JPH0665825U - 計器文字板 - Google Patents
計器文字板Info
- Publication number
- JPH0665825U JPH0665825U JP633593U JP633593U JPH0665825U JP H0665825 U JPH0665825 U JP H0665825U JP 633593 U JP633593 U JP 633593U JP 633593 U JP633593 U JP 633593U JP H0665825 U JPH0665825 U JP H0665825U
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- Japan
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- plate
- instrument
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- Pending
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス加工時に文字板に生じやすい反り等の
変形を防止すると共に、ウインドウプレート等の他の部
材を良好に取付けることができる計器文字板を提供す
る。 【構成】 合成樹脂板をプレス絞り加工して成形される
計器文字板である。文字板1の周縁に位置する周縁平坦
部1dに、円周方向に連続する凹溝2が設けられる。
変形を防止すると共に、ウインドウプレート等の他の部
材を良好に取付けることができる計器文字板を提供す
る。 【構成】 合成樹脂板をプレス絞り加工して成形される
計器文字板である。文字板1の周縁に位置する周縁平坦
部1dに、円周方向に連続する凹溝2が設けられる。
Description
【0001】
本考案は、合成樹脂板をプレス絞り加工して成形される計器用の文字板に関す る。
【0002】
従来、合成樹脂板を所定のプレス型によりプレス加工し、一部に絞り部を形成 すると共に、所定形状に裁断して製造される立体形の計器文字板が知られている 。この種の計器文字板は、通常0.5mm程度の薄い板厚の合成樹脂板をプレス加 工し一部に絞り部を形成するため、文字板の一部に残留応力が生じ、文字板に反 りなどの変形が発生しやすい問題があった。
【0003】 そこで、従来、このような文字板の反りを防止するために、文字板上の円周方 向に連続して凸条を設けた計器文字板が提案された(実開平3−113126号 公報参照)。
【0004】
しかし、従来のこの種の計器文字板は、変形防止用の凸条が文字板の前面の周 縁部に突設され、文字板の前面には、通常、ウインドウプレートが当接して固定 されるため、この凸条がウインドウプレートの取付け部に当り、従前のウインド ウプレートでは、良好に取付けることができず、凸条を避けるためにウインドウ プレートの大きさや形状を変更しなければならない問題があった。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、プレス加工時に文字 板に生じやすい反り等の変形を防止すると共に、ウインドウプレート等の他の部 材を良好に取付けることができる計器文字板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 このために、本考案の計器文字板は、合成樹脂板をプレス絞り加工して成形さ れる計器文字板において、文字板の周縁に位置する周縁平坦部に、円周方向に連 続する凹溝が設けられたことを特徴とする。
【0007】
このような構成の計器文字板では、文字板の周縁に位置する周縁平坦部に、凹 溝が円周方向に連続して設けられるため、プレス絞り加工時の残留応力はこの凹 溝により低減され、残留応力による文字板の反り等の変形を防止することができ る。また、凹溝であるため、文字板の前面に取付けられるウインドウプレートの 取付け部が凹溝上に位置する場合でも、何ら問題なくウインドウプレートを文字 板前面の定位置に取付けることができる。したがって、従来の凸条を設けた文字 板の場合のように、凸条との干渉を避けるためにウインドウプレートの大きさや 形状を変更する必要はない。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は計器文字板の正面図を示し、図2はそのII−II断面図を示している。こ の文字板1は、合成樹脂板(例えば約0.5mmの板厚のポリカーボネイト樹脂板 )を素材とし、その素材を所定形状のプレス型によりプレス絞り加工して、正面 に円形の凹部を有するように立体形に成形される。文字板1には、円形で平坦な 底部1cの中央に、指針軸用の挿通孔1aが形成され、底部1cの周囲に傾斜面 1bが形成され、そして、傾斜面1bの周縁つまり文字板の前面周縁に、周縁平 坦部1dが設けられる。
【0010】 そして、この周縁平坦部1dには、図3の拡大図に示すように、凹溝2が円周 方向に連続して形成される。凹溝2は表面と裏面に設けられ、両側の凹溝2は少 しずらして配置される。凹溝2の深さは、板厚が0.5mmの場合、約0.25mm 程度である。
【0011】 この文字板1は、素材となる合成樹脂板の板厚が薄く、プレス絞り加工により 一部に絞り部が形成されるため、プレス加工時の残留応力によって文字板に反り が生じやすい。しかし、上記のように、文字板1の周縁平坦部1dに凹溝2が円 周方向に連続して形成されるため、この凹溝2により残留応力が低減され、文字 板1に反りなどの変形が生じることは防止される。
【0012】 このような文字板1の前面には、図4、図5に示すように、円形の窓部を有す るウインドウプレート3が、その取付け部を周縁平坦部1dに当接するように取 付・固定される。
【0013】 即ち、ウインドウプレート3は、2個の円形の窓部を有し、その窓部の周縁部 の背面側に取付け部3aを設け、その取付け部3aに上記の文字板1と、それと 同種の文字板11を、それらの周縁平坦部1d,11dを裏側から当接させるよ うに取付ける。
【0014】 文字板11は、上記文字板1と同様に、素材をプレス絞り加工して立体形に成 形され、円形で平坦な底部11cの中央には、指針軸用の挿通孔11aが形成さ れる。さらに、底部11cの周囲に傾斜面11bが形成され、傾斜面11bの周 縁に、周縁平坦部11dが設けられ、周縁平坦部11dの表裏面には、凹溝12 が円周方向に連続して形成される。また、この文字板11の底部11cには走行 距離計等を露出させるための窓部11eが設けられる。
【0015】 このように、文字板1、11の前面に、ウインドウプレート3がその取付け部 3aを周縁平坦部1d,11dに当接させて取付けられるが、周縁平坦部1d, 11dには細い凹溝2、12があるのみであるため、文字板1、11の前面に取 付けられるウインドウプレート3の取付け部3aが凹溝2,12上に位置する場 合でも、何ら問題なくウインドウプレート3を文字板前面の定位置に取付けるこ とができる(図6)。したがって、従来の凸条を設けた文字板の場合のように、 凸条との干渉を避けるためにウインドウプレートの大きさや形状を変更する必要 はなくなる。
【0016】 なお、上記実施例では、周縁平坦部1d,11dの表面と裏面に凹溝2,12 を設けたが、何れか一方の面に設けるようにしてもよい。
【図1】本発明の一実施例を示す文字板1の正面図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図2の断面図における部分拡大図である。
【図4】ウインドウプレート3を取付けた状態の正面図
である。
である。
【図5】図4のV −V 断面図である。
【図6】図5の断面図における部分拡大図である。
1−文字板、1d−周縁平坦部、2−凹溝。
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂板をプレス絞り加工して成形さ
れる計器文字板において、文字板の周縁に位置する周縁
平坦部に、円周方向に連続する凹溝が設けられたことを
特徴とする計器文字板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP633593U JPH0665825U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 計器文字板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP633593U JPH0665825U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 計器文字板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665825U true JPH0665825U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11635503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP633593U Pending JPH0665825U (ja) | 1993-02-24 | 1993-02-24 | 計器文字板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665825U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02122219A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-09 | Nippon Seiki Co Ltd | 段差表示板 |
-
1993
- 1993-02-24 JP JP633593U patent/JPH0665825U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02122219A (ja) * | 1988-10-31 | 1990-05-09 | Nippon Seiki Co Ltd | 段差表示板 |
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