JPH0665026U - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Publication number
JPH0665026U
JPH0665026U JP745893U JP745893U JPH0665026U JP H0665026 U JPH0665026 U JP H0665026U JP 745893 U JP745893 U JP 745893U JP 745893 U JP745893 U JP 745893U JP H0665026 U JPH0665026 U JP H0665026U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
cooler
air conditioner
vehicle air
box
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP745893U
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English (en)
Inventor
登 東山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏季高温時においても、積載した生鮮食料品
等を傷めることなく、長時間のドライブを可能にする。 【構成】 フロントエバポレータとリヤエバポレータと
を備えた車両用空調装置において、リヤエバポレータの
後流側に冷風切換えダンパを設け、冷風の流れをリヤク
ーラ吹出口へ連なる方向とトランクルーム内に設置した
クーラボックス内へ連なる方向とに切換え可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の車両用空調装置の構成図である。図において、1は車両本体、2 はコンプレッサ、3はコンデンサ、4はレシーバ、5はフロントエバポレータ、 6はフロントファン、7はリヤエバポレータ、8はリヤファン、9は電磁弁、1 0はリヤクーラ吹出口である。リヤクーラを運転すると電磁弁9が開となり、冷 媒がリヤエバポレータ7に流れ、リヤファン8によって吸込まれた車内空気が前 記エバポレータ7で冷却され、リヤクーラ吹出口10から吹出されて後席の冷房 が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の車両用空調装置においては、フロントエバポレータとリヤエバポレータ により車内の前席、後席共冷房され、車内は快適となるが、トランクルーム内は 特に夏季高温となり、トランクルーム内に生鮮食料品等を入れると傷みが早く長 時間のドライブを行うことができなくなる。
【0004】 本考案は、上記従来技術の欠点を解消し、夏季高温時においても、積載した生 鮮食料品等を傷めることなく長時間のドライブを可能にしようとするものである 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決したものであって、フロントエバポレータとリヤエバ ポレータとを備えた車両用空調装置において、リヤエバポレータの後流側に冷風 切換ダンパを設け、冷風の流れをリヤクーラ吹出口へ連なる方向とトランクルー ム内に設置したクーラボックス内へ連なる方向とに切換え可能としたことを特徴 とする車両用空調装置に関するものである。
【0006】
【作用】
本考案においては上記構成を具えているので、トランクルーム内に設置したク ーラボックス内にリヤクーラの冷風を送ることが可能となり、同ボックス内を冷 すことによってボックス内の生鮮食料品等を傷めず長時間のドライブが可能とな る。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る車両用空調装置の構成図、図2は同実施例にお けるリヤクーラとクーラボックスとの接続関係を示す斜視図である。図において 、13はリヤエバポレータ7の後流側から分岐したダクト、12は車両後部のト ランクルーム内に設けられたクーラボックスであり、前記ダクト13によってリ ヤエバポレータの後流側に連なっている。11は前記分岐部に設けられた冷風切 換ダンパ、14はクーラボックス12の側部に設けられているスリットである。 また図中のAおよびBは冷風切換ダンパ11の位置を示すものである。上記以外 の部分の構成は図3(従来の技術)と同じである。
【0008】 本装置において、冷風切換ダンパ11がBの位置にある時は、リヤエバポレー タ7で冷却された空気は、従来通り後席天井のリヤクーラ吹出口10から吹出さ れ、後席の冷房に供される。
【0009】 冷風切換ダンパ11がAの位置にある時は、リヤエバポレータ7で冷却された 空気は、ダクト13を通り、クーラボックス12の中へ送給される。ボックス1 2にはフタが付いており、またその側部にはスリット14が設けられているので 、送給された冷風は少しづつ排出され、リヤファン8の送風量とバランスがとれ るようになっている。
【0010】 したがってこのボックス12内に生鮮食料品等を入れてドライブする場合は、 上述の作用によって保冷されるので、夏季高温時においても、生鮮食料品を傷め ることなく長時間のドライブが可能となる。ボックス12を断熱性に優れた材料 を用いて製作し、ダクト13から切離しができるようにすれば、一層の活用が可 能となる。
【0011】
【考案の効果】
本考案の車両用空調装置においては、リヤエバポレータの後流側に冷風切換ダ ンパを設け、冷風の流れをリヤクーラ吹出口へ連なる方向とトランクルーム内に 設置したクーラボックス内へ連なる方向とに切換え可能としているので、夏季高 温時においても、クーラボックス内に生鮮食料品等を収納することによって、同 食料品等を傷めることなく長時間のドライブを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る車両用空調装置の構成
図。
【図2】上記実施例におけるリヤクーラとボックスとの
接続関係を示す斜視図。
【図3】従来の車両用空調装置の構成図。
【符号の説明】 1 車両本体 2 コンプレッサ 3 コンデンサ 4 レシーバ 5 フロントエバポレータ 6 フロントファン 7 リヤエバポレータ 8 リヤファン 9 電磁弁 10 リヤクーラ吹出口 11 冷風切換ダンパ 12 クーラボックス 13 ダクト 14 スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントエバポレータとリヤエバポレー
    タとを備えた車両用空調装置において、リヤエバポレー
    タの後流側に冷風切換ダンパを設け、冷風の流れをリヤ
    クーラ吹出口へ連なる方向とトランクルーム内に設置し
    たクーラボックス内へ連なる方向とに切換え可能とした
    ことを特徴とする車両用空調装置。
JP745893U 1993-02-26 1993-02-26 車両用空調装置 Withdrawn JPH0665026U (ja)

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JPH0665026U true JPH0665026U (ja) 1994-09-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190044505A (ko) * 2017-10-20 2019-04-30 도요타지도샤가부시키가이샤 전기 자동차

Cited By (3)

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JP2019080386A (ja) * 2017-10-20 2019-05-23 トヨタ自動車株式会社 電気自動車
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