JPH0664760A - 紙葉類繰り出し機構 - Google Patents

紙葉類繰り出し機構

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JPH0664760A
JPH0664760A JP21484292A JP21484292A JPH0664760A JP H0664760 A JPH0664760 A JP H0664760A JP 21484292 A JP21484292 A JP 21484292A JP 21484292 A JP21484292 A JP 21484292A JP H0664760 A JPH0664760 A JP H0664760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
motor
pusher
rotor
medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP21484292A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Kono
新 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP21484292A priority Critical patent/JPH0664760A/ja
Publication of JPH0664760A publication Critical patent/JPH0664760A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バックアップ制御を超音波モータにより行い、
マージン媒体等の正常繰り出しを可能にし、バックアッ
プ制御の機構及びモータ制御等を簡素化する。 【構成】媒体と摩擦を回転運動により繰り出しプッシャ
ローラ9は回転支軸11支持され、保持スプリング8に
より保持されている。バックアップモータ1が駆動する
と、バックアッププレート6が繰り出し媒体18を押し
上げてプッシャローラ9に下から圧力を加える。プッシ
ャローラ9が所定の位置まで持ち上げられるとフォトイ
ンタラプタ17を遮光し、バックアップモータ1の駆動
を停止する。バックアップモータ1は超音波駆動により
回転運動を行うので、ロータ部とステータ部の摩擦力が
非常に大きいため、モータの軸は保持スプリング8の引
張り力と繰り出し媒体18の荷重に負けることなく停止
位置を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類を繰り出す機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の繰り出し機構は、図3に示すよう
に繰り出し媒体18を下から持ち上げるバックアッププ
レート6と、を支持し、バックアップスプリング32の
引張り力により支柱シャフト5に沿って上下にスライド
可能なリニア軸受け7と、フレーム等に固定されている
クリダシローラ28と、クリダシローラ28に回転運動
を与えるクリダシモータ31と、前記モータ31からク
リダシローラ28へ駆動を伝達するクリダシプーリ29
及びタイミングベルト30とを有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の紙葉類繰り
出し機構では、クリダシローラが固定されていること
と、バックアップスプリングの引張り力が一定である
為、媒体の枚数によりバックアッププレートの押圧力が
一定にならなくなり、押圧力が小さくなって繰り出しロ
ーラと媒体の摩擦が充分でなくなる。故に、媒体が多い
場合と少ない場合又は、媒体が温度や湿度により変形し
た場合には繰り出せないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の繰り出し機構
は、紙葉類を下から持ち上げるバックアッププレート
と、前記バックアッププレートを支持し、駆動ベルトに
固定されていて上下にスライドするリニヤ軸受けと、前
記紙葉類の一番上の媒体を繰り出すプッシャローラと、
前記プッシャローラを支持しているプッシャアームと、
前記プッシャアームの位置を検出するフォトインタラプ
タ1と、プッシャアームを一定の引張り力で保持してい
るプッシャスプリングと、前記駆動ベルトに駆動を伝達
する中継ギヤと、バックアップ駆動用モータと、バック
アップ駆動用モータにステータ部が超音波領域に周波数
を有する電気信号を機械振動に変換する圧電素子と、前
記圧電素子と一体になって振動する金属共振子とが接着
により接合されていることと、ステータと直接接触する
ロータ面にはエンジニアプラスチックスによる摺動材を
設けていることと、前記ロータ摺動面の背面には菊状の
ロッカーばねを設けて、ロータ摺動面とステータとの間
に荷重が加わるようにすることによりロータと軸が一体
となって回転運動を行う超音波モータを備えている。
【0005】
【実施例】次に本発明いついて図面を参照して説明す
る。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す繰り出し機
構の側面図であり、図2は図1に示すバックアップモー
タ1の分解斜視図である。バックアッププレート6はリ
ニア軸受けに支持されておりリニア軸受け7は駆動ベル
ト3に固定されているので駆動ベルト3が動作すると支
柱シャフト5を中心に上下にスライドする。一方、プッ
シャローラ9はa方向のワンウェイクラッチと一体にな
っておりプッシャアーム10により支持されている。ま
た、プッシャアーム10は、位置が固定の回転子軸11
に支持されており、フレームに固定された保持スプリン
グ8により一定の引張り力で保持されている。繰り出し
媒体18は常にバックアッププレート6の上に設置され
ている。
【0007】繰り出し媒体18を繰り出す時は、バック
アップモータb方向へ駆動すると駆動ベルト2、チュウ
ケイギヤ4、ギヤプーリ14、駆動ベルト3を介してリ
ニア軸受け7をc方向へ持ち上げられ、フォトインタラ
プタ17を遮光するまでプッシャローラ9が繰り出し媒
体18によりd方向へ持ち上げられることになる。フォ
トインタラプタ17が遮光されると、バックアップモー
タ1の駆動が止まる。クリダシモータ13をe方向へ駆
動させると、駆動ベルト12、回転支軸11、駆動ベル
ト19、を介してプッシャローラ9をf方向に駆動さ
せ、繰り出し媒体18をアッパガイド16とピッカブロ
ック20の間を通して繰り出す。
【0008】次にバックアップモータ1について説明す
る。図2に示すように円環状の共振子22の裏面に圧電
素子21を接着することにより一体化しステータを構成
している。そしてステータの上に円環状のロータがロッ
カーばね26により所定の圧力で押し付けられている。
そのロータの摺動面には耐摩耗性のある材料で形成され
たライニング23を設けることにより、ステータとの摩
擦接触を担っている。このためバックアップモータ1の
駆動停止時には相当な圧力がかかっているのでモータ軸
27は回転することはない。また、弾性屈曲進行波が伝
搬するステータとこれに接触して回転力を発生するロー
タ部とから構成されており、圧電素子により時間と位置
の移送が90度異なる2相の定在波を励起させ、この定
在波を行波がステータに発生する為、低速で高トルクな
駆動が可能である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紙葉類繰り
出し機構は、繰り出す媒体の枚数及び温度や湿度により
変形した媒体の形状等に関係なく適正なバックアップ力
で繰り出すことができる。また、バックアップモータに
超音波駆動によるモータにすることにより、バックアッ
プの制御位置を維持する機構やモータ制御が不要にな
り、持ち上げる媒体の重量に関係なく低速で高いトルク
が得られるためプロフィール等の制御が不要になるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示すバックアップモータの分解斜視図で
ある。
【図3】従来技術の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 バックアップモータ 2 駆動ベルト 3 駆動ベルト 4 チュウケイギヤ 5 支柱シャフト 6 バックアッププレート 7 リニア軸受け 8 保持スプリング 9 プッシャローラ 10 プッシャアーム 11 回転支軸 12 駆動ベルト 13 クリダシモータ 14 ギヤプーリ 15 プーリ 16 アッパガイド 17 フォトインタラプタ 18 繰り出し媒体 19 駆動ベルト 20 ピッカブロック 21 圧電素子 22 共振子 23 ライニング 24 ロータ基板 25 ばね受け 26 ロッカーばね 27 モータ軸 28 クリダシローラ 29 クリダシプーリ 30 タイミングベルト 31 クリダシモータ 32 バックアップスプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を下から持ち上げるバックアップ
    プレートと、前記バックアッププレートを支持し駆動ベ
    ルトに固定されていて上下にスライドするリニヤ軸受け
    と、前記紙葉類の一番上の媒体を繰り出すプッシャロー
    ラと、前記プッシャローラを支持しているプッシャアー
    ムと、前記プッシャアームの位置を検出するフォトイン
    タラプタ1と、プッシャアームを一定の引張り力で保持
    しているプッシャスプリングと、前記駆動ベルトに伝達
    する中継ギヤと、バックアップ駆動用モータを備えるこ
    とを特徴とする紙葉類繰り出し機構。
  2. 【請求項2】 前記バックアップ駆動用モータにステー
    タ部が超音波領域に周波数を有する電気信号を機械振動
    に変換する圧電素子と、前記圧電素子と一体になって振
    動する金属共振子とが接着により接合されていること
    と、ステータと直接接触するロータ面にはエンジニアプ
    ラスチックスによる摺動材を設けていることと、前記ロ
    ータ摺動面の背面には菊状のロッカーばねを設けて、ロ
    ータ摺動面とステータとの間に荷重が加わるようにする
    ことによりロータと軸が一体となって回転運動を行う超
    音波モータを有している請求項1記載の紙葉類繰り出し
    機構。
JP21484292A 1992-08-12 1992-08-12 紙葉類繰り出し機構 Pending JPH0664760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21484292A JPH0664760A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 紙葉類繰り出し機構

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JP21484292A JPH0664760A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 紙葉類繰り出し機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0664760A true JPH0664760A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16662450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21484292A Pending JPH0664760A (ja) 1992-08-12 1992-08-12 紙葉類繰り出し機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0664760A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5584476A (en) * 1994-11-28 1996-12-17 Marzullo; Joseph H. Apparatus and method for feeding print media from a stack
US5842694A (en) * 1996-01-11 1998-12-01 Xerox Corporation Stack height control with height sensing feedhead
US7934703B2 (en) 2005-03-11 2011-05-03 Akira Tomono Mist generator and mist emission rendering apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606725B2 (ja) * 1979-09-11 1985-02-20 大阪機工株式会社 金型加工方法

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980623