JPH0664639A - パネルの連結構造 - Google Patents
パネルの連結構造Info
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- JPH0664639A JPH0664639A JP5012889A JP1288993A JPH0664639A JP H0664639 A JPH0664639 A JP H0664639A JP 5012889 A JP5012889 A JP 5012889A JP 1288993 A JP1288993 A JP 1288993A JP H0664639 A JPH0664639 A JP H0664639A
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- panel
- fold line
- ear
- assembly
- slit
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D71/00—Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans or pop bottles; Bales of material
- B65D71/06—Packaging elements holding or encircling completely or almost completely the bundle of articles, e.g. wrappers
- B65D71/12—Packaging elements holding or encircling completely or almost completely the bundle of articles, e.g. wrappers the packaging elements, e.g. wrappers being formed by folding a single blank
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2571/00—Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans, pop bottles; Bales of material
- B65D2571/00123—Bundling wrappers or trays
- B65D2571/00129—Wrapper locking means
- B65D2571/00135—Wrapper locking means integral with the wrapper
- B65D2571/00154—Wrapper locking means integral with the wrapper interlocked
- B65D2571/0016—Wrapper locking means integral with the wrapper interlocked by tabs protruding from one end and co-operating with openings at the other end
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packages (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 組立用耳部を抜けないように組み立てるパネ
ル組立装置を提供する。 【構成】 パネルの連結構造において、第一のパネル1
0は組立用耳部14を有し、第二のパネル12は、端縁
12aとほぼ平行に延びる折目線30を有するととも
に、折目線30に沿うように延びる組立用スリット28
を有し、組立用耳部14は第一パネル10の端縁16か
ら突出する本体部分18と、本体部分18の一方の側縁
に折り曲げ自在に連設される抜止用耳部20とを有し、
一方の側縁と折目線30との間の部分であるフラップ部
32は、第二パネル12に対してほぼ直立した状態に折
目線30に沿って折り曲げられ、組立用耳部14は抜止
用耳部20を本体部分18に折り重ねることにより組立
用スリット28に挿入され、抜止用耳部20は本体部分
18から離れる方向へ折り戻されて直立状態のフラップ
部66と係合するように構成される。
ル組立装置を提供する。 【構成】 パネルの連結構造において、第一のパネル1
0は組立用耳部14を有し、第二のパネル12は、端縁
12aとほぼ平行に延びる折目線30を有するととも
に、折目線30に沿うように延びる組立用スリット28
を有し、組立用耳部14は第一パネル10の端縁16か
ら突出する本体部分18と、本体部分18の一方の側縁
に折り曲げ自在に連設される抜止用耳部20とを有し、
一方の側縁と折目線30との間の部分であるフラップ部
32は、第二パネル12に対してほぼ直立した状態に折
目線30に沿って折り曲げられ、組立用耳部14は抜止
用耳部20を本体部分18に折り重ねることにより組立
用スリット28に挿入され、抜止用耳部20は本体部分
18から離れる方向へ折り戻されて直立状態のフラップ
部66と係合するように構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本発明は1対の板状部
材、すなわちパネル特に被包装品の外囲を囲むように包
装する包装材料の底部を形成する1対のパネルを組み合
せて抜けないように維持するパネルの連結構造に関す
る。
材、すなわちパネル特に被包装品の外囲を囲むように包
装する包装材料の底部を形成する1対のパネルを組み合
せて抜けないように維持するパネルの連結構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の包装材料のパネルを連結する技
術として、厚紙で作られた包装材料の一方の端部に打抜
形成され、この包装材料の反対側の端部に対応するよう
に打抜形成された穴に挿入される組立用耳部は周知であ
り、例えば米国特許第4,093,116号に開示され
ている。また、別種の従来技術として、米国特許第1,
108,464号、第3,191,845号、および第
3,497,924号にそれぞれ開示されており、その
パネル組立装置は組立用耳部の抜止め用耳部を組立用耳
部挿入用の穴に挿入する前又は挿入する時に180゜折
り曲げて前記組立用耳部の本体部分すなわち主要部分に
面接触させるものである。
術として、厚紙で作られた包装材料の一方の端部に打抜
形成され、この包装材料の反対側の端部に対応するよう
に打抜形成された穴に挿入される組立用耳部は周知であ
り、例えば米国特許第4,093,116号に開示され
ている。また、別種の従来技術として、米国特許第1,
108,464号、第3,191,845号、および第
3,497,924号にそれぞれ開示されており、その
パネル組立装置は組立用耳部の抜止め用耳部を組立用耳
部挿入用の穴に挿入する前又は挿入する時に180゜折
り曲げて前記組立用耳部の本体部分すなわち主要部分に
面接触させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、組立用耳部
をこの耳部を挿入すべき穴に比較的滑らかに挿入して係
合させることによりパネルを抜けないように組み立てる
パネル組立装置を提供することにある。
をこの耳部を挿入すべき穴に比較的滑らかに挿入して係
合させることによりパネルを抜けないように組み立てる
パネル組立装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第一のパネル(10)と第二のパネル
(12)とを連結するパネルの連結構造において、前記
第一のパネル(10)は組立用耳部(14)を有し、前
記第二のパネル(12)は、その端縁(12a)とほぼ
平行に延びる折目線(30)を有するとともに、この折
目線(30)にほぼ沿うように延びる組立用スリット
(28)を有し、前記組立用耳部(14)は前記第一パ
ネル(10)の端縁(16)から突出する本体部分(1
8)と、この本体部分(18)の一方の側縁に折り曲げ
自在に連設される抜止用耳部(20)とを有し、この本
体部分(18)の一方の側縁と前記折目線(30)との
間の部分であるフラップ部(66)は、前記第二パネル
(12)に対してほぼ直立した状態に前記折目線(3
0)に沿って折り曲げられ、前記組立用耳部(14)は
その抜止用耳部(20)を前記本体部分(18)に折り
重ねることにより前記組立用スリット(28)に挿入さ
れ、前記抜止用耳部(20)は前記本体部分(18)か
ら離れる方向へ折り戻されて前記直立状態のフラップ部
(32)と係合していることを特徴とするものである。
に、本発明は、第一のパネル(10)と第二のパネル
(12)とを連結するパネルの連結構造において、前記
第一のパネル(10)は組立用耳部(14)を有し、前
記第二のパネル(12)は、その端縁(12a)とほぼ
平行に延びる折目線(30)を有するとともに、この折
目線(30)にほぼ沿うように延びる組立用スリット
(28)を有し、前記組立用耳部(14)は前記第一パ
ネル(10)の端縁(16)から突出する本体部分(1
8)と、この本体部分(18)の一方の側縁に折り曲げ
自在に連設される抜止用耳部(20)とを有し、この本
体部分(18)の一方の側縁と前記折目線(30)との
間の部分であるフラップ部(66)は、前記第二パネル
(12)に対してほぼ直立した状態に前記折目線(3
0)に沿って折り曲げられ、前記組立用耳部(14)は
その抜止用耳部(20)を前記本体部分(18)に折り
重ねることにより前記組立用スリット(28)に挿入さ
れ、前記抜止用耳部(20)は前記本体部分(18)か
ら離れる方向へ折り戻されて前記直立状態のフラップ部
(32)と係合していることを特徴とするものである。
【0005】前記のパネルの連結構造の構成において、
前記折目線(30)は中断部により2本に分割されてお
り、前記組立用スリット(28)が前記中断部に配され
て前記中断部を埋めることにより前記分割された折目線
を一本につないでいることが好ましい。
前記折目線(30)は中断部により2本に分割されてお
り、前記組立用スリット(28)が前記中断部に配され
て前記中断部を埋めることにより前記分割された折目線
を一本につないでいることが好ましい。
【0006】また、本発明のパネルの連結構造では、前
記組立用スリット(28)は浅いV字形組立スリットの
両腕部(34,36)が前記分割された折目線のおのお
のの部分に接しており、さらに、前記組立用スリット
(28)はその両腕部(34,36)の交差点を前記第
二パネル(12)の端縁(12a)に向けた状態で前記
フラップ部(32)内に延在していることが好ましい。
記組立用スリット(28)は浅いV字形組立スリットの
両腕部(34,36)が前記分割された折目線のおのお
のの部分に接しており、さらに、前記組立用スリット
(28)はその両腕部(34,36)の交差点を前記第
二パネル(12)の端縁(12a)に向けた状態で前記
フラップ部(32)内に延在していることが好ましい。
【0007】さらに、本発明のパネルの連結構造では、
前記V字形の組立用スリットはその両腕部の長さが異な
る非対称であることが好ましいものである。
前記V字形の組立用スリットはその両腕部の長さが異な
る非対称であることが好ましいものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるパネルの連結構造の一実
施例について添付の図面を参照して説明する。図1は実
施例によるパネルの連結構造を具備し、この連結構造に
より連結される1対のパネルの斜視図でありる。この実
施例では、この1対のパネルは組み合わされて包装材料
の面を形成するものである。1対のパネルの一方のパネ
ルは組立用耳部を含み、この1対のパネルの他方のパネ
ルは組立用スリットを含んでいる。ここで、第2図は第
1図のパネルの組立直前の、抜止用耳部を半ば折り曲げ
た状態の斜視図である。第3図は前記パネルを第2図に
示した状態から180゜回転させて裏返し、この状態で
パネルを組み合わせて抜止用耳部を直立させた時の斜視
図である。
施例について添付の図面を参照して説明する。図1は実
施例によるパネルの連結構造を具備し、この連結構造に
より連結される1対のパネルの斜視図でありる。この実
施例では、この1対のパネルは組み合わされて包装材料
の面を形成するものである。1対のパネルの一方のパネ
ルは組立用耳部を含み、この1対のパネルの他方のパネ
ルは組立用スリットを含んでいる。ここで、第2図は第
1図のパネルの組立直前の、抜止用耳部を半ば折り曲げ
た状態の斜視図である。第3図は前記パネルを第2図に
示した状態から180゜回転させて裏返し、この状態で
パネルを組み合わせて抜止用耳部を直立させた時の斜視
図である。
【0009】第1図乃至第3図において、1対のパネル
からなる第一のパネル10,第二のパネル12は厚紙又
は厚紙のように折り曲げ得る材料で作られ、以下の説明
する連結構造を介して咬み合うように組み合わされる。
対をなすパネルの一方の第一パネル10は組立用耳部1
4を含み、この組立用耳部14はこの第一パネル10の
面内で端縁16から外側に突出し、この突出した部分に
本体部分18およびこのこの本体部分18と一体の抜止
用耳部20を有し、この抜止用耳部20は前記本体部分
18の一方の側縁に折目22に沿って折り曲げ自在に設
けられる。なお、この折目22は第一パネル10の一方
の端縁16に対してほぼ直角である。
からなる第一のパネル10,第二のパネル12は厚紙又
は厚紙のように折り曲げ得る材料で作られ、以下の説明
する連結構造を介して咬み合うように組み合わされる。
対をなすパネルの一方の第一パネル10は組立用耳部1
4を含み、この組立用耳部14はこの第一パネル10の
面内で端縁16から外側に突出し、この突出した部分に
本体部分18およびこのこの本体部分18と一体の抜止
用耳部20を有し、この抜止用耳部20は前記本体部分
18の一方の側縁に折目22に沿って折り曲げ自在に設
けられる。なお、この折目22は第一パネル10の一方
の端縁16に対してほぼ直角である。
【0010】前記抜止用耳部20の後縁24は当該第一
パネル10の端縁16から離間され、組立時に、第二パ
ネル12の組立用スリット28の接合縁と共働する組立
用端縁を形成する。この実施例においては、前記組立用
耳部14の本体部分18は先端部26を含んだ形状であ
り、この先端部26は前記抜止用耳部22より先まで延
びてこのような組立用耳部20を第二パネル12の組立
用スリット28に挿入する時のガイドの作用をする。
パネル10の端縁16から離間され、組立時に、第二パ
ネル12の組立用スリット28の接合縁と共働する組立
用端縁を形成する。この実施例においては、前記組立用
耳部14の本体部分18は先端部26を含んだ形状であ
り、この先端部26は前記抜止用耳部22より先まで延
びてこのような組立用耳部20を第二パネル12の組立
用スリット28に挿入する時のガイドの作用をする。
【0011】一方、第二パネル12にはその端縁12a
とほぼ平行に延びる折目線30が形成され、第二パネル
12は、この折目線30にほぼ沿うように組立用スリッ
ト28を含む。この組立用スリット28は浅いV字形で
あり、このV字形部分はパネル12に、折目線30に沿
って打抜により形成される。この場合、前記折目線30
は連続する線ではなく、中断された部分により2本に分
割されており、前記組立用スリット28が中断部に配さ
れて前記中断部を埋めることにより、折目線30が一本
につながるようになっている。このようにして第二パネ
ル12の端縁12aと折目線30の間はフラップ部32
となっており、従って、このフラップ部32は折目線3
0に沿って折曲自在である。
とほぼ平行に延びる折目線30が形成され、第二パネル
12は、この折目線30にほぼ沿うように組立用スリッ
ト28を含む。この組立用スリット28は浅いV字形で
あり、このV字形部分はパネル12に、折目線30に沿
って打抜により形成される。この場合、前記折目線30
は連続する線ではなく、中断された部分により2本に分
割されており、前記組立用スリット28が中断部に配さ
れて前記中断部を埋めることにより、折目線30が一本
につながるようになっている。このようにして第二パネ
ル12の端縁12aと折目線30の間はフラップ部32
となっており、従って、このフラップ部32は折目線3
0に沿って折曲自在である。
【0012】前記組立用スリット28は浅いV字形の途
切れのない切れ目よりなり、この切れ目は前記フラップ
部32に沿い、前記第二パネル12の端縁の方に、折目
線30に対して鋭角に延びる第一の腕部34と、前記折
目線30まで前記折目線30に対して鋭角をなすように
戻る第二の腕部36と、前記抜止用耳部22の後端24
と共働する前記細長い前フラップ部32の接合縁を形成
する折目線30に沿って延びる端部38とを有する。第
一腕部34、第二腕部36は、その長さが異なる非対称
でそれぞれ分割された折目線30、30とつながってお
り、従って、フラップ部32が第二パネル12の面から
折り曲げられると前記組立用スリット28が開くように
なっている。また、第一腕部34、第二腕部36はの交
差点は、フラップ部32内まで延在していおり、これに
よって、フラップ部32が折り曲げられたときに、外に
向って突出する案内突出部40が形成される。
切れのない切れ目よりなり、この切れ目は前記フラップ
部32に沿い、前記第二パネル12の端縁の方に、折目
線30に対して鋭角に延びる第一の腕部34と、前記折
目線30まで前記折目線30に対して鋭角をなすように
戻る第二の腕部36と、前記抜止用耳部22の後端24
と共働する前記細長い前フラップ部32の接合縁を形成
する折目線30に沿って延びる端部38とを有する。第
一腕部34、第二腕部36は、その長さが異なる非対称
でそれぞれ分割された折目線30、30とつながってお
り、従って、フラップ部32が第二パネル12の面から
折り曲げられると前記組立用スリット28が開くように
なっている。また、第一腕部34、第二腕部36はの交
差点は、フラップ部32内まで延在していおり、これに
よって、フラップ部32が折り曲げられたときに、外に
向って突出する案内突出部40が形成される。
【0013】本実施例は、以上のように構成されるもの
であり、次に、その作用について説明する。第一パネル
10,第二12を抜けないように組み立てるには、ま
ず、抜止用耳部20を折目22にそって中心に180゜
折り曲げて本体部分18の下側に面接触させる。また、
フラップ部32を、折目線30に沿ってパネルの面から
このフラップ部32がほぼ直立した状態になるまで折り
曲げると(第2図参照)前記組立用スリット28が開
く。このように前記抜止用耳部20を折り曲げ終ると、
前記組立用耳部14の折目22からこの折目22に対向
する縁までの(すなわち前記本体部分18の最大幅に対
応する)最大横断寸法が定まるので前記組立用耳部14
を前記組立用スリット28の中に滑り込ませて係合させ
ることができる。すなわち、組立用耳部14は前記組立
用スリット28の中に、前記抜止用耳部の後縁24が通
過するまで、すなわち前記組立用スリット28の接合縁
38を通り過ぎるまで、挿入される。このようにすれ
ば、前記折り曲げられた抜止用耳部20は、妨げられな
い限り、前記厚紙で作られたパネルの弾力によって自動
的にほとんど直立状態まで戻るので、前記対をなす第一
パネル10と第二パネル12に組立時と逆方向の引張力
すなわち前記これらパネル10、12を離間させる方向
の力が加えられた時に、前記折目22の後端又は折目2
2の近傍の後縁24が、背接合縁38に接合する位置に
移動する。したがって、前記抜止用耳部の後縁24とフ
ラップ部32が係合して第一パネル10と第二パネル1
2とを組み合せた状態に維持する。なお、前記組立用耳
部14は案内突出部40と先端部26の共働により、パ
ネルを組み立てる時に、前記組立用スリット28の中に
整合し易くなる。
であり、次に、その作用について説明する。第一パネル
10,第二12を抜けないように組み立てるには、ま
ず、抜止用耳部20を折目22にそって中心に180゜
折り曲げて本体部分18の下側に面接触させる。また、
フラップ部32を、折目線30に沿ってパネルの面から
このフラップ部32がほぼ直立した状態になるまで折り
曲げると(第2図参照)前記組立用スリット28が開
く。このように前記抜止用耳部20を折り曲げ終ると、
前記組立用耳部14の折目22からこの折目22に対向
する縁までの(すなわち前記本体部分18の最大幅に対
応する)最大横断寸法が定まるので前記組立用耳部14
を前記組立用スリット28の中に滑り込ませて係合させ
ることができる。すなわち、組立用耳部14は前記組立
用スリット28の中に、前記抜止用耳部の後縁24が通
過するまで、すなわち前記組立用スリット28の接合縁
38を通り過ぎるまで、挿入される。このようにすれ
ば、前記折り曲げられた抜止用耳部20は、妨げられな
い限り、前記厚紙で作られたパネルの弾力によって自動
的にほとんど直立状態まで戻るので、前記対をなす第一
パネル10と第二パネル12に組立時と逆方向の引張力
すなわち前記これらパネル10、12を離間させる方向
の力が加えられた時に、前記折目22の後端又は折目2
2の近傍の後縁24が、背接合縁38に接合する位置に
移動する。したがって、前記抜止用耳部の後縁24とフ
ラップ部32が係合して第一パネル10と第二パネル1
2とを組み合せた状態に維持する。なお、前記組立用耳
部14は案内突出部40と先端部26の共働により、パ
ネルを組み立てる時に、前記組立用スリット28の中に
整合し易くなる。
【0014】状況によっては、例えば、第一パネル10
と、第二パネル12とが組み立てられて包装箱の底部を
形成し、その上に被包装物品が置かれる場合には、パネ
ル12のフラップ部32と抜止用耳部20とが平らに、
かつ前記1対のパネルを含む面に平行になる。この場合
も、折目22の後端又は近傍の部分の後端24は接合縁
38に接合して前記パネルを組み立てられた状態に維持
する。さらに、前記本体部分18および抜止用耳部20
を含むパネルが2層よりなる材料で作られている場合
は、前記組立用耳部18が前記組立用スリットから抜け
出ることはない。この構造の組立装置では、前記抜止用
耳部の後縁24を前記接合縁38とほぼ平行にして、前
記2枚のパネルの係合を強めるようにするのが好まし
い。
と、第二パネル12とが組み立てられて包装箱の底部を
形成し、その上に被包装物品が置かれる場合には、パネ
ル12のフラップ部32と抜止用耳部20とが平らに、
かつ前記1対のパネルを含む面に平行になる。この場合
も、折目22の後端又は近傍の部分の後端24は接合縁
38に接合して前記パネルを組み立てられた状態に維持
する。さらに、前記本体部分18および抜止用耳部20
を含むパネルが2層よりなる材料で作られている場合
は、前記組立用耳部18が前記組立用スリットから抜け
出ることはない。この構造の組立装置では、前記抜止用
耳部の後縁24を前記接合縁38とほぼ平行にして、前
記2枚のパネルの係合を強めるようにするのが好まし
い。
【図1】第1図は組立てられる1対のパネルの斜視図。
【図2】第2図は第1図のパネルの組立直前の抜止用耳
部が途中まで折り曲げられた時の斜視図。
部が途中まで折り曲げられた時の斜視図。
【図3】第3図は第2図のパネルを180゜回転させて
裏返しにし、前記抜止用耳部を直立させた時の斜視図。
裏返しにし、前記抜止用耳部を直立させた時の斜視図。
10 第一のパネル 12 第二のパネル 12a 端縁 14 組立用耳部 16 端縁 18 本体部分 20 抜止用耳部 22 折目 24 後縁 28 組立用スリット 30 折目線 32 フラップ部 34 第一の腕部 36 第二の腕部
Claims (4)
- 【請求項1】第一のパネル(10)と第二のパネル(1
2)とを連結するパネルの連結構造において、前記第一
のパネル(10)は組立用耳部(14)を有し、前記第
二のパネル(12)は、その端縁(12a)とほぼ平行
に延びる折目線(30)を有するとともに、この折目線
(30)にほぼ沿うように延びる組立用スリット(2
8)を有し、前記組立用耳部(14)は前記第一パネル
(10)の端縁(16)から突出する本体部分(18)
と、この本体部分(18)の一方の側縁に折り曲げ自在
に連設される抜止用耳部(20)とを有し、この本体部
分(18)の一方の側縁と前記折目線(30)との間の
部分であるフラップ部(32)は、前記第二パネル(1
2)に対してほぼ直立した状態に前記折目線(30)に
沿って折り曲げられ、前記組立用耳部(14)はその抜
止用耳部(20)を前記本体部分(18)に折り重ねる
ことにより前記組立用スリット(28)に挿入され、前
記抜止用耳部(20)は前記本体部分(18)から離れ
る方向へ折り戻されて前記直立状態のフラップ部(6
6)と係合していることを特徴とするパネルの連結構
造。 - 【請求項2】前記折目線(30)は中断部により2本に
分割されており、前記組立用スリット(28)が前記中
断部に配されて前記中断部を埋めることにより前記分割
された折目線(30)を一本につないでいることを特徴
とする請求項1に記載のパネルの連結構造。 - 【請求項3】前記組立用スリット(28)は浅いV字形
組立スリットの両腕部(34,36)が前記分割された
折目線のおのおのの部分に接しており、さらに、前記組
立用スリット(28)はその両腕部(34,36)の交
差点を前記第二パネル(12)の端縁(12a)に向け
た状態で前記フラップ部(32)内に延在していること
を特徴とする請求項2に記載のパネルの連結構造。 - 【請求項4】前記V字形の組立用スリット(28)はそ
の両腕部の長さが異なる非対称であることを特徴とする
請求項3に記載のパネルの連結構造。
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