JPH0666656B2 - シユミツトトリガ回路 - Google Patents

シユミツトトリガ回路

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JPH0666656B2
JPH0666656B2 JP25525585A JP25525585A JPH0666656B2 JP H0666656 B2 JPH0666656 B2 JP H0666656B2 JP 25525585 A JP25525585 A JP 25525585A JP 25525585 A JP25525585 A JP 25525585A JP H0666656 B2 JPH0666656 B2 JP H0666656B2
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JP
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inverter circuit
schmitt trigger
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trigger circuit
threshold voltage
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三▲浩▼ 江本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路に関し、特に相補型MOSトラン
ジスタ(以下CMOSと記す)構造を有するシュミットトリ
ガ回路に関するものである。
〔従来の技術〕
一般にCMOSで構成されるシュミットトリガ回路は、第3
図に示すようにPチャンネル型MOSトランジスタ(以下P
MOSと記す)QP1と、Nチャンネル型MOSトランジスタ
(以下NMOSと記す)QN1との直列回路、PMOS・QP2とNM
OS・QN2との直列回路を並列に配置し、それぞれのドレ
イン端子D1,D2を接続し、D2に信号反転用インバータINV
を介して出力端子OUTが接続される。INVの出力はQP2
びQN2のゲートに帰還されるように接続される。またQ
P1及びQN2のゲートは入力端子INに接続されている。
この、シュミットトリガ回路は、入力端子INに印加され
る入力電圧VINが低レベル(以下“L"と記す)の時、接
続点D1及びD2は高レベル(以下“H"と記す)であり、出
力端子OUTには“L"が出力されている。そして入力電圧
INを“L"から徐々に増加させていくと、接続点D1,D2
の電位が低下し始め、さらに入力電圧VINが上昇し接続
点D1,D2の電位が信号反転用のインバータ回路INVのしき
い値電圧より低下すると、出力電圧VOUTが“H"に反転
する。この“H"がQP2,QN2のゲートに印加されるため、
P2がオフし、QN2がオンして接続点D1,D2の電位が急
激に低下し、出力電圧VOUTを安定せしめる。この時の
入力電圧VINがシュミットトリガ回路の上限しきい値電
圧V となる。
次にこの状態から入力電圧VINを減少させていくと、接
続点D1,D2の電位が上昇し始める。さらに入力電圧VIN
が低下し、接続点D1,D2の電位がインバータ回路INVのし
きい値電圧より上昇すると出力電圧VOUTが“L"に反転
する。この“L"がQP2,QN2のゲートに印加されるため、
P2がオンし、QN2がオフして接続点D1,D2の電位が急
激に上昇し出力電圧VOUTを安定せしめる。この時の入
力電圧VINがシュミットトリガ回路の下限しきい値電圧
となる。
ここで、上限しきい値電圧V はQP1のW/L,QN1
W/LとQP2のW/Lによって決まる。一方、下限しき
い値電圧V はQP1のW/L,QN1のW/LとQN2のW
/Lによって決まる。Wはトランジスタのチャンネル
幅、Lはトランジスタのチャンネル長である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のシュミットトリガ回路においては、例え
ばヒステリシス幅△V(=V −V )を大きく
してノイズマージンを大きくしたい時に、V を高く
する場合は、QP1またはQP2のW/Lを大きくするか、
N1のW/Lを小さくする。またV を低くする場合
は、QP1のW/Lを小さくするか、QN1またはQN2のW
/Lを大きくする。しかしQP1とQN1のW/Lがしきい
値電圧V とV の両方に関係しており且つ相反す
る条件を要求するため、ある一定のトランジスタサイズ
内で所望のしきい値電圧を実現すするには極めて困難で
あった。
本発明の目的はCMOS構造を有する集積回路のシュミット
トリガ回路の上限しきい値電圧V 及び下限しきい値
電圧V をそれぞれ別の条件によって設定できるシュ
ミットトリガ回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、シュミットトリガ回路における下限し
きい値電圧を持つ第1インバータ回路と、シュミットト
リガ回路における上限しきい値電圧を持つ第2インバー
タ回路と、ソースが前記第1インバータ回路の出力端に
接続された第1導電型の第1MOSトランジスタと、ソース
が前記第2インバータ回路の出力端子に接続されドレイ
ンが前記第1MOSトランジスタのドレインに共通接続され
た第2導電型の第2MOSトランジスタとを有し、第1及び
第2インバータ回路の入力端と、第1及び第2MOSトラン
ジスタのゲートとが入力端子に共通接続されていること
を特徴とするシュミットトリガ回路を得ることが出来
る。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すCMOS構造を有する集積
回路のシュミットトリガ回路である。シュミットトリガ
回路における下限しきい値電圧V を持つインバータ
回路NV1と、上限しきい値電圧V を持つインバータ
回路NV2を並列に配置し、それぞれの入力端は入力端子I
Nに接続される。PMOS・QP10のソースはインバータ回路
NV1の出力端に接続され、ゲートはNMOS・QN10のゲート
と共通接続され、さらに入力端子INに接続される。Q
N10のソースはインバータ回路NV2の出力端に接続され、
ドレインQP10のドレインと共通接続され、さらにイン
バータ回路NV3の入力端に接続される。インバータ回路N
V3の出力端は出力端子OUTは接続される。
次に本実施例の動作を説明する。
第1図において入力端子INに“L"が入力されると、Q
P10がオンし、QN10がオフする。また、インバータ回路
NV1の出力電圧V1及びインバータ回路NV2の出力電圧V
2は、それぞれインバータ回路NV1,NV2によって入力電圧
INが反転されて“H"となり、V1はさらにQP10を通っ
てNV3に入力されるので、出力電圧VOUTは“L"になる。
そしてこの状態から入力電圧VINを徐々に増加させてい
き、VIN=V になると、V1が“H"から“L"に反転す
る。本回路において、NV1,QP10及びQN10は、QP10がオ
ンからオフ,QN10からオフからオンへ切り換わる時間よ
りV1が“H"から“L"に反転する時に要するNV1の伝達遅
延時間の方が十分大きくなるように設計しておく。これ
を実現するための方法としては、インバータ回路NV1の
出力端とQP10のソースとの間にMOSトランジスタ等で容
量を付加することなどがある。従ってV1(=“L")はQ
P10によりしゃ断されるが、QN10はオンしているのでイ
ンバータ回路NV3の入力端にはV2(=“H")が印加され
ており、出力電圧VOUTは“L"を保持している。さらに
入力電圧VINを増加させ、VIN=V になるとV2
“H"から“L"に反転し、この結果、V2(=“L")がNV3
により反転し、VOUTは“H"となる。
次に入力電圧VINを“H"から徐々に減少させていき、V
IN=V になると、V2が“L"から“H"に反転する。本
回路においてNV2,QP10及びQN10は、QP10がオフからオ
ン,QN10がオンからオフへ切り換わる時間より、V2
“L"から“H"に反転する時に要するNV1の伝達遅延時間
の方が十分大きくなるように設計しておく。これを実現
するため方法は、前述のVINが増加していく時と同様で
ある。
従ってV2(=“H")はQN10によりしゃ断されるが、Q
P10はオンしているのでインバータ回路NV3の入力端には
V1(=“L")が印加されており、出力電圧VOUTは“H"
を保持している。さらにVINを減少させ、VIN=V
になると、V1が“L"から“H"に反転し、この結果V1(=
“H")がインバータ回路NV3により反転し、出力電圧V
OUTは“L"となる。
この回路においては、下限しきい値電圧Vはインバー
タ回路NV1を構成しているPMOSトランジスタのW/LとN
MOSトランジスタのW/Lの比で決定し、上限しきい値
電圧V はインバータ回路NV2を構成しているPMOSト
ランジスタのW/LとNMOSトランジスタのW/Lの比で
決定される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、シュミットトリガ回路の
下限しきい値電圧及び上限しきい値電圧がそれぞれ別の
条件によって決まるため、所望のしきい値電圧を簡単に
設定でき、またノイズマージンを大きくするためにヒス
テリシス幅を広くすることも容易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシュミットトリガ回路を示
す回路図、第2図は第1図のシュミットトリガ回路のヒ
ステリシス特性を示す入出力特性図、第3図は従来のシ
ュミットトリガ回路を示す回路図である。 IN……入力端子、OUT……出力端子、VIN……入力電
圧、VOUT……出力電圧、QP1,QP2,QP10……Pチャンネ
ル型MOSトランジスタ、QN1,QN2,QN10……Nチャンネル
型MOSトランジスタ、INV,NV1,NV2,NV3……インバータ回
路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のしきい値電圧を持つ第1インバータ
    回路と、第2のしきい値電圧を持つ第2インバータ回路
    と、ソースが前記第1インバータ回路の出力端に接続さ
    れた第1導電型の第1MOSトランジスタと、ソースが前記
    第2インバータ回路の出力端に接続されドレインが前記
    第1MOSトランジスタのドレインに共通接続された第2導
    電型の第2MOSトランジスタとを有し、前記第1及び第2
    インバータ回路の入力端と前記第1及び第2MOSトランジ
    スタのゲートとが入力端子に共通接続され、前記入力端
    子に印加される入力信号にもとづき、前記第1及び第2M
    OSトランジスタがオンからオフ、オフからオンへ切り替
    わる時間よりも前記第1及び第2インバータ回路の出力
    が反転するに要する伝達遅延時間の方が大きく設定され
    ていることを特徴とするシュミットトリガ回路。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2インバータの出力端にそ
    れぞれ容量素子が接続されていることを特徴とする特許
    請求の範囲1記載のシュミットトリガ回路。
JP25525585A 1985-11-13 1985-11-13 シユミツトトリガ回路 Expired - Lifetime JPH0666656B2 (ja)

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JP2005260602A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Seiko Epson Corp 高ヒステリシス幅入力回路
JP5762230B2 (ja) * 2011-09-16 2015-08-12 ラピスセミコンダクタ株式会社 シュミットインバータ回路及び半導体装置

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