JPH0664638A - ラップ掛け用食品用簡易容器 - Google Patents

ラップ掛け用食品用簡易容器

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JPH0664638A
JPH0664638A JP21440392A JP21440392A JPH0664638A JP H0664638 A JPH0664638 A JP H0664638A JP 21440392 A JP21440392 A JP 21440392A JP 21440392 A JP21440392 A JP 21440392A JP H0664638 A JPH0664638 A JP H0664638A
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JP
Japan
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film
edge
lid
wrapping film
container
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JP21440392A
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English (en)
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JPH0784217B2 (ja
Inventor
Iseo Shibata
伊勢雄 柴田
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AKUTA KK
Akuta KK
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AKUTA KK
Akuta KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 食品用簡易容器におけるラップ掛け時のフィ
ルムの破れを防止するとともに、フィルム取外しの不便
さを解消する手段を提供する。 【構成】 周縁垂下部22の少なくとも一箇所に外方に
張り出した摘み部5を形成し、この摘み部5のエッジ5
aから垂下部22にかけて傾斜面5bを形成した蓋2
を、容器本体1に嵌合した食品用簡易容器で容器全体を
ラップ用フィルムで包むときに、フィルムは傾斜面5b
に沿って摘み部5のエッジ5aに巻き付くかたちになっ
てフィルムに局部的な強い引張力が加わることがなく、
フィルムが破れることはない。容器全体をラップ用フィ
ルムで包んだ状態で、蓋2の摘み部5のエッジ5aと容
器本体1の枠材3との間、あるいは、摘み部5のエッジ
5aと蓋2の周縁の垂下部22との間に間隙ができ、こ
の間隙部に爪先き、楊枝、ペン先等を押し当てるとフィ
ルム容易にが破れて、フィルムを簡単に剥がすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラップ掛けを行う持帰
り用食品等の収納に好適な合成樹脂製食品用簡易容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、実公昭59−118
88号公報に記載されている発泡樹脂製枠体に熱融着に
よって合成樹脂製薄板の底板を熱融着した容器本体に合
成樹脂製薄板からなる蓋を嵌合した食品用簡易容器にお
いて、容器本体に食品を収納して蓋を嵌合した後、蓋が
外れないようにする留めの機能を兼ねて、容器全体をラ
ップ用フィルムで包装することが行われている。
【0003】このラップ用フィルムによる包装は、その
作業自体が簡単で、蓋留めに格別の係止機構も必要とし
ないことから、簡易容器への食品詰め作業面からは重宝
がられている。しかし、その反面、蓋を容器本体から外
しやすくするために蓋の隅に外方に張り出した摘み部を
形成した蓋においては、ラップ用フィルムで容器全体を
包装するときに、外方に張り出した摘みのエッジがフィ
ルムを局部的に強く引っ張るかたちになり、この部分か
らフィルムが破れやすいという問題がある。また、利用
者にとっては包装したフィルムの取外しに手間を要し、
面倒な感じを与えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る食品用簡易容器におけるラップ掛け時のフィルムの破
れを防止するとともに、利用時のフィルムの取外しの不
便さを解消するための手段を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のラップ掛け用食
品用簡易容器は、周縁の垂下部の少なくとも一箇所に外
方に張り出した摘み部を形成し、この摘み部のエッジか
ら垂下部にかけて傾斜面を形成した蓋を、容器本体に嵌
合したことを特徴とする。
【0006】上記の容器において、容器本体は、発泡合
成樹脂または緻密質合成樹脂シートを一体的に成形した
ものや、発泡合成樹脂製の枠材に底板を融着したものを
用いることができる。蓋は発泡合成樹脂または緻密質合
成樹脂シートを一体的に成形したものを用いることがで
きる。容器の平面形状は、四角形、円形、楕円形、その
他の多角形など、とくに限定されない。
【0007】蓋に形成する摘み部は周縁の一箇所で充分
であるが、二箇所以上に形成してもよい。摘み部のエッ
ジから垂下部にかけて形成する傾斜面は、摘み部のエッ
ジから蓋周縁の上縁まで連続させて形成するか、また
は、摘み部のエッジから垂下部の中間高さ位置にかけて
形成するか、いずれでもよい。
【0008】
【作用】本発明の食品用簡易容器においては、蓋の摘み
部のエッジから垂下部にかけて傾斜面が形成されている
ので、容器全体をラップ用フィルムで包むときに、フィ
ルムは傾斜面に沿って摘み部のエッジに巻き付くかたち
になるので、フィルムに局部的な強い引張力が加わるこ
とがない。
【0009】また、包装後のフィルムが、摘み部のエッ
ジと容器本体の枠材との間、あるいは、摘み部のエッジ
と蓋の周縁の垂下部との間に間隙を有することになり、
利用時に爪先き、楊枝、ペン先等を押し当てるとフィル
ムが容易に破れ、容器からフィルムを簡単に剥がすこと
ができる。
【0010】さらに、その包装に際しても、従来と同様
なラップ掛け作業を行うことができ、従来の作業法を何
等変更することなく、簡単なラップ掛けが可能となる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る簡易容器
を示す斜視図であり、図2は容器全体をラップ用フィル
ムで包んだ状態を示す部分断面図である。
【0012】容器本体1は、発泡合成樹脂製の枠材3の
下面に、合成樹脂製の底板4を熱融着により接着したも
のである。
【0013】枠材3は、厚さ3〜5mmの発泡合成樹脂
製の帯状材を四角形に曲げ成形したものであり、外側面
の上部に、上縁と平行な条溝31を形成している。
【0014】底板4は、薄い合成樹脂シートを成形した
ものである。なお、この底板4には仕切りを設けること
もできる。
【0015】蓋2は、薄い合成樹脂シートを成形したも
ので、周縁21の垂下部22に、枠材3の外側面に形成
された条溝31に嵌合する凹部23を形成している。こ
の凹部23は、周縁21の全周に形成してもよいが、各
辺の中央部と隅部のみでも充分である。
【0016】この蓋2において、蓋体2の隅の一箇所
に、垂下部22の下部を外方に張り出して摘み部5を一
体的に形成している。
【0017】この摘み部5は、張り出したエッジ5aは
他の部分の垂下部の下端と連続し、上面は他の部分の垂
下部と連続しかつ斜めに傾斜して隅部の上縁に連続して
いる。このように本実施例においては、摘み部5を張り
出したうえに、摘み部5の上面を傾斜面5bとして上縁
に連続させているので、図2に示すように容器全体をラ
ップ用フィルムFで包んだときに、フィルムFは傾斜面
5bに沿って摘み部5のエッジ5aに巻き付き、かつ、
摘み部5のエッジ5aと容器本体1の枠材3との間に間
隙Sができる。
【0018】したがって、容器全体をラップ用フィルム
Fで包むときにフィルムFに局部的な強い引張力が加わ
ることがなく、フィルムFが破れることはない。また、
包装した後において通常の状態ではフィルムFは破れる
ことはないが、間隙S部のフィルムFに爪先き、楊枝、
ペン先等を押し当てるとフィルムFが容易に破れるの
で、利用時にはフィルムFを容器から簡単に剥がすこと
ができる。
【0019】図3は、本発明の第2の実施例における容
器全体をラップ用フィルムで包んだ状態を示す部分断面
図である。
【0020】本実施例は、蓋2の周縁の垂下部22の一
箇所に外方に張り出した摘み部6を形成し、この摘み部
6のエッジ6aから垂下部22の中間高さ位置にかけて
傾斜面6bを形成したものである。この中間高さ位置は
とくに限定されるものではなく、本実施例の場合は、凹
溝23の下側部分に傾斜面6bを形成している。
【0021】本実施例の場合も第1の実施例の場合と同
様に、容器全体をラップ用フィルムFで包んだときに、
フィルムFは傾斜面6bに沿って摘み部6のエッジ6a
に巻き付き、かつ、摘み部6のエッジ6aと容器本体1
の枠材3との間に間隙Saができ、さらに、摘み部6の
エッジ6aと蓋2の垂下部22との間に間隙Sbができ
るので、容器全体をラップ用フィルムFで包むときにフ
ィルムFが破れることはなく、また、間隙Sa部または
間隙Sb部のフィルムFに爪先き、楊枝、ペン先等を押
し当てるとフィルムFが容易に破れ、利用時にはフィル
ムFを容器から簡単に剥がすことができる。。
【0022】
【発明の効果】本発明のラップ掛け食品用簡易容器によ
れば以下の効果を奏する。
【0023】蓋の摘み部のエッジから垂下部にかけて
傾斜面が形成されているので、容器全体をラップ用フィ
ルムで包むときに、フィルムは傾斜面に沿って摘み部の
エッジに巻き付くかたちになってフィルムに局部的な強
い引張力が加わることがなく、フィルムが破れることは
ない。
【0024】容器をラップ用フィルムで包装した後の
蓋の摘み部のエッジと容器本体の枠材との間、あるい
は、摘み部のエッジと蓋の周縁の垂下部との間に間隙部
ができるので、この間隙部に爪先き、楊枝、ペン先等を
押し当てるとフィルムが容易に破れて、フィルムを容器
から簡単に剥がすことができる。
【0025】従来の作業法を何等変更することなく、
従来と同様なラップ掛け作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る簡易容器を示す
斜視図である。
【図2】 図1の実施例の容器全体をラップ用フィルム
で包んだ状態を示す部分断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施例における容器全体をラ
ップ用フィルムで包んだ状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3 枠材 4 底板 5,6 摘み部 5a,6a エッ
ジ 5b,6b 傾斜面 21 周縁 22 垂下部 23 凹部 31 条溝 F ラップ用フィ
ルム S,Sa,Sb 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁の垂下部の少なくとも一箇所に外方
    に張り出した摘み部を形成し、この摘み部のエッジから
    垂下部にかけて傾斜面を形成した蓋を、容器本体に嵌合
    したラップ掛け用食品用簡易容器。
JP21440392A 1992-08-11 1992-08-11 ラップ掛け用食品用簡易容器 Expired - Lifetime JPH0784217B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21440392A JPH0784217B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 ラップ掛け用食品用簡易容器

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JP21440392A JPH0784217B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 ラップ掛け用食品用簡易容器

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Publication Number Publication Date
JPH0664638A true JPH0664638A (ja) 1994-03-08
JPH0784217B2 JPH0784217B2 (ja) 1995-09-13

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ID=16655219

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JP21440392A Expired - Lifetime JPH0784217B2 (ja) 1992-08-11 1992-08-11 ラップ掛け用食品用簡易容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001192003A (ja) * 2000-01-13 2001-07-17 Prima Meat Packers Ltd 食品包装容器
JP2010006469A (ja) * 2008-05-30 2010-01-14 Fp Corp 包装用容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52171540U (ja) * 1976-06-17 1977-12-27
JPS56135411U (ja) * 1980-03-11 1981-10-14
JPS6162811U (ja) * 1984-09-29 1986-04-28
JPS62174072U (ja) * 1986-04-23 1987-11-05

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JPH0784217B2 (ja) 1995-09-13

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