JPS6336811Y2 - - Google Patents

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JPS6336811Y2
JPS6336811Y2 JP8487582U JP8487582U JPS6336811Y2 JP S6336811 Y2 JPS6336811 Y2 JP S6336811Y2 JP 8487582 U JP8487582 U JP 8487582U JP 8487582 U JP8487582 U JP 8487582U JP S6336811 Y2 JPS6336811 Y2 JP S6336811Y2
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JP
Japan
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air
conditioning unit
cold
air conditioning
storage room
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JP8487582U
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JPS58186912U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車室内に設けられ貯蔵物の冷却、
加熱の両者を行い得る自動車冷・温蔵室に関す
る。
自動車に食品、飲料物を冷却するための設備を
設けることは、すでに公知であり、例えば、第1
図に示したようなものがある。(実開昭49−23860
号公報参照)図中1は、エアコンデイシヨニング
ユニツトであり、車室内を冷房するためのクーラ
ーユニツトと、暖房するためのヒータユニツトが
内蔵されている。2は冷蔵室であり、その開口部
をインストルメントパネル3の表面部位に露呈さ
せて、該インストルメントパネル3の内側に設け
られており、前記開口部には蓋4が設けられてい
る。5は冷風を移送するためのベンチレーシヨン
ダクトであり、その一端部はエアコンデイシヨニ
ングユニツト1に、他端部は前記冷蔵室2に連結
されている。6,6′はそれぞれサイドベンチレ
ーシヨンダクトであり、助手席側に送風を行うサ
イドベンチレーシヨンダクト6は、冷蔵室2に、
運転席側に送風を行うサイドベンチレーシヨンダ
クト6′は直接エアコンデイシヨニングユニツト
1に連通されている。
以上の構成に係る本従来例において、エアコン
デイシヨニングユニツト1から移送される冷風
は、ベンチレーシヨンダクト5から冷蔵室2内に
入り、該冷蔵室2内の貯蔵物を冷却し、さらにサ
イドベンチレーシヨンダクト6から車室内に吐出
され、助手席側の冷房に供される。すなわち本従
来例の冷蔵室2は、エアコンデイシヨニングユニ
ツト1からの冷風を用いて、冷却機能のみを有す
るものである。
しかしながらこの従来例においては、前記し、
又図示したように冷蔵室2は、インストルメント
パネル3部に設けられていることから、フロント
ウインド7を透過する直射日光による太陽熱の影
響を受け易く、これによつてその冷却能力が低下
してしまうという欠点がある。特に本例の如く、
一般の冷蔵車と相違して独自の冷却装置部を有さ
ず、エアコンデイシヨニングユニツト1の冷風を
利用するものにあつては、前記太陽熱による冷却
能力低下は著るしい。
他方本従来例は、前述のとうり冷却機能しか有
さないことから、寒冷期等車室内暖房を行うとき
においては、利用価値のないものであり、又この
寒冷期において、車室内に食料等の加熱装備を設
けることは有用なものでもある。
本考案はかかる観点からかつ、前記従来例の欠
点に着目してなされたものであり、車室内に設け
られ、所要貯蔵容積を有し、エアコンデイシヨニ
ングユニツトからの冷風を導入して貯蔵物の冷却
を行う貯蔵室において、該貯蔵室は直射日光非投
射位置であつてエアコンデイシヨニングユニツト
の近接位置に設けるとともに、前記エアコンデイ
シヨニングユニツトのエアミツクスチヤンバより
送入ダクトを介して貯蔵物冷却時には冷風を、貯
蔵物加熱時には温風を、任意に導入することによ
より、前記従来例の欠点を除去するとともに、寒
冷期においては、貯蔵物の加熱に用いることがで
きる自動車用冷・温蔵室を提供することを目的と
するものである。
以下本考案の構成について、第2図に示した一
実施例に従つて説明する。
図中11は、エアコンデイシヨニングユニツト
であり、車室内を冷房するためのクーラーユニツ
トと、暖房するためのヒーターユニツトと、エア
ミツクスチヤンバとを有してなる。
9は冷・温蔵室であり、開口部には蓋19を有
し、コンソールボツクス13延長上部位に設けら
れている。8は送入ダクトであり、その一端部
は、エアコンデイシヨニングユニツト11のエア
ミツクスチヤンバに、他端部は冷・温蔵室9に連
通している。10は送出ダクトであり、送入ダク
ト8と同様一端部は、エアコンデイシヨニングユ
ニツト11のエアミツクスチヤンバに、他端部は
冷・温蔵室9に連通している。16,16′は、
それぞれサイドベンチレーシヨンダクトであり、
各々その一端部は、エアコンデイシヨニングユニ
ツト11に結合されており、助手席側サイドベン
チレーシヨンダクト16からは、ベンチレーシヨ
ンダクト15が分岐している。
12はヒーターダクトであり、エアコンデイシ
ヨニングユニツト11のヒーターユニツト部に設
けられている。
以上の構成に係る本実施例において、まず冷・
温蔵室内の貯蔵物を冷却しかつ車室内を冷房する
に際しては、白抜き矢印で図示したように、エア
コンデイシヨニングユニツト11で冷却されるこ
とによつて生じた冷風は、これに内蔵されている
エアミツクスチヤンバを経由してその一部はま
ず、送入ダクト8を通過して冷・温蔵室9内に送
入され、該冷・温蔵室9内の貯蔵物の冷却に供さ
れる。
次にこの冷・温蔵室9内にて貯蔵物冷却に供さ
れた冷風は、送出ダクト10より再度エアコンデ
イシヨニングユニツト11のエアミツクスチヤン
バに帰還し、各々のサイドベンチレーシヨンダク
ト16,16′及びベンチレーシヨンダクト15
より、車室内に吐出され、車室内の冷房に供され
る。
この冷・温蔵室11の冷却に際しては、冷温蔵
室11は、コンソールボツクス13の延長上部位
に設けられていることから、直射日光が投射され
ることはなく、したがつて太陽熱の影響を受ける
ことなく、さらにエアコンデイシヨニングユニツ
ト11に近接して、直接冷風を受けることから、
冷却直後の最も低温である冷風を、送風中途にお
いて車室内温度によるエネルギーロスを生じさせ
ることなく、貯蔵物の冷却に供することができ
る。
次に冷・温蔵室内の貯蔵物を加熱しかつ車室内
を暖房するに際しては、前記同様白抜き矢印で図
示したように、エアコンデイシヨニングユニツト
11で加熱されることによつて生じた温風は、冷
風と同様に内蔵されているエアミツクスチヤンバ
を経由してその一部はまず送入ダクト8を通過し
て冷・温蔵室9内に送入され、該冷・温蔵室9内
の貯蔵物の加熱に供される。
次にこの冷・温蔵室9内にて貯蔵物加熱に供さ
れた温風は、送出ダクト10より再度エアコンデ
イシヨニングユニツト11のエアミツクスチヤン
バに送出され、各々のサイドベンチレーシヨンダ
クト16,16′及びベンチレーシヨンダクト1
5より、車室内に吐出され車室内の暖房に供され
る。なおこの車室内暖房時には、ヒータダクト1
2よりの温風吐出も行われる。
かかる冷・温蔵室9の加熱に際しても冷・温蔵
室9は、エアコンデイシヨニングユニツト11に
近接して、直接温風を受けることから、加熱直後
の最も高温である温風を、送風中途において車室
内温度によるエネルギーロスを生じさせることな
く、貯蔵物の加熱に供することができる。
なお冷・温風の冷・温蔵室への送入及び停止は
車室内の冷・暖房と同スイツチ機構にて行われる
が、また独自のスイツチ機構を設けてもよい。又
冷却、加熱された貯蔵物は、蓋19を回動させて
適宜使用することができる。
以上説明したように本考案は、車室内に設けら
れ、所要貯蔵容積を有し、エアコンデイシヨニン
グユニツトからの冷風を導入して貯蔵物の冷却を
行う貯蔵室において、該貯蔵室は直射日光非投射
位置に設けるとともに、前記エアコンデイシヨニ
ングユニツトより、貯蔵物冷却時に冷風を、貯蔵
物加熱時には温風を、任意に導入することから、
まず冷却能力に関して、車室内に投射される直射
日光による太陽熱の影響を受けることなく、冷却
効率の向上を図ることができ、又冷源となるエア
コンデイシヨニングユニツトに近接させて設ける
ことにより、冷風移送時のエネルギー損失もな
く、冷却効果を充分に発揮することができる。
さらに本考案は、エアコンデイシヨニングユニ
ツトの冷・暖の切り替えにより、貯蔵物を任意に
冷却・加熱することができることから、例えば寒
冷期において食料等を車室内設備にて、加熱、保
温することを可能にするものである。しかも貯蔵
室には、冷風又は温風が複数の吹出口に分流する
以前にエアミツクスチヤンバから送入ダクトを介
して導入されることから、導入風量を充分に確保
することができ、これによつて冷却及び加熱効果
を充分に得ることができる。又貯蔵室内に導入さ
れた冷風又は温風は、再度送出ダクトを介してエ
アミツクスチヤンバ内に帰還してから、吹出口よ
り車室内に給送されることから、特定の吹出口の
吹出風量が減少することもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の冷蔵室を有する車室内設備の
1例を示す斜視図、第2図は本考案の一実施例を
示す斜視図である。 1,11……エアコンデイシヨニングユニツ
ト、2……冷蔵室、5……ベンチレーシヨンダク
ト、8……送入ダクト、9……冷・温蔵室、10
……送出ダクト、12……ヒータダクト、13…
…コンソールボツクス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内に設けられ、所要貯蔵容積を有し、エア
    コンデイシヨニングユニツトからの冷風を導入し
    て貯蔵物の冷却を行う貯蔵室において、該貯蔵室
    は直射日光非投射位置であつて前記エアコンデイ
    シヨニングユニツトの近接位置に設けるととも
    に、一端部をエアコンデイシヨニングユニツトの
    エアミツクスチヤンバに連通し、他端部を貯蔵室
    に連通する送入ダクトと送出ダクトとを設け、前
    記送入ダクトを介して前記エアコンデイシヨニン
    グユニツトから貯蔵室内に冷風又は温風を導入す
    るとともに、貯蔵室内に導入された冷風又は温風
    を前記送出ダクトを介してエアミツクスチヤンバ
    に帰還させるようにしたことを特徴とする自動車
    冷・温蔵室。
JP8487582U 1982-06-08 1982-06-08 自動車用冷・温蔵室 Granted JPS58186912U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8487582U JPS58186912U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車用冷・温蔵室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8487582U JPS58186912U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車用冷・温蔵室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186912U JPS58186912U (ja) 1983-12-12
JPS6336811Y2 true JPS6336811Y2 (ja) 1988-09-29

Family

ID=30093797

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JP8487582U Granted JPS58186912U (ja) 1982-06-08 1982-06-08 自動車用冷・温蔵室

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JPH05407Y2 (ja) * 1985-05-20 1993-01-07

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JPS58186912U (ja) 1983-12-12

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