JPH0664999A - チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料 - Google Patents

チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料

Info

Publication number
JPH0664999A
JPH0664999A JP22252292A JP22252292A JPH0664999A JP H0664999 A JPH0664999 A JP H0664999A JP 22252292 A JP22252292 A JP 22252292A JP 22252292 A JP22252292 A JP 22252292A JP H0664999 A JPH0664999 A JP H0664999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potassium titanate
whiskers
whisker
potassium
titanate whiskers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22252292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3219858B2 (ja
Inventor
Hidefumi Harada
秀文 原田
Yukitsugu Yukitsugu
幸嗣 工道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Titan Kogyo KK
Original Assignee
Titan Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Titan Kogyo KK filed Critical Titan Kogyo KK
Priority to JP22252292A priority Critical patent/JP3219858B2/ja
Publication of JPH0664999A publication Critical patent/JPH0664999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3219858B2 publication Critical patent/JP3219858B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な、補強材として優れたチタン酸カリウ
ムウイスカーの提供。 【構成】 KO・6TiO・nHOとKO・9
TiO・nHOとを含む層状構造チタン酸カリウム
ウイスカー、ウイスカーの内部にKO・6TiO
nHOが、ウイスカーの外層にKO・9TiO
nHOが主に存在する上記ウィスカー、2θ=10.
3〜10.7°付近、および11.1〜11.5°付近
にX線回折線を有し、かつ前者の強度の後者の強度に対
する比が0.05〜0.3である上記ウィスカー、さら
にウイスカーの不純物含有量が0.3重量%以下である
上記ウィスカー、および上記のチタン酸カリウムウイス
カーと熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする複合材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、補強材として有用なチタン酸カ
リウムウィスカーおよび該ウィスカーにより強化された
複合材料に係わり、詳細には特定結晶組成を有するチタ
ン酸カリウムウィスカーおよび熱可塑性樹脂をマトリッ
クスとして該ウィスカーを含む複合材料に関する。
【0002】[従来の技術]強化材として、炭化ケイ素
ウィスカー、窒化ケイ素ウィスカー、ホウ酸アルミニウ
ムウィスカーおよびチタン酸カリウムウィスカー等のウ
ィスカーが知られているが、汎用プラスチックスやエン
ジニアリングプラスチックスの強化材として広く使用さ
れているのはチタン酸カリウムウィスカーだけである。
これは、チタン酸カリウムウィスカー以外のウィスカー
が余りにも高価なためである。しかしながら、プラスチ
ックスの強化材として幅広く使用されている硝子繊維や
ワラストナイトの価格に比べるとチタン酸カリウムウィ
スカーの価格は高く、これが為にチタン酸カリウムウィ
スカーを含む複合材料の用途は著しく限定されている。
該複合材料の用途を広げ、プラスチックスの強化材とし
てのチタン酸カリウムウィスカーの位置づけを更に向上
させる為には、より安価なチタン酸カリウムウィスカー
を開発する必要がある。
【0003】チタン酸カリウムウィスカーには、層状構
造を有するものとトンネル構造を有するものとがあり、
補強材に適するのはトンネル構造を有するチタン酸カリ
ウムウィスカーとされ、トンネル構造チタン酸カリウム
ウィスカーは一般に層状構造チタン酸カリウムウィスカ
ーから変換する方法で合成されている(公開特許公報昭
55ー3370号公報、昭60ー104522号公報、
昭63−30400号公報)。例えば、公開特許公報
昭63ー30400号公報によれば、まず、層状構造チ
タン酸カリウムウィスカーを合成し、この後、該ウィス
カーのカリウムの一部を水中で除去した後に600℃以
上の温度に加熱することで合成されている。尚、層状構
造を有するチタン酸カリウムウィスカーは吸湿性やカリ
ウムの溶出性が高い(藤木良規、”チタン酸カリウム繊
維の合成に関する研究”、無機材質研究所研究報告書第
34号、p.28)。一般に熱可塑性樹脂は水分やアル
カリ成分を嫌う為、層状構造チタン酸カリウムウィスカ
ーを熱可塑性樹脂、特にエンジニアリングプラスチック
スの補強材として利用する試みは特になされなかった。
【0004】[発明が解決しようとする課題]このよう
に従来のチタン酸カリウムウィスカーは高価な為、該ウ
ィスカーを充填したプラスチックスの価格も必然的に高
く設定せざるを得ず、この為極めて限定した用途でしか
使用されないとの問題点を有していた。そのため安価な
チタン酸カリウムウィスカーの開発が望まれていた。
【0005】本発明は従来よりも安価なチタン酸カリウ
ムウィスカーおよびこれを含む高性能な複合材料を安価
に提供することを目的とする。
【0006】[課題を解決する手段]本発明者らは上記
の課題を解決する為鋭意研究を行った結果、K2O・6
TiO2・nH2OとK2O・9TiO2・nH2Oとを含
む層状構造チタン酸カリウムウイスカーを熱可塑性樹脂
の補強材として使用することが効果的であることを見出
し、本発明を完成させた。前記したように、従来の補強
材用チタン酸カリウムウィスカーはトンネル構造を有し
たものであり、層状構造チタン酸カリウムウィスカーを
合成する工程と該チタン酸カリウムウィスカーの構造を
トンネル構造に変換する工程の2度の高温での加熱処理
工程を経て製造されており、これが為にチタン酸カリウ
ムウィスカーの価格が高くなる。これに対し、本発明の
チタン酸カリウムウィスカーは層状構造を有しており、
トンネル構造への変換工程を必要としないので、その分
安価に製造することが可能である。
【0007】本発明のチタン酸カリウムウィスカーは、
層状構造を有してはいるものの、従来の層状構造チタン
酸カリウムウィスカーが持っていた補強材としての欠点
である、高い吸湿性とカリウムの溶出性を克服した、補
強材用の新しい層状構造チタン酸カリウムウィスカーで
ある。
【0008】即ち、本発明のチタン酸カリウムウィスカ
ーは、K2O・6TiO2・nH2O組成を有する層状構造
チタン酸カリウムとK2O・9TiO2・nH2O組成を有
する層状構造チタン酸カリウムウィスカーとの混合相ウ
ィスカーであり、ウイスカーの内部にK2O・6TiO2
・nH2Oが、ウイスカーの外層にK2O・9TiO2
nH2Oが主に存在し、2θ=10.3〜10.7°
(CuKα)付近のK2O・6TiO2・nH2Oの主回折
線(以下、「A回折線」と称する)と2θ=11.1〜
11.5°(CuKα)付近のK2O・9TiO2・nH2
Oの主回折線(以下、「B回折線」と称する)との強度
比(IA/IB)が、0.05〜0.3であることを特徴
とする。
【0009】更に、不純物量が酸化物換算量で0.3重
量%以下であるチタン酸カリウムウィスカー(以下、本
明細書で「高品位チタン酸カリウムウィスカー」と称
す)においては、ウィスカー自体の強度が高く、この為
に、強度の高い複合材料が得られるとの特徴を有する。
【0010】本発明にかかるチタン酸カリウムウィスカ
ーは代表的には以下の方法で製造される。一般式K2
・nTiO2(但し、n=2.5〜4)で示される割合で
配合されたチタン原料化合物とカリウム原料化合物との
混合物を900〜1100℃で焼成して塊状のチタン酸
カリウムウィスカーを生成せしめ、次いで該塊状生成物
を水または温水中に浸漬してチタン酸カリウムウィスカ
ーを単一ウィスカーに分離した後、該スラリーの液温を
50〜60℃に昇温し、この後、該スラリーに強酸を添
加して該スラリーのpHを30分以内の時間で6〜8に
調整後、濾過、洗浄した後、次いで250〜350℃で
乾燥すればよい。
【0011】このチタン酸カリウムウィスカーの製造に
際し、チタン原料化合物としては、二酸化チタン、含水
酸化チタン、ルチル鉱石等を挙げることができ、カリウ
ム原料化合物としては焼成時にK2Oを生じる化合物、
例えばK2O、KOH、K2CO3およびKNO3等を挙げ
ることができる。また、高品位チタン酸カリウムウィス
カーを合成する為には純度の高い原料化合物を使用する
ことが必要である。例えば、塩素法で製造された二酸化
チタンで無機物の表面処理を施していないもの、高純度
酸化チタンあるいは不純物含有量の少ない含水酸化チタ
ン等が有効に使用される。
【0012】チタン原料化合物とカリウム原料化合物と
の混合割合は、一般式K2O・nTiO2で示してnが3
〜4の範囲である。即ち、nが2.5よりも小さいと目
的とする四チタン酸カリウムウィスカーが合成されがた
く、また、nが4よりも大きいと、初生相として四チタ
ン酸カリウムウィスカー中に六チタン酸カリウムウィス
カーが混在するので、塊状のウィスカーを単一ウィスカ
ーに分離することが困難である。
【0013】焼成温度は、900〜1100℃の範囲が
好ましい。即ち、焼成温度が900℃より低いと反応が
遅く、得られるチタン酸カリウムウィスカーの長さが短
くなりすぎ、単一ウィスカーへの分離が難しく、束状凝
結物の含有量が多くなる。また、焼成温度が1100℃
よりも高い場合には塊状のウィスカーを単一ウィスカー
に分離し難くなるため束状凝結物の含有量が多くなり、
補強材として好ましくない。尚、焼成時間は0.5〜4
時間、好ましくは1〜2時間である。
【0014】塊状焼成物を単一ウィスカーに分離する操
作は、焼成物を適量の水または温水中に投入して1〜5
時間浸漬後、高剪断力を有するミキサーで撹拌すること
によりなされる。該操作終了時のスラリーのpHはスラ
リー濃度により異なるが、通常12〜13程度であり、
ウィスカーは層状構造の四チタン酸カリウム水和物およ
び二チタン酸カリウム水和物として存在する。層間から
カリウムの一部を除去するため該スラリーに酸を添加す
る。この際に、K2O・6TiO2・nH2O組成を有する
層状構造チタン酸カリウムとK2O・9TiO2・nH2
組成を有する層状構造チタン酸カリウムとの混合相ウィ
スカーを得る為には、該スラリーの温度、使用する酸の
種類、酸の添加量および添加速度等が重要である。すな
わち、該スラリーの温度は50℃以上、好ましくは50
〜70℃であり、使用する酸としては、硫酸、塩酸、硝
酸等の強酸であること、これらの酸の添加量および添加
速度は、該スラリーのpHが8〜6になる量を30分以
内の時間で添加することが本発明のウィスカーを得る為
に重要な要件である。
【0015】K2O・6TiO2・nH2O組成を有する層
状構造チタン酸カリウムは、スラリーのpHが9以上の
領域で安定な相であるが、この相をウィスカーの結晶体
内部に生成させ、ウィスカー表層部には、スラリーのp
Hが6〜9で安定なK2O・9TiO2・nH2O組成を有
する層状構造チタン酸カリウムを生成させるために初生
相の四チタン酸カリウムウィスカーに前記のような条件
で組成変換処理を施す。組成変換処理を施した後、濾
過、洗浄するが、組成変換処理から濾過するまでの時間
は5時間以内であることが望ましい。即ち、この時間が
5時間より長くなるとウィスカー結晶体の内部に存在す
るK2O・6TiO2・nH2O相の存在量が徐々に少なく
なるために吸湿性やカリウムの溶出性の高いウィスカー
に変化する。このような構造を有するチタン酸カリウム
ウィスカーの吸湿性やカリウムの溶出性が低下するの
は、K2O・6TiO2・nH2O相とK2O・9TiO2
nH2O相の層間距離の差に起因するものと推察される
が、詳細は不明である。
【0016】濾過、洗浄後の乾燥温度は250〜350
℃である。乾燥温度が250℃よりも低いと層間に存在
する水の量が多いために補強材として好ましくなく、乾
燥温度を350℃より高くしても得られるチタン酸カリ
ウムウィスカーの物性には特に差はなく、製造コストの
点から好ましくない。特に、加熱温度が500℃を越え
るとトンネル構造を有する六チタン酸カリウムと二酸化
チタンへの分解が始まるためウィスカーの強度が低下す
るとともに、この分解反応に伴って結晶構造中のカリウ
ム成分が結晶表面に析出するので遊離カリウム量が多く
なる。従って、500℃以上の温度に加熱されたウィス
カーを熱可塑性樹脂の補強材に使用すると該遊離カリウ
ムが樹脂を分解するので好ましくない。
【0017】尚、A回折線およびB回折線は乾燥温度が
高くなるに連れ高角側へ移動する。これは、該両回折線
が層状構造の層間距離に対応しており、乾燥温度の上昇
に連れて層間水の脱水が進行する為である。
【0018】チタン酸カリウムウィスカー中に含まれる
不純物の含有量が0.3重量%以下、特にニオブの含有
量がNb25換算料で0.1重量%以下の場合に、ウィ
スカーの機械的強度が高くなり、補強材として好まし
い。特に原子価が4価以外の元素やTi4+のイオン半径
と比較して10%以上異なるイオン半径を有する元素が
チタン酸カリウムウィスカーの結晶構造中に固溶する場
合にチタン酸カリウムウィスカーの機械的強度が低下す
る割合が大きく好ましくない。また、チタン酸カリウム
ウィスカーの形状は、平均長が5μm以上で且つ平均ア
スペクト比(平均長/平均径)が10以上であることが
好ましい。
【0019】本発明に使用される熱可塑性樹脂として
は、ポリプロピレン、ABS、塩化ビニール等の汎用プ
ラスチックスや、ポリアミド、ポリアセタール、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー等のエンジ
ニアリングプラスチックス、あるいはこれらのアロイ等
をいい、通常用いられる熱可塑性樹脂は何ら問題なく使
用される。
【0020】チタン酸カリウムウィスカーとプラスチッ
クスとの配合割合は、チタン酸カリウムウィスカーが3
〜50重量%である。すなわち、チタン酸カリウムウィ
スカーの配合割合が3重量%より小さい場合にはチタン
酸カリウムウィスカーによりプラスチックスを強化する
効果が非常に小さく、逆にチタン酸カリウムウィスカー
の配合割合が50%を越える範囲においては、成形加工
性が悪くなるだけではなく、複合材料のコストが高くな
るので好ましくない。
【0021】本発明にかかる複合材料の製造に際して
は、シランカップリング剤等の表面処理剤による処理を
施されているチタン酸カリウムウィスカーを使用する方
が分散性の点で好ましい。この表面処理されたチタン酸
カリウムウィスカーを使用する方法としては、予め表面
処理剤による処理が施されているものを利用する方法
と、チタン酸カリウムウィスカーとプラスチックスとを
混練する際に表面処理剤を添加する方法とがあるが、予
め表面処理剤による処理が施されたチタン酸カリウムウ
ィスカーを使用する方が、処理剤の効果がより大きい。
【0022】本発明で使用できるシランカップリング剤
としては、例えば、γ−アミノプロピル・トリエトキシ
シラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ル・トリメトキシシラン等のアミノ系シランカップリン
グ剤、γ−グリシドキシプロピル・トリメトキシシラ
ン、β−(3,4エポキシシクロヘキシル)エチル・ト
リメトキシシラン等のエポキシ系シランカップリング
剤、ビニル・トリメトキシシラン、ビニル・トリエトキ
シシラン、ビニル・トリス(2−メトキシエトキシ)シ
ラン等のビニル系シランカップリング剤、γ−メルカプ
トプロピル・トリメトキシシラン等のメルカプト系シラ
ンカップリング剤およびγ−メタクリロキシプロピル・
トリメトキシシラン等のアクリル系シランカップリング
剤が使用できる。シランカップリング剤の添加量は、チ
タン酸カリウムウィスカーに対し、2.0重量%以下が
好ましい。即ち、表面処理剤の量がこの量を越えるとか
かる効果が既に飽和しているため、多く加える意味がな
い。
【0023】本発明の複合材料には、複合材料本来の物
性に悪影響を与えない範囲で、その用途、目的に応じて
難燃剤、熱安定剤、滑剤等の各種添加剤の1種または2
種以上を添加することができる。また、所望の物性を付
加する目的で他の充填材を混合使用することができる。
本発明で使用するチタン酸カリウムウィスカーは従来の
市販ウィスカーよりも少ない添加量でプラスチックスの
強度を所望の強度まで向上させることができるだけでは
なく、従来のチタン酸カリウムウィスカー充填では達成
することができなかった高い機械的強度を持つ複合材料
を得ることができる。
【0024】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。以下の実施例は単に例示の為に記すもので
あり、本発明の範囲がこれらによって制限されるもので
はない。
【0025】[実施例 1]チタン工業製アナターゼ型
二酸化チタン(KA−10)1450gと炭酸カリウム
740gとを乾式混合した後、アルミナ製ルツボに入
れ、電気炉中で昇温速度150℃/時、焼成温度950
℃、保持時間1時間の条件で焼成した後、150℃/時
の速度で降温した。
【0026】焼成物をステンレス製容器中10リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.8であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを7まで15分で低下させた。更に撹拌を
30分間続けた後、再度該スラリーのpHを7に調整し
た。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥した。
【0027】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°のA回折線と
2θ=11.3°のB回折線の強度比(IA/IB)は
0.15であった。X線回折図を第1図に示す。走査型
電子顕微鏡により該ウィスカーを観察したところ、平均
的な長さは14μmであり、平均径は0.3μmであっ
た。また、BET法により比表面積を測定したところ
8.9m2/gであった。
【0028】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.351%、Al2
3 0.013%、Fe23 0.008%、MgO 0.
10%、CaO 0.104%、ZnO 0.012%、
25 0.009%、SiO2 0.006%等の不純物
を含み、純度は99.3%であった。尚、該ウィスカー
の組成はTiO2/K2O(モル比)で7.6であった。
【0029】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.7%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.3であっ
た。
【0030】[実施例 2]TiO2 原料としてチタン
工業製高純度酸化チタンを使用した他は実施例 1と同
様な操作により高品位チタン酸カリウムウィスカーを得
た。
【0031】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°のA回折線と
2θ=11.3°のB回折線の強度比(IA/IB)は
0.15であった。走査型電子顕微鏡により該ウィスカ
ーを観察したところ、平均的な長さは13μmであり、
平均径は0.3μmであった。また、BET法により比
表面積を測定したところ8.7m2/gであった。
【0032】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.021%、Al2
3 0.013%、Fe23 0.006%、MgO 0.
009%、CaO 0.084%、ZnO 0.011
%、P25 0.008%、SiO2 0.006%等の不
純物を含み、純度は99.8%であった。尚、該ウィス
カーの組成はTiO2/K2O(モル比)で7.6であっ
た。
【0033】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.6%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.2であっ
た。
【0034】[実施例 3]チタン工業製アナターゼ型
二酸化チタン(KV−200)1450gと炭酸カリウ
ム740gとを乾式混合した後、アルミナ製ルツボに入
れ、電気炉中で昇温速度150℃/時、焼成温度950
℃、保持時間1時間の条件で焼成した後、150℃/時
の速度で降温した。
【0035】焼成物をステンレス製容器中10リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.8であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを7まで15分で低下させた。更に撹拌を
30分間続けた後、再度該スラリーのpHを7に調整し
た。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥した。
【0036】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°のA回折線と
2θ=11.3°のB回折線の強度比(IA/IB)は
0.16であった。走査型電子顕微鏡により該ウィスカ
ーを観察したところ、平均的な長さは14μmであり、
平均径は0.3μmであった。また、BET法により比
表面積を測定したところ8.9m2/gであった。
【0037】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.132%、Al2
3 0.014%、Fe23 0.008%、MgO 0.
009%、CaO 0.101%、ZnO 0.010
%、P25 0.010%、SiO2 0.007%等の不
純物を含み、純度は99.5%であった。尚、該ウィス
カーの組成はTiO2/K2O(モル比)で7.6であっ
た。
【0038】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.7%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.3であっ
た。
【0039】[実施例 4]チタン工業製アナターゼ型
二酸化チタン(KA−10)1410gと炭酸カリウム
730gとを乾式混合した後、アルミナ製ルツボに入
れ、電気炉中で昇温速度200℃/時、焼成温度100
0℃、保持時間1時間の条件で焼成した後、150℃/
時の速度で降温した。
【0040】焼成物をステンレス製容器中10リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.9であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを6.5まで10分で低下させた。更に撹
拌を30分間続けた後、再度該スラリーのpHを6.5
に調整した。次いで、濾過、洗浄し、290℃で乾燥し
た。
【0041】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.3°のA回折線と
2θ=11.4°のB回折線の強度比(IA/IB)は
0.11であった。走査型電子顕微鏡により該ウィスカ
ーを観察したところ、平均的な長さは14μmであり、
平均径は0.4μmであった。また、BET法により比
表面積を測定したところ8.2m2/gであった。
【0042】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.353%、Al2
3 0.013%、Fe23 0.009%、MgO 0.
11%、CaO 0.103%、ZnO 0.011%、
25 0.009%、SiO2 0.006%等の不純物
を含み、純度は99.2%であった。尚、該ウィスカー
の組成はTiO2/K2O(モル比)で8.2であった。
【0043】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ0.7%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.3であっ
た。
【0044】[比較例 1]チタン工業製アナターゼ型
二酸化チタン(KA−10)1450gと炭酸カリウム
740gとを乾式混合した後、アルミナ製ルツボに入
れ、電気炉中で昇温速度150℃/時、焼成温度950
℃、保持時間1時間の条件で焼成した後、150℃/時
の速度で降温した。
【0045】焼成物をステンレス製容器中10リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.8であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを7まで60分で低下させた。更に撹拌を
30分間続けた後、再度該スラリーのpHを7に調整し
た。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥した。
【0046】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.4°付近のK2
・6TiO2・nH2O回折線は観察されず、K2O・9T
iO2・nH2Oの単一相であった。X線回折図を第2図
に示す。走査型電子顕微鏡により該ウィスカーを観察し
たところ、平均的な長さは14μmであり、平均径は
0.3μmであった。また、BET法により比表面積を
測定したところ9.2m2/gであった。
【0047】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.351%、Al2
3 0.013%、Fe23 0.008%、MgO 0.
10%、CaO 0.104%、ZnO 0.012%、
25 0.009%、SiO2 0.006%等の不純物
を含み、純度は99.3%であった。 尚、該ウィスカ
ーの組成はTiO2/K2O(モル比)で9.0であっ
た。
【0048】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ2.3%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ9.9であっ
た。
【0049】[比較例 2]チタン工業製アナターゼ型
二酸化チタン(KA−10)1450gと炭酸カリウム
740gとを乾式混合した後、アルミナ製ルツボに入
れ、電気炉中で昇温速度150℃/時、焼成温度950
℃、保持時間1時間の条件で焼成した後、150℃/時
の速度で降温した。
【0050】焼成物をステンレス製容器中10リットル
の温水に投入して4時間浸漬した後、3000rpmで
撹拌を開始し、浴温度を60℃に調整した。該スラリー
のpHは12.8であった。5N−塩酸を滴下して該ス
ラリーのpHを9.5まで60分で低下させた。更に撹
拌を30分間続けた後、再度該スラリーのpHを9.5
に調整した。次いで、濾過、洗浄し、300℃で乾燥し
た。
【0051】該チタン酸カリウムウィスカーをX線回折
により同定したところ、2θ=10.5°近辺のK2
・9TiO2・nH2O回折線は観察されず、K2O・6T
iO2・nH2Oの単一相であった。X線回折図を第3図
に示す。走査型電子顕微鏡により該ウィスカーを観察し
たところ、平均的な長さは14μmであり、平均径は
0.3μmであった。また、BET法により比表面積を
測定したところ9.0m2/gであった。
【0052】該チタン酸カリウムウィスカーを化学分析
により調べたところ、Nb25 0.351%、Al2
3 0.013%、Fe23 0.008%、MgO 0.
10%、CaO 0.104%、ZnO 0.012%、
25 0.009%、SiO2 0.006%等の不純物
を含み、純度は99.3%であった。 尚、該ウィスカ
ーの組成はTiO2/K2O(モル比)で6.0であっ
た。
【0053】該ウィスカーを相対湿度80%の空気中に
100時間放置した時の吸湿量を調べたところ1.9%
であった。吸湿後のウィスカーをX線回折により調べた
が、X線回折図には特に変化はなかった。また、100
ミリリットルの純水中に該ウィスカー10gを浸漬し1
0分後の上澄液のpHを測定したところ10.9であっ
た。
【0054】[比較例 3]比較例 1および比較例
2で得られたチタン酸カリウムウィスカーを種々の割合
で混合して、室温で相対湿度80%の空気中に100時
間放置した時の吸湿量、100ミリリットルの純水中に
ウィスカー10gを浸漬し10分後の上澄液のpHを調
べた。結果を第1表に示す。
【0055】 [実施例 5]実施例 1〜4および比較例 1、2の
チタン酸カリウムウィスカー表面に0.6%のγ−グリ
シドキシプロピル・トリメトキシシランを処理した試料
20重量部とポリアセタール樹脂(ポリプラスチックス
製、商品名:ジュラコンM−90)80重量部とを、ナ
カタニ機械製2軸押出機AS−30により250℃で溶
融、混練してペレットとした。真空乾燥器を使用して、
110℃で10時間乾燥した後、山城精機製作所製SA
V−30−30型射出成形機により、シリンダー温度2
00〜210℃、金型温度80℃の条件で射出成形し、
引張強度および曲げ強度測定用試験片を得た。強度測定
結果を第2表に示す。
【0056】比較例 1および2のチタン酸カリウムウ
ィスカーとポリアセタール樹脂とを混練する際には、樹
脂の分解による刺激性のガスが多く発生するとともに、
得られた試験片は黄色を帯びていた。これに対し、実施
例 1〜4のチタン酸カリウムウィスカーとポリアセタ
ール樹脂とを混練する際は、ガスの発生量は樹脂のみを
混練した時と特に差はなく、また得られた試験片は白色
であった。
【0057】 [実施例 6]実施例 5で使用した試料20重量部と
ポリブチレンテレフタレート樹脂(ポリプラスチックス
製、商品名:ジュラネックス2000)80重量部とを
ナカタニ機械製2軸押出機AS−30により250℃で
溶融、混練してペレットとした。真空乾燥器を使用し
て、100℃で10時間乾燥した後、山城精機製作所製
SAV−30−30型射出成形機により、シリンダー温
度250℃、金型温度70℃の条件で射出成形し、引張
強度および曲げ強度測定用試験片を得た。強度測定結果
を第3表に示す。
【0058】 試験片を180℃で10時間加熱した後にその強度を測
定したところ、実施例1〜4で得られたチタン酸カリウ
ムウィスカーを使用した試験片は強度がやや向上し良好
な熱安定性を示したのに対し、比較例 1および2で得
られたチタン酸カリウムウィスカーを使用した試験片は
強度が低下し、熱安定性に劣っていた。
【0059】[実施例 7]実施例 1〜4で得られた
チタン酸カリウムウィスカー表面に0.7%のγ−アミ
ノプロピル・トリメトキシシランを処理した試料20重
量部とナイロン66樹脂(宇部興産製、商品名:UBE
ナイロン2020B)80重量部とを、ナカタニ機械製
2軸押出機AS−30により280℃で溶融、混練して
ペレットとした。真空乾燥器を使用して、100℃で1
0時間乾燥した後、山城精機製作所製SAV−30−3
0型射出成形機により、シリンダー温度280℃、金型
温度80℃の条件で射出成形し、引張強度および曲げ強
度測定用試験片を得た。強度測定結果を第4表に示す。
【0060】 [実施例 8]実施例 1〜4で得られたチタン酸カリ
ウムウィスカー7重量部とポリプロピレン樹脂(宇部興
産製、商品名:UBEポリプロJ709HK)93重量
部とを、ナカタニ機械製2軸押出機AS−30により2
20℃で溶融、混練してペレットとした。真空乾燥器を
使用して、100℃で10時間乾燥した後、山城精機製
作所製SAV−30−30型射出成形機により、シリン
ダー温度220℃、金型温度80℃の条件で射出成形
し、引張強度および曲げ強度測定用試験片を得た。強度
測定結果を第5表に示す。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。
【図2】比較例1で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。
【図3】比較例2で得られたチタン酸カリウムウィスカ
ーのX線回折図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 K2O・6TiO2・nH2OとK2O・9
    TiO2・nH2Oとを含む層状構造チタン酸カリウムウ
    イスカー。
  2. 【請求項2】 ウイスカーの内部にK2O・6TiO2
    nH2Oが、ウイスカーの外層にK2O・9TiO2・n
    2Oが主に存在する、請求項1記載のチタン酸カリウ
    ムウイスカー。
  3. 【請求項3】 2θ=10.3〜10.7°付近、およ
    び11.1〜11.5°付近にX線回折線を有し、かつ
    前者の強度の後者の強度に対する比が0.05〜0.3
    である、請求項1または2記載のチタン酸カリウムウイ
    スカー。
  4. 【請求項4】 ウイスカーの不純物含有量が0.3重量
    %以下である、請求項1から3のいずれかに記載のチタ
    ン酸カリウムウイスカー。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂と請求項1から4のいずれ
    かに記載のチタン酸カリウムウイスカーとを含むことを
    特徴とする複合材料。
JP22252292A 1992-08-21 1992-08-21 チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料 Expired - Fee Related JP3219858B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22252292A JP3219858B2 (ja) 1992-08-21 1992-08-21 チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22252292A JP3219858B2 (ja) 1992-08-21 1992-08-21 チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0664999A true JPH0664999A (ja) 1994-03-08
JP3219858B2 JP3219858B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=16783753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22252292A Expired - Fee Related JP3219858B2 (ja) 1992-08-21 1992-08-21 チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219858B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001019430A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Kawatetsu Mining Co Ltd チタン酸カリウム粒子
JP2009184921A (ja) * 2009-05-25 2009-08-20 Jfe Mineral Co Ltd 8チタン酸カリウム粒子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001019430A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Kawatetsu Mining Co Ltd チタン酸カリウム粒子
JP2009184921A (ja) * 2009-05-25 2009-08-20 Jfe Mineral Co Ltd 8チタン酸カリウム粒子

Also Published As

Publication number Publication date
JP3219858B2 (ja) 2001-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890002547B1 (ko) 섬유상 산화마그네슘의 제조방법
US5366816A (en) Potassium hexatitanate whiskers having a tunnel structure
JPH01301516A (ja) トンネル構造・六チタン酸カリウム繊維,その製造方法及びそれを含む複合材料
JPS62162624A (ja) 単斜ジルコニア超微結晶の繊維束状配向凝集粒子および製造方法
US5407754A (en) Potassium hexatitanate fibers for use as reinforcement
JP3219858B2 (ja) チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料
JP3219859B2 (ja) チタン酸カリウムウィスカーおよびそれを含む複合材料
JP3240272B2 (ja) 微細ウィスカー及びその製造法
CN1288281C (zh) 一种高长径比氧化镁晶须的制备方法
JP3140133B2 (ja) 複合材料
JP2704351B2 (ja) 単斜晶系二酸化チタン繊維及びその製造方法
JPH03237100A (ja) チタン酸金属塩繊維とその製造方法
US3331660A (en) Process for producing a fibrous titanium dioxide containing material
JPH05214117A (ja) 複合材料
EP3502059B1 (en) Method for preparing potassium titanate
JP3643915B2 (ja) 新規なケイ酸カルシウムウィスカー及びその製造方法
JPS62132719A (ja) 合成ゾノトライト結晶凝集体およびその製法
US2521392A (en) Method for the preparation of titanium dioxide
JPH07300400A (ja) チタン酸カリウムウィスカー
JP2882040B2 (ja) 水和ジルコニアゾルの製造方法
JPH0244774B2 (ja)
JPS6051615A (ja) 六チタン酸カリウム繊維の製造法
JPH0228250A (ja) ポリアミド系樹脂組成物
JPH0959426A (ja) 樹脂組成物
JPH02258627A (ja) 白色導電性六チタン酸カリウム繊維及びその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees