JP2818531B2 - シート状製品の重ね合わせの流れの後続の処理のためのエラー管理用のシステム - Google Patents

シート状製品の重ね合わせの流れの後続の処理のためのエラー管理用のシステム

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JP2818531B2
JP2818531B2 JP5106898A JP10689893A JP2818531B2 JP 2818531 B2 JP2818531 B2 JP 2818531B2 JP 5106898 A JP5106898 A JP 5106898A JP 10689893 A JP10689893 A JP 10689893A JP 2818531 B2 JP2818531 B2 JP 2818531B2
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    • B65H2301/4473Belts, endless moving elements on which the material is in surface contact
    • B65H2301/44732Belts, endless moving elements on which the material is in surface contact transporting articles in overlapping stream

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷された製品、特に
うろこ状に重ね合わされて形成された印刷製品の後続の
処理の分野にあり、重ね合わせの形成物における誤動作
についてのエラーの管理のための特許請求の範囲の独立
の請求項の前提部による手段と機能を具備するシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷された製品は、例えば回転形印刷装
置、巻回装置からの巻戻しステーション、または積重体
からのフィーダによる、重ね合わせの形態において配給
される。重ね合わせの形態の印刷物は、直接に重ね合わ
せの形態で、またはまず第1に他の輸送形態、例えば、
クリップに吊下される個別の印刷製品の輸送用の流れ、
に変換され、この形態で後続の処理へみちびかれる。
【0003】印刷製品の重ね合わせの流れは、エラーが
発生した場所、例えば、欠陥のある製品、欠落した製
品、変位した製品、または場所が1つより多い製品で占
有されること、等の形式の、エラーが発生した場所を含
んでいる。エラーが生じたこれらの場所のために、後続
の処理の期間に、例えば欠陥のある製品、規定された製
品の順序(例えばアドレスの順序)における空隙、また
は製造の中断が生ずるのであるが、この事態はできるだ
け防止されねばならぬ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような装置の1つ
の例は、うろこ状に重ね合わされたものの流れにおける
空隙を無くすための重ね合わせ用緩衝装置である。その
ような装置は構造が複雑であり、場所をとるものであ
り、特に重ね合わせの流れが中間に挿入される装置のた
めにさらに変換されねばならぬときにはいつでも、複雑
であり、場所をとるものである。そのような装置は、誤
動作が発生した場所をすべて除去することは不可能であ
り、このことは最も条件の良い場合でも1つより多い要
求が必要になる可能性がある。該装置は独立して作動す
るから、それ自身のセンサおよび制御システムを必要と
し、それらは極めて複雑である可能性がある。特に、該
装置は重ね合わせの相違をもった流れ、すなわち、例え
ば交互する相異なる2つの製品間隔をもつ重ね合わせの
流れ、を処理するには適切ではない。
【0005】本発明の目的はエラーの管理用のシステム
を提供し、該エラー管理用のシステムは、手段と機能を
具備し、この手段と機能により、後続の処理へ送出され
る印刷製品の重ね合わせの形態において、エラーが発生
した場所が最適の経費で処理されるようになっているも
のを提供することにある。このエラー管理用のシステム
は、装置に関する最小の特別経費を用いて、重ね合わせ
方式において、(頻度と形式に無関係に)、エラーが発
生した場所の後続の処理に関する影響を許容可能な程度
にまで阻止又は制限できるよう、用途特定的に最適化さ
れることができるものである。このシステムは任意の形
式の重ね合わせの流れについても適切であり、すなわ
ち、重ね合わせの形式(前縁が上であるか下である
か)、製品の方向づけ(前方で折畳むか後方で折畳む
か)、および製品の厚さの形式に対しては独立している
べきであり、また特に、差をもった重ね合わせの流れに
ついて適切なものであるべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲の独立形式の請求項によるエラーの管理のシステム
により達成される。本発明においては、シート状製品の
重ね合わされた流れにおけるエラーを検出し処理するシ
ステムであって、該システムは:該重ね合わされた製品
の流れ(S)を移送方向に移送し移送通路を規定する移
送手段(21,22,23,24)、該移送通路に隣接
して配置される観察要素(1)であって、通過する重ね
合わされた製品の流れ(S)を走査し相関の測定信号
(MS)を発生する手段を有するもの、測定信号(M
S)を受理するよう該観察要素(1)に接続される解釈
要素(2)であって、重ね合わされた流れにおいて生じ
得る複数のエラーの各々を検出するよう該測定信号(M
S)を解釈し、該解釈にもとづく検出される特定のエラ
ーの特徴である、エラー信号を発生する手段を包含する
もの、エラー信号を受理するよう該解釈要素(2)に接
続される制御要素(3)であって、受理される相異なる
エラー信号と相関する相異なる制御信号を発生する手段
を有するもの、該制御要素(3)に接続される複数の制
御される要素(4・1,4・2,4・3,10,20,
30)であって、各制御される要素は相異なる制御信号
の特定の1つを受理し、該制御される要素は、特定の制
御信号の受理に応答し検出されたエラーを排除するかま
たは検出されたエラーの影響を最小にする手段を有する
もの、および、該解釈要素、該制御要素、および該制御
される要素の各々を制御する單一のクロックのシステ
ム、を具備する、エラーを検出し処理するシステム、が
提供される。
【0007】
【実施例】本発明によるシステムは添付の図面を参照し
つつ以下に記述される。第1図は本発明に係るエラー管
理システムの基本的な機能図を示す。これは、観察要素
1、解釈要素2、制御要素3、および少くとも1つの制
御される要素4.1,4.2および4.3を有する。観
察要素1は重ね合わせの流れSの領域内に配置されてい
る。制御される要素4.1,4.2,4.3は少しでも
可能であれば、移送、さらなる処理、または他の移送方
式への変換に役立つ要素であり、これらの要素は可能な
限りエラーを処理する付加的機能を特に具備し、特に制
御可能である。これらはすべて製品の流れにおいて観察
要素から下流に配置されている。観察要素1は以後の処
理へと通過させられていく重ね合わせの流れSを観察
し、重ね合わせの流れに対応する測定信号を解釈要素2
へ供給する。解釈要素2は、観察要素1の測定信号を対
応する誤定値と比較し、この比較にもとづき重ね合わせ
の流れにおいてエラーが発生した場所を検出し、このこ
とを、解釈要素はエラーがとる形式(ギャップ、欠落し
た製品、変位した製品、または1つより多い製品で占有
された場所)に依存して、誤りの種々の形式に割当て
る。解釈要素は、エラーを検出すると、誤りのパルスを
発生させ、エラーの形式に依存して、特定の制御される
要素に割当てられた制御要素3の少くとも1つの入力へ
送出する、制御要素3は、エラーのパルスから制御され
る要素(4.1,4.2、または4.3)用の制御パル
スを発生させ、エラーが発生した場所を観察点から制御
される要素へ伝送するに必要な時間長に従い該制御パル
スを遅延させるか、その態様は、制御パルスに生じさせ
られる制御される要素の反応がエラーが発生した場所が
該要素の実効的な区域を通過するときに開始するという
態様である。制御される要素の反応は、エラーが発生し
てしまい直接には除去されることができない場所を、除
去されることができる(欠陥のあるまたは多重の製品を
排斥しそれによりギャップが創出される)場所へ変換す
ること、エラーが発生してしまい除去されることができ
る(ギャップを閉じる)場所を排除すること、および/
またはエラーが発生してしまった場所の以後の処理を抑
制する(エラーが発生してしまった場所がさらなる処理
を行うことなしに以後の処理の段階へ進行することを許
容する)こと、にある。
【0008】誤動作発生の場所を検知し解釈するため
に、解釈要素2は設定値と許容範囲を必要とし、これは
処理されるべき(例えば製品の厚さ)製品と処理される
べき重ね合わせの流れ(例えば重複の形式、製品の間
隔)に整合されねばならない。設定値は例えば校正値の
測定により作成され記憶されもしくは入力および記憶さ
れる。許容範囲は同様に入力され記憶されもしくは解釈
要素において永続的に予め決定される。解釈要素はまた
自己学習の設計を有することが可能である。
【0009】制御パルスとそれらの遅延を発生するため
に、制御ユニットは制御される要素に関するデータ、観
察要素と制御される要素(例えば観測要素の領域から制
御される要素の領域までの距離でこの距離を移送するの
に必要なクロックの数にて表わしたもの)の配列(製品
の流れに関する)に関するデータおよび処理すべき製品
に関するデータ(例えば製品の長さ)を必要とする。こ
れらのデータはまた制御要素に入力され記憶されるか或
は内部で永続的に予め決定されている。
【0010】制御要素は製品の流れのさらに上流に配置
される装置からの追加の誤動作のパルスを受けることが
可能であるが、これは例えば印刷工程における排除に起
因する、または技術的誤動作に関する、空隙に関する回
転印刷機からのメッセージであり、該空隙は欠陥製品を
生じさせる可能性がある。
【0011】誤動作の管理用のシステムは同じシステム
クロックの支配を受け、このシステムクロックは、シス
テムの有効な区域におけるすべての輸送用および後続処
理用の要素を支配する。したがって、また例えば回転形
印刷装置と誤動作管理システムの制御される要素との間
の機能的接続の場合においてもまた、回転形印刷装置と
制御される要素の間の重ね合わせの流れの割合のタイミ
ングについてはリセットは行われないことが前提条件で
ある。
【0012】後続の処理において有利にするには同様に
必要であるから、装置を適切に制御することにより、本
発明によるシステムは、進行中の重ね合わせの流れの誤
動作が用途特定的に除去され変換されることを可能に
し、また、欠陥製品が完全にまたは許容可能の最大の限
度まで製造されないよう後続の処理過程が行われること
を可能にする。
【0013】したがって、観察要素、解釈要素、制御要
素、および制御される要素の具体例は異っており、応用
を特定的にすることが可能であるが、しかしそれらの機
能は同じ状態を維持する。
【0014】本発明に係るエラー管理システムが検知し
得るエラーは、主として、重ね合わせの流れにおけるギ
ャップ、不正確な数の製品(1つより多い)により占め
られる重ね合わせの流れのなかの場所、欠陥のある製品
により占められる重ね合わせの流れのなかの場所、およ
び、移送の方向における、補正なしにはそれ以上処理す
ることができない程度の度合いに、隣接する製品に対し
位置づけられる製品である。
【0015】本発明によるエラー管理システムは、ギャ
ップの問題を、例えばギャップを閉じることにより、処
理し、またはさらなる処理なしにギャップが進行するよ
うなやりかたで以後の処理を制御する。本発明によるエ
ラー管理システムは、欠陥のある製品で占有される場所
の問題を、例えば、欠陥のある製品を排斥し、結果とし
て創出されるギャップについて前記されるようなやりか
たでさらに処理することにより、処理する。本発明によ
るエラー管理システムは、1つより多い製品で占有され
る場所の問題を、例えば、欠陥のある製品で占有される
場合と同様なやりかたにより、または、該場所が後続の
重ね合わせのバッファにおいて除去される場合はそれを
無視することにより、処理する。本発明によるエラー管
理用のシステムは、変位した製品の問題を、変位の大き
さに依存して、1つより多い製品で占有される直前また
は直後の場所に対するギャップとして処理するか、また
は無視する。
【0016】第2図は本発明に係る誤動作管理用のシス
テムの典型的な応用例を示す。この応用例に関し、観察
要素1と解釈要素2とは、例えばギャップ、1つより多
い製品の占める場所、および欠陥のある製品の占める場
所を識別することが可能であるように装着されている。
重ね合わせられた流れはコンベアベルト21に載って誤
動作管理システムの領域にぶつかるが、その領域には観
察系1が配設されている。流れはそれからクロック信号
プリセット要素22によって引き継がれ、このプリセッ
ト要素では製品群はその後縁に作用するカムによって搬
送方向に正確に位置付けられる。相当程度に変位された
製品は、クロックのプリセット用の要素22により、1
つより多い製品により占有される場所または対応する空
隙に変換されるが、この理由により誤動作の管理用のシ
ステムは変位した製品を検出するための手段を講ずる必
要がない。クロック設定要素22から、重ね合わせの流
れはクリップまたはグリッパ移送装置23により引き継
がれ、この移送装置から製品群を挿入ドラム25に送る
グリッパ・バッファ24へ移送され、該グリッパ・バッ
ファは製品を挿入ドラム25へ供給する。制御される要
素は、放出される製品を欠陥製品と重複製品に分離する
ダイバータ10、グリッパ移送装置23のグリッパに作
用してクリップがダイバータ10により開放されるトリ
ガ装置20、および、入口30におけるグリッパ・バッ
ファ24のクリップにより製品の制御された引き継ぎを
行う装置である。
【0017】トリガユニット20は不正確な数の製品
(1つより多い製品の占める場所)又は欠陥製品を捕捉
したグリッパを開放する。その位置に依存して(両方向
矢印W)、ダイバータ10は矢印Fに従って排出された
欠陥製品を例えばプロセスの外へ指向させ、矢印Mに従
って1つより多い製品により占められる場所からの製品
を例えばプロセスへの復帰の方向に指向させる。排出に
よって製品の流れにギャップが作成される。グリッパ・
バッファ24の制御された入口部30においては、輸送
装置23における対応するグリッパが転送すべき製品を
有しない(空隙になっている)場合にはグリッパはさら
に転送されることがなく、それにより空隙は無くされ
る。
【0018】図2に表現された応用に対する誤動作管理
システムの機能はしたがって次の如くである。誤動作が
生じた場所により影響される重ね合わせの流れは観察要
素1に対し観察点を通過する。観察要素は測定信号を解
釈要素2に送る。解釈要素は誤動作の信号を欠陥製品の
占める場所(a)、1つ以上の製品の占める場所(b)
およびギャップ(c)に対して発生する。これらの誤動
作のパルスは制御要素3の入力端に進むがこの入力端は
正確に制御される要素(10,20,30)の一つに夫
々割当てられている(d,e,f)、欠陥製品の占める
場所(a)に対しては図面の右側にダイバータ10の位
置決め用の入力dに対し矢印Fに従って、プロセスを外
れて欠陥製品がダイバータの左側に運び去られるよう
に、欠陥製品を運送しているグリッパを開放するための
トリガユニットに対する入力eに対し、排出により生成
される空間を閉止するための入力fに対して割当てられ
ている。又一つ以上の製品の占める場所(b)に対して
は矢印Mに従って例えばプロセスに復帰するために製品
がダイバータの右側に運ばれるように図面の左側にダイ
バータ10の位置決め用の入力dに対し、不正確な数の
製品を運送しているグリッパを開放するためのトリガユ
ニット用の入力eに対し、つくられた空間を閉じるため
の入力fに対して割当てられている。又ギャップに対し
ては空間を閉じるための出力fに対して割当てられてい
る。
【0019】製品が例えば挿入用ドラム25に導入され
るグリッパ・バッファの出口部26においては、欠陥製
品、重複製品、および空隙のいずれも存在しない製品の
流れが得られる。
【0020】前記において代表される配置は本発明の適
用のほんの一例に過ぎないのであり、無制限の数の他の
例が考えられる。表示された応用でも上述の方法とは異
なって作用することがある。例えば欠陥製品はまたクロ
ック信号設定器22から握り式運搬器23への移送点に
おいて排出可能であり、したがってトリガユニット20
はその時1つ以上の製品の占める場所をギャップに変更
しさえすればよいことになり、ダイバータ10は余計な
ものになる。しかし、転送点におけるグリッパ制御は、
通常、運動テンプレートにより極めて緩慢に行われるか
ら、閉鎖のそれぞれ相異なる状態にある複数のグリッパ
はテンプレートの区域において運動し、この区域におい
て閉鎖すべきでない個々のグリッパを制御する経費はト
リガ装置20を制御する経費より大である可能性があ
る。云うまでもなく、1台のトリガユニット20とダイ
バータ10の代りに2台のトリガユニットとダイバータ
なしを使用することも可能であろう。
【0021】観察要素2は一般に重ね合わせの流れを観
察する要素である。観察要素は2つのグループに分類が
可能であって、1つは即ち、システムクロック当たり1
回の意味のある測定結果を生ずる信号であるクロック信
号を送るもので、もう1つは連続信号を送るものであ
る。観察要素は例えば完全な重ね合わせの流れの厚み又
は重ね合わせの流れの各要素の厚みを測定可能である。
【0022】厚みを測定し観察要素として使用可能な装
置の例は次の如きものがある: −走査ローラであって、その偏向は静止位置(ゼロ位
置)に関して測定信号として検知され、かつ重ね合わせ
の流れの全体の厚みに相関した連続測定信号を送るも
の; −同じ出願人の米国特許明細書第4560159号に係
る装置であって、完全な重ね合わせの流れの厚みに相関
したクロックの測定信号を送るもの; −同じ出願人の米国特許明細書第5356130号に係
る装置であって、重ね合わせの流れの頂上にある製品の
縁部に相関する、連続測定信号を本質的に送るもの; −同じ出願人の米国特許明細書第5154279号に係
る装置であって、重ね合わせの流れの夫々最上部の製品
の厚さに相関するクロックの測定信号を送るもの。
【0023】その他の装置も亦観察要素1として使用可
能であり、例えば、重ね合わせの流れと固定基準点の間
の距離が無接触方式で連続的に又はクロック方式で測定
されるセンサ装置、重ね合わせの流れの上側上のパター
ンが検知されるセンサ装置又はその他の多くの装置であ
る。
【0024】図3から図6までは、例えば、観察要素1
の測定信号を示すもので、之は重ね合わせの流れにおい
て誤動作が発生した種々の場所において、米国特許明細
書第5356130号に係る装置に対応する。詳細な説
明に対しては、対応する出願を参照することができる。
【0025】図3は、7個のクロックの観察時間(T.
1〜T.7)にわたっての、搬送方向Fに対しての誤動
作なしの重ね合わせの流れSとこれに対応する観察点の
連続的な信号MSとを示す。測定信号MSは、重ね合わ
せの流れの先頭の印刷製品の縁部についての各クロック
において、1つの偏向を有し、該偏向は、クロック内に
おける発生のタイミングにおいて重ね合わせの流れのこ
の立上りの縁部の位置に対応し、振幅において縁部領域
における製品の厚さに対応する。
【0026】図3と比較して、図4は、クロックT.7
においてギャップを有する重ね合わせの流れSを示して
いる。したがってクロックT.7において測定信号の偏
向がない。したがって、縁部に対し、クロック毎に測定
信号MSを走査する上記観察要素によりギャップは解釈
要素により検知可能である。縁部がもしもクロック内で
見失われると、ギャップに対する誤動作のパルスが発生
される。エッジ走査の代りに、ギャップを検知するのに
振幅走査も使用可能である。この場合ギャップのとき
は、クロック内の測定信号により最大値として得られた
振幅は下方公差範囲以下である(図5の説明を参照)。
【0027】図5はクロックT.5において2個の製品
の占める場所に対する重ね合わせの流れを示す。したが
って、クロックT.5における測定用信号の偏向は2倍
の振幅を示す。欠陥のある厚みの製品(脱落ページ又は
過剰ページ)に対しては、偏向の振幅は之に対応して高
い。したがって、1以上の製品の占める或は不正確に占
められた場所を検知するために、偏向振幅の走査が使用
され得る。設定された公差範囲に従えば、例えば2重製
品は単一製品の流れにおいて検出可能であり、単一又は
2重以上の製品は2重製品の流れで検知可能であり、お
よび/又は欠陥製品はどの流れでも検出可能である。
【0028】単一製品の流れにおいて(欠陥製品を検知
することなしに)2重製品とギャップを検知するために
は+75%ないし−50%の公差領域(製品の厚さを参
照)で十分であることが示されている。測定された厚み
が175%以上であれば2つの製品が存在し、50%以
下であれば製品は存在しない。2重製品の流れにおいて
不正確な数の製品により占められる場所を検知するため
に、(2つの製品の厚みを参照して)例えば±45%の
公差範囲が使用される。測定された厚さが145%以上
であれば3個以上の製品が存在し、55%以下であれば
1製品又は製品なしである。
【0029】図6は重ね合わせの流れを示し、該流れに
おいては、クロックT.4における製品は、クロック
T.5において対応する偏向が生じクロックT.4は空
隙であると解釈されねばならぬという態様で変位させら
れる。もし測定信号が重複する縁部についてクロック毎
に走査されれば、変位した製品は、変位のないクロック
として、それの直後の2重の縁部についての直後のまた
は直前のクロックとともに偏向なしに(T.4)検出さ
れることができる。もし、観察点においてシステムクロ
ックとうろこ状に重ね合わされたものの流れの間の位相
変位が、製品の縁部がシステムクロックの中央に位置す
るという関係にあれば、そのような検出の許容範囲は約
±50%(製品間の間隔に対して)であり、すなわち、
セットの間隔の半分より大であるとして検出されること
は、変位した製品としての検出であることになる。許容
範囲を減少させるために、システムクロックは、2つの
領域に分割されることが可能であり、その場合には縁部
はクロックの1つの領域内にあり他の領域内にはないこ
とが期待される。
【0030】異なる観察要素は異なる測定信号を送信す
る。流れもしくは個別の製品の厚みに相関する変数を連
続的に測定する観察要素に対し、上記のすべての誤動作
は、測定精度が適切であれば、縁部の走査とシステムク
ロック毎の振幅走査とにより検知可能である。クロック
された測定信号を送出する観察要素を用い、該信号は振
幅についてのみ走査されることが便利であり、すなわ
ち、例えば、そのような信号は、相当に変位した製品と
重複製品に組合わされた空隙を区別するために用いられ
ることはできない。このような理由でクロックの測定信
号を送信する観察要素は、そのクロック速度のタイミン
グが良好である重ね合わせられた流れについて都合のよ
いことに使用される。
【0031】重ね合わせの流れの完全な厚さに関係する
測定信号は、処理するのにより複雑なものであり、その
理由は誤動作が発生した場所は1つより多いクロックに
わたり延びており重ね合わせの流れの始点および終点お
よび大きな中断のあるところにおいて特に明らかである
からである。もしこのことが測定の解釈において許容さ
れねばならぬのであれば、誤動作が発生した場所に続く
クロックのセット値は製品の長さおよび誤動作の場所に
従って変化せねばならぬ。
【0032】図7は図2の応用例として使用可能な米国
特許明細書第5356130号に従った装置として観察
要素の測定信号を解釈するための解釈要素2の典型的な
ブロック図を示している。重ね合わせの流れが、例え
ば、重複した製品の流れであるとすると、観察要素は連
続状の測定信号MSを送出する。これは重ね合わせの流
れの頂上にある製品の縁部の高さに相関する。測定信号
クロック毎に解釈ユニットにより処理される、換言すれ
ば、クロックは或る形式の誤動作によって欠陥ありと解
釈され、対応する誤動作の信号が発生される、または良
品として解釈され、誤動作の信号は発生されない。
【0033】測定信号MSは縁部の走査部41に送ら
れ、そこで発生している縁部の数に対しクロック毎に走
査される。クロックが縁部を有しなければ、ギャップに
対する誤動作の信号(図2参照)が発生され、もしも1
個以上の縁部を有するならば、変位された製品(之は例
えば図2のbで1製品以上により占められる場所として
処理されるべきである)に対する誤動作の信号が発生さ
れる。測定信号は更に第1の、近似的な振幅走査部42
に送られる。クロックにおいて最大値として到達した振
幅が公差範囲外にあるならば、不正確な数の製品(図2
のb)の占める場所に対する誤動作の信号が発生され
る。その後、測定信号はまた第2の振幅走査部43に送
られるが、これは著しく狭い公差範囲を有している。振
幅が公差範囲外にあれば、欠陥のある製品(図2のb)
に対する誤動作の信号が発生される。一つの縁部と狭い
公差内にある振幅とを有するクロックに対して、カウン
タが重ね合わせられた流れの良好な場所をすべて計算す
るようにカウンタZに対してパルスが発生可能となる。
【0034】同じ装置が個別の製品の流れを処理するた
めに使用されるならば、第1の振幅走査部42におい
て、低い方の公差限界以下の振幅はギャップ(c)とし
て解釈されねばならない。欠陥のある製品と多重製品と
が同一地点において排除可能であれば、近似的な振幅走
査部42は余計である。欠陥のある製品が検知されなけ
れば、第2の細い振幅走査部43は余計である。
【0035】もし取扱われる重ね合わせの流れが、例え
ば製品の対が搬送されるような変化をもった流れであ
り、対のなかの製品の間隔は対の間の間隔より小である
と、システムクロックにおいて「2つの縁部」と「縁部
なし」が交互に生ずる。端縁が空の(blank)クロ
ックにおいて発生すれば、および2個より多い又は2個
より少ない縁部が他のクロックにおいて発生すれば、誤
動作の信号が発生するように、そのとき縁部走査は設定
され得る。同様に識別された流れに対して、縁部をもっ
たクロック領域と端縁のないクロック領域のパターンが
生ずるようにシステムクロックはいくつかのクロック領
域に分割可能である。
【0036】もし観察要素がクロック信号を送出する
と、縁部の走査は行わないで済まされ、変位した製品
は、検出されないか、または、変位の大きさに依存して
1つより多い製品および1つの空隙により占有される場
所の組合せとして検出される。もし観察要素の測定分解
能が充分大ではないか、または測定の背景が雑音の多い
ものであれば、欠陥製品(欠落ページ等)の検出は困難
であるかまたは不可能である。もし測定信号が完全な重
ね合わせの流れの厚さに関係するのであれば、振幅走査
の解釈は、重ね合わせの最上部にある製品のみでなく下
方にある製品のすべてに対して調整されねばならぬ。
【0037】設計の形式に従って、観察要素はアナログ
測定信号又はデイジタル測定信号を送信することが可能
である。解釈要素の機能はハードウエア又はソフトウエ
アにより実現可能である。両方の場合において、縁部走
査(例えばフリップフロップ回路による)および振幅走
査(例えば比較回路による)の測定信号の必要である可
能性がある変換(例えばアナログデジタル変換器によ
る)の必要な機能は、従来技術に対応しており、本明細
書において詳細に記述されねばならぬものではない。
【0038】測定電圧Uとハードウエア解釈装置の形式
でのアナログ測定信号に対して、振幅走査用の極限値
は、例えば比較器の設定値入力の上流に接続されたポテ
ンショメータ、および/または固定抵抗器により決定さ
れる。校正用測定の場合に、製品の厚みは観測要素によ
り検知可能であり、対応する平均の設定値はポテンショ
メータの設定により基準電圧の形式で設定可能である。
図8はこの設定値の設定法を線図により示すものであ
る。製品の厚さDは左方にプロットされ、基準電圧UV
はX軸上右側にプロットされている。各基準電圧は例え
ば2つの上方および2つの下方公差限界TG.1/2/
3/4が割当てられる。測定電圧UはY軸上にプロット
される。
【0039】校正用測定において測定された製品の厚み
をDoとすれば、観測要素によるその検知は測定電圧U
oにより発生される。例えば、近接した公差限界TG.
1とTG.2内の結果を与えるUとUVの比較により基
準電圧は設定される。したがって、設定値UVoと対応
する公差限界TGo.1/2/3/4が決定される。重
ね合わせの流れの走査において、セットの値UV0 は一
定に維持され、対応する許容限度TG0 ・3およびTG
0 ・4は、実効的な常に変化する測定値Uと比較され
る。
【0040】図9は典型的な制御要素3のブロック図を
示す。制御要素は、観察要素の観測点と制御される要素
の動作点の間の距離に従って本質的に制御パルスを遅延
させるように、制御される要素に対する解釈要素の制御
パルスにより生じた誤動作のパルスから発生するもので
あり、必要ならば制御パルスを変換して制御される要素
を駆動させるために適切であるようにさせる。2点間の
距離は、製品を一点から他の点へ搬送するのに必要なシ
ステムクロックの数として処理される。
【0041】もしも観察要素が制御される要素が作用し
ている同じ製品の縁部(前縁又は後縁)を観察するなら
ば、必要な遅延は観察地点と作用点との間の有効距離に
対応する。もし前縁が観察され、それが後縁に作用して
いるならば、観察点と作用の点との間の有効距離は製品
の長さにより拡大されねばならない。後縁が観察されて
それが前縁に作用しているならば、観察点と作用の点間
の有効距離は製品の長さにより短縮されねばならない。
【0042】遅延が製品の距離と長さに対しできるだけ
正確に適用され得るためには制御ユニットに対しシステ
ムクロックを分割することが有利である。
【0043】図9に表わされたブロック図は、例えば、
図2に表わされた典型的な応用に対し使用される制御要
素に対し用いられるが、それは3個もしくはそれ以下の
制御される要素をもった他の応用に対しても同様に使用
可能である。誤動作のパルス用の入力は図2に対応する
様に名称d,e、およびfにより指示され、又制御パル
ス用の出力は制御される要素10,20、および30の
名称で示される。制御要素はまた変換要素61のクロッ
クに変換されねばならない製品の長さを入力するための
入力Lを有している。制御要素はまたシステムクロック
T用の入力を有するが、このシステムクロックは都合の
よいことに分割器62によりより早い制御クロックに変
換される。制御要素は本質的に複数の並列機能ユニット
を備え、これは夫々特定の制御される要素用の目的の制
御パルスの遅延をもたらすものである。これらのユニッ
トは、製品の長さにより遅延をひきおこすと共に、選択
的にバイパス(側路)可能である(スイッチ64)第1
の遅延ユニット63と、観察点と対応する制御される要
素(入力66)の作用点との間の距離に従って設定され
る第2の遅延ユニット65とを具備している。示された
ブロック図は後縁が観察されている間(負の遅延)、前
縁に作用する制御される要素を制御するために使用する
ことはできない。
【0044】図2による応用に対して、2つの入力dと
eに対するスイッチ64はバイパスするように設定され
ねばならず、又入力fに対する対応するスイッチは第1
の遅延ユニットに設定されねばならない。何となれば前
縁は観察されており、制御される要素10と20とは前
縁に作用しており、制御される要素30のみが後縁に作
用しているからである。
【0045】制御要素はハードウエアにより実現可能
で、例えば之に対応して設定可能なシフトレジスタによ
り実現可能である。それはまたソフトウエアによっても
実現可能である。
【0046】図10はオペレータ制御用の設定パネル
で、ハードウエアの解釈要素と制御要素とを組合せたも
のに用いる。之から明らかなことは永続的に結線された
パラメータが設定可能であることである。対応する組合
せ要素は個別製品群又は2重製品群の重ね合わせの流れ
から、1つより多い製品以上により占有された場所を制
御により消滅させるために使用されることができる。
【0047】右方部分において、3個のセレクタボタン
71,72,73が設けられている。セレクタボタン7
1を用いて解釈ユニットの振幅走査が作動され、セレク
タボタン72を用いて端縁走査および又は振幅走査が作
動可能である。セレクタボタン73を用いて製品の長さ
に依存する遅延が作動/作動停止され得る。中央部分に
おいて、図面は製品の長さを入力するための入力点74
を示している。
【0048】パネルの左手の領域は、誤動作が発生した
場所の校正測定および光学的表示に役立つ。該領域は発
光ダイオード75,76,77、および78およびバラ
ンシング・ノブの配置を有する。複数の発光ダイオード
は、測定値が公差限界TG.1とTG.2(図8)内に
あるならば緑色発光ダイオード75が点灯するように比
較器に接続されている。測定値がTG.2とTG.3の
間、又はTG.1とTG.4の間にそれぞれあれば黄色
の発光ダイオード76と77が点灯する。測定値がT
G.3とTG.4の間の領域の外にある場合には赤色発
光ダイオードが点灯する。観察要素が製品又は重ね合わ
せられた流れに対応する製品の数を検知することによ
り、および緑色発光ダイオード75と2個の黄色発光ダ
イオード76と77が点灯するようにつり合い式ノブ7
9が設定されることにより校正の設定は実施される。動
作中につり合い用ノブ79の位置は最早変更されない。
ダイオードは測定によって点灯し、特に赤色ダイオード
78の点灯は誤動作の発生した場所を指示する。
【0049】図11は、図10に関連して説明したパネ
ルのこの領域(75,76,77,78,79)とその
作用が基づく校正と誤動作検出機能(振幅走査)の配線
図を示す。
【0050】制御される要素はここで之以上詳細に説明
する必要のない通常周知の要素である。欠陥のある製品
や多重製品を排除するために最も適しているのは、この
ような製品を運送するグリッパ上に作用するトリガユニ
ットである。トリガユニットにより個別的に作動可能な
グリッパは例えば、同じ出願人の米国特許明細書第43
81056号により知られている。既に述べたように、
排除されるべき製品にとってグリッパにより移送部で捕
捉され、グリッパにとって移送部において接近しないよ
りもトリガ装置によって後に開放されることは一層好都
合である。トリガユニットとして例えばグリッパのトリ
ガが機構に作用する速動シリンダを用いた対応する装置
の使用が可能である。
【0051】空間を閉じるために、図2に示したよう
に、グリッパバッファが使用可能である。対応のグリッ
パバッファは同じ出願人の米国特許明細書第4,88
7,809号により知られている。勿論、他の形式のバ
ッファや空間を閉じる装置もまた使用可能である。しか
し、空間を誤動作管理システムの有効面積の終端に配置
し、次のような空間を閉じる装置の具体例を選択するこ
とは有利なことである、すなわちそれは可能な限り製品
の流れが別の輸送用形式に変更される必要のないもの
で、かつ例えば1つより多い製品によって占有される場
所が再び生ずることが可能でない空間を閉じる装置であ
る。
【0052】前記に記述されるように、複数の誤動作管
理システムが一緒に並列して又は直列に動作し得ること
は云うまでもない。特に複数の重ね合わせられた流れ
が、例えば挿入又は正しく揃えるために一緒に動作する
別の処理システムに対して、誤動作管理システムの並列
組合わせは、考えられることである。この場合に、すべ
ての重ね合わせられた流れは一つの誤動作管理システム
により処理可能で、それぞれは、誤動作のパルスを一つ
の重ね合わせの流れから、又他の重ね合わせの流れの制
御される要素に送ることは可能であるので、例えば欠陥
製品の生産を阻止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誤動作の管理用のシステムの機能
的線図である。
【図2】本発明による誤動作の管理用のシステムの例示
的な応用を示す図である。
【図3】図3から図6までは典型的な観察要素の対応す
る測定信号を用いて重ね合わせられた形状で誤動作の発
生した種々の場所を示し、図3は7個のクロック(T.
1−T.7)の観察時間にわたり移送方向Fをもつ誤動
作なしの重ね合わせの流れSと観測点の之に対応する連
続信号MSを示す図である。
【図4】図3と比較し、クロックT.7にギャップを有
する重ね合わせられた流れSを示す図である。
【図5】クロックT.5において2個の製品の占める場
所を有する重ね合わせられた流れを示す図である。
【図6】クロックT.5において対応する偏向が生ずる
ようにクロックT.5における製品が変位され、かつク
ロックT.4がギャップとして解釈されねばならない重
ね合わせられた流れを示す図である。
【図7】図2の応用に使用が可能である観察要素の測定
信号を解釈するための解釈要素2の典型的なブロック線
図である。
【図8】校正用測定において、製品の厚さに対応する基
準電圧の形式の設定値の設定を示す線図である。
【図9】典型的な制御要素3のブロック線図である。
【図10】ハードウエアの解釈要素と制御要素の組合わ
せに対するオペレータ制御および設定用パネルを示す図
である。
【図11】図10のパネルの校正と誤動作検出機能(振
幅走査)の配線を示す図である。
【符号の説明】
1…観察要素 2…解釈要素 3…制御要素 4.1〜4.3…制御される要素 10…ダイバータ(方向変換器) 20…トリガユニット 22…クロック設定器 23…移送器 24…グリッパ・バッファ 30…制御される入力 31,32…スイッチング手段 41,43…縁部走査手段 42…振幅走査手段 62…クロック分周器 63,65…遅延手段 79…設定手段 S…流れ F…移送方向 MS…測定信号

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状製品の重ね合わされた流れにお
    けるエラーを検出し処理するシステムであって、該シス
    テムは: 該重ね合わされた製品の流れ(S)を移送方向に移送し
    移送通路を規定する移送手段(21,22,23,2
    4)、 該移送通路に隣接して配置される観察要素(1)であっ
    て、通過する重ね合わされた製品の流れ(S)を走査し
    相関の測定信号(MS)を発生する手段を有するもの、 測定信号(MS)を受理するよう該観察要素(1)に接
    続される解釈要素(2)であって、重ね合わされた流れ
    において生じ得る複数のエラーの各々を検出するよう該
    測定信号(MS)を解釈し、該解釈にもとづく検出され
    る特定のエラーの特徴である、エラー信号を発生する手
    段を包含するもの、 エラー信号を受理するよう該解釈要素(2)に接続され
    る制御要素(3)であって、受理される相異なるエラー
    信号と相関する相異なる制御信号を発生する手段を有す
    るもの、 該制御要素(3)に接続される複数の制御される要素
    (4・1,4・2,4・3,10,20,30)であっ
    て、各制御される要素は相異なる制御信号の特定の1つ
    を受理し、該制御される要素は、特定の制御信号の受理
    に応答し検出されたエラーを排除するかまたは検出され
    たエラーの影響を最小にする手段を有するもの、およ
    び、 該解釈要素、該制御要素、および該制御される要素の各
    々を制御する單一のクロックのシステム、 を具備する、エラーを検出し処理するシステム。
  2. 【請求項2】 観察要素(1)は重ね合わせの流れにお
    いて移送される製品の厚みに相関する測定信号のクロッ
    クを発生するためのセンサ装置であり、該装置は同様に
    システムクロックを受ける、請求項1記載のエラーを検
    出し処理する システム。
  3. 【請求項3】 該観察要素(1)は重ね合わせの流れに
    おいて移送される製品の厚みに相関する測定信号を連続
    的に発生するためのセンサ装置である、請求項1記載の
    エラーを検出し処理するシステム。
  4. 【請求項4】 該観察要素の測定信号は、重ね合わせの
    流れの先端にある印刷製品の端縁の厚みと相関する、請
    求項3記載のエラーを検出し処理するシステム。
  5. 【請求項5】 該解釈要素(2)は振幅に対する測定信
    号をクロック毎に走査するための、および該測定信号の
    振幅を少くとも1つの公差限界と比較するための走査手
    段と比較手段(42,43)を有する、請求項1記載の
    エラーを検出し処理するシステム。
  6. 【請求項6】 該解釈要素(2)は公差限界を入力する
    入力手段を有する、請求項5記載のエラーを検出し処理
    するシステム。
  7. 【請求項7】 該解釈手段(2)は、校正用測定に対応
    して、公差限界が永続的に割当てられる設定値を設定す
    る設定手段(79)を有する、請求項5記載のエラーを
    検出し処理するシステム。
  8. 【請求項8】 該解釈要素(2)は、クロック毎の振幅
    走査手段(42,43)と波形縁部走査手段(41)を
    有し、該解釈要素は走査手段を選択的に作動又は作動停
    止するスイッチング手段(71,72)を付加的に有す
    る、請求項5記載のエラーを検出し処理するシステム。
  9. 【請求項9】 該制御要素(3)は、生成されるものの
    長さに従って設定され得る少くとも1つの追加の遅延手
    段(65)を具備する、請求項8記載のエラーを検出し
    処理するシステム。
  10. 【請求項10】 該解釈要素(2)は測定信号の縁部走
    査を行う縁部走査手段(41)を有する、請求項1記載
    のエラーを検出し処理するシステム。
  11. 【請求項11】 制御要素(3)は、該解釈要素により
    発生されるエラー信号を遅延させる少くとも1つの遅延
    手段(65)を有する、請求項1記載のエラーを検出し
    処理するシステム。
  12. 【請求項12】 遅延手段(65)は、該観察要素の観
    察点と制御される要 素間の距離に従って設定され得る、
    請求項10記載のエラーを検出し処理するシステム。
  13. 【請求項13】 該遅延手段(63,65)はシフトレ
    ジスタである、請求項10または12記載のエラーを検
    出し処理するシステム。
  14. 【請求項14】 該制御要素(3)はクロック分周器
    (62)を有する、請求項10記載のエラーを検出し処
    理するシステム。
  15. 【請求項15】 単数又は複数の被制御要素(4.1,
    4.2,4.3,10,20,30)は空間をなくし、
    製品を排除し、またはさらなる処理を中止するための制
    御される手段を具備する、請求項1記載のエラーを検出
    し処理するシステム。
  16. 【請求項16】 1つの制御される手段は、個別の移送
    用グリッパを制御された開放を行うためのトリガユニッ
    トである、請求項15記載のエラーを検出し処理するシ
    ステム。
  17. 【請求項17】 トリガユニットは、その領域を通過す
    る移送用グリッパの開放機構に制御される方式で動作す
    る急速動作のシリンダを具備する、請求項16記載のエ
    ラーを検出し処理するシステム。
  18. 【請求項18】 1つの制御される要素は、グリッパ・
    バッファの入力である、請求項15記載のエラーを検出
    し処理するシステム。
  19. 【請求項19】 該制御要素(3)はまた、他の処理ユ
    ニットからのエラーのパルスを処理する、請求項1記載
    のエラーを検出し処理するシステム。
  20. 【請求項20】 該制御要素(3)は、重ね合わせの形
    成物を送出する輪転機のエラーのパルスを処理する、請
    求項19記載のエラーを検出し処理するシステム。
  21. 【請求項21】 該制御される要素はまた他の処理ユニ
    ットにより駆動される、請求項1記載のエラーを検出し
    処理するシステム。
  22. 【請求項22】 該制御される要素の少くとも1つは、
    同時に、並列の組合わせとして作動する他のエラー検
    出、処理システムの制御される要素である、請求項21
    記載のエラーを検出し処理するシステム。
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