JPH0666497U - 腰暖房器付き洋式便器用便蓋 - Google Patents

腰暖房器付き洋式便器用便蓋

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JPH0666497U
JPH0666497U JP1307293U JP1307293U JPH0666497U JP H0666497 U JPH0666497 U JP H0666497U JP 1307293 U JP1307293 U JP 1307293U JP 1307293 U JP1307293 U JP 1307293U JP H0666497 U JPH0666497 U JP H0666497U
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toilet
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toilet lid
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昌英 鈴木
守 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者が便座に着座した瞬間から腰暖房装置
の作動が始まり、使用時のみ稼働して充分に腰周辺の暖
房を行う省電力型トイレ暖房装置を提供する。 【構成】 便器2の開口面にヒンジ構造4を介して開閉
自在に偏平内腔7を構成した便蓋1を取り付ける。便蓋
1を開けたとき、使用者の腰部に向かう位置に温風吹出
口12を開口し、ダクト13によって内腔7に設けたブ
ロワ10と連通する。ダクト13内にヒータ14を配置
し、ブロワ10によって供給する空気を温風にして温風
吹出口12から吹き出し、使用者の腰周辺の冷え込みを
和らげる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、便器近傍の暖房技術に係る暖房器付き洋式便器用便蓋に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来より便器雰囲気の暖房装置としては、便器設置空間全体を暖房するか又は 便座自体を加温する暖房便座が使用されており、使用者の腰部周辺を暖房する構 造のものはなかった。 即ち、前者の場合は、トイレ室内暖房装置によってトイレ全体を暖房するもの であり、トイレ内全体を暖房する必要から適正な室温になるためには相当の時間 を要し、使用時に作動させたのでは使用者にとっては暖房のない状態と事実上同 じことになり、そのため常時トイレ室内の暖房装置を稼働維持しなければならず 、省電力化を図ることができないものであった。
【0003】 また後者の場合は、暖房便座自体を適温に加熱して便座と接触する臀部を暖房 するものであり、腰部周辺を暖房することができず、接触部は暖かいが衣服を脱 いだ腰部周辺の冷え込みを和らげることはできなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、トイレ使用者が便座に着 座した瞬間から腰暖房装置の作動が始まり、使用時のみ稼働して充分に腰部周辺 の暖房を行うことができる、省電力性を有する腰暖房器付き洋式便器用便蓋を提 供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る腰暖房器付き洋式便器用便蓋は、便器の開口面に対して開閉自在 に枢設した便蓋において、該便蓋に偏平な内腔を構成し、該内腔に空気を送気す るブロワと、該送気経路において空気を加熱するヒータを内蔵すると共に、該送 気経路端を便器使用者の腰部近傍に向けて開口した温風吹出口としたことを要旨 とするものである。
【0006】
【作用】
上記構成の便蓋を備えた便器は、使用する際に、便蓋を開けて便座に着座する と温風吹出口が使用者の腰部に向かって開口するように位置している。そして、 スイッチ装置を作動する(自動スイッチ装置であってもよい)と、ブロワとヒー タが駆動し、送気中にヒータによって所定の温度範囲に加熱された温風が、温風 吹出口から吹き出すようになる。この温風によって、使用者の衣服のない腰部を 中心に、背中やその近傍に温風を供給し、範囲を限定して瞬間的な暖房を行うこ とができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る腰暖房器付き洋式便器用便蓋の一実施例を図面に従って説 明する。 図1は便蓋の透視斜視図であり、図2は使用状態を示す便器の要部縦断面図で ある。図中1は本考案の便蓋であり、便器2の上端周縁に沿って便座3を上載し 、後端に構成したヒンジ構造4を介して開閉自在に枢着すると共に、該便座3の 上から該便器2を開閉するようになっている。
【0008】 上記便蓋1は、後端をヒンジ構造4(該ヒンジ構造4は便座3のヒンジ構造と 兼用した構造を示す)を介して開閉自在に枢着してあり、後端側(矢印A)が開 口するようにした外部材5と内部材6によって偏平な内腔7を構成したものであ る。
【0009】 上記内腔7には、モータ8によって回転駆動するファン9を配設し、上記便蓋 1の開口を空気吸入口11としてブロワ10を内蔵すると共に、内部材6の後端 側に開設した温風吹出口12とブロワ10をダクト13によって連通してある。 このダクト13内にはヒータ14が配置してあり、ブロワ10からの送気を加熱 し、温風を温風吹出口12から送出するようになっている。
【0010】 また上記温風吹出口12には、便座3に着座した使用者の衣服のない腰部に集 中して吹き出した温風が当たるように、有角度に角度設計したルーバ15,15 …を構成する。
【0011】 そして、上記ブロワ10のモータ8及びダクト13内のヒータ14は、直列に 接続した「腰暖房」のON/OFFを行う腰暖房メインスイッチ(図示せず)と 、該便器2に配置し、使用者の着座/非着座を検知する着座センサ(図示せず) の同時「ON」動作によって運転駆動するようになっている。
【0012】 上記便蓋1を備えた便器2を使用する際、メインスイッチが「ON」状態にな っていると、便座3に着座した使用者を着座センサが検知してモータ8及びヒー タ14が「ON」する。この結果、ブロワ10は、空気吸入口11から吸引した 空気をダクト13を通過するときヒータ14によって所定の温度範囲に加熱して 、温風を温風吹出口12から吹き出すようになる。また、該温風吹出口12には ルーバ15が設けられており、使用者の衣服のない腰部を中心に、背中やその近 傍に温風を供給し、範囲を限定して瞬間的な暖房を行うことができる。
【0013】 また、上記構成では、温風吹出口12にルーバ15,15…を構成しているた め、開口部が複数に分割されると共に、開口面が傾斜するようになり、使用者の 衣服等によって該温風吹出口12が塞がれてしまうことはない。
【0014】 更に、上記ヒータ14をPTCサーミスタヒータとすることによって、温風吹 出口12の面積変化による温風吹出口における温風の温度上昇を自動的に制御し 、安定した温度の温風を供給することができる。
【0015】 尚、前記実施例の説明では、温風装置を便蓋に内蔵したものを示したが、肛門 洗浄機能等を有する衛生洗浄装置の本体に内蔵することもできることは言うまで もない。
【0016】
【考案の効果】
本考案に係る腰暖房器付き洋式便器用便蓋は、上記の如く便蓋に開口した温風 吹出口から温風を使用者の腰に向けて送出する構成にしたことにより、トイレ使 用者が便座に着座した瞬間から作動を始めても充分に腰部周辺の暖房を行うこと ができ、エネルギーの省力化を達成することができる特徴を有するものであり、 本考案の実施により得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る腰暖房器付き洋式便器用便蓋の一
部切欠した斜視図である。
【図2】同腰暖房器付き洋式便器用便蓋の使用状態を示
す要部縦断面図である。
【図3】温風吹出口の構造を示す一部切欠した斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 便蓋 2 便器 3 便座 7 内腔 8 モータ 9 ファン 10 ブロワ 11 空気吸入口 12 温風吹出口 13 ダクト 14 ヒータ 15 ルーバ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器の開口面に対して開閉自在に枢設し
    た便蓋において、該便蓋に偏平な内腔を構成し、該内腔
    に空気を送気するブロワと、該送気経路において空気を
    加熱するヒータを内蔵すると共に、該送気経路端を便器
    使用者の腰部近傍に向けて開口した温風吹出口としたこ
    とを特徴とする腰暖房器付き洋式便器用便蓋。
JP1993013072U 1993-02-26 1993-02-26 腰暖房器付き洋式便器用便蓋 Expired - Lifetime JP2603905Y2 (ja)

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