JPH0667412U - マスト - Google Patents
マストInfo
- Publication number
- JPH0667412U JPH0667412U JP1429893U JP1429893U JPH0667412U JP H0667412 U JPH0667412 U JP H0667412U JP 1429893 U JP1429893 U JP 1429893U JP 1429893 U JP1429893 U JP 1429893U JP H0667412 U JPH0667412 U JP H0667412U
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- Japan
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- mast
- reinforcing
- main
- constituent member
- main mast
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 30m程度の相当に高いマストをアルミニウ
ム製押出型材にする。 【構成】 複数本のメインマスト構成材21を高さ方向
に並べてなるメインマスト20と、最下位置のメインマ
スト構成材21から最上位置のメインマスト構成材21
の下部に渡る、複数本の第1補強マスト構成材26を高
さ方向に並べてなる第1補強マスト25とを有してお
り、前記第1補強マスト構成材26の突き合せ端がメイ
ンマスト構成材21の突き合せ端とずれている。
ム製押出型材にする。 【構成】 複数本のメインマスト構成材21を高さ方向
に並べてなるメインマスト20と、最下位置のメインマ
スト構成材21から最上位置のメインマスト構成材21
の下部に渡る、複数本の第1補強マスト構成材26を高
さ方向に並べてなる第1補強マスト25とを有してお
り、前記第1補強マスト構成材26の突き合せ端がメイ
ンマスト構成材21の突き合せ端とずれている。
Description
【0001】
この考案は、自動倉庫のスタッカークレーンのマスト等として好適なマストに 関する。
【0002】
30m程度の相当に高いマストをアルミニウム製押出型材にすることは、ア ルミニウム製押出型材の押出成形長さに一定の限界があること、アルミニウム 製押出型材の強度に一定の限界があることの、2つの理由により無理であった。
【0003】
この考案は前記問題を解決するために以下の如き手段を採用した。 この考案は、複数本のメインマスト構成材を高さ方向に並べてなるメインマス トと、最下位置のメインマスト構成材から最上位置のメインマスト構成材の下部 に渡る、複数本の補強マスト構成材を高さ方向に並べてなる補強マストとを有し ており、前記補強マスト構成材の突き合せ端がメインマスト構成材の突き合せ端 とずれているものである。
【0004】
この考案は以下の如き作用をなすものである。 複数本のメインマスト構成材を高さ方向に並べてなるメインマストを、複数本 の補強マスト構成材からなる補強マストによって補強・連結したものであるから 、30m程度の相当に高いマストを、押出成形長さに一定の限界があると共に強 度に一定の限界があるアルミニウム製押出型材にすることが出来る。
【0005】 しかし、この考案はアルミニウム製押出型材を構成材とするものに限定される ものではなく、要するに、所定長さの構成材を所定本連ねて高さの高い1本のメ インマストとする際に利用し得るものである。
【0006】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。なお、この明細書に おいて、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右と は同図右側をいう。
【0007】 前方にスタッカークレーン通路10を形成するようにしてラック装置1が床面 に立設されている。 前記ラック装置1は、所定間隔で左右に並ぶ前側の多数の支柱2と、これら前 側の支柱2の後方にそれとの間に所定間隔をあけて並ぶ後側の支柱2と、これら 前後の支柱2に高さ方向に所定間隔で設けられた多数の物品支承部材4とを有し ており、支柱2を介することなく対向する左右一対の物品支承部材4によって物 品収納棚3が構成されている。左右一対の物品支承部材4間は、後述のスライド フォーク17の上下方向の移動を許容するフォーク通過間隙5となされている。 前記ラック装置1の物品収納棚3の出し入れ口6は前方に向いている。
【0008】 前記スタッカークレーン通路10に上下一対のガイドレール11が長手方向を 左右方向に向けるようにして配され、これらガイドレール11にスタッカークレ ーン13が左右動自在に案内されるようになされており、このスタッカークレー ン13は、走行台車14と、この走行台車14に設けられた2本のマスト15に 昇降自在となされた昇降台16と、この昇降台16に公知の進退機構によって前 後方向に水平摺動自在に設けられたスライドフォーク17とを有している。この スライドフォーク17は、公知のごとく、物品Wの下方への突出・昇降台16の 上昇による物品Wの持ち上げ・昇降台16側への退入という動作を行なって物品 Wを昇降台16に引き込み、前記と逆の動作によって物品収納棚3等に物品Wを 降ろすことが出来る。
【0009】 前記マスト15各々は、複数本のアルミニウム製押出型材からなるメインマス ト構成材21を高さ方向に並べてなるメインマスト20と、最下位置のメインマ スト構成材21から最上位置のメインマスト構成材21の下部に渡る、複数本の アルミニウム製押出型材からなる第1補強マスト構成材26を高さ方向に並べて なる第1補強マスト25と、最下位置の第1補強マスト構成材26から最上位置 の第1補強マスト構成材26の下部に渡る、複数本のアルミニウム製押出型材か らなる第2補強マスト構成材32を高さ方向に並べてなる第2補強マスト31と を有している。 なお、メインマスト20、第1補強マスト25及び第2補強マスト31各々の 下端は公知の手段(溶接・ボルト締め等)によって走行台車14に固定されると 共に、メインマスト20の上端同士は公知の手段によって上側の連結部材に固定 されている。
【0010】 メインマスト構成材21と第1補強マスト構成材26とは、相互に噛み合い構 造によって、即ち、メインマスト構成材21の噛み合い溝22に第1補強マスト 構成材26の係合縁28をスライド係合させると共に、第1補強マスト構成材2 6の噛み合い溝27にメインマスト構成材21の係合縁23をスライド係合させ ることによって、連結されている。そして、第1補強マスト構成材26の突き合 せ端がメインマスト構成材21の突き合せ端とずれている。 第1補強マスト構成材26と第2補強マスト構成材32とは、相互に噛み合い 構造によって、即ち、第1補強マスト構成材26の噛み合い溝29に第2補強マ スト構成材32の係合縁34をスライド係合させると共に、第2補強マスト構成 材32の噛み合い溝33に第1補強マスト構成材26の係合縁30をスライド係 合させることによって、連結されている。そして、第2補強マスト31の突き合 せ端が第1補強マスト構成材26の突き合せ端とずれている。
【0011】 前記メインマスト構成材21には、昇降台16のガイドローラー37を案内す るガイド溝38が形成されている。
【0012】 前記メインマスト構成材21、第1補強マスト構成材26及び第2補強マスト 構成材32の前後部には、開口縁部が狭くなった溝41が形成され、これら溝4 1にナット42を嵌め入れ、これらナット42に、はしご44に高さ方向に所定 間隔で設けられた取付アーム45の貫通孔を貫通してボルト47をねじ嵌めるこ とによって、はしご44がメインマスト構成材21、第1補強マスト構成材26 及び第2補強マスト構成材32に固定されている。逆の見方をすれば、メインマ スト構成材21、第1補強マスト構成材26及び第2補強マスト構成材32は取 付アーム45によって相互に補強連結されている。
【0013】
この考案は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏するものである。 複数本のメインマスト構成材を高さ方向に並べてなるメインマストを、複数本 の補強マスト構成材からなる補強マストによって補強したものであるから、所定 長さの構成材を所定本連ねて高さの高い1本の、所定強度のメインマストを得る ことが出来る。
【提出日】平成5年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【0010】 メインマスト構成材21と第1補強マスト構成材26とは、相互に噛み合い構 造によって、即ち、メインマスト構成材21の噛み合い溝22に第1補強マスト 構成材26の係合縁28をスライド係合させると共に、第1補強マスト構成材2 6の噛み合い溝27にメインマスト構成材21の係合縁23をスライド係合させ ることによって、連結されている。そして、第1補強マスト構成材26の突き合 せ端がメインマスト構成材21の突き合せ端とずれている。 第1補強マスト構成材26と第2補強マスト構成材32とは、相互に噛み合い 構造によって、即ち、第1補強マスト構成材26の噛み合い溝29に第2補強マ スト構成材32の係合縁34をスライド係合させると共に、第2補強マスト構成 材32の噛み合い溝33に第1補強マスト構成材26の係合縁30をスライド係 合させることによって、連結されている。そして、第2補強マスト構成材32の 突き合せ端が第1補強マスト構成材26の突き合せ端とずれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す要部正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
15 マスト 20 メインマスト 21 メインマスト構成材 25 第1補強マスト 26 第1補強マスト構成材 31 第2補強マスト 32 第2補強マスト構成材
Claims (2)
- 【請求項1】 複数本のメインマスト構成材を高さ方向
に並べてなるメインマストと、最下位置のメインマスト
構成材から最上位置のメインマスト構成材の下部に渡
る、複数本の補強マスト構成材を高さ方向に並べてなる
補強マストとを有しており、前記補強マスト構成材の突
き合せ端がメインマスト構成材の突き合せ端とずれてい
るマスト。 - 【請求項2】 前記マストが自動倉庫のスタッカークレ
ーンのマストである請求項1記載のマスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993014298U JP2535699Y2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | マスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993014298U JP2535699Y2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | マスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667412U true JPH0667412U (ja) | 1994-09-22 |
JP2535699Y2 JP2535699Y2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=11857193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993014298U Expired - Fee Related JP2535699Y2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | マスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535699Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2030938A1 (en) | 2007-09-03 | 2009-03-04 | Murata Machinery Ltd. | Stacker crane and weight reduction method for mast of the stacker crane |
JP2009057185A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Murata Mach Ltd | スタッカークレーンとそのマストの軽量化方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218406A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | Daifuku Co Ltd | クレ−ンの組み立て方法 |
JPH0442199U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP1993014298U patent/JP2535699Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63218406A (ja) * | 1987-03-06 | 1988-09-12 | Daifuku Co Ltd | クレ−ンの組み立て方法 |
JPH0442199U (ja) * | 1990-08-07 | 1992-04-09 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2030938A1 (en) | 2007-09-03 | 2009-03-04 | Murata Machinery Ltd. | Stacker crane and weight reduction method for mast of the stacker crane |
JP2009057185A (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-19 | Murata Mach Ltd | スタッカークレーンとそのマストの軽量化方法 |
US8056681B2 (en) | 2007-09-03 | 2011-11-15 | Murata Machinery, Ltd. | Stacker crane and weight reduction method for mast of the stacker crane |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2535699Y2 (ja) | 1997-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |