの、排気時に制限弁のブレーキバ
ルブ側が充分に排気されて制限弁が開弁するまでのブレ
ーキ作動装置側の排気が遅れる。
この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
制限弁をブレーキ専用レザーバの下流側に設けても、圧
縮空気の給排性を阻害せず、空圧作動装置の迅速な動作
を確保することができるエアーブレーキ装置を得ること
を目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、圧縮空気貯槽と前
記ブレーキバルブとの間に、前記ブレーキバルブの前記
空圧作動装置側圧力が所定値に達すると閉弁する制限弁
を設けたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図において、1はブレーキ専用圧縮空気貯槽(レザー
バ)、2A、2Bは圧力制限弁ユニツト、3は運転手操作の
2系統ブレーキバルブ、BPはブレーキペダル、4A、4Bは
ブレーキチヤンバである。
ブレーキバルブ3は、例えば、実開昭60−16661号公報
に記載されている種類のブレーキバルブであつて、一方
系統側の入口3A INと他方系統側の入口3B IN、入口3A I
Nと図示しない常閉の給気弁を介して連通する出口3A OU
T、入口3B INと図示しない別の常閉の給気弁を介して連
通する出口3B OUTを有し、各出口3A OUT、出口3B OUTと
共通の排気部3Cとの間に各々常閉の排気弁を有してい
る。
圧力制限弁ユニツト2Aの本体5Aは該本体5Aの両端面に開
口する孔6Aを有し、その一方開口端には入口7Aを形成す
る接続具8Aが螺着され、他方開口端には断面コ字形の栓
9Aが螺着されている。この栓9Aは複数個の排気用孔10A
を有し、外端面に圧接して上記排気用孔10Aを閉塞する
チエツク弁11Aが取り付けられている。孔6Aは、上記他
方開口端側から、大径孔部12A、小径孔部13A、中径孔部
14Aが連続する段付き孔であつて、大径孔部12Aの底側外
周部には環状をなす室部15Aが延設されている。本体5A
にはこの室部15Aに連通するパイロツト圧導入用の入口1
6Aが形成されている。
本体1の上記孔6Aはピストン17Aを摺動可能に収納して
いる。このピストン17Aは孔18Aを有する中空軸部19Aの
一端側に断面コ字形の大径部20Aを有する段付きピスト
ンであつて、中空軸部19Aの他端側は小径部21Aとなつて
おり、大径部20Aを大径孔部12Aに摺動可能に収め中空軸
部19Aを小径孔部13Aに摺接して中径孔部14A側へ伸びて
おり、ばね22Aにより入口7A側に付勢されて、常時、は
大径部20Aが大径孔部12Aの底23Aに係合し、小径部21Aが
小径孔部13A内周面との間に室24Aを画成して中径孔部14
A内に突出し、弁部材25Aに係合している。上記ばね22A
はピストン17Aの大径部20Aの凹部と該凹部に対向してい
る栓9Aの凹部とに亘つて介装されている。本体5Aには上
記室24Aに連通する出口26Aが形成されている。
上記弁部材25Aは中径孔部14Aより小径ではあるが小径孔
部13Aよりは大径の板体であつて、放射状に突出するば
ね座27Aを中径孔部14Aの内周面に摺合して該中径孔部14
Aに収められており、該ばね座27Aに一端が係合し他端が
ばね受け28Aの周部に係合する弁ばね29Aによりピストン
17A側へ付勢されて、常時は、ピストン17Aの小径部21A
端に形成された弁座30Aに着座するとともに小径孔部13A
の孔端に形成された弁座31Aに所定間隔を隔てて対向し
ている。弁部材25Aと弁座30Aは解放弁32Aを構成し、弁
部材25Aと弁座31Aは制限弁33Aを構成している。上記ば
ね受け28Aは上記周部から弁部材25A側へ隆起し該隆起部
分に通孔34Aを有する皿状をなし、常時は、弁部材25Aと
離間している。
この圧力制限弁ユニツト2Aの入口7Aは管路を通してリザ
ーバ1に接続され、出口26Aは管路を通してブレーキバ
ルブ3の一方系統の入口3A INに接続され、更に、パイ
ロツト圧導入用入口16Aは管路を通してブレーキバルブ
3の一方系統の出口3A OUTに接続されている。圧力制限
ユニツト2Bは、圧力制限弁ユニツト2Aと同じ構成である
ので、圧力制限弁ユニツト2Aの要素と同じ要素には数字
符号を同じとし添字をBとして示してあり、その入口7B
は管路を通してリザーバ1に接続され、出口27Bは管路
を通してブレーキバルブ3の他方系統の入口3B INに接
続され、更に、パイロツト圧導入用入口16Bは管路を通
してブレーキバルブ3の他方系統の出口3B OUTに接続さ
れている。
なお、レザーバ1の最高圧力(上限圧力)をP1とした場
合、圧力制限弁ユニツト2A、2Bにおける制限弁33A、33B
の閉弁圧力(制限圧力)P2が、 P1=P2+K(K:正の定数) となるように、ばね22A、22Bのばね荷重および各部の有
効受圧面積が設定されている。
以下、この装置の動作について説明する。
ブレーキバルブ3が操作されない非作動時には、圧力制
限弁ユニツト2A、2Bのピストン17A、17B、弁部材25A、2
5Bは図示位置にあつて、制限弁33A、33Bは開弁し、解放
弁33、33Bは閉弁している。
運転手によりブレーキペダルBPが踏み込まれると、ブレ
ーキバルブ3内の図示しない一方系統の給気弁が開い
て、一方系統の入口3A INと一方系統の出口3A OUTとが
連通し、また、同時に、図示しない他方系統の給気弁が
開いて、他方系統の入口3B INと他方系統の出口3B OUT
とが図示しない圧力室を介して連通する。これにより、
レザーバ1に貯溜されていた圧縮空気は、圧力制限弁ユ
ニツト2Aの入口7A−中径孔部14A−室24A−開弁している
制限弁33A−出口26Aを通しブレーキバルブの一方系統の
入口3A INから上記給気弁を経て一方系統の出口3A OUT
から流出してブレーキチヤンバ4Aに供給される。同時
に、圧力制限弁ユニツトの入口7B−中径孔部14B−室24B
−出口26B−ブレーキバルブ3の他方系統の入口3B IN−
他系統の出口3B OUTを通しレザーバ1の圧縮空気がブレ
ーキチヤンバ4Bに供給される。
今、最大のブレーキ力を得るために、ブレーキペダルを
大きく踏み込んだとすると、ブレーキバルブ3の上記一
方系統の出口3A OUT、他方系統の出口3B OUTの圧力が、
指数関数的に上昇してブレーキバルブ作動後ある時間t
の経過後に制限圧力P2に達する。出口3A OUTの圧力が制
限圧力P2に上昇すると、この圧力がパイロツト圧導入用
の入口16Aから室部15Aに導入されてピストン17Aの大径
部20A背面に作用するので、該ピストン17Aはばね22Aの
ばね力に抗して図において右方向に駆動され、弁部材25
Aがピストン17Aの右動に追従して右動して弁座31Aに着
座し、制限弁33Aが閉弁する。制限弁33Aが閉弁すると圧
力制限弁ユニツト2Aの入口7Aと出口26Aとの間が遮断さ
れるので、ブレーキバルブ3の一方系統の出口3A OUTの
圧力の更なる上昇が制限される。同様にして、圧力制限
弁ユニツト2Bの制限弁33Bが閉弁し、ブレーキバルブ3
の他方系統の出口3B OUTの圧力の更なる上昇が制限され
る。
この際、各ブレーキチヤンバ4A、4Bに給気した圧力がP2
よりも高い場合には、ピストン17A、17Bが開放弁32A、3
2Bを開弁するように右方に移動してブレーキバルブ3の
入口3A IN、3B IN側圧力を排気し、その後、室部15A、1
5Bの圧力がP2まで低下してとき、ピストン17A、17Bは、
制限弁33A、33Bを閉弁したまま、開放弁32A、32Bを閉弁
し、これにより、ブレーキチヤンバ4A、4Bへの圧力P2を
越える給気を阻止するようになる。
ブレーキペダルBPが解放されると、ブレーキバルブ3の
図示しない一方系統および他方系統の排気弁が開弁する
ので、ブレーキチヤンバ4A、4Bに供給されていた圧縮空
気はブレーキバルブ3出口3A OUT、出口3B OUTを通り上
記排気口から大気中に放出される。
ところで、ブレーキバルブ3の出口3A OUT、3B OUTの圧
力の立上り特性は、入口3A IN、3B INが連絡されるレザ
ーバ1の上限圧力が低い圧力P2の場合には、第2図に符
号Aで示すように、ゆるい立上りとなるが、高い圧力P1
となればなるほど、同図に符号Bで示すように、急峻と
なる。
上記実施例では、レザーバ1とブレーキバルブ3とを接
続する管路に制限弁33A、33Bが設けられ、この制限弁33
A、33Bがブレーキバルブ3の出口側の圧力をパイロツト
圧として導入し、該導入した出口側の圧力が制限圧力P2
に上昇した時に閉弁する構成であるので、制限弁33、33
Bが開弁している間のブレーキバルブ3出口の圧力立上
り特性は、レザーバ1の上限圧力がP1である場合には、
第2図に実線で示す特性(符号C)となる。従つて、本
実施例では、制限弁33A、33Bをレザーバ1の下流に設け
ているが、制限弁33A、33Bを設けない場合と殆ど変わら
ない迅速な給気性を確保することができ、ブレーキバル
ブ3の下流の空圧作動装置を迅速に作動させることがで
きる。
また、ブレーキチヤンバ4A、4B側の排気は制限弁33A、3
3Bの開閉状態とは無関係に行えるので、排気性も阻害さ
れることはない。
なお、上記実施例では、ブレーキバルブとして2系統型
のブレーキバルブを用いた場合について説明している
が、この発明は上記実施例に限定されるものではない。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、レザーバの下流に設けら
れる制限弁を、ブレーキバルブの出口側圧力をパイロツ
ト圧として、空圧作動装置に供給する圧縮空気の最高圧
力を上記レザーバの最高蓄積圧力よりも低い値に制限す
る構成としたことにより、空圧作動装置に供給する圧力
を急峻に立上らせることができるので、給気性が改善さ
れ、また、制限弁の開閉状態とは無関係にブレーキバル
ブでブレーキ作動装置側の排気を行え排気性も確保さ
れ、空圧作動装置を従来に比し迅速に作動させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す構成図、第2図はエア
ーブレーキ装置の給気特性を示す図である。 1……レザーバ、2A、2B……圧力制限弁ユニツト、3…
…ブレーキバブ、4A、4B……ブレーキチヤンバ、16A、1
6B……パイロツト圧導入用入口、33A、33B……制限弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮空気貯槽に貯えられている圧縮空気を
    運転手操作のブレーキバルブを経由して空圧作動装置に
    供給可能としたエアーブレーキ装置において、前記圧縮
    空気貯槽と前記ブレーキバルブとの間に、前記ブレーキ
    バルブの前記空圧作動装置側圧力が所定値に達すると閉
    弁する制限弁を設けたエアーブレーキ装置。
JP15792286A 1986-07-07 1986-07-07 エア−ブレ−キ装置 Expired - Fee Related JPH0667723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15792286A JPH0667723B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 エア−ブレ−キ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15792286A JPH0667723B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 エア−ブレ−キ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6313853A JPS6313853A (ja) 1988-01-21
JPH0667723B2 true JPH0667723B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=15660392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15792286A Expired - Fee Related JPH0667723B2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07 エア−ブレ−キ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667723B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0419363U (ja) * 1990-06-09 1992-02-18
JP6000663B2 (ja) * 2012-06-04 2016-10-05 日野自動車株式会社 自動制動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6313853A (ja) 1988-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5940550B2 (ja) 液圧ユニット
US3947072A (en) Brake system
US3712340A (en) Hydraulic and air operated relay valve
JPH0270569A (ja) ブレーキ装置及びそのブレーキ力ブースタ
US5171072A (en) Brake hydraulic pressure generator
JPH0667723B2 (ja) エア−ブレ−キ装置
CA1049073A (en) Emergency brake valve device for railway vehicles
JPS646978B2 (ja)
US3278242A (en) Safety air brake system for automotive vehicles
US3572376A (en) Poppet valve
GB667736A (en) Improvements in or relating to the braking of tractor and trailer vehicles
JP2552130B2 (ja) 二系統ブレ−キ弁
JPS6313854A (ja) エア−ブレ−キ装置
JP3130644B2 (ja) エアブレ−キシステム
JPH05213169A (ja) ブレーキの液圧制御装置
US3937524A (en) Pneumatic braking systems for vehicles
CN221023640U (zh) 用于后桥模块总成的电磁阀结构及后桥控制模块总成
JPS6027718Y2 (ja) 自動車用積載荷重応答制動液圧制御弁装置
JPH0215737Y2 (ja)
US2871065A (en) Automatic braking device
JPH0435251Y2 (ja)
JP2553862Y2 (ja) 自動車用ブレーキチャンバ
JPS6099748A (ja) ロ−ドセンシングプロポ−シヨニングバルブ
JPH0347018Y2 (ja)
JPS5953262A (ja) ブレ−キ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees