JPH0664915B2 - 固体メモリを用いた音声信号記録再生方法 - Google Patents

固体メモリを用いた音声信号記録再生方法

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JPH0664915B2
JPH0664915B2 JP60023307A JP2330785A JPH0664915B2 JP H0664915 B2 JPH0664915 B2 JP H0664915B2 JP 60023307 A JP60023307 A JP 60023307A JP 2330785 A JP2330785 A JP 2330785A JP H0664915 B2 JPH0664915 B2 JP H0664915B2
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JP
Japan
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solid
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audio signal
signal
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JP60023307A
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武弘 杉田
道正 小松原
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマイクロホン等からの音声信号をA/D変換し
て固体メモリに記録しこれを再生するようにした記録再
生装置において実施することができる、固体メモリを用
いた音声信号の記録再生方法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、マイクロホン等からの音声信号をA/D変換
して固体メモリに記録するときには、音声信号の入力に
先立って上記固体メモリのアドレスカウンタを動作させ
て置き、音声信号の入力が検出されたときに上記アドレ
スカウンタが指定する第1のアドレスを検出してこれを
記憶させると共に、音声信号の入力が検出されなくなっ
たときに上記アドレスカウンタが指定する第2のアドレ
スを検出してこれを記憶させ、再生時には、上記記憶さ
れた第1のアドレスよりも前のアドレスをスタートアド
レスとして上記固体メモリを読み出すと共に、上記記憶
された第2のアドレスよりも後のアドレスで読み出しを
終了するようにしたものである。これによって、再生音
声の頭切れをなくすことができると共に、短い音声を反
復再生するときでも、間が空きすぎないようにすること
ができて、固体メモリをきわめて有効に利用することが
できる。
〔従来の技術〕
語学練習用の学習カードから再生された音声信号やマイ
クロホンからの音声信号をA/D変換して固体メモリに
記憶し、これを読み出してD/A変換した後、スピーカ
に加えるようにした記録再生装置が提案されている。こ
のような装置は、固体メモリを何回も繰り返して読み出
すことにより、反復再生が可能となるので、英会話等の
語学練習に用いて最適である。この装置で記録される音
声信号の長さは数秒間程度であり、メモリの容量もそれ
に見合う大きさとなつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記固体メモリを用いた記録再生装置により、マイクロ
ホンからの音声信号を記録再生する場合、例えばマイク
ロホンに設けられた入力スイツチを押したときに、装置
が記録モードになるようにすると、入力スイツチが押さ
れると同時にメモリが書き込みモードとなつてアドレス
が進められるので、使用者はスイツチを押したら直ぐ喋
らないと、音声信号の後の部分が欠落して書き込まれる
ことになる。これを防ぐためには、早口で喋らなければ
ならない。
そこで、マイクロホンからの音声信号が検出されたとき
に、記録モードとなるようにすると、音声が無声子音か
ら始まる場合、無音子音は最初に無声期間があるので、
音声の頭切れが生じる。また音声検出回路の時定数によ
るアタツク時間によつても頭切れが生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による、固定メモリを用いた音声信号記録再生方
法においては、音声信号をA/D変換器によりA/D変
換して固体メモリに記録するときには、上記固体メモリ
を書き込みモードにすることにより、上記音声信号を上
記A/D変換器及び音声検出回路にそれぞれ入力すると
共に、この音声検出回路から音声検出信号が得られたと
きのアドレスカウンタのカウント値である第1の指示ア
ドレスと、上記音声検出信号が終了したときの上記アド
レスカウンタのカウント値である第2の指示アドレスと
をそれぞれ記憶させ、上記固体メモリから上記音声信号
を再生するときには、上記固体メモリに記憶された上記
第1の指示アドレスよりも所定期間前のアドレスから上
記固体メモリの読み出しを開始すると共に、上記固体メ
モリに記憶された上記第2の指示アドレスよりも所定期
間後のアドレスで読み出しを終了するようにしている。
〔作用〕
再生音声の頭切れをなくすことができると共に、短い音
声を反復再生するときでも、間が空きすぎないようにす
ることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明を前述した学習カードプレーヤに適用し
た場合の実施例を示すもので、学習カードプレーヤにマ
イク入力端子を設けることにより、使用者が自分の音声
の反復再生を行えるようにしたものである。尚、第1図
のa〜e点には第2図のa〜eに示す信号が現われる。
第1図において、マイクロホン1はマイク入力端子2に
接続され、このマイクロホン1に設けられた入力スイツ
チ3は制御回路4に実質的に接続されている。このスイ
ツチをONにすると、a点の信号によつて装置は記録モー
ドとなり、制御回路4はアドレスカウンタ5に所定周波
数のクロツクを送ると共に、適当デルタ変復調回路6を
Eモード(エンコードモード)と成す。これによつてメ
モリ7が書き込みモードとなつて、そのアドレスが
「0」から順次進められる。
この状態でマイクロホン1から音声信号が入力される
と、この音声信号は切換えスイツチ8の接点8aから適応
デルタ変復調回路6に加えられると共に音声検出回路9
に加えられる。音声信号が検出されない限り、メモリ7
のアドレスは1つづつ進められ、最終アドレスNになる
とまた「0」から同様に進められる。即ち、メモリ7の
アドレスはエンドレスで進められていく。
上記変復調回路6においては、上記入力音声信号をADM
(適応デルタ変調)することにより、1ビツトで表現さ
れるデイジタル信号に変換する。このデイジタル信号の
データはメモリ7にアドレスSから書き込まれる。こ
のデータ書き込みがスタートしてから若干の時間遅れて
アドレスSまで進んだとき、音声検出回路9により音
声信号が検出されると、b点の信号が「H」に立上る。
この信号に基いて、制御回路4は上記アドレスSを検
出して、このSの値をd点からスタートアドレスメモ
リ10に加えて記憶させる。
上記音声信号は終了するまでの間に、例えば無声子音期
間や、音節の間で途切れるので、上記b点の信号は時々
「L」に立下る。制御回路4はこれらの立下りが生じる
毎に、そのときのアドレスE〜Eをe点からエンド
アドレスメモリ11に加えて記憶させる。この場合、E
〜Eは順次に書き直されて記憶され、最終的には音声
信号の最後のエンドアドレスEが記憶される。
このようにして音声データがメモリ7のアドレスS
らEまで書き込まれ、さらに後述するプリセツト値S
の1つ手前のアドレスS まで書き込みモードが
続けられると、記録モードが解除される。
次いで反復再生モードとなり、制御回路4は、変復調回
路6をDモード(デコードモード)に成すと共に、メモ
リ7を読み出しモードと成す。このとき、アドレスカウ
ンタ5はプリセツト値Sを制御回路4から与えられ
る。このSは、上記メモリ10に記憶されたスタートア
ドレスSより、所定期間αだけ前のアドレスSを指
示する値である。
これによつて、カウンタ5はアドレスSから読み出し
をスタートするので、音声データの頭が記録されている
アドレスSも読み出される。読み出されたデータは変
復調回路6で元のアナログ音声信号に復調され、アンプ
12を通じてスピーカ13に加えられる。そしてアドレスが
メモリ11に記憶されたアドレスEよりさらに所定期間
βまで進んでEになると、再びアドレスSから読み
出しが開始される。
この読み出しは繰り返し行われるので、マイクロホン1
で話した音声の反復再生が行われる。この反復再生時は
音声データのみが読み出されるので、短い音声であつて
も間が空くようなことがない。
上記反復再生を停止する場合はストツプスイツチ14をON
と成すことにより停止される。
学習カードを用いて反復再生を行う場合は、スイツチ8
が接点8b側に切換えられる。尚、このスイツチ8は通常
は接点8b側に閉じており、マイクロホン1のプラグが差
し込まれることにより、接点8a側に切換るものである。
学習カードが装置に挿入されると、それが検出されて、
スタート信号が制御回路4に加えられる。これによつて
先ず記録モードとなり、カードが再生されて、その再生
信号がメモリ7に記憶される。次いで反復再生モードと
なつてメモリ7が読み出され、前述した動作と同様の動
作が行われて反復再生が行われる。
第3図は学習カードプレーヤの外観を示す。
第3図において、ケースの一側面には、カード挿入溝21
と、これに連設されるカード走行溝22が設けられると共
に、スピーカ放音部23、ボリユーム摘み24及び第1図の
マイク入力端子2及びストツプスイツチ14等が設けられ
ている。学習カード25には英会話等が数秒間の長さで記
録された磁気テープ26が貼着されている。
この学習カード25を用いて学習を行う場合は、カード25
を挿入溝21に挿入した後、矢印方向に走行溝22内に押し
込むと、カード25が検出されて、前記スタート信号が得
られ、前記記録モードとなる。これによつて、カード25
が走行溝22内を走行し、テープ26が再生されてその再生
音声を放音部23から聞くことができると共に、その再生
信号がADMされて上記メモリ7に記憶され、次に反復再
生が行われる。またマイクロホン1を用いる場合は、マ
イクコードのプラグを上記入力端子2に差し込めばよ
い。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のように構成されているから、固体メモ
リに記録する音声信号がマイク入力であっても、マイク
入力スイッチを押してからすぐ話す必要がなく、この場
合でも、再生時には一定レベル以上の音声信号をその頭
よりも所定時間前から必ず読み出すことができ、このた
めに、たとえ音声信号が無声子音から始まっていても、
再生音声の頭切れを生じることがなく、したがって、固
体メモリの有効利用をはかることができる。
また、音声信号の入力が検出されなくなったときから所
定期間後に読み出しを終了するから、再生音声を反復再
生するときに、この再生音声が短い音声であっても、間
が空きすぎるようなことがなく、したがって、固体メモ
リをさらに有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第2図は第
1図のタイミングチヤート、第3図は学習カードプレー
ヤの外観図である。 なお、図面に用いた符号において、 1……マイクロホン 4……制御回路 5……アドレスカウンタ 6……適応デルタ変復調回路(A/D変換器) 7……固体メモリ 9……音声検出回路 10……スタートアドレスメモリ S……アドレス(所定期間前のアドレス) S……スタートアドレス(指示アドレス) α……所定期間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声信号をA/D変換器によりA/D変換
    して固体メモリに記録するときには、上記固体メモリを
    書き込みモードにすることにより、上記音声信号を上記
    A/D変換器及び音声検出回路にそれぞれ入力すると共
    に、この音声検出回路から音声検出信号が得られたとき
    のアドレスカウンタのカウント値である第1の指示アド
    レスと、上記音声検出信号が終了したときの上記アドレ
    スカウンタのカウント値である第2の指示アドレスとを
    それぞれ記憶させ、 上記固体メモリから上記音声信号を再生するときには、
    上記固体メモリに記憶された上記第1の指示アドレスよ
    りも所定期間前のアドレスから上記固体メモリの読み出
    しを開始すると共に、上記固体メモリに記憶された上記
    第2の指示アドレスよりも所定期間後のアドレスで読み
    出しを終了するようにした、固体メモリを用いた音声信
    号記録再生方法。
JP60023307A 1985-02-08 1985-02-08 固体メモリを用いた音声信号記録再生方法 Expired - Lifetime JPH0664915B2 (ja)

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JPH01133300U (ja) * 1988-02-26 1989-09-11
JPH067291B2 (ja) * 1989-07-21 1994-01-26 株式会社学習研究社 学習装置
DE102015105936B4 (de) 2015-04-17 2017-07-13 Fette Compacting Gmbh Rotor für eine Rundläuferpresse

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58218677A (ja) * 1982-06-14 1983-12-19 Seiko Epson Corp 音声記憶機能付電子機器

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