JP2554394B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2554394B2
JP2554394B2 JP2280296A JP28029690A JP2554394B2 JP 2554394 B2 JP2554394 B2 JP 2554394B2 JP 2280296 A JP2280296 A JP 2280296A JP 28029690 A JP28029690 A JP 28029690A JP 2554394 B2 JP2554394 B2 JP 2554394B2
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roller
roller arm
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敏継 石黒
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、積層された用紙を一枚ずつ送り出す給紙装
置に関する。
従来の技術 従来、実開昭62−8240号公報に記載されているよう
に、用紙が積層されたトレーの上方に給紙ローラを支承
する回動レバーをソレノイドに連結して上下回動自在に
設け、ソレノイドの動作により回動レバーを回動させて
給紙ローラを用紙に接触させ、給紙ローラを逆転させて
最上層の用紙を給紙方向とは逆方向に戻してその先端の
両側をトレー内の分離爪から外し、この直後に給紙ロー
ラを正転させて最上層の用紙を給紙方向に送り出して搬
送ローラに受け渡し、ソレノイドへの通電を遮断しスプ
リングの付勢力により回動レバーを上昇させて給紙ロー
ラを用紙から離反させる動作を繰り返す給紙装置があ
る。
発明が解決しようとする課題 実開昭62−8240号公報に記載された考案は、給紙ロー
ラを用紙に接離させるためにスプリングとソレノイドと
を必要とし、また、給紙ローラを駆動するモータとソレ
ノイドとをタイミングを定めて動作させる制御を必要と
するため、構造が複雑化及び大型化する問題がある。
このようなことから、実開昭60−69245号公報に見ら
れるように、正逆転する駆動輪体の回転方向に連れ回り
するようにローラアームを設け、このローラアームに給
紙ローラを取り付け、駆動輪体の回転方向の切替のみで
給紙ローラを用紙に接離するようにしたものが存する。
しかしながら、この場合には、給紙ローラが用紙から離
反するようにスプリングで復帰方向に付勢しておくこと
が必要であるが、そのスプリングの付勢力により給紙ロ
ーラが用紙に接触する接触圧を充分にとることができ
ず、動作の安定性がないと云う問題がある。
課題を解決するための手段 駆動部に連結されて往復回転する駆動輪体と、この駆
動輪体の軸心と同軸上で回転自在に支承されたローラー
アームと、このローラーアームに回転自在に支承されて
積層された用紙に対向する給紙ローラと、この給紙ロー
ラと前記駆動輪体とを連結する伝動手段と、前記駆動輪
体又は前記給紙ローラと前記ローラーアームの側面との
間を摩擦力をもって連結する摩擦連結手段と、固定部と
ローラーアームとに止着された両端のそれぞれの止着点
の間であってこれらの止着点を結ぶ直線よりも用紙側に
前記ローラーアームの回動中心を位置させて張設された
引張スプリングとよりなる。
また、摩擦連結手段としてトルクリミッタを用いた。
作用 駆動輪体の回転を伝動手段により給紙ローラに伝達す
る時に、ローラーアームが駆動輪体又は給紙ローラの摩
擦力を受けて追従して回動するため、給紙ローラを駆動
する駆動輪体の回転方向の切り替えによりローラーアー
ムを往復動させて給紙ローラを用紙に対して接離させる
ことができるものであるが、ローラーアームが用紙方向
に回動する過程では、引張スプリングの両端を結ぶ直線
がローラーアームの回動中心に接近するため、引張スプ
リングの張力から生じてローラーアームを用紙から離反
させる分力は次第に小さくなる。これにより、給紙する
ために駆動輪体を駆動した時に、引張スプリングによる
負荷の影響を小さくすることができる。逆に、ローラー
アームが用紙から離反する過程では、引張スプリングの
両端を結ぶ直線がローラーアームの回動中心から離反す
るため、引張スプリングの張力から生じてローラーアー
ムを用紙から離反させる分力は次第に大きくなる。これ
により、駆動輪体を停止させた時に、ローラーアームを
用紙から離反する位置に安定させることができる。
また、トルクリミッタを用いることにより、駆動輪体
又は給紙ローラの回転力に基づいてローラーアームを回
動させるためのトルクを一定に維持することができる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。1はカセットケースで、第3図ないし第5図に
示すように、このカセットケース1の上面開口の後方半
分が蓋2により閉塞され、このカセットケース1の底部
には、スプリング3により上方に付勢された載置板4が
支点部5を中心に上下回動自在に保持され、両内側には
先端に用紙のコーナを押さえる分離爪6を有するアーム
7が支軸8を中心に回動自在に保持されている。また、
前記カセットケース1の上部には駆動輪体である駆動プ
ーリ9と一体的に回転する駆動軸10が回転自在に設けら
れ、この駆動軸10に回動自在に嵌合されたローラーアー
ム11には、給紙ローラ12を回転自在に保持する支軸13が
設けられている。そして、それぞれ前記駆動プーリ9の
回転を前記給紙ローラ12に伝達する伝達手段としてプー
リ14とベルト15とが設けられている。プーリ14は支軸13
の軸上で給紙ローラ12に連結され、ベルト15は駆動プー
リ9とプーリ14とに巻回されている。なお、駆動プーリ
9の側面とローラーアーム11の側面との間は摩擦連結手
段により連結されている。この摩擦連結手段は、図示し
ないが、例えば、駆動軸10の軸心上で駆動プーリ9とロ
ーラーアーム11との間に挾持されたばね座金等の弾性体
である。
次いで、第1図及び第2図に示すように、前記カセッ
トケース1の先端側の上部には用紙搬送通路16が設けら
れ、この用紙搬送通路16の上部には、モータ(図示せ
ず)に連結された搬送ローラ17とこの搬送ローラ17に弾
発的に接触する押えローラ18とが回転自在に設けられて
いる。さらに、前記ローラーアーム11に一端が止着され
た引張スプリング19の他端が固定部であるピン20に止着
されている。前記ローラーアーム11の回動中心をなす駆
動軸10は、引張スプリング19の両端の止着点の間であっ
てこれらの止着点を結ぶ直線より下方に位置されてい
る。
さらに、第5図に示すように、前記駆動軸10はギヤ群
22を介して駆動部である正逆回転自在のモータ23に連結
されている。
このような構成において、用紙21を載置した載置板4
はスプリング3の付勢力により上方に押圧される。ここ
で、第1図に示す状態からモータ23により駆動プーリ9
を反時計方向に駆動すると給紙ローラ12は反時計方向に
回転する。この時に、第2図に示すように、ローラーア
ーム11は駆動プーリ9の側面に対する摩擦力により反時
計方向に追従回転するため給紙ローラ12が最上層の用紙
21に接触する。これにより、最上層の用紙21が一枚だけ
分離爪6から外されて用紙搬送通路16に送り出され、搬
送ローラ17と押えローラ18とに受け渡される。この後に
モータ23を反転させて駆動プーリ9を時計方向に駆動す
ると、ローラーアーム11は駆動プーリ9の側面に対する
摩擦力により時計方向に追従回転し、給紙ローラ12を用
紙21から離反させる。
以上のように、給紙ローラ12を駆動する駆動プーリ9
によりローラーアーム11を往復動させて給紙ローラ12を
用紙21に対して接離させることができる。これにより、
ローラーアーム11を昇降させるソレノイド等の駆動源を
別個に設ける必要がなく、構造の簡略化と軽量化とを図
ることができる。
さらに、ローラーアーム11が下方に回動する過程で
は、引張スプリング19の両端を結ぶ直線が駆動軸10に接
近するため、引張スプリング19の張力から生じてローラ
ーアーム11を上昇させる分力は次第に小さくなる。これ
により、用紙21を給紙するために駆動ローラ9を反時計
方向に駆動した時に、引張スプリング19による負荷の影
響を小さくすることができる。逆に、ローラーアーム11
が上昇する過程では、引張スプリング19の両端を結ぶ直
線が駆動軸10から離反するため、引張スプリング19の張
力から生じてローラーアーム11を上昇させる分力は次第
に大きくなる。これにより、駆動プーリ9を停止させた
時に、ローラーアーム11を上昇位置に安定させることが
できる。なお、ローラーアーム11の最上昇位置はストッ
パ(図示せず)により定められる。
なお、給紙ローラ12の側面とローラーアーム11の側面
との間にばね座金等の弾性体を設けた場合には、ローラ
ーアーム11を回動させるトルクは、主として給紙ローラ
12から与えられる。
次いで、本発明の他の実施例を第6図ないし第8図に
基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一符号を
用い説明も省略する。本実施例は給紙ローラ12とローラ
ーアーム11の側面との間を摩擦力をもって連結する摩擦
連結手段としてトルクリミッタ24を用いたものである。
このトルクリミッタ24は、前記給紙ローラ12の一端に軸
方向には移動自在で回転方向には回り止めされて嵌合さ
れたハブ25と、このハブ25をローラーアーム11の一側に
向けて付勢するスプリング26と、前記給紙ローラ12の他
端には遊嵌されたリミッタ27,28と、これらのリミッタ2
7,28の間に介装された摩擦板29とよりなる。また、前記
給紙ローラ12には、前記スプリング26の一端を受ける段
部30と、前記リミッタ27のフランジ部を押圧する段部31
とが形成されている。さらに、給紙ローラ12を保持する
支軸13は止め輪32により軸方向の動きが阻止され、前記
リミッタ28はその端面に形成された突起33をローラーア
ーム11の溝34に係合することにより回り止めされてい
る。
このような構成において、リミッタ27,28摩擦板29は
ローラーアーム11の側面と給紙ローラ12の段部31との間
で挾持され、給紙ローラ12の回転力を受けるハブ25はス
プリング26の圧力によりローラーアーム11の一側に圧接
される。これにより、給紙ローラ12が回転すると、ロー
ラーアーム11はハブ25との摩擦力により駆動軸10を中心
とする回動トルクが与えられるが、スプリング26は撓み
量に対する荷重の変化を小さくすることができるため、
給紙ローラ12やハブ25やリミッタ27,28の軸方向の寸法
に誤差が生じても、給紙ローラ12からローラーアーム11
に与える回動トルクを一定の範囲に規制することが容易
である。
発明の効果 本発明は上述のように、駆動部に連結されて往復回転
する駆動輪体と、この駆動輪体の軸心と同軸上で回転自
在に支承されたローラーアームと、このローラーアーム
に回転自在に支承されて積層された用紙に対向する給紙
ローラと、この給紙ローラと前記駆動輪体とを連結する
伝動手段と、前記駆動輪体又は前記給紙ローラと前記ロ
ーラーアームの側面との間を摩擦力をもって連結する摩
擦連結手段と、固定部とローラーアームとに止着された
両端のそれぞれの止着点の間であってこれらの止着点を
結ぶ直線よりも用紙側に前記ローラーアームの回動中心
を位置させて張設された引張スプリングとよりなるの
で、駆動輪体の回転を伝動手段により給紙ローラに伝達
する時に、ローラーアームが駆動輪体又は給紙ローラの
摩擦力を受けて追従して回動するため、給紙ローラを駆
動する駆動輪体の回転方向の切り替えによりローラーア
ームを往復動させて給紙ローラを用紙に対して接離させ
ることができるものであるが、ローラーアームが用紙方
向に回動する過程では、引張スプリングの両端を結ぶ直
線がローラーアームの回動中心に接近するため、引張ス
プリングの張力から生じてローラーアームを用紙から離
反させる分力は次第に小さくなる。これにより、給紙す
るために駆動輪体を駆動した時に、引張スプリングによ
る負荷の影響を小さくすることができる。逆に、ローラ
ーアームが用紙から離反する過程では、引張スプリング
の両端を結ぶ直線がローラーアームの回動中心から離反
するため、引張スプリングの張力から生じてローラーア
ームを用紙から離反させる分力は次第に大きくなる。こ
れにより、駆動輪体を停止させた時に、ローラーアーム
を用紙から離反する位置に安定させることができ、ま
た、トルクリミッタを用いることにより、駆動輪体又は
給紙ローラーの回転力に基づいてローラーアームを回動
させるためのトルクを一定に維持することができる等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は非給紙状態を示す一部の縦断側面図、第2図は
給紙状態を示す一部の縦断側面図、第3図及び第4図は
カセットケースの全体構造とともにローラーアームの動
作を示す縦断側面図、第5図は斜視図、第6図ないし第
8図は本発明の他の実施例を示すもので、第6図は給紙
ローラとトルクリミッタとの支持構造を示す分解斜視
図、第7図はその組立水平断面図、第8図はその斜視図
である。 9……駆動輪体、11……ローラーアーム、12……給紙ロ
ーラ、14,15……伝動手段、19……スプリング及び引張
スプリング、20……固定部、23……駆動部、24……トル
クリミッタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部に連結されて往復回転する駆動輪体
    と、この駆動輪体の軸心と同軸上で回転自在に支承され
    たローラーアームと、このローラーアームに回転自在に
    支承されて積層された用紙に対向する給紙ローラと、こ
    の給紙ローラと前記駆動輪体とを連結する伝動手段と、
    前記駆動輪体又は前記給紙ローラと前記ローラーアーム
    の側面との間を摩擦力をもって連結する摩擦連結手段
    と、固定部とローラーアームとに止着された両端のそれ
    ぞれの止着点の間であってこれらの止着点を結ぶ直線よ
    りも用紙側に前記ローラーアームの回動中心を位置させ
    て張設された引張スプリングとよりなることを特徴とす
    る給紙装置。
  2. 【請求項2】摩擦連結手段としてトルクリミッタを用い
    たことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
JP2280296A 1990-07-13 1990-10-18 給紙装置 Expired - Lifetime JP2554394B2 (ja)

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JP2-186356 1990-07-13
JP18635690 1990-07-13

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JPH04179635A JPH04179635A (ja) 1992-06-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP6210302B2 (ja) * 2013-12-11 2017-10-11 ブラザー工業株式会社 給送装置及び画像記録装置
JP6102712B2 (ja) * 2013-12-11 2017-03-29 ブラザー工業株式会社 給送装置及び画像記録装置

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