JPH0666613A - フローセンサー - Google Patents

フローセンサー

Info

Publication number
JPH0666613A
JPH0666613A JP3203996A JP20399691A JPH0666613A JP H0666613 A JPH0666613 A JP H0666613A JP 3203996 A JP3203996 A JP 3203996A JP 20399691 A JP20399691 A JP 20399691A JP H0666613 A JPH0666613 A JP H0666613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
heater
hole
flow sensor
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3203996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3049122B2 (ja
Inventor
Junji Manaka
順二 間中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Seiki Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Seiki Co Ltd filed Critical Ricoh Seiki Co Ltd
Priority to JP3203996A priority Critical patent/JP3049122B2/ja
Publication of JPH0666613A publication Critical patent/JPH0666613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3049122B2 publication Critical patent/JP3049122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Weting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路の微細加工方法を用いて作製した熱
伝導検出方式の高速度応答性能を持つフローセンサーに
おいて、ヒータ部と検出部の間の空間距離を小さくし、
高速度応答、高精度、微少流量、高効率化をめざしたフ
ローセンサーを提供する。 【構成】 貫通孔もしくは空洞11を有する基板10
と、前記貫通孔もしくは空洞11上に両持ち梁式もしく
は片持ち梁式に橋架された膜ヒータ部12と膜検出部1
3を有する。ヒータ部12と検出部13とは被測定流体
の流れ方向Fに沿って2層又は3層以上に積層され、か
つ、各層間に空間Gを有する。この空間Gを膜厚で形成
することによって、微小間隔に、しかも高精度で形成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、フローセンサー、より詳細に
は、極めて微少な気体の流速を検出するのに好適なフロ
ーセンサーに関する。
【0002】
【従来技術】図33は、従来のフローセンサーの一例を
説明するための要部構成図で、(a)図は平面図、
(b)図は(a)図のB−B線断面図で、図中、1は基
板、2は該基板1に形成された貫通孔もしくは空洞で、
該貫通孔もしくは空洞2の上部には、両持ち梁式又は片
持ち梁式に膜状のヒータ部及び検出部が取り付けられて
いる。図32においては、中央にヒータ部4が、その前
後両側に検出部3,5が取り付けられている。
【0003】周知のように、ヒータ部4を通電加熱して
おくと、被測気体が矢印Fの方向から流れた時、その流
量に応じて検出部5が熱伝導により温度上昇し、検出部
5が正の温度係数を持つ抵抗体であれば、流量を抵抗値
の増加分として検出することができる。なお、この場
合、検出部3は周囲温度の影響を補正するための抵抗と
して、又は気体がF方向と反対の方向に流れた時の検出
器として働く。ここで、検出部5をヒータ部4により効
率よく暖めるために、微細加工技術を用いて、ヒータ部
4と検出部5をできるだけ近接させる必要があるが、従
来技術では、ヒータ部4を検出部5の間隔Lは高々2−
3μmが限界であった。また、たとえ、この間隔Lを更
に小さくできたとしても、検出部5の右端部はヒータ部
4と隔たっているため、この構造では、熱効率を改善す
る上で限界がある。
【0004】また、ヒータ部4と検出部5の関係におい
て、検出能力を大きく取り出す改良案が種々検討されて
おり、例えば、発熱及び受熱抵抗体の抵抗値を増加して
出力電圧を大きくとり、微少流量での出力電圧差、誤差
の影響、判別回路での信号処理の困難性などをキャンセ
ルできるようにしている。図示の例では、抵抗体の膜厚
を薄くするか、パターン巾を細くするか、パターン長を
長くすることにより抵抗値の増大をはかれることができ
る。しかし、膜が薄くなると、膜の欠陥が多く、耐久
性、経時変化に難があり、厚さ0.3μm以下では不良
が多い。巾においては微細加工精度上、1μmまでが限
界で、これ以下にするとバラツキ、歩留り、経時変化に
難点が増す。長さについては、パターン配置によっては
大面積になるため、熱容量が増し、消費電力の増大と応
答時間の遅れを起こし欠点となる。しかも、大面積にな
ると、発熱体の端部と受熱体の端部の距離が増してしま
い、そのように隔った場所同志では熱の相互伝導作用が
全く範囲外になってしまい、ムダな熱になってしまう。
【0005】図34は、前記ヒータ部4と検出部5との
関係を説明するための図で、ヒータ部4の抵抗H2の熱
が検出部5の抵抗L1に伝導する場合は、距離が小さい
ので熱の伝達効率は良いが、H1の熱がL2へ伝わる場合
は、距離が長くなり効率が小さい。また、気体が流れる
ことにより、ヒータ部4においてH1部よりH2部の方が
温度が上り、局部加熱を起こし、溶融断線を起こすこと
がある。
【0006】図35は、図34における各部の温度を示
す図で、曲線Aは気体の流れが止まっている状態、Bは
一定の流れを生じている時の状態を示し、前述のよう
に、L2はヒータから離れているための温度が上らず、
従って、検出感度が悪く、また、H2,L1は、被測定流
体が流れている時、局部的な温度上昇を起し、溶融断線
する場合がある。要約すると、上記従来技術において
は、流れの方向Fに沿って、熱分布の偏りが必然的に存
在する。
【0007】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、集積回路の微細加工方法を用いて作製し
た熱伝導検出方式の高速度応答性能を持つフローセンサ
ーにおいて、ヒータ部と検出部の間の空間距離を小さく
し、さらに、高速度応答、高精度、微少流量、高効率化
をめざしたフローセンサーを提供することを目的として
なされたものである。
【0008】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
貫通孔もしくは空洞を有する基板と、前記貫通孔もしく
は空洞上に両持ち梁式もしくは片持ち梁式に橋架された
膜ヒータ部及び膜検出部を有するフローセンサーにおい
て、前記ヒータ部と検出部とが被測定流体の流れ方向に
沿って2層又は2層以上に積層され、かつ、各層間に空
間を有することを特徴としたものであり、更には、
(2)前記(1)において、前記ヒータ部及び検出部を
抵抗膜のみで構成したこと、(3)前記(1)又は
(2)において、前記ヒータ部と検出部の両方、又は、
前記ヒータ部のみに細孔を有すること、(4)前記
(3)において、前記ヒータ部の細孔の位置と検出部の
細孔の位置をずらして配設したこと、(5)前記(1)
乃至(3)のいずれかにおいて、前記ヒータ部と検出部
の位置をずらして配設したこと、(6)前記(1)乃至
(5)のいずれかにおいて、前記ヒータ部及び/又は検
出部に整流体を混成したこと、(7)前記(1)乃至
(6)のいずれかにおいて、前記ヒータ部を中間層と
し、該中間層の上下(又は左右)に検出部を有するこ
と、(8)前記(1)乃至(7)のいずれかにおいて、
前記貫通孔の前記ヒータ部及び検出部を有する側と反対
の側に、小孔を多数有する整流体又はダストフィルター
膜を有することを特徴としたものであり、或いは、
(9)貫通孔を有する基板と該基板の一方の面におい
て、前記貫通孔を両持ち梁式又は片持ち梁式に橋架して
配設されたヒータ部と、他方の面において、前記貫通孔
を両持ち梁式又は片持ち梁式に橋架して配設された検出
部とから成ること、或いは、(10)貫通孔を有する第
1の基板と、該第1の基板の前記貫通孔の上に両持ち梁
式又は片持ち梁式に橋架されたヒータ部と、貫通孔を有
する第2の基板と、該第2の基板の前記貫通孔の上に両
持ち梁式又は片持ち梁式に橋架された検出部とから成
り、前記第1の基板と第2の基板とが前記貫通孔を同心
にして一体的に接合されていることを特徴としたもので
ある。以下、本発明の実施例に基いて説明する。
【0009】図1は、本発明によるフローセンサーの一
実施例を説明するための要部断面構成図で、図中、10
は基板、11は該基板10に設けられた貫通孔もしくは
空洞、12,13は該貫通孔もしくは空洞11上に両持
ち梁式又は片持ち梁式に設けられたヒータ部及び検出部
で、本発明においては、ヒータ部(発熱体)12と検出
部(受熱体)13とが、被測定流体の流れ方向Fに沿っ
て層状に積層されて形成されている。図1においては、
被測定流体の流れ方向Fは上下に沿う方向として示さ
れ、ヒータ部12及び検出部13は、この流れ方向に沿
う上下の方向に形成されている。而して、本発明におい
ては、発熱体部12と受熱体部13との層間の空隙G
は、膜厚で高精度に調整できるため、0.3〜10μm
の範囲に設定でき、特に、微少流量に対応できる近接配
置が可能となり、更には、発熱体部12の熱分布が均一
であり、しかも、受熱体部13により均一に受けること
ができるので、非常に効率の良いものになる。
【0010】図2,図3は、本発明によるフローセンサ
ーの構造を説明するための概要図で、図2は、上部ヒー
タ部、図3は下部検出部を示し、共に、(a)図は平面
図、(b)図は(a)図のB−B線断面であり、図3に
おいて、(c)図は、(a)図のC−C線断面図であ
る。図2及び図3において、10は基板、11は該基板
10に設けられた貫通孔で、この貫通孔11の上に上部
加熱部12と下部検出部13が両持ち梁式又は片持ち梁
式に層状に形成されて橋架されている。作成方法として
は、図3に示すようにして検出部13を形成した後に、
空間Gに相当する部分に、Al,Ni,Mo,Si
2,Ti,W,ポリイミドなどの材料のいずれかをパ
ターン形成し、その上に図2に示すように上部ヒータ部
12を形成し、その後に、前記Al,Ni,…,ポリイ
ミドを溶出除去して空間Gを設ける。なお、貫通孔11
は、前述のように、あらかじめ形成しておいてもよい
が、空間Gを形成した後に形成するようにしてもよい。
【0011】次に、図4乃至図8を参照しながら上記フ
ローセンサーの製造方法の詳細について説明するが、各
図において、(a)図は平面図、(b)図は(a)図の
B−B線断面図、(c)図がある場合、(c)図はC−
C線断面図である。図4乃至図8において、10はS
i,ガラス、アルミナ、耐熱性樹脂(エポキシ、ポリイ
ミド)或いはNi,Cr,NiCr,Mo,W,Al,
Cu,ステンレス、コパール材などのいずれから成る基
板で、この基板10上にMgO,SiO2,Si34
Al23,Ta25などのいずれかもしくは2種類以上
を組合せ、耐熱性絶縁材料層22をCVP,蒸着、スパ
ッタリングなどの方法により0.2〜3.0μmの厚さで
形成する。裏面にも耐熱性絶縁材料層22と同様な膜2
1を形成する。なお、基板10としては、後で貫通孔1
1を形成する場合に、形状を制御したい場合があること
等を考慮して、異種類の材料の積層基板、例えば、Ni
/Al/Ni,Cu/ポリイミド/Cu等から成る積層
基板を用いてもよい。23は抵抗体層で、この抵抗体層
23としては、NiCr,TaN,Pt,SiC,W,
カンタル材料などのヒータ材料となる素材を蒸着、スパ
ッタリングなどの方法により0.1〜3.0μmの厚さで
形成し、次いで、パターンエッチングなどの方法により
電極取り出し部、リード部、ヒータ部を形成し、最後
に、上部層24を前記耐熱絶縁材料層22と同様にして
形成して、図4に示す下部検出部を完成する。
【0012】図5は、図4に示した下部検出部の上に、
前記空間Gを形成するための材料25、例えば、Ni,
Cu,Mo,Ti,Al,W,NiCr,Crのいずれ
かを、0.2〜10μmの厚さで、蒸着、スパッタリン
グしてパターンエッチングした図を示すが、図5の材料
25に代って、図6に示すように、SiO2,Ni,C
u,Mo,Ti,Al,W,NiCr,Crのいずれか
の材料26を前記と同じく、0.2〜10μm形成して
もよい。しかし、図6の場合は、図5の場合のように、
パターンエッチングしなくてもよい。この図5,図6
は、下部検出層と上部ヒータ層との間に、前記中間空間
層Gを形成するための工程を説明するための図であり、
後工程で、図5の場合には材料25を全部、図6の場合
には材料26の一部を、他の層をエッチングしないよう
選択的にサイドエッチングにて除去する必要がある。そ
のため、これらの材料及びエッチング液には組み合せに
条件がある。
【0013】図7は、図5に示した空間形成材料層25
の上部に、上部ヒータ部層を形成する工程を説明するた
めの図で、図5に示したごとくして空間形成材料層25
を形成した後に、MgO層27を全面に形成し、更に、
Pt層28をパターニングし、更に、MgO層29を全
面に形成する。層27の形成条件と層22の形成条件を
同じにし、層28の形成条件と層23の形成条件と同じ
にし、更に、29の形成条件を24の形成条件と同じに
すると、上部層と下部層の熱条件が一致し、検出能力が
安定し、非常に都合が良い。
【0014】図8は、ボンディングワイヤーを接続する
ための取り出し電極a,b,c,dと貫通孔11を作る
ための表裏の窓開け工程を説明するための図で、前記M
gO層をCF4又はCF4+O2プラズマにてドライエッ
チング或いはAr+によるイオンエッチングにてパター
ンエッチングする。次いで、単結晶Si基板10を、エ
チレンジアミン+カテコールもしくはNaOH水溶液、
KOH水溶液、アンモニア水のいずれかによって異方性
エッチングして貫通孔11を形成する。図8において
は、Si(100)基板を使用して(111)面でエッ
チストップできるように(111)面に対して、ヒータ
部を5−85°の角度に配置し(図8では約45°に配
置してある)、基板の向い合う表裏の位置からエッチン
グを進めて、貫通孔11を形成する。次に、前記空間G
を形成するため、前記Ni層25をエッチングするが、
前記MgOのエッチングでNi層25のサイドが露出し
ているので、このNi層25をHNo3水溶液やリン酸
液などのエッチング液でサイドエッチングして空間Gを
形成する。なお、31は被測定気体の流れFに対する整
流体として働く。
【0015】図9は、上述のごとくして形成したフロー
センサーの取り出し電極a,b,c,dを接続してブリ
ッジ回路を形成し、抵抗R1を上部ヒータ層の抵抗、R2
を下部検出層の抵抗としたもので、これら抵抗R1,R2
を通して被測定流体をF方向に流すと、ブリッジ回路の
出力端子間には、気体の流量に応じた出力電圧Vout
を得ることができる。
【0016】図10は、図8の変形実施例を示す図で、
図9から明らかなように、電極b,cはショートされて
いるので、図10はこれを、フローセンサーパターンの
リードパターンの配置で結線したもので、32がその結
線部を示す。この結線部32は、図7の段階で、下部の
Pt膜23と上部のPt膜28をつなぐため、MgO層
24の一部とMgO層27の一部をエッチング除去して
つくる。その結果、取り出し電極が1個、配線も1本不
要になり、無駄を省くことができる。
【0017】図11乃至図13は、図6に示した変形実
施例に対するその後の工程を説明するための図で、図1
1に示すように、SiO2層26の上にMgO層33、
Pt層34、MgO35を形成し、次いで、図12に示
すように、ボンディングワイヤー取り出し電極及び貫通
孔作成用の窓開けを、MgO層33,35をブラズマエ
ッチングし、露出したSiO2層26の一部をフッ酸に
て除去する。露出したMgO層を再びプラズマエッチン
グし、Si層を表裏からエッチングして貫通孔を作る。
中間のSiO2層26は、側壁が露しているので、サイ
ドエッチングすることにより空間Gが形成され、図13
に示すフローセンサーのチップが完成する。
【0018】図14は、上部ヒータ層、下部検出層を抵
抗膜Ptのみで構成した例を示す。図4乃至図13に示
した実施例では、貫通孔11の周辺のPt膜は絶縁材料
のMgOなどに包まれている。而して、この図14に示
した実施例においては、この絶縁材料MgOを用いてい
ない。そのため、上部加熱側では加熱に直接関与しない
絶縁材料がなくなり、余分に加熱しなければならない熱
容量が不要となり、昇温時間を短くし、ヒータに与える
電力が更に小さくなり、長寿命となる。また、下部受熱
側では更に昇温が高速になり、高感度になる。
【0019】図15は、図4乃至図13に示した実施例
の変形実施例として上記上部層及び下部層又は上部層の
みに細孔36を設けた側を示す図で、(a)図は平面
図、(b)図は上部層及び下部層に細孔を設けた時のB
−B線断面構成図、(c)図は上部層のみに細孔を設け
た時のC−C線断面(B−B線断面と同じ)構成図で、
図15では、貫通孔11の周辺の細孔36の状態を示し
ている。而して、(b)図に示した例は、加熱部(上部
層)12と受熱部(下部層)13の一部に細孔36を設
けて、気体の流れをむらなくし、高効率化を図ったもの
であり、(c)図は、上部層12の加熱側にのみ細孔3
6を設け、下部層13の受熱側には細孔を設けないもの
で、上部層の細孔36から空間G内に流入した気体は、
これら上部層と下部層の層間クリアランスを通して流れ
る。なお、(b)図、(c)図において、細孔36を2
個設けた例を示したが、一連の孔でもよく、また、多数
個配設してもよいことは容易に理解できよう。
【0020】図16は、上部層12と下部層13の細孔
36の位置を互にずらして配置した場合の例を示す断面
構成図で、このようにすると、気体の流路が発熱体層、
受熱体層に行きわたるため、熱交換が効率よく行なわ
れ、更に高感度になる。また、受熱体層になるべく均一
に熱を与えれば、流量に対して高感度(高S/N)にな
る。そして、発熱層の温度分布が均一になれば、局所発
熱になる断線劣化に対して劣化防止となる。この例のよ
うに熱交換が均一であると、これらが十分期待できる。
【0021】図17は、上部層12、下部層13の発
熱、受熱パターンの位置を互にずらして配置した例を示
す断面構成図で、この例によると、図16に示した例に
比して、細孔36を細分化した形となり、気体の流れが
すみずみまで行き渡る。
【0022】図18は、上部層12と下部層13を交互
に配置する場合、上部層12と下部層13を同一工程の
成膜により形成した場合の構造を示す図で、(a)図は
平面図、(b)図は(a)図のB−B線断面図で、図示
のように、上部発熱層121,122に対して段差を設け
て下部受熱層131,132,133を形成することによ
り、同一工程の膜でできる。これにより、工程が簡略化
されること、上、下同質な膜であるため、特性(シート
抵抗値、経時特性)がそろっていて、バラツキが少く、
歩留りが良く、信頼性も高い等の利点がある。
【0023】次に、図19を参照して、上部層と下部層
を同一の工程にて作成する場合のセンサーの製造方法に
ついて説明する。Si基板10上に、Ni,Cu,T
i,Mo,W,Cr,Al又はSiO2等の膜51を
(0.5〜10μmの範囲内)蒸着又はスパッタリング
した後、フォトエッチングし、(a)図に示すように、
短冊形状にする。この短冊形状の膜51の上部に発熱層
を設置するため、短冊形状膜51はその周囲端で膜の段
切れを生じないようにするため、周囲端の立ち上り角度
θを、(b)図に示すように、最大45°程度以下にお
さえる構造とするのが好ましい。これはフォトエッチン
グの際、サイドエッチングを用いることによって可能で
ある。(c)図は、(b)図に示した実施例とは別の実
施例を示す図で、この実施例では、Si基板10上に短
冊状のパターンを、等方性エッチングもしくはSi基板
が(100)面方位の材料であれば異方性エッチングに
より、(111)面をパターン膜51′で配置できるよ
う、深さ1μm(0.5〜10μmの範囲)除去して、
パターン51と同様の溝パターン52を作る。なお、こ
の実施例の以降の工程は図22を参照して説明する。
【0024】図20は、図19(b)に示した実施例の
工程の続きで、基板10及びNi,Co,Ti,Mo,
W,Cr,Al,SiO2膜等の短冊状パターン51上
にMgO層53、Pt層54をパターン形成し、次い
で、MgO膜55をつける。この時、上部発熱層542
がパターン51の上部に、下部受熱層541,543がパ
ターン51のわきにくるように配置する。また、基板1
0の裏面全面にもMgO層56をつけておくが、これ
は、図19に示した段階でつけておいてもよい。次で、
図21に示すように、フォトエッチングもしくはプラズ
マエッチングにより、55,53のMgOを取り出し、
電極、発熱、受熱層パターン、Siエッチング用窓を除
去する。次いで、層51のAl層(層51がAlの場
合)を酸によりサイドエッチングして完全に除去する。
その後、Si基板10を表裏から異方性エッチングして
貫通孔を作り、図18に示した例を完成する。
【0025】図22は、図19(b)に示した実施例の
続き工程で、61,62はMgO層、63はPtパター
ン、64はMgO層で、これらを図示のごとく形成した
後、図23に示すように、MgO層をパターンエッチン
グし、次いで、図24に示すように、裏側から異方性エ
ッチングして貫通孔11を作って完成する。
【0026】次に、図25を参照して、整流体を混成し
て熱伝達効率を改善した例について説明する。図25に
おいて、65は上部発熱体、66は下部受熱体、67は
整流体で、この実施例は、発熱体65の熱を効率よく受
熱体66に伝達させるために整流体67を設けて気体の
流路をコントロールするようにしたものである。仮に、
整流体67の位置に受熱体を設定するとすると、発熱体
65から受ける熱は両端の受熱体より多くなり、温度は
必然的に高い。しかし、両端の受熱体と同等の温度分布
であるとすると、流量に対して複雑な出力特性を示すこ
とにはなりにくいので、出力信号の回路処理が容易であ
る。また、65の発熱体間の寸法に対し整流体67の位
置に受熱体を設けると、密度が高まり高精度が要求され
比較的作りにくい。一方、この部分に何もなく気体がス
トレートに通りぬけるようであると両端の受熱体66に
あまり熱が当らないので効率が悪い。そこで、この実施
例では、流れを両端の受熱体66に近づけるものとして
整流体67を設けた。
【0027】図26は、上部検出層、中間ヒータ層、下
部検出層から成る多段構成のフローセンサーの一例を説
明するための図である。以上には、上部ヒータ層と下部
検出層から成る2段構成のフローセンサーについて説明
したが、図示のように、上部検出層71、中間ヒータ層
72、下部検出層73の3段構成にすることも可能で、
このようにすると、中間ヒータ層72に対して検出層7
1,73が上下両側に配設されているため、気体の流れ
方向が逆転した場合でも検出することができる。なお、
図では、取り出し電極は6個あるが、共通化して4個に
することも可能である。また、図15に36にて示した
ような細孔を設けることも可能である。(c)図は上述
のごとき3断構成のフローセンサーの使用例を説明する
ための図で、図中、80は流量計ユニット、81は流路
管、82はバルブ、70は(a)図及び(b)図に示し
たフローセンサーであるが、この(c)図において、気
体の流れがIN→OUTに向いているとすると、ヒータ
発熱部72の熱を検出部73が受けて抵抗値の変化を生
じ、流量を知ることができる。ところが、バルブ82を
閉じた時は、流れは止り、熱の変換はない。ここで、I
N側の配管に漏れがあったりすると、一時的にOUT側
からIN側への流れの向きが生じるが(IN側減圧のた
め)、この場合に、検出部71を検出器としてこの時の
流量を検出することができる。これにより、フローセン
サー70によりIN側の漏れ探しなどの保守点検、安全
確認等を行うことができる。この場合、すなわち、IN
側が減圧した場合、フローセンサー70とバルブ82間
の内容積が大きい方が、IN側への流れが大きいので確
実にモレが検出できる。従って、フローセンサー70を
流量計ユニット80内の取り付ける位置としては、IN
側にできるだけ偏った位置に設置した方が良い。なお、
流れの向きが図の様である場合、72→73の熱交換で
流量を検出することができるだけでなく、検出器71に
より気体の元の温度を検出しヒータ72,検出器73の
温度補償として利用できる。
【0028】図27は、1枚の基板の表裏の発熱層と受
熱層を設けた場合の実施例を説明するための図で、
(a)図は平面図、(b)は(a)図のB−B線断面図
で、図中、10は基板、11は貫通孔、12は上部発熱
体、13は下部受熱体、85はパッシベーション膜(保
護用)、aは表面の引き出し電極で、図示のように、1
枚の基板10の表裏に同一組み合せ材料を配置するた
め、前記実施例のごとき多層構成による場合の成膜時の
膜同志の付着強度に対する配慮が不要になる。
【0029】図28は、2枚の基板101,102上にそ
れぞれ発熱体12、受熱体13を配置し、これらを図示
のように、接着剤86で張り合せて図27の実施例と同
様の効果を得るようにした場合の断面構成図で、その平
面図は、図27の(a)図と同じである。ただし、引き
出し電極a,bは重ならないようにずらして配置してあ
る。なお、接着剤86としては、アクリル系−エポキン
系、あるいは、フリットガラスやハンダ、ロウ材などを
用いる。
【0030】図29は、基板10に形成した貫通孔11
のエッチング用窓を利用して整流体及びダストフィルタ
ーを設けた場合の実施例を説明するための図で、同図
は、図8に示したフローセンサーに適用した場合の例を
示し、図示のように、基板10の裏面に設けた膜21の
エッチング窓部に多数個の小孔87を設けたものであ
る。これを気体の流れ方向のF側から見ると、図30に
示すようになる。今、基板10として、Si(100)
基板を用いると、貫通孔11をエッチングにより形成す
る都合上、Si(111)面が貫通孔11内に残置され
ないよう、図30に示すように、角孔87をSi(11
1)に対して菱形を示す角度で設置する。なお、丸孔で
ある場合は角度は問わない。小孔87は基板10および
他の層材料に対し選択的なエッチングがされなければな
らない制限条件のため、その材料21は、SiO2の場
合、フッ酸を主成分とする公知のエッチング液でフォト
レジストをマスクとしてパターンエッチングできる。S
iO2の他にはTa25,MgO,Si34,Al23
などであるが、制限条件の組合せによっては、Ni,A
l,NiCr,コバール、ステンレス、Mo,Crなど
の金属材料、或いは、エポキシ、ポリイミド、フォトレ
ジストそのものによって形成することも可能である。な
お、これらの小孔87は整流装置、もしくはダストフィ
ルターの役目をなすことを目的とし、一連の微細加工プ
ロセスに都合よくマッチできるよう考えられたものであ
る。
【0031】図31は、上述のごとき貫通孔内を気体が
通過する形式のフローセンサーを流量計本体に取り付け
た場合の一例を説明するための図で、図中、90は流路
管、91はフローセンサーで、図示のように、フローセ
ンサー91は流路内の流れに対して直角に設置する。な
お、この他に、本発明によるフローセンサーをフルディ
ック式流量計やカルマン渦流量計に取り付けて複合流量
計とすることも可能である。
【0032】以上に、両持ち梁式のセンサーの例につい
て説明したが、図32に、上述のごときフローセンサー
を片持ち梁式に構成した時の概要を示す。図32におい
て、(a)は平面図、(b)は(a)図のB−B線断面
図で、図中、10は基板、11は貫通孔、12は上部発
熱体層、13は下部受熱体層を示し、これら上部発熱体
層12と下部受熱体層13は、貫通孔11の上部に片持
ち梁式に相互に間隙Gを介して層状に構成されている。
なお、aは上部発熱体用の電極、b,cは上部発熱体層
と下部受熱体層の共通電極、dは下部受熱体用の電極で
ある。
【0033】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、発熱部と受熱部を層構造にしたので、発熱部と受熱
部を近接させることができ、熱効率のよいフローセンサ
ーを提供することができる。発熱部と受熱部の層間を膜
厚で高精度に形成できるため、層間隔が0.3〜10μ
m程の微小間隔なフローセンサーを提供することができ
る。発熱部からの熱分布を均一にし、かつ、これを受熱
部において均一に受けることができるので、効率のよい
フローセンサーを提供することができる。更には、発熱
体及び受熱体に流入する気体を、層流形成体及びダスト
フィルターとして働く多数の小孔を有する層を通して供
給するようにしたので、故障のない、長寿命のフローセ
ンサーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフローセンサーの一実施例を説
明するための要部断面構成図である。
【図2】 本発明によるフローセンサーのヒータ部の構
造を説明するための概要図である。
【図3】 本発明によるフローセンサーの検出部の構造
を説明するための概要図である。
【図4】 フローセンサーの製造方法の詳細について説
明する図である。
【図5】 下部検出層と上部ヒータ層との間に、中間空
間層Gを形成するための工程の一部を説明するための図
である。
【図6】 下部検出層と上部ヒータ層との間に、中間空
間層Gを形成するための他の工程の一部を説明するため
の図である。
【図7】 空間形成材料層の上部に、ヒータ部層を形成
する工程を説明するための図である。
【図8】 ボンディングワイヤーを接続するための取り
出し電極と貫通孔を作るための窓開け工程を説明するた
めの図である。
【図9】 フローセンサーの取り出し電極を接続してブ
リッジ回路を形成した図である。
【図10】 図8の変形実施例を示す図である。
【図11】 図6に示した変形実施例に対するその後の
工程を説明するための図である。
【図12】 図11の工程に続く工程で、ボンディング
ワイヤー取り出し電極及び貫通孔作成用の窓開け工程を
説明するための図である。
【図13】 図11に示した工程の次の後の工程を説明
するための図である。
【図14】 上部ヒータ層、下部検出層を抵抗膜のみで
構成した例を示す図である。
【図15】 上部層及び下部層又は上部層のみに細孔を
設けた側を示す図である。
【図16】 上部層と下部層の細孔の位置を互にずらし
て配置した場合の例を示す断面構成図である。
【図17】 上部発熱層と下部受熱層の位置を互にずら
して配置した例を示す断面構成図である。
【図18】 上部層と下部層を交互に配置する場合、上
部層と下部層を同一工程の成膜により形成した場合の構
造を示す図である。
【図19】 上部層と下部層を同一の工程にて作成する
場合のセンサーの製造方法を説明するための図である。
【図20】 図19(b)に示した実施例の工程の続き
を示す図である。
【図21】 電極、発熱、受熱層パターン、Siエッチ
ング用窓を除去するための図である。
【図22】 図21(c)に示した実施例の続き工程を
示す図である。
【図23】 図22のMgO層をパターンエッチングす
るための図である。
【図24】 図23の裏側から異方性エッチングして貫
通孔を作って完成するための図である。
【図25】 整流体を混成して熱伝達効率を改善した例
について説明するための図である。
【図26】 上部検出層、中間ヒータ層、下部検出層か
ら成る3段構成のフローセンサーの一例を説明するため
の図である。
【図27】 1枚の基板の表裏の発熱層と受熱層を設け
た場合の実施例を説明するための図である。
【図28】 2枚の基板上にそれぞれ発熱体、受熱体を
配置し、これらを接着剤で張り合せた場合の断面構成図
である。
【図29】 基板に形成した貫通孔のエッチング用窓を
利用して整流体及びダストフィルターを設けた場合の実
施例を説明するための図である。
【図30】 図29の整流体の角孔をSi(111)に
対して菱形を示す角度で設置するための図である。
【図31】 貫通孔内を気体が通過する形式のフローセ
ンサーを流量計本体に取り付けた場合の一例を説明する
ための図である。
【図32】 本発明によるフローセンサーを片持ち梁式
に構成した時の概要を示す図である。
【図33】 従来のフローセンサーの一例を説明するた
めの図である。
【図34】 従来のフローセンサーのヒータ部と検出部
の関係を説明するための図である。
【図35】 図34に示したフローセンサーの各部の温
度を示す図である。
【符号の説明】
10…基板、11…貫通孔、12…上部発熱体、13…
下部受熱体、31…整流体、36…細孔、70…フロー
センサ、80…流量計ユニット、81…流路管、82…
バルブ、86…接着剤。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔もしくは空洞を有する基板と、前
    記貫通孔もしくは空洞上に両持ち梁式もしくは片持ち梁
    式に橋架された膜ヒータ部及び膜検出部を有するフロー
    センサーにおいて、前記ヒータ部と検出部とが被測定流
    体の流れ方向に沿って2層又は3層以上に積層され、か
    つ、各層間に空間を有することを特徴とするフローセン
    サー。
  2. 【請求項2】 前記ヒータ部及び検出部を抵抗膜のみで
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のフローセン
    サー。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ部と検出部の両方、又は、前
    記ヒータ部のみに細孔を有することを特徴とする請求項
    1又は2に記載のフローセンサー。
  4. 【請求項4】 前記ヒータ部の細孔の位置と検出部の細
    孔の位置をずらして配設したことを特徴とする請求項3
    に記載のフローセンサー。
  5. 【請求項5】 前記ヒータ部と検出部の位置をずらして
    配設したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    に記載のフローセンサー。
  6. 【請求項6】 前記ヒータ部及び/又は検出部に整流体
    を混成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1に記載のフローセンサー。
  7. 【請求項7】 前記ヒータ部を中間層とし、該中間層の
    上下(又は左右)に検出部を有することを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか1に記載のフローセンサー。
  8. 【請求項8】 前記貫通孔の前記ヒータ部及び検出部を
    有する側と反対の側に、小孔を多数有する整流体又はダ
    ストフィルター膜を有することを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれか1に記載のフローセンサー。
  9. 【請求項9】 貫通孔を有する基板と該基板の一方の面
    において、前記貫通孔を両持ち梁式又は片持ち梁式に橋
    架して配設されたヒータ部と、他方の面において、前記
    貫通孔を両持ち梁式又は片持ち梁式に橋架して配設され
    た検出部とから成ることを特徴とするフローセンサー。
  10. 【請求項10】 貫通孔を有する第1の基板と、該第1の
    基板の前記貫通孔の上に両持ち梁式又は片持ち梁式に橋
    架されたヒータ部と、貫通孔を有する第2の基板と、該
    第2の基板の前記貫通孔の上に両持ち梁式又は片持ち梁
    式に橋架された検出部とから成り、前記第1の基板と第
    2の基板とが前記貫通孔を同心にして一体的に接合され
    ていることを特徴とするフローセンサー。
JP3203996A 1991-07-18 1991-07-18 フローセンサー Expired - Fee Related JP3049122B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203996A JP3049122B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 フローセンサー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203996A JP3049122B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 フローセンサー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0666613A true JPH0666613A (ja) 1994-03-11
JP3049122B2 JP3049122B2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=16483051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3203996A Expired - Fee Related JP3049122B2 (ja) 1991-07-18 1991-07-18 フローセンサー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3049122B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001194201A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Denso Corp センサ及びその製造方法
JP2002081982A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Horiba Ltd 赤外線ガス検出器用フローセンサおよびフローセンサの製造方法
US8721526B2 (en) 2007-07-18 2014-05-13 Fujinon Corporation Insertion assisting device and endoscope apparatus

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7360416B2 (en) 2005-07-07 2008-04-22 Ricoh Company, Ltd. Non-contact condensation detecting apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001194201A (ja) * 2000-01-12 2001-07-19 Denso Corp センサ及びその製造方法
JP2002081982A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Horiba Ltd 赤外線ガス検出器用フローセンサおよびフローセンサの製造方法
US8721526B2 (en) 2007-07-18 2014-05-13 Fujinon Corporation Insertion assisting device and endoscope apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3049122B2 (ja) 2000-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5423212A (en) Flow sensor
US7536908B2 (en) Micromachined thermal mass flow sensors and insertion type flow meters and manufacture methods
US5108193A (en) Thermal flow sensor
EP0393141B1 (en) Silicon-based mass airflow sensor
JP4873659B2 (ja) 流体の沸点をダイレクトに求める方法
JP3379736B2 (ja) 熱伝播時間計測型フローセンサとその製造方法
JP2008020193A (ja) 熱式流量センサ
JPH07159215A (ja) 質量流量センサ
JP4903029B2 (ja) ピラニ真空計および圧力測定方法
JP2009300381A (ja) 熱伝導型真空計、圧力測定方法
EP1870681B1 (en) Thermal type flow rate measuring apparatus
JP3049122B2 (ja) フローセンサー
US20050000283A1 (en) Thermosensitive flow rate detecting element and method for the manufacture thereof
JP2000292236A (ja) 感熱式流量センサおよびその製造方法
JPH0590646A (ja) サーモパイル型赤外線センサおよびその製造方法
EP0069253B2 (en) Thermal flow rate sensor
JP3353987B2 (ja) 素子作製方法
JPH0755523A (ja) 流量センサ
JP2562076B2 (ja) 流速センサ
JP2002081982A (ja) 赤外線ガス検出器用フローセンサおよびフローセンサの製造方法
JP4258084B2 (ja) フローセンサおよびその製造方法
JPH09264900A (ja) 熱式流速センサの製造方法
JPH09210748A (ja) 熱型流量センサ
JP3686398B2 (ja) フローセンサの製造方法
JPH0618465A (ja) 複合センサ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees