JPH0664834A - 印刷製品の重ね合わせ方式における制御偏差用のエラー管理システム - Google Patents

印刷製品の重ね合わせ方式における制御偏差用のエラー管理システム

Info

Publication number
JPH0664834A
JPH0664834A JP5106898A JP10689893A JPH0664834A JP H0664834 A JPH0664834 A JP H0664834A JP 5106898 A JP5106898 A JP 5106898A JP 10689893 A JP10689893 A JP 10689893A JP H0664834 A JPH0664834 A JP H0664834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
error management
management system
clock
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5106898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2818531B2 (ja
Inventor
Rene Hunziker
フンジケル レーネ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ferag AG
Original Assignee
Ferag AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ferag AG filed Critical Ferag AG
Publication of JPH0664834A publication Critical patent/JPH0664834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2818531B2 publication Critical patent/JP2818531B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
    • B65H29/66Advancing articles in overlapping streams
    • B65H29/669Advancing articles in overlapping streams ending an overlapping stream
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H43/00Use of control, checking, or safety devices, e.g. automatic devices comprising an element for sensing a variable
    • B65H43/04Use of control, checking, or safety devices, e.g. automatic devices comprising an element for sensing a variable detecting, or responding to, presence of faulty articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/44Moving, forwarding, guiding material
    • B65H2301/447Moving, forwarding, guiding material transferring material between transport devices
    • B65H2301/4471Grippers, e.g. moved in paths enclosing an area
    • B65H2301/44712Grippers, e.g. moved in paths enclosing an area carried by chains or bands
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/44Moving, forwarding, guiding material
    • B65H2301/447Moving, forwarding, guiding material transferring material between transport devices
    • B65H2301/4473Belts, endless moving elements on which the material is in surface contact
    • B65H2301/44732Belts, endless moving elements on which the material is in surface contact transporting articles in overlapping stream

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重ね合わせられた流れのギャップ、欠陥製
品、不正確な数の製品、或は移送方向に変位された製品
の占める場所を検知、変形又は排出するのに用いられ
る。 【構成】 印刷製品の重ね合わせの流れSの別処理用の
エラー管理システムは、重ね合わせの流れと相関する測
定信号を発生する観測要素1を有する。測定信号は、端
縁と振幅走査により、解釈要素2によりクロック毎に解
釈される。測定信号のクロックが正確な数の端縁又は公
差領域外にある最大振幅を有しなければ、エラー信号が
発生されて制御要素3に送られる。制御要素3は少くと
も1つの被制御要素10,20,30に対するエラー信
号に対応して、観測要素1と被制御要素10,20,3
0の間の距離により本質的にエラー信号を遅延させるこ
とにより制御信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷された製品、特に覆
瓦状に重なり合った構成の印刷製品の別処理(又は2次
処理)の分野におけるもので、かつ重なり合った構成の
エラー(制御偏差)に関するエラー管理に対する独立な
特許請求の範囲の前文に従う手段と機能を具備するシス
テムに関する。
【0002】
【従来技術、および発明が解決しようとする課題】印刷
製品は重なり合った形状で、例えば輪転機、巻取機から
の巻戻しステーション、もしくは積み重ねた山からフィ
ーダにより配送される。重なり合った形式の印刷物は更
に直接的に重なり合った形状で更に処理され、もしくは
先づ第1に別の移送方式に転換され、例えば、クリップ
に吊るされている個別印刷物の運搬の流れに転換され、
かつこの形式で2次処理に向けられる。
【0003】印刷製品の重なり合った流れはエラー(制
御偏差)の発生した場所を、例えば、欠陥製品、未着又
は不在製品、変位製品もしくは1つ以上の製品により占
められる場所の形式で含んでいる。エラーが生じたこの
ような場所のために、例えば欠陥製品を更に処理してい
る間に、規定された製品シーケンス(例えばアドレスシ
ーケンス)におけるギャップもしくは出来るだけ避けね
ばならない生産上の中断までも生ずる。
【0004】従来技術によれば、重ね合わせ方式のエラ
ーは、重ね合わせの流れを発生する装置と重ね合わせら
れた流れを更に処理する装置との間に、出来るだけエラ
ーのない重ね合わせの流れが2次処理に対し利用可能で
あるために、エラーの発生した場所を分離状態で重ね合
わせの流れから消滅することに関係する。このような装
置の例は、重ね合わせの流れにおけるギャップが閉止さ
れ得る重ね合わせ用バッファである。特に重ね合わせの
流れが介挿された装置に対し付加的に変換されねばなら
ない時はいつでも複雑で空間を必要とするものである。
いかなる場合にもこのような装置はエラーの発生したす
べての場所を消滅することが可能なのではなく、高度の
要求に対し一つ以上の装置が必要性があることを意味す
る。上記装置は分離状態で動作するから、それ自身のセ
ンサと非常に複雑となり得る制御システムとを必要とす
る。特にこれらの装置は、区別された重ね合わせの流
れ、換言すれば、例えば2つの異なる交番する製品の空
間を有する重ね合わせの流れを処理するにはまた適切で
ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はエラー管
理システムを提供することであり、該エラー管理システ
ムは別の(2次)処理用に通過される印刷製品の重ね合
わせ方式において、エラーの発生する場所が最適化され
た経費で処理される手段と機能を具備するものである。
エラー管理システムは、装置に関する最小の特別経費を
用いて、重ね合わせ方式において(その頻度と形式に関
係なく)エラーが発生した場所の2次処理に関する影響
を許容可能な程度にまで阻止又は制限できるように応用
を特定することにより最適化されることが可能であるべ
きである。このシステムはいかなる形式の重ね合わせら
れた流れに対しても適切であり、換言すれば、(正面又
は後方で折りたゝむ)製品の方位(真下の又は頂上の前
縁)、および製品の厚さを重ね合わす形式とは独立であ
るべきであり、特にまた区別された重ね合わせられた流
れに対し適切であるべきである。
【0006】
【実施例】本発明の目的は独立な特許請求の範囲に従っ
たエラー管理システムにより達成される。第1図は本発
明に係るエラー管理システムの基本的な機能図を示す。
図において参照番号1は観測要素、2は解釈要素、3は
制御要素、4.1,4.2および4.3は少くとも1個
の被制御要素であり、該システムは之等を有している。
観測要素1は重ね合わせられた流れSの領域内に配置さ
れている。被制御要素4.1,4.2,4.3は少しで
も可能であれば、移送、2次処理、もしくは他の移送方
式への変換に役立つ要素であり、之等の要素は可能な限
りエラーを処理する付加的機能を特に具備し、特に制御
可能である。之等の要素は製品の流れにおいて、観測要
素から下流にすべて配置されている。
【0007】観測要素1は2次処理用に通過した重ね合
わせの流れSを観測し、解釈要素2に重ね合わせられた
流れに対応する測定用信号を送る。解釈要素2は観測要
素1の測定用信号を対応する設定値と比較し、この比較
に基づいて重ね合わせられた流れにおいてエラーが発生
した場所を検知するが、この流れはエラーのとる形式
(ギャップ、不在製品、変位製品もしくは一つ以上の製
品により占められる場所)に依存する種々の形式のエラ
ーに帰因するものである。もしも解釈要素がエラーを検
出すれば、それはエラーパルスを発生し、エラーの形式
に依存して、特別の被制御要素に割当てられた制御要素
3の少くとも1つの入力にパルスを送る。制御要素3は
エラーパルスから被制御要素(4.1,4.2および
4.3)用制御パルスを発生し、エラーが発生した場所
を、観測地点から被制御要素へ移送するのに必要な時間
周期に従って、エラーが発生した場所が上記要素の有効
面積を通過する場合、制御パルスにより引き起こされた
被制御要素の反作用が開始するように上期パルスを遅延
させる。被制御要素の反作用はエラーが発生した場所を
変形することにあり、かつ直接排除されて排除され得る
もの(欠陥のある又は多重の製品を排出し、それにより
ギャップが作成される)になり得ないで、エラーが発生
した場所を除去して排除され(近接ギャップ)、そして
/もしくはエラーが発生した場所の2次処理を抑制する
(エラーが発生した場所をして2次処理なしに2次処理
段階を通過することを許容する)。
【0008】エラー発生の場所を検知し解釈するため
に、解釈要素2は設定値と許容範囲を必要とし、これは
処理されるべき(例えば製品の厚さ)製品と処理される
べき重ね合わせられた流れ(例えば重複の形式、製品の
間隔)に整合されねばならない。設定値は例えば校正値
の測定により作成され記憶されもしくは入力および記憶
される。許容範囲は同様に入力され記憶されもしくは解
釈要素において永続的に予め決定される。解釈要素はま
た自己学習の設計を有することが可能である。
【0009】制御パルスとそれらの遅延を発生するため
に、制御ユニットは被制御要素に関するデータ、観測要
素と被制御要素(例えば観測要素の領域から被制御要素
の領域までの距離でこの距離を移送するのに必要なクロ
ックの数にて表わしたもの)の配列(製品の流れに関す
る)に関するデータおよび処理すべき製品に関するデー
タ(例えば製品の長さ)を必要とする。これらのデータ
はまた制御要素に入力され記憶されるか或は内部で永続
的に予め決定されている。
【0010】制御要素は製品の流れにおいて更に下流に
配置された装置からの付加的エラーパルスが送られる、
これは例えば、不合格或は拒絶査定によりひき起こされ
るギャップに関する、もしくは結果的に欠陥製品になり
得る印刷上の技術的誤動作に関する輪転機からのメッセ
ージである。制御要素はこのようなメッセージを解釈要
素のエラー信号と同じ方法で処理し、メッセージを送る
要素と被制御要素間の距離を考慮している。
【0011】エラー管理システムはすべての輪送用およ
び2次処理用要素がシステムの有効範囲において受けね
ばならない同じシステムクロックを受ける。したがっ
て、また例えば輪転機とエラー管理システムの被制御要
素との間の機能的接続の場合には、輪転機と被制御要素
の間の重ね合わせられた流れの速度のタイミングはリセ
ットされないことは必須条件である。
【0012】2次処理に対して同様に都合のよいことに
必要である装置を適切に制御することにより、本発明に
係るシステムは、ならし運転の重ね合わせの流れのエラ
ーをして応用を特定する如く排除することを許容し、変
更しおよび/又は欠陥のある、もしくは精々我慢できる
欠陥のある製品が製作されないように2次処理を急いで
通り抜けることを許容する。
【0013】したがって、観測要素、解釈要素、制御要
素、および被制御要素の実施例は異っており、応用を特
定的にすることが可能であるが、然しそれらの機能は同
じ状態を維持する。
【0014】本発明に係るエラー管理システムが検知し
得るエラーは原理的には:重ね合わせられた流れにおけ
るギャップ、不正確な数の製品(1つ以上)により占め
られる重ね合わせられた流れにおける場所、欠陥のある
製品により占められる重ね合わせられた流れにおける場
所、および隣接する製品が訂正なしに2次処理され得な
い搬送方向におけるこのような程度の変更を用いて隣接
する製品に関し位置づけられる製品である。
【0015】本発明に係るエラー管理システムは例え
ば、ギャップを閉じることによってギャップを処理し、
ギャップが2次処理なしに通過するように2次処理を制
御する。該システムは例えば、欠陥製品を排出し、更に
上記の方法で結果として作成されたギャップを処理する
ことにより、欠陥製品が占める場所を処理する。該シス
テムは、例えば、欠陥製品が占める場所と同じ方法で1
つ以上の製品が占める場所を処理するか、或はそれらの
場所が後続する重ね合わせ用バッファにおいて排除され
るならばそれらを無視する。該システムは1つ以上の製
品が占める直前又は直後の場所を用いて、ギャップとし
て変位された製品に対する場所を処理するか、或は変位
の寸法に依存して場所を無視する。
【0016】第2図は本発明に係るエラー管理システム
の典型的な応用例を示す。この応用例に関し、観測要素
1と解釈要素2とは、例えばギャップ、1つ以上の製品
の占める場所、および欠陥のある製品の占める場所を識
別することが可能であるように装着されている。重ね合
わせられた流れはコンベアベルト21に載ってエラー管
理システムの領域にぶつかるが、その領域には観測系1
が配設されている。流れはそれからクロック信号プリセ
ット要素22によって引き継がれ、このプリセット要素
では製品群はその後縁に作用するカムによって搬送方向
に正確に位置付けられる。相当な程度に変位した製品群
はクロック信号プリセット要素22により1つ以上の製
品の占める場所と対応するギャップとに変形され、この
理由のためにエラー管理システムは変位された製品を検
知するために正常化される必要はなくなる。クロック設
定要素22から、重ね合わせられた流れはグリッパ(把
握式)運送装置23により引き継がれ、この運送装置か
ら製品群を挿入ドラム25に送るグリッパ・バッファ2
4に移送され、之は製品を挿入ドラム25に配送する。
被制御要素は(1)排除された製品を欠陥製品と多数の
製品とに分離する切換用のダイバータ10と、(2)グ
リッパ運送部23の握りに作用し、従ってダイバータ1
0によって開放が可能であるトリガユニット20と、
(3)その入口30においてグリッパ・バッファ24の
握りにより製品の被制御テークオーバ(引き渡し器)と
を含んでいる。
【0017】トリガユニット20は不正確な数の製品
(1つ以上の製品の占める場所)又は欠陥製品を捕捉し
たグリッパを開放する。その位置に依存して(複式矢印
W)、ダイバータ10は矢印Fに従って排出された欠陥
製品を例えばプロセスの外へ指向させ、矢印Mに従って
1つ以上の製品により占められる場所からの製品を例え
ばプロセスへの復帰の方向に指向させる。排出によって
製品の流れにギャップが作成される。グリッパ・バッフ
ァ24への制御された入口30において運送装置23の
対応するグリッパがそれによってギャップが閉止される
移送すべき製品(ギャップ)をもたなければいかなるグ
リッパも更に運送されることはない。
【0018】図2に表現された応用に対するエラー管理
システムの機能はしたがって次の如くである。エラーが
生じた場所により影響される重ね合わせの流れは観測要
素1に対し観測点を通過する。観測要素は測定信号を解
釈要素2に送る。解釈要素はエラー信号を欠陥製品の占
める場所(a)、1つ以上の製品の占める場所(b)お
よびギャップ(c)に対して発生する。これらのエラー
パルスは制御要素3の入力端に進むがこの入力端は正確
に被制御要素(10,20,30)の一つに夫々割当て
られている(d,e,f)、欠陥製品の占める場所
(a)に対しては図面の右側にダイバータ10の位置決
め用の入力dに対し矢印Fに従って、プロセスを外れて
欠陥製品がダイバータの左側に運び去られるように、欠
陥製品を運送しているグリッパを開放するためのトリガ
ユニットに対する入力eに対し、排出により生成される
空間を閉止するための入力fに対して割当てられてい
る。又一つ以上の製品の占める場所(b)に対しては矢
印Mに従って例えばプロセスに復帰するために製品がダ
イバータの右側に運ばれるように図面の左側にダイバー
タ10の位置決め用の入力dに対し、不正確な数の製品
を運送しているグリッパを開放するためのトリガユニッ
ト用の入力eに対し、作成された空間を閉止するための
入力fに対して割当てられている。又ギャップに対して
は空間を閉止するための出力fに対して割当てられてい
る。
【0019】製品が例えば挿入ドラム25に導入される
グリッパ・バッファの出口26において、欠陥製品、複
数の製品およびギャップをもたない製品の流れが作用可
能である。
【0020】表示された装置は偶々−応用の例であり、
制限されない数の他の応用が考られる。表示された応用
でも上述の方法とは異なって作用することがある。例え
ば欠陥製品はまたクロック信号設定器22から握り式運
搬器23への移送点において排出可能であり、したがっ
てトリガユニット20はその時1つ以上の製品の占める
場所をギャップに変更しさえすればよいことになり、ダ
イバータ10は余計なものになる。しかしながら移送点
における握り制御は通常運動の原型パターン(テンプレ
ート)により極めてゆるやかに実現されるので、夫々閉
止の種々の状態におけるいくつかの握りは原型パターン
の領域で移動するから、この領域で閉止してはならない
個別の握りを制御するための費用はトリガユニット20
を制御するための費用より大きくなるだろう。云うまで
もなく、1台のトリガユニット20とダイバータ10の
代りに2台のトリガユニットとダイバータなしを使用す
ることも可能であろう。
【0021】観測要素2は一般に重ね合わせの流れを観
測する要素である。観測要素は2つのグループに分類が
可能であって、1つは即ち、システムクロック当たり1
回の意味のある測定結果を生ずる信号であるクロック信
号を送るもので、もう1つは連続信号を送るものであ
る。観測要素は例えば完全な重ね合わせの流れの厚み又
は重ね合わせの流れの各要素の厚みを測定可能である。
【0022】厚みを測定し観測要素として使用可能な装
置の例は次の如きものがある: −走査ローラであって、その偏向は静止位置(ゼロ位
置)に関して測定信号として検地され、かつ重ね合わせ
の流れの全体の厚みに相関した連続測定信号を送るも
の; −同じ出願人のドイツ公開公報No.3419436(F
160)に係る装置であって、完全な重ね合わせの流れ
の厚みに相関したクロックの測定信号を送るもの; −同じ出願人のスイス特許出願No.510/92(19
92年2月19日出願、P0560)であって、重ね合
わせの流れの頂上にある製品の端縁に相関する、連続測
定信号を本質的に送るもの; −同じ出願人のスイス特許出願No.3231/90(1
990年10月5日出願、P0453)に係る装置であ
って、重ね合わせの流れの夫々最上部の製品の厚さに相
関するクロックの測定信号を送るもの。
【0023】その他の装置も亦観測要素1として使用可
能であり、例えば、重ね合わせの流れと固定基準点の間
の距離が無接触方式で連続的に又はクロック方式で測定
されるセンサ装置、重ね合わせの流れの上側上のパター
ンが検知されるセンサ装置又はその他の多くの装置であ
る。
【0024】図3から図6までは、例えば、観測要素1
の測定信号を示すもので、之は重ね合わせの流れにおい
てエラーが発生した種々の場所において、スイス特許出
願No.510/92(1992年2月19日出願、P0
560)に係る装置に対応する。詳細な説明に対して
は、対応する出願を参照されたい。
【0025】図3に示すのは、7個のクロックの観測時
間(T.1〜T.7)にわたっての、搬送方向Fに対し
てのエラーなしの重ね合わせの流れSと之に対応しての
観測点の連続信号MSとを示している。測定信号MS
は、重ね合わせの流の頂上にある印刷製品の端縁に関し
ての各クロックにおいて、クロック内のその発生のタイ
ミングにおいて、重ね合わせの流れのこの前縁の位置に
対応し、その振幅において端縁領域の製品の厚みに対向
する偏向(フレ)を有する。
【0026】図3と比較して、図4は、クロックT.7
においてギャップを有する重ね合わせの流れSを示して
いる。したがってクロックT.7において測定信号の偏
向がない。したがって、端縁に対し、クロック毎に測定
信号MSを走査する上記観測要素によりギャップは解釈
要素により検知可能である。端縁がもしもクロック内で
見失われると、ギャップに対するエラーパルスが発生さ
れる。エッジ走査の代りに、ギャップを検知するのに振
幅走査も使用可能である。この場合ギャップのときは、
クロック内の測定信号により最大値として得られた振幅
は下方公差範囲以下である(図5の説明を参照のこと)
【0027】図5はクロックT.5において2個の製品
の占める場所に対する重ね合わせの流れを示す。したが
って、クロックT.5における測定用信号の偏向は2倍
の振幅を示す。欠陥のある厚みの製品(脱落ページ又は
過剰ページ)に対しては、偏向の振幅は之に対応して高
い。したがって、1以上の製品の占める或は不正確に占
められた場所を検知するために、偏向振幅の走査が使用
され得る。設定された公差範囲に従えば、例えば2重製
品は単一製品の流れにおいて検出可能であり、単一又は
2重以上の製品は2重製品の流れで検知可能であり、お
よび/又は欠陥製品はどの流れでも検出可能である。
【0028】単一製品の流れにおいて(欠陥製品を検知
することなしに)2重製品とギャップを検知するために
は+75%ないし−50%の公差領域(製品の厚さを参
照)で十分であることが示されている。測定された厚み
が175%以上であれば2つの製品が存在し、50%以
下であれば製品は存在しない。2重製品の流れにおいて
不正確な数の製品により占められる場所を検知するため
に、(2つの製品の厚みを参照して)例えば±45%の
公差範囲が使用される。測定された厚さが145%以上
であれば3個以上の製品が存在し、55%以下であれば
1製品又は製品なしである。
【0029】図6は対応する偏向(フレ)がクロック
T.5において発生しクロックT.4がギャップとして
解釈されねばならないように、クロックT.4の製品が
変位される重ね合わせられた流れを示している。測定信
号が2重の端縁に対しクロック毎にまた走査されるなら
ば、変位した製品は偏向(T.4)のないクロックとし
て検知され得るが、この偏向なしのクロックは2重端縁
に対し直後又は直前のクロックを有するものである。も
しも観測点におけるシステムクロックと重ね合わせの流
れとの間の位相変位が、製品の端縁がシステムクロック
の中央において生ずるようなものであれば、このような
検知の公差範囲は約±50%(製品間の距離参照のこ
と)であり、換言すれば、設定距離の1/2以上までの
検知は変位した製品として検知される。公差範囲を減少
するために、システムクロックは2領域に分割可能であ
り、一つの端縁はクロックの一領域内と期待され、他方
の領域にはない。
【0030】異なる観測要素は異なる測定信号を送信す
る。流れもしくは個別の製品の厚みに相関する変数を連
続的に測定する観測要素に対し、上記のすべてのエラー
は、測定精度が適切であれば、端縁の走査とシステムク
ロック毎の振幅走査とにより検知可能である。クロック
の測定信号を送信する観測要素に対しては、上記信号は
便宜的に振幅に対してのみ走査され、換言すれば、例え
ば、このような信号は相当に変位した製品と2重製品と
組合わせられたギャップとの間を識別するのに用いるこ
とができない。このような理由でクロックの測定信号を
送信する観測要素は、そのクロック速度のタイミングが
良好である重ね合わせられた流れについて都合のよいこ
とに使用される。
【0031】重ね合せられた流れの完全な厚みと相関す
る測定信号は処理するには一層複雑であり、その理由は
エラーが発生した場所は1クロック以上にわたって伸び
ており、これは重ね合わせられた流れの開始と終点にお
いて特に明らかであり、大きな中断が存在するからであ
る。これも亦測定の解釈において許容されねばならぬな
らば、エラーの発生した場所の後のクロックに対する設
定値は、製品の長さとエラーの場所に従って変更されね
ばならない。
【0032】図7は図2の応用例として使用可能なスイ
ス特許出願No.510/92(1992年2月19日出
願P0560)に従った装置として観測要素の測定信号
を解釈するための解釈要素2の典型的なブロック図を示
している。重ね合わせの流をして例えば2重化製品の流
れとすれば、観測要素は連続測定信号MSを送信する。
これは重ね合わせの流れの頂上にある製品端縁の高さに
相関する。測定信号クロック毎に解釈ユニットにより処
理される、換言すれば、クロックは或る型式のエラーに
よって欠陥ありと解釈され、対応するエラー信号が発生
される、もしくは良品として解釈され、エラー信号は発
生されない。
【0033】測定信号MSは端縁走査部41に送られ、
そこで発生している端縁の数に対しクロック毎に走査さ
れる。クロックが端縁を有しなければ、ギャップに対す
るエラー信号(図2参照)が発生され、もしも1個以上
の端縁を有するならば、変位された製品(之は例えば図
2のbで1製品以上により占められる場所として処理さ
れるべきである)に対するエラー信号が発生される。測
定信号は更に第1の、近似的な振幅走査部42に送られ
る。クロックにおいて最大値として到達した振幅が公差
範囲外にあるならば、不正確な数の製品(図2のb)の
占める場所に対するエラー信号が発生される。その後、
測定信号はまた第2の振幅走査部43に送られるが、こ
れは著しく狭い公差範囲を有している。振幅が公差範囲
外にあれば、欠陥製品(図2のb)に対するエラー信号
が発生される。一つの端縁と狭い公差内にある振幅とを
有するクロックに対して、カウンタが重ね合わせられた
流れの良好な場所をすべて計算するようにカウンタZに
対してパルスが発生可能となる。
【0034】同じ装置が個別の製品の流れを処理するた
めに使用されるならば、第1の振幅走査部42におい
て、低い方の公差限界以下の振幅はギャップ(c)とし
て解釈されねばならない。欠陥製品と多重製品とが同一
地点において排除可能であれば、近似的な振幅走査部4
2は余計である。欠陥製品が検知されなければ、第2の
細い振幅走査部43は余計である。
【0035】処理される重ね合わせられた流れが、例え
ば対の製品が搬送される識別された流れであれば、対の
内の製品距離は対間の距離より少であるので、システム
クロックにおいては2個の端縁又は端縁なしが交互に発
生する。端縁が空の(blank)クロックにおいて発
生すれば、および2個以上又は2個以下の端縁が他のク
ロックにおいて発生すれば、エラー信号が発生するよう
に、その時端縁走査は設定され得る。同様に識別された
流れに対して、端縁をもったクロック領域と端縁のない
クロック領域のパターンが生ずるようにシステムクロッ
クはいくつかのクロック領域に分割可能である。
【0036】観測要素がクロック信号を送るならば、端
縁走査は不要にされ、変位された製品は検出されない
か、もしくは変位の寸法により1製品以上の占める場所
とギャップの組合せとして検知される。観測要素の測定
上の分解能が十分大きくなく又は測定の背景がノイズが
なければ、欠陥製品(紛失ページ等)の検出は困難とな
り、もしくは不可能となる。測定信号が完全な重ね合せ
られた流れの厚みに相関するならば、振幅走査の解釈
は、重ね合わせの流れの最上位にある製品のみならず、
下にあるすべての製品に対しても調整されねばならな
い。
【0037】設計の型式に従って、観測要素はアナログ
測定信号又はデイジタル測定信号を送信することが可能
である。解釈要素の機能はハードウエア又はソフトウエ
アにより実現可能である。両方の場合とも測定信号の多
分必要な変換(例えばアナログ・デイジタル変換器)、
端縁走査(例えばフリップフロップ回路)、および振幅
走査(例えば比較器回路)の必要な機能は従来技術に対
応し、こゝでは詳細に説明する必要はない。
【0038】測定電圧Uとハードウエア解釈装置の形式
でのアナログ測定信号に対して、振幅走査用の極限値
は、例えば比較器の設定値入力の上流に接続されたポテ
ンショメータ、および/又は固定抵抗器により決定され
る。校正用測定の場合に、製品の厚みは観測要素により
検知可能であり、対応する平均の設定値はポテンショメ
ータの設定により基準電圧の形式で設定可能である。図
8はこの設定値の設定法を線図により示すものである。
製品の厚さDは左方にプロットされ、基準電圧UVはX
軸上右側にプロットされている。各基準電圧は例えば2
つの上方および2つの下方公差限界TG.1/2/3/
4が割当てられる。測定電圧UはY軸上にプロットされ
る。
【0039】校正用測定において測定された製品の厚み
をDoとすれば、観測要素によるその検知は測定電圧U
oにより発生される。例えば、近接した公差限界TG.
1とTG.2内の結果を与えるUとUVの比較により基
準電圧は設定される。したがって、設定値UVoと対応
する公差限界TGo.1/2/3/4が決定される。重
ね合わせられた流れの走査において設定値UVoは一定
に保持され、対応する公差限界TGo.3とTGo.4
とは有効な一定に変化する測定値Uと比較される。
【0040】図9は典型的な制御要素3のブロック図を
示す。制御要素は、観測要素の観測点と被制御要素の動
作点の間の距離に従って本質的に制御パルスを遅延させ
るように、被制御要素に対する解釈要素の制御パルスに
より生じたエラーパルスから発生するものであり、必要
ならば制御パルスを変換して被制御要素を駆動させるた
めに適切であるようにさせる。2点間の距離は、製品を
一点から他の点へ搬送するのに必要なシステムクロック
の数として処理される。
【0041】もしも観測要素が被制御要素が作用してい
る同じ製品の端縁(前縁又は後縁)を観測するならば、
必要な遅延は観測地点と作用点との間の有効距離に対応
する。もし前縁が観測され、それが後縁に作用している
ならば、観測点と作用の点との間の有効距離は製品の長
さにより拡大されねばならない。後縁が観測されてそれ
が前縁に作用しているならば、観測点と作用の点間の有
効距離は製品の長さにより短縮されねばならない。
【0042】遅延が製品の距離と長さに対しできるだけ
正確に適用され得るためには制御ユニットに対しシステ
ムクロックを分割することが有利である。
【0043】図9に表わされたブロック図は、例えば、
図2に表わされた典型的な応用に対し使用される制御要
素に対し用いられるが、それは3個もしくはそれ以下の
被制御要素をもった他の応用に対しても同様に使用可能
である。エラーパルス用の入力は図2に対応する様に名
称d,e、およびfにより指示され、又制御パルス用の
出力は被制御要素10,20、および30の名称で示さ
れる。制御要素はまた変換要素61のクロックに変換さ
れねばならない製品の長さを入力するための入力Lを有
している。制御要素はまたシステムクロックT用の入力
を有するが、このシステムクロックは都合のよいことに
分割器62によりより早い制御クロックに変換される。
制御要素は本質的に複数の並列機能ユニットを備え、こ
れは夫々特定の被制御要素用の目的の制御パルスの遅延
をもたらすものである。これらのユニットは、製品の長
さにより遅延をひきおこすと共に、選択的にバイパス
(側路)可能である(スイッチ64)第1の遅延ユニッ
ト63と、観測点と対応する被制御要素(入力66)の
作用点との間の距離に従って設定される第2の遅延ユニ
ット65とを具備している。示されたブロック図は後縁
が観測されている間(負の遅延)、前縁に作用する被制
御要素を制御するために使用することはできない。
【0044】図2による応用に対して、二つの入力dと
eに対するスイッチ64はバイパスするように設定され
ねばならず、又入力fに対する対応するスイッチは第1
の遅延ユニットに設定されねばならない。何となれば前
縁は観測されており、被制御要素10と20とは前縁に
作用しており、被制御要素30のみが後縁に作用してい
るからである。
【0045】制御要素はハードウエアにより実現可能
で、例えば之に対応して設定可能なシフトレジスタによ
り実現可能である。それはまたソフトウエアによっても
実現可能である。
【0046】図10はオペレータ制御用の設定パネル
で、ハードウエアの解釈要素と制御要素とを組合せたも
のに用いる。之から明らかなことは永続的に結線された
パラメータが設定可能であることである。対応する組合
せ要素は個別製品群又は2重製品群の重ね合わせられた
流れから、1製品以上により占められる場所を制御的に
排除するために使用され得る。
【0047】右方部分において、3個のセレクタボタン
71,72,73が設けられている。セレクタボタン7
1を用いて解釈ユニットの振幅走査が作動され、セレク
タボタン72を用いて端縁走査および又は振幅走査が作
動可能である。セレクタボタン73を用いて製品の長さ
に依存する遅延が作動/作動停止され得る。中央部分に
おいて、図面は製品の長さを入力するための入力点74
を示している。
【0048】パネルの左手領域は校正用測定とエラーの
発生した場所の光学的表示に用いられる。それは発光ダ
イオード75,76,77、および78とつり合い用ノ
ブ79の配置を備えている。複数の発光ダイオードは、
測定値が公差限界TG.1とTG.2(図8)内にある
ならば緑色発光ダイオード75が点灯するように比較器
に接続されている。測定値がTG.2とTG.3の間、
又はTG.1とTG.4の間にそれぞれあれば黄色の発
光ダイオード76と77が点灯する。測定値がTG.3
とTG.4の間の領域の外にある場合には赤色発光ダイ
オードが点灯する。観測要素が製品又は重ね合わせられ
た流れに対応する製品の数を検知することにより、およ
び緑色発光ダイオード75と2個の黄色発光ダイオード
76と77が点灯するようにつり合い式ノブ79が設定
されることにより校正の設定は実施される。動作中につ
り合い用ノブ79の位置は最早変更されない。ダイオー
ドは測定によって点灯し、特に赤色ダイオード78の点
灯はエラーの発生した場所を指示する。
【0049】図11は、図10に関連して説明したパネ
ルのこの領域(75,76,77,78,79)とその
作用が基づく校正とエラー検出機能(振幅走査)の配線
図を示す。
【0050】被制御要素はここで之以上詳細に説明する
必要のない通常周知の要素である。欠陥のある製品や多
重製品を排除するために最も適しているのは、このよう
な製品を運送するグリッパ上に作用するトリガユニット
である。トリガユニットにより個別的に作動可能なグリ
ッパは例えば、同じ出願人のスイス特許No.64481
6(F113)から公知である。既に述べたように、排
除されるべき製品にとってグリッパにより移送部で捕捉
され、グリッパにとって移送部において接近しないより
もトリガ装置によって後に開放されることは一層好都合
である。トリガユニットとして例えばグリッパのトリガ
が機構に作用する速動シリンダを用いた対応する装置の
使用が可能である。
【0051】スペースを閉止するために、図2に示した
ように、グリッパバッファが使用可能である。対応のグ
リッパバッファは同じ出願人の米国特許USP.No.
4,887,809(F245)から公知である。勿
論、他の形式のバッファやスペース閉止器も亦使用可能
である。しかしながら、スペースをエラー管理システム
の有効面積の終端に配置し、次のようなスペース閉止装
置の実施例を選択することは有利なことである、即ちそ
れは可能な限り製品の流れが別の輸送用形式に変更され
る必要のないもので、かつ例えば1製品以上によって占
められる場所が再び生ずることが不可能であるスペース
閉止装置である。
【0052】上記した如く、複数のエラー管理システム
が一緒に並列して又は直列に動作し得ることは云うまで
もない。特に複数の重ね合わせられた流れが、例えば挿
入又は正しく揃えるために一緒に動作する別の処理シス
テムに対して、エラー管理システムの並列組合わせは、
考えられることである。この場合に、すべての重ね合わ
せられた流れは一つのエラー管理システムにより処理可
能で、それぞれは、エラーパルスを一つの重ね合わせの
流れから、又他の重ね合わせの流れの被制御要素に送る
ことは可能であるので、例えば欠陥製品の生産を阻止す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエラー管理システムの機能図を示
す。
【図2】本発明に係るエラー管理システムの典型的な応
用例である。
【図3】図3から図6までは典型的な観測要素の対応す
る測定信号を用いて重ね合わせられた形状でエラーの発
生した種々の場所を示すものである。図3は7個のクロ
ック(T.1−T.7)の観測時間にわたって移送方向
Fをもつエラーなしの重ね合わせの流れSと観測点の之
に対応する連続信号MSを示す。
【図4】図3と比較し、クロックT.7にギャップを有
する重ね合わせられた流れSを示す。
【図5】クロックT.5において2個の製品の占める場
所を有する重ね合わせられた流れを示す。
【図6】クロックT.5において対応する偏向が生ずる
ようにクロックT.5における製品が変位され、かつク
ロックT.4がギャップとして解釈されねばならない重
ね合わせられた流れを示す。
【図7】図2の応用に使用が可能である観測要素の測定
信号を解釈するための解釈要素2の典型的なブロック図
を示す。
【図8】校正用測定において、製品の厚さに対応する基
準電圧の形式の設定値の設定を線図的に示す。
【図9】典型的な制御要素3のブロック図を示す。
【図10】ハードウエアの解釈要素と制御要素の組合わ
せに対するオペレータ制御および設定用パネルを示す。
【図11】図10のパネルの校正とエラー検出機能(振
幅走査)の配線図を示す。
【符号の説明】
1…観測要素 2…解釈要素 3…制御要素 4.1〜4.3,10,20,30…被制御要素 10…ダイバータ(方向変換器) 20…トリガユニット 22…クロック設定器 23…移送器 24…グリッパ・バッファ 30…被制御入力 31,32…スイッチング手段 41,43…端縁走査手段 42…振幅走査手段 62…クロック分周器 63,65…遅延手段 79…設定手段 S…流れ F…移送方向 MS…測定信号

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状製品、特に印刷製品の重ね合わ
    せられた流れの別処理用のエラー管理をするためのシス
    テムであって、該システムは:重ね合わせられた流れ
    (S)と相関する測定信号(MS)を発生するための観
    測要素(1);測定信号を解釈するための解釈要素
    (2)であって、ギャップ、即ち1製品以上の占める場
    所、欠陥製品の占める場所、又は移送方向に変位した製
    品の占める場所の生じた時にエラーパルスを発生するも
    の;エラー信号と相関する制御信号を発生する制御要素
    (3);および製品の流れにおいて観測要素から下流に
    配置され、エラーが発生した場所を除去するための、エ
    ラーが発生した場所を他のエラーの場所に変換するため
    の、又はエラーが発生した場所を対応して制御された別
    の処理をするための少くとも1つの被制御要素(4.1
    /2/3,10,20,30)、を具備し、および解釈
    要素、制御要素および被制御要素は同じシステムクロッ
    クを受けることを特徴とするエラー管理用システム。
  2. 【請求項2】 観測要素(1)は重ね合わせられた流れ
    において移送される製品の厚みに相関する測定信号のク
    ロックを発生するためのセンサ装置であり、該装置は同
    様にシステムクロックを受けることを特徴とする請求項
    1記載のエラー管理用システム。
  3. 【請求項3】 該観測要素(1)は重ね合わせられた流
    れにおいて移送される製品の厚みに相関する測定信号を
    連続的に発生するためのセンサ装置であることを特徴と
    する請求項1記載のエラー管理用システム。
  4. 【請求項4】 該観測要素の測定信号は、重ね合わされ
    た流れの頂上にある印刷製品の端縁の厚みに相関するこ
    とを特徴とする請求項3記載のエラー管理用システム。
  5. 【請求項5】 該解釈要素(2)は振幅に対する測定信
    号をクロック毎に走査するための、および該測定信号の
    振幅を少くとも1つの公差限界と比較するための走査手
    段と比較手段(42,43)を有することを特徴とする
    請求項1記載のエラー管理用システム。
  6. 【請求項6】 該解釈要素(2)は公差限界を入力する
    ための入力手段を有することを特徴とする請求項5記載
    のエラー管理用システム。
  7. 【請求項7】 該解釈手段(2)は、校正用測定に対応
    して、公差限界が永続的に割当てられる設定値を設定す
    るための設定手段(79)を有することを特徴とする請
    求項5記載のエラー管理用システム。
  8. 【請求項8】 該解釈要素(2)は測定信号の端縁を走
    査する手段(41)を有することを特徴とする、請求項
    1記載のエラー管理用システム。
  9. 【請求項9】 該解釈要素(2)は、クロック毎の振幅
    走査用の手段(42)と端縁走査(41)用の手段(4
    3)とを具備し、かつ該解釈要素は走査手段を選択的に
    作動又は作動停止するためのスイッチング手段(71,
    72)を付加的に具備することを特徴とする、請求項5
    または8記載のエラー管理用システム。
  10. 【請求項10】 制御要素(3)は該解釈要素により発
    生されるエラー信号を遅延さすための少くとも1個の遅
    延手段(65)を具備することを特徴とする、請求項1
    記載のエラー管理用システム。
  11. 【請求項11】 該遅延手段(65)は、該観測要素の
    観測点と被制御要素間の距離に従って設定され得ること
    を特徴とする、請求項10記載のエラー管理用システ
    ム。
  12. 【請求項12】 該制御要素(3)は該製品の長さに従
    って設定され得る少くとも1個の別の遅延手段(63)
    を具備することを特徴とする、請求項9記載のエラー管
    理用システム。
  13. 【請求項13】 該遅延手段(63,65)はシフトレ
    ジスタであることを特徴とする、請求項10または12
    記載のエラー管理用システム。
  14. 【請求項14】 該制御要素(3)はクロック分周器
    (62)を具備することを特徴とする、請求項10記載
    のエラー管理用システム。
  15. 【請求項15】 単数又は複数の被制御要素(4.1/
    2/3,10,20,30)は間隔を閉止するための、
    製品を排除するための、或は別の処理を中断するための
    被制御手段を具備することを特徴とする、請求項1記載
    のエラー管理用システム。
  16. 【請求項16】 1つの被制御手段は個別の移送用グリ
    ッパを制御された開放を行うためのトリガユニットであ
    ることを特徴とする、請求項15記載のエラー管理用シ
    ステム。
  17. 【請求項17】 トリガユニットはその領域を通過する
    移送用グリッパの開放機構に被制御方式で作用する速動
    シリンダを具備することを特徴とする、請求項16記載
    のエラー管理用システム。
  18. 【請求項18】 1つの被制御要素はグリッパ・バッフ
    ァの入力であることを特徴とする、請求項15記載のエ
    ラー管理用システム。
  19. 【請求項19】 該制御要素(3)はまた他の処理ユニ
    ットからのエラーパルスを処理することを特徴とする、
    請求項1記載のエラー管理用システム。
  20. 【請求項20】 該制御要素(3)は重ね合わせられた
    形状を送る輪転機のエラーパルスを処理することを特徴
    とする、請求項19記載のエラー管理用システム。
  21. 【請求項21】 該被制御要素はまた他の処理ユニット
    により駆動されることを特徴とする、請求項1記載のエ
    ラー管理用システム。
  22. 【請求項22】 該被制御要素の少くとも1つは同時
    に、並列組合わせで動作する他のエラー管理システムの
    被制御要素であることを特徴とする、請求項21記載の
    エラー管理用システム。
JP5106898A 1992-05-07 1993-05-07 シート状製品の重ね合わせの流れの後続の処理のためのエラー管理用のシステム Expired - Lifetime JP2818531B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH01467/92-8 1992-05-07
CH146792 1992-05-07
CH1467/92-8 1992-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0664834A true JPH0664834A (ja) 1994-03-08
JP2818531B2 JP2818531B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=4211170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5106898A Expired - Lifetime JP2818531B2 (ja) 1992-05-07 1993-05-07 シート状製品の重ね合わせの流れの後続の処理のためのエラー管理用のシステム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5446670A (ja)
EP (1) EP0568883B1 (ja)
JP (1) JP2818531B2 (ja)
DE (1) DE59300522D1 (ja)
FI (1) FI932048A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137758A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Ryobi Ltd 枚葉印刷機の枚葉紙検知装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5543708A (en) * 1994-02-09 1996-08-06 Ferag Ag Method and apparatus for controlling continuously conveyed printed products
CH689773A5 (de) * 1995-02-16 1999-10-29 Ferag Ag Vorrichtung zum Vergleichmaessigen des Abstandes zwischen aufeinanderfolgenden flaechigen Produkten.
US8297432B2 (en) 2008-01-24 2012-10-30 Ferag Ag Method and device for conveying planar products

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3899165A (en) * 1972-10-02 1975-08-12 Donnelley & Sons Co Signature collating and binding system
CH630583A5 (de) * 1978-06-30 1982-06-30 Ferag Ag Vorrichtung zum wegfoerdern von in einem schuppenstrom anfallenden flaechigen erzeugnissen, insbesondere druckprodukten.
US4231567A (en) * 1978-12-01 1980-11-04 Xerox Corporation Method and apparatus for clearing jams in copiers
CH644816A5 (de) * 1980-02-08 1984-08-31 Ferag Ag Foerdereinrichtung, inbesondere fuer druckprodukte, mit an einem umlaufenden zugorgan verankerten greifzangen.
CH660350A5 (de) * 1983-06-14 1987-04-15 Ferag Ag Einrichtung zum feststellen mehrfach belegter plaetze in einem kontinuierlich gefoerderten strom von gleichmaessige abstaende voneinander aufweisenden druckprodukten sowie verwendung dieser einrichtung.
SE460722B (sv) * 1983-07-11 1989-11-13 Ferag Ag Foerfarande och anordning foer att framstaella staplar av boejliga alster, saerskilt tryckprodukter och anvaendningen av dessa staplar saasom buffertstaplar
US4799661A (en) * 1987-04-21 1989-01-24 Craftsman Printing Company Apparatus for compiling sheets in a binding line
US4765502A (en) * 1987-06-19 1988-08-23 Pitney Bowes Inc. Apparatus for nonstop operation of an inserter system with multiple document feeding capability
JPS6448741A (en) * 1987-08-12 1989-02-23 Fujitsu Ltd Jam processing method for printer
CH680285A5 (ja) * 1987-10-02 1992-07-31 Ferag Ag
JPH0749197B2 (ja) * 1988-04-08 1995-05-31 富士写真フイルム株式会社 ウエブ切断ラインの制御装置
US5197382A (en) * 1989-10-13 1993-03-30 Am International, Inc. Copy sheet proofing system
DE4005910A1 (de) * 1990-02-24 1991-09-05 Heidelberger Druckmasch Ag Bogentrennvorrichtung in einer druckmaschine
DE59104989D1 (de) * 1990-10-05 1995-04-27 Ferag Ag Dickenmessung an Druckprodukten in einem Schuppenstrom.
EP0556486B1 (de) * 1992-02-19 1996-03-06 Ferag AG Doppelbogenerkennung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137758A (ja) * 2007-12-11 2009-06-25 Ryobi Ltd 枚葉印刷機の枚葉紙検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE59300522D1 (de) 1995-10-05
FI932048A (fi) 1993-11-08
EP0568883B1 (de) 1995-08-30
FI932048A0 (fi) 1993-05-06
JP2818531B2 (ja) 1998-10-30
US5446670A (en) 1995-08-29
EP0568883A1 (de) 1993-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2294285C2 (ru) Установка для обработки отпечатанных бумажных листов
US5660382A (en) Flexible conveying system
CA2269577C (en) Printer comprising two printing units and pairs of transport rollers driven by stepping motors
US4678172A (en) High speed on-line reshingling of printed products
JPH01181670A (ja) 鱗片状に重なった印刷物の流れを所定の流れに再編する方法及び装置
JPH07285698A (ja) 搬送装置
US5244078A (en) Selective gripper release
US3946669A (en) Printing arrangement alternatively operated for one-side printing and two-side printing with control system therefor
JP2006503779A5 (ja)
JPH0664834A (ja) 印刷製品の重ね合わせ方式における制御偏差用のエラー管理システム
DE59206153D1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Wegfördern von in einem Schuppenstrom zugeführten flächigen Erzeugnissen, insbesondere Druckprodukten
US20030109368A1 (en) Paper jam detection system for folding machine
US4140627A (en) Mailing sorter having parallel delivery conveyors and parallel sorting conveyors with chain-speed mail separation
US4629172A (en) Image forming apparatus
US20020038752A1 (en) Process and apparatus for forming a double imbricated formation of printed products
JP2002079187A (ja) 不良品の排出方法
US20070176355A1 (en) Overlap detection apparatus and overlap detection method
US3446978A (en) Detection of anomalous conditions in the handling of sheet material comprising sequentially printing and counting a predetermined number of lines on each sheet
JP3712547B2 (ja) 枚葉印刷機械の給紙制御方法及び不正給紙検知装置
US4531722A (en) Folding apparatus receiving printed products from a rotary printing machine and method of redeposition
US20080048381A1 (en) Gathering device
CN1071192C (zh) 控制印刷装置的方法
CN220484880U (zh) 卷筒纸胶印印刷机纸张剔除装置及卷筒纸胶印印刷机系统
EP3528056B1 (en) A method of correcting registration errors of media sheets in duplex printing and a duplex printer therefor
JPS6151462A (ja) ソ−タ−