JPH066622U - 仮設トイレ - Google Patents

仮設トイレ

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Publication number
JPH066622U
JPH066622U JP5511892U JP5511892U JPH066622U JP H066622 U JPH066622 U JP H066622U JP 5511892 U JP5511892 U JP 5511892U JP 5511892 U JP5511892 U JP 5511892U JP H066622 U JPH066622 U JP H066622U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
temporary toilet
toilet
temporary
odor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5511892U
Other languages
English (en)
Inventor
喜一 関谷
Original Assignee
有限会社フジクリーン工業
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社フジクリーン工業 filed Critical 有限会社フジクリーン工業
Priority to JP5511892U priority Critical patent/JPH066622U/ja
Publication of JPH066622U publication Critical patent/JPH066622U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で、しかも耐久性にすぐれた仮設トイレ
を提供する。 【構成】 仮設トイレ本体1を、その接合部に鍔4,5
を有する前部本体2と後部本体3との2つの部材で構成
する。仮設トイレ本体1と便槽8とを接着剤とリベット
との2つの固定手段によって固定する。後部本体3の後
壁に長溝13を形成し、該長溝13内に臭突14を組み
込む。仮設トイレ本体1を、丸みを帯びた状態で形成
し、かつ、その周囲に複数の凹み6を設ける。仮設トイ
レ本体1の両側方にフック15を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設工事現場等に設置される仮設トイレに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトイレは、FRPを素材として箱状に形成され、その内部に便 器が設けられた仮設トイレ本体と、同様にFRPを素材として形成され、該仮設 トイレ本体の下端に固定される便槽と、該便槽に通じる臭突とにより構成されて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の仮設トイレにあっては、その本体が長方形状の板材 を組み合わせることによって形成されているため、接合部分が多く、外力が加わ った場合には損壊する虞れがある。また、このように各部材として平板が使用さ れているため、各部材の強度が弱く、その結果、別途補強材を用いて補強しなけ ればならないので、仮設トイレ全体の重量が増えてしまうという問題点がある。 さらに、臭突が本体から分離した形で取り付けられているため、据え付けるに際 しては、それを考慮して広い設置スペースを確保しなければならないと共に、仮 設トイレが転倒した場合には臭突が破損してしまう虞れがある。 本考案は、従来技術における上記のような問題点に鑑み、軽量で、しかも耐久 性にすぐれた仮設トイレを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案では、内部に便器が設けられた仮設トイレ本体と、該仮設トイ レ本体の下端に固定される便槽と、該便槽に通じる臭突とを備えてなる仮設トイ レにおいて、前記仮設トイレ本体を、その接合部に鍔を有する前部本体と後部本 体との2つの部材により構成し、前記仮設トイレ本体と便槽とを接着剤と締着部 材との2つの固定手段により固定し、かつ、前記臭突を前記仮設トイレ本体に形 成した長溝内に組み込むようにしたものである。また、前記仮設トイレ本体は、 全体に丸みを帯び、かつ、複数の凹みを有するようにしたものである。さらに、 仮設トイレ本体の両側方にフックを設けるようにしたものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る仮設トイレの正面図、図2はその左側面図、図3はその背 面図、図4は図1のIV−IV断面図である。
【0006】 図1ないし図4に示すように、仮設トイレ本体(以下、本体という)1は、F RPを素材として形成した前部本体2と後部本体3とからなっており、その内部 には便器31が設けられている。ここで、前部本体2と後部本体3には、その開 口端にそれぞれ重ね代としての鍔4,5が一体に形成されており、該鍔4,5を 接合することにより、箱状の本体1を組み立てることができるようにされている 。ここで、前部本体2と後部本体3との接合は、複数のリベット20で締め付け ることによって行われている。このように、本体1を、前部本体2と後部本体3 との2つの部材によって構成したので、従来に比して接合部分が少なくなり、そ の結果、外力が加わっても容易に損壊したりすることはない。また、鍔4,5を 設けたことにより、該鍔4,5に手を掛けることができるので、短い距離を移動 させるのに非常に便利である。 前記本体1は、全体に丸みを帯びており、かつ、その周囲には多数の凹み6を 有している。このため、従来のように別途補強材で補強しなくとも、本体1の強 度を得ることができるので、仮設トイレAの軽量化を図ることができる。 尚、図中、21はドア、22,23,24は換気孔、30は表示灯である。
【0007】 前記本体1の下端には鍔7が一体に形成されている。また、FRPを素材とし て形成した便槽8の上端にも鍔9が一体に形成されている。そして、鍔8と鍔9 に接着剤を塗布して重ね合わせた後、さらに複数のリベット27で締め付けるこ とにより、本体1の下端に便槽8が固定される。このように、本体1と便槽8と を、接着剤とリベット27との2つの固定手段によって固定しているので、便槽 8は本体1に密閉状態で接合され、その結果、仮設トイレAが転倒した場合でも 汚物が外部に漏れてしまうことはない。 前記本体1の下端部には、前記便槽8に通じる汲取り口10が設けられており 、該汲取り口10にはカバー11が冠着されている。ここで、カバー11は、そ の一端が蝶番12を介して本体1に連結されており、風が吹いたり仮設トイレA が転倒した場合でもカバー11が飛散したりすることがないようにされている。 尚、図中、26は排水口であり、便槽8を洗浄する際に該便槽8から水を排出 するためのものである。
【0008】 前記後部本体3には、その後壁に長溝13が形成されており、該長溝13内に は便槽8に通じる臭突14が組み込まれている。このように、臭突14を後部本 体3に埋め込む形で取り付けたことにより、仮設トイレAの据付時に臭突14が 障害となることはないので、それほど広い設置スペースを確保する必要はない。 また、仮設トイレAが転倒した場合でも、臭突14が損傷する虞れはない。
【0009】 前記本体1の側方には、左右対象にフック15,16が設けられており、該フ ック15,16にロープ25を連結して仮設トイレAを地面に引っ張り固定する ことにより、仮設トイレAの転倒防止を図ることができるようにされている(図 3参照)。また、クレーン等で吊り下げることもできるので、人力では無理な場 所への移動も簡単に行うことができる。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案では、内部に便器が設けられた仮設トイレ本体と、該仮設 トイレ本体の下端に固定される便槽と、該便槽に通じる臭突とを備えてなる仮設 トイレにおいて、前記仮設トイレ本体を、その接合部に鍔を有する前部本体と後 部本体との2つの部材により構成し、前記仮設トイレ本体と便槽とを接着剤と締 着部材との2つの固定手段により固定し、かつ、前記臭突を前記仮設トイレ本体 に形成した長溝内に組み込むようにしたことにより、従来に比して接合部分が少 なくなるので、外力が加わっても容易に損壊したりすることはないというすぐれ た効果がある。また、仮設トイレ本体の接合部である鍔に手を掛けることができ るので、短い距離を移動させるのに非常に便利である。さらに、臭突を仮設トイ レ本体に埋め込む形で取り付けたことにより、仮設トイレの据付時に臭突が障害 となることはないので、それほど広い設置スペースを確保する必要がないと共に 、仮設トイレが転倒しても、臭突が破損する虞れはないというすぐれた効果があ る。また、前記仮設トイレ本体は、全体に丸みを帯び、かつ、複数の凹みを有す るようにしたので、従来のように別途補強材で補強しなくとも、仮設トイレ本体 の強度を得ることができるので、仮設トイレの軽量化を図ることができるという すぐれた効果がある。また、仮設トイレ本体の両側方にフックを設けるようにし たことにより、該フックにロープ等を連結して仮設トイレを引っ張り固定するこ とができるので、仮設トイレAの転倒防止を図ることができるというすぐれた効 果がある。また、クレーン等で吊り下げることもできるので、人力では無理な場 所への移動も簡単に行うことができるというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る仮設トイレの正面図である。
【図2】本考案に係る仮設トイレの左側面図である。
【図3】本考案に係る仮設トイレの装置の背面図であ
る。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【符号の説明】
A 仮設トイレ 1 仮設トイレ本体 2 前部本体 3 後部本体 4 鍔 5 鍔 6 凹み 7 鍔 8 便槽 9 鍔 13 長溝 14 臭突 15 フック 16 フック 20 リベット 27 リベット 31 便器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に便器が設けられた仮設トイレ本体
    と、該仮設トイレ本体の下端に固定される便槽と、該便
    槽に通じる臭突とを備えてなる仮設トイレにおいて、前
    記仮設トイレ本体を、その接合部に鍔を有する前部本体
    と後部本体との2つの部材により構成し、前記仮設トイ
    レ本体と便槽とを接着剤と締着部材との2つの固定手段
    により固定し、かつ、前記臭突を前記仮設トイレ本体に
    形成した長溝内に組み込んだことを特徴とする仮設トイ
    レ。
  2. 【請求項2】 仮設トイレ本体は、全体に丸みを帯び、
    かつ、複数の凹みを有することを特徴とする請求項1の
    仮設トイレ。
  3. 【請求項3】 仮設トイレ本体の両側方にフックを設け
    たことを特徴とする請求項1の仮設トイレ。
JP5511892U 1992-06-25 1992-06-25 仮設トイレ Pending JPH066622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5511892U JPH066622U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 仮設トイレ

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JP5511892U JPH066622U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 仮設トイレ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066622U true JPH066622U (ja) 1994-01-28

Family

ID=12989844

Family Applications (1)

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JP5511892U Pending JPH066622U (ja) 1992-06-25 1992-06-25 仮設トイレ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51113870U (ja) * 1975-03-11 1976-09-16

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51113870U (ja) * 1975-03-11 1976-09-16
JPS5618942Y2 (ja) * 1975-03-11 1981-05-06

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