JPH0667172A - 液晶表示素子及びその製造方法 - Google Patents
液晶表示素子及びその製造方法Info
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- JPH0667172A JPH0667172A JP5141090A JP14109093A JPH0667172A JP H0667172 A JPH0667172 A JP H0667172A JP 5141090 A JP5141090 A JP 5141090A JP 14109093 A JP14109093 A JP 14109093A JP H0667172 A JPH0667172 A JP H0667172A
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Abstract
関し、プラスチックフィルムを基板に用いた場合でもパ
ネル全体に反りや歪みを発生し難くして表示品質の低下
を抑制することができるとともに、ギャップ変動による
色斑を抑制することができ、しかも素子表示の厚さや重
量を過度に増加させることなく、簡単な工程で、かつ低
コストで実現することができることを目的とする。 【構成】 プラスチック基板の厚さが100μm以上2
00μm以下であり、上下の偏光フィルムの液晶セル反
対側の表面に粘着剤を介してプラスチックフィルムが貼
付された上下の偏光板からなり、該上下の偏光板の総厚
が各々300μm以上400μm以下であるように構成
する。
Description
製造方法に係り、詳しくは、プラスチックフィルムを基
板として用いた液晶表示素子に適用することができ、特
に、プラスチックフィルムを基板に用いた場合でもパネ
ル全体に反りや歪み等を発生し難くして、表示品質の低
下及びギャップ変動による色斑を抑制することができる
液晶表示素子及びその製造方法に関する。
(ツイステッド ネマチック型)の液晶セルを用いたも
のが主流を占めている。これは、2枚の透明電極付基板
間に90度の螺旋構造を有する液晶層を設けた液晶セル
と、この液晶セルを挟むように配設した上下一対の偏光
子とから構成される。このTN型液晶表示素子は、液晶
表示素子の主流を占めるものであったが、近年のドット
マトリクス型の液晶表示素子が大型化するに伴い時分割
数が増大し、従来のTN型液晶表示素子の時分割特性で
は対応が困難になってきており、特にデューテイ比1/
64以上の時分割駆動ではコントラスト、視角等の表示
特性が低下してしまう。
のに変えて、SBEあるいはSTNと称されるモードの
表示方法の液晶表示素子が提案され、既に実用化されて
いる。これは、2枚の透明電極付基板間に、基板に対し
て略水平に配向され、厚さ方向に120度以上360度
以下、例えば180度から捻れ角度に捻れた構造を有
し、かつ正の誘電異方性を示す液晶層を設けた液晶セル
と、この液晶セルを挟むように配設した上下一対の偏光
子とから構成されている。
るモードの表示方式においては、液晶の複屈折を利用し
ているため Δn・d(Δn=ne−no、ne:液晶
分子の長軸方向の屈折率、no:液晶分子の短軸方向の
屈折率、d:セルギャップ=液晶層の厚さ)の僅かな変
化により色が変化するため、セル内のギャップdに部分
的な変化があると、色斑が発生してしまう。
ャップの制御が容易な研磨ガラス板等を上下基板として
用いるようにしている。しかしながら、最近では液晶表
示素子の薄型化、軽量化、加工の容易性及び低コスト化
等の点から、液晶セル基板として80〜200μm程度
の厚さのポリエチエレンテレフタレート(PET)、ポ
リエーテルサルフォン(PES)、ポリサルフォン(P
Su)、ポリカーボネート(PC)、ポリアリレート
(PAr)、非晶性ポリオレフォン(a−PO)等のプ
ラスチックフィルムを用いることが注目されている。こ
のようなプラスチックフィルムを基板として用いた液晶
表示素子は、電卓やICカードのような小型ディスプレ
イの分野で実用化されている。
の液晶表示素子では、小型ディスプレイの分野では問題
とならなかったが、特にSTN型等による320×20
0ドットクラスの中型サイズや、640×400ドット
クラスの大型サイズのLCDにおいては、プラスチック
フィルムを基板として用いると、パネル全体に反りや歪
みが発生して表示品質が著しく低下したり、ギャップ変
動による色斑が発生したりしていた。これは偏光板に用
いられている偏光フィルム(特にPVAからなる偏光
子)の寸法安定性が悪く、高温時や高温高湿時において
−1.0〜+0.5%程度の収縮率を有していることに
より生じるものである。
総厚200μm厚の上偏光板、総厚275μm厚の下反
射偏光板を用いた640×400ドットで大きさが22
0mm×145mm程度のパネルにおいては、室温→6
0℃ドライ48時間以上放置、60℃ドライ→室温24
時間以上放置、室温→60℃90%48時間以上放置、
60℃90%→室温24時間以上放置等の環境試験で大
きな反りが発生していた。
基板に用いた場合でも偏光板の剛性を向上させ、湿熱時
の収縮率を低減することによりパネル全体に反りや歪み
を発生し難くして表示品質の低下を抑制することができ
るとともに、ギャップ変動による色斑を抑制することが
でき、しかも、素子の厚さや重量を過度に増加させるこ
となく、簡単な工程で、かつ低コストで実現することが
できる液晶表示素子及びその製造方法を提供することを
目的としている。
内側に各々表示用透明電極を有し、配向処理された一対
のプラスチック基板により、該基板に対し液晶層を挟持
させた液晶セルと、該液晶セルの上下に各々偏光板を貼
付して構成される透過型液晶表示素子において、該プラ
スチック基板の厚さが80μm以上200μm以下であ
り、上下の偏光フィルムの液晶セル反対側の表面に粘着
剤を介してプラスチックフィルムが貼付された上下の偏
光板からなり、該上下の偏光板の総厚が各々250μm
以上450μm以下であることを特徴とするものであ
る。
透明電極を有し、配向処理された一対のプラスチック基
板により、該基板に対し液晶層を挟持させた液晶セル
と、該液晶セルの上側に偏光板、下側に反射板付偏光板
を貼付して構成される反射型液晶表示素子において、該
プラスチック基板の厚さが80μm以上200μm以下
であり、上偏光フィルムの液晶セル反対側の表面に粘着
剤を介してプラスチックフィルムが貼付された上偏光板
と、下偏光フィルムの液晶セル反対側の表面に粘着剤を
介して金属膜を有する光反射フィルムが貼付された下偏
光板とからなり、該上下の偏光板の総厚が各々250μ
m以上450μm以下であることを特徴とするものであ
る。
透明電極を有し、配向処理された一対のプラスチック基
板により、該基板に対し液晶層を挟持させた液晶セル
と、該液晶セルの上側に偏光板、下側に反射板付偏光板
を貼付して構成される反射型液晶表示素子において、該
プラスチック基板の厚さが80μm以上200μm以下
であり、上偏光フィルムの液晶セル反対側の表面に粘着
剤を介して上プラスチックフィルムが貼付された上偏光
板と、下偏光フィルムの液晶セル反対側の表面に粘着剤
を介して金属膜を有する光反射フィルムが貼付され、か
つ、反射フィルムの下偏光フィルムと反対側の表面に下
プラスチックフィルムが貼付された下偏光板とからな
り、該上下の偏光板の総厚が各々250μm以上450
μm以下であることを特徴とするものである。
明において、前記該上下の偏光フィルムに貼付された上
下のプラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、
水蒸気透過率が3.0g/m2 ・day以下の透明有機
ポリマー層あるいは透明無機薄膜層が形成されてなるこ
とを特徴とするものである。請求項5記載の発明は、請
求項1記載の発明において、前記該上下の偏光フィルム
に貼付された上下のプラスチックフィルムが、3.0g
/m2 ・day以下の水蒸気透過率であることを特徴と
するものである。この場合、高湿度環境下において液晶
表示素子の反りを軽減することができ好ましい。
載の発明において、前記上偏光フィルムに貼付されたプ
ラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、水蒸気
透過率が3.0g/m2 ・day以下の透明有機ポリマ
ー層あるいは透明無機薄膜層が形成されてなることを特
徴とするものである。この場合、高湿度環境下において
液晶表示素子の反りを軽減することができ好ましい。
載の発明において、前記該上偏光フィルムに貼付された
プラスチックフィルムが、3.0g/m2 ・day以下
の水蒸気透過率であることを特徴とするものである。こ
の場合、高湿度環境下において、液晶表示素子の反りを
軽減することができ好ましい。請求項8記載の発明は、
請求項1乃至7記載の発明において、前記プラスチック
フィルムが貼付された上下の偏光板の少なくとも一方
に、偏光フィルムと液晶セルの間に位相補償フィルムを
粘着剤を介して貼付されてなることを特徴とするもので
ある。この場合も、上記請求項1乃至8記載の発明に適
用させることで、同様の効果を得ることができる。
々2枚の水平支持板間に挟持された状態で、40〜70
℃の温度下で6時間以上加熱処理した後、液晶セルに粘
着剤を介して貼付する工程を含むことを特徴とするもの
である。この場合、偏光板の寸法安定性を向上させるこ
とができ、各種の環境下において、液晶表示素子の反り
を軽減することができ好ましいものである。
の厚さの下限を80μmとしたのは、80μmより薄く
すると、基板が薄過ぎて液晶セルの機械的強度が著しく
弱くなり、セルの変形が生じ易くなって実用上好ましく
ないからであり、また、その上限を200μmとしたの
は、200μmより厚くすると、厚くなり過ぎてフィル
ムとしての機能(薄さ、軽さ)が著しく悪くなって実用
上好ましくないからである。また、前記上下の偏光板の
総厚の下限を各々250μmとしたのは、250μmよ
り薄くすると、偏光板が薄過ぎて反り量が著しく大きく
なって実用上好ましくないからであり、また、その上限
を450μmとしたのは、450μmより厚くすると、
厚くなり過ぎてフィルムとしての機能(薄さ、軽さ)が
著しく悪くなって実用上好ましくないからである。ま
た、液晶表示素子のサイズによっても上下の偏光板の総
厚を最適化することができ、100mm×50mm程度
の中型サイズの場合は、250〜350μm程度の厚さ
に設定するのが好ましく、また、200mm×100m
m以上の大型サイズの場合は、350〜450μm程度
の厚さに設定するのが好ましい。
いた液晶表示素子では、偏光板を貼付すると素子全体に
反りが発生していたのに対し(具体的には実施例の比較
例1、2で後述する)、本発明では、プラスチックフィ
ルム基板の厚さと、上下の偏光板(偏光フィルムとプラ
スチックフィルム)の総厚を請求項1〜3のように規定
したので、後述する実施例の如く、各種の環境条件下に
おいて、液晶表示素子の剛性を増すことができ、反りを
軽減することができる。
ィルムの外側に水蒸気透過率が3.0g/m2 ・day
以下の層あるいはフィルムを設けたので、特に高湿度環
境条件下において、液晶表示素子の反りを軽減すること
ができる。また、本発明では、上下の偏光板を40〜7
0℃の温度下で、6時間以上、加熱処理するようにした
ので、偏光板の寸法安定性が向上し、各種の環境条件下
において、液晶表示素子の反りを大幅に軽減することが
できる。
比させながら説明する。まず、比較例の液晶表示素子に
ついて説明する。 (比較例1)図1は液晶表示素子の液晶セル部分の構造
を示す断面図である。図1において、厚さ100μmの
1軸延伸PETからなる上基板1及び下基板2には各々
表示用透明電極3が形成され、更に配向膜4が形成され
配向処理が施されている。この一対の上下基板1、2は
離間、対向して配設され、ギャップ剤5により均一な間
隔を保ちながらシール剤6で封止され、その間に液晶7
が封入されて液晶層7が形成され、液晶セル8が構成さ
れている。
子の構造を示す断面図であり、図2(b)は図2(a)
のA部分の断面拡大図である。図2において、液晶セル
8の上下には各々総厚200μmの上偏光フィルム9と
下偏光フィルム10が粘着剤11を介して貼付されている。
詳細には、偏光フィルム9、10はヨウ素を配向させた厚
さ約20μmのポリビニルアルコール(PVA)フィル
ム12を、厚さ約80μmのトリアセテート(TAC)フ
ィルム13で挟むように厚さ約1μmの接着剤14を介して
接着した構造である。上記のような構成の液晶表示素子
を、室温→60℃ドライ48時間放置、60℃ドライ→
室温24時間放置、室温→60℃90%48時間放置、
60℃90%→室温24時間放置と連続的の試験を行な
い、4隅の反り量を測定し、その平均値を算出したとこ
ろ、図3に示す如く、反り量が著しく大きくなっている
のが判る。 (比較例2)次に、図4は比較例2に則した反射型液晶
表示素子の構造を示す断面図である。液晶セルの基本的
な構造は図1と同様である。図4において、上下偏光板
は、総厚200μmの上偏光フィルム9と、下偏光フィ
ルム10の液晶セル8反対側の表面に粘着剤11を介してア
ルミニウム蒸着膜15を有する厚さ55μmの光反射PE
Tフィルム16が貼付された総厚275μmの下偏光板か
らなっている。上偏光フィルム9と下偏光板が粘着剤11
を介して液晶セル8に貼付されている。また、これらの
液晶表示素子は全て、STN型640×400ドット表
示で外形寸法は220(横)×145(縦)×0.7m
m(厚さ)である。上記のような構成の液晶表示素子
を、比較例1と同様の試験を行い、4隅の反り量を測定
し、その平均値を算出したところ、図3に示す如く、反
り量が著しく大きくなっているのが判る。 (実施例1)次に、図5は本発明の実施例1(請求項
1)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
基本的な液晶セルの構造が図1と同様である。本実施例
では上下偏光板17、18が、偏光フィルム9、10とその液
晶セル8反対側の表面に粘着剤11を介して厚さ150μ
mのPCフィルム19を貼付された総厚370μmの偏光
板17、18となっている。この時、全ての粘着剤11の厚さ
は20μmである。上記のような構成の液晶表示素子
を、比較例1と同様の試験を行い、4隅の反り量を測定
し、その平均値を算出したところ、図3に示す如く、反
り量が著しく軽減しているのが判った。
されるプラスチックフィルムとしては、PET、PE
S、PSu、PC、PAr、a−PO、PMMA等の高
透明、高耐熱フィルムを用いることができる。 (実施例2)次に、図6は本発明の実施例2(請求項
2)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。本実施例
では、上下に各々偏光板17、18を貼付して構成される反
射型液晶表示素子において、上偏光フィルム9の液晶セ
ル8反対側の表面に粘着剤11を介して厚さ150μmの
PCフィルム19を貼付した総厚370μmの上偏光板17
と、下偏光フィルム10の液晶セル8反対側の表面に粘着
剤11を介してアルミニウム蒸着膜等の金属反射膜を有す
る厚さ150μmの光反射PETフィルム16が貼付され
た総厚370μmの下偏光板18からなっている。上記の
ような構成の液晶表示素子を、比較例1と同様の試験を
行い、4隅の反り量を測定し、その平均値を算出したと
ころ、図3に示す如く、反り量が著しく軽減しているの
が判った。 (実施例3)次に、図7は本発明の実施例3(請求項
3)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。本実施例
では、上下に各々偏光板17、18を貼付して構成される反
射型液晶表示素子において、上偏光フィルム9の液晶セ
ル8反対側の表面に粘着剤11を介して厚さ150μmの
PCフィルム19を貼付した総厚370μmの上偏光板17
と、下偏光フィルム10の液晶セル8反対側の表面に粘着
剤11を介してアルミニウム蒸着膜を有する厚さ55μm
の光反射PETフィルム16が貼付され、かつ、光反射P
ETフィルム16の下偏光フィルム10と反対側の表面厚さ
75μmの下PETフィルム21が貼付された総厚370
μmの下偏光板18からなっている。上記のような構成の
液晶表示素子を、比較例1と同様の試験を行い、四隅の
反り量を測定し、その平均値を算出したところ、図3に
示す如く、反り量が著しく軽減しているのが判った。 (実施例4)次に、図8は本発明の実施例4(請求項
4)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。本実施例
では上下に各々偏光板17、18を貼付して構成される液晶
表示素子において、上下の偏光フィルム9、10に貼付さ
れた上下の厚さ100μmのPETフィルム19の偏光フ
ィルム9側の表面に、真空蒸着法によりSiOxからな
る透明無機薄膜層22を1000オングストローム形成し
た。PETフィルム19は水蒸気透過率が約0.1g/m
2 ・dayとなっていた。上記のような構成の液晶表示
素子を、比較例1と同様の試験を行い、四隅の反り量を
測定し、その平均値を算出したところ、図3に示す如
く、反り量が著しく軽減しているのが判った。本実施例
では、透明無機薄膜層を偏光フィルム側の表面に形成し
たが、偏光フィルムの反対側の表面に形成しても、ほぼ
同一レベルの効果が確認された。
SiOxを蒸着したが、厚さ150μmのPCフィルム
に蒸着すると約0.5g/m2 ・dayとなり、同様に
高湿環境での変形を抑えることができた。このような透
明無機薄膜層22としては、SiOx、AI2 O3 、Ti
O2 、MgF2 、ZrO2 、ITO等が良好である。ま
た、厚さ150μmのPCフィルムにポリ塩化ビニリデ
ンコート剤を約8μm塗布すると、水蒸気透過率が約
0.2g/m2 ・dayとなり同様に変形を抑えること
ができた。また、同様にフッ素系コート剤を約4μm塗
布すると、水蒸気透過率が約3g/m2 ・dayとな
り、変形を抑えることができた。このような有機ポリマ
ー層としては、アクリロニトリル系、ポリエステル系及
びポリアミド系コート剤等が好適である。 (実施例5)次に、図9は本発明の実施例5(請求項
5)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。本実施例
では、上下に各々偏光板17、18を貼付して構成される液
晶表示素子において、上下の偏光フィルム9、10の液晶
セル8反対側の表面に粘着剤11を介して厚さ150μm
の三フッ素塩化エチレン(PCTFE)フィルム24を貼
付した偏光板17、18を用いるようにしたものである。こ
のPCTFEフィルム24は水蒸気透過率が約0.07g
/m2 ・dayとなっていた。上記のような構成の液晶
表示素子を、比較例1と同様の試験を行い、四隅の反り
量を測定し、その平均値を算出したところ、図3に示す
如く、反り量が著しく軽減しているのが判った。このよ
うなプラスチックフィルムとしては他に透明フッ素樹脂
系フィルムが良好である。但し、これらは粘着性が悪
く、充分な粘着力が得難いため、表面をコロナ処理、ス
パッタ処理、プライマー処理等の前処理をするのが望ま
しい。本実施例ではスパッタ処理の後、プライマー処理
を行った。なお、図9において、25はスパッタ処理、プ
ライマー処理層である。 (実施例6)次に、図10は本発明の実施例6(請求項
6)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。本実施例
では、上下に各々偏光板17、18を貼付して構成される反
射型液晶表示素子において、上偏光フィルム9の液晶セ
ル8反対側の表面に粘着剤11を介して厚さ100μmの
PETフィルム21のを貼付した総厚320μmの上偏光
板17と、下偏光フィルム10の液晶セル8反対側の表面に
粘着剤11を介してアルミニウム蒸着膜15を有する厚さ5
5μmの光反射PETフィルム16が貼付され、かつ、光
反射PETフィルム16の下偏光フィルム10と反対側の表
面に厚さ75μmの下PETフィルム21が貼付され総厚
370μmの下偏光板18からなっている。このような構
造において、上偏光フィルム9に貼付されたPETフィ
ルム21の偏光フィルム側の表面に、真空蒸着法によりS
iOxからなる透明無機薄膜層22を1000オングスト
ローム形成した。このPETフィルム21は水蒸気透過率
が約0.1g/m2 ・dayとなっていた。上記のよう
な構成の液晶表示素子を、比較例1と同様の試験を行
い、四隅の反り量を測定し、その平均値を算出したとこ
ろ、図3に示す如く、反り量が著しく軽減しているのが
判った。本実施例の構造においても、透明無機薄膜層を
偏光フィルムの反対側の表面に形成しても、同一レベル
の効果が確認された。
iOxを蒸着したが、厚さ150μmのPCフィルムに
蒸着すると約0.5g/m2 ・dayとなり、同様に高
湿環境での変形を抑えることができた。このような透明
無機薄膜層としてはSiOx、AI2 O3 、TiO2 、
MgF2 、ZrO2 、ITO等が良好である。また、厚
さ150μmのPCフィルムにポリ塩化ビニリデンコー
ト剤を約8μm塗布すると、水蒸気透過率が約0.2g
/m2 ・dayとなり同様に変形を抑えることができ
た。また、同様にフッ素系コート剤を約4μm塗布する
と、水蒸気透過率が約3g/m2 ・dayとなり、変形
を抑えることができた。このような有機ポリマー層とし
ては、アクリロニトリル系、ポリエステル系及びポリア
ミド系コート剤等が好適である。 (実施例7)次に、図11は本発明の実施例7(請求項
7)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。本実施例
では、上下に各々偏光板17、18を貼付して構成される反
射型液晶表示素子において、上偏光フィルム9の液晶セ
ル8反対側の表面に粘着剤11を介して厚さ150μmの
PCTFEフィルム24を貼付した総厚370μmの上偏
光板17と、下偏光フィルム10の液晶セル8反対側の表面
に粘着剤11を介してアルミニウム蒸着膜15を有する厚さ
55μmの光反射PETフィルム16が貼付され、かつ、
光反射PETフィルム16の下偏光フィルム10と反対側の
表面に厚さ75μmの下PETフィルム21が貼付され総
厚370μmの下偏光板18からなっている。上偏光板17
に用いたPCTFEフィルム24は水蒸気透過率が約0.
07g/m2 ・dayとなっていた。上記のような構成
の液晶表示素子を、比較例1と同様の試験を行い、四隅
の反り量を測定し、その平均値を算出したところ、図3
に示す如く、反り量が著しく軽減しているのが判った。
このようなプラスチックフィルムとしては他に透明フッ
素樹脂系フィルムが良好である。また、本実施例におい
ても実施例5と同様の前処理を行った。 (実施例8)次に、図12は本発明の実施例8(請求項
8)に則した液晶表示素子の構造を示す断面図である。
液晶セルの基本的な構造は図1と同様である。なお、位
相補償フィルムを用いた白黒STN用の上下基板として
は、光学的に等方性を有するPES,PC,PAr等が
好ましく、本実施例ではPCフィルムに、ガスバリア層
と耐溶剤層を形成した厚さ100μmの基板を用いた。
図12において、上下偏光板17、18は、以下のように作成
されている。まず、厚さ180μmの上偏光フィルム9
の液晶セル8反対側の表面に厚さ80μmのPCフィル
ム19を粘着剤11を介して貼付され、かつ、上偏光フィル
ム9の液晶セル8側の表面に厚さ80μmのPCフィル
ム19を1軸延伸してなる位相補償フィルム33を粘着剤11
を介して貼付する。また、厚さ180μmの下偏光フィ
ルム10の液晶セル8反対側の表面に厚さ180μmのP
Cフィルム19を粘着剤11を介して貼付する。この時、上
下の偏光板17、18は共に総厚400μmである。次に、
この上下の偏光板17、18を、60℃において、24時
間、ガラス製の水平支持板間で挟持された状態で加熱処
理する。次に、液晶セル8に粘着剤11を介して貼付し、
液晶表示素子としている。上記のような構成の液晶表示
素子を、比較例1と同様の試験を行い、四隅の反り量を
測定し、その平均値を算出したところ、図3に示す如く
反り量が著しく軽減しているのが判った。本実施例で
は、上偏光板にのみ位相補償板を貼付したが、上下とも
に貼付し、同一な構造とすることでより一層反り量を低
減することが可能である。また、液晶表示素子の基本的
な構造としては、実施例1〜7全てに適用することがで
きることは言うまでもない。また、上下の偏光板の総厚
を450μm程度まで厚く設定することで、より一層反
り量を低減することができる。 (実施例9)次に、図13は本発明の実施例9(請求項
9)に則した液晶表示素子の製造方法を説明するための
図であり、加熱時の断面図を示している。液晶セルの基
本的な構造は図1と同様である。上下偏光板は、以上の
ように作成されている。まず、厚さ180μmの上下の
偏光フィルム17、18の液晶セル反対側の表面に厚さ15
0μmのPCフィルム19を粘着剤11を介して貼付する。
次に、この上下の偏光板を、60℃において、24時
間、ガラス製の水平支持板30間で挟持された状態で加熱
処理する。次に、液晶セルに粘着剤11を介して貼付し、
液晶表示素子としている。なお、図13において、31、32
は各々セパレータ、保護フィルムである。上記のような
構成の液晶表示素子を、比較例1と同様の試験を行い、
四隅の反り量を測定し、その平均値を算出したところ、
図3に示す如く、反り量が著しく軽減しているのが判っ
た。上記のように作成された偏光板は、各種の湿熱環境
において寸法安定性が著しく向上している。また、本プ
ロセスでの温度条件、処理時間は、用いられるプラスチ
ックフィルムの材質、厚さにより最適設定されるが、4
0〜70℃の温度下で、6時間以上の熱処理により、変
形防止の効果が認められるものである。 (実施例10)次に、図14は本発明の実施例10(請求項
9)に則した液晶表示素子の製造方法を説明するための
図であり、加熱時の断面図を示している。液晶セルの基
本的な構造は図1と同様である。上下偏光板は、以下の
ように作成されている。まず、厚さ180μmの上偏光
フィルム9の液晶セル反対側の表面に厚さ150μmの
PCフィルム19を粘着剤11を介して貼付する。また、下
偏光フィルム10の液晶セル反対側の表面に粘着剤11を介
してアルミニウム蒸着膜15を有する厚さ55μmの光反
射PETフィルム16が貼付され、かつ、光反射PETフ
ィルム16の下偏光フィルム10と反対側の表面に厚さ75
μmの下PETフィルム21が貼付する。この上下の偏光
板を、60℃において、24時間、ガラス製の水平支持
板30の間で挟持された状態で加熱処理する。次に、液晶
セルに粘着剤11を介して貼付し、液晶表示素子としてい
る。上記のような構成の液晶表示素子を、比較例1と同
様の試験を行い、四隅の反り量を測定し、その平均値を
算出したところ、図3に示す如く、反り量が著しく軽減
しているのが判った。上記のように作成された偏光板
は、各種の湿熱環境において寸法安定性が著しく向上し
ている。また、本プロセスでの温度条件、処理時間は、
用いられるプラスチックフィルムの材質、厚さにより最
適設定されるが、40〜70℃の温度下で、6時間以上
の熱処理により、変形防止の効果が認められるものであ
る。 (実施例11)次に、請求項1における本発明を別の実施
例により更に詳細に説明する。その液晶表示素子の断面
図は図5と同様であり(図示せず)、基本的な液晶セル
の構造は、図1と同様である。本実施例では、上下のP
Cフィルム19の厚さが200μmであり、総厚420μ
mの偏光板17、18となっている。次に、この上下の偏光
板を、60℃において、24時間、ガラス製の水平支持
板間30で挟持された状態で加熱処理する。次に、液晶セ
ル8に粘着剤11を介して貼付し、液晶表示素子としてい
る。上記のような構成の液晶表示素子を、実施例1での
試験を行い、四隅の反り量を測定し、その平均値を算出
した結果、図3に示す如く、反り量を軽減することがで
きた。 (実施例12)次に、請求項5における本発明を別の実施
例により更に詳細に説明する。その液晶表示素子の断面
図は図5と同様であり(図示せず)、基本的な液晶セル
の構造は、図1と同様である。本実施例では、上下のプ
ラスチックフィルムの厚さ80μmの非晶性ポリオレフ
ィン(a−PO)フィルム34であり、総厚300μmの
偏光板17、18となっている。このa−POフィルムは、
水蒸気透過率が2.5g/m2 ・dayとなっていた。
なお、粘着性は、良好なため表面の前処理は行っていな
い。上記のような構成の液晶表示素子を、実施例1での
試験を行い、四隅の反り量を測定し、その平均値を算出
した結果、図3に示す如く反り量を軽減することができ
た。
て、液晶表示素子を100mm×40mmの中型サイズ
にて、上記と同様の評価を行った。 (比較例3)次に、図15は比較例3に則した反射型液晶
表示素子の構造を示す断面図である。基本的な液晶セル
の構造は図1と同様である。図15において、上下偏光板
は以下のように作成されている。まず、厚さ180μm
の上偏光フィルム9の液晶セル8側の表面に厚さ50μ
mのPCフィルムを1軸延伸してなる位相補償フィルム
33を、粘着剤を介して貼付した総厚270μmの上偏光
板17と、比較例2と同一の総厚275μmの下偏光板18
からなっている。上記のような構成の液晶表示素子を、
実施例1での試験を行い、四隅の反り量を測定し、その
平均値を算出した。この時、中型サイズとなっているた
め、比較例2よりは反り量が小さいが、実用上好ましく
ない反り量を有していた。 (実施例13)次に、請求項3における本発明を別の実施
例により更に詳細に説明する。
晶表示素子の構造を示す断面図である。基本的な液晶セ
ルの構造は図1と同様である。図16において、上下偏光
板は以下のように作成されている。まず、厚さ180μ
mの上偏光フィルム9の液晶セル8反対側の表面に厚さ
100μmのPCフィルム19を粘着剤を介して貼付さ
れ、かつ上偏光フィルムの液晶セル側の表面に厚さ50
μmのPCフィルムを1軸延伸してなる位相補償フィル
ム33を、粘着剤を介して貼付した総厚390μmの上偏
光板17と、実施例3と同一の総厚370μmの下偏光板
18からなっている。上記のような構成の液晶表示素子
を、実施例1での試験を用い、四隅の反り量を測定し、
その平均値を算出した結果、図3に示す如く、反り量を
軽減することができた。 (実施例14)次に、請求項6における本発明を別の実施
例により更に詳細に説明する。
晶表示素子の構造を示す断面図である。基本的な液晶セ
ルの構造は図1と同様である。図17において、上下偏光
板は以下のように作成されている。まず、実施例13と同
一の上偏光板17において、PCフィルム19の上偏光フィ
ルム9反対側の表面に真空蒸着法によりSiOxからな
る透明無機薄膜層22を1500オングストローム形成し
た。このPCフィルムは水蒸気透過率が0.3g/m2
・dayとなっていた。下偏光板18は実施例13と同一で
総厚370μmである。上記のような構成の液晶表示素
子を、実施例1での試験を行い、四隅の反り量を測定
し、その平均値を算出した結果、図3に示す如く、反り
量を軽減することができた。 (実施例15)次に、請求項7における本発明を別の実施
例により更に詳細に説明する。その液晶表示素子の断面
図は図16と同様であり(図示せず)、基本的な液晶セル
の構造は、図1と同様である。本実施例では、上偏光板
17で用いるプラスチックフィルムが厚さ80μmの非晶
性ポリオレフィン(a−PO)フィルム34であり、この
a−POフィルムは水蒸気透過率が2.5g/m2 ・d
ayとなっていた。下偏光板18は実施例13と同一であ
り、上下の偏光板は総厚370μmである。なお、この
a−POフィルムは、粘着性が良好なため表面の前処理
は行っていない。上記のような構成の液晶表示素子を、
実施例1での試験を行い、四隅の反り量を測定し、その
平均値を算出した結果、図3に示す如く、反り量を軽減
することができた。 (実施例16)次に、請求項9における本発明を別の実施
例により更に詳細に説明する。その液晶表示素子の断面
図は図16と同様であり(図示せず)、基本的な液晶セル
の構造は、図1と同様である。図16において、上下偏光
板は実施例13と同一である。次に、この上下偏光板を、
60℃において、24時間、ガラス製の水平支持板間30
で挟持された状態で加熱処理する。次に、液晶セル8に
粘着剤11を介して貼付し、液晶表示素子としている。上
記のような構成の液晶表示素子を、実施例1での試験を
行い、四隅の反り量を測定し、その平均値を算出した結
果、図3に示す如く、反り量を軽減することができた。
を基板に用いた場合でもパネル全体に反りや歪みを発生
し難くして表示品質の低下を抑制することができるとと
もに、ギャップ変動による色斑を抑制することができ、
しかも、表示の厚さや重量を過度に増加させることな
く、簡単な工程で、かつ低コストで実現することができ
るという効果がある。
図である。
面図である。
種条件下における反り量を示す図である。
面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
方法を説明するための図である。
方法を説明するための図である。
面図である。
構造を示す断面図である。
を示す断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】内側に各々表示用透明電極を有し、配向処
理された一対のプラスチック基板により、該基板に対し
液晶層を挟持させた液晶セルと、該液晶セルの上下に各
々偏光板を貼付して構成される透過型液晶表示素子にお
いて、該プラスチック基板の厚さが80μm以上200
μm以下であり、上下の偏光フィルムの液晶セル反対側
の表面に粘着剤を介してプラスチックフィルムが貼付さ
れた上下の偏光板からなり、該上下の偏光板の総厚が各
々250μm以上450μm以下であることを特徴とす
る液晶表示素子。 - 【請求項2】内側に各々表示用透明電極を有し、配向処
理された一対のプラスチック基板により、該基板に対し
液晶層を挟持させた液晶セルと、該液晶セルの上側に偏
光板、下側に反射板付偏光板を貼付して構成される反射
型液晶表示素子において、該プラスチック基板の厚さが
80μm以上200μm以下であり、上偏光フィルムの
液晶セル反対側の表面に粘着剤を介してプラスチックフ
ィルムが貼付された上偏光板と、下偏光フィルムの液晶
セル反対側の表面に粘着剤を介して金属膜を有する光反
射フィルムが貼付された下偏光板とからなり、該上下の
偏光板の総厚が各々250μm以上450μm以下であ
ることを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項3】内側に各々表示用透明電極を有し、配向処
理された一対のプラスチック基板により、該基板に対し
液晶層を挟持させた液晶セルと、該液晶セルの上側に偏
光板、下側に反射板付偏光板を貼付して構成される反射
型液晶表示素子において、該プラスチック基板の厚さが
80μm以上200μm以下であり、上偏光フィルムの
液晶セル反対側の表面に粘着剤を介して上プラスチック
フィルムが貼付された上偏光板と、下偏光フィルムの液
晶セル反対側の表面に粘着剤を介して金属膜を有する光
反射フィルムが貼付され、かつ、反射フィルムの下偏光
フィルムと反対側の表面に下プラスチックフィルムが貼
付された下偏光板とからなり、該上下の偏光板の総厚が
各々250μm以上450μm以下であることを特徴と
する液晶表示素子。 - 【請求項4】前記該上下の偏光フィルムに貼付された上
下のプラスチックフィルムの少なくとも一方の表面に、
水蒸気透過率が3.0g/m2 ・day以下の透明有機
ポリマー層あるいは透明無機薄膜層が形成されてなるこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示素子。 - 【請求項5】前記該上下の偏光フィルムに貼付された上
下のプラスチックフィルムが、3.0g/m2 ・day
以下の水蒸気透過率であることを特徴とする請求項1記
載の液晶表示素子。 - 【請求項6】前記上偏光フィルムに貼付されたプラスチ
ックフィルムの少なくとも一方の表面に、水蒸気透過率
が3.0g/m2 ・day以下の透明有機ポリマー層あ
るいは透明無機薄膜層が形成されてなることを特徴とす
る請求項2又は3記載の液晶表示素子。 - 【請求項7】前記上偏光フィルムに貼付されたプラスチ
ックフィルムが、3.0g/m2 ・day以下の水蒸気
透過率であることを特徴とする請求項2又は3記載の液
晶表示素子。 - 【請求項8】前記プラスチックフィルムが貼付された上
下の偏光板の少なくとも一方に、偏光フィルムと液晶セ
ル間に位相補償フィルムを粘着剤を介して貼付されてな
ることを特徴とする請求項1乃至7記載の液晶表示素
子。 - 【請求項9】上下の偏光板を各々2枚の水平支持板間に
挟持された状態で、40℃以上70℃以下の温度範囲内
で6時間以上加熱処理した後、液晶セルに粘着剤を介し
て貼付する工程を含むことを特徴とする液晶表示素子の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5141090A JPH0667172A (ja) | 1992-06-15 | 1993-06-14 | 液晶表示素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-154570 | 1992-06-15 | ||
JP15457092 | 1992-06-15 | ||
JP5141090A JPH0667172A (ja) | 1992-06-15 | 1993-06-14 | 液晶表示素子及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667172A true JPH0667172A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=26473404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5141090A Pending JPH0667172A (ja) | 1992-06-15 | 1993-06-14 | 液晶表示素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667172A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-06-14 JP JP5141090A patent/JPH0667172A/ja active Pending
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