JP2988081B2 - 電気自動車用空気調和装置 - Google Patents

電気自動車用空気調和装置

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JP2988081B2
JP2988081B2 JP3325656A JP32565691A JP2988081B2 JP 2988081 B2 JP2988081 B2 JP 2988081B2 JP 3325656 A JP3325656 A JP 3325656A JP 32565691 A JP32565691 A JP 32565691A JP 2988081 B2 JP2988081 B2 JP 2988081B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00878Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
    • B60H2001/00961Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices comprising means for defrosting outside heat exchangers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータを駆動源とする
電気自動車に搭載され室内熱交換器及び室外熱交換器を
有する電気自動車用空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載される空気調和装置は、一
般に、図2に示されるような冷凍サイクルを形成してい
る。この図においては、車室内に設けられる室内熱交換
器10と、車外気が流通する室外熱交換器12と、が示
されており、圧縮機14によって送出される冷媒が四方
弁16を介して室内熱交換器10及び室外熱交換器12
に流通している。
【0003】冷媒は、暖房・除湿時には、図中実線矢印
で示されるように流通し、冷房・除霜時には図中破線矢
印で示される方向に流通する。また、室外熱交換器12
は、暖房・除湿時には吸熱器(エバポレータ)として作
動し、冷房・除霜時には放熱器(コンデンサ)として作
動する。
【0004】図3には、一従来例に係る特開昭62−1
81909号公報に開示されている装置の構成が示され
ている。この図に示される構成では、車室18内に設け
られる室内熱交換器10がエンジンルーム20内に設け
られる室外熱交換器12と接続されており、室外熱交換
器12近傍の開口22にはシャッター24が設けられて
いる。
【0005】この従来例では、暖房時には、制御装置2
6が図中〇印で示されるセンサを用いて外気温とエンジ
ンルーム20の温度差を検出し、外気温が低下した場合
にはシャッター24を閉じてエンジンルーム20内への
外気の導入を停止させる。この時、エバポレータとして
作用している室外熱交換器12には、エンジン28によ
り暖気を送り、冷媒の蒸発を促進させる。これにより、
コンデンサとして作用している室内熱交換器10の暖房
能力が高まる。
【0006】また、冷房時には、外気温の上昇が検出さ
れた場合、制御装置26はシャッター24を開き、コン
デンサとして作用している室外熱交換器12に車速動圧
による外気を導入し、エバポレータとして作用している
室内熱交換器10の能力を向上させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来の装置においては、外気温が低下
した場合にシャッターを閉じてエンジンの排熱を室外熱
交換器に導くようにしている。従って、エンジンに比べ
より冷却を促進すべきモータを駆動源とする電気自動車
にこの構成をそのまま適用することはできない。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、効率良い空気調和
を行うことが可能であって、かつモータの冷却を促進す
ることができる電気自動車用空気調和装置を実現するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、車速動圧により外気を吸入する吸
気孔並びに車両の所定部位に設けられた排気孔及び吸排
気孔を有するダクトと、ダクト内に設けられ、空気の流
路を吸排気孔と排気孔を連通する流路及び吸気孔と吸排
気孔を連通する流路のいずれかに切り換える切換ダンパ
と、切換ダンパにより空気の流路が吸排気孔と排気孔を
連通する流路に設定されている際には吸排気孔から排気
孔に向け、吸気孔と吸排気孔を連通する流路に設定され
ている際には吸気孔から吸排気孔に向け、空気を流通さ
せる送風機と、を有し、モータ及び室外熱交換器がダク
ト内の吸排気孔と切換ダンパの間の位置に設けられ、モ
ータが室外熱交換器と吸排気孔との間に設けられたこと
を特徴とする。なお、モータとしては、暖気の点から走
行用モータが好ましい。
【0010】
【作用】本発明においては、切換ダンパ及び送風機によ
り、空気の流路が吸排気孔から排気孔へ、又は吸気孔か
ら吸排気孔へ、のいずれかに切り換えられる。すなわ
ち、例えば冷房運転時には、吸気孔から室外熱交換器、
送風機、モータを経て吸排気孔に至る流路が形成され、
車速動圧により吸気孔から吸入された外気による熱交換
が行われる。これにより、冷房運転時の熱交換効率が向
上する。逆に、例えば暖房運転時において、空気の流路
が吸排気孔から排気孔に至る流路に設定されている場合
には、吸排気孔から吸入された空気がモータ、送風機、
室外熱交換器を介して排気孔から外部に排出される。従
って、モータの排熱が室外熱交換器により回収され、暖
房効率が向上する。さらに、ダクト内にモータが配置さ
れているため、モータの冷却も促進される。さらに、モ
ータの排熱により低温時における室外熱交換器の着霜が
防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図2または図3に示される従来
例と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0012】図1には、本発明の一実施例に係る装置の
構成が示されている。この図に示される車両は、エンジ
ン28及び走行用モータ30を共に搭載するいわゆるハ
イブリッド車であり、エンジン28は車両の後部に、走
行用モータ30は車両の前部に、それぞれ搭載されてい
る。この走行用モータ30は、本実施例の特徴に係るダ
クト32内に配置されている。ダクト32は、車速動圧
を受けるよう前方に開口する吸気孔34、車両側部に開
口した吸排気孔であるサイドルーバ36、車速動圧を受
けにくいよう車両下方に開口する排気孔38を備えてい
る。排気孔38は、その形状も、車速動圧を受けにくい
形状とする。ダクト32内には、前述の走行用モータ3
0の他、室外熱交換器12、切換ダンパ40、送風機4
2が配置されている。切換ダンパ40は、図示しないモ
ータ、アクチュエータ等により、サイドルーバ36に連
通する流路を排気孔38側と吸気孔34側に切り換える
機能を有している。さらに、送風機42は回転方向を切
換可能であり、図示しない制御部によってこの方向が切
換えられる。室外熱交換器12及び送風機42は、切換
ダンパ40と走行用モータ30の間に配置されている。
なお、室内熱交換器10は図示しないが、図2の冷凍サ
イクルを形成するよう車室内に設けられる。
【0013】この実施例の装置を用いて例えば冷房運転
を行う場合、切換ダンパ40を図中a側(破線側)に切
り換えると共に、送風機42の回転方向を設定し、図中
白抜き矢印で示される向きに空気が流通するようにす
る。すなわち、車速動圧を受け吸気孔34から吸入され
る外気が、室外熱交換器12、送風機42、走行用モー
タ30を経てサイドルーバ36から排出される。従っ
て、車速動圧により大量の空気が室外熱交換器12に導
入されることとなるため、放熱を効率的に行うことが可
能となり、良好な冷房運転を行うことができる。また、
走行用モータ30の冷却も促進される。
【0014】また、暖房運転を行う場合、切換ダンパ4
0をb側(実線側)に切り換えると共に、送風機42の
回転方向を逆転させ図中黒矢印で示される方向に空気が
流通するように設定する。すなわち、サイドルーバ36
から外気が吸入され、走行用モータ30、送風機42、
室外熱交換器12を経て排気孔38から排出されるよう
にする。すると、サイドルーバ36から吸入された空気
が走行用モータ30により暖気され、室外熱交換器12
に供給される。室外熱交換器12は、走行用モータ30
の排熱を回収し、外気より高温の空気により吸熱を効率
良く行うことができる。さらに、低温時に暖房運転を行
っている場合であっても、室外熱交換器12に供給され
る空気が走行用モータ30により暖気された空気である
ため、室外熱交換器12への着霜が防止されることにな
り、また、走行用モータ30がダクト32内に配置され
ているため走行用モータ30の冷却も促進される。
【0015】なお、以上の説明では、エンジン28を搭
載するいわゆるハイブリッド車について説明したが、エ
ンジンを搭載しない電気自動車においても同様に本発明
を適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば冷房運転時には車速動圧を利用して外気を室外熱
交換器に導入することができるため効率良い冷房運転を
行うことができ、また、暖房運転時にはモータによって
暖気された空気を室外熱交換器に供給するようにしたた
め排熱の回収が実現され、また低温時における室外熱交
換器への着霜が防止できる。さらに、モータがダクト内
に配置されているため効率良い冷却を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気自動車用空気調和
装置の構成を示す透視図である。
【図2】車両用空気調和装置の一般的な構成を示す図で
あり、特に室外熱交換器の機能を示す図である。
【図3】一従来例に係るエンジン車両空気調和装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
10 室内熱交換器 12 室外熱交換器 30 走行用モータ 32 ダクト 34 吸気孔 36 サイドルーバ 38 排気孔 40 切換ダンパ 42 送風機

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動源とする電気自動車に搭載
    され室内熱交換器及び室外熱交換器を有する電気自動車
    用空気調和装置において、 車速動圧により外気を吸入する吸気孔並びに車両の所定
    部位に設けられた排気孔及び吸排気孔を有するダクト
    と、 ダクト内に設けられ、空気の流路を吸排気孔と排気孔を
    連通する流路及び吸気孔と吸排気孔を連通する流路のい
    ずれかに切り換える切換ダンパと、 切換ダンパにより空気の流路が吸排気孔と排気孔を連通
    する流路に設定されている際には吸排気孔から排気孔に
    向け、吸気孔と吸排気孔を連通する流路に設定されてい
    る際には吸気孔から吸排気孔に向け、空気を流通させる
    送風機と、 を有し、 モータ及び室外熱交換器がダクト内の吸排気孔と切換ダ
    ンパの間の位置に設けられ、 モータが室外熱交換器と吸排気孔の間に設けられたこと
    を特徴とする電気自動車用空気調和装置。
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JPH11208257A (ja) * 1998-01-30 1999-08-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用熱交換装置
JP2008101866A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
JP2020034198A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 日本碍子株式会社 ヒートポンプ、暖房システム及び冷房システム

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