JPH0667627A - 液晶駆動制御装置 - Google Patents
液晶駆動制御装置Info
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- JPH0667627A JPH0667627A JP22250392A JP22250392A JPH0667627A JP H0667627 A JPH0667627 A JP H0667627A JP 22250392 A JP22250392 A JP 22250392A JP 22250392 A JP22250392 A JP 22250392A JP H0667627 A JPH0667627 A JP H0667627A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、出力端子数を増やさずに、液晶駆動
出力と液晶駆動以外の制御信号出力とをプログラマブル
に選択して出力できる出力バッファを有する液晶駆動制
御装置を提供することを目的とする。 【構成】液晶駆動用に多値の電位レベルを選択するアナ
ログスイッチ(121)(122)と、液晶駆動用信号
以外の出力信号をゲート信号に入力したオープンドレイ
ンMOS型トランジスタ(151)(152)とを並列
に接続し、液晶駆動電圧出力と液晶駆動以外のオープン
ドレイン出力を選択して使用する出力バッファである。 【効果】本発明にり、異なる電位差で動作する液晶駆動
電圧出力とそれ以外の制御出力とをプログラマブルに選
択することが可能である。これにより、出力端子数を増
やさずに端子機能を拡張することができる。
出力と液晶駆動以外の制御信号出力とをプログラマブル
に選択して出力できる出力バッファを有する液晶駆動制
御装置を提供することを目的とする。 【構成】液晶駆動用に多値の電位レベルを選択するアナ
ログスイッチ(121)(122)と、液晶駆動用信号
以外の出力信号をゲート信号に入力したオープンドレイ
ンMOS型トランジスタ(151)(152)とを並列
に接続し、液晶駆動電圧出力と液晶駆動以外のオープン
ドレイン出力を選択して使用する出力バッファである。 【効果】本発明にり、異なる電位差で動作する液晶駆動
電圧出力とそれ以外の制御出力とをプログラマブルに選
択することが可能である。これにより、出力端子数を増
やさずに端子機能を拡張することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示制御技術更には液晶
駆動方式に適用して特に有効な技術に関し、例えば液晶
駆動装置の駆動出力回路に利用して有効な技術に関す
る。
駆動方式に適用して特に有効な技術に関し、例えば液晶
駆動装置の駆動出力回路に利用して有効な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】時分割駆動を行う液晶駆動装置は、時分
割数が多くなるに従い、液晶駆動電圧が大きくなる。液
晶自身の特性や使用環境によって液晶駆動電圧の絶対値
は変動するが、一例として32分割駆動の場合には約7
V、200分割駆動の場合には約26V、400分割駆
動の場合には約34Vの液晶駆動電圧範囲内の電位レベ
ルを出力する必要がある。また液晶駆動出力以外の出力
信号は制御装置が動作する電源電圧の範囲で振幅して出
力する必要がある。一例として5Vの動作電源電圧の制
御装置の場合、液晶駆動出力以外の出力信号は5Vと0
V(接地電位)の範囲で振幅する。このように一般的に
液晶表示ディスプレイの液晶駆動電圧と制御装置の動作
電源電圧は異なっており、互いに独立した電圧範囲で使
用されており、その出力信号の振幅電位差も異なってい
る。
割数が多くなるに従い、液晶駆動電圧が大きくなる。液
晶自身の特性や使用環境によって液晶駆動電圧の絶対値
は変動するが、一例として32分割駆動の場合には約7
V、200分割駆動の場合には約26V、400分割駆
動の場合には約34Vの液晶駆動電圧範囲内の電位レベ
ルを出力する必要がある。また液晶駆動出力以外の出力
信号は制御装置が動作する電源電圧の範囲で振幅して出
力する必要がある。一例として5Vの動作電源電圧の制
御装置の場合、液晶駆動出力以外の出力信号は5Vと0
V(接地電位)の範囲で振幅する。このように一般的に
液晶表示ディスプレイの液晶駆動電圧と制御装置の動作
電源電圧は異なっており、互いに独立した電圧範囲で使
用されており、その出力信号の振幅電位差も異なってい
る。
【0003】従って、従来は互いに独立した電圧範囲で
使用される液晶駆動出力と液晶駆動以外の制御信号出力
とを回路的に完全に選択して出力することはできないた
め、両者の出力バッファを物理的に分離していた。この
物理的な分離方法には、配線を繋ぎ替えるか、別々の出
力端子から出力する手段がある。但し、1つの出力端子
から液晶駆動出力とそれ以外の出力とをプログラマブル
に選択して使用することは不可能であった。
使用される液晶駆動出力と液晶駆動以外の制御信号出力
とを回路的に完全に選択して出力することはできないた
め、両者の出力バッファを物理的に分離していた。この
物理的な分離方法には、配線を繋ぎ替えるか、別々の出
力端子から出力する手段がある。但し、1つの出力端子
から液晶駆動出力とそれ以外の出力とをプログラマブル
に選択して使用することは不可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
物理的な分離方法のうち前者の配線を繋ぎ替える方法
は、異なる別の制御装置を製作する必要があり汎用的で
はない。また後者の別々の出力端子から出力する方法
は、出力端子数が増えてしまい、パッケージコストが増
大する。例えば、40x32ドットのマトリクス状の液
晶表示ディスプレイを駆動する場合、40本のセグメン
トドライバ出力端子と、32本のコモンドライバ出力端
子を必要とする。従って、この例では液晶駆動用に72
本の出力端子を占有してしまうことになる。
物理的な分離方法のうち前者の配線を繋ぎ替える方法
は、異なる別の制御装置を製作する必要があり汎用的で
はない。また後者の別々の出力端子から出力する方法
は、出力端子数が増えてしまい、パッケージコストが増
大する。例えば、40x32ドットのマトリクス状の液
晶表示ディスプレイを駆動する場合、40本のセグメン
トドライバ出力端子と、32本のコモンドライバ出力端
子を必要とする。従って、この例では液晶駆動用に72
本の出力端子を占有してしまうことになる。
【0005】本発明は、出力端子数を増やさずに、液晶
駆動出力と液晶駆動以外の制御信号出力とをプログラマ
ブルに選択して出力できる出力バッファを有する液晶駆
動制御装置を提供することを目的とする。
駆動出力と液晶駆動以外の制御信号出力とをプログラマ
ブルに選択して出力できる出力バッファを有する液晶駆
動制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】互いに独立した電圧範囲
で使用される液晶駆動出力と液晶駆動以外の制御信号出
力がある場合、両者の使用電圧範囲の片端電位(上限ま
たは下限電位)を共通基準電位にし、液晶駆動電圧出力
用のアナログスイッチとそれ以外の出力信号をゲ−トに
入力したオ−プンドレインMOS(Metal Oxi
de Semiconductor)型トランジスタを
並列に接続することで、液晶駆動出力とそれ以外の出力
をプログラマブルに選択することができる。オープンド
レインMOS型トランジスタのソース側には両者の共通
基準電位を入力する。一例として、液晶駆動電圧が7
V、動作電源電圧が5Vの場合、両者の使用電圧範囲の
片端電位を5Vに合わせ、これを共通基準電位とする
と、液晶駆動出力は5Vから−2Vの電圧範囲で動作
し、動作電源電圧で制御される液晶駆動以外の出力は5
Vから0V(接地)の電圧範囲で動作する。液晶駆動電
圧出力用のアナログスイッチは5Vまたは−2Vの電位
でオン及びカットオフ制御がなされる。またそれ以外の
出力信号用のオープンドレインMOS型トランジスタで
は、ソース側に共通基準電位:5Vが入力され、ゲート
に5Vまたは0Vの電位でオン及びカットオフ制御がな
される。尚、このオープンドレインMOS型トランジス
タを使用する場合、ドレイン側出力端子を外部のプルダ
ウン抵抗を介し0Vに接地する。
で使用される液晶駆動出力と液晶駆動以外の制御信号出
力がある場合、両者の使用電圧範囲の片端電位(上限ま
たは下限電位)を共通基準電位にし、液晶駆動電圧出力
用のアナログスイッチとそれ以外の出力信号をゲ−トに
入力したオ−プンドレインMOS(Metal Oxi
de Semiconductor)型トランジスタを
並列に接続することで、液晶駆動出力とそれ以外の出力
をプログラマブルに選択することができる。オープンド
レインMOS型トランジスタのソース側には両者の共通
基準電位を入力する。一例として、液晶駆動電圧が7
V、動作電源電圧が5Vの場合、両者の使用電圧範囲の
片端電位を5Vに合わせ、これを共通基準電位とする
と、液晶駆動出力は5Vから−2Vの電圧範囲で動作
し、動作電源電圧で制御される液晶駆動以外の出力は5
Vから0V(接地)の電圧範囲で動作する。液晶駆動電
圧出力用のアナログスイッチは5Vまたは−2Vの電位
でオン及びカットオフ制御がなされる。またそれ以外の
出力信号用のオープンドレインMOS型トランジスタで
は、ソース側に共通基準電位:5Vが入力され、ゲート
に5Vまたは0Vの電位でオン及びカットオフ制御がな
される。尚、このオープンドレインMOS型トランジス
タを使用する場合、ドレイン側出力端子を外部のプルダ
ウン抵抗を介し0Vに接地する。
【0007】両出力の選択は液晶駆動制御装置への入力
端子または液晶駆動制御装置内の記憶装置で設定でき
る。尚、上記のオープンドレインMOS型トランジスタ
の代わりにバイポーラ型トランジスタを用いたオープン
コレクタ構成でも実現可能である。
端子または液晶駆動制御装置内の記憶装置で設定でき
る。尚、上記のオープンドレインMOS型トランジスタ
の代わりにバイポーラ型トランジスタを用いたオープン
コレクタ構成でも実現可能である。
【0008】
【作用】本発明によれば、液晶駆動電圧出力用のアナロ
グスイッチは非選択時に完全にカットオフすることがで
きる。また共通基準電位をソース側に入力したオープン
ドレインMOS型トランジスタのゲートに液晶駆動以外
の制御出力を入力すれば、非選択時にゲート電位をソ−
ス側の共通基準電位に一致させることでオープンドレイ
ンMOS型トランジスタを完全にカットオフすることが
できる。液晶駆動用電圧の出力端子として使用する場
合、オープンドレインMOS型トランジスタを完全にカ
ットオフし、液晶駆動電圧出力用のアナログスイッチで
液晶駆動用電圧を選択し出力する。また液晶駆動以外の
制御信号の出力端子として使用する場合、液晶駆動電圧
出力用のアナログスイッチを完全にカットオフし、オー
プンドレインMOS型トランジスタを介し、共通基準電
位の出力とカットオフとを選択出力する。この時、出力
端子の外部で抵抗を介し共通基準電位と異なる電位に接
続すれば、2値の電位レベルの出力が可能である。
グスイッチは非選択時に完全にカットオフすることがで
きる。また共通基準電位をソース側に入力したオープン
ドレインMOS型トランジスタのゲートに液晶駆動以外
の制御出力を入力すれば、非選択時にゲート電位をソ−
ス側の共通基準電位に一致させることでオープンドレイ
ンMOS型トランジスタを完全にカットオフすることが
できる。液晶駆動用電圧の出力端子として使用する場
合、オープンドレインMOS型トランジスタを完全にカ
ットオフし、液晶駆動電圧出力用のアナログスイッチで
液晶駆動用電圧を選択し出力する。また液晶駆動以外の
制御信号の出力端子として使用する場合、液晶駆動電圧
出力用のアナログスイッチを完全にカットオフし、オー
プンドレインMOS型トランジスタを介し、共通基準電
位の出力とカットオフとを選択出力する。この時、出力
端子の外部で抵抗を介し共通基準電位と異なる電位に接
続すれば、2値の電位レベルの出力が可能である。
【0009】以上により、液晶駆動出力とそれ以外の出
力をプログラマブルに選択することができる。
力をプログラマブルに選択することができる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の一実施例であるシステム構成
図を示す。このシステムは、液晶駆動制御装置(1
0)、液晶表示ディプレイ(20)、液晶電圧発生回路
(30)、プルダウン抵抗(40)、拡張用ドライバL
SI(50)から成る。液晶駆動制御装置(10)は液
晶駆動電圧選択回路(11)、アナログスイッチ(12
1)(122)、レベルシフタ1(13)、レベルシフ
タ2(14)、オープンドレインMOS型トランジスタ
(151)(152)、内部制御回路(16)で構成さ
れる。液晶駆動電位レベルを選択するアナログスイッチ
(121)(122)と液晶駆動以外の制御信号を出力
するオープンドレインMOS型トランジスタ(151)
(152)は並列に接続する。ここで、液晶駆動電圧選
択回路(11)、アナログスイッチ(121)(12
2)、レベルシフタ1(13)、レベルシフタ2(1
4)は液晶駆動電圧であるVccとV5間(Vcc>V
5)の電位差で動作する。またオープンドレインMOS
型トランジスタ(151)(152)、内部制御回路
(16)は動作電源電圧であるVccとGND間(Vc
c>GND)の電位差で動作する。両者の上限電位:V
ccは共通基準電位である。
図を示す。このシステムは、液晶駆動制御装置(1
0)、液晶表示ディプレイ(20)、液晶電圧発生回路
(30)、プルダウン抵抗(40)、拡張用ドライバL
SI(50)から成る。液晶駆動制御装置(10)は液
晶駆動電圧選択回路(11)、アナログスイッチ(12
1)(122)、レベルシフタ1(13)、レベルシフ
タ2(14)、オープンドレインMOS型トランジスタ
(151)(152)、内部制御回路(16)で構成さ
れる。液晶駆動電位レベルを選択するアナログスイッチ
(121)(122)と液晶駆動以外の制御信号を出力
するオープンドレインMOS型トランジスタ(151)
(152)は並列に接続する。ここで、液晶駆動電圧選
択回路(11)、アナログスイッチ(121)(12
2)、レベルシフタ1(13)、レベルシフタ2(1
4)は液晶駆動電圧であるVccとV5間(Vcc>V
5)の電位差で動作する。またオープンドレインMOS
型トランジスタ(151)(152)、内部制御回路
(16)は動作電源電圧であるVccとGND間(Vc
c>GND)の電位差で動作する。両者の上限電位:V
ccは共通基準電位である。
【0011】液晶電圧発生回路(30)はVccとV5
間(Vcc>V5)の電位差を抵抗分割し、V1、V
2、V3、V4の電位レベル(Vcc>V1>V2≧V
3>V4>V5)を発生する。VccとV5レベルは液
晶表示ディスプレイ(20)のセグメント駆動信号とコ
モン駆動信号の選択時の駆動電位レベルである。V1と
V4レベルは液晶表示ディプレイ(20)のコモン駆動
信号の非選択時の駆動電位レベルである。V2とV3は
液晶表示ディスプレイ(20)のセグメント駆動信号の
非選択時の駆動電位レベルである。液晶表示ディプレイ
を交流駆動するため、駆動信号の選択及び非選択電位は
各々2レベル必要である。例えばフレーム単位で交流駆
動する場合、奇数フレームではVcc、V1またはV2
の電位レベルで駆動され、偶数フレームではV3、V4
またはV5の電位レベルで駆動される。
間(Vcc>V5)の電位差を抵抗分割し、V1、V
2、V3、V4の電位レベル(Vcc>V1>V2≧V
3>V4>V5)を発生する。VccとV5レベルは液
晶表示ディスプレイ(20)のセグメント駆動信号とコ
モン駆動信号の選択時の駆動電位レベルである。V1と
V4レベルは液晶表示ディプレイ(20)のコモン駆動
信号の非選択時の駆動電位レベルである。V2とV3は
液晶表示ディスプレイ(20)のセグメント駆動信号の
非選択時の駆動電位レベルである。液晶表示ディプレイ
を交流駆動するため、駆動信号の選択及び非選択電位は
各々2レベル必要である。例えばフレーム単位で交流駆
動する場合、奇数フレームではVcc、V1またはV2
の電位レベルで駆動され、偶数フレームではV3、V4
またはV5の電位レベルで駆動される。
【0012】セグメント駆動信号を出力制御するため
に、液晶駆動電圧選択回路(11)は液晶駆動電位レベ
ルうちの4レベル(Vcc/V2/V3/V5)から、
交流駆動に従って2レベルを選択する。例えばフレーム
単位で交流駆動する場合、奇数フレームではVccとV
2の電位レベルで選択され、偶数フレームではV3とV
5の電位レベルが選択される。液晶駆動電圧選択回路
(11)で選択された2つの電位レベルから、さらにア
ナログスイッチ(121)でセグメント駆動信号の選択
/非選択情報に従い、1つのレベルを選択し、液晶表示
ディスプレイ(20)のセグメント駆動信号を駆動す
る。但し、この場合アナログスイッチ(121)と並列
に接続されるオープンドレインMOS型トランジスタ
(151)は完全にカットオフしておく。尚、レベルシ
フタ1(13)とレベルシフタ2(14)は、Vcc−
GND間で振幅する制御信号をVcc−V5間で振幅す
る信号に電位レベルを変換する。
に、液晶駆動電圧選択回路(11)は液晶駆動電位レベ
ルうちの4レベル(Vcc/V2/V3/V5)から、
交流駆動に従って2レベルを選択する。例えばフレーム
単位で交流駆動する場合、奇数フレームではVccとV
2の電位レベルで選択され、偶数フレームではV3とV
5の電位レベルが選択される。液晶駆動電圧選択回路
(11)で選択された2つの電位レベルから、さらにア
ナログスイッチ(121)でセグメント駆動信号の選択
/非選択情報に従い、1つのレベルを選択し、液晶表示
ディスプレイ(20)のセグメント駆動信号を駆動す
る。但し、この場合アナログスイッチ(121)と並列
に接続されるオープンドレインMOS型トランジスタ
(151)は完全にカットオフしておく。尚、レベルシ
フタ1(13)とレベルシフタ2(14)は、Vcc−
GND間で振幅する制御信号をVcc−V5間で振幅す
る信号に電位レベルを変換する。
【0013】セグメント駆動以外の信号を出力するため
には、オープンドレインMOS型トランジスタ(15
2)のドレイン側出力端子に外部でプルダウン抵抗(4
0)を介しGNDレベルに接地する。図1の実施例では
セグメント駆動以外の信号として、セグメント駆動ドラ
イバを拡張するために追加した拡張用ドライバLSI
(50)を制御する信号に利用する。例えば、セグメン
トの選択/非選択を決める表示データ信号、この表示デ
ータのシフトタイミング信号とラッチタイミング信号、
また交流駆動を行うための交流化タイミング信号などが
ある。オープンドレインMOS型トランジスタ(15
1)(152)はPチャネル型MOSを用い、そのソ−
ス側を共通基準電位:Vccに接続する。ゲート信号に
はVcc−GND間で振幅する制御信号を入力する。即
ち、ゲート信号がVccレベルの場合オープンドレイン
MOS型トランジスタ(152)はカットオフし、GN
Dレベルの場合オンする。ここでオープンドレインMO
S型トランジスタ(152)がオンすると、オープンド
レインMOSトランジスタ(152)のオン抵抗と外部
のプルダウン抵抗(40)の抵抗比で決まるVcc側に
近い電位レベルが出力される。またオープンドレインM
OS型トランジスタ(152)がカットオフすると、オ
ープンドレインMOSトランジスタ(152)のカット
オフ時の高抵抗とプルダウン抵抗(40)の抵抗比で決
まるGND側に近い電位レベルが出力される。但し、こ
の場合オープンドレインMOS型トランジスタ(15
2)と並列に接続される2つのアナログスイッチ(12
2)は完全にカットオフしておく。
には、オープンドレインMOS型トランジスタ(15
2)のドレイン側出力端子に外部でプルダウン抵抗(4
0)を介しGNDレベルに接地する。図1の実施例では
セグメント駆動以外の信号として、セグメント駆動ドラ
イバを拡張するために追加した拡張用ドライバLSI
(50)を制御する信号に利用する。例えば、セグメン
トの選択/非選択を決める表示データ信号、この表示デ
ータのシフトタイミング信号とラッチタイミング信号、
また交流駆動を行うための交流化タイミング信号などが
ある。オープンドレインMOS型トランジスタ(15
1)(152)はPチャネル型MOSを用い、そのソ−
ス側を共通基準電位:Vccに接続する。ゲート信号に
はVcc−GND間で振幅する制御信号を入力する。即
ち、ゲート信号がVccレベルの場合オープンドレイン
MOS型トランジスタ(152)はカットオフし、GN
Dレベルの場合オンする。ここでオープンドレインMO
S型トランジスタ(152)がオンすると、オープンド
レインMOSトランジスタ(152)のオン抵抗と外部
のプルダウン抵抗(40)の抵抗比で決まるVcc側に
近い電位レベルが出力される。またオープンドレインM
OS型トランジスタ(152)がカットオフすると、オ
ープンドレインMOSトランジスタ(152)のカット
オフ時の高抵抗とプルダウン抵抗(40)の抵抗比で決
まるGND側に近い電位レベルが出力される。但し、こ
の場合オープンドレインMOS型トランジスタ(15
2)と並列に接続される2つのアナログスイッチ(12
2)は完全にカットオフしておく。
【0014】この出力端子をセグメント駆動信号として
使用するか、セグメント駆動以外の信号として使用する
かは、EXT端子の入力レベルで選択される。EXT端
子にGND側電位が入力された時、この出力端子はセグ
メント駆動信号として使用され、オープンドレインMO
S型トランジスタ(151)(152)は完全にカット
オフされる。また、EXT端子にVcc側電位が入力さ
れた時、この出力端子はセグメント駆動以外の信号とし
て使用され、全てのアナログスイッチ(121)(12
2)は完全にカットオフされる。
使用するか、セグメント駆動以外の信号として使用する
かは、EXT端子の入力レベルで選択される。EXT端
子にGND側電位が入力された時、この出力端子はセグ
メント駆動信号として使用され、オープンドレインMO
S型トランジスタ(151)(152)は完全にカット
オフされる。また、EXT端子にVcc側電位が入力さ
れた時、この出力端子はセグメント駆動以外の信号とし
て使用され、全てのアナログスイッチ(121)(12
2)は完全にカットオフされる。
【0015】図1の実施例では共通基準電位をVcc側
にしたが、GND側電位(Vcc>GND)にしてもよ
い。図2にその実施例を示す。この場合オープンドレイ
ンMOS型トランジスタ(651)(652)はNチャ
ネル型MOSを用い、そのソ−ス側を共通基準電位:G
NDに接続する。オープンドレインMOS型トランジス
タ(652)のドレイン側出力端子に外部でプルアップ
抵抗(90)を介しVccレベルに接続する。オープン
ドレインMOS型トランジスタ(652)のゲート信号
にはVcc−GND間で振幅する制御信号を入力する。
即ち、ゲート信号がGNDレベルの場合オープンドレイ
ンMOS型トランジスタ(652)はカットオフし、V
ccレベルの場合オンする。
にしたが、GND側電位(Vcc>GND)にしてもよ
い。図2にその実施例を示す。この場合オープンドレイ
ンMOS型トランジスタ(651)(652)はNチャ
ネル型MOSを用い、そのソ−ス側を共通基準電位:G
NDに接続する。オープンドレインMOS型トランジス
タ(652)のドレイン側出力端子に外部でプルアップ
抵抗(90)を介しVccレベルに接続する。オープン
ドレインMOS型トランジスタ(652)のゲート信号
にはVcc−GND間で振幅する制御信号を入力する。
即ち、ゲート信号がGNDレベルの場合オープンドレイ
ンMOS型トランジスタ(652)はカットオフし、V
ccレベルの場合オンする。
【0016】図3にアナログスイッチ(121)(12
2)の構成例を示す。Pチャネル型MOSとNチャネル
型MOSを並列に接続し両MOSでスイッチする回路
と、片方のMOSだけでスイッチする回路がある。
2)の構成例を示す。Pチャネル型MOSとNチャネル
型MOSを並列に接続し両MOSでスイッチする回路
と、片方のMOSだけでスイッチする回路がある。
【0017】尚、図1の実施例では2組のアナログスイ
ッチ(121)と1個のオープンドレインMOS型トラ
ンジスタ(151)で構成したが、各々の回路の個数を
特に限定するものではない。例えば、図1の実施例にお
いて液晶駆動電圧選択回路(11)とアナログスイッチ
(121)(122)で4レベルの液晶駆動電位から1
レベルを選択し出力していたが、液晶駆動電圧選択回路
(11)を削除し、代わりに4組のアナログスイッチを
並列に接続し、直接4レベルの液晶駆動電位から1レベ
ルを選択し出力してもよい。この場合でも4組のアナロ
グスイッチと並列にオープンドレインMOSトランジス
タを接続し、アナログスイッチとオープンドレインMO
Sトランジスタをプログラマブルに選択して使用する。
即ち、オープンドレインMOSトランジスタの出力を使
用する場合、4組のアナログスイッチは全てカットオフ
される。
ッチ(121)と1個のオープンドレインMOS型トラ
ンジスタ(151)で構成したが、各々の回路の個数を
特に限定するものではない。例えば、図1の実施例にお
いて液晶駆動電圧選択回路(11)とアナログスイッチ
(121)(122)で4レベルの液晶駆動電位から1
レベルを選択し出力していたが、液晶駆動電圧選択回路
(11)を削除し、代わりに4組のアナログスイッチを
並列に接続し、直接4レベルの液晶駆動電位から1レベ
ルを選択し出力してもよい。この場合でも4組のアナロ
グスイッチと並列にオープンドレインMOSトランジス
タを接続し、アナログスイッチとオープンドレインMO
Sトランジスタをプログラマブルに選択して使用する。
即ち、オープンドレインMOSトランジスタの出力を使
用する場合、4組のアナログスイッチは全てカットオフ
される。
【0018】さらに液晶駆動電位レベルを選択する複数
個のアナログスイッチ(121)の先にさらにもう1つ
のアナログスイッチを設け、前者のアナログスイッチ
(121)で液晶駆動電位レベルを選択し、後者のアナ
ログスイッチで選択された液晶駆動電位レベルのドライ
ブ/カットオフの出力制御してもよい。特に連続的アナ
ログ電位レベルを出力する液晶駆動制御装置の実施例を
図4示す。入力されたアナログ電位レベルはサンプリン
グ&ホールド回路(111)でサンプリングされ、その
電位レベルが保持される。保持された電位レベルはボル
テージフォロワ回路(112)で増幅され液晶駆動電位
レベルが出力される。この時、アナログスイッチ(12
1)(122)で液晶駆動電位レベルのドライブ/カッ
トオフを制御する。即ち、オープンドレインMOSトラ
ンジスタ(152)の出力を使用する場合、アナログス
イッチ(122)はカットオフされる。
個のアナログスイッチ(121)の先にさらにもう1つ
のアナログスイッチを設け、前者のアナログスイッチ
(121)で液晶駆動電位レベルを選択し、後者のアナ
ログスイッチで選択された液晶駆動電位レベルのドライ
ブ/カットオフの出力制御してもよい。特に連続的アナ
ログ電位レベルを出力する液晶駆動制御装置の実施例を
図4示す。入力されたアナログ電位レベルはサンプリン
グ&ホールド回路(111)でサンプリングされ、その
電位レベルが保持される。保持された電位レベルはボル
テージフォロワ回路(112)で増幅され液晶駆動電位
レベルが出力される。この時、アナログスイッチ(12
1)(122)で液晶駆動電位レベルのドライブ/カッ
トオフを制御する。即ち、オープンドレインMOSトラ
ンジスタ(152)の出力を使用する場合、アナログス
イッチ(122)はカットオフされる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、異
なる電位差で動作する液晶駆動電圧出力と液晶駆動以外
の制御出力とをプログラマブルに選択することが可能と
なる。これにより、出力端子数を増やさずに端子機能を
拡張することができる。
なる電位差で動作する液晶駆動電圧出力と液晶駆動以外
の制御出力とをプログラマブルに選択することが可能と
なる。これにより、出力端子数を増やさずに端子機能を
拡張することができる。
【図1】本発明の一実施例であるシステム構成図であ
る。
る。
【図2】本発明の図1の実施例の変形例である。
【図3】アナログスイッチ(121)(122)の構成
例である。
例である。
【図4】本発明の図1の実施例の変形例である。
10 液晶駆動制御装置 11 液晶駆動電圧選択回路 121/122 アナログスイッチ 13 レベルシフタ1 14 レベルシフタ2 151/152 オ−プンドレインMOS型トランジス
タ 16 内部制御回路 20 液晶表示ディプレイ 30 液晶電圧発生回路 40 プルダウン抵抗 50 拡張ドライバLSI 621/622 アナログスイッチ 651/652 オ−プンドレインMOS型トランジス
タ 90 プルアップ抵抗 111 サンプリング&ホ−ルド回路 112 ボルテ−ジフォロワ回路
タ 16 内部制御回路 20 液晶表示ディプレイ 30 液晶電圧発生回路 40 プルダウン抵抗 50 拡張ドライバLSI 621/622 アナログスイッチ 651/652 オ−プンドレインMOS型トランジス
タ 90 プルアップ抵抗 111 サンプリング&ホ−ルド回路 112 ボルテ−ジフォロワ回路
Claims (5)
- 【請求項1】液晶表示ディスプレイを駆動するために多
値の電位レベルを選択するアナログスイッチと、液晶駆
動用信号以外の出力信号をゲート信号に入力したオープ
ンドレイン構成のMOS型トランジスタとを並列に接続
し、液晶駆動電圧出力とそれ以外のオープンドレイン出
力を選択可能とした出力バッファを有することを特徴と
する液晶駆動制御装置。 - 【請求項2】液晶表示ディスプレイを駆動するために多
値の電位レベルを選択するアナログスイッチを有する液
晶駆動制御装置において、選択された液晶電圧の出力制
御を行うアナログスイッチ液晶電圧の出力制御を行うア
ナログスイッチと、液晶駆動用信号以外の出力信号をゲ
ート信号に入力したオープンドレイン構成のMOS型ト
ランジスタとを並列に接続し、液晶駆動電圧出力とそれ
以外のオープンドレイン出力を選択可能とした出力バッ
ファを有することを特徴とする液晶駆動制御装置。 - 【請求項3】連続的アナログ電位レベルを出力する液晶
駆動制御装置において、液晶駆動電圧の出力制御を行う
アナログスイッチと、液晶駆動用信号以外の出力信号を
ゲート信号に入力したオープンドレイン構成のMOS型
トランジスタを並列に接続し、液晶駆動電圧出力とそれ
以外のオープンドレイン出力を選択可能とした出力バッ
ファを有することを特徴とする液晶駆動制御装置。 - 【請求項4】上記液晶駆動電圧出力とそれ以外のオープ
ンドレイン出力の選択は、液晶駆動制御装置の入力端子
または液晶駆動制御装置内の記憶装置でプログラマブル
に行われることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
の液晶駆動制御装置。 - 【請求項5】上記オープンドレイン構成のMOS型トラ
ンジスタの代わりに、オープンコレクタ構成のバイポー
ラ型トランジスタを用いたことを特徴とする請求項1乃
至請求項3記載の液晶駆動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22250392A JPH0667627A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 液晶駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22250392A JPH0667627A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 液晶駆動制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667627A true JPH0667627A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16783452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22250392A Pending JPH0667627A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 液晶駆動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667627A (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP22250392A patent/JPH0667627A/ja active Pending
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