JPH0646170U

JPH0646170U - 線香点火装置

Info

Publication number: JPH0646170U
Application number: JP8347492U
Authority: JP
Inventors: 立夫板橋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1992-12-03
Filing date: 1992-12-03
Publication date: 1994-06-24

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】風の中でも確実に線香に火をつけることができ
る。【構成】本体の一端に線香挿入口１１を設け、本体内に
設けた点火装置１２で、挿入した線香１５に火をつけ
る。点火装置は電源として電池１６を内蔵しニクロム線
１３の発熱部を保有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、線香に火をつける線香点火装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、線香に火をつける場合、マッチやライターを使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、マッチやライターで線香に火をつける場合、特に屋外で火をつけようとすると、風で炎が揺れたり、火が消えたりして、たいへんつけずらいという問題があった。

【０００４】したがって、この考案の目的は、風の中でも確実に線香に火をつけることができる線香点火装置を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案の線香点火装置は、一端に線香挿入口を有した本体と、前記本体内に設けられ挿入した線香に点火する点火装置とを備えたものである。

【０００６】

【作用】

この考案の線香点火装置によると、点火装置を内蔵した本体の線香挿入口に線香を挿入し、点火装置で線香に火をつけることができる。このように、線香の先端を本体の線香挿入口に入れて点火するので、風の影響を受けずに点火できる。

【０００７】

【実施例】

この考案の一実施例を図１ないし図４に基づいて説明する。図１において、１０は一端に線香挿入口１１を設けた円筒状の本体である。線香挿入口１１は、一束の線香１５を挿入可能な径を有している。

【０００８】本体１０内には、点火装置１２が内蔵されている。点火装置１２は、容器１４にコイル状のニクロム線１３を設けてなり、容器１４の前面はニクロム線１３の発熱によって発熱する発熱部となっている。

【０００９】また、１６は電池であり、ニクロム線１３に通電する。点火装置１２は、矢印Ａ方向にばね（図示せず）等にて付勢されており、線香１５を線香挿入口１１に差し込むことにより、点火装置１２が押し込まれ、電池１６に接続されてニクロム線１３が通電状態となる。このとき、線香１５により押し込まれた点灯装置１２はストッパー（図示せず）に係止され通電状態に保持される。ストッパー（図示せず）は、点灯装置１２の発熱により熱せられ、所定時間（約１０〜２０秒）経過後、点灯装置１２の係止を解除し、点灯装置１２はばねにより矢印Ａ方向に移動してニクロム線１３への通電が解除される。

【００１０】次に、この考案の線香自動点火装置の動作を、図２ないし図４に基づいて説明する。図２は、線香挿入前の状態を表している。点火装置１２はばねで矢印Ａ方向に移動しており、オフの状態になっている。

【００１１】図３は、線香挿入口１１に線香１５を一束挿入し、点火装置１２をばねの力に抗して矢印Ｂ方向に押し込み、オン状態にしたものである。点火装置１２のニクロム線１３が加熱され、線香１５が点火する。

【００１２】図４は、点火装置１２を保持しているストッパが、熱により外れ、点火装置１２がばねの力で矢印Ａ方向に移動してオフになった状態を示している。この移動に伴って、線香１５が本体１０から飛び出し、点火作業が終了する。

【００１３】このように構成された線香点火装置によると、本体１０の線香挿入口１１に線香１５を差し込むだけで、自動的に簡単に火をつけることができる。しかも、線香１５を線香挿入口１１に差し込んで点火するので、屋外等の風の中でも確実に点火することができる。

【００１４】また、一束の線香１５を同時に点火でき、たいへん便利である。

【００１５】さらに、点火が終了すると自動的に線香１５が飛び出し、点火が終了したことがわかる。

【００１６】この考案の他の実施例を図５ないし図７に基づいて説明する。図において、２０は線香挿入口２１を有した本体であり、本体２０内にガスを封入したボンベ２２が内蔵されている。ボンベ２２の吐出口２４の前方には、圧電素子からなる点火装置２５が設けられている。スイッチ２３を押すと、吐出口２４からガスが噴出すると共に、点火装置２５にて火花が飛び点火する。

【００１７】なお、２６は吐出口２４の前方に設けたリング状のガイド部材であり、図７に示すように、ガイド部材２６で炎を均一に散らし、線香挿入口２１に挿入した線香１５に点火する。

【００１８】

【考案の効果】

この考案の線香点火装置によると、点火装置を内蔵した本体の線香挿入口に線香を挿入し、点火装置で線香に火をつけることができる。このように、線香の先端を本体の線香挿入口に入れて点火するので、風の影響を受けずに点火できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例の断面図である。

【図２】この考案の一実施例の動作状態を示す断面図で
ある。

【図３】この考案の一実施例の動作状態を示す断面図で
ある。

【図４】この考案の一実施例の動作状態を示す断面図で
ある。

【図５】この考案の他の実施例の断面図である。

【図６】この考案の他の実施例の正面図である。

【図７】この考案の他の実施例の動作状態の断面図であ
る。

【符号の説明】

１０，２０本体１１，２１線香挿入口１２，２５点火装置１５線香

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】一端に線香挿入口を有した本体と、前記本
体内に設けられ挿入した線香に点火する点火装置とを備
えた線香点火装置。