JPH0665746U - 線香着火装置 - Google Patents

線香着火装置

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JPH0665746U
JPH0665746U JP840393U JP840393U JPH0665746U JP H0665746 U JPH0665746 U JP H0665746U JP 840393 U JP840393 U JP 840393U JP 840393 U JP840393 U JP 840393U JP H0665746 U JPH0665746 U JP H0665746U
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JP
Japan
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incense stick
combustor
combustion
combustion chamber
ignition device
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JP840393U
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久 高橋
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久 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部環境に影響されることなく、線香に容易
かつ確実に着火することが可能な線香着火装置を提供す
る。 【構成】 液体燃料や液相の燃料ガスなどを燃料として
用い、これを燃焼させて火炎を発生させる燃焼器1に、
燃焼器1の火炎を保持して燃焼を行わせるための燃焼室
13と、燃焼室13と連通する、着火すべき線香の先端
部が挿入される線香挿入部(フード部)14と、燃焼室
13に燃焼に必要な空気を供給するための空気供給路1
5と、燃焼器1と接続することができるように所定の形
状に構成された接続部12(12a,12b)とを備え
たアダプタ11を接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、着火装置に関し、詳しくは、墓参りの際や、法事その他の宗教上 の儀式を行う際などにおいて用いられる線香に着火するための線香着火装置に関 する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、線香に着火する方法としては、束状のまま、あるいは、束から数本の線 香を取出して、マッチやろうそくで火を着ける方法や、タバコ用のライターなど により火を着ける方法などが一般的である。
【0003】 しかし、上記従来の着火方法のうち、マッチで火を着ける方法は、風のないと ころで、少量の線香に火を着けることは可能であっても、マッチが風などにより 消えやすいため屋外の風のあるところなどで線香に着火することは困難であり、 また、燃え尽きやすいことから、束状の線香を束ごとまとめて着火することは困 難であるという問題点がある。
【0004】 また、ろうそくを用いる方法は、ろうそくがマッチより消えにくく、燃焼時間 も長いという点で有利であるが、風の強いときには消えてしまうという問題点が あるとともに、あらかじめ、マッチなどを用いてろうそくに火を着けなければな らず、手間がかかるという問題点がある。また、炎が風にゆれるなどして不安定 なため、束状の線香の先端部に一度に着火することは必ずしも容易ではないとい う問題点がある。
【0005】 また、ライターを用いる方法も、強い風のあるときには、炎が消えてしまった り、炎が消えないまでも、炎が風にゆれてライターを持つ手が熱くなり、火傷を したりするというような問題点がある。さらに、ろうそくを用いた場合と同様に 、炎が風にゆれるなどして不安定なため、束状の線香の先端部に一度に着火する ことが困難であるという問題点がある。
【0006】 この考案は、上記問題点を解決するものであり、外部環境に影響されることな く、線香に容易かつ確実に着火することが可能な線香着火装置を提供することを 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案の線香着火装置は、線香の先端部に着火 するための線香着火装置において、液体燃料や液相の燃料ガスなどを燃料として 用い、これを燃焼させて火炎を発生させる燃焼器と、前記燃焼器に取り付けられ た、前記燃焼器の火炎を保持して燃焼を行わせるための燃焼室と、前記燃焼室と 連通する、着火すべき線香の先端部が挿入される線香挿入部と、前記燃焼室に燃 焼に必要な空気を供給するための空気供給路と、前記燃焼器と接続することがで きるように所定の形状に構成された接続部とを備えたアダプタとを具備すること を特徴とする。
【0008】 また、前記燃焼器が、液相の燃料ガスを燃料として用い、かつ、金属製の網な どの燃焼促進手段を備えたものであることを特徴とする。
【0009】 また、前記燃焼器が、タバコなどに着火するためのライターであることを特徴 としている。
【0010】
【作用】
この考案の線香着火装置においては、燃焼器に取り付けられたアダプタの線香 挿入部に線香の先端部を挿入した状態で、燃焼器に点火することにより、アダプ タの空気供給路から燃焼に必要な空気が供給されつつ、アダプタの燃焼室内で燃 焼が行われる。そして、この燃焼を所定時間継続させることにより、線香挿入部 に挿入された線香の先端部に着火する。
【0011】 このように、この考案の線香着火装置においては、アダプタの燃焼室内で燃焼 が行われるため、燃焼状態が風の強弱や雨などの外部環境に影響されることがな く、燃焼室の火炎が連通する線香挿入部に挿入された線香の先端部に確実に当た る。したがって、屋外で線香の先端部に容易かつ確実に着火することが可能にな る。
【0012】 なお、前記燃焼器として、液相の燃料ガスを燃料として用い、かつ、金属製の 網などの燃焼促進手段を備えた燃焼器を用いることにより、高温の火炎を発生さ せて線香の先端部により確実に着火することが可能になる。
【0013】 また、前記燃焼器として、タバコなどに着火するためのライターを利用するこ とにより、上記線香着火装置を経済的に製造することが可能になる。
【0014】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。図1は、この考案の一実施 例にかかる線香着火装置を示す分解斜視図である。また、図2は、線香着火装置 を構成するアダプタを示す図で、図2(a)は平面図、図2(b)は、正面断面 図、図2(c)は底面図である。さらに、図3は、該アダプタを示す左側面図、 図4は、右側面断面図である。
【0015】 この実施例の線香着火装置は、図1に示すように、燃料ガスを燃焼させる燃焼 器1と、該燃焼器1の燃焼部3を覆うように取り付けられるアダプタ11とを備 えて構成されている。
【0016】 この燃焼器1は、タバコなどに着火するためのライター(ガスライター)を利 用したものであり、燃料ガス供給弁と連動する着火スイッチ2を操作する(下方 に押し下げる)ことにより、燃料ガス噴出部(燃焼部)3に火花を発生させて燃 料ガスに着火するように構成されている。なお、この燃焼器1においては、その 胴部4の内側が液相の燃料ガス(液体ガス)のタンクとなっている。なお、燃焼 器1としては、オイルライターなどのように液体燃料(ベンジンなど)を使用す るものを用いることも可能である。また、この燃焼器1の燃料ガス噴出部(燃焼 部)3には、燃焼を促進させるための金属製の網(図示せず)が配設されており 、この金属製の網が触媒的に機能して燃焼が促進され、高温の火炎を得ることが できるように構成されている。
【0017】 また、図1〜図4に示すように、燃焼器1に接続されるアダプタ11は、燃焼 器1に接続するための接続部12と、燃焼器1の火炎を保持して燃焼を行わせる ための燃焼室13と、燃焼室13と連通する、着火すべき線香(束状の線香)2 1の先端部22(図1,図2(b))が挿入される線香挿入部(フード部)14 と、燃焼室13に燃焼用空気を供給するための空気供給路(供給口)15(図2 (a),(c))とを備えて構成されている。
【0018】 アダプタ11の線香挿入部14は、束状の線香21の先端部22を確実に挿入 することができるように、束状の線香21の先端部22に対応した形状に形成さ れている。なお、この実施例において、線香挿入部14は、束状の線香21の先 端部22に対応した形状に形成されているが、数本の線香に着火するのに適する ように、線香挿入部14を極く細い形状に構成することも可能である。
【0019】 また、接続部12は、燃焼器1の蓋部5が挿入される部分12aと、燃焼器1 の燃焼部3が挿入される部分12bとから構成されており、接続部12aと12 bは隔壁16により仕切られている。そして、燃焼部3が挿入される部分12b の上方が燃焼室13となっている。なお、接続部12の構造はこれに限られるも のではなく、アダプタ11を燃焼器1に確実に接続することが可能な種々の形状 に構成することが可能である。
【0020】 さらに、空気供給路15は、図2(a),(c)に示すように、アダプタ11 の接続部12(12a)と、燃焼器1の燃焼部3との間に形成されている。すな わち、アダプタの接続部12(12b)の内周面と燃焼器1の燃焼部3との間の 隙間が空気供給路15となるように構成されている。但し、空気供給路15の構 造は、これに限られるものではなく、燃焼室13に空気を供給することが可能な 種々の構造、形状に構成することが可能であり、例えば、燃焼室13の側壁に適 当な大きさの穴(図示せず)を形成して、空気供給路(供給口)とすることも可 能である。
【0021】 つぎに、上記のように構成された線香着火装置を用いて線香に着火する場合の 動作について説明する。
【0022】 まず、燃焼器1の蓋部5及び燃焼部3をアダプタ11の接続部12(12a, 12b)に挿入する。次いで、アダプタ11の線香挿入部14に束状の線香21 の先端部22を挿入する。
【0023】 それから、燃焼器1の着火スイッチ2を下方に押し下げることにより、燃焼部 3に火花を発生させて燃料ガスに着火する。
【0024】 燃焼器1が着火すると、空気供給路15から燃焼に必要な空気が供給され、ア ダプタ11の燃焼室13内で燃焼が行われる。そして、この燃焼を所定時間継続 させることにより、火炎が線香挿入部14に挿入された線香21の先端部22に 当たって線香21の先端部22に着火する。
【0025】 このように、上記実施例の線香着火装置においては、アダプタ11の燃焼室1 3内で燃焼が行われるため、燃焼状態が風の強弱などの外部環境の影響を受ける ことがなく、燃焼室13の火炎が連通する線香挿入部14に挿入された束状の線 香21の先端部22に確実に当たる。したがって、屋外の風の強い場所などにお いても、線香挿入部14に挿入された束状の線香21の先端部22に、容易かつ 確実に着火することができる。
【0026】 なお、この考案の線香着火装置は、上記実施例に限定されるものではなく、考 案の要旨の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
【0027】
【考案の効果】
上述のように、この考案の線香着火装置は、燃焼器の火炎を保持して燃焼を行 わせるための燃焼室と、該燃焼室と連通する線香挿入部と、燃焼室に燃焼用空気 を供給するための空気供給路などを設けたアダプタを、燃焼器に取り付けるよう にしているので、屋外の風の強い場所などにおいても、外部環境の影響を受ける ことなく、線香挿入部に挿入された線香の先端部に容易かつ確実に着火すること ができる。
【0028】 また、燃焼器として、液相の燃料ガスを燃料として用い、かつ、金属製の網な どの燃焼促進手段を備えた燃焼器を用いることにより、高温の火炎を発生させて 線香の先端部により確実に着火することができる。
【0029】 さらに、燃焼器として、タバコなどに着火するためのライターを利用すること により、この考案の線香着火装置を経済的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例にかかる線香着火装置を示
す分解斜視図である。
【図2】この考案の一実施例にかかる線香着火装置を構
成するアダプタを示す図であり、(a)は平面図、
(b)は正面断面図、(c)は底面図である。
【図3】この考案の一実施例にかかる線香着火装置を構
成するアダプタを示す左側面図である。
【図4】この考案の一実施例にかかる線香着火装置を構
成するアダプタを示す右側面断面図である。
【符号の説明】
1 燃焼器 2 着火スイッチ 3 燃焼部 4 胴部 5 蓋部 11 アダプタ 12(12a,12b) 接続部 13 燃焼室 14 線香挿入部(フード部) 15 空気供給路 16 隔壁 21 線香 22 線香の先端部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線香の先端部に着火するための線香着火
    装置において、 液体燃料や液相の燃料ガスなどを燃料として用い、これ
    を燃焼させて火炎を発生させる燃焼器と、 前記燃焼器に取り付けられた、前記燃焼器の火炎を保持
    して燃焼を行わせるための燃焼室と、前記燃焼室と連通
    する、着火すべき線香の先端部が挿入される線香挿入部
    と、前記燃焼室に燃焼に必要な空気を供給するための空
    気供給路と、前記燃焼器と接続することができるように
    所定の形状に構成された接続部とを備えたアダプタとを
    具備することを特徴とする線香着火装置。
  2. 【請求項2】 前記燃焼器が、液相の燃料ガスを燃料と
    して用い、かつ、金属製の網などの燃焼促進手段を備え
    たものであることを特徴とする請求項1記載の線香着火
    装置。
  3. 【請求項3】 前記燃焼器が、タバコなどに着火するた
    めのライターであることを特徴とする請求項1または2
    記載の線香着火装置。
JP840393U 1993-02-05 1993-02-05 線香着火装置 Pending JPH0665746U (ja)

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JPH0665746U true JPH0665746U (ja) 1994-09-16

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950418