JPH0667592A - 昇華転写画像用透明ホログラム転写箔 - Google Patents

昇華転写画像用透明ホログラム転写箔

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JPH0667592A
JPH0667592A JP22397092A JP22397092A JPH0667592A JP H0667592 A JPH0667592 A JP H0667592A JP 22397092 A JP22397092 A JP 22397092A JP 22397092 A JP22397092 A JP 22397092A JP H0667592 A JPH0667592 A JP H0667592A
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resin
transparent
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JP22397092A
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Jiro Watanabe
二郎 渡辺
Kazuhisa Hoshino
和久 星野
Kiyoshi Horie
潔 堀江
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】昇華性染料で染色された基材表面に転写するこ
とにより、染色画像の化学的及び機械的損傷を防止で
き、かつ光による変褪色を防止できるとともに、改ざん
防止可能な転写箔を提供する。 【構成】耐熱性ベースフィルム11上に、このベースフ
ィルムから剥離容易な剥離層12、ホログラム形成層1
3、該ホログラム形成層よりも屈折率の大きい透明薄膜
層14および紫外線吸収剤とガラス転移点が50℃以上
の熱可塑性樹脂からなる接着層16を順次積層してなる
昇華転写画像用透明ホログラム転写箔。前記転写箔を、
昇華性染料で染色した画像を有する基材上に転写すれば
画像の上に透明ホログラムが形成される。よって、ホロ
グラムを消失させることなしに、画像の改ざんは困難で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇華転写画像用透明ホロ
グラム転写箔に関する。
【0002】更に詳しくは、いわゆる昇華性染料で染色
されたプラスチック表面に転写することにより、染色画
像の化学的及び機械的損傷を防止でき、かつ光による変
褪色を防止できるとともに、改ざん防止可能な透明ホロ
グラム転写箔に関する。
【0003】
【従来の技術】いわゆる昇華性染料を用いてプラスチッ
ク材料を染色する方法は周知である。
【0004】例えば、染料はバインダー樹脂と共にイン
キ化されて仮の支持体上に印刷され、この印刷物をプラ
スチック材料に重ねて加熱することによりインキ中の染
料のみがプラスチック材料中に浸透し、染着する(転写
染色法)。この際、インキは転写されず、仮の支持体と
共に剥離除去される。
【0005】あるいは染料を含むインキを直接プラスチ
ック材料上の印刷した後、加熱して染料をプラスチック
内部に浸透させ、染着させる(浸透印刷法)。インキ層
はそのまま残存させたり、あるいは剥離除去されるが、
いずれの場合も染料はプラスチック内部に浸透してお
り、画像は残存する。
【0006】染料は昇華性であると信じられており、固
体状態から直接気体状態に変化し、かかる気体状染料が
プラスチック材料中に浸透すると考えられている。この
ため、染料は一般に昇華性染料と呼ばれている。もっと
も、固体状態と気体状態の間に液体状態が存在しないこ
とは厳密には確認されていない。またプラスチック材料
への浸透が気体状態で生じるか、あるいは液体状態で生
じるかも明らかではない。このため、染料は気化性染料
もしくは熱溶融移行性染料と呼ばれることもある。
【0007】プラスチック材料内部へ染料を浸透させる
加熱手段には、加熱盤、加熱ロール、赤外線パネルヒー
ター等が使用される。近年に到って、熱応答性の優れた
染料が開発されたことやサーマルヘッドの改良により、
転写リボン上の染料をサーマルヘッドの発熱によりプラ
スチック材料中へ浸透させて画像を形成する方法が開発
された。プラスチック材料はプラスチックフィルムや、
身分証明カード等の塩ビカードである。
【0008】しかしながら、染料は一般に分散染料又は
油溶性染料である。かかる染料は極性が小さく、このた
め加熱により容易に気体に変化してプラスチック材料中
に浸透する反面、プラスチック材料との結合力も小さ
く、可塑剤や有機薬品等によって犯されたり、引っ掻き
等による機械的損傷を受けやすい。さらにまた、光、特
に紫外線によって染料が分解され、変色あるいは褪色す
る。
【0009】かかる問題点を防止するために、基材表面
にポリエステル樹脂を主成分とする受像層を設けて染料
を固定したり、あるいは染料を改良して堅牢度を向上し
ている。
【0010】しかし、いずれの方法によっても本質的に
外部からの化学的または機械的損傷を防止することがで
きず、紫外線等の光線を避けることもできない。
【0011】それ故、特願平3−287734に、耐熱
性ベースフイルム上に、このベースフイルムから剥離容
易な剥離層、昇華染料の拡散防止層、及び紫外線吸収剤
をふくむ接着剤層を順次積層して成る転写箔を昇華染料
で染色された基材表面に転写することにより、染料画像
の化学的および機械的損傷を防止でき、かつ光による変
退色を防止できる転写箔を提案した。
【0012】しかしながら、プリペードカードや身分証
明カード等の情報記録カードおよびIDカード等への昇
華性染料画像の保護膜として利用するためには、故意的
に改ざんされる危険があるために好ましくない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、か
かる昇華性染料で染色された基材表面に転写することに
より、染色画像の化学的及び機械的損傷を防止でき、か
つ光による変褪色を防止できるとともに、改ざん防止可
能な転写箔を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、耐熱性ベースフィルム上
に、このベースフィルムから剥離容易な剥離層、ホログ
ラム形成層、該ホログラム形成層よりも屈折率の大きい
透明薄膜層および紫外線吸収剤とガラス転移点が50℃
以上の熱可塑性樹脂からなる接着層を順次積層してなる
昇華転写画像用透明ホログラム転写箔を提供する。
【0015】また、請求項2記載の発明は、剥離層が耐
摩擦剤と熱可塑性樹脂から成り、その熱可塑性樹脂がポ
リメチルメタアクリレート、またはエポキシ樹脂である
ことを特徴とする昇華転写画像用透明ホログラム転写箔
を提供する。
【0016】また、請求項3記載の発明は、ホログラム
形成層が2液反応型ウレタン樹脂を主成分とし、該樹脂
のポリオール成分が、ガラス転移点70℃から150℃
の範囲でかつOH価が50から150の範囲にあるアク
リルポリオール樹脂であることを特徴とする昇華転写画
像用透明ホログラム転写箔を提供する。
【0017】また、請求項4記載の発明は、透明薄膜層
と接着層間にプライマー層を設けたことを特徴とする昇
華転写画像用透明ホログラム転写箔を提供する。
【0018】また、請求項5記載の発明は、プライマー
層がウレタン樹脂であることを特徴とする昇華転写画像
用透明ホログラム転写箔を提供する。
【0019】
【作用】以上のように、本発明に係わる昇華転写画像用
透明ホログラム転写箔(以下単に転写箔と称する)を、
昇華性染料で染色した画像を有する基材上に転写すれば
画像の上に透明ホログラムが形成される。よって、ホロ
グラムを消失させることなしに、画像の改ざんは困難で
ある。さらに耐可塑剤性と共に、耐スクラッチ性、耐磨
耗性、耐溶剤性などの各種化学的及び機械的損傷を防止
し、また、紫外線等の光による変褪色を防ぐことができ
る。
【0020】また、剥離層が耐摩擦剤と熱可塑性樹脂の
混合物であれば、熱転写時に容易にベースフィルムから
剥離し、染料による画像の外部からの化学的及び機械的
損傷を防ぐことができる。
【0021】また、これに加えて、接着層にガラス転移
点50℃以上の熱可塑性樹脂を使用すれば、熱による画
像変化を生じない。
【0022】さらにまた、透明薄膜層が、無機化合物で
あれば、昇華性染料で染色された画像の外部への拡散を
防ぐことができる。
【0023】請求項1に係る転写箔(1)は、図1に示
すように、ベースフィルム(11)、剥離層(12)お
よびホログラム形成層(13)、透明薄膜層(14)、
接着層(16)から成る。請求項4に係る転写箔(1)
は、図2に示すように、ベースフィルム(11)、剥離
層(12)、ホログラム形成層(13)および透明薄膜
層(14)、プライマー層(15)、接着層(16)、
から成る。
【0024】ベースフィルム(11)は、転写時の熱圧
で軟化変形しない耐熱性を必要とする。かかるベースフ
ィルム(11)は公知であり、例えば厚さ3〜50μm
の二軸延伸したポリエチレンテレフタレートフィルムを
使用できる。
【0025】また、剥離層(12)は熱転写時に容易に
ベースフィルム(11)から剥離する必要がある。ま
た、転写された後の保護膜の機能を果たす必要が有る。
保護膜の機能とは染料による画像の外部からの化学的及
び機械的損傷を防ぐことである。この両者の機能を満た
すためには耐摩擦剤と熱可塑性樹脂の混合物を使用すれ
ば良い。
【0026】熱可塑性樹脂は可塑剤や薬品の透過を防止
すると共に引っ掻きによる傷を減少させるものである。
かかる熱可塑性樹脂としてはポリメチルメタアクリレー
ト、またはエポキシ樹脂が使用できる。メチルメタアク
リレート及びエポキシ樹脂は既存の熱可塑性樹脂の中で
耐可塑剤性が優れると共にベースフィルム(11)と剥
離が容易である。これらの樹脂を剥離層(12)に用い
ることにより、転写後の画像上に軟質塩化ビニルシート
やプラスチック消しゴムなどを接触させた時にこれらに
含まれる可塑剤の移行を防止できる。また、酸、アルカ
リ、アルコール、灯油などの薬品の浸透を防ぎ、画像へ
の影響を防止することができる。
【0027】また、耐摩擦剤は耐摩耗性や耐性スクラッ
チ性の向上のために添加するものである。例えば、テフ
ロンパウダー、ポリエチレンパウダー、動物系ワック
ス、植物系ワックス、鉱物系ワックス、石油系ワックス
などの天然ワックス、合成炭化水素系ワックス、脂肪族
アルコールと酸系ワックス、脂肪酸エステルとグリセラ
イト系ワックス、水素化ワックス、合成ケトン系ワック
ス、アミン及びアマイド系ワックス、塩素化炭化水素系
ワックス、合成動物ロウ系ワックス、アルファーオレフ
ィン系ワックスなどの合成ワックス、及びステアリン酸
亜鉛などの高級脂肪酸の金属塩などをあげることができ
る。
【0028】剥離層(12)は、熱可塑性樹脂と耐摩擦
剤の合計量100重量部に対して熱可塑性樹脂85〜9
5重量部、耐摩擦剤5〜15重量部で良い。また、塗布
量は1〜3g/m2 で良い。
【0029】剥離層(12)には上記成分の外、転写時
の切れを向上するために剥離改善剤を混合することもで
きる。例えば線状飽和ポリエステル樹脂である。ただし
上記熱可塑性樹脂と耐摩擦剤の合計量100重量部に対
し、0〜3重量部に限るべきである。
【0030】なお、剥離層(12)にはこの他の添加
物、例えば紫外線吸収剤等を添加しないことが望まし
い。添加により耐薬品性がおちたり、または、可塑剤の
浸入が容易になり、剥離層の機械的強度劣化の原因とな
るからである。
【0031】剥離層を塗工する方法は、まず、剥離層組
成物を適当な溶剤により塗料化し、その塗料をグラビア
塗布、ロールコーティング塗布、または、バーコート塗
布などの塗布方法で塗布乾燥して形成させればよい。
【0032】ホログラム形成層(13)は表面レリーフ
型ホログラムスタンパにて、加熱・加圧によりホログラ
ムを形成する為の層である。ホログラム形成層(13)
に用いられる樹脂としては、2液反応ウレタン樹脂を使
用することより極めて良い結果が得られる。すなわち、
2液反応ウレタン樹脂はエンボス成形性が良好でプレス
むらが生じ難く、明るい再生像が得られ、その上、エン
ボス形成時の基材への密着性が良好で、金属反射層との
接着性も良好でかつ被転写体へ転写する際の剥離性が極
めてよい。
【0033】すなわち、本発明に述べるホログラム形成
層(13)としての2液反応型ウレタン樹脂は、耐溶剤
性、耐熱性、加工性などの諸物性から、ポリエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオール、アクリルポリオー
ルなどのポリオール成分と、イソシアネート基を持つプ
レポリマーとから成るポリオール硬化型ウレタン樹脂が
適当であるが、中でもポリオール成分がガラス転移点7
0〜105℃の範囲でかつOH基が50〜150の範囲
にあるアクリルポリオール樹脂を用いることにより、塗
工適性も良好で、前記ホログラム転写箔に要求されるエ
ンボス成形性、基材フィルムとの剥離性が極めて良好な
転写箔を得ることができる。イソシアネート成分として
は、トルエンジイソシアネート(TDI)、キシレンジ
イソシアネート(XDI)、ヘキサメチレンイソシアネ
ート(HMDI)などが使用できる。
【0034】また塗工適性の向上、転写性の調整剤とし
て、ニトロセルロース、アセチルセルロース、セルロー
スアセテートブチレート、セルロースアセテートプロピ
オネート、エチルセルロース、メチルセルロース等のセ
ルロース系樹脂を2液反応型ウレタン樹脂に対し、最大
で30%重量部併用添加することにより、さらに良結果
が得られる。
【0035】このようなホログラム形成層(13)を塗
工する方法として、塗料化した樹脂をロールコート、ブ
レードコート等の方法により塗布、乾燥させて0.5〜
5μmの膜厚を形成させればよい。
【0036】こうして得られたホログラム形成層(1
3)は、剥離ニス層が塗工された基材フィルムと適度に
接着し、エンボス成形時の加熱、加圧により優れた成形
性を有し、しかも表面にニッケル、金、クロム等のメッ
キを施したスタンパへ接着せず、更に金属反射層と良好
な接着性を示し、しかも皮膜の切れが良好である。さら
にホットスタンプ時の金属反射層の剥離不良や転写ム
ラ、バリ、フクレの発生などのない確実な転写が可能と
なり、ウレタン樹脂の優れた耐熱性により、蒸着工程
や、ホットスタンプ時の熱によって発生する収縮による
ひび割れ、白化、ホグラム模様の破壊など、外観上の品
質低下を防ぐことができる。
【0037】透明薄膜層(14)はホログラム形成層
(13)の樹脂よりも屈折率の高く、かつ可視光領域に
おいて透過率の高い材料が使用される。屈折率の高い透
明薄膜層(14)を設けると、ホログラムの特徴である
再生の角度依存性により、ホログラムの再生可能な角度
範囲外では単なる透明体としてしか見えず、ホログラム
の再生可能な角度範囲では光の屈折率が最大になり、反
射型ホログラムとして硬化がでてくる。このような透明
薄膜層(14)の材料としては表1記載の無機物が挙げ
られる。
【0038】
【表1】
【0039】なお、透明薄膜層(14)を形成する方法
としては、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法等の方法により設けることができる。膜厚
としては、100Å〜10000Åの範囲が適当であ
る。
【0040】プライマー層(15)は透明薄膜層(1
4)と接着層(16)とを接着させる為の接着改良層で
ある。そのような樹脂としてはウレタン樹脂が適当であ
る。具体的には、ポリウレタンアイオノマー樹脂、ポリ
エーテルポリオール、ポリエステルポリオール、アクリ
ルポリオールなどのポリオール成分と、イソシアネート
基を持つプレポリマーとから成る。
【0041】プライマー層(15)を塗工する方法は、
まず、剥離層組成物を適当な溶剤により塗料化し、その
塗料をグラビア塗布、ロールコーティング塗布、また
は、バーコート塗布等の塗布方法で塗布乾燥させればよ
い。
【0042】接着層(16)はプラスチック材料表面に
接着すると共に紫外線を遮断して染料による画像の変褪
色を防止するものである。かかる理由から紫外線吸収剤
と熱可塑性樹脂の混合物から成る。
【0043】紫外線吸収剤は光による染料の変褪色を防
止するものである。すなわち、波長250〜400nm
の紫外線を吸収してそのエネルギーを染料に無害な熱エ
ネルギーとして再輻射し、紫外線吸収剤自体は何ら変質
しない。この理由から最大吸収波長250〜400nm
の紫外線吸収剤を使用する。
【0044】例えばフェニルサリシレート、p−ter
t−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニ
ルサリシレートなどのサリチル酸系紫外線吸収剤、2,
4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフ
ェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾ
フェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−
5−スルホベンゾフェノンなどのベンゾフェノン系紫外
線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジtert−ブチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジtert−アミル
フェニル)ベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収剤、2−エチルヘキシル−2−シアノ−
3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シア
ノ−3,3−ジフェニルアクリレートなどのシアノアク
リレート系紫外線吸収剤である。
【0045】接着層(16)に使用する熱可塑性樹脂は
ガラス転移点(Tg)が50℃以上のものが使用でき
る。ガラス転移点の温度が50℃未満の樹脂を使用する
と、転写の後、この樹脂により染料のマイグレーション
が生じ、画像のにじみが発生する。また、ガラス転移点
110℃以下のものが好ましい。ガラス転移点が110
℃を越える樹脂を使用すると転写の際に高い温度を必要
とし、サーマルヘットに負荷がかかるだけでなく、ポリ
塩化ビニルカードなどのプラスチック材料が熱により変
形することがある。
【0046】接着層(16)に使用する熱可塑性樹脂と
しては、例えば、線状飽和ポリエステルなどのポリエス
テル、ポリ塩化ビニルや塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
樹脂などの塩化ビニル系樹脂、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸−2−メトキシエチル、ポリアクリル酸メチ
ル、ポリアクリル酸−2−ナフチル、ポリアクリル酸イ
ソボルニル、ポリメタクリロメチル、ポリアクリロニト
リル、ポリメチルクロロアクリレート、ポリメタクリル
酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸
−tert−ブチル、ポリメタクリル酸イソブチル、ポ
リメタクリル酸フェニル、メタクリル酸メチルとメタク
リル酸アルキル(ただしアルキル基の炭素数は2〜6)
の共重合樹脂などのアクリル系樹脂、ポリスチレン、ポ
リジビニルベンゼン、ポリビニルベンゼン、スチレン−
ブタジエン共重合樹脂、スチレンとメタクリル酸アルキ
ル(ただしアルキル基の炭素数は1〜6)などのビニル
系樹脂などである。
【0047】接着層(16)は、その固形分総量100
重量部に対して熱可塑性樹脂50〜90重量部、紫外線
吸収剤10〜50重量部で良い。塗布量は1〜3g/m
2 が好ましい。
【0048】接着層を塗工する方法は、まず、接着層組
成物を適当な溶剤により塗料化し、その塗料をグラビア
塗布、ロールコーティング塗布、または、バーコート塗
布などの塗布方法で塗布乾燥して形成させればよい。
【0049】こうして得られる転写箔(1)は、昇華性
染料で染色されたプラスチック材料に重ね、熱圧した
後、ベースフィルム(11)のみを剥離除去して、転写
することができる。転写は接着層(16)に含まれる熱
可塑性樹脂の軟化点以上の温度に加熱して行なうことが
できる。通常150〜250℃である。時間は1〜10
秒程度で良い。
【0050】図2に示す転写箔をプラスチック材料から
なる身分証明カードに転写した場合の例を図3に示す。
(2)はカード本体であり、部分的に昇華性染料で顔写
真が染色されている(2a)。かかる染色方法は特開昭
63−22693号公報、もしくは特開平3−7938
4号公報に記載されている。なお、昇華性染料で顔写真
が染色されている(2a)部分の上にホログラムパター
ン(13a)があるので、ホログラムパターン(13
a)の消失なしに画像(顔写真)の改ざんは困難であ
る。
【0051】なお、本発明に係わる転写箔はカードに限
らず、昇華性染料で染色された任意のプラスチック材料
に適用できることは明らかであろう。
【0052】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明す
る。
【0053】(実施例1) 剥離層塗料の組成 ポリメチルメタアクリレート(Tg:105℃) 10重量部 (三菱レーヨン(株)製 BR−80) テフロンパウダー 1 〃 トルエン/2−ブタノン(1/1) 40 〃
【0054】 ホログラム形成層塗料の組成 アクリルポリオール樹脂 25重量部 (TG:75℃,OH価:100) ニトロセルロース樹脂 5 〃 (窒素含有率:12%,平均重合度:45,粘度:1/2) キシレンジイソシアナート 5 〃 トルエン/2ーブタノン(25/20) 45 〃 酢酸イソブチル 20 〃
【0055】 接着層塗料の組成 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(Tg:65℃)10重量部 (積水化学工業(株)製 エスレックA) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール 2.5 〃 トルエン/2−ブタノン(2/1) 40 〃
【0056】厚さ12μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に、グラビアコーターを用いて、上記剥離
層塗料を乾燥重量2.0g/m2 になるように塗布乾燥
して剥離層(12)を形成した。その層上に上記ホログ
ラム形成層塗料をグラビアコータで乾燥重量が1.2g
/m2 になるように塗布乾燥してホログラム形成層(1
3)を形成し、60℃、72時間エイジングをおこなっ
た後、プレス機にてホログラム形成層とスタンパーのホ
ログラム模様形成面を重ね合わせ、エンボス加工を16
0℃、40kg/cmの加熱、加圧条件にて行いホロゴ
ラム形成面へホログラムを形成させた。次に該ホログラ
ム形成面に約500Åの厚みにZnS蒸着をして透明薄
膜層(14)を形成させた。更に、上記接着層塗料をグ
ラビアコーターで乾燥重量が1.5g/m2 になるよう
に塗布乾燥して接着層(16)を形成し、透明ホログラ
ム転写箔を製造した。
【0057】ポリ塩化ビニルカード上にカラーサーマル
プリンターを用いて昇華転写リボンによりイエロー、マ
ゼンタ、シアンの各色を転写染色した。この染色面に上
記転写箔をラミネーター((株)明光商会製MSパウチ
H−140)により150℃、2秒の条件でラミネート
し、ベースフィルムを除去した。なお、昇華転写リボン
は厚さ6μmのポリエステルフィルム上に染料とポリビ
ニルブチラールから成る三色の昇華性インキを塗布した
もので、イエローの染料はKacet Yellow
AG(日本化薬(株)製)、マゼンタの染料はKaya
cet Red(日本化薬(株)製)、シアンの染料は
HSB9(三菱化成(株)製)である。
【0058】(実施例2) 剥離層塗料の組成 ポリメチルメタアクリレート(Tg:105℃) 10重量部 (三菱レーヨン(株)製 BR−80) テフロンパウダー 1 〃 トルエン/2−ブタノン(1/1) 40 〃
【0059】 ホログラム形成層塗料の組成 アクリルポリオール樹脂 25重量部 (TG:75℃,OH価:130) ニトロセルロース樹脂 5〃 (窒素含有率:12%,平均重合度:45,粘度:1/2) キシレンジイソシアナート 5〃 トルエン/2ーブタノン(25/20) 45〃 酢酸イソブチレン 20〃
【0060】 接着層塗料の組成 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(Tg;65℃)10重量部 (積水化学製(株) エストックA) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール 2.5 〃 トルエン/2−ブタノン(2/1) 40 〃
【0061】厚さ25μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に、グラビアコーターを用いて、上記剥離
層塗料を乾燥重量2.0g/m2 になるように塗布乾燥
して剥離層(12)を形成した。その層上に上記ホログ
ラム形成層塗料をグラビアコータで乾燥重量が0.9g
/m2 になるように塗布乾燥してホログラム形成層(1
3)を形成し、60℃、72時間エイジングをおこなっ
た後、プレス機にてホログラム形成層とスタンパーのホ
ログラム模様形成面を重ね合わせ、エンボス加工を16
0℃、40kg/cmの加熱、加圧条件にて行いホログ
ラム形成面へホログラムを形成させた。次に該ホログラ
ム形成面に約500Åの厚みにZnS蒸着をして透明薄
膜層(14)を形成させた。更に、上記接着層塗料をグ
ラビアコーターで乾燥重量が1.5g/m2 になるよう
に塗布乾燥して接着層(16)を形成し、透明ホログラ
ム転写箔を製造した。
【0062】前記により得られた転写箔を、実施例1と
同様な条件でラミネートし、ベースフィルムを除去し
た。
【0063】(実施例3) 剥離層塗料の組成 エポキシ樹脂(軟化点148℃) 10重量部 (油化シエル(株)製エピエート1009) ポリエチレンパウダー 0.5 〃 トルエン/2−ブタノン(1/2) 40 〃
【0064】 ホログラム形成層塗料の組成 アクリルポリオール樹脂 25重量部 (TG:75℃,OH価:100) ニトロセルロース樹脂 5〃 (窒素含有率:12%,平均重合度:45,粘度:1/2) キシレンジイソシアナート 5〃 トルエン/2ーブタノン(25/20) 45〃 酢酸イソブチレン 20〃
【0065】 アンカー層塗料の組成 ポリウレタンアイオノマー水性ディスパージョン 100重量部 (DIC社製 ハイドランAP40,NV:20重量%)
【0066】 接着層塗料の組成 線状飽和ポリエステル樹脂(Tg;65℃) 10重量部 (ユニチカ(株)製 UE−3200) 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 6 〃 トルエン/2−ブタノン(1/1) 40 〃
【0067】厚さ25μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に、グラビアコーターを用いて、上記剥離
層塗料を乾燥重量2.0g/m2 になるように塗布乾燥
して剥離層(12)を形成した。その層上に上記ホログ
ラム形成層塗料をグラビアコータで乾燥重量が0.9g
/m2 になるように塗布乾燥してホログラム形成層(1
3)を形成し、60℃、72時間エイジングをおこなっ
た後、プレス機にてホログラム形成層とスタンパーのホ
ログラム模様形成面を重ね合わせ、エンボス加工を16
0℃、40kg/cmの加熱、加圧条件にて行いホロゴ
ラム形成面へホログラムを形成させた。次に該ホログラ
ム形成面に約500Åの厚みにZnS蒸着をして透明薄
膜層(14)を形成させた。その層上に、上記アンカー
層塗料をグラビアコータを用いて、乾燥重量が1.0g
/m2 になるように塗布乾燥してアンカー層(15)を
形成した。更に、上記接着層塗料をグラビアコーターで
乾燥重量が1.5g/m2 になるように塗布乾燥して接
着層(16)を形成し、透明ホログラム転写箔を製造し
た。
【0068】前記により得られた転写箔を、実施例1と
同様な条件でラミネートし、ベースフィルムを除去し
た。
【0069】(実施例4、5)熱可塑性樹脂と耐摩擦剤
の合計量100重量部に対し、剥離改善剤として線状飽
和ポリエステル樹脂(東洋紡績(株)製バイロン30
0)を2重量部添加した剥離層を使用した外は実施例
2、3と同様に転写箔を製造した。カード及び転写は実
施例1と同様である。
【0070】実施例1〜5の耐スクラッチ性、耐摩耗
性、耐溶剤性、耐熱性、改ざん防止性、耐光性を表2に
示す。
【0071】
【表2】
【0072】なお、各データは以下の方法により試験し
たものである。
【0073】接着性…セロテープ剥離試験(JIS K
5400−1990/碁盤目テープ法)で変化の無いも
のを○、一部とれるものを△、全部とれるものを×。
【0074】耐スクラッチ性…Hの鉛筆により鉛筆試験
機を用いて表面をひっかき、強度を測定。傷が付かない
ものを○、傷が付いたものを×。
【0075】耐摩耗性…学振式堅牢度試験機(摩擦材と
して金属を使用)にてカード表面を2000回こすり、
表面(細紋)の変化を観察。変化のないものを○、変化
のあるものを×。
【0076】耐可塑剤性…軟質ポリ塩化ビニルシートを
カード表面に接触させて、荷重200g/cm2 をか
け、40℃、90%R.H.の環境下に24時間、48
時間及び100時間各々保存し、画像の色の変化色及び
褪色、にじみ等を観察。変化しないものを○、多少の変
褪色やにじみのあるものを△、変褪色やにじみのあるも
のを×。
【0077】耐溶剤性…フレオン、エタノール、ガソリ
ンを綿棒にしみこませ、カード表面をこすり、変化を観
察。全く変化の無いものを○、一度でも変化したものを
×。
【0078】耐熱性…50℃、90%R.H.の環境下
に48時間保存し、画像の変褪色を観察。変化無いもの
を○、変褪色のあるものを×。
【0079】改ざん防止性…ホログラム模様が鮮明に認
識できるものを、ホログラム模様が認識出来ないものを
×、ホログラム模様が鮮明でないものを△。
【0080】耐光性…フェードメーターにて紫外線を4
0時間照射後、画像の反射濃度の減少率を測定。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、昇華性
染料で染色されたプラスチック表面に転写することによ
り、染色画像の化学的及び機械的損傷を防止でき、かつ
光による変褪色を防止できるとともに、ホログラム形成
による改ざん防止可能な転写箔が提供できる。
【0082】また、剥離層が耐摩擦剤と熱可塑性樹脂の
混合物であれば、熱転写時に容易にベースフィルムから
剥離し、染料による画像の外部からの化学的及び機械的
損傷を防ぐことができる。
【0083】このため、プリペイドカードや身分証明カ
ード等の情報記録カード等の昇華性染料の画像の転写箔
として利用することができる。
【0084】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる断面図である。
【図3】図1の転写箔をカード本体に転写した後の断面
図である。
【符号の説明】
1 転写箔 2 カード本体 2a 部分的な昇華性染料による顔写真 11 ベースフィルム 12 剥離層 13 ホログラム形成層 13a ホログラムパターン 14 透明薄膜層 15 プライマー層 16 接着層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱性ベースフィルム上に、このベースフ
    ィルムから剥離容易な剥離層、ホログラム形成層、該ホ
    ログラム形成層よりも屈折率の大きい透明薄膜層および
    紫外線吸収剤とガラス転移点が50℃以上の熱可塑性樹
    脂からなる接着層を順次積層してなる昇華転写画像用透
    明ホログラム転写箔。
  2. 【請求項2】剥離層が耐摩擦剤と熱可塑性樹脂から成
    り、その熱可塑性樹脂がポリメチルメタアクリレート、
    またはエポキシ樹脂であることを特徴とする請求項1記
    載の昇華転写画像用透明ホログラム転写箔。
  3. 【請求項3】ホログラム形成層が2液反応型ウレタン樹
    脂を主成分とし、該樹脂のポリオール成分が、ガラス転
    移点70℃から150℃の範囲でかつOH価が50から
    150の範囲にあるアクリルポリオール樹脂であること
    を特徴とする請求項1および2記載の昇華転写画像用透
    明ホログラム転写箔。
  4. 【請求項4】透明薄膜層と接着層間にプライマー層を設
    けたことを特徴とする請求項1記載の昇華転写画像用透
    明ホログラム転写箔。
  5. 【請求項5】プライマー層がウレタン樹脂であることを
    特徴とする請求項1および4記載の昇華転写画像用透明
    ホログラム転写箔。
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